JPH0655424B2 - 合成樹脂製ブロ−成形品のラベル貼着方法 - Google Patents
合成樹脂製ブロ−成形品のラベル貼着方法Info
- Publication number
- JPH0655424B2 JPH0655424B2 JP27760886A JP27760886A JPH0655424B2 JP H0655424 B2 JPH0655424 B2 JP H0655424B2 JP 27760886 A JP27760886 A JP 27760886A JP 27760886 A JP27760886 A JP 27760886A JP H0655424 B2 JPH0655424 B2 JP H0655424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- blow
- pressure
- molding
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/24—Lining or labelling
- B29C49/2408—In-mould lining or labelling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、飲料用ボトル，液体洗剤用容器等として用い
られる合成樹脂製ブロー成形品のラベル貼着方法に関す
る。
られる合成樹脂製ブロー成形品のラベル貼着方法に関す
る。
（従来の技術） 従来、合成樹脂製ブロー成形品の製造方法としては、特
開昭６１−２４６０３６号公報に記載されている方法が
知られている。
開昭６１−２４６０３６号公報に記載されている方法が
知られている。
この従来方法は、金型の内面及び薄片を微少凹凸形状に
することにより、多数の気泡を介在させることなく、ブ
ロー成形時に薄片をパリソンの熱にて一体に貼着すると
いう内容の方法である。
することにより、多数の気泡を介在させることなく、ブ
ロー成形時に薄片をパリソンの熱にて一体に貼着すると
いう内容の方法である。
そして、この従来方法での薄片の代りにラベルを用い、
従来公報の実施例に記載されている方法を適用すると、
第７図及び第８図に示すように、成形金型０１，０１内
のラベル吸着面０１ａ，０１ａには１個又は数個のラベ
ル吸着用孔０２，０２が設けてあり、ブロー開始前から
ブロー終了まで、ラベルを成形金型０１，０１内のラベ
ル吸着面０１ａ，０１ａに対し真空作用により吸着固定
させる方法となる。
従来公報の実施例に記載されている方法を適用すると、
第７図及び第８図に示すように、成形金型０１，０１内
のラベル吸着面０１ａ，０１ａには１個又は数個のラベ
ル吸着用孔０２，０２が設けてあり、ブロー開始前から
ブロー終了まで、ラベルを成形金型０１，０１内のラベ
ル吸着面０１ａ，０１ａに対し真空作用により吸着固定
させる方法となる。
尚、薄片に比べてラベルＬは、厚みも広さも大きくなる
ことで、ブロー成形と同時にラベルＬが貼着された成形
品Ｂを得る為には、ラベルの脱落を防ぐべく高い吸着力
を必要とする。
ことで、ブロー成形と同時にラベルＬが貼着された成形
品Ｂを得る為には、ラベルの脱落を防ぐべく高い吸着力
を必要とする。
（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このような従来方法にあっては、ブロー
成形時におけるラベル吸着孔０２の位置では、内側から
ブロー圧（Ｐｂ）が作用し、外側からラベル吸着負圧
（−Ｐｒ）が作用し、両者により大きな差圧ΔＰ（＝Ｐ
ｂ＋Ｐｒ）が生じてしまう為、以下に述べるような問題
点があった。
成形時におけるラベル吸着孔０２の位置では、内側から
ブロー圧（Ｐｂ）が作用し、外側からラベル吸着負圧
（−Ｐｒ）が作用し、両者により大きな差圧ΔＰ（＝Ｐ
ｂ＋Ｐｒ）が生じてしまう為、以下に述べるような問題
点があった。
第８図に示すように、差圧ΔＰにより成形品Ｂのラ
ベル表面に凸状の吸着孔跡ｄが形成され、商品価値を損
なう。
ベル表面に凸状の吸着孔跡ｄが形成され、商品価値を損
なう。
成形品Ｂの肉厚が薄く、且つ、ラベルＬの厚みが薄
い場合には、大きく外側に飛び出た凸状の吸着孔跡ｄと
なり、見栄えが悪くなるばかりでなく、成形品Ｂ及びラ
ベルＬの耐久限度を越えた差圧ΔＰが作用した場合には
成形品Ｂに穴が開いてしまう。
