JPH0657706A - 人工芝構造体及びそれによる施工法 - Google Patents
人工芝構造体及びそれによる施工法Info
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- JPH0657706A JPH0657706A JP23421892A JP23421892A JPH0657706A JP H0657706 A JPH0657706 A JP H0657706A JP 23421892 A JP23421892 A JP 23421892A JP 23421892 A JP23421892 A JP 23421892A JP H0657706 A JPH0657706 A JP H0657706A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の人工芝に改良を加えることにより、施
工基盤をコンクリート又はアスファルトの仕上げ面に整
備する必要もなく、また急斜面、軟弱地盤であっても、
比較的容易に施工できるようにするにある。 【構成】 人工芝構造体として、人工芝と強力な透水性
シートとから構成される袋状体又は筒状体の内部に流動
性の固形充填物を充填したもの、人工芝を筒状に織製さ
れた強力な透水性シートの表面に縫着した構成の袋状体
又は筒状体の内部に流動性の固形充填物を充填したも
の、全体を人工芝で構成した袋状体又は筒状体内部に流
動性の固形物を充填したもの。扁平状の袋状体の複数を
連綴した人工芝構造体群に対し、現場において各人工芝
構造体毎に充填物を充填する施工法、及び長尺の筒状の
人工芝構造物に対し、現場において充填物を充填すると
ともに、このような人工芝構造物を順次並べる施工法。
工基盤をコンクリート又はアスファルトの仕上げ面に整
備する必要もなく、また急斜面、軟弱地盤であっても、
比較的容易に施工できるようにするにある。 【構成】 人工芝構造体として、人工芝と強力な透水性
シートとから構成される袋状体又は筒状体の内部に流動
性の固形充填物を充填したもの、人工芝を筒状に織製さ
れた強力な透水性シートの表面に縫着した構成の袋状体
又は筒状体の内部に流動性の固形充填物を充填したも
の、全体を人工芝で構成した袋状体又は筒状体内部に流
動性の固形物を充填したもの。扁平状の袋状体の複数を
連綴した人工芝構造体群に対し、現場において各人工芝
構造体毎に充填物を充填する施工法、及び長尺の筒状の
人工芝構造物に対し、現場において充填物を充填すると
ともに、このような人工芝構造物を順次並べる施工法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木工事などにおける
道路又は河川敷、その周辺の整備工事、土地造成、傾斜
面を覆土しての緑化、さらには遊園地、公園などの散歩
路、ゴルフ場の歩経路などに適した人工芝構造体及びそ
れによる施工法に関するものである。
道路又は河川敷、その周辺の整備工事、土地造成、傾斜
面を覆土しての緑化、さらには遊園地、公園などの散歩
路、ゴルフ場の歩経路などに適した人工芝構造体及びそ
れによる施工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の人工芝は、ポリプロピレン100
0Dr経22本/吋×緯24本/吋、あるいはポリプロピ
レン600Drの経25本/吋×1000Dr緯25本/吋
の織組基布に対し、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナ
イロン、塩化ビニリデンなどからなる繊維束(パイル
糸)をタフト機によって植毛し、この植毛した織組基布
の裏側から、順次ゴムなどからなる接着層及びナイロン
などからなる補強基布を積層し結合した構成のものであ
って、その製織幅は、一般的には、3.6m幅で長さ2
0m〜30mであるが、使用目的に応じて適宜の幅にス
リット仕上げし、これを切断したものが使用される。こ
のような人工芝を用いた施工法としては、地表面を平ら
に地均らし、この上に敷設し、人工芝の表面に砂を散布
していた。
0Dr経22本/吋×緯24本/吋、あるいはポリプロピ
レン600Drの経25本/吋×1000Dr緯25本/吋
の織組基布に対し、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナ
イロン、塩化ビニリデンなどからなる繊維束(パイル
糸)をタフト機によって植毛し、この植毛した織組基布
の裏側から、順次ゴムなどからなる接着層及びナイロン
などからなる補強基布を積層し結合した構成のものであ
って、その製織幅は、一般的には、3.6m幅で長さ2
0m〜30mであるが、使用目的に応じて適宜の幅にス
リット仕上げし、これを切断したものが使用される。こ
のような人工芝を用いた施工法としては、地表面を平ら
に地均らし、この上に敷設し、人工芝の表面に砂を散布
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の人
工芝による施工にあっては、人工芝の表面に、施工地面
の状態が表れるところから、下地基盤となるものがコン
クリート、又はアスファルト面である場合は、その面が
仕上げ面に整備されていることが必要であり、地面であ
