JPH0655563A - 中空成形体の製造方法 - Google Patents

中空成形体の製造方法

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JPH0655563A
JPH0655563A JP21407692A JP21407692A JPH0655563A JP H0655563 A JPH0655563 A JP H0655563A JP 21407692 A JP21407692 A JP 21407692A JP 21407692 A JP21407692 A JP 21407692A JP H0655563 A JPH0655563 A JP H0655563A
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JP
Japan
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hollow
cavity
pressurized fluid
molded body
hollow molded
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Application number
JP21407692A
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English (en)
Inventor
Kohei Harada
康平 原田
Masahiro Takinomi
昌広 滝呑
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0655563A publication Critical patent/JPH0655563A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】成形サイクルを短縮させることができ、且つ外
表面にヒケ、ソリ及びフローマーク等を発生させること
がなく、外観に優れた中空成形体を得ることができる中
空成形体の製造方法を提供する。 【構成】中実針状部材52を前進させ、キャビティ13
内の中空成形体3内に中空部31に達するまで刺し込
む。中実針状部材52を後退させ、中空成形体3の中空
部31に連通する細孔32を形成する。同時に、中実針
状部材52とキャビティ13の外壁との間に溶融樹脂は
通過しないが加圧流体は通過する排気路53を形成す
る。細孔32及び排気路53を通して中空成形体3の中
空部31内の加圧流体を排気させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形サイクルを短縮さ
せることができ、且つ外表面にヒケ、ソリ及びフローマ
ーク等を発生させることがなく、外観に優れた中空成形
体を得ることができる中空成形体の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形用金型のキャビティ内に
溶融樹脂を射出し、次いで又は同時に加圧流体を注入し
て中空成形体を成形する場合、中空成形体の破壊を防い
だり、又、中空成形体の変形を防いだりするため、通
常、中空成形体を金型中より取り出す前の適当な時期に
中空成形体の中空部より加圧流体の排気を行っている。
【0003】排気の具体的手段としては、例えば、特開
平1─154718号公報に記載の如く、金型空間内に
溶融プラスチック材料の流れを導入し、溶融プラスチッ
ク材料の内部に加圧流体を供給して材料内にガス含有空
洞を形成し、金型面によって構成された形状を成形体が
自身で保持できるようにプラスチック材料を十分に固化
しかつ冷却させ、かつ、金型を開く前に空洞内の圧力を
周囲圧力まで減ずるようにした方法が提案されている。
【0004】しかし、この方法は、成形の最終段階にお
いて加圧流体の排気を行うものであり、プラスチック材
料が十分固化しない段階で排気を行う排気手段としては
採用することができない。
【0005】しかして、例えば、特開平3─27412
0号公報に記載の如く、ガスを注入する第1工程と、こ
のガス圧を所定圧に保って成形体を凝固させる第2工程
と、ガス注入手段とシリンダーユニットを作動させてニ
ードルをキャビティ内に望ませるようにしたガス排出手
