JPH0656342A - ロール紙使用機器におけるオートローディング装置 - Google Patents
ロール紙使用機器におけるオートローディング装置Info
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- JPH0656342A JPH0656342A JP4206576A JP20657692A JPH0656342A JP H0656342 A JPH0656342 A JP H0656342A JP 4206576 A JP4206576 A JP 4206576A JP 20657692 A JP20657692 A JP 20657692A JP H0656342 A JPH0656342 A JP H0656342A
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- Japan
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- slack
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロール紙の先端を検出することができて正確
なローディング作業を行うことができ、ローディング性
が高く、しかもロール紙がフリーな状態となって滑りが
生ずるようなことがなく、確実なローディングを行うこ
とのできるオートローディング装置を提供する。 【構成】 支持部からのロール紙に荷重センサが荷重を
かけ、その荷重が所定値となったとき検出データを出力
し、この検出データをＡ／Ｄ変換し、またロール紙のゆ
るみ部を検出し、Ａ／Ｄ変換された出力データを制御部
に入力して、その入力データからロール紙のセット方向
を検出する。
なローディング作業を行うことができ、ローディング性
が高く、しかもロール紙がフリーな状態となって滑りが
生ずるようなことがなく、確実なローディングを行うこ
とのできるオートローディング装置を提供する。 【構成】 支持部からのロール紙に荷重センサが荷重を
かけ、その荷重が所定値となったとき検出データを出力
し、この検出データをＡ／Ｄ変換し、またロール紙のゆ
るみ部を検出し、Ａ／Ｄ変換された出力データを制御部
に入力して、その入力データからロール紙のセット方向
を検出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ等のよ
うにロール紙を使用する機器におけるオートローディン
グ装置に関する。
うにロール紙を使用する機器におけるオートローディン
グ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のオートローディング装置
は、トラクタ又はガイド板を使用したものとなってい
る。
は、トラクタ又はガイド板を使用したものとなってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なオートローディング装置においては、ロール紙の先端
を検出することを行っていないため、正確なローディン
グ作業を行うことができず、またトラクタがない場合、
ローディング性を高めるためにガイド板をロール紙の搬
送速度と同じ速度にすると、ロール紙がフリーな状態と
なって滑りが生ずるため、確実なローディングを行うこ
とが困難であるという問題がある。
なオートローディング装置においては、ロール紙の先端
を検出することを行っていないため、正確なローディン
グ作業を行うことができず、またトラクタがない場合、
ローディング性を高めるためにガイド板をロール紙の搬
送速度と同じ速度にすると、ロール紙がフリーな状態と
なって滑りが生ずるため、確実なローディングを行うこ
とが困難であるという問題がある。
【０００４】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来のオートローディング装置のもつ問題を解消し、ロー
ル紙の先端を検出することができて正確なローディング
作業を行うことができ、ローディング性が高く、しかも
ロール紙がフリーな状態となって滑りが生ずるようなこ
とがなく、確実なローディングを行うことのできるオー
トローディング装置を提供するにある。
来のオートローディング装置のもつ問題を解消し、ロー
ル紙の先端を検出することができて正確なローディング
作業を行うことができ、ローディング性が高く、しかも
ロール紙がフリーな状態となって滑りが生ずるようなこ
とがなく、確実なローディングを行うことのできるオー
トローディング装置を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、請求項１の発明は、ロール紙を
使用する機器において、ロール紙の支持部と、ロール紙
に荷重をかけ、その荷重が所定値となったとき検出デー
タを出力する荷重センサを含むロール紙センサ部と、前
記検出データをＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換部と、ロール
紙のたるみ部を検出するたるみセンサ部と、前記Ａ／Ｄ
変換部で変換された出力データを入力して、その入力デ
ータからロール紙のセット方向を検出する制御部とを具
えていることを特徴とするものである。請求項２の発明
は、ロール紙を使用する機器において、ロール紙の支持
部と、ロール紙との変位量を計測し、その変位量が所定
値となったとき検出データを出力する変位センサを含む
ロール紙センサ部と、前記検出データをＡ／Ｄ変換する
Ａ／Ｄ変換部と、ロール紙のたるみ部を検出するたるみ
センサ部と、前記Ａ／Ｄ変換部で変換された出力データ
を入力して、その入力データからロール紙のセット方向
を検出する制御部とを具えていることを特徴とするもの
である。請求項３の発明は、請求項１又は２の発明にお
いて、ロール紙巻取部をそなえているものである。
目的を達成するために、請求項１の発明は、ロール紙を
使用する機器において、ロール紙の支持部と、ロール紙
に荷重をかけ、その荷重が所定値となったとき検出デー
タを出力する荷重センサを含むロール紙センサ部と、前
記検出データをＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換部と、ロール
紙のたるみ部を検出するたるみセンサ部と、前記Ａ／Ｄ
変換部で変換された出力データを入力して、その入力デ
ータからロール紙のセット方向を検出する制御部とを具
えていることを特徴とするものである。請求項２の発明
は、ロール紙を使用する機器において、ロール紙の支持
部と、ロール紙との変位量を計測し、その変位量が所定
値となったとき検出データを出力する変位センサを含む
ロール紙センサ部と、前記検出データをＡ／Ｄ変換する
Ａ／Ｄ変換部と、ロール紙のたるみ部を検出するたるみ
センサ部と、前記Ａ／Ｄ変換部で変換された出力データ
を入力して、その入力データからロール紙のセット方向
を検出する制御部とを具えていることを特徴とするもの
である。請求項３の発明は、請求項１又は２の発明にお
いて、ロール紙巻取部をそなえているものである。
【０００６】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項１又は
２の発明においては、支持部内に方向性を考えることな
くロール紙を入れると、制御部の指令によってロール紙
を回転し、ついでセンサ部の圧力センサ又は変位センサ
を、そのアナログ出力が設定された圧力値となり、又は
変位量が±０になるまで下動させる。この際ロール紙の
向き方向及び回転方向が反対方向の場合に、荷重センサ
又は変位センサから出力されるアナログデータがＡ／Ｄ
変換部で変換され、このデイジタルデータを制御部にお
いて前のサンプリングデイジタルデータと比較してロー
ル紙の向き方向及び切目の位置を判定する。またロール
紙の向き方向が回転方向と同様である場合には、ロール
紙を回転させるとたるみ部が発生し、このようなたるみ
部がたるみセンサ部によって検出される。そしてこの検
出データによって、この場合の向き方向は回転方向と同
じであると判定され、ロール紙を逆回転させるととも
に、圧力センサ又は変位センサを上動させる。請求項３
の発明においては、請求項１又は２の発明において、ロ
ール紙の切目位置を判定した後、ロール紙巻取部によっ
てロール紙を巻取ることとなる。
２の発明においては、支持部内に方向性を考えることな
くロール紙を入れると、制御部の指令によってロール紙
を回転し、ついでセンサ部の圧力センサ又は変位センサ
を、そのアナログ出力が設定された圧力値となり、又は
変位量が±０になるまで下動させる。この際ロール紙の
向き方向及び回転方向が反対方向の場合に、荷重センサ
又は変位センサから出力されるアナログデータがＡ／Ｄ
変換部で変換され、このデイジタルデータを制御部にお
いて前のサンプリングデイジタルデータと比較してロー
ル紙の向き方向及び切目の位置を判定する。またロール
紙の向き方向が回転方向と同様である場合には、ロール
紙を回転させるとたるみ部が発生し、このようなたるみ
部がたるみセンサ部によって検出される。そしてこの検
出データによって、この場合の向き方向は回転方向と同
じであると判定され、ロール紙を逆回転させるととも
に、圧力センサ又は変位センサを上動させる。請求項３
の発明においては、請求項１又は２の発明において、ロ
ール紙の切目位置を判定した後、ロール紙巻取部によっ
てロール紙を巻取ることとなる。
【０００７】
【実施例】図１〜４に示す第１実施例において、１は荷
重センサ２及び荷重センサ２を移動させる第１パルスモ
ータ３を有するセンサ部、４はセンサ部１から入力され
たアナログデータをデイジタルデータに変換するＡ／Ｄ
変換部、５はＡ／Ｄ変換部からの出力の変化点すなわち
ロール紙10の向き方向及び切目を検出して検出信号を出
力する制御部、６は制御部５からの信号によって制御さ
れるロール紙回転用の第２パルスモータ、７はホトセン
サからなるロール紙10のたるみを検出するたるみセンサ
部、８は機器のＣＰＵをそれぞれ示す。このようなもの
において、機器の給紙ホルダ又は給紙部からなる支持部
11内に方向性を考えることなくロール紙10を入れると、
制御部５の指令により第２パルスモータ６が作動してロ
ール紙10を回転し、ついでセンサ部１の第１パルスモー
タ３が作動して、この第１パルスモータ３の回転軸に設
けたウォーム12を回転して、これと噛合するラック13を
有する荷重センサ２を下動して、その接触端子14をロー
ル紙10に当接させ、そのアナログ出力が設定された圧力
値となるまで下動させる。この際ロール紙10の向き方向
Ａ及び回転方向Ｂが図５に示すような場合に、荷重セン
サ２から出力されるアナログデータが図６に、またこの
アナログデータをＡ／Ｄ変換部４で変換したデイジタル
データが図７にそれぞれ示されており、このデイジタル
データを制御部５において前のサンプリングデイジタル
データと比較して急激な変化の有無を確認し、またこの
デイジタルデータとロール紙10の回転方向Ｂとによって
ロール紙10の向き方向Ａは回転方向Ｂと反対であること
及び切目の位置を判定する。またロール紙10の向き方向
Ａは前記の場合と同様であるが、回転方向が図８に示す
ように反対のたるみ方向Ｃの場合には、ロール紙10を回
転させると、図９に示すようにたるみ部16が発生し、こ
のようなたるみ部16がたるみセンサ部７によって検出さ
れる。そしてこの検出データによって、この場合はロー
ル紙10の向き方向Ａは回転方向Ｃと同じであると判定
し、第２パルスモータ６を逆回転させるとともに、セン
サ部１のパルスモータ３を逆回転させて、圧力センサ２
を上動させ、機器のＣＰＵ８に速やかにエラーメッセー
ジを表示させる。
重センサ２及び荷重センサ２を移動させる第１パルスモ
ータ３を有するセンサ部、４はセンサ部１から入力され
たアナログデータをデイジタルデータに変換するＡ／Ｄ
変換部、５はＡ／Ｄ変換部からの出力の変化点すなわち
ロール紙10の向き方向及び切目を検出して検出信号を出
力する制御部、６は制御部５からの信号によって制御さ
れるロール紙回転用の第２パルスモータ、７はホトセン
サからなるロール紙10のたるみを検出するたるみセンサ
部、８は機器のＣＰＵをそれぞれ示す。このようなもの
において、機器の給紙ホルダ又は給紙部からなる支持部
11内に方向性を考えることなくロール紙10を入れると、
制御部５の指令により第２パルスモータ６が作動してロ
ール紙10を回転し、ついでセンサ部１の第１パルスモー
タ３が作動して、この第１パルスモータ３の回転軸に設
けたウォーム12を回転して、これと噛合するラック13を
有する荷重センサ２を下動して、その接触端子14をロー
ル紙10に当接させ、そのアナログ出力が設定された圧力
値となるまで下動させる。この際ロール紙10の向き方向
Ａ及び回転方向Ｂが図５に示すような場合に、荷重セン
サ２から出力されるアナログデータが図６に、またこの
アナログデータをＡ／Ｄ変換部４で変換したデイジタル
データが図７にそれぞれ示されており、このデイジタル
データを制御部５において前のサンプリングデイジタル
データと比較して急激な変化の有無を確認し、またこの
デイジタルデータとロール紙10の回転方向Ｂとによって
ロール紙10の向き方向Ａは回転方向Ｂと反対であること
及び切目の位置を判定する。またロール紙10の向き方向
Ａは前記の場合と同様であるが、回転方向が図８に示す
ように反対のたるみ方向Ｃの場合には、ロール紙10を回
転させると、図９に示すようにたるみ部16が発生し、こ
のようなたるみ部16がたるみセンサ部７によって検出さ
れる。そしてこの検出データによって、この場合はロー
ル紙10の向き方向Ａは回転方向Ｃと同じであると判定
し、第２パルスモータ６を逆回転させるとともに、セン
サ部１のパルスモータ３を逆回転させて、圧力センサ２
を上動させ、機器のＣＰＵ８に速やかにエラーメッセー
ジを表示させる。
【０００８】図10，11に示す第２実施例において、第１
実施例と相違する点は、センサ部17は荷重センサ２に代
えてレーザ光線によりロール紙10との距離を計測する変
位センサ18を有している点である。このようなものにお
いては、第１実施例と同様に支持部11内に方向性を考え
ることなくロール紙10を入れると、制御部５の指令によ
り第２パルスモータ６が作動してロール紙10を回転し、
ついでセンサ部１の第１パルスモータ３が作動して、こ
の第１パルスモータ３の回転軸に設けたウォーム12を回
転して、これと噛合するラック13を有する変位センサ18
をそのアナログ出力が±０になるまで下動させる。この
際ロール紙10の向き方向Ａ及び回転方向Ｂが図５に示す
ような場合に、変位センサ18から出力されるアナログデ
ータ及びこのアナログデータをＡ／Ｄ変換部４で変換し
たデイジタルデータが図６，７にそれぞれ示されたよう
になり、第１実施例と同様にして制御部５においてロー
ル紙10の向き方向Ａ及び切目の位置を判定する。またロ
ール紙10の向き方向Ａは前記の場合と同様であるが、回
転方向が図８に示すように反対のたるみ方向Ｃの場合に
は、ロール紙10の回転によって図９に示すようにたるみ
部16が発生し、このようなたるみ部16がたるみセンサ部
７によって検出される。そしてこの検出データによっ
て、ロール紙10の向き方向Ａが回転方向Ｃと同じである
と判定し、第２パルスモータ６を逆回転させるととも
に、センサ部１のパルスモータ３を逆回転させて、圧力
センサ２を上動させ、機器のＣＰＵ８に速やかにエラー
メッセージを表示させる。
実施例と相違する点は、センサ部17は荷重センサ２に代
えてレーザ光線によりロール紙10との距離を計測する変
位センサ18を有している点である。このようなものにお
いては、第１実施例と同様に支持部11内に方向性を考え
ることなくロール紙10を入れると、制御部５の指令によ
り第２パルスモータ６が作動してロール紙10を回転し、
ついでセンサ部１の第１パルスモータ３が作動して、こ
の第１パルスモータ３の回転軸に設けたウォーム12を回
転して、これと噛合するラック13を有する変位センサ18
をそのアナログ出力が±０になるまで下動させる。この
際ロール紙10の向き方向Ａ及び回転方向Ｂが図５に示す
ような場合に、変位センサ18から出力されるアナログデ
ータ及びこのアナログデータをＡ／Ｄ変換部４で変換し
たデイジタルデータが図６，７にそれぞれ示されたよう
になり、第１実施例と同様にして制御部５においてロー
ル紙10の向き方向Ａ及び切目の位置を判定する。またロ
ール紙10の向き方向Ａは前記の場合と同様であるが、回
転方向が図８に示すように反対のたるみ方向Ｃの場合に
は、ロール紙10の回転によって図９に示すようにたるみ
部16が発生し、このようなたるみ部16がたるみセンサ部
７によって検出される。そしてこの検出データによっ
て、ロール紙10の向き方向Ａが回転方向Ｃと同じである
と判定し、第２パルスモータ６を逆回転させるととも
