JPH0655598A - 射出成形機の制御装置 - Google Patents

射出成形機の制御装置

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JPH0655598A
JPH0655598A JP4212927A JP21292792A JPH0655598A JP H0655598 A JPH0655598 A JP H0655598A JP 4212927 A JP4212927 A JP 4212927A JP 21292792 A JP21292792 A JP 21292792A JP H0655598 A JPH0655598 A JP H0655598A
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control
control device
molding machine
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和夫 平岡
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C45/77Measuring, controlling or regulating of velocity or pressure of moulding material

Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形機における圧力制御の応答性および
追随性を高めること。 【構成】 基底ゲイン発生手段45は基底ゲインK0を
発生する。境界検出手段42はフィードバックの補償ゲ
インを大きくできなくなるような非線形な要素に対し、
該非線形性により分割された各制御対象の、各々の分割
される境界であることを検出する。ゲイン変更手段46
は前記境界検出手段の出力に応じて前記ゲイン発生手段
からのゲインを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機の制御装置に
関し、特に圧力制御の応答性および追随性を向上させる
ための改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、油圧アクチュエータの代わりに、
サーボモータを使用した、いわゆる電動式射出成形機が
多用され始めている。以下に、サーボモータ駆動による
射出装置の動作について簡単に説明する。
【0003】(1)スクリューを回転モータで回転さ
せ、ホッパからスクリュー後部に落ちてきた樹脂を溶融
させながら加熱シリンダの先端部に一定量送り込む(計
量工程)。この時、加熱シリンダの先端部に溜まってゆ
く溶融樹脂の圧力(背圧)を受けながらスクリューは後
退する。
【0004】スクリューの後端部にはドライブシャフト
が直結されており、このドライブシャフトはベアリング
を介してプレッシャプレートに回転自在に支持されてい
る。このドライブシャフトは同じプレッシャプレート上
に支持されている回転モータによりタイミングベルトを
介して駆動される。プレッシャプレートは、タイミング
ベルトとローラネジを介して射出モータによって、ガイ
ドバーに沿って前後進する。前述の溶融樹脂の背圧は、
後述するように、ロードセルによって検出し、閉ループ
で制御する。
【0005】(2)次に、射出モータの駆動によってプ
レッシャプレートを前進させ、スクリュー先端部をピス
トンにして、溶融樹脂を金型内に送り込む(充填工
程)。
【0006】(3)充填工程の終りで、溶融樹脂が金型
のキャビティ内に充満し、その時スクリューの前進運動
は、速度制御から圧力制御に切り替わる。これはV(速
度)−P(圧力)切替えと呼ばれており、成形品の品質
を左右する。
【0007】(4)V−P切替え後、金型のキャビティ
内の樹脂は設定された圧力のもとに冷却してゆく(保圧
工程)。樹脂圧は前述した背圧制御と同様に閉ループで
制御される。
【0008】射出装置においては、(4)の工程以後、
(1)の工程に戻って次のサイクルに入る。一方、型締
装置においては(1)と平行して、金型を開いてエジェ
クタ機構によって冷却固化した製品を取り出した後、金
型を閉じて(2)の工程に入る。
【0009】次に、図12を参照して、ローラネジ、ロ
ーラナットによりサーボモータの回転運動を直動運動に
変換して溶融樹脂の充填を行う射出成形機について説明
する。図12において、射出用のサーボモータ1の回転
はローラネジ2に伝えられる。ローラネジ2の回転によ
り前後進するローラナット3はスライドベース4に固定
