JPH0655392U - 無端鎖の油受け装置 - Google Patents

無端鎖の油受け装置

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JPH0655392U JP094490U JP9449092U JPH0655392U JP H0655392 U JPH0655392 U JP H0655392U JP 094490 U JP094490 U JP 094490U JP 9449092 U JP9449092 U JP 9449092U JP H0655392 U JPH0655392 U JP H0655392U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 押鮨用の魚肉片を連続的に食酢に浸すときの
酢洗装置における無端鎖の油受け装置の提供。 【構成】 酢洗装置において頂酢槽7の側面側で且つ無
端鎖3A,3Bの下側に位置する場所に油受け装置13
を形成する無端鎖の油受け装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、押鮨用の魚肉片を連続的に食酢に浸すときの酢洗装置における無 端鎖の油受け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
押鮨用の魚肉片は、食するまでの数日間、或いは拾数日間まで変質したり腐敗 しないように保存しなければならないため、魚肉片を数枚づつ頂酢槽に入れた食 酢内に浸し、魚肉片に食酢が適度に浸った頃を見計らい、これを食酢内より取出 して酢洗を終了した後、酢洗した魚肉片を鮨飯上に載せ、食するまで加圧してい たが、魚肉片を頂酢槽に入れてから、魚肉片に食酢が浸透し、食酢の浸透した魚 肉片を取出すまで、次の魚肉片を酢洗することができないため、大量に魚肉片を 酢洗する際には、数個の頂酢槽に各々1名の作業員が付いて、食酢に魚肉片を浸 さなければならなかった。しかも魚肉片の浸し時間が一定しない不都合があった 。 そこで、出願人は、実公昭57−53174号公報で、コンベアによって魚 肉片を連続的に移送すると共に、魚肉片の移送中にその魚肉片が頂酢槽を通過す るようにして、魚肉片の酢洗を省力化し得るように提案した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、上記魚肉片の移送中、無端鎖に付着した魚や肉の 油等が頂酢槽に入り込み、魚肉片に付着することがあった点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、頂酢槽の側面側で且つ無端鎖の下側に位置する場所に油受け装置 を形成することにより、油等が新しい魚肉片に付着することを防止するとともに 、上記油等をすみやかに除去することを特徴とする装置である。
【0005】
【実施例】 図1は、この考案の無端鎖の油受け装置の一実施例を示す正面図で、機体1の 前部に駆動軸2Aを、また、後部に前記駆動軸2Aと平行する従動軸2Bを支承 し、駆動軸2Aの両端部に鎖車2a、2aを、従動軸2Bの両端部に鎖車2b、 2bを各々設け、駆動軸2Aの鎖車2aと従動軸2Bの鎖車2b間に、及び他方 の鎖車2aと2b間に各々無端鎖3A、3Bを張設し、平行状態に張設する無端 鎖3A、3Bの内側の相対向位置に、無端鎖3A、3Bより内側に突出する支持 棒4A、4Bを一定間隔Pで取付け、相対向する支持棒4A、4B間に魚肉片F の受皿5を揺動可能に軸支し、左右の無端鎖3A、3Bと、その無端鎖3A、3 B間に軸支する受皿5とによつてコンベア2を構成する。
【0006】 一方、コンベア2の下側の受皿5が通過する下部に、受皿の巾より僅かに広く 、受皿5が沈むだけの深さを有する頂酢槽7を設け、頂酢槽7の後部に魚肉片F の供給台8を、また前部に魚肉片Fの取出台9を設け、頂酢槽7の供給台8側を 深く、取出台9側を除々に浅くなるようにし、供給台8側の底7aに排水管12 を設け、コンベア2の上部に食酢収容タンク10を備え、そのタンク10より頂 酢槽7に食酢Vの供給管11を配設している、コンベア2の無端鎖3A、3B間 に軸支する受皿5は無数の貫通孔5eを穿設した底壁5Eより前縁5Cと後縁5 Dの上部が開脚し、両側にコンベア2の無端鎖3A、3Bより突出している支持 棒4A、4Bに軸支する支持腕5A、5Bを設け、受皿5全体が舟底型を成し、 受皿5の上部に取外し自在の目皿6を数個載置するものである。
【0007】 上記無端鎖3A、3Bには、魚や肉の油等が付着し、それらが頂酢槽7を通じ て、あるいは直接魚肉片Fに付着することになるので、上記頂酢槽7の巾を左右 の無端鎖3A、3Bの内側に配設されるように構成し、更に頂酢槽7の側面側で 且つ無端鎖3A、3Bの下方に位置する場所に、略U字形をした油受け装置13 を形成している。
【0008】 上記油受け装置13は頂酢槽7の側面側に添って形成されているので駆動軸2 A側から従動軸2B側に向けて傾斜されている。従ってこの油受け装置13に落 下した油等は、従動軸2B側へ流れ、更にこの油受け装置13と連結されている 排水管12へと流れ込み適宜排出されることになる。
【0009】
【作用】
この考案の無端鎖の油受け装置は、コンベア2が始動しているとき、受皿5は コンベア2の緊張側と弛緩側の区別なく、常に自重によって底壁5Eが下になる ように垂下しており、機体1後部の従動軸2B側より前部の駆動軸2A側に移行 する際、従動軸2B側で頂酢槽7の食酢S内に深く沈み、駆動軸2A側に達する に従って食酢S内より徐々に浮上し、駆動軸2Aに達すると食酢S内より離脱し 、駆動軸2A側より従動軸2B側に移行する際、頂酢槽7の上部を通過する。上 記の如くコンベア2を始動した後、供給台8側で順次移行してくる受皿5の目皿 6上に魚肉片Fを載置すれば受皿5は魚肉片Fを載置したまま頂酢槽7に収容さ れている食酢S内を通過し、その間に受皿5の貫通孔5eより目皿6に浸入した 食酢S、或いは受皿5の前後縁5C、5Dを乗り越えて浸入した食酢Sにより、 魚肉片Fが万遍無く酢洗される、受皿5が駆動軸2A側に接近するに従って浮上 すると、受皿5内に浸入していた食酢Sは貫通孔5eより頂酢槽7内に排出し魚 肉片Fに浸透していた食酢Sの一部も振り落され、駆動軸2A部に達した所で食 酢S内より離脱し、取出台9側で順次移行してくる受皿5より魚肉片Fを載置し た目皿6を取外す。受皿5より取外した目皿6上の酢洗された魚肉片Fを鮨飯上 に移し換え、目皿6を再び元の受皿5に載置して、運続的に魚肉片Fを酢洗する 。 上記の連続的な可動中、無端鎖3A、3Bには魚や肉の油等が付着しても、該 無端鎖3A、3Bから、その下方に配設された油受け装置13により受け止めら れ、すみやかに外部へと排出される。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、この考案の無端鎖の油受け装置によれば、機体の後部で受皿に 魚肉片を供給する作業員と、前部で酢洗された魚肉片を取出す作業員の2名で、 魚肉片を連続的に酢洗することができるため、魚肉片の酢洗を省力化して作業能 率を著しく向上することができる。しかも酢洗する魚肉片は、回動速度の一定す るコンベアによって移行される間に、頂酢槽の食酢内を通過するため、魚肉片の 酢洗度は均一にされ、勘によつて行われていた酢洗のように高度の熟諌も要しな い。また、コンベアの回動速度を緩急調整することにより、気候の変化に応じて 酢洗度を替えることもできるし、保存に適した酢洗を行なうこともできる,更に 、無端鎖の油受け装置により、無端鎖に付着した魚や肉等の油等が新しい魚肉片 に付着することを防止できるとともに、上記油等をすみやかに除去することかで きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】酢洗装置全体を示す略正面図である。
【図2】無端鎖の油受け装置を示す拡大断面図である。
【図3】受皿の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 機体 2 コンベア 2A 駆動軸 2B 従動軸 2a、2b 鎖車 3A、3B 無端鎖 4A、4B 支持棒 5 受皿 6 目皿 7 頂酢槽 8 供給台 9 取出台 10 食酢収容タンク 11 供給管 12 排水管 13 油受け装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体前部の駆動軸と後部の従動軸間に無端
    鎖を平行に張設し、両無端鎖の内側より相対向方向に突
    出する支持棒を一定間隔で設け、相対向する支持棒間に
    受皿を揺動可能に軸支し、無端鎖と受皿によりコンベア
    を横成する一方、コンベア下側の受皿通過下部に、前部
    が後部より除々に浅くなる頂酢槽を設け、受皿に収容す
    る目皿とそれに載置する魚肉片を沈む状態より浮上する
    まて移送し得るようにし、頂酢槽の前部に取出台を、後
    部に供給台を設け、後部の底に排出口を、コンベアの上
    部に食酢収容タンクを備え、上記タンクより頂酢槽に供
    給管を配設した酢洗装置において、頂酢槽の側面側で且
    つ無端鎖の下側に位置する場所に油受け装置を形成する
    ことにより油等が魚肉片に付着することを防止した無端
    鎖の油受け装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753174U (ja) * 1980-09-11 1982-03-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5753174U (ja) * 1980-09-11 1982-03-27

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