段によってガスを循環させつつ成形体を冷却させる第3
工程とからなるプラスチックの中空成形方法が提案され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法は、
ガス排出手段は単にシリンダーユニットを作動させてニ
ードルをキャビティ内に望ませるだけのものであるの
で、成形体の固化が不十分な段階においてガス排出手段
を作動させると、ニードル内に溶融樹脂がつまってしま
ってガス排出を行うことができなくなることがあるとい
う問題点がある。
【0007】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
し、中空成形体が十分固化する前に中空成形体に排気路
を形成し、その排気路を通じて溶融樹脂をつまらせるこ
となく中空成形体の中空部内の加圧流体を排気させるこ
とが可能な中空成形体の製造方法を提供することを目的
としてされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、固定型と可動型との間にキャビティが設けられ、固
定型にはキャビティ内に連通する樹脂注入用ゲートが設
けられ、樹脂注入用ゲート又は樹脂注入用ゲートと異な
る位置に設けられた加圧流体注入孔に連通して加圧流体
注入装置が設けられ、キャビティを囲む壁部に中実針状
部材がキャビティ面からキャビティ内に進退自在に設け
られ、キャビティ内に溶融樹脂を注入し、次いで又は同
時に加圧流体発生装置から加圧流体を注入して中空成形
体を成形し、キャビティ内の中空成形体が十分固化する
前に、中実針状部材を前進させ、その先端部をキャビテ
ィ内の中空成形体内に中空部に達するまで刺し込んだ
後、中実針状部材を後退させ、中空成形体に中空部に連
通する細孔を形成させるとともに、中実針状部材とキャ
ビティを囲む壁部との間に溶融樹脂は通過させないが加
圧流体は通過させることができる排気路を形成し、細孔
及び排気路を通して中空成形体の中空部内の加圧流体を
排気させる中空成形体の製造方法である。
【0009】本願の請求項2の発明は、固定型と可動型
との間にキャビティが設けられ、固定型にはキャビティ
内に連通する樹脂注入用ゲートが設けられ、樹脂注入用
ゲート又は樹脂注入用ゲートと異なる位置に設けられた
加圧流体注入孔に連通して加圧流体注入装置が設けら
れ、キャビティを囲む壁部に中空針状部材がキャビティ
面からキャビティ内に前進自在に設けられ、中実針状部
材には先端部に溶融樹脂は通過させないが加圧流体は通
過させることができる排気路がその開口部を表出するよ
うに設けられ、キャビティ内に溶融樹脂を注入し、次い
で又は同時に加圧流体発生装置から加圧流体を注入して
中空成形体を成形し、キャビティ内の中空成形体が十分
固化する前に、中空針状部材を前進させ、その先端部を
排気路の開口部がキャビティ内の中空成形体内に中空部
に達するまで刺し込み、排気路を通して中空成形体の中
空部内の加圧流体を排気させる中空成形体の製造方法で
ある。
【0010】本願の請求項1及び請求項2の発明におい
ては、いずれも、キャビティ内の中空成形体が十分固化
する前に排気路を形成し、その排気路を通じて溶融樹脂
をつまらせることなく中空成形体の中空部内の加圧流体
を排気させる必要がある。
【0011】しかして、中空成形体が十分固化する前
に、中空成形体に刺し込んで中空部からの排気を行う排
気路としては、溶融樹脂は通過させないが加圧流体は通
過させることができる工夫を施すことが必須の条件とさ
れる。
【0012】このような排気路として、本願の請求項1
の発明においては、中実針状部材が後退した時に、中実
針状部材とキャビティを囲む壁部との間に形成され、本
願の請求項2の発明においては、中空針状部材の先端部
に設けられる。
【0013】このような排気路としては、狭い間隙から
なるものや、小さい孔径の連通孔を有する多孔質部材
(以下、単に、多孔質部材という)からなるもの等が採
用される。狭い間隙からなる排気路の間隙は、使用する
成形用樹脂や成形条件等によっても異なるが、通常、
0.03mm以下が好ましい。その間隙は、基本的には
ガスベントの大きさの知見に基づいて決定することがで
きる。
【0014】狭い間隙からなる排気路の形状は、スリッ
