JPH065566B2 - 磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘツドの製造方法Info
- Publication number
- JPH065566B2 JPH065566B2 JP61276157A JP27615786A JPH065566B2 JP H065566 B2 JPH065566 B2 JP H065566B2 JP 61276157 A JP61276157 A JP 61276157A JP 27615786 A JP27615786 A JP 27615786A JP H065566 B2 JPH065566 B2 JP H065566B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- block
- manufacturing
- magnetic
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ヘッドの製造方法に関し、特に複数の磁気
ヘッドが同時に製造可能な磁気ヘッドの製造方法に関す
る。
ヘッドが同時に製造可能な磁気ヘッドの製造方法に関す
る。
従来、この種の磁気ヘッドの製造方法では、端子ピンを
植設したコイルボビンにコイルを巻回しリード線を端子
ピンに巻き付けて半田付けした後にコイルボビンを個々
のコアに挿入し、ヘッド構成部品を成形金型に挿入して
樹脂を注入することにより固定して、成形された磁気ヘ
ッドの摺接面を円弧研摩することにより磁気ヘッドが個
別に製造されていた。
植設したコイルボビンにコイルを巻回しリード線を端子
ピンに巻き付けて半田付けした後にコイルボビンを個々
のコアに挿入し、ヘッド構成部品を成形金型に挿入して
樹脂を注入することにより固定して、成形された磁気ヘ
ッドの摺接面を円弧研摩することにより磁気ヘッドが個
別に製造されていた。
上述した従来の磁気ヘッドの製造方法では、コイルボビ
ンを使用していることから部品点数が多く部品費用が高
くつくとともに、端子ピンが磁気ヘッドの外方に大きく
突出する構造となるので磁気ヘッドの小型化が困難であ
るという問題点があった。
ンを使用していることから部品点数が多く部品費用が高
くつくとともに、端子ピンが磁気ヘッドの外方に大きく
突出する構造となるので磁気ヘッドの小型化が困難であ
るという問題点があった。
また、磁気ヘッドを個別に成形金型に挿入して成形して
いたので、製造工数および製造時間がかかるという問題
点があった。
いたので、製造工数および製造時間がかかるという問題
点があった。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、小型化された複数の
磁気ヘッドが同時に製造可能で磁気ヘッドの製造工数お
よび製造時間が少なくてすむ磁気ヘッドの製造方法を提
供することにある。
磁気ヘッドが同時に製造可能で磁気ヘッドの製造工数お
よび製造時間が少なくてすむ磁気ヘッドの製造方法を提
供することにある。
本発明の磁気ヘッドの製造方法は、複数のコイルのリー
ド線を端子板ブロックにそれぞれ接続する工程と、前記
複数のコイルをバックコアブロックに穿設された縦溝内
にそれぞれ挿入する工程と、前記バックコアブロックに
フロントコアブロックを載置して接合する工程と、接合
体を成形金型内に収納して封止成形する工程と、封止成
形された成形ブロックを切断して個々の磁気ヘッドに分
離する工程と、分離された磁気ヘッドの摺接面を研摩し
て端子板を２つの端子板に分離する工程とを含むことを
特徴とする。
ド線を端子板ブロックにそれぞれ接続する工程と、前記
複数のコイルをバックコアブロックに穿設された縦溝内
にそれぞれ挿入する工程と、前記バックコアブロックに
フロントコアブロックを載置して接合する工程と、接合
体を成形金型内に収納して封止成形する工程と、封止成
形された成形ブロックを切断して個々の磁気ヘッドに分
離する工程と、分離された磁気ヘッドの摺接面を研摩し
て端子板を２つの端子板に分離する工程とを含むことを
特徴とする。
本発明の磁気ヘッドの製造方法では、複数のコイル，端
子板ブロック，バックコアブロックおよびフロントコア
ブロックからなる接合体を成形金型内に収納して封止成
形し、成形ブロックを切断して個々の磁気ヘッドに分離
し、磁気ヘッドの摺接面を研摩して端子板を２つの端子
板に分離するので、複数の磁気ヘッドが同時に製造でき
る。