っても、砂などを徹いて平らに仕上げることが必要であ
る。さもないと、人工芝の表面が地下基盤によって凸凹
現象を生ずるものであった。又、従来の人工芝を傾斜地
等の道路に敷設すると、長手方向に伸びが大きくなって
皺を生ずることになり、このような場所での施工には適
さないものであった。
工芝による施工にあっては、人工芝の表面に、施工地面
の状態が表れるところから、下地基盤となるものがコン
クリート、又はアスファルト面である場合は、その面が
仕上げ面に整備されていることが必要であり、地面であ
っても、砂などを徹いて平らに仕上げることが必要であ
る。さもないと、人工芝の表面が地下基盤によって凸凹
現象を生ずるものであった。又、従来の人工芝を傾斜地
等の道路に敷設すると、長手方向に伸びが大きくなって
皺を生ずることになり、このような場所での施工には適
さないものであった。
【0004】このことから、土木工事造成工事等におい
て、例えば施工面が急斜面であったり、軟弱基盤個所で
あったりするような場合には、従来の人工芝を施工に採
用するという発想はなく、ブロック積み、又は石垣積み
の施工がなされていたところから、作業能率が上がら
ず、コスト的にも高くなるものであった。特に、最近に
至っては、天然芝の保護のために、使用する農薬問題が
表面化し、環境整備に対する問題が生じてきた。本発明
は、このような問題点を解決すべく種々研究し検討した
結果、創出されたもので、その目的とするところは、従
来の人工芝に改良を加えることにより、施工基盤をコン
クリート又はアスファルトの仕上げ面に整備する必要も
なく、また急傾斜面、軟弱地盤であっても比較的容易に
施工できるようにするにある。
て、例えば施工面が急斜面であったり、軟弱基盤個所で
あったりするような場合には、従来の人工芝を施工に採
用するという発想はなく、ブロック積み、又は石垣積み
の施工がなされていたところから、作業能率が上がら
ず、コスト的にも高くなるものであった。特に、最近に
至っては、天然芝の保護のために、使用する農薬問題が
表面化し、環境整備に対する問題が生じてきた。本発明
は、このような問題点を解決すべく種々研究し検討した
結果、創出されたもので、その目的とするところは、従
来の人工芝に改良を加えることにより、施工基盤をコン
クリート又はアスファルトの仕上げ面に整備する必要も
なく、また急傾斜面、軟弱地盤であっても比較的容易に
施工できるようにするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にあっては、従来の人工芝と強力な透水性
シートをもって袋状体又は筒状体を構成するとともに、
これらの内部に流動性の固形充填物を充填して人工芝構
造体を構成し、またこのような人工芝構造体の単位体の
複数を連綴した人工芝構造体群を用いて、又は長尺の筒
状の人工芝構造体を並べて施工することにより問題点の
解決を図っている。すなわち、本発明は、 織組又は編組基布に複数の繊維束を植毛するととも
にその裏側にゴム層を設けてなる人工芝と、強力な透水
性シートとからなる袋状体、または筒状体に対し、その
内部に流動性の固形充填物を充填した構成をとってお
り、 上記構成の人工芝を、筒状に織製された強力な透水
性シートの外面に、その長さ方向にして周方向に半分を
越える程度縫着することにより、袋状体又は筒状体を構
成するとともに、その内部に、流動性の固形充填物を充
填した構成をとっており、 上記構成の人工芝をもって、その繊維束の植毛側を
外面になるように袋状体又は筒状体を構成するととも
に、その内部に、流動性の固形充填物を充填した構成を
とっている。さらに、 上記構成の人工芝と強力な透水性シートとより構成
され、人工芝側に流出防止弁付き投入口を有する扁平状
の単位人工芝構造体をしてその複数が連綴されて構成さ
れた人工基構造体群を、土木工事、造成工事等の現場に
おける施工場所に展開するとともに、施工場所の状態に
応じて、各人工芝構造体毎に、流動性の固形充填物を適
宜充填することにより施工現場の状況に応じた施工をと
っており、 上記構成の人工芝を、筒状に織製した強力な透水性
シートの外面に、その長さ方向にして周方向に半分を越
える程度、縫着して構成した人工芝構造体の長尺物に対
し、土木工事、造成工事等の現場における傾斜面におい
て、その長尺物の内部に、流動性のコンクリートを充填
するとともに、これを人工芝側が外部になるように順次
並べて傾斜面を保護するようにした施工をとっている。
めに、本発明にあっては、従来の人工芝と強力な透水性
シートをもって袋状体又は筒状体を構成するとともに、
これらの内部に流動性の固形充填物を充填して人工芝構
造体を構成し、またこのような人工芝構造体の単位体の
複数を連綴した人工芝構造体群を用いて、又は長尺の筒
状の人工芝構造体を並べて施工することにより問題点の
解決を図っている。すなわち、本発明は、 織組又は編組基布に複数の繊維束を植毛するととも
にその裏側にゴム層を設けてなる人工芝と、強力な透水
性シートとからなる袋状体、または筒状体に対し、その
内部に流動性の固形充填物を充填した構成をとってお
り、 上記構成の人工芝を、筒状に織製された強力な透水
性シートの外面に、その長さ方向にして周方向に半分を
