JPH0657260B2 - 生体刺激装置 - Google Patents

生体刺激装置

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JPH0657260B2
JPH0657260B2 JP30525387A JP30525387A JPH0657260B2 JP H0657260 B2 JPH0657260 B2 JP H0657260B2 JP 30525387 A JP30525387 A JP 30525387A JP 30525387 A JP30525387 A JP 30525387A JP H0657260 B2 JPH0657260 B2 JP H0657260B2
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pulse
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光久 米川
忠男 宮林
勝 亀井
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東京電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電極を内蔵した導子を人体に直接装着して低
周波パルス電流を流しその刺激によって治療を行なう低
周波治療器などの生体刺激装置に係り、とくに、人体へ
パルスを出力する出力回路の制御手段に関する。
(従来の技術) 従来の生体刺激装置は、個別素子ないしゲートを使用し
たものがほとんどであるが、たとえば、直流間欠パルス
と、連続する正負のパルスからなる交流間欠パルスとを
切換可能としている。そして、従来のこの種の生体刺激
装置において、人体へのパルスの出力回路の制御手段
は、直流間欠パルスのパルス幅と交流間欠パルスの各正
負のパルスのパルス幅とが同じになり、かつ、波形すな
わち直流間欠パルスと交流間欠パルスとを切換えたとき
パルスの振幅が一定に保たれる構造となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述のような従来の生体刺激装置では、
波形を切換えたとき、1つの間欠パルスの総エネルギー
量が2倍あるいは2分の1に大きく変化するため、刺激
の強さの感じ方が大きく変化してしまい、使い勝手が悪
く、使用上満足できるものではなかった。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもの
で、波形を切換えたときに刺激の強さの感じ方があまり
変化しない使用性に優れた生体刺激装置を提供すること
を目的とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段〕 本発明の生体刺激装置は、少なくとも直流間欠パルス、
連続する正負のパルスからなる交流間欠パルスおよび正
負のパルスの交互間欠パルスなどの複数の波形の切換選
択用の切換操作スイッチと、この切換操作スイッチによ
り選択された直流間欠パルス、交流間欠パルスおよび交
互間欠パルスなどの複数の波形のうちのいずれかの波形
のパルスを人体へ出力する出力回路とを備えるととも
に、この出力回路を制御し波形を切換えたときに1つの
間欠パルスの総エネルギー量をほぼ同じに保つ制御手段
を備えたものである。
(作用) 本発明の生体刺激装置では、使用者が切換操作スイッチ
を操作することにより、出力回路から人体へ出力される
パルスを、直流間欠パルス、交流間欠パルスおよび交互
間欠パルスなどのうちの所望の波形のパルスに切換え
る。そして、このように波形を切換えた際には、出力回
路を制御する制御手段が1つの間欠パルスの総エネルギ
ー量をほぼ同じに保ち、刺激の強さの感じ方があまり変
わらないようにする。
(実施例) 以下、本発明の生体刺激装置の第1実施例の構成を第1
図および第2図に基づいて説明する。
第1図において、11は切換操作スイッチで、このスイッ
チ11は、電池などの電源の+極に接続された操作子11a
を有しているとともに、この操作子11a が選択的に接続
されるたとえば4つの端子11b ,11c ,11d ,11e を有
しており、これら端子11b ,11c ,11d ,11e はそれぞ
れ抵抗12,13,14,15を介して電源の一極に接続されて
いる。