ト状、輪環状、孔状等が挙げられるが、特にこれらの形
状に限定されるものではない。狭い間隙からなる排気路
の長さは1〜3mm確保されておれば十分であり、その
奥は加圧流体の排気の流動抵抗を少なくするために間隙
を広げてもかまわない。
【0015】多孔質部材からなるものとしては、例え
ば、ステンレス等の金属材料やセラミック等の無機材料
からなる粉体を焼結して巣状の小さな孔径を有する連通
孔が形成されたものや、同様の材料からなる微細径の線
体を焼結して直線状の小さな孔径を有する連通孔が形成
されたもの等が挙げられる。これらの連通孔の孔径は、
使用する成形用樹脂や成形条件等によっても異なるが、
通常、0.01〜0.03mmが好ましい。多孔質部材
の厚さ及び長さは、強度が保持できれば十分であり、特
に限定されない。
【0016】本願の請求項1の発明における、中実針状
部材の材質としては、強度上の問題がなければ、金属材
料であっても、セラミック等の無機質材料であっても構
わないが、突き出しピンに用いられる、SK3〜5、S
KS2〜3、SACM1等が好適に使用される。
【0017】本願の請求項2の発明において、排気路が
多孔質部材により形成される場合には、中空針状部材と
しては、全体が多孔質部材からなるものであってもよい
し、又、その径が細くなり強度不足が心配される場合に
は、多孔質部材の周囲を上記の中実針状部材に用いたと
同様の材質からなる金属を外筒として組み合わせて用い
て補強したものとしてもよい。
【0018】中実針状部材や中空針状部材に進退動作を
行わせる方法としては、圧力シリンダーによる方法が最
も便利である。圧力シリンダーの圧力源としては、エア
ー圧でも油圧でもよい。中空成形体に刺し込むのに要す
る力に応じて、圧力源、シリンダー径等を適宜選択す
る。勿論、駆動力源として、電動モーター、ギア等を組
み合わせて行っても構わない。
【0019】動作のタイミング制御は、成形機、あるい
は加圧流体供給制御装置と連動し、タイマー設定により
行うことにより可能である。針状部材の先端部の停止位
置を多段に3箇所以上設定する必要がある場合には、シ
リンダーを多段に組み合わせる方法等を採用してもよ
い。
【0020】中実針状部材や中空針状部材を中空成形体
内に前進させるタイミングとしては、キャビティ内に射
出された溶融樹脂成形体中に中空部が形成されると同時
以降に行う。
【0021】冷却効率からして、中空部が形成された
後、早ければ早い程よいことになる。しかし、細孔付近
の樹脂が溶融状態にあると、せっかく形成した細孔に溶
融樹脂がつまってしまう。逆に、中空部が形成された
後、長時間経過すれば、冷却時間短縮の効果は少なくな
るし、又、樹脂の固化が進めば針状部材の刺し込みが困
難になる。そこで、これらの事情を十分考慮する必要が
ある。
【0022】即ち、中空成形体が十分固化する前に針状
部材の刺し込みが可能であり且つ溶融樹脂を細孔につま
らせることがない程度に樹脂が冷却固化した状態のとき
に、排気路を形成する。
【0023】針状部材の形状としては、中空成形体内へ
の刺し込みを容易にするために、先端部をある程度尖ら
せておくことが好ましいが、周囲のキャビティ面に合わ
せた平坦状や局面状でも構わない。
【0024】針状部材を設ける位置としては、細孔が開
けられることにより中空成形体の外観や強度等の製品品
質を低下させない位置に設けることは勿論であるが、加
圧流体の注入口の流動末端で、且つ針状部材の刺し込み
易さから樹脂層があまり厚くない部分に設けるのが好ま
しい。
【0025】針状部材の個数は、例えば、加圧流体の流
動末端が1箇所であれば1箇所、流動末端が枝分かれし
て複数箇所ある場合には、枝分かれした流動末端に各1
箇所設けるのが好ましい。
【0026】中空部からの加圧流体の排気は、中空成形
体が十分に固化する前から行うために、中空部内圧を一
定内圧に保持・調整できるように、排出管に流量調整弁
を接続するのが好ましい。
【0027】更に、流量調整弁は多段で設定・調整を行
えるものが好ましい。これにより、冷却固化が進行する
中空成形体に対して、必要以上な内圧を与えることなく
外気圧に等しい内圧までスムースに時間の無駄なく移行
させることができる。加圧流体は多量に消費することに
なるので、連続して同種の加圧流体を用いる場合には、
金型外部に排気を回収し再利用をすることも可能であ
