JPH0656500U - 脚立の足のカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脚立の足を両側へのばしハシゴ状にして使用
する際、脚立を壁によりかけた時、壁に傷がつくのを防
ぎ又、窓等があって脚立をかけることが困難な場合でも
脚立がかけられ安全に作業できる補助道具を提供する。 【構成】 土台板（１）に脚立の足の入り口（２）を設
け、土台板（１）の裏側にパンチカーペットをはること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、土台板に脚立の足の入り口をつけた脚立の足のカバーに関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

硬質ゴム製で脚立の足のそれぞれについているカバーがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ） 脚立には２つの使用方法があるが、１つは４本足にして床に立てて使う 方法と、２つ目は足を両側へのばし２本足にして壁によりかけてハシゴとして使 う方法があり、後者の使用方法において従来のゴム製の足のカバーでは壁を傷に することが多かったほか、片方の足が窓にかかったりすると作業する上で危険で あった。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

裏側にパンチカーペットをはった土台板（１）に、脚立の足の入り口（２）を 設ける。 本考案は、以上のような構成よりなる脚立の足のカバーである。

【０００５】

【作用】

脚立の足を両側にのばしハシゴとして使うときのみ使用し、脚立の足の入り口 に脚立の足を差し込んで壁にたてかける。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （イ） 厚さ５ミリのベニヤ板（１）に脚立の足の入り口（２）を設ける。 （ロ） ベニヤ板（１）の４つの角をやすりで丸める。 （ハ） 脚立の足の入り口（２）は、ラワン板、ベニヤ板等で図のような形に つくりベニヤ板（１）にクギとボンドで固定する。 （ニ） ベニヤ板（１）の裏側にパンチカーペット（３）をボンドではる。 本考案は以上のような構造で、これを使用するときは脚立をハシゴ状にした時 のみ使用するものとし、脚立の足の入り口（２）に脚立の足を差し込み壁にたて かけて使うものである。 なお、脚立の足の入り口（２）は、プラスチック成型によりつくりプラスチッ ク製でもよい。

【０００７】

【考案の効果】

この脚立の足のカバーを脚立の足に装着することにより、壁に傷がつくことを 防ぐことができ、また、土台板にベニヤ板を用いることによって窓等のある壁に もよくなじみ安全に作業できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の正面図である。

【図３】本考案の左側面図である。

【図４】本考案の使用図である。

【符号の説明】

１ 土台板 ２ 脚立の足の入り口 ３ パンチカーペット ４ 窓 ５ 壁 ６ 脚立

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 裏側にパンチカーペットをはった上台板
   （１）に脚立の足の入り口を設けた脚立の足のカバー。