また、第1図において、16は波形制御手段である。つぎ
に、この制御手段16の構成を説明する。
可変発振器(OSC)17の出力端が単安定マルチバイブ
レータ(MM)18の入力端に接続されている。このM
18は、OSC17から周期Tで入力されるトリガ入力
に対応して一定のパルス幅τのパルスを出力するもので
ある。そして、前記MM18の出力端はANDゲート19
の一方の入力端に接続され、このANDゲート19の出力
端はORゲート20の入力端に接続されている。また、前
記ANDゲート19の他方の入力端には前記スイッチ11の
端子11b が接続されている。
また、前記OSC17の出力端は単安定マルチバイブレー
タ(MM)21の入力端にも接続されている。このMM
21は、第4図に示すように、トリガ入力に対応してパ
ルス幅τ/2のパルスを出力するものである。そして、
このMM21の出力端はANDゲート22の1つの入力端
に接続され、このANDゲート22の出力端は前記ORゲ
ート20の入力端に接続されている。また、前記MM21
の出力端は単安定マルチバイブレータ(MM)23の入
力端に接続されている。このMM23は第4図に示すよ
うに、トリガ入力に対してτ/2の遅延後パルス幅Δt
たとえばτ/2のパルスを出力するものである。さら
に、このMM23の出力端は単安定マルチバイブレータ
(MM)24の入力端に接続されている。このMM24
は、第4図に示すように、トリガ入力に対してΔtの遅
延後パルス幅τ/2のパルスを出力するものである。そ
して、このMM24の出力端はANDゲート25の1つの
入力端に接続され、このANDゲート25の出力端はOR
ゲート26の入力端に接続されている。また、前記AND
ゲート22,25の他方の入力端には前記スイッチ11の端子
11c がそれぞれ接続されている。
また、前記OSC17の出力端はフリップフロップ(F
F)27の入力端に接続されている。このFF27は、第5
図に示すように、OSC17からのトリガ入力に対応し、
出力がHIGHとLOWとを周期2Tで繰り返すもので
ある。そして、このFF27の出力端は単安定マルチバイ
ブレータ(MM)28の入力端に接続されている。この
MM28は、第5図に示すように、FF27からのトリガ
入力に対してパルス幅τのパルスを出力するものであ
る。そして、このMM28の出力端はANDゲート29の
1つの入力端に接続され、このANDゲート29の出力端
は前記ORゲート20の入力端に接続されている。また、
前記FF27の出力端は、NOTゲート30を介して、単安
定マルチバイブレータ(MM)31の入力端にも接続さ
れている。このMM31は、第5図に示すように、前記
NOTゲート30からのトリガ入力に対してパルス幅τの
パルスを出力するものである。そして、このMM31の
出力端はANDゲート31の1つの入力端に接続され、こ
のANDゲート31の出力端は前記ORゲート26の入力端
に接続されている。さらに、前記ANDゲート29,32の
他方の入力端に前記スイッチ11の端子11d がそれぞれ接
続されている。
また、バースト発生回路33の一対の出力端がANDゲー
ト34,35の一方の入力端にそれぞれ接続されており、こ
れらANDゲート34,35の出力端は前記両ORゲート2
0,26の入力端にそれぞれ接続されている。また、前記
ANDゲート34,35の他方の入力端には前記スイッチ11
の端子11e がそれぞれ接続されている。
さらに、第1図において、41は表示制御手段である。つ
ぎに、この制御手段41の構成を説明する。
一方の前記ORゲート20の出力端には単安定マルチバイ
ブレータ(MM)42の入力端が接続されている。この
MM42は、ORゲート20からのトリガ入力に対してた
とえばτ+Δtの遅延後パルスを出力するものである。
そして、このMM42の出力端は単安定マルチバイブレ
ータ(MM)43の入力端に接続されている。このMM
43は、トリガ入力に対して適当なパルス幅のパルスを
出力するものである。そして、このMM43の出力端は
抵抗44を介してトランジスタ45のベースに接続されてい
る。
そして、このトランジスタ45のコレクタと電源の+極と
の間に発光ダイオード46と抵抗47とが直列に接続されて
おり、トランジスタ45のエミッタが電源の−極に接続さ
れている。
第2図は、出力回路51を示すものである。つぎに、この
出力回路51の構成を説明する。