に、センサ部１のパルスモータ３を逆回転させて、圧力
センサ２を上動させ、機器のＣＰＵ８に速やかにエラー
メッセージを表示させる。
【０００９】図12〜15に示す第３実施例において、第
１，２実施例と同様な部分については同一の符号を付し
て説明を省略し、主として異なる部分について説明す
る。センサ部21における切目方向性検出センサ22は、前
記の荷重センサ３又は変位センサ18のいずれでもよく、
23は光センサからなるロール紙有無検出センサ、25はロ
ール紙10を巻取るロール紙巻取部をそれぞれ示す。ロー
ル紙巻取部25は支持部11内にロール紙10に対向して水平
方向に移動可能に設けられた支持軸26の先端に横軸27が
取付けられ、この横軸27に第１，２支持ばね28，29の基
端が回動可能に軸支され、この第１，２支持ばね28，29
は横軸27に設けられた第３，４パルスモータ30，31によ
って回動するようになっており、第１，２支持ばね28，
29の自由端には第１，２プラテンローラ32，33が回転可
能に軸支され、この第１，２プラテンローラ32，33は第
１，２支持ばね28，29に設けられた第５，６パルスモー
タ34，35によって回転するようになっている。そして支
持軸26の両面には、ラック36，37が設けられ、一方のラ
ック36は支持部11内に設けられた第１駆動ピニオン38と
噛合し、他方のラック37はこれの直角方向に移動可能に
支持部11内に設けられたストッパ39に係合離脱するよう
になっており、ストッパ39には支持部11内に設けられた
第２駆動ピニオン40と噛合するラックが設けられてい
る。
１，２実施例と同様な部分については同一の符号を付し
て説明を省略し、主として異なる部分について説明す
る。センサ部21における切目方向性検出センサ22は、前
記の荷重センサ３又は変位センサ18のいずれでもよく、
23は光センサからなるロール紙有無検出センサ、25はロ
ール紙10を巻取るロール紙巻取部をそれぞれ示す。ロー
ル紙巻取部25は支持部11内にロール紙10に対向して水平
方向に移動可能に設けられた支持軸26の先端に横軸27が
取付けられ、この横軸27に第１，２支持ばね28，29の基
端が回動可能に軸支され、この第１，２支持ばね28，29
は横軸27に設けられた第３，４パルスモータ30，31によ
って回動するようになっており、第１，２支持ばね28，
29の自由端には第１，２プラテンローラ32，33が回転可
能に軸支され、この第１，２プラテンローラ32，33は第
１，２支持ばね28，29に設けられた第５，６パルスモー
タ34，35によって回転するようになっている。そして支
持軸26の両面には、ラック36，37が設けられ、一方のラ
ック36は支持部11内に設けられた第１駆動ピニオン38と
噛合し、他方のラック37はこれの直角方向に移動可能に
支持部11内に設けられたストッパ39に係合離脱するよう
になっており、ストッパ39には支持部11内に設けられた
第２駆動ピニオン40と噛合するラックが設けられてい
る。
【００１０】この実施例においては、第１，２実施例に
おけると同様にしてロール紙10の向き方向及び切目を検
出し、ついでその切目が所定の位置にくるように第２パ
ルスモータ４を作動し、それに基づいて測定されたロー
ル紙10の大きさに基づいて、第３，４パルスモータ30，
31及び第１駆動ピニオン38を作動して、第１，２支持ば
ね28，29を拡開して第１，２プラテンローラ32，33を予
め所望角度をもった横Ｙ字形状態としたうえ、第１駆動
ピニオン38を所定時間作動して支持軸26を前進させ、第
１，２プラテンローラ32，33を図14に示すようにロール
紙10に当接させたうえ、第２駆動ピニオン40を作動して
ストッパ39を支持軸26のラック37に係合させてその位置
にロックする。
おけると同様にしてロール紙10の向き方向及び切目を検
出し、ついでその切目が所定の位置にくるように第２パ
ルスモータ４を作動し、それに基づいて測定されたロー
ル紙10の大きさに基づいて、第３，４パルスモータ30，
31及び第１駆動ピニオン38を作動して、第１，２支持ば
ね28，29を拡開して第１，２プラテンローラ32，33を予
め所望角度をもった横Ｙ字形状態としたうえ、第１駆動
ピニオン38を所定時間作動して支持軸26を前進させ、第
１，２プラテンローラ32，33を図14に示すようにロール
紙10に当接させたうえ、第２駆動ピニオン40を作動して
ストッパ39を支持軸26のラック37に係合させてその位置
にロックする。
【００１１】ついで第５，６パルスモータ34，35を反対
方向に作動させ、第１プラテンローラ32を時計方向に回
転させるとともに、第２プラテンローラ33を反時計方向
に回転させ、ついで第２駆動ピニオン40の作動を中止し
て、ストッパ39を支持軸26のラック37から離脱させてロ
ックを解除する。ついで第３，４パルスモータ30，31を
ゆっくり反対方向に作動して、第１，２支持ばね28，29
を閉鎖して重畳し、第１，２プラテンローラ32，33が同
一線上に位置してロール紙10を挟持したところで第３，
４パルスモータ30，31の作動を中止し、ついで第１駆動
ピニオン38を反対方向にゆっくり作動して、支持軸26を
後退させてロール紙10を引っぱる状態となったところで
第１駆動ピニオン38の作動を中止し、第２駆動ピニオン
40を作動してストッパ39を支持軸26のラック37に係合さ
せてその位置にロックする。ついで第３，４パルスモー
タ30，31を作動して、第１，２支持ばね28，29が支持軸
26に対してほぼ直角となった図15に示す位置に移動さ
せ、紙有無検出センサ23がロール紙10有無を検知して、
有の場合は通常の作業を継続し、無の場合は再度当初か
ら作業をやり直すこととなる。
方向に作動させ、第１プラテンローラ32を時計方向に回
転させるとともに、第２プラテンローラ33を反時計方向
に回転させ、ついで第２駆動ピニオン40の作動を中止し
て、ストッパ39を支持軸26のラック37から離脱させてロ
ックを解除する。ついで第３，４パルスモータ30，31を
ゆっくり反対方向に作動して、第１，２支持ばね28，29
を閉鎖して重畳し、第１，２プラテンローラ32，33が同
一線上に位置してロール紙10を挟持したところで第３，
４パルスモータ30，31の作動を中止し、ついで第１駆動
ピニオン38を反対方向にゆっくり作動して、支持軸26を
後退させてロール紙10を引っぱる状態となったところで
第１駆動ピニオン38の作動を中止し、第２駆動ピニオン
40を作動してストッパ39を支持軸26のラック37に係合さ
せてその位置にロックする。ついで第３，４パルスモー
タ30，31を作動して、第１，２支持ばね28，29が支持軸
26に対してほぼ直角となった図15に示す位置に移動さ
せ、紙有無検出センサ23がロール紙10有無を検知して、
有の場合は通常の作業を継続し、無の場合は再度当初か
ら作業をやり直すこととなる。
【００１２】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
１の発明は、ロール紙を使用する機器において、ロール
紙の支持部と、ロール紙に荷重をかけ、その荷重が所定
値となったとき検出データを出力する荷重センサを含む
ロール紙センサ部と、前記検出データをＡ／Ｄ変換する
Ａ／Ｄ変換部と、ロール紙のゆるみ部を検出するゆるみ
センサ部と、前記Ａ／Ｄ変換部で変換された出力データ
を入力して、その入力データからロール紙のセット方向
を検出する制御部とを具えているので、支持部内に方向
性を考えることなく入れたロール紙の向き方向及び切目
の位置が自動的に、迅速かつ正確に判定してロール紙の
大きさを測定することができ、誤ってロール紙をセット
してオートローディングが不可能になるというようなこ
とがないという効果がある。請求項２の発明は、ロール
紙を使用する機器において、ロール紙の支持部と、ロー
ル紙との変位量を計測し、その変位量が所定値となった
とき検出データを出力する変位センサを含むロール紙セ
ンサ部と、前記検出データをＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換
部と、ロール紙のゆるみ部を検出するゆるみセンサ部
と、前記Ａ／Ｄ変換部で変換された出力データを入力し
て、その入力データからロール紙のセット方向を検出す
る制御部とを具えているので、請求項１の発明と全く同
様の効果を有するのに加えて、ロール紙センサ部の変位
センサがロール紙に接触することなくて、ロール紙に損
