JPH0656274B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置

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JPH0656274B2
JPH0656274B2 JP61067111A JP6711186A JPH0656274B2 JP H0656274 B2 JPH0656274 B2 JP H0656274B2 JP 61067111 A JP61067111 A JP 61067111A JP 6711186 A JP6711186 A JP 6711186A JP H0656274 B2 JPH0656274 B2 JP H0656274B2
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JP
Japan
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temperature
heat
way valve
heating
heat exchanger
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JP61067111A
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JPS62225864A (ja
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慶一 守田
誓 須摩
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、冷凍サイクル装置に関し、特に蓄熱器を備え
た冷凍サイクル装置に関する。
(従来の技術) 従来、蓄熱器を有する冷凍サイクル装置としては、例え
ば実開昭49−145246号公報に示されるものがあ
る。
この冷凍サイクル装置においては、冷凍サイクル中の蓄
熱器を暖房運転時の高圧配管路に設け、暖房運転時、蓄
熱器に熱量を蓄積して、除霜運転時にこの蓄積した熱量
を放出して室外熱交換器に導出される冷媒を加熱し得る
ようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような冷凍サイクル装置では蓄熱器
に蓄積された温度の如何にかかわらず蓄熱器の熱量を用
いた除霜運転が行なわれてしまうことになる。
即ち、蓄熱器の温度が低い場合、除霜運転を行なったな
らば、蓄熱器に熱を取られてしまうことになり、蓄熱器
を用いない場合よりも除霜運転の効率が低下し、除霜時
間がより長くなってしまい、さらに室温を低下させてし
まうことになると言う欠点があった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、蓄熱器の温度により除霜運転
に対する蓄熱器の利用を選択的に行ない、除霜運転の改
善を図ることを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、圧縮機、四方弁、
室内熱交換器、第1の減圧装置と第1のバイパス弁の並
列回路、蓄熱器、第2の減圧装置と第2のバイパス弁の
並列回路、室外熱交換器を順次冷媒配管で接続してなる
と共に、四方弁によって冷房サイクルと暖房サイクルを
切換える冷凍サイクルにおいて、前記蓄熱器に設けられ
た蓄熱器の温度を検出する温度センサーと、暖房運転の
除霜時に、前記蓄熱器の温度が所定温度以上ならば、四
方弁は暖房サイクルのままで前記第1のバイパス弁を
開、前記第2のバイパス弁を閉として暖房を継続しなが
ら除霜を行い、前記蓄熱器の温度が所定温度未満なら
ば、四方弁を反転させて除霜を行うよう制御する制御装
置とを具備する冷凍サイクル装置を提供する。
(作用) 上記構成によれば、除霜運転時、蓄熱器の温度が所定温
度以上のときには蓄熱器を用いて暖房運転を継続させな
がら除霜を行ない、蓄熱器の温度が所定温度未満のとき
には蓄熱器を用いないで除霜運転を行なうので、蓄熱器
の温度が低い状態での除霜運転においては、蓄熱器に熱
を取れることがなく、除霜運転の効率が低下して、除霜
時間がより長くなってしまうこともない。
(実施例) 以下本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図において、圧縮機1、四方弁2、室内熱交換器
3、第1の減圧装置4、蓄熱器5、第2の減圧装置6、
室外熱交換器7を冷媒配管8で順次継続して、概略的に
冷凍サイクルを構成しており、室内熱交換器3及び室外
熱交換器7には室内ファン装置31及び室外ファン装置
71がそれぞれ対向する位置に設けられている。
第1の減圧装置4及び第2の減圧装置6は、例えば開閉
弁41とキャピラリーチューブ42及び開閉弁61とキ
ャピラリーチューブ62とからなる。
また、蓄熱器5は、蓄熱材51として例えばパラフィン
等が内在されると共に、蓄熱材51の温度を検出する温
度センサー52が設けられている。
温度センサー52は、制御装置10に接続されている。
この制御装置10は運転状態や温度センサー52の出力
に応じて、開閉弁41、61の開閉を制御する。
次にこのように構成された冷凍サイクル装置の作用につ
いて説明する。
初めに蓄熱器に熱量を蓄積する暖房蓄熱運転を行なう場
合を説明する。
まず、四方弁2を破線状態にし、室内ファン装置31及
び室外ファン装置71を作動させると共に、制御装置に
よって、開閉弁41を開、開閉弁61を閉とする。
すると、圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒ガス
は、四方弁2を通り室内熱交換器3で凝縮し(冷媒は室
内熱交換器3で凝縮する際、放熱するため、この熱を利
用して図示しない被空調室は暖房される。)、開閉弁4
1を通って高温高圧状態のまま蓄熱器5に流入して、蓄
熱材51に蓄熱が行なわれる。そして、冷媒は第2の減
圧装置6のキャピラリーチューブ62で減圧され、室外
熱交換器7で蒸発し、四方弁2を通り圧縮機1に戻る。
なお、この暖房蓄熱運転において、暖房立上がり時に蓄