前記両ORゲート20,26の出力端は、それぞれ抵抗52,
53を介してトランジスタ54,55のベースに接続されてい
る。そして、これらトランジスタ54,55は、それぞれ、
コレクタが昇圧トランス56の1次コイル56a の両端に接
続されているとともに、エミッタが電源の−極に接続さ
れている。また、前記1次コイル56a の中点は電源の+
極に接続されている。さらに、この1次コイル56a の中
点と両端との間にはダイオード57,58がそれぞれ接続さ
れている。一方、前記昇圧トランス56の2次コイル56b
の両端間には可変抵抗59が接続されている。そして、こ
の可変抵抗59の摺動子が人体への一対の出力端子60の一
方に接続されており、他方の出力端子60が前記2次コイ
ル56b の一端に接続されている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
上記生体刺激装置の使用にあたっては、出力端子60に電
極を内蔵した一対の導子(図示せず)を接続し、これら
導子を人体に直接装着する。
そして、切換操作スイッチ11を操作してその操作子11a
を端子11b に接続した状態では、ANDゲート22,25,
29,32,34,35の出力は常時LOWとなり、したがっ
て、ORゲート26の出力も常時LOWとなる。一方、A
NDゲート19は、MM18からOSC17で決まる周期T
でパルス幅τのパルスが入力されるのに伴って、同じ周
期Tで同じ幅τのパルスを出力し、したがって、ORゲ
ート26も同じ周期Tで同じ幅τのパルスを出力する。そ
して、このパルスの出力に伴って、トランジスタ54がO
Nされるので、出力回路56の1次コイル56a の図示上側
に図示上方へ電流が流れ、第3図(a)に示すように、2
次コイル56b に誘導された幅τの直流間欠パルスが周期
Tで人体へ出力される。
また、スイッチ11を操作してその操作子11a を端子11c
に接続した状態では、MM21から周期Tでパルス幅τ
/2のパルスが出力されるのに伴い、ANDゲート22を
介して、ORゲート20から同じ周期Tで同じ幅τ/2の
パルスが出力される。一方、このパルスの出力からτ/
2+Δt遅延されてMM24から周期Tで幅τ/2のパ
ルスが出力されるのに伴い、ANDゲート25を介して、
ORゲート26から同じ周期Tで同じ幅τ/2のパルスが
出力される。ORゲート20からパルスが出力されたとき
は、人体へ正のパルスから出力されるが、ORゲート26
からパルスが出力されたときは、トランジスタ55がON
され、1次コイル56a の図示下側に図示下方へ電流が流
れるので、人体へは負のパルスが出力される。したがっ
て、第3図(C)に示すように、幅τ/2の正のパルスと
このパルスに時間Δtをおいて続く幅τ/2の負のパル
スとからなる交流間欠パルスが人体へ出力されることに
なる。
さらにスイッチ11の操作子11a を端子11d に接続した状
態では、FF27を介することにより、OSC17の2i
(i:整数)番目のトリガパルスに対応して、MM28
から周期2Tでパルス幅τのパルスが出力されるのに伴
い、ANDゲート29を介して、ORゲート20から同じ周
期2Tで同じ幅τのパルスが出力される。一方、FF27
からさらにNOTゲート30を介することにより、OSC
17の2i+1番目のトリガパルスに対応して、MM31
から周期2Tで幅τのパルスが出力されるのに伴い、A
NDゲート32を介して、ORゲート26から同じ周期2T
で幅τのパルスが出力される。したがって、第3図(b)
に示すように、周期Tで同じ幅τの正のパルスと負のパ
ルスとが交互に人体へ出力されることになる。これが、
交互間欠パルスである。
ところで、人間は一対の導子のうち−極側に強く刺激を
感じるので、直流間欠パルスが出力されたときは、一方
の導子に強い刺激を感じ続け、交流間欠パルスが出力さ
れたときは、両方の導子に同時に強い刺激を感じ、交互
間欠パルスが出力されたときには、両方の導子に交互に
強い刺激を感じることになる。
こうして、使用者は好みの波形を選択することができ
る。また、OSC17を操作してその発振周期Tを変化さ
せることにより、出力される間欠パルスの周期Tを変化
させることができる。さらに、可変抵抗59を操作するこ
とにより、出力される間欠パルスの振幅aを変化させる
こともできる。すなわち、刺激の速さおよび強さも調節
できる。