い場合には、大きく外側に飛び出た凸状の吸着孔跡ｄと
なり、見栄えが悪くなるばかりでなく、成形品Ｂ及びラ
ベルＬの耐久限度を越えた差圧ΔＰが作用した場合には
成形品Ｂに穴が開いてしまう。
尚、前記，の問題点は、ブロー開始後は真空作用に
よる吸着を止めて、主にブロー圧Ｐｂだけにより差圧Δ
Ｐ′が生じるようにした場合にも、差圧ΔＰ′が大きく
発生する限りは同様である。
よる吸着を止めて、主にブロー圧Ｐｂだけにより差圧Δ
Ｐ′が生じるようにした場合にも、差圧ΔＰ′が大きく
発生する限りは同様である。
（問題点を解決するための手段） 本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされた方法で、この目的達成のために本発明で
は、成形金型内のラベル吸着面には１個又は数個のラベ
ル吸着用孔が設けてあり、成形金型内で、ブロー成形と
同時に成形品外周面にラベルを貼着する合成樹脂製ブロ
ー成形品のラベル貼着方法において、ブロー開始前は、
ラベルを成形金型内のラベル吸着面に対し真空作用によ
り予め吸着固定させ、ブロー開始後は、真空作用による
吸着を止め、引き続いてブロー圧とほぼ同圧のエアーを
前記ラベル吸着用孔から吹き込ませることを特徴とす
る。
してなされた方法で、この目的達成のために本発明で
は、成形金型内のラベル吸着面には１個又は数個のラベ
ル吸着用孔が設けてあり、成形金型内で、ブロー成形と
同時に成形品外周面にラベルを貼着する合成樹脂製ブロ
ー成形品のラベル貼着方法において、ブロー開始前は、
ラベルを成形金型内のラベル吸着面に対し真空作用によ
り予め吸着固定させ、ブロー開始後は、真空作用による
吸着を止め、引き続いてブロー圧とほぼ同圧のエアーを
前記ラベル吸着用孔から吹き込ませることを特徴とす
る。
（作 用） 本発明の合成樹脂製ブロー成形品のラベル貼着方法で
は、上述のように、ブロー開始後は、真空作用による吸
着を止め、引き続いてブロー圧とほぼ同圧のエアーをラ
ベル吸着用孔から吹き込ませ方法とした為、ブロー成形
時におけるラベル吸着孔の位置では、内側からブロー圧
が作用し、外側からもブロー圧とほぼ同圧のエアー圧が
作用し、両者により圧力が相殺されてほとんど差圧の発
生がない。
は、上述のように、ブロー開始後は、真空作用による吸
着を止め、引き続いてブロー圧とほぼ同圧のエアーをラ
ベル吸着用孔から吹き込ませ方法とした為、ブロー成形
時におけるラベル吸着孔の位置では、内側からブロー圧
が作用し、外側からもブロー圧とほぼ同圧のエアー圧が
作用し、両者により圧力が相殺されてほとんど差圧の発
生がない。
従って、成形品のラベル表面に凸状の吸着用孔跡が形成
されることがないし、さらに、成形品の肉厚及びラベル
厚みの薄い製品を成形することが出来る。
されることがないし、さらに、成形品の肉厚及びラベル
厚みの薄い製品を成形することが出来る。
（実施例） 以下、本発明の実施例方法を図面により詳述する。
尚、この実施例方法を述べるにあたって、シャンプー用
ボトルのラベル貼着方法を例にとる。
ボトルのラベル貼着方法を例にとる。
まず、実施例方法には周知のブロー成形装置が用いられ
ていて、該ブロー成形装置は、成形金型１，１が取り付
けられる図外の可動型枠、円筒状に合成樹脂（以下、パ
リソンという）２を押し出す押出機３、ブローエアーを
パリソン２内に吹き込むブローピン４等を備えている。
ていて、該ブロー成形装置は、成形金型１，１が取り付
けられる図外の可動型枠、円筒状に合成樹脂（以下、パ
リソンという）２を押し出す押出機３、ブローエアーを
パリソン２内に吹き込むブローピン４等を備えている。
そして、前記成形金型１，１のラベル吸着用孔５，５に
は、切換バルブ６を介して、エアーポンプ７と真空ポン
プ８が接続されている。
は、切換バルブ６を介して、エアーポンプ７と真空ポン
プ８が接続されている。
尚、前記エアーポンプ７は、ブローピン４への加圧空気
を作り出すポンプである。
を作り出すポンプである。
また、実施例方法にはブロー成形器具として、シャンプ
ー用ボトルＢの形状を２分割した成形型をそれぞれに有
する前記成形金型１，１や、該成形金型１，１内へラベ
ルＬを挿入するラベル挿入具９が用いられる。
ー用ボトルＢの形状を２分割した成形型をそれぞれに有
する前記成形金型１，１や、該成形金型１，１内へラベ
ルＬを挿入するラベル挿入具９が用いられる。
尚、前記成形金型１，１内のラベル吸着面１ａ，１ａに
は、それぞれに複数のラベル吸着用孔５，５が設けてあ
る。
は、それぞれに複数のラベル吸着用孔５，５が設けてあ
る。
次に、実施例方法を各工程に従って順に説明する。
（イ）ラベル吸着工程 第１図に示すように、ラベル挿入具９によって、開いた
成形金型１，１のラベル吸着面１ａ，１ａ位置にラベル
Ｌを配置する。
成形金型１，１のラベル吸着面１ａ，１ａ位置にラベル
Ｌを配置する。
そして、切換バルブ６を真空ポンプ８側に切り換え、ラ
ベル吸着孔５，５からエアーを吸い込むことで、第２図
に示すように、ラベルＬは成形金型１，１のラベル吸着
面１ａ，１ａに固定される。
ベル吸着孔５，５からエアーを吸い込むことで、第２図
に示すように、ラベルＬは成形金型１，１のラベル吸着
面１ａ，１ａに固定される。
尚、ラベルＬの内面には、熱で溶融する接着剤が予め塗
布されている。
布されている。
（ロ）パリソン押出工程 前述のラベル吸着工程でラベルＬを吸着固定させたらラ
ベルＬの固定状態を保ったまま、第３図に示すように、
押出機３によってパリソン２を必要な長さ円筒状に押し
出す。
ベルＬの固定状態を保ったまま、第３図に示すように、
押出機３によってパリソン２を必要な長さ円筒状に押し
出す。
（ハ）ブロー成形工程 前述のパリソン押出工程を終えると、両成形金型１，１
を型締めし、パリソン２の上端部を切断すると共に、押
出機３に代えてブローピン４を成形金型１，１の上部か
ら差し込み、第４図に示すように、ブローピン４からブ
ローエアーを吹き込み、ブロー成形を開始する。
を型締めし、パリソン２の上端部を切断すると共に、押
出機３に代えてブローピン４を成形金型１，１の上部か
ら差し込み、第４図に示すように、ブローピン４からブ
ローエアーを吹き込み、ブロー成形を開始する。
このブロー成形の開始前までは、ラベル吸着用孔５から
真空ポンプ８によりエアーが吸い出されているが、ブロ
ー成形の開始とほぼ時を同じくして切換バルブ６がエア
ーポンプ７側に切り換えられる。
真空ポンプ８によりエアーが吸い出されているが、ブロ
ー成形の開始とほぼ時を同じくして切換バルブ６がエア
ーポンプ７側に切り換えられる。
そして、パリソン２が膨らんでラベルＬがラベル吸着面
１ａ，１ａにブロー圧Ｐｂで押し付けられ始めたら、ブ
ロー圧Ｐｂと同圧の加圧エアーがラベル吸着孔５，５か
ら供給される。
１ａ，１ａにブロー圧Ｐｂで押し付けられ始めたら、ブ
ロー圧Ｐｂと同圧の加圧エアーがラベル吸着孔５，５か
ら供給される。
尚、このブロー成形時には、パリソン２からの熱でラベ
ルＬが強固に接着される。
ルＬが強固に接着される。
従って、第５図に示すように、ブロー成形時におけるラ
ベル吸着孔５，５の位置では、内側からブロー圧Ｐｂが
作用し、外側からもブロー圧Ｐｂと同圧のエアー圧Ｐａ
が作用し、両者により圧力が相殺されてほとんど差圧Δ
Ｐの発生がない。
ベル吸着孔５，５の位置では、内側からブロー圧Ｐｂが
作用し、外側からもブロー圧Ｐｂと同圧のエアー圧Ｐａ
が作用し、両者により圧力が相殺されてほとんど差圧Δ
Ｐの発生がない。
（ニ）ボトル成形終了工程 前述のブロー成形工程で所定時間ブロー圧Ｐｂ及びエア
ー圧Ｐａを作用させ、ブロー成形品が形状の自己保持が
出来る程度に硬化したら、両成形金型１，１を離型さ
せ、第６図に示すように、口部及び底部の不要なバリを
取り除くことで、ブロー成形と同時に外周面にラベルＬ
が貼着されたシャンプー用ボトルＢの成形が終了する。
ー圧Ｐａを作用させ、ブロー成形品が形状の自己保持が
出来る程度に硬化したら、両成形金型１，１を離型さ
せ、第６図に示すように、口部及び底部の不要なバリを
取り除くことで、ブロー成形と同時に外周面にラベルＬ
が貼着されたシャンプー用ボトルＢの成形が終了する。
以上説明してきたように、実施例のシャンプー用ボトル
Ｂのラベル貼着方法にあっては、以下に述べるような効
果が得られる。
Ｂのラベル貼着方法にあっては、以下に述べるような効
果が得られる。
ブロー開始後は、真空作用による吸着を止め、引き
続いてブロー圧Ｐｂと同圧のエアーをラベル吸着用孔
５，５から吹き込ませる方法とした為、ブロー成形時に
おけるラベル吸着孔５，５の位置では、従来のような差
圧ΔＰの発生がなく、シャンプー用ボトルＢのラベルＬ
の表面に凸状の吸着用孔跡が形成されることがない。
続いてブロー圧Ｐｂと同圧のエアーをラベル吸着用孔
５，５から吹き込ませる方法とした為、ブロー成形時に
おけるラベル吸着孔５，５の位置では、従来のような差
圧ΔＰの発生がなく、シャンプー用ボトルＢのラベルＬ
の表面に凸状の吸着用孔跡が形成されることがない。
前述のように、シャンプー用ボトルＢのラベルＬの
表面に凸状の吸着用孔跡が形成されることがないし、ブ
ロー成形時にラベル吸着用孔５，５部分から穴が開くこ
ともない為、成形品の肉厚及びラベル厚みの薄い製品を
成形することが出来る。
表面に凸状の吸着用孔跡が形成されることがないし、ブ
ロー成形時にラベル吸着用孔５，５部分から穴が開くこ
ともない為、成形品の肉厚及びラベル厚みの薄い製品を
成形することが出来る。
ブロー成形開始後、ブロー圧Ｐｂと同圧のエアー圧
Ｐａをラベル吸着孔から吹き込むようにした為、凸状の
吸着用孔跡を外部から全く認識できない程度にすること
が出来る。
Ｐａをラベル吸着孔から吹き込むようにした為、凸状の
吸着用孔跡を外部から全く認識できない程度にすること
が出来る。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な方法はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における方法の変更等があっ
ても本発明に含まれる。
体的な方法はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における方法の変更等があっ
ても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、ブロー成形開始後、ブロー圧Ｐｂ
と同圧のエアーをラベル吸着孔から吹き込むようにした
例を示したが、成形品やラベルの厚みによっては、ブロ
ー圧Ｐｂより少し高い圧や少し低い圧を吹き込む例であ
っても、大きな凸状の吸着用孔跡が形成されない範囲に
おいては、圧力レベルの高低は許容される。
と同圧のエアーをラベル吸着孔から吹き込むようにした
例を示したが、成形品やラベルの厚みによっては、ブロ
ー圧Ｐｂより少し高い圧や少し低い圧を吹き込む例であ
っても、大きな凸状の吸着用孔跡が形成されない範囲に
おいては、圧力レベルの高低は許容される。
また、実施例では、シャンプー用ボトルＢの例を示した
が、適用されるブロー成形品としては、このシャンプー
用ボトルに限られないのは勿論である。
が、適用されるブロー成形品としては、このシャンプー
用ボトルに限られないのは勿論である。
また、真空作用によりラベルの吸着を止める時期につい
ては、真空作用が一気に解除されような場合にはパリソ
ンが膨らんでラベルがパリソンにより脱落する懸念がな
くなった後という時期限定があるが、一般に、徐々に真
空作用は低下していく為、ブロー開始から幾分幅をもた
せた時、すなわち、ブロー開始とほぼ同時であればよ
い。
ては、真空作用が一気に解除されような場合にはパリソ
ンが膨らんでラベルがパリソンにより脱落する懸念がな
くなった後という時期限定があるが、一般に、徐々に真
空作用は低下していく為、ブロー開始から幾分幅をもた
せた時、すなわち、ブロー開始とほぼ同時であればよ
い。
また、ラベル吸着用孔からのエアー吹き込み時期につい
ては、パリソンが短時間では硬化しない為、前述のラベ
ル吸着を止めた後、直ちに行なわれることを要さず、わ
ずかの時期的遅れがあっても許容される。
ては、パリソンが短時間では硬化しない為、前述のラベ
ル吸着を止めた後、直ちに行なわれることを要さず、わ
ずかの時期的遅れがあっても許容される。
（発明の効果） 以上説明してきたように、本発明の合成樹脂製ブロー成
形品のラベル貼着方法にあっては、ブロー開始後は、真
空作用による吸着を止め、引き続いてブロー圧とほぼ同
圧のエアーをラベル吸着用孔から吹き込ませ方法とした
為、成形品のラベル表面に凸状の吸着用孔跡が形成され
ることがないし、さらに、成形品の肉厚及びラベル厚み
の薄い製品を成形することが出来るという効果が得られ
る。
形品のラベル貼着方法にあっては、ブロー開始後は、真
空作用による吸着を止め、引き続いてブロー圧とほぼ同
圧のエアーをラベル吸着用孔から吹き込ませ方法とした
為、成形品のラベル表面に凸状の吸着用孔跡が形成され
ることがないし、さらに、成形品の肉厚及びラベル厚み
