JPH065550Y2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH065550Y2
JPH065550Y2 JP1985146457U JP14645785U JPH065550Y2 JP H065550 Y2 JPH065550 Y2 JP H065550Y2 JP 1985146457 U JP1985146457 U JP 1985146457U JP 14645785 U JP14645785 U JP 14645785U JP H065550 Y2 JPH065550 Y2 JP H065550Y2
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JP
Japan
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temperature
air conditioner
switch
automatic
heating
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JP1985146457U
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JPS6255031U (ja
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勝寛 大久保
和康 水野
信男 大塚
学 石原
克美 斉藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は室温の自動設定機能を有する制御装置に係り、
特に設定温度の変更機能に関するものである。
(ロ)従来の技術 一般に、室温の自動設定機能を有する空気調和機として
は、特公昭60−3135号公報に記載されているよう
なものがあった。
この公報には、室内温度を検出する室温検出手段と、運
転開始時にこの室温検出手段から出力される室温信号で
運転設定温度を自動的に変える温度設定手段を備えたも
のが記載されており、空気調和機の運転開始時の室内温
度に基づいて、運転設定温度を定めて運転を開始するこ
とができ、温度設定のわずらわしさがなくなるものであ
った。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 このような空気調和機では、この空気調和機を標準的な
地域に設置した場合には問題が生じないが、この空気調
和機を例えば猛暑地域に設置した場合は、自動設定によ
る温度設定より温度設定値を低くしなければ快適な空調
運転が行なえないものであった。
斯る問題点に鑑み、本考案の空気調和機は設置する場所
ごとに自動温度設定の補正が行なえる空気調和機の制御
装置を提供するものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案の空気調和機の制御装置は冷房運転または暖房運
転が行えると共に、運転開始時に前記冷房運転または前
記暖房運転を自動的に選択し、運転開始時の室温に基づ
いて設定温度を自動的に設定する自動運転が行え、この
自動運転と、前記冷房運転と、前記暖房運転とから所望
の運転を選択できるように成した空気調和機において、
この空気調和機の制御装置には自動運転の際の温度設定
値、冷房運転または暖房運転の際の温度設定値を上げる
単一のUPスイッチと、自動運転の際の温度設定値、冷
房運転または暖房運転の際の温度設置値を下げる単一の
DOWNスイッチとを備えたものである。
(ホ)作用 このような空気調和機の制御装置では、空気調和機を設
置する場所に応じて、温度自動設定時の設定温度を変え
ることができる。更にUPスイッチ,DOWNスイッチ
は冷房運転時、または暖房運転時には設定温度を上下さ
せるスイッチとして働き、自動運転、冷房運転、暖房運
転によらず温度設定に関して操作の一貫性が保たれるも
のである。
(ヘ)実施例 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、ま
ず、第1図は本考案を用いる空気調和機の概略図であ
り、圧縮機(1)、四方弁(2)、室温側熱交換器(3)、減圧
装置(4)、室外側熱交換器(5)を冷媒配管で環状に接続し
て冷凍サイクルを構成している。四方弁(2)が図示の状
態にある時は、圧縮機(1)の吐出冷媒は実線矢印のよう
に流れ、室内側熱交換器(3)が凝縮器、室外側熱交換器
(5)が蒸発器として作用し暖房運転が行なわれる。また
四方弁(2)を点線の状態に切換えると、吐出冷媒は点線
矢印の方向に流れ室内側熱交換器(3)が蒸発器、室外側
熱交換器(5)が凝縮器として作用し冷房運転が行なわれ
る。
(6)、(7)は夫々室内側送風機、室外側送風機である。
また、(8)は被調和室の室温を検出する温度検出部、(9)
は室外側熱交換器(5)の温度を検出する温度センサであ
る。
第2図は第1図に示した空気調和機に用いる要部電気回
路図であり、(10)はマイクロプロセッサである。このマ
イクロプロセッサ(10)は設定部(11)の設定値や室温や室
外側熱交換器(5)の温度に基づいて圧縮機(1)などの運転
を制御するものである。設定部(11)は、運転モード(自
動運転−暖房−ドライ−冷房)を選択するスライドスイ
ッチ(12)、タイマ運転−連続運転を選択するスライドス
イッチ(13)、設定温度を定めるUP用のプッシュスイッ
チ(14)、DOWN用のプッシュスイッチ(15)、タイマ運
転時にタイマ時間を定めるプッシュスイッチ(16)、送風
機(6)の風量を定めるプッシュスイッチ(17)、空気調和
機の運転停止を行なうプッシュスイッチ(18)からなって
いる。これらプッシュスイッチ(14)乃至(18)を押圧すれ
ば、その信号がマイクロプロセッサ(10)へ送られ例えば
設定温度を1度づつ上昇させたり、運転モードを自動運
転−暖房−ドライ−冷房と順次切換えたり夫々の設定値
を周期的に切換えるものである。
尚、この設定部(11)はマイクロプロセッサ(10)と信号線
(19)を介して接続されているが、これに限るものではな
く例えば設定部(11)を赤外線を用いたリモコンに設け遠
隔制御を行なうようにしてもよい。
第3図は、第2図に示したマイクロプロセッサ(10)の動
作を示す要部のフローチャートであり以下のようになっ
ている。まず、運転を開始すると、キースキャンを行な
い設定器(11)の各スイッチの操作状態を入力する。次に
「フラグ“1”」(空気調和機が運転中)か否かを判断
する。運転/停止のスイッチ(18)の操作があれば、まず
タイマ運転か否かを判断しスイッチ(16)の操作で設定さ
れた時間後にタイムUPする。タイムUPすると運転モ
ードを判別し「自動運転」以外のモードならば設定温
度、風速などを入力し室温に基づいてサーモサイクル運
転を運転制御部のフローチャートで行なう。
運転モードが「自動運転」になっていれば、まずフラグ
が“1”か否かを判断する。フラグが“0”ならば室温
ti及び外気温tを入力し変換式「T=F(Ct
i,t)」によってT及び運転モードを定める。こ
の変換式(温度自動設定部の作用)は第4図に示す関係
をもっている。次に「T=T+X」の補正(温度変更
部の作用)を行なって設定温度Tを設定する“X”の値
はスイッチ(14)、(15)の操作で「−2≦X≦2」の範囲
に設定される。
温度設定値Tが定まれば温室に基づいて風速を設定した
後サーモサイクルによる運転を行なうものである。
また外気温tは室外側熱交換器(5)に設けた温度セン
サを利用している。圧縮機(1)の運転開始時は室外側熱
交換器(5)の温度はほぼ外気温度と等しい温度を検出す
ることができる。
以上のように構成された空気調和機の自動運転を行なう
場合はスライドスイッチ(12)を「自動運転」にセットし
てプッシュスイッチ(18)(運転/停止スイッチ)を押圧
すればよい。これによってマイクロプロセッサ(10)は室
温ti及び外気温tを入力する。例えば“ti=2
9”、“ti=32”“X=0”ならば“T=26”で
冷房運転となる。
“T=26”より低くしたい時にはプッシュスイッチ(1
5)(DOWNスイッチ)を押圧し“X=−1”とすれば
“T=25”と変更され、「自動運転」時の温度設定
を全体的に1度低くすることができる。また、プッシュ
スイッチ(14)(UPスイッチ)を押圧すれば温度設定を
全体的に1度高くすることができる。
このように「自動運転」時にも温度設定値を所望に応じ
て数度変更することができるので種々の設定場所におい
ても快適な自動運転が行え、さらに自動運転時に設定温
度を補正するスイッチ(UPスイッチ、DOMNスイッ
チ)で、自動運転でなく利用者が任意に選択した冷房運
転または暖房運転のときの設定温度を設定することがで
き、自動運転時と冷暖房運転時とでスイッチの共通化が
図られている。
すなわち、自動運転、冷房運転、暖房運転によらず利用
者が好みに応じて設定温度を上下させたいと思った時に
はこのUPスイッチ、DOWNスイッチを操作すればよ
く、温度設定に関して操作の一貫性が保たれ、空気調和
機の操作を熟知していない利用者や初めての利用者でも
容易に最適な温度設定が行なえるものである。
(ト)考案の効果 本考案の空気調和機の制御装置は冷房運転または暖房運
転が行えると共に、運転開始時に前記冷房運転また前記
暖房運転を自動的に選択し、運転開始時の室温に基づい
て設定温度を自動的に設定する自動運転が行え、この自
動運転と、前記冷房運転と、前記暖房運転とから所望の
運転を選択できるように成した空気調和機において、こ
の空気調和機の制御装置には自動運転の際の温度設置
値、冷房運転または暖房運転の際の温度設定値を上げる
単一のUPスイッチと、自動運転の際の温度設定値、冷
房運転または暖房運転の際の温度設定値を下げる単一の
DOWNスイッチとを備えたので、空気調和機の設置地
域や利用者の好み、更には利用者のその日の気分などに
よって異なる最適な設定温度と自動運転による設定温度
との微妙なずれをUPスイッチ、及びDOWNスイッチ
を用いて任意に補正することができ、利用者の好みにあ
たった空調運転が容易に行えるものである。
また、このUPスイッチ、DOWNスイッチは自動運転
時と冷暖房運転時とでスイッチの共通化が図られてお
り、、自動運転、冷房運転、暖房運転によらず利用者が
好みに応じて設定温度を上下させたいと思ったときには
このUPスイッチ、DOWNスイッチを操作すればよ
く、温度設定に関して操作の一貫性が保たれ、空気調和
機の操作を熟知していない利用者や初めての利用者でも
容易に最適な温度設定が行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す空気調和機の概略図、第
2図は第1図に示した空気調和機に用いる制御装置の要
部電気回路図、第3図は第2図に示したマイクロプロセ
ッサの動作を示す要部フローチャート、第4図は第3図
のフローチャートの変換式を示す関係図である。 (1)…圧縮機、(3)…室内側熱交換器、(8)…温度検出
部、(10)…マイクロプロセッサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大塚 信男 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東 京三洋電機株式会社内 (72)考案者 石原 学 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東 京三洋電機株式会社内 (72)考案者 斉藤 克美 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東 京三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−73339(JP,A) 特開 昭53−97242(JP,A) 実開 昭54−153751(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷房運転または暖房運転が行えると共に、
    運転開始時に前記冷房運転または前記暖房運転を自動的
    に選択し、運転開始時の室温に基づいて設定温度を自動
    的に設定する自動運転が行え、この自動運転と、前記冷
    房運転と、前記暖房運転とから所望の運転を選択できる
    ように成した空気調和機において、この空気調和機の制
    御装置には自動運転の際の温度設定値、冷房運転または
    暖房運転の際の温度設定値を上げる単一のUPスイッチ
    と、自動運転の際の温度設定値、冷房運転または暖房運
    転の際の温度設定値を下げる単一のDOWNスイッチと
    を備えたことを特徴とする空気調和機の制御装置。
JP1985146457U 1985-09-25 1985-09-25 空気調和機の制御装置 Expired - Lifetime JPH065550Y2 (ja)

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JPS6255031U JPS6255031U (ja) 1987-04-06
JPH065550Y2 true JPH065550Y2 (ja) 1994-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153751U (ja) * 1978-04-18 1979-10-25
JPS5773339A (en) * 1980-10-23 1982-05-08 Mitsubishi Electric Corp Controlling apparatus for air-conditioner

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JPS6255031U (ja) 1987-04-06

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