ところで、直流間欠パルスも交流間欠パルスも交互間欠
パルスも、同一のOSC17によって周期が決まるので、
どの周期からスイッチ11を操作して波形をどのように切
換えても、間欠パルスの周期は変わらない。すなわち、
波形を切換えても、刺激の速さの感じ方は変わらず、使
用性がよい。
また、直流間欠パルスおよび交互間欠パルスの各パルス
の幅はMM18、MM28、MM31により同じτに設
定され、一方、交流間欠パルスの正負の各パルスの幅は
MM21、MM24によりそれぞれτ/2に設定される
ので、波形を切換えても、第4図において平行斜線を付
した部分に対応する1つの間欠パルスの総エネルギー量
は同じになる。したがって、波形を切換えても、刺激の
強さの感じ方はあまり変わらず、使用性がよい。
さらに、スイッチ11を操作してその操作子11a を端子11
e に接続した状態では、バースト発生回路33からAND
ゲート34,35を介してORゲート20,26に一定時間毎に
連続的かつ交互にパルスが出力され、たとえば、1秒間
の継続的な30Hzの交流パルスの発生と1秒間の休止期
間とが交互に繰り返すバーストパルスが人体へ出力され
る。
ところで、直流間欠パルス、交流間欠パルスおよび交互
間欠パルスからバーストパルスに切換えた時、再びバー
ストパルスへの切換え前に発生させていた間欠パルスに
戻したとき、バーストパルスとは無関係なOSC17が不
用意に操作されていない限り、周期なども前に間欠パル
スを発生されていたときの状態に戻る。これは、使用者
にとって便利である。なお、バーストパルス自体は、振
幅以外波形は常に一定である。
なお、上記3種類の間欠パルスおよびバーストパルス以
外の波形のパルスを発生できるようにしてもよい。その
場合も、切換え前の波形の周期などが保持されるように
するとよい。
また、第6図(a)に示すように、ORゲート29からパル
スが出力されてから、τ+Δtの遅延時間を経た後、M
42から表示制御手段41のトランジスタ45のベースに
第6図(b)に示すようなパルスが出力され、トランジス
タ45がONされて、発光ダイオード46が点灯する。こう
して、発光ダイオード46は間欠パルスの周期と同じ周期
で点滅するが、間欠パルスの発生期間に対して発光ダイ
オード56の発光期間がτ+Δt遅延されるので、3種類
のいずれの間欠パルスについてもその発生期間と発光ダ
イオード46の発光期間とが重ならない。したがって、負
荷が一時期に集中することがなく分散されるので、電池
などからなる電源は過度に落ち込まず、発光ダイオード
46の発光輝度が少なくなるようなことがない。
つぎに、本発明の第2実施例を第7図ないし第11図に
基づいて説明する。
第7図に示す71は電源回路で、この電源回路71は、電池
72と電源スイッチ73とダイオード74とを直列に接続して
なっており、スッイチ73およびダイオード74のアノード
間が第1出力端75となっているとともに、ダイオード74
のカソード側が第2出力端76となっている。なお、前記
第1出力端75および第2出力端76と電池72の−極との間
にはコンデンサ77,78,79がそれぞれ接続されている。
第8図において、81は波形制御手段および表示制御手段
の機能を備えたマイクロコンピュータ(たとえば、日本
電気株式会社のμPD7564CSあるいはμPD75
P64など)で、このマイクロコンピュータ81の電源入
力端子81a に前記電源回路71の第2出力端76が接続され
ているとともに、アース端子81b に前記電池72の−極が
接続されている。また、前記マイクロコンピュータ81の
発振子入力端子81c ,81d の間に発振子82と抵抗83とが
直列に接続されている。なお、発振子82の両端と前記電
池72の−極との間にはコンデンサ84,85がそれぞれ接続
されている。また、前記マイクロコンピュータ81のポー
ト81e ,81f ,81g ,81h と電池72の−極との間には、
スイッチ86,87,88,89および抵抗90,91,92,93がそ
れぞれ直列に接続されている。また、前記マイクロコン
ピュータ81のポート81i ,81j ,81k ,81l と電源回路
71の第1出力端75間には、発光ダイオード94,95,96,
97がそれぞれ共通の抵抗98を介して接続されている。さ
らに、前記マイクロコンピュータ81のポート81m が電池
72の−極に接続されているとともに、このポート81m と
ポート81n との間に抵抗99が接続されている。なお、こ
の抵抗99は、制御方式の異なる機種の違いをマイクロコ
ンピュータ81に識別させるためのものである。また、こ
のマイクロコンピュータ81のポート81o には何も接続さ
れていない。
また、前記電源回路71の第2出力端76と電池72の−極と
の間に接続されたリセット用IC 101が、前記マイクロ
コンピュータ81のリセット端子81p に接続されている。
さらに、前記電源回路71の第2出力端76と電池72の−極
との間に接続された抵抗 102、ダイオード 103およびコ
ンデンサ 104からなる時定数回路が、前記マイクロコン
ピュータ81のポート81q に接続されている。なお、この
時定数回路は、リセット信号が電源投入時のものかどう
かを判別するためのものである。
第9図は、出力回路 111を示すもので、この出力回路 1
11は、昇圧トランス 112を有している。そして、このト
ランス 112の1次コイル112aの中点タップがダイオード
113を介して前記電源回路71の第1出力端75に接続され
ている。また、1次コイル112aの両端と中点タップとの
間にダイオード 114, 115がそれぞれ接続されている。
さらに、1次コイル112aの両端は、それぞれ、ダーリン
トン接続されたトランジスタ 116, 117, 118, 119の
コレクタに接続されており、一方のトランジスタ 118,
119のエミッタは前記電池72の−極に接続されている。
また、他方のトランジスタ 116, 117のベースは、それ
ぞれコンデンサ 120, 121を介して、前記マイクロコン
ピュータ81のポート81r ,81s に接続されている。な
お、コンデンサ 120, 121とトランジスタ 116, 117と
の中間点は、それぞれ、ダイオード 122, 123を介し
て、前記電池72の−極に接続されている。
一方、前記トランス 112の2次コイル112bの両端間には
可変抵抗 124が接続されており、この可変抵抗 124の摺
動子が出力端子 125の一方に接続されている。なお、前
記電源スイッチ73は可変抵抗 124に組込まれたものであ
る。また、前記2次コイル 112bの一端が、ダイオード
126, 127, 128, 129のブリッジとトランジスタ 130
とからなるハイインピーダンスコントロール回路を介し
て、前記出力端子 125の他方に接続されている。
さらに、前記マイクロコンピュータ81のポート81t にベ
ースが接続されたトランジスタ 132のエミッタが、前記
ポート81r ,81s およびコンデンサ 120, 121の中間点
と前記ハイインピーダンス回路のトランジスタ 132のベ
ースとにそれぞれ抵抗 133, 134, 135を介して接続さ
れている。
そして、前記トランジスタ 132は、コレクタが前記電源
回路71の第2出力端76に接続されているとともに、コレ
クタおよびベース間に抵抗 136が接続されている。
第10図および第11図は、前記電源回路71、マイクロ
コンピュータ81および出力回路 111などを内蔵したケー
ス状の本体 141を示しており、プラスチックなどからな
るこの本体 141の前面上部には、矩形環状のリブ 142が
突出形成されている。そして、このリブ 142内に位置し
て、前記スイッチ86,87,88,89の操作用のスイッチ釦
143, 144, 145, 146が本体 141の前面から若干突出
されて設けられているが、これらスイッチ釦 143, 14
4, 145, 146の本体 141前面からの突出量は、リブ 14
2の本体 141前面からの突出量より小さくなっている。
また、前記スイッチ釦 143, 144, 145, 146の若干上
方に位置して本体 141の前面部に前記発光ダイオード9
4,95,96,97が配設されている。さらに、前記可変抵
抗 124の回動自在の摺動子に固定されたダイヤル 174の
一部が前記本体 141の上面から突出されている。また本
体 141の前面上端部には、前記ダイヤル 147と連動する
表示 148用の表示窓 149が形成されている。さらに、前
記本体 141の上面部には、図示していないが、前記出力
端子 125が配設されている。
そうして、上記第2実施例の生体刺激装置においては、
波形、表示等の制御がマイクロコンピュータ81により行