の薄い製品を成形することが出来るという効果が得られ
る。
第１図は本発明実施例のシャンプー用ボトルのラベル貼
着方法に用いられたブロー成形器具を示す斜視図、第２
図は実施例方法でのラベル吸着工程の説明図、第３図は
実施例方法でのパリソン押出工程の説明図、第４図は実
施例方法でのブロー成形工程の説明図、第５図は第４図
Ａ部拡大図、第６図は実施例方法でのボトル成形終了工
程の説明図、第７図は従来のブロー成形方法の説明図、
第８図は第７図Ｃ部拡大図である。 １……成形金型 ２……パリソン ３……押出機 ４……ブローピン ５……ラベル吸着用孔 ６……切換バルブ ７……エアーポンプ ８……真空ポンプ
着方法に用いられたブロー成形器具を示す斜視図、第２
図は実施例方法でのラベル吸着工程の説明図、第３図は
実施例方法でのパリソン押出工程の説明図、第４図は実
施例方法でのブロー成形工程の説明図、第５図は第４図
Ａ部拡大図、第６図は実施例方法でのボトル成形終了工
程の説明図、第７図は従来のブロー成形方法の説明図、
第８図は第７図Ｃ部拡大図である。 １……成形金型 ２……パリソン ３……押出機 ４……ブローピン ５……ラベル吸着用孔 ６……切換バルブ ７……エアーポンプ ８……真空ポンプ
Claims (1)
- 【請求項１】成形金型内のラベル貼着面には１個又は数
個のラベル吸着用孔が設けてあり、成形金型内で、ブロ
ー成形と同時に成形品外周面にラベルを貼着する合成樹
脂製ブロー成形品のラベル貼着方法において、 ブロー開始前は、ラベルを成形金型内のラベル吸着面に
対し真空作用により予め吸着固定させ、 ブロー開始後は、真空作用による吸着を止め、引き続い
てブロー圧とほぼ同圧のエアーを前記ラベル吸着用孔か
ら吹き込ませることを特徴とする合成樹脂製ブロー成形
品のラベル貼着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27760886A JPH0655424B2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 合成樹脂製ブロ−成形品のラベル貼着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27760886A JPH0655424B2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 合成樹脂製ブロ−成形品のラベル貼着方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63130331A JPS63130331A (ja) | 1988-06-02 |
| JPH0655424B2 true JPH0655424B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=17585793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27760886A Expired - Fee Related JPH0655424B2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 合成樹脂製ブロ−成形品のラベル貼着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655424B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008030795A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | インモールドラベル付き合成樹脂製容器 |
| CN107392542A (zh) * | 2017-07-27 | 2017-11-24 | 吉林省众鑫汽车装备有限公司 | 一种固体储氨罐的追溯方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0632340Y2 (ja) * | 1989-11-01 | 1994-08-24 | ライオン株式会社 | ラベル付容器の製造装置 |