越える程度縫着することにより、袋状体又は筒状体を構
成するとともに、その内部に、流動性の固形充填物を充
填した構成をとっており、 上記構成の人工芝をもって、その繊維束の植毛側を
外面になるように袋状体又は筒状体を構成するととも
に、その内部に、流動性の固形充填物を充填した構成を
とっている。さらに、 上記構成の人工芝と強力な透水性シートとより構成
され、人工芝側に流出防止弁付き投入口を有する扁平状
の単位人工芝構造体をしてその複数が連綴されて構成さ
れた人工基構造体群を、土木工事、造成工事等の現場に
おける施工場所に展開するとともに、施工場所の状態に
応じて、各人工芝構造体毎に、流動性の固形充填物を適
宜充填することにより施工現場の状況に応じた施工をと
っており、 上記構成の人工芝を、筒状に織製した強力な透水性
シートの外面に、その長さ方向にして周方向に半分を越
える程度、縫着して構成した人工芝構造体の長尺物に対
し、土木工事、造成工事等の現場における傾斜面におい
て、その長尺物の内部に、流動性のコンクリートを充填
するとともに、これを人工芝側が外部になるように順次
並べて傾斜面を保護するようにした施工をとっている。
【0006】
【実施例】以下、本発明の人工芝構造体の実施例を図面
に基づいて説明し、次いで人工芝構造体による施工法を
説明する。先ず、従来の人工芝(a)を説明すると、こ
の人工芝(a)は図14に示すように織組基布(1)に
対して複数の繊維束(2)をタフト機によって植毛し、
この植毛した基布(1)の裏面にゴムをコーテング
(3)したものである。織組基布(1)としては、ポリ
プロピレン1000Drの経22本/吋×緯24本/吋
か、ポリプロピレン600Drの経25本/吋×1000
Dr緯25本/吋のものであり、また植毛の繊維束(2)
はポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、塩化ビニ
リデンなどのフラットヤーンからなるものであって、6
000〜10000Dr相当の撚糸である。
に基づいて説明し、次いで人工芝構造体による施工法を
説明する。先ず、従来の人工芝(a)を説明すると、こ
の人工芝(a)は図14に示すように織組基布(1)に
対して複数の繊維束(2)をタフト機によって植毛し、
この植毛した基布(1)の裏面にゴムをコーテング
(3)したものである。織組基布(1)としては、ポリ
プロピレン1000Drの経22本/吋×緯24本/吋
か、ポリプロピレン600Drの経25本/吋×1000
Dr緯25本/吋のものであり、また植毛の繊維束(2)
はポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、塩化ビニ
リデンなどのフラットヤーンからなるものであって、6
000〜10000Dr相当の撚糸である。
【0007】本発明の人工芝構造体(A)は、図1に示
すものにあっては、従来の人工芝(a)と強力な透水性
シート(b)とから、その周縁を縫着又はワイヤー止め
することによって袋状体、又は筒状体を構成するもの
で、その内部に流動性の固形充填物(c)を充填したも
のであり、強力な透水性シート(b)としては例えばポ
リプロピレンフラットヤーンクロスを用いる。このポリ
プロピレンフラットヤーンクロスとしては、1000Dr
位のフラットヤーンであって、打込密度が経12本/吋
×緯14本/吋程度の原反強度に相当するものであり、
目的に応じては、さらに強度が要求される個所には、ポ
リプロピレン1500Dr相当のフラットヤーンで、経1
2本/吋×緯17本/吋相当の強力なものを使用する場
合もある。充填物(c)としては、主として土砂である
が、コンクリート材であってもよく、その他土砂とゴム
チップ、又は土砂と合成樹脂の再生材を混合したもの、
あるいは混粘したものであってもよい。
すものにあっては、従来の人工芝(a)と強力な透水性
シート(b)とから、その周縁を縫着又はワイヤー止め
することによって袋状体、又は筒状体を構成するもの
で、その内部に流動性の固形充填物(c)を充填したも
のであり、強力な透水性シート(b)としては例えばポ
リプロピレンフラットヤーンクロスを用いる。このポリ
プロピレンフラットヤーンクロスとしては、1000Dr
位のフラットヤーンであって、打込密度が経12本/吋
×緯14本/吋程度の原反強度に相当するものであり、
目的に応じては、さらに強度が要求される個所には、ポ
リプロピレン1500Dr相当のフラットヤーンで、経1
2本/吋×緯17本/吋相当の強力なものを使用する場
合もある。充填物(c)としては、主として土砂である
が、コンクリート材であってもよく、その他土砂とゴム
チップ、又は土砂と合成樹脂の再生材を混合したもの、
あるいは混粘したものであってもよい。
【0008】図2に示す人工芝構造体(A’)は、人工
芝(a’)をポリプロピレンフラットヤーンを筒状に織
製した強力な透水性シート(b’)に、筒状、袋状にな
るように外面に、その長さ方向にして周方向に半分を越
える程度縫着したものである。図3に示す人工芝構造体
(A”)は、人工芝(a”)の織組基布(1”)に繊維
束(2”)を植毛し、この植毛された繊組基布(1”)
の裏面にゴム層を設けたもので、この人工芝(a”)を
全面的に活用したもので、上面側においては、繊組基布