子板ブロック，バックコアブロックおよびフロントコア
ブロックからなる接合体を成形金型内に収納して封止成
形し、成形ブロックを切断して個々の磁気ヘッドに分離
し、磁気ヘッドの摺接面を研摩して端子板を２つの端子
板に分離するので、複数の磁気ヘッドが同時に製造でき
る。
次に、本発明について図面を参照しながら説明する。
第１図は、本発明の一実施例の製造方法により製造され
る磁気ヘッドを示す斜視図である。この磁気ヘッドは、
バックコア１と、このバックコア１の上面に載置されて
接合されたフロントコア２と、バックコア１の縦溝１ａ
（第２図参照）内に収納されたコイル３（第２図参照）
と、コイル３の両端部のリード線３ａがそれぞれ接続さ
れ磁気ヘッドの前面下半部に一部が露呈された一対の端
子板４，４と、これらの磁気ヘッド構成部品を樹脂モー
ルドして磁気ヘッドの外形を形成する樹脂モールド部５
とから構成されている。なお、磁気ヘッドの摺接面６に
は、２条の磁気ギャップ２ａ，２ａが露呈している。
る磁気ヘッドを示す斜視図である。この磁気ヘッドは、
バックコア１と、このバックコア１の上面に載置されて
接合されたフロントコア２と、バックコア１の縦溝１ａ
（第２図参照）内に収納されたコイル３（第２図参照）
と、コイル３の両端部のリード線３ａがそれぞれ接続さ
れ磁気ヘッドの前面下半部に一部が露呈された一対の端
子板４，４と、これらの磁気ヘッド構成部品を樹脂モー
ルドして磁気ヘッドの外形を形成する樹脂モールド部５
とから構成されている。なお、磁気ヘッドの摺接面６に
は、２条の磁気ギャップ２ａ，２ａが露呈している。
次に、第１図に示すような磁気ヘッドを製造する本実施
例の磁気ヘッドの製造方法について説明する。
例の磁気ヘッドの製造方法について説明する。
まず、第２図に示すように、複数の縦溝１ａが上面部に
穿設されたバックコアブロック11と、複数の磁気ギャッ
プ２ａおよび縦溝２ｂがバックコアブロック11の縦溝１
ａと対応するように下面部に設けられたフロントコアブ
ロック12と、長円状に巻回されて絶縁された複数のコイ
ル３と、例えば黄銅、燐青銅等の材質で形成され複数の
切欠４ａが切り欠かれた端子板ブロック14とを用意す
る。なお、フロントコアブロック12の上面の中央部分は
前後端縁部分に比べて一段と低くなっており、この中央
部分に複数の磁気ギャップ２ａが露呈されている。
穿設されたバックコアブロック11と、複数の磁気ギャッ
プ２ａおよび縦溝２ｂがバックコアブロック11の縦溝１
ａと対応するように下面部に設けられたフロントコアブ
ロック12と、長円状に巻回されて絶縁された複数のコイ
ル３と、例えば黄銅、燐青銅等の材質で形成され複数の
切欠４ａが切り欠かれた端子板ブロック14とを用意す
る。なお、フロントコアブロック12の上面の中央部分は
前後端縁部分に比べて一段と低くなっており、この中央
部分に複数の磁気ギャップ２ａが露呈されている。
次に、コイル３の両端部のリード線３ａ，３ａを端子板
ブロック14の切欠４ａの表面側内側縁の所定位置に配置
して第６図に拡大して示すように半田ボール17を点滴し
て半田付けすることにより、リード線３ａ，３ａを端子
板ブロック14にそれぞれ取り付ける。
ブロック14の切欠４ａの表面側内側縁の所定位置に配置
して第６図に拡大して示すように半田ボール17を点滴し
て半田付けすることにより、リード線３ａ，３ａを端子
板ブロック14にそれぞれ取り付ける。
なお、第７図に示すような切欠４ａの狭い端子板ブロッ
ク14Ａを使用するような場合には、リード線３ａ，３ａ
を端子板ブロック14Ａの裏面の所定位置に配置し半田ボ
ール17を点滴して半田付けすることにより、リード線３
ａ，３ａを端子板ブロック14にそれぞれ取り付けるよう
にしてもよい。
ク14Ａを使用するような場合には、リード線３ａ，３ａ
を端子板ブロック14Ａの裏面の所定位置に配置し半田ボ
ール17を点滴して半田付けすることにより、リード線３
ａ，３ａを端子板ブロック14にそれぞれ取り付けるよう
にしてもよい。
また、第８図(a)および(b)に拡大して示すように、リー
ド線３ａ，３ａを端子板ブロック14の切欠４ａの内側縁
にリード線接続部として形成された複数対の切起し片４
ｂと端子板ブロック14との間で挟持させて端子板ブロッ
ク14にそれぞれ取り付けるようにすることもできる。
ド線３ａ，３ａを端子板ブロック14の切欠４ａの内側縁
にリード線接続部として形成された複数対の切起し片４
ｂと端子板ブロック14との間で挟持させて端子板ブロッ
