JPH0656972U - 圧接端子およびそれを用いた接続構造 - Google Patents

圧接端子およびそれを用いた接続構造

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JPH0656972U
JPH0656972U JP035597U JP3559791U JPH0656972U JP H0656972 U JPH0656972 U JP H0656972U JP 035597 U JP035597 U JP 035597U JP 3559791 U JP3559791 U JP 3559791U JP H0656972 U JPH0656972 U JP H0656972U
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英二 岩永
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有限会社アルゴ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】圧接端子およびそれを用いた接続構造に関し、
基板に対する接続作業を手間と時間をかけずに行うこと
ができるようにすることを目的とする。 【構成】導電性の金属により湾曲形成した押圧片と該押
圧片の両側に一体形成した側片を備え、該側片に絶縁被
覆付きの導線に切り込みを入れるためのV字形の溝を形
成した圧接端子と、該圧接端子が圧入される受け端子を
用いて、基板に導線を接続するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、圧接端子およびそれを用いた接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ台、スロット台、玉貸機などの遊戯台には、複数の信号線が接続され ている。 例えば、パチンコ台には、アウト、セーフ、ソレノイド、特賞、スタート、ド アオープン、不正(磁石)などの信号線が、スロット台にはアウト、セーフ、特 賞、スタート、ドアオープン、コイン補給があればシュート詰まり、要求、上下 限などの信号線が、また、玉貸機には、売上断線、などの信号線がそれぞれ接続 される。
【0003】 これらのコンピュータまたはコイン補給の信号線は、複数の遊戯台により構成 される島内に配線される。 遊戯台と上位CPUのインタフェースは基板により行われ、基板は、遊戯台の 上部に配置される呼出装置内に設けられる。 共通の信号線から支線を取り出して基板に接続するためには、接続端子が用い られるが、信号線を接続端子を介して基板に接続するためには、絶縁被覆付き導 線の絶縁被覆部分を取り除いて、導線が接続端子に接触するようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の接続方法にあっては、絶縁被覆付き導線の絶 縁被覆部分を取り除いて、接続端子と導線を接触させた後に基板に導線を接続す るようになっていたため、接続作業に手間と時間がかかるという問題点があった 。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、基板に対 する接続作業を手間と時間をかけずに行うことができる圧接端子およびそれを用 いた接続構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案の圧接端子は、導電性の金属により湾曲形 成した押圧片と該押圧片の両側に一体形成した側片を備え、該側片に絶縁被覆付 きの導線に切り込みを入れるためのV字形の溝を形成したものである。 また、本考案の接続構造は、前記圧接端子と、導電性基板に固定され、導電性 の金属により略U字形に形成された受け端子を備え、前記圧接端子の溝に挿入し た絶縁被覆付きの導線を、前記押圧片を押圧して圧接した後に圧接端子を前記受 け端子に圧入して前記導電性基板に接続するものである。
【0007】
【作用】
圧接端子の溝に絶縁被覆付き導線を挿入し、押圧片を押圧して、溝に絶縁被覆 を喰い込ませて、導線に圧接端子を圧接する。 この導線に圧接端子が圧接した状態で、圧接端子を受け端子に圧入する。これ により、導線を圧接端子および受け端子を介して導電性基板に接続することがで きる。
【0008】 従来のように、絶縁被覆を取り除く必要がなく、圧接するだけで良いので、手 間と時間をかけずに容易に導線を導電性基板に接続することができる。その結果 、配線の作業性を向上させることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図2は本考案の一実施例を示す図である。 図2において、1は圧接端子を示し、圧接端子1は導電性の金属、例えば銅に より湾曲形成されてなる一対の押圧片2,3を有する。
【0010】 これらの押圧片2,3の間には湾曲片4を備えている。その例では、押圧片2 ,3の幅は同一長さを有するように形成されている。 押圧片2,3の両側には側片5,6がそれぞれ一体に形成され、側片5,6に はV字形の溝7,8がそれぞれ形成されている。 溝7,8内には、図4に示すように、絶縁被覆9付きの導線10が挿入される ようになっている。溝7,8内に絶縁被覆9付きの導線10を挿入した状態で、 押圧片2,3を押圧すると、溝7,8が絶縁被覆9に喰い込み、導線10に圧接 端子1が圧接されて接触するようになっている。
【0011】 次に、図3は本考案の他の実施例を示す図である。 本実施例は、押圧片の幅を変えるようにした例である。 図3において、一方の押圧片3の幅をL1とし、他方の押圧片2の幅をL2と すると、L2>L1となるようにした。 このように押圧片3,2の幅L1,L2を変えることにより、線材の太さが異 なっても同じ押圧片3,2で圧接することができるようにしている。
【0012】 次に、図1,図4および図5は本考案のさらに他の実施例を示す図である。 図5において、11は受け端子であり、受け端子11は導電性の金属、例えば 銅により略U字形に形成され、底片12と、底片12に連続して形成された立片 13,14と、立片13,14より放射方向に伸びる斜片15,16とにより構 成されている。
【0013】 受け端子11は、導電性基板(基板)17にピン18により、又は図6に示す ようにハンダ付け用の受け端子19により固定される。 次に、絶縁被覆9付き導線10を導電性基板17に接続する接続方法を説明す る。 図4に示すように、まず、絶縁被覆9付き導線10を圧接端子1の溝7,8に 挿入し、押圧片2,3を押圧する。これにより溝7,8が絶縁被覆9に喰い込み 、導線10に圧接端子1が圧接され、両者が接触した状態になる。
【0014】 次に、図1に示すように、圧接端子1を受け端子11に圧入する。こうして、 導線10は圧接端子1および受け端子11を介して導電性基板17に接続される 。 従来のように絶縁被覆部分を取り除く必要がなく、圧接するだけで良いので、 手間と時間をかけずに導線10を導電性基板17に接続することができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、絶縁被覆に喰い込み導線に圧接す るV字形の溝を形成した圧接端子を用いるようにしたため、導線を圧接端子およ び受け端子を介して導電性基板に手間と時間をかけることなく、容易に接続する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る接続構造を示す図
【図2】圧接端子の斜視図
【図3】他の圧接端子の斜視図
【図4】圧接端子に絶縁被覆付き導線を挿入した図
【図5】導電性基板に固定した受け端子を示す図
【図6】ハンダ付け用の受け端子による固定を示す図
【符号の説明】
1:圧接端子 2,3:押圧片 4:湾曲片 5,6:側片 7,8:溝 9:絶縁被覆 10:導線 11:受け端子 12:底片 13,14:立片 15,16:斜片 17:導電性基板(基板) 18:ピン 19:ハンダ付け用の受け端子

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性の金属により湾曲形成した押圧片と
    該押圧片の両側に一体形成した側片を備え、該側片に絶
    縁被覆付きの導線に切り込みを入れるためのV字形の溝
    を形成したことを特徴とする圧接端子。
  2. 【請求項2】前記押圧片の幅を変えるようにしたことを
    特徴とする請求項1の圧接端子。
  3. 【請求項3】前記請求項1または前記請求項2の圧接端
    子と、基板に固定され、導電性の金属により略U字形に
    形成された受け端子を備え、前記圧接端子の溝に挿入し
    た絶縁被覆付きの導線を、前記押圧片を押圧して圧接し
    た後に圧接端子を前記受け端子に圧入して前記基板に接
    続することを特徴とする接続構造。
JP1991035597U 1991-05-21 1991-05-21 圧接端子およびそれを用いた接続構造 Expired - Lifetime JPH0727569Y2 (ja)

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JPH0656972U true JPH0656972U (ja) 1994-08-05
JPH0727569Y2 JPH0727569Y2 (ja) 1995-06-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104160558A (zh) * 2012-03-28 2014-11-19 日本航空电子工业株式会社 电线对基板用连接器

Citations (2)

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JPS56109367A (en) * 1980-02-01 1981-08-29 Fuji Xerox Co Ltd Automatic original gathering device of copying machine
JPS56112874U (ja) * 1980-01-31 1981-08-31

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