JPH0655827U - 自動車扉用の遮光装置 - Google Patents

自動車扉用の遮光装置

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JPH0655827U
JPH0655827U JP320093U JP320093U JPH0655827U JP H0655827 U JPH0655827 U JP H0655827U JP 320093 U JP320093 U JP 320093U JP 320093 U JP320093 U JP 320093U JP H0655827 U JPH0655827 U JP H0655827U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車内空間を狭くせず且つ乗降の邪魔にならな
いように、しかも、窓ガラスを任意に開閉できる上にデ
ザイン性を損なわせないで、自動車扉に遮光装置を備え
させる。 【構成】 サイドバイザー3を自動車扉1の窓枠2上部
側に取り付ける一方、窓ガラス係止溝dを有するケース
9に巻き取り付勢されたロール状の遮光シート14を車
内側に引出し可能に内装して遮光手段4を構成し、この
遮光手段4をサイドバイザー4と自動車扉1との間に位
置させて窓枠2に装着させている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車扉用の遮光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車扉には、日よけ用や雨よけ用のサイドバイザーが設けられるが、このサ イドバイザーの日よけ機能は扉上部の極一部に限られるもので、斜め上方からの 陽射しや西日などのように殆ど真横からの陽射しについては遮光し切れないこと から、遮光装置が別途装備される傾向にある。
【0003】 この遮光装置は、巻き取り付勢されたロール状の遮光シートをケースに内装さ せて成るもので、前記ケースに吸盤を備えさせて、遮光装置を自動車扉の窓ガラ ス内面に吸着させたり、あるいは、車体内部の扉枠に固着させたりしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記いずれの装着手段をとる場合でも、着座した人の頭部付近に遮光 装置が張り出すようになって、車内空間が狭くなる上に鬱陶しく感じられ、また 、車体がバウンドした弾みや乗降などに際して、張り出している遮光装置に身体 を当て付けて、遮光装置を破損させてしまったり怪我を受けたりし易い問題があ った。 特に遮光装置を窓ガラスに吸着させる手段では、窓ガラスの開閉に伴って遮光 装置が一体に移動するので、その際に身体を避けたり、あるいは、窓ガラスを完 全に開放させる場合には、その都度、遮光装置を撤去しなければならない煩わし さがあった。
【0005】 本考案は、かゝる実情に鑑みて成されたものであって、上記の不都合を一切伴 わせないで、しかも、自動車全体のデザイン性を損なうことなく、快適な車内環 境が得られる自動車扉用の遮光装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するに至った本考案による自動車扉用の遮光装置は、自動車 扉の窓枠上部側に取り付けられるサイドバイザーと、このサイドバイザーと自動 車扉との間に位置させる状態で窓枠に装着される遮光手段とから成り、かつ、前 記遮光手段が、下部側に窓ガラス閉窓用の係止溝を有して窓枠に装着されるケー スに、巻き取り付勢されたロール状の遮光シートを車内側に引出し可能に内装さ せて成る点に特徴がある。
【0007】
【作用】
上記の構成によれば、サイドバイザーと自動車扉との間の空間を利用して、こ の車外の空間部に遮光手段が設けられるので、車内空間が狭くならず且つ遮光手 段が乗降の邪魔になることもない。 また、遮光装置を装備させるにも拘らず、これまでと同様に窓ガラスを開閉す ることができ、しかも、遮光手段がサイドバイザーによって覆い隠されるので、 自動車本来のデザイン性を損なうことがない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は乗用自動車の側部に おける上方部分を示し、前部側の自動車扉1の窓枠2の外面部には、それの上部 側の窓枠部分と傾斜した前部側の窓枠部分とに沿わせて屈曲させたサイドバイザ ー3が設けられ、後部側の自動車扉1の窓枠2の外面部にも直線状のサイドバイ ザー3が設けられている。 そして、これらの自動車扉1とサイドバイザー3との間には、それぞれ直線状 の窓枠部分に遮光手段4が装着されている。
【0009】 この遮光手段4は次のように構成されている。即ち、図2,3に示すように、 両端が蓋体5によって閉じられた状態の筒状部材6に軸線方向のスリットaを設 けると共に、このスリットaに連ねる状態で矩形の筒部材7を延設し、かつ、こ の筒部材7の端部にフランジ状の板部8を外方に向けて連設して、例えば合成樹 脂製のケース9を形成している。
【0010】 そして、前記板部8の上方に、窓枠2の窓ガラス係入溝bに嵌入させたランチ ャンネルと称される緩衝用のシール材10に弾性的に係入保持される保持部材1 1を連設すると共に、前記板部8の下方には、弾性部材cを介して窓ガラス13 を係入し閉窓させるための窓ガラス係止溝dを連設している。
【0011】 更に、前記筒状部材6の両端の蓋体5にわたって回転自在に支軸14を設ける と共に、この支軸14に例えば外面部にアルミニュームをコーティングさせた遮 光シート15を巻き付け、かつ、図外の巻き戻しスプリングによって当該遮光シ ート15を巻き取り付勢させると共に、図4に示すように、前記スリットaを通 して筒部材7から車内側への遮光シート15の引出しを可能にするラチェット手 段16を前記支軸14の一端側に連設している。
【0012】 このラチェット手段16は、一方の蓋体5から突出させた支軸14の端部にラ チェットギヤ17を設けると共に、このラチェットギヤ17に対して係脱自在な ラチェット爪18を、図外のスプリングによって係止方向に付勢させた状態で前 記蓋体5に枢着し、かつ、当該ラチェット爪18の操作部eを前記板部8から車 内側に突出させて成るもので、操作部eの押し込み操作によって遮光シート15 が自動的に巻き戻されるようになっている。