され、スライドベース4はフレーム(図示せず)に固定
されたガイドバー5、6上を移動自在に取り付けられて
いる。スライドベース4の前後進運動は、ベアリング
7,ロードセル8を介してスクリュー10に伝えられ
る。
【0010】射出シリンダ11の中をスクリュー10が
前進することにより、計量工程により貯えられた溶融樹
脂を金型内に充填し、加圧することにより成形がおこな
われる。この時樹脂を押す力がロードセル8により反力
として検出され、ロードセルアンプ12より増幅されて
コントローラ15に入力される。スライドベース4に
は、スクリュー10の移動量を検出するための位置検出
器9が取り付けられており、この検出信号は増幅器13
により増幅されてコントローラ15に入力される。コン
トローラ15は、オペレータの設定に応じて各々の工程
に応じた電流(トルク)指令をサーボアンプ14に出力
し、サーボアンプ14ではサーボモータ1の駆動電流を
制御してサーボモータ1の出力トルクを制御するように
なっている。
【0011】以上の構成により、溶融樹脂を金型内に充
填する射出工程ではスクリューの移動速度をフィードバ
ック制御し、金型内の樹脂に一定圧力をかける保圧工程
ではロードセル8にかかる反力をフィードバック制御す
ることにより成形が行われる。
【0012】図13は圧力制御に必要なコントローラ1
5内の構成を示し、その動作を簡単に説明する。図12
と同じ要素には同一番号を付している。圧力フィードバ
ック系の追従性を良くしたり、金型内の圧力に急激な変
化を起こさないようにオペレータの設定に対して、動作
パターン発生器20により追従可能な制御目標値Srが
発生される。この動作パターン発生器20に関しては、
特開平2−49245号に開示されている。ロードセル
8より圧力検出信号がロードセルアンプ12により増幅
され、圧力検出値Spとしてコントローラ15に入力さ
れる。この圧力検出値Spは減算器21により制御目標
値Srより減算(フィードバック)され偏差値eが計算
される。
【0013】基底ゲインK0の信号Saは乗算器22に
より偏差値eに乗じられて乗算結果信号Smとなり、更
に圧力制御補償器23にて補償演算されて信号Svが出
力される。また、位置検出器9からの位置検出信号は、
増幅器13により増幅されてコントローラ15に入力さ
れ、この信号は微分器24で微分されることにより速度
検出信号Sdが得られる。減算器25では、圧力制御補
償器23よりの出力Svから速度検出信号Sdが減算
(フィードバック)され、その偏差信号が速度制御補償
器26に入力される。この入力信号は速度制御補償器2
6において補償演算された後、サーボアンプ14を経由
してサーボモータ1にトルク(電流)指令として供給さ
れる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明で明らかな
ように、従来の圧力制御方式では圧力制御の動特性を決
定するゲインは、制御回路に予め設定された単一のゲイ
ンにより調整されているのが実情である。しかも、圧力
制御系の負荷を構成する樹脂、金型は様々であり特定す
ることが不可能なため、圧力制御系のゲインはあらゆる
場合を想定して最小の値を選択しなければ圧力制御系が
発振してしまうおそれがあった。
【0015】すなわち、サーボモータ1からスクリュー
10までの伝達機構は、ゲインを大きくして圧力制御系
の応答を上げると顕在化するバックラッシュやスクリュ
ーの前進、後退時の効率の違い等により発振してしまう
ことがある。これらの理由により標準的に選択されるゲ
インはかなり小さなものとなり、圧力制御の精密性・再
現性を悪くしていた。
【0016】したがって本発明の課題は、電動式射出成
形機の圧力制御において、圧力制御系のゲインを成形状
態に応じて変更し、発振することのない安定性を保ちつ
つ制御ゲインを出来るだけ大きくして応答性・追従性を
向上させようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御対象から
の制御結果をフィードバックして制御を行う射出成形機
の制御装置において、ゲイン発生手段と、フィードバッ
クの補償ゲインを大きくできなくなるような非線形な要
素に対し、該非線形性により分割された各制御対象の、
各々の分割される境界であることを検出する境界検出手
段と、該境界検出手段の出力に応じて前記ゲイン発生手
段からのゲインを変更するゲイン変更手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0018】本発明によればまた、前記ゲイン発生手段
