JPH0657228B2 - 蓄熱採暖具 - Google Patents

蓄熱採暖具

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JPH0657228B2
JPH0657228B2 JP18214286A JP18214286A JPH0657228B2 JP H0657228 B2 JPH0657228 B2 JP H0657228B2 JP 18214286 A JP18214286 A JP 18214286A JP 18214286 A JP18214286 A JP 18214286A JP H0657228 B2 JPH0657228 B2 JP H0657228B2
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JP
Japan
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heat storage
heat
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pin
heater unit
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JP18214286A
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JPS6338835A (ja
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和幸 小原
富夫 有川
國雄 木全
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、融解熱を利用する蓄熱材を用いて、身体の暖
房、および身体の痛みを緩和するための温熱治療等に用
いられる蓄熱採暖具に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の蓄熱採暖具は、一つの定格でなく電源の
種類や電圧の異なる複数の定格で使用したい場合には、
必要な数だけ独立した回路を組み込まねばならず、特に
ヒータユニットについては、各定格に対応する数だけの
ヒータを配設しなければならなかった。たとえば、家庭
用100V電源と自動車12V電源で使用したい場合に
は、第8図に示すように家庭用100V電源と接続して
使用可能なひも状ヒータ1と、自動車12V電源と接続
して使用可能なひも状ヒータ2とを互いに平行に沿うよ
うに配線するとともに、Alラミネートフィルム等の可
撓性のあるフィルム状シート3で両面より固定してヒー
タユニット4を形成し、さらに第7図に示すように、蓄
熱材5を充填してなる複数個の蓄熱容器6を接着するこ
とにより構成していた。なお、7は、温度制御装置、38
は断熱材である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この構成では、蓄熱材5を充分加熱でき
るよう、ヒータユニット4において蓄熱容器6を接着す
る部分は、第8図のようにひも状ヒータ1と2を密に配
線しなければならず、したがって、ひも状ヒータ1どう
しあるいはひも状ヒータ2どうしまたはひも状ヒータ1
と2との間隔が狭くなり、第7図に示すようにヒータユ
ニット4の表面は、凹凸が多くなるので蓄熱容器6を接
着した時、蓄熱容器6の表面とヒータユニット4の表面
との間に隙間が多くでき、隙間内の空気が断熱材の役目
を果してしまうので、熱伝導性が悪くなりヒータユニッ
ト4から発生する熱が効率よく蓄熱容器6に伝わらず蓄
熱するのに時間がかかるという問題があった。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点に鑑み、電気的および熱的絶縁物
を間に介した電源の種類又は電圧の異なる複数の発熱体
にて構成された単数のひも状ヒータを配設かつ固定する
ことにより形成したヒータユニットを使用するものであ
る。
作用 このようにすれば、ヒータユニットの表面は、複数のひ
も状ヒータが配設されている時に較べて凹凸が少ないた
め、蓄熱容器とヒータユニットの間にできる隙間も少な
くなり、かつ蓄熱容器とヒータユニットとの密着面もふ
えるため、熱伝導性は良くなりヒータユニットからの熱
は、効率よく蓄熱容器に伝わり蓄熱する時間が短くて済
む。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図は、本発明の一実施例におけるひも状ヒータの断
面図であり、中心にAC電源で使用できるよう抵抗値を
設定した銅合金等の発熱体8を配置し、その周囲に耐熱
性のある樹脂等によりなる絶縁層10を被覆し、さらに
その外側にDC電源で使用できるよう抵抗値を設定した
銅合金等よりなる発熱体9を設け、最外周にも耐熱性の
ある樹脂等よりなる外被11を被覆することにより2種
類の電源において使用できる1本のひも状ヒータ12を形
成している。
第1図は、本発明の蓄熱採暖具における一実施例であ
り、第2図において示したひも状ヒータ12を配設かつ固
定してなるヒータユニット4に蓄熱材5を充填した複数
の蓄熱容器6を接着してある。なお、7は温度制御装置
であり、38は断熱材である。
第3図は本発明の蓄熱採暖具の一実施例の外観図であ
り、14は蓄熱採暖具の本体、15は3芯コード、16
は3ピン差し込みプラグよりなる電源差し込み部、17
はAC用の器具用差し込みプラグ、19は2芯電源コー
ド、21はAC電源プラグ、18はDC用の器具用差し
込みプラグ、20はDC用電源コード、22は自動車のシ
ガーライター差し込み口に合うDC用のプラグである。
第4図は本発明の蓄熱採暖具におけるコード差込み部の
詳細図であり、(C)図は3ピン差し込みプラグ16の
拡大断面図で、AC用のピン23、DC用のピン24、
AC・DC兼用のピン25を3芯コード15に機械的お
よび電気的に接続している。
(A)図はAC用の器具用差し込みプラグ17の拡大断
面図であり、AC用のピン23のピン受け26とAC・
DC兼用のピン25用のピン受け27を2芯電源コード
19に機械的および電気的に接続しており、30はDC
用のピン24が逃がし穴である (B)図はDC用の器具用差し込みプラグ18の拡大断
面図であり、DC用のピン24用のピン受け29とAC
・DC兼用のピン25用のピン受け28をDC用電源コ
ード20に機械的および電気的に接続しており、31は
AC用のピン23の逃がし穴である。
(D)図は3ピン差し込みプラグ16の側面図であり、
ピン23、24、25が接触することのないよう絶縁距
離を多く取るためピン23、24、25を三角形の頂点
に配置している。
AC用の器具用差し込みプラグ17を3ピン差し込みプ
ラグ16に差し込むとAC用のピン23およびAC・D
C兼用のピン25はそれぞれピン受け26、27と接続
するが、DC用のピン24は穴30に入るため外部に露
出するとなく感電の恐れもなく安全に収納される。
また、DC用の器具用差し込みプラグ18を3ピン差し
込みプラグ16に差し込むとDC用のピン24およびA
C・DC兼用のピン25はそれぞれピン受け28、29
と接続するが、AC用のピン23は穴31に入るため外
部に露出することなく感電の恐れもなく安全に収納され
る。
第5図は、本発明の蓄熱採暖具の電気回路であり、AC
用の発熱体8およびDC用の発熱体9は第2図に示すよ
うなひも状ヒータ12を構成している。また、33は温
度ヒューズ、7はサーモスタット等の温度制御装置であ
る。この第5図に於いて蓄熱採暖具14のAC回路は、
ピン受け27、AC・DC兼用のピン25、温度ヒュー
ズ33、温度制御装置7、AC用発熱体8、AC用のピ
ン23を通りピン受け26に至る回路である。また、D
C回路は、ピン受け27、AC・DC兼用のピン25、
温度ヒューズ33、温度制御装置7、DC用の発熱体
9、DC用のピン24を通りピン受け29に至る回路で
ある。
以上のように構成すれば、従来、2本のひも状ヒータを
配設していたヒータユニット4の面積内にひも状ヒータ
12を1本だけ配設すればよいので、蓄熱材5および蓄
熱容器6を加熱するためひも状ヒータ12を密に配設し
なければならない箇所においてもひも状ヒータ12どう
しの間隔は、広くとることができる。したがってひも状
ヒータ12による凹凸が少なくなるため、ヒータユニッ
ト4と蓄熱容器6との間にできる隙間も少なくなり、こ
の隙間内の空気の断熱性による熱的ロスは少なくなる。
逆にヒータユニット4と蓄熱容器6との密着面は多くな
るが、蓄熱容器6は、ひも状ヒータ12と蓄熱容器6と
の接している部分からだけでなく、ヒータユニット4に
おいてひも状ヒータ12の配設されていない部分から
も、ヒータユニット4と蓄熱容器6とが密着している場
合は、ひも状ヒータ12から熱伝導によってもたらされ
る熱をもらうことができるので、蓄熱容器6は、密着面
の多くなった分だけ多く熱をもらうことができる。すな
わち熱伝導性が良くなり、しかも前に述べたように熱的
ロスも少なくなるので、蓄熱容器6のもらう熱は多くな
るとともに、蓄熱容器6内の蓄熱材5の受ける熱も多く
なる。したがって、蓄熱する時間は、短かくて済むこと
になる。
第6図は、本発明の蓄熱採暖具の他の実施例によるひも
状ヒータの破断図であり、繊維状補強線13の囲りに発
熱体8をAC電源で使用できるような抵抗値になるよう
らせん状に巻付け、その周囲に耐熱性のある樹脂等より
なる絶縁層10を被覆し、さらにその囲りにDC電源で
使用できるような抵抗値になるようらせん状に発熱体9
を巻付け最外周にも耐熱性のある樹脂等よりなる外被11
を被覆してある。このようにすれば、引張りについて
は、繊維補強線13が引張り力を受けるので、発熱体
8,9には余り力が加わらず、断線しにくい。また、折
曲げについては、発熱体8,9をらせん状に巻いている
のでそのバネ性により断線しにくい。さらに、発熱体
8,9の巻きピッチを変えることにより、材質を変える
ことなく簡単にいろいろな種類の電源又は電圧に対応す
ることができる。
発明の効果 以上のように、本発明の蓄熱採暖具は、複数の定格で使
用したい場合において、それぞれの定格に適した発熱体
を電気的絶縁体を間に介して単数のひも状ヒータに形成
し、配設かつ固定するという簡単な構成で、蓄熱時間を
短かくすることができる。また、ひも状ヒータを1本の
みで配設できるので、ヒータユニットの組立性も容易に
なるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である蓄熱採暖具の断面図、
第2図は同蓄熱採暖具におけるひも状ヒータの断面図、
第3図は同蓄熱採暖具の外観斜視図、第4図は同蓄熱採
暖具におけるコード差込み部の詳細図、第5図は同蓄熱
採暖具の電気回路図、第6図は同蓄熱採暖具の他の実施
例におけるひも状ヒータの一部切欠側面図、第7図は従
来の蓄熱採暖具の断面図、第8図は同ヒータユニットの
部分断面図である。 4……ヒータユニット、5……蓄熱材、6……蓄熱容
器、8,9……発熱体、10……絶縁層、12……ひも
状ヒータ、16……電源差込み部、17,18……器具
用差込みプラグ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄熱材を充填してなる蓄熱容器と、この蓄
    熱容器を加熱するためのヒータユニットとを備え、前記
    ヒータユニットは電源の種類又は電圧の異なる複数の発
    熱体を電気的および熱的絶縁物を間に介して同軸状のひ
    も状ヒータとし、かつ、面状に固定してなる蓄熱採暖
    具。
  2. 【請求項2】ヒータユニットは、電気的および熱的絶縁
    物を間に介したAC用発熱体とDC用発熱体とを繊維状
    補強線を中心にしてらせん状に巻き付けたひも状ヒータ
    を配設してなる特許請求の範囲第1項記載の蓄熱採暖
    具。
JP18214286A 1986-08-01 1986-08-01 蓄熱採暖具 Expired - Lifetime JPH0657228B2 (ja)

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JP18214286A JPH0657228B2 (ja) 1986-08-01 1986-08-01 蓄熱採暖具

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JPS6338835A JPS6338835A (ja) 1988-02-19
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JP18214286A Expired - Lifetime JPH0657228B2 (ja) 1986-08-01 1986-08-01 蓄熱採暖具

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US6385464B1 (en) * 1996-11-26 2002-05-07 Sanyo Electric Co., Ltd. Base station for mobile communication system

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