る。
【0028】加圧流体注入側に供給流体の切替え弁を設
け、この切替え弁により、中空部成形時と中空部成形後
で異なる加圧流体を注入することも可能である。例え
ば、加圧流体として、高温のものを用いた場合には、加
圧流体の溶融樹脂内での流動性を向上させることができ
るが、中空部の内部からの冷却効果が小さくなる。逆に
低温の加圧流体を用いた場合には、中空部内の内部から
の冷却効果は向上させることができるが、加圧流体の溶
融樹脂内での流動性が小さくなる。そこで、切替え弁を
用いて、中空部成形時には高温の加圧流体を注入し、中
空部形成後は低温の加圧流体を注入することにより、中
空部内部からの冷却効果を一層強化することが可能とな
る。
【0029】又、別の例を挙げると、中空成形体の劣化
の問題がなければ、例えば、水、アルコール等のよう
に、加圧流体の注入時の溶融樹脂温度以下で気化する液
体もしくは液体を含む気体(霧状にて)を注入置換する
ことにより、液体の蒸発潜熱により、中空部内部からの
冷却効果を一層強化することが可能となる。
【0030】更に、別の例を挙げると、加圧流体は一般
的には、高圧の窒素ガス等が用いられるが、中空成形体
の冷却固化が進み、目的品質のものが得られ、中空部内
の圧力の低下も許される場合は、低圧のエアーンコプレ
ッサーによる加圧流体に切り替えることにより高価な加
圧流体の消費を軽減することも可能である。
【0031】加圧流体の注入量の制御方法は、注入圧力
を制御する方法であってもよいし、注入体積を制御する
方法であってもよい。本発明において、加圧流体の注入
位置は、樹脂供給ノズルであってもよいし、キャビティ
に直接注入する位置であってもよい。
【0032】本発明において、加圧流体としては、一般
的には、窒素ガス、炭酸ガス等の不活性ガスが好ましい
が、水、アルコール、油等の液体であっても構わない。
【0033】又、本発明において、樹脂としては、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ
カーボネート、ポリスチレン、ポリエチレン系アイオノ
マー、エチレン─酢酸ビニル共重合体、エチレン─アク
リル酸エチル共重合体、塩化ビニル系樹脂、塩素化塩化
ビニル系樹脂、フッ化ビニリデン系樹脂、ポリテトラフ
ルオロエチレン、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニ
レンサルファイド、ポリアミド、ポリサルフォン、ポリ
エーテルサルフォン、ポリエーテルイミド、ポリエーテ
ルエーテルケトン、アクリロニトリル─ブタジエン─ス
チレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート等の熱可
塑性樹脂、あるいは、これらの樹脂にガラス繊維、タル
ク、安定剤、滑剤、難燃剤等の充填剤、改質剤等を充填
した材料、あるいはこれらの樹脂を組み合わせたポリマ
ーアロイ等の射出成形可能な熱可塑性樹脂であれば適宜
使用することができる。
【0034】以下、本発明の例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明の全体の構成を説明する縦断面図であ
る。1は金型であり、固定型11と移動型12との間に
成形すべき射出成形体の外面形状に対応する内面形状を
有するキャビティ13が設けられている。
【0035】固定型11には、スプルー111、ランナ
ー112及びゲート113が順次連通するように設けら
れている。スプルー111の入口には、押出機の樹脂ノ
ズル2が当接され、樹脂注入ノズル2より供給した溶融
樹脂を、スプルー111、ランナー112及び樹脂注入
用ゲート113からなる流路を経てキャビティ13内に
注入できるようにされている。
【0036】又、樹脂ノズル2内には加圧流体注入装置
22が設けられ、樹脂と同じ流路を経て、キャビティ1
3内に射出された溶融樹脂中に加圧流体を注入して中空
部31を形成し、キャビティ13内に中空成形体3を形
成する。尚、この場合は、加圧流体注入孔は、樹脂注入
用ゲート113と同一の位置に設けられているが、樹脂
注入ゲート113と異なる位置に設けられていてもよ
い。
【0037】移動金型12のキャビティ13を囲む壁部
に針状部材4を進退させることにより、後述する如く、