が基底ゲインを発生するものであり、前記境界検出手段
は、動作パターンの発生手段と、前記動作パターンの微
分値をとる微分手段とを含み、前記ゲイン変更手段は前
記動作パターンの微分値により、微分値が零のときを基
底として連続的に前記基底ゲインを変更することを特徴
とする射出成形機の制御装置が得られる。
【0019】本発明によれば更に、前記ゲイン発生手段
は基底ゲインを発生するものであり、前記境界検出手段
は、射出開始よりの経過時間を計時する計数手段を含
み、前記ゲイン変更手段は、金型内の樹脂が固化しきっ
た時のゲインの安定限界値を基底として前記計数手段か
らの計数結果に応じて連続的に前記基底ゲインを変更す
ることを特徴とする射出成形機の制御装置が得られる。
【0020】本発明はまた、制御対象の制御結果である
状態を検出する制御対象の状態検出手段を備えた射出成
形機の制御装置において、複数種類のゲインを記憶して
いるゲイン記憶手段と、前記制御対象の状態検出手段か
らの信号を受け、フィードバックの補償ゲインを大きく
できなくなるような非線形な要素に対し、該非線形性に
より分割された各制御対象の、各々の分割される境界で
あることを検出する境界検出手段と、該境界検出手段の
出力に応じて前記ゲイン記憶手段における複数種類のゲ
インから最適なゲインを選択するゲイン選択手段とを備
えたことを特徴とする。
【0021】なお、前記制御対象の状態検出手段は、フ
ィードバック値と目標値との偏差を微分する微分手段を
含むことを特徴とする。
【0022】前記制御対象の状態検出手段はまた、スク
リューの移動速度を検出するスクリュー速度検出手段
と、スクリュー速度の基準値を発生する手段と、検出さ
れたスクリュー速度と前記基準値とを比較する比較手段
とを含むものでも良い。
【0023】更に、前記制御対象の状態検出手段は、ス
クリューの移動速度を検出するスクリュー速度検出手段
と、スクリューの駆動モータの速度を検出するモータ速
度検出手段と、検出されたスクリュー速度と検出された
駆動モータ速度との差をとる減算手段とを含むものでも
良い。
【0024】更にまた、前記制御対象の状態検出手段
は、負荷圧力を検出する負荷圧力検出手段と、スクリュ
ーの駆動モータのトルクを検出するモータトルク検出手
段とを含むものでも良い。
【0025】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1は図
12の射出成形機に適用される制御系の構成を示すブロ
ック図であり、図13と同一部分には同じ参照番号を付
している。圧力制御時のコントローラ15内の構成は、
図13と同様に、圧力フィードバック系の追従性を良く
したり、金型内の圧力に急激な変化を起こさないように
オペレータの設定に対して、動作パターン発生器20に
より制御目標値Srが発生される。ロードセル8より圧
力検出信号がロードセルアンプ12により増幅され圧力
検出値Spとしてコントローラ15に入力される。この
圧力検出値Spは減算器21により制御目標値Srから
減算(フィードバック)され、偏差値eが計算される。
【0026】一方、制御目標値Srの動作パターンは微
分器31で微分され、これにゲインK1が乗算される。
このゲインK1が乗算された微分値には、乗算器32に
より基底ゲインK0が乗算される。この値はさらに加算
器33において、基底ゲインK0に加算され、ゲイン信
号Sgとされる。このゲイン信号Sgは乗算器22によ
り偏差値eに乗算されて信号Smとなり、圧力制御補償
器19にて補償演算されて信号Svが出力される。
【0027】また、位置検出器9からの位置検出信号
は、増幅器13により増幅されてコントローラ15に入
力される。この信号は微分器24で微分されることによ
り速度検出信号Sdが得られる。減算器25では、圧力
制御補償器19よりの出力Svと速度検出信号Sdとの
減算が行われ、その偏差信号が速度制御補償器26に入
力される。この入力信号は速度制御補償器26において
補償演算された後、サーボアンプ14を経由してサーボ
モータ1にトルク(電流)指令として供給される。
【0028】図12に示した電動式射出成形機では、ロ
ーラネジ・ローラナット間にあるバックラッシュや乾性
摩擦のために、スクリューや伝達機構が停止している状
態であるかまたは動作している状態か、また、動作して
いてもその動作状態が緩やかか急激であるかなどにより
制御系の安定限界が異なる。これは、ある一方向に動作
している状態ではバックラッシュ分のガタは移動方向に
押し付けられているためにバックラッシュとはならない
ことや、動作方向が一定のため、摩擦負荷が連続的に変
化するからであり、その動作が大きいほど安定である。
【0029】そこで、本実施例では動作パターンを微分
した値により駆動系の動作の状態を間接的に知り、この
微分値により圧力制御系のゲインを変更する。すなわ
ち、図1に示される制御系は、位置検出器9−増幅器1
3−微分器24−減算器25−速度制御補償器26−サ
ーボアンプ14−サーボモータ1なる速度フィードバッ
ク系の応答が圧力制御系の応答に比べてかなり速いもの
と想定して速度制御系として簡略化し、圧力制御補償器
19をゲインK2の比例補償器であるとし、樹脂の負荷
の内で代表的な要素を取り上げ、これを簡単にスクリュ
ーの移動速度に対する積分要素(ゲインK3)であると
仮定すれば、図2に示されるように簡略化される。な
お、樹脂負荷36のSはラプラス演算子である。この
時、制御目標値Srから圧力制御補償器19の出力Sv
までの伝達関数は、次の数式1であらわされる。
【0030】
【数1】
【0031】数式1は、制御目標値Srの動作パターン
を微分したものが速度(指令又は検出)となることを表
している。すなわち、間接的ではあるが、動作パターン
を微分すれば圧力制御中のスクリューの動作状態または
その大きさを知るパラメータとなる。
【0032】ここで、圧力制御系が停止状態にあるとき
の安定限界となる制御ゲインをK10とし、制御目標値
Srの動作パターンの変化率が△Srmax で最も大きな
動作をしているときの安定限界となる制御ゲインのK1
0に対する増分の比率をxとするような本実施例では、
図2において、K0=K10、図1におけるK1を、K
1=x/△Srmaxとしておけば、ゲイン信号Sg
は、停止状態ではSg=K10、最大の動作状態ではS
g=(1+△Srmax・K1)・K10=(1+x)
・K10となる。ここで、Sgは安定限界を越えないで
制御ゲインを向上させることができる境界を表す関数と
なっており、Sgをもって乗算器22によりフィードバ
ック制御を行うことになる。
【0033】図3は図1の要部以外の部分を簡略化した
図であり、図1における動作パターン発生器20、微分
器31は境界検出手段として作用する。図3に示される
圧力制御系において、制御対象成形機41は図12に示
すようなローラネジ・ローラナットを用いて回転運動を
直動運動に変換して充填を行う射出成形装置の圧力制御
系を示している。この制御系がフィードバックの補償ゲ
インを大きくできなくなるような非線形な要素を備えて
いるものとすると、境界検出手段42はこの制御対象成
形機41の非線形性により分割される各制御対象要素の
境界を検出する。乗算器32と加算器33はゲイン変更
手段46として作用し、このゲイン変更手段46は圧力
フィードバック系に対しての連続的な動作パターンの微
分値を受け、基底ゲイン発生手段45からの基底ゲイン
K0に対して微分値が零のときを基底として連続的にゲ
インを変更するように動作する。
【0034】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、種々の変形が可能である。図4乃至図1
1は本発明の変形例の概要を示すブロック図で、射出成
形機の圧力制御系の概略構成を示しており、これらの図
において同一の構成部分には同一番号を付している。
【0035】図4に示される圧力制御系において、制御
対象成形機41は図12に示すようなローラネジ・ロー
ラナットを用いて回転運動を直動運動に変換して充填を
行う射出成形装置の圧力制御系を示している。この制御
系もフィードバックの補償ゲインを大きくできなくなる
ような非線形な要素を備えている。境界検出手段42は
この制御対象成形機41の非線形性により分割された各
制御対象要素の境界を検出する。ゲイン記憶手段43
は、分割されたそれぞれの制御対象要素に対し、圧力制
御系の安定性を低下させないような上限をもった最適な
制御ゲインを記憶する手段である。そして、ゲイン選択
手段44は境界検出手段42からの信号に応じて、ゲイ
ン記憶手段43から最適なゲインを選択して制御系に対
し用いるように構成されている。
【0036】図5に示される制御系においては、制御対
象成形機41はその非線形性による分割の境界を直接検
出することが出来ない場合を示しており、この場合には
相関のある間接的な成形機の状態の検出値が境界検出手
段42に供給される。以降の動作は図4と同様である。
【0037】図6に示される制御系においては、制御対
象成形機41はその非線形性の境界が明確でなく連続的
に変化する場合を示しており、この場合には境界検出手
段42は連続する関数によりゲイン変更関数手段46を
制御して、基底ゲイン発生手段45からの基底ゲインK
0に対する比率を変化させる。
【0038】図7〜図10に示すバックラッシュによる
位相遅れが原因となる発振やローラネジ・ローラナット
の加圧時、減圧時の効率の差による発振に対して有効な
変形例を以下に説明する。
【0039】図7に示される制御系においては、制御対
象成形機41における制御偏差、ここでは圧力制御時の
圧力偏差値及び圧力偏差を微分器47により微分した値
を境界検出手段42により検出して、ゲイン選択手段4
4を制御することで平面上の境界をもってゲインを変更
するようにしている。
【0040】図8に示される制御系においては、制御対
象の状態検出手段として制御対象成形機41における圧
力制御時にスクリューの移動速度を検出するスクリュー
速度検出手段51と基準値発生器52と絶対値比較手段
53とを備え、基準値発生器52からの基準値とスクリ
ュー速度検出手段51からの出力とを絶対値比較手段5
3により比較する。そして、この比較出力を境界検出手
段42により検出して、ゲイン選択手段44を制御する
ことで停止状態近傍とそれ以外でゲインを変更して制御
している。
【0041】図9に示される制御系においては、制御対
象の状態検出手段として制御対象成形機41における圧
力制御時にスクリューの移動速度を検出するスクリュー
速度検出手段51と駆動用モータのモータ速度検出手段
54と減算器55とを備えている。スクリュー速度検出
手段51の出力と駆動用モータのモータ速度検出手段5
4の出力とが減算器55に供給され、スクリューの移動
量または速度およびモータの回転量または速度の差を検
出する。そして、この差に応じて境界検出手段42がゲ
イン選択手段44を制御することでゲインを変更するよ
うに制御している。
【0042】図10に示される制御系においては、制御
対象の状態検出手段として負荷圧力検出手段56および
モータトルク検出手段57を備え、制御対象成形機41
における圧力制御時に境界検出手段42がモータ駆動電
流と圧力負荷の極性に応じてゲイン選択手段44を制御
することでゲインを変更するように制御している。
【0043】図11に示される制御系においては、境界
検出手段42として、射出成形機の圧力制御時に、射出
開始よりの経過時間を計数する充填時間計数器63を設
け、基底ゲイン発生手段45からの基底ゲインK0に対
し、ゲイン変更手段46により金型内の樹脂が固化し切
った時の制御ゲインの安定限界値を基底として計数が進
むにつれて連続的に変更して制御するようにしている。
【0044】以上、本発明を射出成形機の圧力制御に適
用して説明したが、本発明は圧力制御に限らず、背圧制
御、スクリュー回転制御、型開閉速度制御、型締力制
御、射出圧縮制御等にも応用できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、樹
脂による負荷が純粋ではないが積分性の負荷である圧力
制御において、その動作状態を検出しながら最適なゲイ
ンを選択的に適用することにより、精密で再現性のある
圧力制御を提供することが出来る。すなわち、小さなゲ
インで動作する停止状態から大きなゲインによりスクリ
ューを大きく動かして速度を発生させて追従する必要が
あるような動作状態においても十分に追従性を発揮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動式射出成形機の制御系の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の制御系を簡略化したブロック図である。
【図3】図1の制御系について本発明の要部以外の部分
を簡略化したブロック図である。
【図4】本発明による制御系の第1の変形例を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明による制御系の第2の変形例を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明による制御系の第3の変形例を示すブロ
ック図である。
【図7】本発明による制御系の第4の変形例を示すブロ
ック図である。
【図8】本発明による制御系の第5の変形例を示すブロ
ック図である。
【図9】本発明による制御系の第6の変形例を示すブロ
ック図である。
【図10】本発明による制御系の第7の変形例を示すブ
ロック図である。
【図11】本発明による制御系の第8の変形例を示すブ
ロック図である。
【図12】本発明が適用される射出成形機の構成を示す
ブロック図である。
【図13】従来の制御系の動作を説明するためのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 サーボモータ 2 ローラネジ 3 ローラナット 4 スライドベース 5、6 ガイドバー 7 ベアリング 8 ロードセル 9 位置検出器 10 スクリュー 11 射出シリンダ 15 コントローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象からの制御結果をフィードバッ
    クして制御を行う射出成形機の制御装置において、ゲイ
    ン発生手段と、フィードバックの補償ゲインを大きくで
    きなくなるような非線形な要素に対し、該非線形性によ
    り分割された各制御対象の、各々の分割される境界であ
    ることを検出する境界検出手段と、該境界検出手段の出
    力に応じて前記ゲイン発生手段からのゲインを変更する
    ゲイン変更手段とを備えたことを特徴とする射出成形機
    の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の制御装置において、前記
    ゲイン発生手段は基底ゲインを発生するものであり、前
    記境界検出手段は、動作パターンの発生手段と、前記動
    作パターンの微分値をとる微分手段とを含み、前記ゲイ
    ン変更手段は前記動作パターンの微分値により、微分値
    が零のときを基底として連続的に前記基底ゲインを変更
    することを特徴とする射出成形機の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の制御装置において、前記
    ゲイン発生手段は基底ゲインを発生するものであり、前
    記境界検出手段は、射出開始よりの経過時間を計時する
    計数手段を含み、前記ゲイン変更手段は、金型内の樹脂
    が固化しきった時のゲインの安定限界値を基底として前
    記計数手段からの計数結果に応じて連続的に前記基底ゲ
    インを変更することを特徴とする射出成形機の制御装
    置。
  4. 【請求項4】 制御対象の制御結果である状態を検出す
    る制御対象の状態検出手段を備えた射出成形機の制御装
    置において、複数種類のゲインを記憶しているゲイン記
    憶手段と、前記制御対象の状態検出手段からの信号を受
    け、フィードバックの補償ゲインを大きくできなくなる
    ような非線形な要素に対し、該非線形性により分割され
    た各制御対象の、各々の分割される境界であることを検
    出する境界検出手段と、該境界検出手段の出力に応じて
    前記ゲイン記憶手段における複数種類のゲインから最適
    なゲインを選択するゲイン選択手段とを備えたことを特
    徴とする射出成形機の制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の制御装置において、前記
    制御対象の状態検出手段は、フィードバック値と目標値
    との偏差を微分する微分手段を含むことを特徴とする射
    出成形機の制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の制御装置において、前記
    制御対象の状態検出手段は、スクリューの移動速度を検
    出するスクリュー速度検出手段と、スクリュー速度の基
    準値を発生する手段と、検出されたスクリュー速度と前
    記基準値とを比較する比較手段とを含むことを特徴とす
    る射出成形機の制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の制御装置において、前記
    制御対象の状態検出手段は、スクリューの移動速度を検
    出するスクリュー速度検出手段と、スクリューの駆動モ
    ータの速度を検出するモータ速度検出手段と、検出され
    たスクリュー速度と検出された駆動モータ速度との差を
    とる減算手段とを含むことを特徴とする射出成形機の制
    御装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の制御装置において、前記
    制御対象の状態検出手段は、負荷圧力を検出する負荷圧
    力検出手段と、スクリューの駆動モータのトルクを検出
    するモータトルク検出手段とを含むことを特徴とする射
    出成形機の制御装置。
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