ク14にそれぞれ取り付けるようにすることもできる。
続いて、端子板ブロック14を取り付けた複数のコイル３
をバックコアブロック11の縦溝１ａ内に挿入し、しかる
後にバックコアブロック11にフロントコアブロック12を
載置して接合する。
をバックコアブロック11の縦溝１ａ内に挿入し、しかる
後にバックコアブロック11にフロントコアブロック12を
載置して接合する。
すると、第３図に示すような接合体15が得られるので、
この接合体15を成形金型（図示せず）内に収納し、イン
ジェクションモールド，トランスファモールド等により
封止成形して各磁気ヘッド構成部品を固定する。
この接合体15を成形金型（図示せず）内に収納し、イン
ジェクションモールド，トランスファモールド等により
封止成形して各磁気ヘッド構成部品を固定する。
そして、成形金型から取り出した第４図に示すような成
形ブロック16を二点鎖線で示すような複数の切断線に沿
って切断して個々の磁気ヘッドに分離する。
形ブロック16を二点鎖線で示すような複数の切断線に沿
って切断して個々の磁気ヘッドに分離する。
この後、分離された磁気ヘッドの上面でなる摺接面６を
第５図に二点鎖線で示すような円弧状に研摩して第１図
に示す磁気ヘッドを完成する。このとき、フロントコア
２の上部が研摩されてフロントコア２の前後端縁部によ
る橋絡が解除されて中央コアと左コアおよび右コアとが
分離されることになる。また、第５図に示すように、端
子板４の上部連結部分が研摩されて端子板４が左右の端
子板４，４に分離される。したがって、コイル３の両端
部のリード線３ａ，３ａ間が短絡されたままになること
はなく、分離された両端子板４，４間に通電することに
よりコイル３に磁束が発生し、この磁束が磁気ギャップ
２ａ，２ａを介して磁気テープ等の磁気記録媒体に作用
することになる。
第５図に二点鎖線で示すような円弧状に研摩して第１図
に示す磁気ヘッドを完成する。このとき、フロントコア
２の上部が研摩されてフロントコア２の前後端縁部によ
る橋絡が解除されて中央コアと左コアおよび右コアとが
分離されることになる。また、第５図に示すように、端
子板４の上部連結部分が研摩されて端子板４が左右の端
子板４，４に分離される。したがって、コイル３の両端
部のリード線３ａ，３ａ間が短絡されたままになること
はなく、分離された両端子板４，４間に通電することに
よりコイル３に磁束が発生し、この磁束が磁気ギャップ
２ａ，２ａを介して磁気テープ等の磁気記録媒体に作用
することになる。
以上説明したように、本発明の磁気ヘッドの製造方法に
よれば、コイルボビンを使用しないので部品点数が減少
し部品費用が低減されるとともに、端子ピンが不要とな
るので磁気ヘッドの小型化を図ることができる効果があ
る。
よれば、コイルボビンを使用しないので部品点数が減少
し部品費用が低減されるとともに、端子ピンが不要とな
るので磁気ヘッドの小型化を図ることができる効果があ
る。
また、複数の磁気ヘッドが同時に形成されるので、磁気
ヘッドの製造工程が簡易化されるとともに製造時間も短
縮されるという効果がある。
ヘッドの製造工程が簡易化されるとともに製造時間も短
縮されるという効果がある。
第１図は、本発明の一実施例の製造方法により製造され
る磁気ヘッドの一例を示す斜視図、 第２図は、第１図に示した磁気ヘッドの製造方法の一工
程を示す図、 第３図は、第１図に示した磁気ヘッドの製造方法の他の
工程を示す図、 第４図は、第１図に示した磁気ヘッドの製造方法のさら
に他の工程を示す斜視図、 第５図は、第１図に示した磁気ヘッドの研摩工程を例示
する断面図、 第６図は、第１図に示した磁気ヘッドにおけるリード線
の接続部の拡大図、 第７図は、第１図に示した磁気ヘッドにおけるリード線
の接続方法の変形例を示す斜視図、 第８図(a)および(b)は、第１図に示した磁気ヘッドにお
けるリード線の接続方法の他の変形例を示す拡大正面図
および拡大断面図である。 図において、 １……バックコア、 １ａ……縦溝、 ２……フロントコア、 ２ａ……磁気ギャップ、 ２ｂ……縦溝、 ３……コイル、 ３ａ……リード線、 ４……端子板、 ４ａ……切欠、 ４ｂ……切起し片、 ５……樹脂モールド部、 11……バックコアブロック、 12……フロントコアブロック、 14，14A……端子板ブロック、 15……接合体、 16……成形ブロック、 17……半田ボールである。
る磁気ヘッドの一例を示す斜視図、 第２図は、第１図に示した磁気ヘッドの製造方法の一工