【0013】 上記構成の遮光手段4は、窓枠2上方への延設板部2aに係止される係止部材 22を筒状部材6にビスf止めすることによって下方への抜け止めが成され、こ の係止部材22を覆う状態で且つ前記延設板部2aに係止させる状態で、前記サ イドバイザー3が両面テープhを介して窓枠2の外面に止着されている。 一方、前記遮光シート15の縁部に保形部材19を設けると共に、この保形部 材19に折り畳み自在なフック20を取り付け、このフック20を車内の内装部 品たとえばサイドレスト21などに係止させることによって、前記ケース9から 引出した遮光シート15を固定させるように構成されている。
【0014】 尚、図2において、図中のiは窓枠2の上部に設けられたシール材、jは前記 筒部材7と板部8との角部に設けられた低摩擦部材で、遮光シート15の滑りを 良くするために設けられている。mは窓ガラス係止溝dの上面に設けられた弾性 シール材である。 また、図1,3において、図中の23は遮光手段4の窓ガラス係止溝dに連な る窓ガラス係止溝nが設けられたスペーサー部材で、前記窓ガラス13を遮光手 段4の窓ガラス係止溝dに係入させた閉窓下において、当該窓ガラス13の上縁 と窓枠2との隙間を塞ぐように設けられている。
【0015】 本考案による自動車扉用の遮光装置は、上記したように、自動車扉1の窓枠2 上部側に取り付けられるサイドバイザー3と、このバイザー3と自動車扉1との 間に位置させる状態で窓枠2に装着される遮光手段4とから成る。
【0016】 かゝる構成によれば、サイドバイザー3と自動車扉1との間の車外の空間部に 遮光手段4が位置するので、車内空間が狭くならず且つサイドバイザー3を含め て遮光手段4が乗降の邪魔になることもない。 また、遮光手段4を窓枠2に保持させているので、自動車扉1に備え付けの窓 ガラス13を、これまでと同様に開閉することができ、しかも、遮光手段4がサ イドバイザー3によって覆い隠されるので、自動車本来のデザイン性を損なうこ ともない。
【0017】 図5,6は遮光装置の別実施例を示すもので、上述した遮光装置とは、遮光手 段4の窓枠2下方への抜け止め防止の手段、並びに、引出した遮光シート15の 固定手段が次の点で異なり、かつ、遮光手段4に自然換気の機能を持たせた点に 特徴がある。
【0018】 即ち、ケース9を形成する筒状部材6の上面部に斜板部24を連設すると共に 、この斜板部24に、窓枠2上方への延設板部2aと窓ガラス係入溝bの外板部 2bとに係止される係止部材25,26をビスr止めして、遮光手段4の窓枠2 下方への抜け止めを防止させる一方、遮光シート15の引出し側の縁部に吸盤2 7を設けて、この吸盤27を窓ガラス13に吸着させることによって、遮光シー ト15を任意の引出し位置で窓ガラス13に固定させるようにしている。
【0019】 そして、前記ケース9のフランジ状板部8に沿って長手方向にスライド自在に 板状部材28を設けると共に、この板状部材28のスライドに伴って互いに連通 する通気孔tを当該板状部材28と前記フランジ状板部8とに形成して、必要に 応じて、前記板状部材28に連設の操作つまみ29によって板状部材28をスラ イドさせることにより、自然換気の形態をとることができるようにしている。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による自動車扉用の遮光装置においては、サイド バイザーと自動車扉との間の空間部に遮光手段を設けたので、当該遮光手段が乗 降の邪魔にならず且つ車内空間を狭くすることもない。 また、遮光手段を窓枠に保持させて、これに自動車扉の窓ガラス閉窓用の係止 溝を設けているので、自動車扉に備え付けの窓ガラスを任意に開閉させることが でき、しかも、遮光手段を覆い隠すようにサイドバイザーを設けているので、自 動車本来のデザイン性を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用自動車の要部の側面図である。
【図2】遮光装置を装備させた自動車扉の断面図であ
る。
【図3】車内側から見た遮光装置の斜視図である。
【図4】ラチェット手段の詳細断面図である。
【図5】別実施例の遮光装置の断面図である。
【図6】別実施例の遮光装置の部分詳細図である。
【符号の説明】
1…自動車扉、2…窓枠、3…サイドバイザー、4…遮
光手段、9…ケース、15…遮光シート、d…窓ガラス
係止溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車扉の窓枠上部側に取り付けられる
    サイドバイザーと、このサイドバイザーと自動車扉との
    間に位置させる状態で窓枠に装着される遮光手段とから
    成り、かつ、前記遮光手段が、下部側に窓ガラス閉窓用
    の係止溝を有して窓枠に装着されるケースに、巻き取り
    付勢されたロール状の遮光シートを車内側に引出し可能
    に内装させて成ることを特徴とする自動車扉用の遮光装
    置。
JP1993003200U 1993-01-11 1993-01-11 自動車扉用の遮光装置 Expired - Lifetime JP2565181Y2 (ja)

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JPH0655827U true JPH0655827U (ja) 1994-08-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0655828U (ja) * 1993-01-11 1994-08-02 亨一 村田 自動車扉用の遮光装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5625614U (ja) * 1979-07-02 1981-03-09
JPH045112U (ja) * 1990-04-28 1992-01-17
JPH0655828U (ja) * 1993-01-11 1994-08-02 亨一 村田 自動車扉用の遮光装置

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