(1”)の下面にゴムコーテング層(3”)が形成され
ている。図4に示すものは、人工芝構造(a)及び
(a’)を袋状体として使用する場合の断面図であり、
図5に示すものは人工芝構造体(a)及び(a’)を筒
状体として使用する場合の断面図である。以上のような
人工芝構造体(A)、(A’)、(A”)の内部に流動
性の固形充填物(c)を充填したものは、その大きさを
特に限定するものではないが、人工芝構造体(A)、
(A’)の袋状体の標準的な大きさのものとしては、6
0cm×50cm×5cm程度のものであれば、充填物(c)
を充填した重量としては30kg〜60kg位のものであ
る。人工芝構造体(A)、(A’)は、図6に示すよう
な袋状体の形状のものが標準的であるが、図7に示すよ
うに筒状体であってもよい。人工芝構造体(A”)の場
合には、図8に示すように円錐状、ボックス状であって
もよい。さらには、土木工事、造成工事等の現場、例え
ば傾斜地などの防止工事において採用する場合は、充填
物の土砂、コンクリート等は100kg以上1000kg程
度を必要とし、この場合、人工芝構造体(A)、
(A’)と充填物(c)とが一体化かさせる工法がとら
れる。
芝(a’)をポリプロピレンフラットヤーンを筒状に織
製した強力な透水性シート(b’)に、筒状、袋状にな
るように外面に、その長さ方向にして周方向に半分を越
える程度縫着したものである。図3に示す人工芝構造体
(A”)は、人工芝(a”)の織組基布(1”)に繊維
束(2”)を植毛し、この植毛された繊組基布(1”)
の裏面にゴム層を設けたもので、この人工芝(a”)を
全面的に活用したもので、上面側においては、繊組基布
(1”)の下面にゴムコーテング層(3”)が形成され
ている。図4に示すものは、人工芝構造(a)及び
(a’)を袋状体として使用する場合の断面図であり、
図5に示すものは人工芝構造体(a)及び(a’)を筒
状体として使用する場合の断面図である。以上のような
人工芝構造体(A)、(A’)、(A”)の内部に流動
性の固形充填物(c)を充填したものは、その大きさを
特に限定するものではないが、人工芝構造体(A)、
(A’)の袋状体の標準的な大きさのものとしては、6
0cm×50cm×5cm程度のものであれば、充填物(c)
を充填した重量としては30kg〜60kg位のものであ
る。人工芝構造体(A)、(A’)は、図6に示すよう
な袋状体の形状のものが標準的であるが、図7に示すよ
うに筒状体であってもよい。人工芝構造体(A”)の場
合には、図8に示すように円錐状、ボックス状であって
もよい。さらには、土木工事、造成工事等の現場、例え
ば傾斜地などの防止工事において採用する場合は、充填
物の土砂、コンクリート等は100kg以上1000kg程
度を必要とし、この場合、人工芝構造体(A)、
(A’)と充填物(c)とが一体化かさせる工法がとら
れる。
【0009】図6に示すような標準的なものである人工
芝構造体(A)又は(A’)は、人工芝(a)又は
(a’)を強力な透水性シート(b)又は(b’)に対
し、その周縁において縫着(4)されるか、ワイヤー止
めされており、その袋体(d)の1つの隅角部には、充
填物(c)の投入口(5)が設けられている。投入口
(5)の代わりに周縁にファスナーを設けてもよい。充
填物(c)としては、土砂、コンクリート材、土砂とゴ
ムチップ、又は土砂と合成樹脂の再生材とを混合したも
の、混粘したものを利用してもよく、図6に示すような
標準的な人工芝構造体(A)又は(A’)に充填物
(c)として、混粘材、硬化材等を用い、その厚さ2cm
〜5cm位の一体化された屋外の敷物として利用すること
ができる(図9)。図7は、図2に示す筒状に織製した
原反の強力な透水性シート(b’)を利用した人工芝構
造体(A’)の一部を断面にて示した全体図であり、こ
の強力な透水性シート(b’)の周囲の1/2に対して
人工芝(a’)を長手方向に縫着したものであり、この
縫着は周囲1/2以上又は全周であってもよい。この筒
状の人工芝構造体(A’)は、その一端部が内部におい
て締括り(6)されており、他端部はその開口部縁に締
紐(7)が設けられている。図10に示すものは、繊維
束(2”)を植毛した繊組基布(1”)を全面的に利用
する図3に示す人工芝構造体(A”)の変形の截頭円錐
筒形のもので、道路の中央分離帯等に利用されるもので
ある。
芝構造体(A)又は(A’)は、人工芝(a)又は
(a’)を強力な透水性シート(b)又は(b’)に対
し、その周縁において縫着(4)されるか、ワイヤー止
めされており、その袋体(d)の1つの隅角部には、充
填物(c)の投入口(5)が設けられている。投入口
(5)の代わりに周縁にファスナーを設けてもよい。充
填物(c)としては、土砂、コンクリート材、土砂とゴ
ムチップ、又は土砂と合成樹脂の再生材とを混合したも
の、混粘したものを利用してもよく、図6に示すような
標準的な人工芝構造体(A)又は(A’)に充填物
(c)として、混粘材、硬化材等を用い、その厚さ2cm
〜5cm位の一体化された屋外の敷物として利用すること
ができる(図9)。図7は、図2に示す筒状に織製した
原反の強力な透水性シート(b’)を利用した人工芝構
造体(A’)の一部を断面にて示した全体図であり、こ
の強力な透水性シート(b’)の周囲の1/2に対して
人工芝(a’)を長手方向に縫着したものであり、この
縫着は周囲1/2以上又は全周であってもよい。この筒
状の人工芝構造体(A’)は、その一端部が内部におい
て締括り(6)されており、他端部はその開口部縁に締
紐(7)が設けられている。図10に示すものは、繊維
束(2”)を植毛した繊組基布(1”)を全面的に利用
する図3に示す人工芝構造体(A”)の変形の截頭円錐
筒形のもので、道路の中央分離帯等に利用されるもので
ある。
【0010】図10に示すものは、図6に示すような標
準的な袋状の人工芝構造体(A)を適宜複数配列し、こ
れを連綴(8)した人工芝構造体群(B)であり、この
場合、人工芝(a)側には流出防止弁の付いた切込み投
入口(9)が設けられている。この人工芝構造体群
(B)は、広幅、長尺の人工芝構造体を縦横に縫着する
ことにより分割形成してもよい。図11に示すものは、
本発明の人工芝構造体(A)の1つの利用形態を示すも
ので、一般的に使用される人工芝(a)を、例えば幅
3.6m長さ20mのものを全面的に使用する場合であ
って、その要所要所に、本発明の人工芝構造体(A)を
人工芝土嚢として配置し、人工芝(a)を地面に押えて
固定している。
準的な袋状の人工芝構造体(A)を適宜複数配列し、こ
れを連綴(8)した人工芝構造体群(B)であり、この
場合、人工芝(a)側には流出防止弁の付いた切込み投
入口(9)が設けられている。この人工芝構造体群
(B)は、広幅、長尺の人工芝構造体を縦横に縫着する
ことにより分割形成してもよい。図11に示すものは、
本発明の人工芝構造体(A)の1つの利用形態を示すも
ので、一般的に使用される人工芝(a)を、例えば幅
3.6m長さ20mのものを全面的に使用する場合であ
って、その要所要所に、本発明の人工芝構造体(A)を
人工芝土嚢として配置し、人工芝(a)を地面に押えて
固定している。
【0011】次に、本発明の人工芝構造体による施工法
について説明する。図6に示すような標準的な袋状体の
人工芝構造体(A)の複数適宜配列し、これを連綴
(8)した図10に示すような人工芝構造体群(B)を
使用した施工法について説明する。土木工事における整
備、土地造成、傾斜面を覆土して緑化等、比較的広い面
積に対して施工する場合、巻回されている人工芝構造体
群(B)を現場において施工傷所を覆うように展開す
る。このように展開された人工芝構造体群(B)に対
し、その現場の状況に応じ、各人工芝構造体(A)の人
工芝側の流出防止弁付き投入口(9)から、そのときの
状態に適する量の流動性の固形充填物(c)を投入充填
し、人工芝の上から押圧してこの充填物(c)を均し、
全体として付近の状況に適合させる。これを要するに、
各人工芝構造体(A)の内部に充填する充填物(c)の
量は、現場の状況に応じて異なるもので、全体として現
場の状況に適合するように均衡を保つものである。この
ような方法にて施工するのであるから、傾斜面などの場
合、一度に多量の充填物の投入は困難でも、標準的な人
工芝構造体(A)には、通常30kg〜60kg位の充填物
(c)が充填されるから、施工がし易くして仕上がりも
よく納まるものである。
について説明する。図6に示すような標準的な袋状体の
人工芝構造体(A)の複数適宜配列し、これを連綴
(8)した図10に示すような人工芝構造体群(B)を
使用した施工法について説明する。土木工事における整
備、土地造成、傾斜面を覆土して緑化等、比較的広い面
積に対して施工する場合、巻回されている人工芝構造体
群(B)を現場において施工傷所を覆うように展開す
る。このように展開された人工芝構造体群(B)に対
し、その現場の状況に応じ、各人工芝構造体(A)の人
工芝側の流出防止弁付き投入口(9)から、そのときの
状態に適する量の流動性の固形充填物(c)を投入充填
し、人工芝の上から押圧してこの充填物(c)を均し、
全体として付近の状況に適合させる。これを要するに、
各人工芝構造体(A)の内部に充填する充填物(c)の
量は、現場の状況に応じて異なるもので、全体として現
場の状況に適合するように均衡を保つものである。この
ような方法にて施工するのであるから、傾斜面などの場
合、一度に多量の充填物の投入は困難でも、標準的な人
工芝構造体(A)には、通常30kg〜60kg位の充填物
(c)が充填されるから、施工がし易くして仕上がりも
よく納まるものである。
【0012】さらに、図2に示すような人工芝(a’)
を筒状に織製した強力な透水性シート(b’)に縫着し
て構成した人工芝構造体(A’)の長尺物に対し、図1
3に示すように土木工事、造成工事等の例えば河川敷に
おける両側の傾斜面、あるいは道路の両側の傾斜面等に
おいて、人工芝(a’)面が外側になるようにして、こ
れの内部に流動性の土砂、コンクリート材等を充填し、
このような状態の人工芝構造体(A’)を順次並べて、
傾斜面を補強し保護する。この場合、縦方向に並べた人
工芝構造体(A’)の長さに差をつけて、端部における
互いの接合面を異にするようにすると、その施工の状態
が安定する。充填物(c)としては、コンクリート材を
充填することにより人工芝構造体(A’)と一体化して
もよい。このような施工は、ゴルフ場等の境界面におい
て行われ、付近の緑地との均衡を保つことができる。
を筒状に織製した強力な透水性シート(b’)に縫着し
て構成した人工芝構造体(A’)の長尺物に対し、図1
3に示すように土木工事、造成工事等の例えば河川敷に
おける両側の傾斜面、あるいは道路の両側の傾斜面等に
おいて、人工芝(a’)面が外側になるようにして、こ
れの内部に流動性の土砂、コンクリート材等を充填し、
このような状態の人工芝構造体(A’)を順次並べて、
傾斜面を補強し保護する。この場合、縦方向に並べた人
工芝構造体(A’)の長さに差をつけて、端部における
互いの接合面を異にするようにすると、その施工の状態
が安定する。充填物(c)としては、コンクリート材を
充填することにより人工芝構造体(A’)と一体化して
もよい。このような施工は、ゴルフ場等の境界面におい
て行われ、付近の緑地との均衡を保つことができる。
【0013】
【発明の効果】本発明の人工芝構造体は人工芝と強力な
透水性シートとから構成される袋状体又は筒状体の内部
に、流動性の固形充填物を充填したものであるから、現
場における施工において、従来の人工芝による施工のよ
うに、常に施工面がコンクリート、アスファルト面のよ
うな平らな面に仕上げられけるか、地面であっても平ら
な面に仕上げられていることが必要でなく、全体として
平らであれば、部分的に多少な凸凹があっても、充填さ
れている流動性の固形充填物が、この凸凹を吸収するか
ら、仕上がりの人工芝面は、従来の人工芝による施工面
と変わるところがなく、施工後においても、雨水は流動
性の固形充填物より強力な透水性シートを通して地中に
吸収されるから常に水はけがよい。また、道路面に施工
した場合、下地がコンクリート、アスファルトの場合で
あっても、流動性の固形充填物の存在によって直接コン
クリート、アスファルトの硬さを足に感じることなく、
夏場の照返しも少なく、常に地面、芝面を歩く感じが得
られる。
透水性シートとから構成される袋状体又は筒状体の内部
に、流動性の固形充填物を充填したものであるから、現
場における施工において、従来の人工芝による施工のよ
うに、常に施工面がコンクリート、アスファルト面のよ
うな平らな面に仕上げられけるか、地面であっても平ら
な面に仕上げられていることが必要でなく、全体として
平らであれば、部分的に多少な凸凹があっても、充填さ
れている流動性の固形充填物が、この凸凹を吸収するか
ら、仕上がりの人工芝面は、従来の人工芝による施工面
と変わるところがなく、施工後においても、雨水は流動
性の固形充填物より強力な透水性シートを通して地中に
吸収されるから常に水はけがよい。また、道路面に施工
した場合、下地がコンクリート、アスファルトの場合で
あっても、流動性の固形充填物の存在によって直接コン
クリート、アスファルトの硬さを足に感じることなく、
夏場の照返しも少なく、常に地面、芝面を歩く感じが得
られる。
【0014】さらに、標準的な大きさのような袋状の単
位体の連綴した人工芝構造体群を使用することにより、
比較的に広い傾斜面、軟弱地面等において、これを展開
し、その各単位体の人工芝構造体に、その現場の状況に
応じた量の充填物を充填し、これを均すことができるか
ら、容易に現場の状況に適合した施工ができる。また、
人工芝を、筒状に織製された強力な透水性シートの表面
に縫着したものの長尺物を、例えば河川敷の両側の傾斜
面、あるいは道路の両側の傾斜面等の現場において、そ
の内部に土砂、コンクリート材等を充填し、これを傾斜
面にそって順次並べて人工芝が外側になるように施工す
ることにより、この傾斜面を容易に保護することができ
るとともに、その表面は人工芝であるから、全体として
緑化した状態となり、付近の緑地と均衡がとれたものと
なる。充填物がコンクリート材の場合には、傾斜面を被
覆した人工芝構造体群、または傾斜面を保護する筒状の
人工芝構造体とも、コンクリート材と一体化されるか
ら、その施工後の状態が安定する。
位体の連綴した人工芝構造体群を使用することにより、
比較的に広い傾斜面、軟弱地面等において、これを展開
し、その各単位体の人工芝構造体に、その現場の状況に
応じた量の充填物を充填し、これを均すことができるか
ら、容易に現場の状況に適合した施工ができる。また、
人工芝を、筒状に織製された強力な透水性シートの表面
に縫着したものの長尺物を、例えば河川敷の両側の傾斜
面、あるいは道路の両側の傾斜面等の現場において、そ
の内部に土砂、コンクリート材等を充填し、これを傾斜
面にそって順次並べて人工芝が外側になるように施工す
ることにより、この傾斜面を容易に保護することができ
るとともに、その表面は人工芝であるから、全体として
緑化した状態となり、付近の緑地と均衡がとれたものと
なる。充填物がコンクリート材の場合には、傾斜面を被
覆した人工芝構造体群、または傾斜面を保護する筒状の
人工芝構造体とも、コンクリート材と一体化されるか
ら、その施工後の状態が安定する。
図面は本発明にかかるものである。
【図1】人工芝と強力な透水性シートとから構成される
人工芝構造体に充填物が充填された部分の断面図であ
る。
人工芝構造体に充填物が充填された部分の断面図であ
る。
【図2】人工芝を、筒状に織製した強力な透水性シート
の表面に縫着した人工芝構造体に充填物が充填された部
分の断面図である。
の表面に縫着した人工芝構造体に充填物が充填された部
分の断面図である。
【図3】総てを人工芝で構成された人工芝構造体の内部
に充填物が充填された部分の断面図である。
に充填物が充填された部分の断面図である。
【図4】充填物が充填された扁平状の袋状体の人工芝構
造体の断面図である。
造体の断面図である。
【図5】充填物が充填された筒状体の人工芝構造体の断
面図である。
面図である。
【図6】(イ)及び(ロ)は、標準的な扁平状の人工芝
構造体の一部を切欠した平面図及び断面図である。
構造体の一部を切欠した平面図及び断面図である。
【図7】(イ)及び(ロ)は、筒状の人工芝構造体の一
部を断面にした斜視図及び平面図である。
部を断面にした斜視図及び平面図である。
【図8】(イ)及び(ロ)は、全部を人工芝で構成した
一部を切欠した截頭円錐の人工芝構造体の斜視図及び下
面図である。
一部を切欠した截頭円錐の人工芝構造体の斜視図及び下
面図である。
【図9】(イ)、(ロ)、(ハ)は標準的な扁平状の人
工芝構造体を屋外の敷物とする場合の全体の斜視図、人
工芝の展開図及び全体裏面図である。
工芝構造体を屋外の敷物とする場合の全体の斜視図、人
工芝の展開図及び全体裏面図である。
【図10】人工芝構造体群の一部の斜視図である。
【図11】展開された従来の人工芝の上に本発明の人工
芝構造体の複数を置いた場合の斜視図である。
芝構造体の複数を置いた場合の斜視図である。
【図12】図9に示す人工芝構造体群の施工状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図13】図7に示す人工芝構造体による施工状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図14】従来の基本的な人工芝の構成を示す断面図で
ある。
ある。
A 人工芝構造体 B 人工芝構造体群 a 人工芝 b 強力な透水性シート c 流動性の固形充填物 d 袋体 1 繊維基布 2 繊維束 3 ゴムコーテング層 4 縫着部 5 投入口 6 締括り部 7 締紐 8 連綴部 9 投入口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図10に示すものは、図6に示すような標
準的な袋状の人工芝構造体(A)を適宜複数配列し、こ
れを連綴(8)した人工芝構造体群(B)であり、この
場合、人工芝(a)側には流出防止弁の付いた切込み投
入口(9)が設けられている。この人工芝構造体群
(B)は、広幅、長尺の人工芝構造体を縦横に縫着する
ことにより分割形成してもよい。図11に示すものは、
本発明の人工芝構造体(A)の1つの利用形態を示すも
ので、一般的に使用される人工芝(a)を、例えば幅
3.6m長さ20mのものを全面的に使用する場合であ
って、その要所要所に、本発明の人工芝構造体(A)を
人工芝土嚢として配置し、人工芝(a)を地面に押えて
固定している。また、図15に示すように、図9に示す
ような構成の人工芝構造体に土砂等を詰めた人工芝土嚢
(A1)を、図11に示す人工芝(a)と同様な広範囲
の地面に人工芝(a)の代りに敷設シート(a1)を敷
設し、その上に適宜配設して、敷設シート(a1)の捲
れを防いで、例えば遊園地、公園、ゴルフ場等のクッシ
ョンのよい歩径路とすることができ、敷設シート(a
1)は雑草の育芽を押える。この場合、人工芝土嚢(A
1)の形状は、4角の外、長方形であっても、菱形であ
っても、丸であってもよい。
準的な袋状の人工芝構造体(A)を適宜複数配列し、こ
れを連綴(8)した人工芝構造体群(B)であり、この
場合、人工芝(a)側には流出防止弁の付いた切込み投
入口(9)が設けられている。この人工芝構造体群
(B)は、広幅、長尺の人工芝構造体を縦横に縫着する
ことにより分割形成してもよい。図11に示すものは、
本発明の人工芝構造体(A)の1つの利用形態を示すも
ので、一般的に使用される人工芝(a)を、例えば幅
3.6m長さ20mのものを全面的に使用する場合であ
って、その要所要所に、本発明の人工芝構造体(A)を
人工芝土嚢として配置し、人工芝(a)を地面に押えて
固定している。また、図15に示すように、図9に示す
ような構成の人工芝構造体に土砂等を詰めた人工芝土嚢
(A1)を、図11に示す人工芝(a)と同様な広範囲
の地面に人工芝(a)の代りに敷設シート(a1)を敷
設し、その上に適宜配設して、敷設シート(a1)の捲
れを防いで、例えば遊園地、公園、ゴルフ場等のクッシ
ョンのよい歩径路とすることができ、敷設シート(a
1)は雑草の育芽を押える。この場合、人工芝土嚢(A
1)の形状は、4角の外、長方形であっても、菱形であ
っても、丸であってもよい。
Claims (5)
- 【請求項1】 織組又は編組基布に複数の繊維束を植毛
するとともにその裏側にゴム層を設けてなる人工芝と、
強力な透水性シートとからなる袋状体、または筒状体に
対し、その内部に流動性の固形充填物を充填した構成を
特徴とする人工芝構造体。 - 【請求項2】 上記構成の人工芝を、筒状に織製された
強力な透水性シートの外面に、その長さ方向にして周方
向に半分を越える程度縫着することにより、袋状体又は
筒状体を構成するとともに、その内部に、流動性の固形
充填物を充填した構成を特徴とする人工芝構造体。 - 【請求項3】 上記構成の人工芝をもって、その繊維束
の植毛側を外面になるように袋状体又は筒状体を構成す
るとともに、その内部に、流動性の固形充填物を充填し
た構成を特徴とする人工芝構造体。 - 【請求項4】 上記構成の人工芝と強力な透水性シート
とより構成され、人工芝側に流出防止弁付き投入口を有
する扁平状の単位人工芝構造体をしてその複数が連綴さ
れて構成された人工基構造体群を、土木工事、造成工事
等の現場における施工場所に展開するとともに、施工場
所の状態に応じて、各人工芝構造体毎に、流動性の固形
充填物を適宜充填することにより施工現場の状況に応じ
た施工をすることを特徴とする人工芝構造体による施工
法。 - 【請求項5】 上記構成の人工芝を、筒状に織製した強
力な透水性シートの外面に、その長さ方向にして周方向
に半分を越える程度、縫着して構成した人工芝構造体の
長尺物に対し、土木工事、造成工事等の現場における傾
斜面において、その長尺物の内部に、流動性のコンクリ
ートを充填するとともに、これを人工芝側が外部になる
ように順次並べて傾斜面を保護するようにしたことを特
徴とする人工芝構造体による施工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234218A JP2588097B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 人工芝構造体及びそれによる施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234218A JP2588097B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 人工芝構造体及びそれによる施工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657706A true JPH0657706A (ja) | 1994-03-01 |
JP2588097B2 JP2588097B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=16967553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4234218A Expired - Fee Related JP2588097B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 人工芝構造体及びそれによる施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588097B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019138048A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | アイリスソーコー株式会社 | 防草人工芝 |
CN116676834A (zh) * | 2023-07-26 | 2023-09-01 | 德州国创新材料有限公司 | 一种植入式水泥基人造草坪及其制作方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6245535A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-02-27 | メルク エンド カムパニ− インコ−ポレ−テツド | 鼻、口、舌下および膣腔の粘膜から薬剤を供給する吸収増強剤としてのアシルカルニチン類 |
JPH0376906A (ja) * | 1989-08-15 | 1991-04-02 | Diatex Co Ltd | 人工芝の歩径路構造体及びそれによる舗装方法 |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP4234218A patent/JP2588097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6245535A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-02-27 | メルク エンド カムパニ− インコ−ポレ−テツド | 鼻、口、舌下および膣腔の粘膜から薬剤を供給する吸収増強剤としてのアシルカルニチン類 |
JPH0376906A (ja) * | 1989-08-15 | 1991-04-02 | Diatex Co Ltd | 人工芝の歩径路構造体及びそれによる舗装方法 |
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JP2019138048A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | アイリスソーコー株式会社 | 防草人工芝 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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