| JPH0813500B2 (ja) * | 1990-04-28 | 1996-02-14 | 凸版印刷株式会社 | ラベル供給装置のラベル吸着手段及びラベル供給方法 |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP27760886A patent/JPH0655424B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008030795A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | インモールドラベル付き合成樹脂製容器 |
| CN107392542A (zh) * | 2017-07-27 | 2017-11-24 | 吉林省众鑫汽车装备有限公司 | 一种固体储氨罐的追溯方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63130331A (ja) | 1988-06-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2478874A1 (en) | Method and device for processing preforms | |
| CA2547638A1 (en) | Arrangement and method of injection blow molding a pet bottle with handle | |
| US4605462A (en) | Method of attaching a sheetlike object, e.g., a label, to a hollow body of plastics | |
| KR100357910B1 (ko) | 삽입물 부착 통형상 물품, 그것의 성형 방법 및 성형 장치 | |
| JPH0655424B2 (ja) | 合成樹脂製ブロ−成形品のラベル貼着方法 | |
| DE69513495D1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Behältern wie Flaschen aus thermoplastischer Kunststofffolie sowie Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens | |
| JP3450028B2 (ja) | ラベル貼合中空容器の成形方法 | |
| JPH0425850B2 (ja) | ||
| US5207969A (en) | Process of producing blow molded article | |
| JPH0632340Y2 (ja) | ラベル付容器の製造装置 | |
| JPH05285999A (ja) | 射出成形金型 | |
| CN208052561U (zh) | 高贴合度且易于脱模的吸塑模具 | |
| JP2527619B2 (ja) | 外面が非平滑状の合成樹脂製容器とその製造方法 | |
| US5597524A (en) | Method of removing flash from a blow molded container | |
| JPS6434720A (en) | Manufacture of plastic hollow body | |
| KR200199385Y1 (ko) | 합성수지용기용 라벨 | |
| KR100252517B1 (ko) | 손잡이있는용기의성형방법 | |
| JP3021578B2 (ja) | プラスチック成形用金型 | |
| JPH08198256A (ja) | 合成樹脂製二重構造容器及びその製造方法 | |
| JPS6154577B2 (ja) | ||
| JPH05278066A (ja) | ガスバリヤ−性の優れた容器及びその製法 | |
| JPH07276482A (ja) | インモールドラベル付偏平ボトルおよびその製造方法 | |
| JPH04173123A (ja) | 樹脂パイプのブロー成形方法 | |
| JPH1024443A (ja) | 車両用風防部材の製造方法及び車両用風防部材の製造装置 | |
| JP3645428B2 (ja) | ブロー成形金型 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |