JPH0657580U - 平行ハンド - Google Patents
平行ハンドInfo
- Publication number
- JPH0657580U JPH0657580U JP6605891U JP6605891U JPH0657580U JP H0657580 U JPH0657580 U JP H0657580U JP 6605891 U JP6605891 U JP 6605891U JP 6605891 U JP6605891 U JP 6605891U JP H0657580 U JPH0657580 U JP H0657580U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- master
- master jaw
- pair
- grooves
- parallel hand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 流体圧アクチェータにて一対のマスタージョ
ウを平行状態のまま開閉する平行ハンドにおいて、小型
でしかも高剛性な平行ハンドを得る。 【構成】 流体圧を駆動源とする平行ハンドにおいて、
一対のベアリングガイド5の内側にマスタージョウ3
A、3Bを交互に配置し、各々に形成されたV溝に複数
のローラー10などを直角配置して狭み込む案内部を構
成する。
ウを平行状態のまま開閉する平行ハンドにおいて、小型
でしかも高剛性な平行ハンドを得る。 【構成】 流体圧を駆動源とする平行ハンドにおいて、
一対のベアリングガイド5の内側にマスタージョウ3
A、3Bを交互に配置し、各々に形成されたV溝に複数
のローラー10などを直角配置して狭み込む案内部を構
成する。
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、産業用ロボット等に用いる平行ハンドに関するものである。
[従来の技術] 平行ハンドは、通常産業用ロボット等の先端部分に設置されるので、小形で高剛 性にすることが要求される、しかしながら単に小形にすると剛性が低くなり、大 形ワークの把持が困難になる。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、ボデイに側面にV溝を形成した一対のベアリングガイドを固定し、 一方の側面に一つのV溝を形成し他方の側面に二つのV溝を形成した一対のマス タージョウを前記ベアリングガイドの内側に交互に配置し、ベアリングガイドと マスタージョウのV溝に複数のローラを直角配置し挟み、一方のマスタージョウ の二つのV溝と他方のマスタージョウの二つのV溝の各々に複数のローラを直角 配置し挟み込むことにより、小形でしかも高剛性な平行ハンドをえることを解決 しようとする問題とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、ボデイに側面にV溝を形成した一対のベアリングガイドを固定し、 一方の側面に一つのV溝を形成し他方の側面に二つのV溝を形成した一対のマス タージョウを前記ベアリングガイドの内側に交互に配置し、ベアリングガイドと マスタージョウのV溝に複数のローラを直角配置し挟み、一方のマスタージョウ の二つのV溝と他方のマスタージョウの二つのV溝の各々に複数のローラを直角 配置し挟み込むことにより、上記問題点を解決したものである。
[作用] ボデイに側面にV溝を形成した一対のベアリングガイドを固定し、一方の側面 に一つのV溝を形成し他方の側面に二つのV溝を形成した一対のマスタージョウ を前記ベアリングガイドの内側に交互に配置し、ベアリングガイドとマスタージ ョウのV溝に複数のローラを直角配置し挟み、一方のマスタージョウの二つのV 溝と他方のマスタージョウの二つのV溝の各々に複数のローラを直角配置し挟み 込んだ平行ハンドの流体圧アクチェータに流体圧を供給することにより、ワーク をマスタージョウ把持部で把持する場合に一対のマスタージョウの間には一定間 隔であけた複列の転がり軸受けで受け、しかもクロスローラを用いた転がり軸受 けの長さがマスタージョウ把持部に比して非常に長くなっているので安定して把 持することが可能である。
[実施例] 第1図・第2図・第3図は本考案の実施例を示す。
第1図・第2図・第3図において、シリンダ2とピストン4でアクチェータ部 を形成し、ピストン作動軸7と支点軸6とアーム9で伝達機構部を形成し、マス タージョウ作動軸8とマスタージョウ3A・3BとクロスローラA10とクロス ローラB11とリテーナA12とリテーナB13とベアリングガイド5で案内部 を形成している。
次に上記実施例の動作を説明する。
第2図において、開ポート15より流体圧が供給されると、図においてピストン 4が下降することによりピストン4の先端部に取り付けられたピストン作動軸7 を経由してアーム9が支点軸6を支点に回転し、図においてマスタジョー3Aは 一方の側面をベアリングガイド5との間にクロスローラA10をはさみ転がり軸 受けとし、他方の側面をマスタージョウ3Bとの間にクロスローラB11を挟み 転がり軸受けとしているので安定してスムーズに左側へ移動する。マスタージョ ウ3Bも同様にクロスローラA10及びクロスローラB11を挟み転がり軸受け にしているので右側へ移動し開状態になりワークを把持することができる。
次に第2図において閉ポート14より流体圧が供給されると図においてピスト ン4が上昇することによりビストン先端部にとりつけられたピストン作動軸7を 経由してアーム9が支点軸7支点に開方向とは逆に回転し図においてマスタージ ョウ3Aは右側へマスタージョウ3Bは左側へ移動し閉状態になりワーク把持す ることができる。
この時クロスローラA10およびクロスローラB11を挟んだ転がり軸受けの 長さがマスタージョウ把持部16の長さに比して非常に長くなっているので、安 定してワークを把持することが可能である。
[考案の効果] 本考案の平行ハンドは、ベアリングガイドの内側に交互にマスタージョウを配 置し、クロスローラを挟んだ転がり軸受けになっており、さらにこの転がり軸受 けは、マスタージョウ把持部の長さに比して非常に長くなっているので、安定し てワークを把持できるので小形でありながら高剛性にすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例の正面図、第2図は第1図の開状態を示
すA−A断面図、第3図は第1図の開状態を示すB−B
断面図。 1:ボデイ、 2:シリンダ、3A:マス
タージョウA、 3B:マスタージョウB、4:ピスト
ン、 5:ベアリングガイド、6:支点軸、
7:ピストン作動軸、8:マスタージョ
ウ作動軸、9:アーム、10:クロスローラA、 1
1;クロスローラB、12:リテーナA、 1
3:リテーナB、14:閉ポート、 15:開
ポート、16:ワーク把持部、
すA−A断面図、第3図は第1図の開状態を示すB−B
断面図。 1:ボデイ、 2:シリンダ、3A:マス
タージョウA、 3B:マスタージョウB、4:ピスト
ン、 5:ベアリングガイド、6:支点軸、
7:ピストン作動軸、8:マスタージョ
ウ作動軸、9:アーム、10:クロスローラA、 1
1;クロスローラB、12:リテーナA、 1
3:リテーナB、14:閉ポート、 15:開
ポート、16:ワーク把持部、
Claims (1)
- 流体圧アクチェータにて一対のマスタージョウを平行状
態のまま開閉する平行ハンドにおいて、ボデイに側面に
V溝を形成した一対のベアリングガイドを固定し、一方
の側面に一つのV溝を形成し他方の側面に二つのV溝を
形成した一対のマスタージョウを前記ベアリングガイド
の内側に交互に配置し、ベアリングガイドとマスタージ
ョウのV溝に複数のローラを直角配置し挟み、一方のマ
スタージョウの二つのV溝と他方のマスタージョウの二
つのV溝の各々に複数のローラを直角配置し挟み込んだ
ことを特徴とする平行ハンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6605891U JPH0657580U (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 平行ハンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6605891U JPH0657580U (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 平行ハンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657580U true JPH0657580U (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=13304888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6605891U Pending JPH0657580U (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 平行ハンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657580U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000343474A (ja) * | 1999-06-08 | 2000-12-12 | Smc Corp | 開閉チャック |
JP2001260066A (ja) * | 2000-02-11 | 2001-09-25 | Gimatic Spa | 流体によって作動するグリッパ |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP6605891U patent/JPH0657580U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000343474A (ja) * | 1999-06-08 | 2000-12-12 | Smc Corp | 開閉チャック |
JP2001260066A (ja) * | 2000-02-11 | 2001-09-25 | Gimatic Spa | 流体によって作動するグリッパ |
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