中空成形体3の中空部31から加圧流体を排出し、この
加圧流体を排気管41、流量調整弁V1 、排気弁V3
排気ガス回収装置42、加圧流体発生装置43、加圧流
体注入切替え弁V2 、加圧流体供給制御装置44を経
て、加圧流体注入装置22に循環するようにされる。加
圧流体注入切替え弁V2には加圧流体供給装置45が連
結されている。
【0038】尚、加圧流体を上記のように循環するよう
にしてもよいが、循環することなく、加圧流体供給装置
45より加圧流体注入切替え弁V2 、加圧流体注入装置
22を経て、キャビティ13内の中空成形体3の中空部
31に供給し、中空部31からの排気を排気路53、排
気管41、排気弁V3 を経て外部に排気するようにして
もよいことは勿論である。
【0039】図2は本願の請求項1の発明の一例を説明
する縦断面図である。まず、図2(a)に示す如く、移
動金型12には、キャビティ13を囲む壁部の一部とし
てブッシュ51が設けられている。ブッシュ51の先端
面はキャビティ13面と面一にされている。ブッシュ5
1には貫通穴511が設けられ、貫通穴511の開口部
がキャビティ13に開口されている。貫通穴511は開
口部付近511aが小径とされ、その奥部511bがや
や拡径されている。
【0040】貫通穴511中を挿通して、中実針状部材
52が図示しないシリンダーによりキャビティ面からキ
ャビティ13内に進退自在に設けられている。中実針状
部材52の外径はブッシュ51の貫通穴511の開口部
付近511aの内径よりもやや小径とされ、中実針状部
材52の外周面と貫通穴511の開口部付近511aの
内周面との間に通常0.03mm以下の狭い間隙dが形
成される。そして、この狭い間隙dは溶融樹脂は通過さ
せないが加圧流体は通過させることができる間隙とされ
ている。中実針部材52の先端部分は、中空成形体内に
刺し込み易くするためやや尖った形状とされている。
【0041】中実針状部材52は、最初、その先端部が
ブッシュ51の貫通穴511の開口部付近511aに位
置するようにセットされ、貫通金型511の開口部を塞
いだ状態とされており、中実針状部材52の頂部はキャ
ビティ13面の一部をなしている。このような状態のキ
ャビティ13内に溶融樹脂を注入し、且つ加圧流体を注
入して、中空部31を有する中空成形体3を形成する。
【0042】次に、図2(b)に示す如く、キャビティ
13内の中空成形体3が十分固化する前に、中実針状部
材52を前進させ、その先端部をキャビティ13内の中
空成形体3内に中空部31に達するまで刺し込む。
【0043】次に、図2(c)に示す如く、中実針状部
材52を最初の位置からやや後方の位置まで後退させ
る。これにより、中空成形体3に中空部31に連通する
細孔32を形成する。同時に、中実針状部材52の外周
面と貫通穴511の開口部付近511aの内周面との間
に溶融樹脂は通過させないが加圧流体は通過させること
ができる狭い間隙dを有する輪環状の排気路53を形成
する。
【0044】そして、図中矢印にて示す如く、細孔32
及び排気路53を通して中空成形体3の中空部31内の
加圧流体を排気管41へと排気する。排気管41に排気
した加圧流体は、図1に示す如き流路を経て適宜加圧流
体注入装置22に戻される。そして、キャビティ13内
の中空成形体3に中空部31内に送る如くして繰り返し
循環させ、中空成形体3を中空部31の内部から強制的
に冷却する。
【0045】最後に、図2(d)に示す如く、中空成形
体3が十分固化した後に、中実針状部材52を更に大き
く後退させ、中空部31内の加圧流体を細孔32及び拡
径された排気路53′を通して外気と同等の圧力となる
まで排気管41に排気する。しかる後に開型して、金型
内より中空成形品を取り出す。そして、中実針状部材5
2を、図2(a)に示す最初の位置に戻して、次の成形
に備える。
【0046】図3は本願の請求項1の発明の別の例を説
明する縦断面図である。移動金型12には、キャビティ
13を囲む壁部の一部としてブッシュ61が設けられて
いる。ブッシュ61の先端面はキャビティ13面と面一
にされている。ブッシュ61には貫通穴611が設けら
れ、貫通穴611の開口部がキャビティ13に開口され
ている。貫通穴611は開口部付近の内方に筒状の多孔
質部材611aが嵌め込まれている。
【0047】多孔質部材611aには、通常0.01〜
0.03mmの孔径を有する連通孔からなる排気路が形
成されている。そして、この排気路は溶融樹脂は通過さ
せないが加圧流体は通過させることができる間隙とされ
ている。上記以外の構成及び使用態様は図2にて説明し
た場合とほぼ同様であるので、図中に図2と同様の符号
のみ付して詳細な説明は省略する。
【0048】図4は、本願の請求項2の発明の一例を説
明する縦断面図である。図4(a)に示す如く、移動金
型12には、キャビティ13を囲む壁部の一部としてブ
ッシュ71が設けられている。ブッシュ71の外周面に
は温度調節用冷媒流通溝74が設けられている。ブッシ
ュ71の先端面はキャビティ13面と面一にされてい
る。ブッシュ71には貫通穴711が設けられ、貫通穴
711の開口部がキャビティ13に開口されている。
【0049】貫通穴711中を、その内径と同じ外径を
有する中空針状部材72が図示しないシリンダーにより
摺動するようにして、キャビティ面からキャビティ13
内に進退自在に設けられている。
【0050】中空針状部材72中は中空とされ、その中
空部分が中空路721とされる。又、先端部は中空成形
体3内に刺し込み易くするためにやや尖った形状とされ
ている。先端部には、中空路721に連通し、頂部にそ
の開口部が表出するように、通常0.03mm以下の狭
い間隙dからなる排気路73が形成されている。そし
て、この狭い間隙dは溶融樹脂は通過させないが加圧流
体は通過させることができる間隙とされている。
【0051】中空針状部材72は、最初、その先端部が
ブッシュ71の貫通穴711の開口部付近711a内に
位置するようにセットされ、貫通穴711の開口部を塞
いだ状態とされており、中空針状部材72の頂部はキャ
ビティ面の一部とされている。このような状態のキャビ
ティ13内に溶融樹脂を注入し、更に加圧流体を注入し
て、中空部31を有する中空成形体3を形成する。
【0052】次に、図4(b)に示す如く、キャビティ
13内の中空成形体3が十分固化する前に、中空針状部
材72を前進させ、排気路73の開口部がキャビティ1
3内の中空成形体3内の中空部31に達するまで刺し込
む。中空部31内の加圧流体を、図中矢印にて示す如
く、排気路73及び中空路721、排気口75を経て排
気管41に排気させる。
【0053】排気管41に排気させた加圧流体は、図1
に示す如く循環されて、加圧流体注入装置22よりキャ
ビティ13内の中空成形体3に中空部31内に送る如き
操作が繰り返し行って、中空成形体3を中空部31の内
部から強制的に冷却する。
【0054】尚、図4(b)に示す如く、中空針状部材
72を中空成形体3の中空部31に達するまで刺し込ん
だ状態にて、中空成形体3の固化を進行させていくと、
中空針状部材72と周囲の樹脂との間にも狭い間隙が形
成され、その間隙からも排気が行われることもある。
【0055】又、図4に示す如き中空針状部材72を用
いて、図2に示す如き排気を行うことも可能である。し
かる後に、適宜中空針状部材72を後退させて最初の位
置に戻した後開型して、金型内より中空成形品を取り出
す。
【0056】図5は、本願の請求項2の発明の別の例を
説明する縦断面図である。図5(a)に示すものは、中
空針状部材82は先端部は尖った形状とされ、中空針状
部材82中には、溶融樹脂は通過させないが加圧流体は
通過させることができる間隙dを有する輪環状の排気路
822が、その開口部が頂部に表出されるように設けら
れている。
【0057】図5(b)に示すものは、中空針状部材9
2中には輪環状の中空路921が設けられている。その
先端部は尖った形状とされている。先端部には溶融樹脂
は通さないが加圧流体を通過させることができる間隙d
を有する排気路922がその開口部を側面に表出するよ
うに設けられている。その排気路922は中空路921
に連通されている。このように、排気路922の入口が
中空針状部材の先端部の側面に表出させている場合に
は、キャビティ13内に溶融樹脂を注入するときに、直
接溶融樹脂に接触することがないので、排気路922の
間隙dは、必ずしも0.03mm以下である必要はな
く、これよりも若干広目にすることが可能である。これ
らの中実針状部材82,92の作動態様は図4に示す場