熱器5の温度が例えば20℃未満であれば、暖房能力が
蓄熱器5により減少することがないように、開閉弁41
を閉、開閉弁61を開にして蓄熱器5を低圧側とする。
次に、蓄熱器に十分な熱量の蓄積があり、この蓄熱を利
用する暖房放熱運転を行なう場合を説明する。
まず、四方弁2を破線状態にし、室内ファン装置31及
び室外ファン装置71を作動させると共に、制御装置に
よって開閉弁41を閉、開閉弁61を開とする。
すると、圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒ガス
は、四方弁2を通り室内熱交換器3で凝縮し、第1の減
圧装置4のキャピラリーチューブ42で減圧されて低温
低圧状態となって蓄熱器5に流入して、蓄熱材51から
熱量を吸熱する。そして、冷媒は開閉弁61を通り、室
外熱交換器7で蒸発し、四方弁2を通り圧縮機1に戻
る。
次に、除霜運転について説明する。
暖房運転の継続中,室外熱交換器7での着霜の有無を図
示しない温度センサーによって判断する。例えば室外熱
交換器7に設けられた温度センサーの検出値が−12℃
以下であれば除霜運転を開始する。
除霜運転の開始が判断されると、四方弁2を破線状態で
接続し、室内ファン装置31のみを動作させると共に、
制御装置によって開閉弁41を閉、開閉弁61を開とす
る。
すると、圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒ガス
は、四方弁2を通り室内熱交換器3で凝縮して被空調室
を暖房し、キャピラリーチューブ42を通って低温低圧
状態で蓄熱器5に流入し、蓄熱材51より熱量を吸熱す
る。
そして、蓄熱材51から熱量を吸熱した冷媒は開閉弁6
1を通り室外熱交換器7に付着した霜を除去し、四方弁
2を通って圧縮機1に戻る。
これによれば、蓄熱器5に蓄熱された熱量を用いること
によって、暖房運転を継続しながら除霜を行なうことが
でき、暖房運転の停止による室温の低下を防止すること
ができる。
また、除霜運転において蓄熱器の温度が低く、例えば2
0℃以下であれば四方弁2を実線状態に逆転して、冷房
サイクルを形成し、室外熱交換器7に直接圧縮機1の吐
出冷媒を流入させて、室外熱交換器7に付着した霜を除
去するようにする。
これによれば、圧縮機1の高温高圧の冷媒を直接室外熱
交換器7に流入させるため、除霜運転の時間を短縮させ
ることができる。
なお、第2図は本発明の他の実施例であり、第1、第2
の減圧装置4、6を開閉弁41、61とキャピラリーチ
ューブ42、62とを用いたものの代わりに、モータの
駆動により弁の開度を任意に制御できる電動膨張弁
4′,6′を用いたものしたものであり、その他の冷凍
サイクル装置を構成する部品は第1図のものと同一であ
り、その作用・効果においても第1図のものと同一であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば以下の効果を奏す
る。
(1) 暖房中の除霜運転時、蓄熱器の温度が所定温度以上
のときには、暖房を行った後の冷媒を蓄熱器に導き、蓄
熱器の熱量によって除霜を行うようにしているため、蓄
熱器の熱量を効率良く除霜に利用して暖房運転を継続さ
せながら除霜ができ除霜によって暖房運転を中止するこ
とがなくなり、室温が低下することがない。
(2) 暖房中の除霜運転時、蓄熱器の温度が所定温度以下
のときには暖房運転を中止して蓄熱器を用いることなく
除霜を行うことによって、温度の低い蓄熱器に熱を取ら
れることがなく、除霜時間が短縮でき、除霜運転の効率
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す冷凍サイクルの構成
図、第2図は、本発明の他の実施例を示す冷凍サイクル
装置の構成図である。 1……圧縮機、2……四方弁、3……室内熱交換器、4
……第1の減圧装置、5……蓄熱器、 52……温度センサー、6……第2の減圧装置、 7……室外熱交換器、10……制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25B 47/02 550 F 8919−3L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、四方弁、室内熱交換器、第1の減
    圧装置と第1のバイパス弁の並列回路、蓄熱器、第2の
    減圧装置と第2のバイパス弁の並列回路、室外熱交換器
    を順次冷媒配管で接続してなると共に、四方弁によって
    冷房サイクルと暖房サイクルを切換える冷凍サイクルに
    おいて、前記蓄熱器に設けられた蓄熱器の温度を検出す
    る温度センサーと、暖房運転の除霜時に、前記蓄熱器の
    温度が所定温度以上ならば、四方弁は暖房サイクルのま
    まで前記第1のバイパス弁を開、前記第2のバイパス弁
    を閉として暖房を継続しながら除霜を行い、前記蓄熱器
    の温度が所定温度未満ならば、四方弁を反転させて除霜
    を行うよう制御する制御装置とを具備することを特徴と
    する冷凍サイクル装置。
JP61067111A 1986-03-27 1986-03-27 冷凍サイクル装置 Expired - Lifetime JPH0656274B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008196791A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヒートポンプ加熱装置

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JPS5736506A (ja) * 1980-08-12 1982-02-27 Mitsubishi Electric Corp Gasuzetsuendenkisochi
JPS6073257A (ja) * 1983-09-30 1985-04-25 株式会社東芝 冷凍サイクル

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