JPH065619U - ベッド等におけるキャスタのロック機構および連動機構 - Google Patents
ベッド等におけるキャスタのロック機構および連動機構Info
- Publication number
- JPH065619U JPH065619U JP2016692U JP2016692U JPH065619U JP H065619 U JPH065619 U JP H065619U JP 2016692 U JP2016692 U JP 2016692U JP 2016692 U JP2016692 U JP 2016692U JP H065619 U JPH065619 U JP H065619U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- caster
- casters
- lock
- headboard
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- Pending
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低床式のベッドに対応したキャスタのロック
機構および連動機構を提供する。 【構成】 車輪6の軸受8上に設けた受けパイプ9にお
ねじ11を挿通してこのおねじ11にめねじ12を螺入
し、支柱パイプ10に操作ペダル5のペダル基部13を
回動可能に設けると共に、このペダル基部13に前記め
ねじ12を支柱パイプ9を介してスプリングピン14に
より連結し、前記おねじ11の先端に、車輪6に当接さ
せてロックするためのロック用パッド15を設ける構成
とする。前記キャスタ4双方のフック部材19間に、ワ
イヤ20をたすき状に掛け渡し、さらに、ヘッドボード
2とフットボード3側のキャスタ4間を連動棒21によ
り連結する。 【効果】 低床式のベッドでも、軸中心に回動させてロ
ックすることができるので、操作性には影響はない。
機構および連動機構を提供する。 【構成】 車輪6の軸受8上に設けた受けパイプ9にお
ねじ11を挿通してこのおねじ11にめねじ12を螺入
し、支柱パイプ10に操作ペダル5のペダル基部13を
回動可能に設けると共に、このペダル基部13に前記め
ねじ12を支柱パイプ9を介してスプリングピン14に
より連結し、前記おねじ11の先端に、車輪6に当接さ
せてロックするためのロック用パッド15を設ける構成
とする。前記キャスタ4双方のフック部材19間に、ワ
イヤ20をたすき状に掛け渡し、さらに、ヘッドボード
2とフットボード3側のキャスタ4間を連動棒21によ
り連結する。 【効果】 低床式のベッドでも、軸中心に回動させてロ
ックすることができるので、操作性には影響はない。
Description
【0001】
本考案はベッド等におけるキャスタのロック機構および連動機構に関するもの である。
【0002】
最近、ベッドは、老人や患者が楽に乗り降りができるようにするため、低床化 の傾向にある。
【0003】
しかしながら、あまりに低床式であると、キャスタをロック操作するための踏 み込み式ペダル等の操作手段を設けるスペースが狭まり、ペダルの踏み込むスト ロークを確保することが困難となり、ロック操作ができなくなる。 本考案はこのような課題に鑑みてなされたもので、低床式のベッドでも、キャ スタのロック操作が容易なベッド等におけるキャスタのロック機構および連動機 構を提供することを目的とする。
【0004】
前記した課題を解決するために、本考案は、ベッド等におけるキャスタに、車 輪をロックするための手段として、支柱の軸方向を回動軸とする回動式ロック操 作手段を設けるようにしたものである。 また、本考案は、ベッド等におけるキャスタにおいて、車輪の保持金具上に軸 受を介して受けパイプを設けると共に、受けパイプを収納するように支柱パイプ を取付け、前記受けパイプにおねじを挿通してこのおねじにめねじを螺入し、前 記支柱パイプに回動式ロック操作手段を回動可能に設けると共に、この回動式ロ ック操作手段に前記めねじを支柱パイプを介して連結し、前記おねじの先端に、 車輪に当接させてロックするためのロック用パッドを設けるようにしたものであ る。 また、前記キャスタをベッド等におけるフレームのヘッドボードまたはフット ボード側に配設し、ヘッドボードまたはフットボード側のキャスタ間、並びにヘ ッドボード側とフットボード側のキャスタ間を互いに連動可能に連結することを 特徴とするものである。 さらに、前記構成において、ヘッドボードまたはフットボード側のキャスタに おける回動式ロック操作手段の連動動作が、対称的になるように連結構成するこ とができる。
【0005】
キャスタは、回動式ロック操作手段の操作により、ロック操作がなされる。す なわち、回動式ロック操作手段を支柱パイプの軸方向を回動軸として回転操作す る。すると、めねじは回転し、おねじは突出していく。おねじが突出すると、ロ ック用パッドがキャスタに当接してキャスタをロックする。 一つのキャスタのロック操作がなされると、他方側の回動式ロック操作手段が 対称的に連動し、そのキャスタがロックされる。さらに、ロック操作した側と反 対側のキャスタも連動ロックされる。
【0006】
次に、本考案にかかるベッド等におけるキャスタのロック機構および連動機構 について、一実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。 図1に示すベッド1は、ヘッドボード2側およびフットボード3側に、それぞ れ、キャスタ4が配設されたもので、フットボード3側におけるキャスタ4に、 回動式ロック操作手段である操作ペダル5が設けられている。 すなわち、前記フットボード3側のキャスタ4において、図2に示すように、 車輪6の保持金具7上に軸受8を介して受けパイプ9を設けると共に、受けパイ プ9を収納するように支柱パイプ10を取付け、前記受けパイプ9におねじ11 を挿通してこのおねじ11にめねじ12を螺入し、前記支柱パイプ10に操作ペ ダル5のペダル基部13を回動可能に設けると共に、このペダル基部13に前記 めねじ12を支柱パイプ9を介してスプリングピン14により連結し、前記おね じ11の先端に、車輪6に当接させてロックするためのロック用パッド15を設 けるようにしたものである。
【0007】 前記おねじ11のロック用パッド15側近傍には、図3に示すように、軸方向 に沿ってリブ16が突設される一方、受けパイプ9の内面には軸方向に長溝17 が形成されており、おねじ11はこれらリブ16および長溝17をガイドとして 、車輪6にロック用パッド15を当接/離脱する構成である。
【0008】 前記めねじ12とペダル基部13とを連結するスプリングピン14は、支柱パ イプ9の円周に沿って形成された長穴18を挿通している。この長穴18により 操作ペダル5の操作角度、すなわち、操作ストロークが決定されるようになって いる。
【0009】 前記ペダル基部13には、外周に直径方向に突出するフック部材19が設けら れ、フットボード3側のキャスタ4に設けられた操作ペダル5の連動動作が、対 称的になるようにワイヤ20をフットボード3側のキャスタ4双方のフック部材 19間に、たすき状に掛け渡されている。また、ペダル基部13の頂部には、ヘ ッドボード2とフットボード3側のキャスタ4間を連動棒21により連結するた めの取付け部材22が設けられる。
【0010】 以上のようなベッド等のキャスタ4のロック機構および連動機構において、キ ャスタ4は、操作ペダル5の操作により、ロック操作がなされる。すなわち、操 作ペダル5に支柱パイプ9の軸方向を回動軸として、回転操作を加える。すると 、めねじ12は回転し、おねじ11は受けパイプ9の長溝17に沿って突出して いく。おねじ11が突出すると、ロック用パッド15が車輪6に当接して車輪6 をロックする。 このように、操作ペダル5の操作方向は、水平方向であるから、ベッドの床部 が低くても、操作には支障ない。
【0011】 一つの車輪6のロック操作がなされると、図4に示すように、ワイヤ20によ り、他方側の操作ペダル5が対称的に連動し、その車輪6がロックされる。さら に、ヘッドボード2側のキャスタ4のめねじ12は連動棒21を介して連動回転 し、おねじ11は突出していく。おねじ11が突出すると、ロック用パッド15 が車輪6に当接して車輪6をロックする。
【0012】 以上、ベッド等のキャスタ4のロック機構および連動機構について、説明した が、水平方向を操作方向とする操作ペダル5は、フットボード3から突出しない ように設けることができるので、歩行の際に足をひっかけたりする心配はない。 また、操作ペダル5の位置を、ベッドサイド側に配置することも可能である。
【0013】
以上の通り、本考案によれば、低床式のベッドのように上下方向のスペースが 乏しくても、従来の操作ペダルと異なり、軸中心に回動させてロックすることが できるので、操作性には影響はない。
【0014】
【図1】本考案にかかるキャスタのロック機構および連
動機構を適用したベッドの一実施例を示す全体側面図で
ある。
動機構を適用したベッドの一実施例を示す全体側面図で
ある。
【図2】図1に示すキャスタのロック機構の断面説明図
である。
である。
【図3】図2に示すキャスタのロック機構の分解斜視説
明図である。
明図である。
【図4】本考案にかかるベッド等のロック機構および連
動機構の作用説明図である。
動機構の作用説明図である。
1 ベッド 2 ヘッドボード 3 フットボード 4 キャスタ 5 操作ペダル 6 車輪 7 保持金具 8 軸受 9 受けパイプ 10 支柱パイプ 11 おねじ 12 めねじ 13 ペダル基部 14 スプリングピン 15 ロック用パッド 16 リブ 17 長溝 18 長穴 19 フック部材 20 ワイヤ 21 連動棒 22 取付け部材
Claims (4)
- 【請求項1】 ベッド等におけるキャスタに、車輪を
ロックするための手段として、支柱の軸方向を回動軸と
する回動式ロック操作手段を設けることを特徴とするベ
ッド等におけるキャスタのロック機構。 - 【請求項2】 ベッド等におけるキャスタにおいて、
車輪の保持金具上に軸受を介して受けパイプを設けると
共に、受けパイプを収納するように支柱パイプを設け、
前記受けパイプにおねじを挿通してこのおねじにめねじ
を螺入し、前記支柱パイプに回動式ロック操作手段を回
動可能に設けると共に、この回動式ロック操作手段に前
記めねじを支柱パイプを介して連結し、前記おねじの先
端に、車輪に当接させてロックするためのロック用パッ
ドを設けることを特徴とするベッド等におけるキャスタ
のロック機構。 - 【請求項3】 請求項1記載のキャスタをベッド等に
おけるフレームのヘッドボードまたはフットボード側に
配設し、ヘッドボードまたはフットボード側のキャスタ
間、並びにヘッドボード側とフットボード側のキャスタ
間を互いに連動可能に連結することを特徴とするベッド
等におけるキャスタの連動機構。 - 【請求項4】 請求項3記載のヘッドボードまたはフ
ットボード側のキャスタにおける回動式ロック操作手段
の連動動作が、対称的になるように連結することを特徴
とするベッド等におけるキャスタの連動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016692U JPH065619U (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ベッド等におけるキャスタのロック機構および連動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016692U JPH065619U (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ベッド等におけるキャスタのロック機構および連動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065619U true JPH065619U (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=12019583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016692U Pending JPH065619U (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ベッド等におけるキャスタのロック機構および連動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065619U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7243761B1 (en) | 2000-10-17 | 2007-07-17 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | Rachet locking brake for medical devices |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55104474A (en) * | 1979-02-02 | 1980-08-09 | Hitachi Ltd | Surface-treating method for metallic material |
JPH0257403A (ja) * | 1988-08-19 | 1990-02-27 | Paramaunto Bed Kk | ベット等に於けるキャスターの操作機構 |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP2016692U patent/JPH065619U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55104474A (en) * | 1979-02-02 | 1980-08-09 | Hitachi Ltd | Surface-treating method for metallic material |
JPH0257403A (ja) * | 1988-08-19 | 1990-02-27 | Paramaunto Bed Kk | ベット等に於けるキャスターの操作機構 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7243761B1 (en) | 2000-10-17 | 2007-07-17 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | Rachet locking brake for medical devices |
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