合とほぼ同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0058】図6は、本願の請求項2の発明の更に別の
例を説明する縦断面図である。図6(a)に示すもの
は、中空針状部材101は全体が焼結金属からなり、通
常0.01〜0.03mmの孔径を有する連通孔が設け
られ、その連通孔が排気路とされる。中空針状部材10
1中には中空路101aが設けられ、その先端部はやや
尖った形状とされている。そして、加圧流体を、焼結金
属の連通孔からなる排気路から中空路101aを経て排
気させる。
【0059】図6(b)に示すものは、中空針状部材1
02中には中空路102aが設けられている。その先端
部の中央部には焼結金属からなる入れ子102bが設け
られている。入れ子102bは入口を頂部に表出するよ
うに設けられ、中空路102aに連通されている。金属
焼結体からなる入れ子102bには、上記同様の連通孔
が形成され、その連通孔が排気路とされる。そして、加
圧流体を、焼結金属の連通孔からなる排気路から中空路
102aを経て排気させる。これらの中空針状部材10
1,102の作動態様は図4に示す場合とほぼ同様であ
るので、その詳細な説明は省略する。
【0060】
【作用】本願の請求項1の発明は、キャビティ内の中空
成形体が十分固化する前に、中実針状部材を前進させ、
その先端部をキャビティ内の中空成形体内に中空部に達
するまで刺し込んだ後、中実針状部材を後退させ、中空
成形体に中空部に連通する細孔を形成させるとともに、
中実針状部材とキャビティを囲む壁部との間に溶融樹脂
は通過させないが加圧流体は通過させることができる排
気路を形成し、細孔及び排気路を通して中空成形体の中
空部内の加圧流体を排気させることにより、キャビティ
内の中空成形体の中空部内に加圧流体を注入しつつ、溶
融樹脂をつまらせることなく細孔及び排気路を通して中
空成形体の中空部内の加圧流体を排気させ、中空成形体
を中空部内より強制的に冷却を行って成形サイクルを短
縮させることができ、且つ外表面にヒケ、ソリ及びフロ
ーマーク等を発生させることがなく、外観に優れた中空
成形体を製造することができる。
【0061】本願の請求項2の発明は、キャビティ内の
中空成形体が十分固化する前に、中空針状部材を前進さ
せ、その先端部を排気路の開口部がキャビティ内の中空
成形体内に中空部に達するまで刺し込み、排気路を通し
て中空成形体の中空部内の加圧流体を排気させることに
より、キャビティ内の中空成形体の中空部内に加圧流体
を注入しつつ、溶融樹脂をつまらせることなく排気路を
通して中空成形体の中空部内の加圧流体を排気させ、中
空成形体を中空部内より強制的に冷却を行って成形サイ
クルを短縮させることができ、且つ外表面にヒケ、ソリ
及びフローマーク等を発生させることがなく、外観に優
れた中空成形体を製造することができる。
【0062】
【実施例】実施例1 図2に示す如き装置と工程により、図7に示す如き、中
空部31を有する中空成形体3の製造を行った。樹脂と
してポリプロピレン(三菱油化社製:商品名「BC3
B」)を用い、加圧流体として窒素ガスを用いた。
【0063】成形条件として、樹脂温度:240℃、金
型温度:50℃、樹脂注入時間:0.8秒、加圧流体注
入タイミング:樹脂注入完了と同時に注入開始、加圧流
体圧力80kg/cm2 、中実針状部材:径2mm、排
気路として間隙0.02mmの輪環状のスリット部が形
成されるもの使用、細孔形成タイミング:加圧流体注入
開始から15秒、加圧流体注入停止タイミング:型開き
の2秒前の条件にて行った。その結果、加圧流体注入開
始から型開きまでの時間を31秒とすることができた。
このときの中空成形体の厚肉部温度は外面温度92℃、
内面温度123℃であった。
【0064】実施例2 図3に示す如き装置により、孔径0.02mmの連通孔
からなる排気路を有する、厚さ2mmの円筒状の多孔質
部材を用いたこと以外は実施例1に準じて、実施例1と
同様の中空成形体の製造を行った。その結果、加圧流体
注入開始から型開きまでの時間を31秒とすることがで
きた。このときの中空成形体の厚肉部温度は外面温度9
2℃、内面温度123℃であった。
【0065】実施例3 図4に示す如き装置及び工程により、中空針状部材とし
て径4mmのものを用いたこと、排気路として間隙0.