なわれる。すなわち、このマイクロコンピュータ81のポ
ート81r ,81s からドライブパルスが出力されることに
より、出力回路 111の昇圧トランス 112の2次コイル11
2bに上記第1実施例と同様の直流間欠パルス、交流間欠
パルス、交互間欠パルスおよびバーストパルスが誘導さ
れ人体へ出力される。
なお、ポート81t からは、ポート81r およびポート81s
からの出力の論理和のパルスが出力され、人体へのパル
スの出力時のみに、昇圧トランス 112の2次側のハイイ
ンピーダンスコントロール回路がローインピーダンス状
態になる。
スイッチ86,87,88,89はいずれも常開型であるが、ス
イッチ88は波形切換用の切換操作スイッチであって、こ
のスイッチ88を操作する毎に直流間欠パルスと交流間欠
パルスと交互間欠パルスとバーストパルスとが順次切換
わる。また、スイッチ86は減速用スイッチであって、こ
のスイッチ86を操作する毎に間欠パルスの周期が段階的
に増大する。また、スイッチ87は増速用スイッチであっ
て、このスイッチ87を操作する毎に間欠パルスの周期が
段階的に減少する。なお、間欠パルスの周期変化範囲は
一定範囲に制限されており、周期が上限ないし下限に達
した後、スイッチ86,87を操作しても、周期がそれ以上
減少あるいは増大しないように、マイクロコンピュータ
81はプログラミングされている。さらに、スイッチ89
は、一定時間後にパルス発生を停止させるタイマーをセ
ットするためのものである。
また、発光ダイオード94,95,96,97は、それぞれ直流
間欠パルス、交流間欠パルス、交互間欠パルスおよびバ
ーストパルスに対応するものであり、発生されている波
形に対応した発光ダイオード94,95,96,97が点灯す
る。とくに、間欠パルスに対応する発光ダイオード94,
95,96は、間欠パルスの周期と同じ周期で点滅する。
そうして、この第2実施例でも先の第1実施例と同様
に、間欠パルスの波形を切換えても周期が変化しないよ
うにすること、間欠パルスの波形を切換えても1つの間
欠パルスの総エネルギー量がほぼ同じになるようにする
こと、間欠パルスとバーストパルスとを切換えたとき切
換前の状態が保持されるようにすること、および、間欠
パルスの発生期間と発光ダイオード94,95,96の発生期
間とがずれるようにすることは、マイクロコンピュータ
81におけるソフトウェア上の設定により容易に実現可能
である。
また、タイマーをセットした場合に、パルスの発生終了
となる直前の一定時間だけ、パルスの波形またはパルス
の周期が変化するようにしてもよい。たとえば、第12
図に示すように、周期Tで間欠パルスが発生されてい
る場合、終了直前の一定時間、より短い周期Tで間欠
パルスを発生させる。このように、終了直前にパルスの
波形または周期を変化させることにより、使用者は感覚
的にタイマーが切れる前であることを知ることができ、
便利である。
また、上述のように、周期の下限または上限に達した
後、スイッチ86,87を操作しても、周期はそれ以上減少
あるいは増大しないが、周期の上限に達した後に減速用
のスイッチ86を操作したときおよび周期の下限に達した
後に増速用のスイッチ87を操作したとき、発光ダイオー
ド94,95,96,97の点滅を速くしたり、別の発光ダイオ
ードあるいはブザーなどの警告手段を動作させたりし
て、周期がそれ以上変化しないことを使用者に知らせる
ようにしてもよい。そうすれば、使用者は誤操作をはっ
きりと認識でき、便利である。
さらに、電源をONにしてからある一定時間経過以後、
あるいは、最後のスイッチ86,87,88,89の操作から一
定時間経過以後、すべてのあるいは一部のスイッチ86,
87,88,89よりの入力を受付けないようにしてもよい。
これも、マイクロコンピュータ81おけるソフトウェアの
設定で容易に実現できる。すなわち、プログラム上、電
源ONから一定時間以内およびスイッチ86,87,88,89
よりの入力があってから一定時間以内は、スイッチ86,
87,88,89よりの入力があるかどうかのスキャンを絶え
ず行ない、入力があればそれに応じた処理を行なうが、
電源ONまたは最後のスイッチ86,87,88,89よりの入
力があってから一定時間後にタイマー割込を入れ、以後
はスイッチ86,87,88,89よりの入力を受付けないよう
にすればよい。
ところで、使用者は、電源ON直後に波形の制御や周期
の調節を行ない、以後は一定の状態で使用することが多
く、電源ONまたは最後のスイッチ86,87,88,89の操
作から一定の時間後のスイッチ86,87,88,89の操作は
誤操作であることが多い。したがって、上述のように一
定時間経過以後はスイッチ86,87,88,89からの入力を
受付けないようにすれば、スイッチ釦 143, 144, 14
5, 146に誤って触れても波形および周期などの設定が
妄りに変化する心配はなく、予期せずに設定が変化する
ことがない。
また、このようなソフトウェア上の設定を行なわなくと
も、第11図に示すように、本体 141前面からの突出量
はスイッチ釦 143, 144,145, 146よりもリブ 142の
方が大きくなっているので、不用意にスイッチ釦 143,
144, 145, 146に触れてしまうおそれが少なく、予期
せずに波形や周期などの設定が変化してしまうおそれが
少ない。そして、本体 141をポケットなどに入れながら
治療する際も、服などに触れてスイッチ釦 143, 144,
145, 146が誤って押されてしまうおそれがない。
さらに、第13図は本発明の第3実施例を示すもので、
この実施例では本体 141の前面部に、スイッチ釦 143,
144, 145, 146およびダイヤル 147を開閉自在に覆う
カバー体 151を支軸 152により回動自在に支持してい
る。
そして、スイッチ釦 143, 144, 145, 146およびダイ
ヤル 147を操作するときは、鎖線で示すようにカバー体
151を開けるが、それ以外の治療時には、実線で示すよ
うにカバー体 151が閉じてスイッチ釦 143, 144, 14
5, 146およびダイヤル 147を覆っておけば、これらス
イッチ釦 143, 144, 145, 146およびダイヤル 147に
不用意に触れてしまうおそれは全くない。したがって、
波形および周期の設定が予期せずに変ってしまうことが
ないのみならず、パルスの振幅したがって刺激の強さが
予期せずに変わってしまうこともない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、制御手段が人体へのパルスの出力回路
を制御して、直流間欠パルス、交流間欠パルスおよび交
互間欠パルスなどを相互に切換えたとき、1つの間欠パ
ルスの総エネルギー量をほぼ同じに保つので、波形を切
換えても刺激の強さの感じ方があまり変わらず、したが
って、使用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の生体刺激装置の一実施例を示す制御手
段部の回路図、第2図は同上出力回路の回路図、第3図
は同上人体への出力パルスのタイミングチャート、第4
図は同上交流間欠パルス発生の作用を示すタイミングチ
ャート、第5図は同上交互間欠パルス発生の作用を示す
タイミングチャート、第6図は同上人体への出力パルス
と発光ダイオードの発光との関係を示すタイミングチャ
ート、第7図は本発明の第2実施例を示す電源回路の回
路図、第8図は同上制御手段部の回路図、第9図は同上
出力回路の回路図、第10図は同上本体の正面図、第1
1図は同上本体の側面図、第12図は同上タイマーが切
れる直前の人体への出力パルスのタイミングチャート、
第13図は本発明の第3実施例を示す本体の側面図であ
る。 11……切換操作スイッチ、16……制御手段、51……出力
回路、81……制御手段としてのマイクロコンピュータ、
88……切換操作スイッチ、111……出力回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも直流間欠パルス、連続する正負
    のパルスからなる交流間欠パルスおよび正負のパルスの
    交互間欠パルスを含む複数の波形の切換選択用の切換操
    作スイッチと、 この切換操作スイッチにより選択された直流間欠パル
    ス、交流間欠パルスおよび交互間欠パルスを含む複数の
    波形のうちのいずれかの波形のパルスを人体へ出力する
    出力回路と、 この出力回路を制御し波形を切換えたときに1つの間欠
    パルスの総エネルギー量をほぼ同じに保つ制御手段と、 を備えたことを特徴とする生体刺激装置。
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