傷を与えることがないという効果がある。請求項３の発
明は、請求項１又は２の発明において、ロール紙巻取部
をそなえているので、請求項１又は２の発明と同様の効
果を有するのに加えて人手を要しないので、そのために
発生する誤セットを防止することができ、またロール紙
の径の測定を自動的に行わせることができるという効果
がある。
１の発明は、ロール紙を使用する機器において、ロール
紙の支持部と、ロール紙に荷重をかけ、その荷重が所定
値となったとき検出データを出力する荷重センサを含む
ロール紙センサ部と、前記検出データをＡ／Ｄ変換する
Ａ／Ｄ変換部と、ロール紙のゆるみ部を検出するゆるみ
センサ部と、前記Ａ／Ｄ変換部で変換された出力データ
を入力して、その入力データからロール紙のセット方向
を検出する制御部とを具えているので、支持部内に方向
性を考えることなく入れたロール紙の向き方向及び切目
の位置が自動的に、迅速かつ正確に判定してロール紙の
大きさを測定することができ、誤ってロール紙をセット
してオートローディングが不可能になるというようなこ
とがないという効果がある。請求項２の発明は、ロール
紙を使用する機器において、ロール紙の支持部と、ロー
ル紙との変位量を計測し、その変位量が所定値となった
とき検出データを出力する変位センサを含むロール紙セ
ンサ部と、前記検出データをＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換
部と、ロール紙のゆるみ部を検出するゆるみセンサ部
と、前記Ａ／Ｄ変換部で変換された出力データを入力し
て、その入力データからロール紙のセット方向を検出す
る制御部とを具えているので、請求項１の発明と全く同
様の効果を有するのに加えて、ロール紙センサ部の変位
センサがロール紙に接触することなくて、ロール紙に損
傷を与えることがないという効果がある。請求項３の発
明は、請求項１又は２の発明において、ロール紙巻取部
をそなえているので、請求項１又は２の発明と同様の効
果を有するのに加えて人手を要しないので、そのために
発生する誤セットを防止することができ、またロール紙
の径の測定を自動的に行わせることができるという効果
がある。
【図１】この発明の第１実施例の各部の配置図である。
【図２】同上のセンサ部の正面図である。
【図３】同上のロール紙の支持状態を示す平面図であ
る。
る。
【図４】同上の正面図である。
【図５】同上におけるロール紙の向きと回転方向との１
関係を示す図面である。
関係を示す図面である。
【図６】同上のセンサ部からの出力データを示す図面で
ある。
ある。
【図７】同上のＡ／Ｄ変換部からの出力データを示す図
面である。
面である。
【図８】同上の感光紙への複写初期の状態を示す概略正
面図である。
面図である。
【図９】同上におけるロール紙の向きと回転方向との他
の関係を示す図面である。
の関係を示す図面である。
【図１０】この発明の第２実施例の各部の配置図であ
る。
る。
【図１１】同上のセンサ部の正面図である。
【図１２】この発明の第３実施例の各部の配置図であ
る。
る。
【図１３】同上におけるロール紙巻取部の一部縦断正面
図である。
図である。
【図１４】同上におけるロール紙巻取の初期の状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図１５】同上におけるロール紙巻取の後期の状態を示
す説明図である。
す説明図である。
１ センサ部 ２ 荷重センサ ３ 第１パルスモータ ４ Ａ／Ｄ変換部 ５ 制御部 ６ 第２パルスモータ ７ たるみセンサ部 ８ 機器のＣＰＵ 10 ロール紙 11 支持部 16 たるみ部 17 センサ部 18 変位センサ 21 センサ部 22 切目方向性検出センサ 23 紙有無検出センサ 25 ロール紙巻取部 26 支持軸 27 横軸 28 第１支持ばね 29 第２支持ばね 30 第３パルスモータ 31 第４パルスモータ 32 第１プラテンローラ 33 第２プラテンローラ 34 第５パルスモータ 35 第６パルスモータ 38 第１駆動ピニオン 39 ストッパ 40 第２駆動ピニオン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 1/31 9186−5Ｃ
Claims (3)
- 【請求項１】 ロール紙を使用する機器において、ロー
ル紙の支持部と、ロール紙に荷重をかけ、その荷重が所
定値となったとき検出データを出力する荷重センサを含
むロール紙センサ部と、前記検出データをＡ／Ｄ変換す
るＡ／Ｄ変換部と、ロール紙のたるみ部を検出するたる
みセンサ部と、前記Ａ／Ｄ変換部で変換された出力デー
タを入力して、その入力データからロール紙のセット方
向を検出する制御部とを具えていることを特徴とするオ
ートローディング装置。 - 【請求項２】 ロール紙を使用する機器において、ロー
ル紙の支持部と、ロール紙との変位量を計測し、その変
位量が所定値となったとき検出データを出力する変位セ
ンサを含むロール紙センサ部と、前記検出データをＡ／
Ｄ変換するＡ／Ｄ変換部と、ロール紙のたるみ部を検出
するたるみセンサ部と、前記Ａ／Ｄ変換部で変換された
出力データを入力して、その入力データからロール紙の
セット方向を検出する制御部とを具えていることを特徴
とするオートローディング装置における制御装置。 - 【請求項３】 ロール紙巻取部をそなえている請求項１
又は２のオートローディング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206576A JPH0656342A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | ロール紙使用機器におけるオートローディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206576A JPH0656342A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | ロール紙使用機器におけるオートローディング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656342A true JPH0656342A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16525691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4206576A Pending JPH0656342A (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | ロール紙使用機器におけるオートローディング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0656342A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102351113A (zh) * | 2011-06-27 | 2012-02-15 | 苏州帝瀚环保科技有限公司 | 一种过滤纸筒缺纸检测装置 |
| CN115159230A (zh) * | 2022-08-02 | 2022-10-11 | 深圳市中金科五金制造有限公司 | 全自动载带包装检测机自动收卷装置松动检测方法及系统 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP4206576A patent/JPH0656342A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102351113A (zh) * | 2011-06-27 | 2012-02-15 | 苏州帝瀚环保科技有限公司 | 一种过滤纸筒缺纸检测装置 |
| CN115159230A (zh) * | 2022-08-02 | 2022-10-11 | 深圳市中金科五金制造有限公司 | 全自动载带包装检测机自动收卷装置松动检测方法及系统 |
| CN115159230B (zh) * | 2022-08-02 | 2023-10-27 | 深圳市中金科五金制造有限公司 | 全自动载带包装检测机自动收卷装置松动检测方法及系统 |
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