02mmのスリット部が設けられたものを用いたこと以
外は実施例1に準じて、実施例1と同様の中空成形体の
製造を行った。その結果、加圧流体注入開始から型開き
までの時間を34秒とすることができた。このときの中
空成形体の厚肉部温度は外面温度90℃、内面温度12
5℃であった。
【0066】比較例1 中空成形体の冷却固化完了後に、中空成形体に細孔を形
成し、細孔より中空成形体の中空部内より加圧流体の排
気を行ったこと以外は実施例1に準じて、実施例1と同
様の中空成形体の製造を行った。その結果、加圧流体注
入開始から型開きまでの時間は45秒を要した。このと
きの中空成形体の厚肉部温度は外面温度83℃、内面温
度132℃であった。
【0067】
【発明の効果】本願の請求項1及び第2項の発明は、そ
れぞれ上記の如き構成とされているので、成形サイクル
を短縮させることができ、且つ外表面にヒケ、ソリ及び
フローマーク等を発生させることがなく、外観に優れた
中空成形体を製造することができる。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金型の全体の構成を説明する縦断面図
である。
【図2】本願の請求項1の発明の一例を説明する縦断面
図であり、図2(a)は中実針状部材を前進させる前の
状態を示す縦断面図、図2(b)は中実針状部材を前進
させた状態を示す縦断面図、図2(c)は中実針状部材
を最初の位置よりやや後退させた状態を示す縦断面図、
図2(d)は中実針状部材を更に後退させた状態を示す
縦断面図である。
【図3】本願の請求項1の発明の別の例を説明する縦断
面図である。
【図4】本願の請求項2の発明の工程の一例を説明する
縦断面図であり、図4(a)は、中空針状部材を前進さ
せる前の状態を示す縦断面図であり、図4(b)は、中
空針状部材を前進させた状態を示す縦断面図である。
【図5】図5(a)は、本願の請求項2の別の例を説明
する縦断面図であり、図5(b)は、本願の請求項2の
発明の金型における、中空針状部材の更に別の例を示す
縦断面図である。
【図6】図6(a)は、本願の請求項2の発明におけ
る、中空針状部材の更に別の例を示す縦断面図であり、
図5(b)は、本願の請求項2の発明の金型における、
中空針状部材の更に別の例を示す縦断面図である。
【図7】本発明を用いて製造した中空成形品を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 金型 2 樹脂ノズル 3 中空成形体 4 針状部材 11 固定型 12 移動型 13 キャビティ 22 加圧流体注入装置 31 中空部 32 細孔 51,61,71 ブッシュ 52 中実針状部材 53,822,922 排気路 72,82,92,101,102 中空針状部材 111 スプルー 112 ランナー 113 樹脂注入用ゲート 102b,611a 多孔質部材 721,921、101a,102a 中空路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 22:00 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型と可動型との間にキャビティが設
    けられ、固定型にはキャビティ内に連通する樹脂注入用
    ゲートが設けられ、樹脂注入用ゲート又は樹脂注入用ゲ
    ートと異なる位置に設けられた加圧流体注入孔に連通し
    て加圧流体注入装置が設けられ、キャビティを囲む壁部
    に中実針状部材がキャビティ面からキャビティ内に進退
    自在に設けられ、キャビティ内に溶融樹脂を注入し、次
    いで又は同時に加圧流体発生装置から加圧流体を注入し
    て中空成形体を成形し、キャビティ内の中空成形体が十
    分固化する前に、中実針状部材を前進させ、その先端部
    をキャビティ内の中空成形体内に中空部に達するまで刺
    し込んだ後、中実針状部材を後退させ、中空成形体に中
    空部に連通する細孔を形成させるとともに、中実針状部
    材とキャビティを囲む壁部との間に溶融樹脂は通過させ
    ないが加圧流体は通過させることができる排気路を形成
    し、細孔及び排気路を通して中空成形体の中空部内の加
    圧流体を排気させることを特徴とする中空成形体の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 固定型と可動型との間にキャビティが設
    けられ、固定型にはキャビティ内に連通する樹脂注入用
    ゲートが設けられ、樹脂注入用ゲート又は樹脂注入用ゲ
    ートと異なる位置に設けられた加圧流体注入孔に連通し
    て加圧流体注入装置が設けられ、キャビティを囲む壁部
    に中空針状部材がキャビティ面からキャビティ内に前進
    自在に設けられ、中実針状部材には先端部に溶融樹脂は
    通過させないが加圧流体は通過させることができる排気
    路がその開口部を表出するように設けられ、キャビティ
    内に溶融樹脂を注入し、次いで又は同時に加圧流体発生
    装置から加圧流体を注入して中空成形体を成形し、キャ
    ビティ内の中空成形体が十分固化する前に、中空針状部
    材を前進させ、その先端部を排気路の開口部がキャビテ
    ィ内の中空成形体内に中空部に達するまで刺し込み、排
    気路を通して中空成形体の中空部内の加圧流体を排気さ
    せることを特徴とする中空成形体の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1070576A2 (en) * 1999-07-17 2001-01-24 The University of Warwick Gas injection molding method and apparatus
JP2010155398A (ja) * 2008-12-27 2010-07-15 Fukuhara Co Ltd 射出成形方法および射出成形装置
CN108081539A (zh) * 2016-11-21 2018-05-29 柳道万和(苏州)热流道系统有限公司 用于模具的气体辅助成型装置

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