程を示す図、 第３図は、第１図に示した磁気ヘッドの製造方法の他の
工程を示す図、 第４図は、第１図に示した磁気ヘッドの製造方法のさら
に他の工程を示す斜視図、 第５図は、第１図に示した磁気ヘッドの研摩工程を例示
する断面図、 第６図は、第１図に示した磁気ヘッドにおけるリード線
の接続部の拡大図、 第７図は、第１図に示した磁気ヘッドにおけるリード線
の接続方法の変形例を示す斜視図、 第８図(a)および(b)は、第１図に示した磁気ヘッドにお
けるリード線の接続方法の他の変形例を示す拡大正面図
および拡大断面図である。 図において、 １……バックコア、 １ａ……縦溝、 ２……フロントコア、 ２ａ……磁気ギャップ、 ２ｂ……縦溝、 ３……コイル、 ３ａ……リード線、 ４……端子板、 ４ａ……切欠、 ４ｂ……切起し片、 ５……樹脂モールド部、 11……バックコアブロック、 12……フロントコアブロック、 14，14A……端子板ブロック、 15……接合体、 16……成形ブロック、 17……半田ボールである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 利政 東京都大田区雪谷大塚町１番７号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 中島 二郎 東京都大田区雪谷大塚町１番７号 アルプ ス電気株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】複数のコイルのリード線を端子板ブロック
にそれぞれ接続する工程と、 前記複数のコイルをバックコアブロックに穿設された縦
溝内にそれぞれ挿入する工程と、 前記バックコアブロックにフロントコアブロックを載置
して接合する工程と、 接合体を成形金型内に収納して封止成形する工程と、 封止成形された成形ブロックを切断して個々の磁気ヘッ
ドに分離する工程と、 分離された磁気ヘッドの摺接面を研摩して端子板を２つ
の端子板に分離する工程と、 を含むことを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61276157A JPH065566B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 磁気ヘツドの製造方法 |
| KR1019870006648A KR910003795B1 (ko) | 1986-11-18 | 1987-06-29 | 자기헤드의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61276157A JPH065566B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63129506A JPS63129506A (ja) | 1988-06-01 |
| JPH065566B2 true JPH065566B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=17565540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61276157A Expired - Fee Related JPH065566B2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065566B2 (ja) |
| KR (1) | KR910003795B1 (ja) |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP61276157A patent/JPH065566B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1987
- 1987-06-29 KR KR1019870006648A patent/KR910003795B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR880006645A (ko) | 1988-07-23 |
| KR910003795B1 (ko) | 1991-06-12 |
| JPS63129506A (ja) | 1988-06-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |