JPH0655292U - 扉ロック構造 - Google Patents

扉ロック構造

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Publication number
JPH0655292U
JPH0655292U JP9287492U JP9287492U JPH0655292U JP H0655292 U JPH0655292 U JP H0655292U JP 9287492 U JP9287492 U JP 9287492U JP 9287492 U JP9287492 U JP 9287492U JP H0655292 U JPH0655292 U JP H0655292U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
claw
push button
lid
lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP9287492U
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English (en)
Inventor
良雄 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Onkyo Corp
Original Assignee
Onkyo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Onkyo Corp filed Critical Onkyo Corp
Priority to JP9287492U priority Critical patent/JPH0655292U/ja
Publication of JPH0655292U publication Critical patent/JPH0655292U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品数を少なくし、安価で、組み立てが容易
な扉ロック構造を提供する。 【構成】 円筒状のボタン部13と、両端に爪部15
が形成され、板厚が薄く、一部が切欠かれて弾性作用を
有する板状のロック部14とが、一体に成形されている
断面形状が凸型の押ボタン3が、爪部15がそれぞれ蓋
対向面5の爪部挿通孔6と内設片9の爪部緩挿穴10と
に挿入されて、筐体1に保持されている。蓋2側の爪部
15は、爪部挿通孔6から突出し、蓋2の垂設面11に
設けられた係止孔12に僅かに挿入しており、これによ
り、蓋2がロックされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気機器等の扉ロック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来における扉ロック構造は、図3に示すように、断面逆Z字状のロック爪部 材20が、筐体17のボス部24に螺着されている固定金具21に回動自在に軸 支され、ロック爪部材20の一端に押ボタン19が載置され、ロック爪部材20 の他端に、先端に傾斜が設けられている爪部28が形成され、この爪部28の先 端が、筐体17の爪部挿通孔27を介して、扉18の開放端に垂設されている垂 設片30の係止孔31に挿入されて、扉18をロックしているものであり、押ボ タン19を押圧することにより、二点鎖線で示すように、ロック爪部材20が回 転して、爪部28先端が係止孔31からはずれ、扉18を開状態とするものであ った。また、ロック爪部材20と筐体17とは、固定金具21の軸部29を介し て、ばね22が張られ、爪部28が常に筐体17の爪部挿通孔27から扉18側 に出ているようにされているため、扉18の開状態において、扉18を押圧する ことにより、垂設片30の先端が爪部28先端の傾斜部分を擦って、爪部28先 端が係止孔31に挿入し、扉18がロックされるものであった。図において、2 3はネジ、25は押ボタン用孔、26はガイドリブである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この様な構造を有する従来の扉ロック構造では、押ボタン、ロック爪部材、固 定金具、ばね、ネジと5つの部品が必要であり、コストが高くなり、また組み立 て工数も多くなる。更に、筐体が樹脂で成形されている場合、ネジを止めるボス 部が厚肉になるため、成形によって筐体表面にひけが生じてしまう恐れがあった 。
【0004】 そこで本考案は、上記従来例に付する欠点を解消し、押ボタンに、弾性を有し 、押圧方向と略垂直に突設しているロック部を設け、ロック部の一端に形成され た爪部で扉を係止し、ロック部の弾性変形により係止状態を解除できるようにす ることにより、部品数を少なくし、安価で、組み立てが容易な扉ロック構造を提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案に係る扉ロック構造は、 筐体1に押ボタン3が設けられ、押ボタン3を押圧することにより、筐体1に 対して開閉自在に軸支されている扉2のロックを解除して、扉2を開状態とする 扉ロック構造において、 押しボタン3が、ボタン部13と、弾性を有し、押圧方向に対して略垂直に突 設されているロック部14とを備え、ロック部14が筐体1に支持されており、 ロック部14の一端に形成されている爪部15が、筐体1の爪部挿通孔6を介し て、扉2の開放端部11を係止することで扉2をロックし、押ボタン3を押圧す ることにより、ロック部14が変形し、爪部15が開放端部11の係止状態を解 除して、扉2を開状態とすることを特徴とする。
【0006】
【作用】
そして、このような構成の扉ロック構造では、押ボタンが、ボタン部と、弾性 を有し、押ボタンの押圧方向に対して略垂直に突設され、少なくとも2つの端部 を有するロック部とを備えている。ロック部の一端には爪部が形成され、爪部は 、筐体の爪部挿通孔を介して、扉側に、キャビネットから突出している。また、 ロック部の他端も筐体に支持され、これらロック部の端部により、押ボタンは保 持されている。そして、例えば、扉の開放端部に孔を設けて爪部の先端を挿入さ せる、また扉の開放端部に掛機構を設けて爪部の先端で掛止させる等して、扉の 開放端部は爪部により係止される。このような扉ロック構造では、扉が閉状態の 場合、押ボタンを押圧することにより、ロック部の押圧された部分が押圧方向に 弾性変形し、筐体から突出している爪部の先端が押圧方向と逆方向に反って、爪 部が扉の開放端部の係止状態を解除し、扉は開状態となる。次に、扉が開状態の 場合、押ボタンを押圧し、ロック部を弾性変形させ、扉を押圧する、あるいは、 扉の開放端部に弾性をもたせ、開放端部の先端又は爪部先端に傾斜を設けておき 、扉を押圧し、開放端部の先端と爪部とを摺動させて開放端部を弾性変形させる ことにより、爪部が開放端部を係止し、扉は閉状態となる。
【0007】
【実施例】
図1〜図2により、本考案の実施例を詳述すると、図1は本考案の実施例にお ける扉ロック構造の断面図、図2は同実施例の扉ロック構造で用いた押ボタンの 斜視図である。
【0008】 図1において、1は合成樹脂からなるポータブルCDプレーヤの筐体であり、 内部には段が形成されて、段下にCD載置部4が設けられいる。
【0009】 2は合成樹脂からなり、閉状態でCD載置部4を覆うように構成されている蓋 であり、前記筐体1の端部に開閉自在に取り付けられ、ばねにより常に開状態に なるようにされている(端部は図示せず)。蓋2の開放端には、先端に傾斜を有 する垂設面11が一体に形成されており、この垂設面11には係止孔12が設け られている。この垂設面11は比較的板厚が薄く形成されているため弾性作用を 有する。
【0010】 3は合成樹脂からなる押ボタンであり、図2に示すように、円筒状のボタン部 13の一端に、厚みの薄い板状のロック部14が、一体に成形されて、断面形状 が凸型に形成されている。ロック部14の両端には爪部15が形成され、爪部1 5とボタン部13との間には、両側面に切欠部16が形成されて、この部分は幅 が狭く構成されている。このように、このロック部14は、板厚が薄く、一部幅 が狭く構成されているため、弾性作用を有する。
【0011】 再び図1に戻って、実施例の扉ロック構造を説明すると、筐体1の内部には、 内設片9が、CD載置部4を形成する壁面のうち、蓋2の開口端と対向している 蓋対向面5に対し、並設されている。蓋対向面5と内設片9とには、蓋2の閉状 態で垂設面11の係止孔12と同一面内になるように、それぞれ、爪部挿通孔6 、爪部緩挿穴10が設けられている。この爪部挿通孔6と爪部緩挿穴10とは、 押ボタン3の爪部15より大きく、これらに、爪部15が挿入されてることによ って、ボタン部13の頭部が筐体1の押ボタン用孔7から突出した状態で、押ボ タン3は保持されている。ここで、この押ボタン3は、筐体1の下方から、ロッ ク部14を弾性変形させながら挿入してある。蓋2側の爪部15は、蓋対向面5 の爪部挿通孔6から突出し、蓋2の係止孔12に僅かに挿入しており、これによ り、蓋2がロックされている。また押ボタン用孔7の下面には、ボタン部13の 案内を行うガイドリブ8が設けられている。
【0012】 このような実施例の扉ロック構造では、蓋2が閉状態の場合、押ボタン3を押 圧することにより、二点鎖線で示すように、ロック部14が撓んで、爪部15の 先端が押圧方向と逆方向に反り、蓋2側の爪部15の突出寸法が小さくなり、こ の爪部15が蓋2の係止孔12から外れ、蓋2のロック状態を解除し、蓋2は開 状態となる。次に、蓋2が開状態の場合、蓋2を上方から押圧し、垂設面11の 先端の傾斜部分と蓋2側の爪部15とを摺動させて垂設面11を弾性変形させる ことにより、この爪部15が蓋2の係止孔12に挿入して、蓋2がロックされる 。
【0013】 以上、本考案に係る扉ロック構造について代表的と思われる実施例を基に詳述 したが、本考案による扉ロック構造の実施態様は、上記実施例の構造に限定され るものではなく、前記した実用新案登録請求の範囲に記載の構成要件を具備し、 本考案にいう作用を呈し、以下に述べる効果を有する限りにおいて、適宜改変し て実施しうるものである。
【0014】
【効果】
本考案に係る扉ロック構造では、押ボタンに、弾性を有し、押圧方向に対して 略垂直に突設しているロック部を設け、ロック部の一端に爪部を形成し、この爪 部が扉の開放端部を係止するようして扉のロックを行ったため、従来の扉ロック 構造に比べて、部品数が大幅に削減でき、低コストとすることができる。更に、 このように部品数が削減したため、組み立ても容易になる。また、押しボタンは 、ロック部が筐体に支持されて、保持されているため、この扉ロック構造では、 ネジ止めを必要とせず、筐体に厚肉のボス部を設ける必要もないため、筐体が樹 脂で成形されている場合、従来のように、ボス部によるひけが筐体表面に生じる ことがないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における扉ロック構造の断面
図。
【図2】同実施例の扉ロック構造で用いた押ボタンの斜
視図。
【図3】従来例の扉ロック構造の断面図。
【符号の説明】
1 筐体 2 蓋 3 押ボタン 4 CD載置部 5 蓋対向面 6 爪部挿通孔 7 押ボタン用孔 8 ガイドリブ 9 内設片 10 爪部緩挿穴 11 垂設面 12 係止孔 13 ボタン部 14 ロック部 15 爪部 16 切欠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体(1)に押ボタン(3)が設けら
    れ、押ボタン(3)を押圧することにより、筐体(1)
    に対して開閉自在に軸支されている扉(2)のロックを
    解除して、扉(2)を開状態とする扉ロック構造におい
    て、 押しボタン(3)が、ボタン部(13)と、弾性を有
    し、押圧方向に対して略垂直に突設されているロック部
    (14)とを備え、ロック部(14)が筐体(1)に支
    持されており、ロック部(14)の一端に形成されてい
    る爪部(15)が、筐体(1)の爪部挿通孔(6)を介
    して、扉(2)の開放端部(11)を係止することで扉
    (2)をロックし、押ボタン(3)を押圧することによ
    り、ロック部(14)が変形し、爪部(15)が開放端
    部(11)の係止状態を解除して、扉(2)を開状態と
    することを特徴とする扉ロック構造。
JP9287492U 1992-12-25 1992-12-25 扉ロック構造 Pending JPH0655292U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9287492U JPH0655292U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 扉ロック構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP9287492U JPH0655292U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 扉ロック構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0655292U true JPH0655292U (ja) 1994-07-26

Family

ID=14066593

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9287492U Pending JPH0655292U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 扉ロック構造

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JP (1) JPH0655292U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0923071A (ja) * 1995-07-04 1997-01-21 Mitsubishi Electric Corp 電子機器の接続装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0923071A (ja) * 1995-07-04 1997-01-21 Mitsubishi Electric Corp 電子機器の接続装置

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