JPH0655292A - ろう付け用組成物、ろう付け用組成物が塗布されたアル ミニウム合金材及び熱交換器の製造方法 - Google Patents

ろう付け用組成物、ろう付け用組成物が塗布されたアル ミニウム合金材及び熱交換器の製造方法

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JPH0655292A
JPH0655292A JP20687092A JP20687092A JPH0655292A JP H0655292 A JPH0655292 A JP H0655292A JP 20687092 A JP20687092 A JP 20687092A JP 20687092 A JP20687092 A JP 20687092A JP H0655292 A JPH0655292 A JP H0655292A
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JP
Japan
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brazing
aluminum alloy
scale
heat exchanger
aluminum
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JP20687092A
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Hitoshi Saito
斉藤  均
Hiroto Momozaki
博人 桃崎
Ken Toma
建 当摩
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MA Aluminum Corp
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F21/00Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
    • F28F21/08Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials of metal
    • F28F21/081Heat exchange elements made from metals or metal alloys
    • F28F21/084Heat exchange elements made from metals or metal alloys from aluminium or aluminium alloys

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ろう付け特性に優れた熱交換器を提供するこ
とである。 【構成】 鱗片状のろう付け用アルミニウム合金粉末
と、熱可塑性のバインダ樹脂とを含むろう付け用組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば熱交換器のチュ
ーブとフィンとのろう付けに用いられるろう付け用組成
物、このろう付け用組成物が塗布されたチューブ、そし
てこのろう付け用組成物が塗布されたチューブを用いて
の熱交換器の製造方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】アルミニウム又はアルミニウム合金(以
下、単にアルミニウム合金)製の部材をろう付けするに
際して、このアルミニウム合金製部材が簡単な形状で、
かつ、接合個所が少ない場合には、ろう線材を用いたト
ーチろう付けで対応出来ると言われている。
【0003】しかしながら、熱交換器のチューブとフィ
ンとの接合のように、接合個所が多く、しかも複雑な形
状である場合には、上記のトーチろう付けでは対処出来
にくい。この為、ろう材を張り合わせたブレージングシ
ートを用い、そして真空ろう付け、不活性雰囲気でのろ
う付け、あるいはフラックスを用いたろう付け等のろう
付け方法が提案されている。
【0004】ところで、上記ブレージングシートを用い
てのろう付け方法は、複雑な形状の部材を接合する場合
には有効であるものの、ろう付けに必要ない部分にもろ
う材が張り合わされているブレージングシートを用いる
為、無駄が多いものであり、それだけコストが高く付い
ている。さらには、ろう材が全面に張り合わされている
為、ろう付け加工時にろうが母材を侵食し、母材の変形
が引き起こされる。
【0005】このようなことに鑑みて、ろう付け用のア
ルミニウム合金粉末とアクリル系樹脂と水との混合溶液
からなるろう付け用組成物が提案(特開平2−1471
93号公報、特開平3−35894号公報、特開平3−
35896号公報、特開平3−106595号公報)さ
れた。そして、この提案になる技術はブレージングシー
トを用いてのろう付け技術のものに比べると好ましいも
のであった。
【0006】しかしながら、ろう付け特性に対する要求
が一段と激しくなり、改善が求められるに至った。
【0007】
【発明の開示】本発明の目的は、ろう付け特性に優れた
熱交換器を提供することである。この本発明の目的は、
鱗片状のろう付け用アルミニウム合金粉末と、熱可塑性
のバインダ樹脂とを含むことを特徴とするろう付け用組
成物によって達成される。
【0008】又、鱗片状のろう付け用アルミニウム合金
粉末と、鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉末と、熱
可塑性のバインダ樹脂とを含むことを特徴とするろう付
け用組成物によって達成される。又、鱗片状のろう付け
用アルミニウム合金粉末と熱可塑性のバインダ樹脂とを
含むろう付け用組成物が塗布、乾燥されてなり、鱗片状
のろう付け用アルミニウム合金粉末と熱可塑性のバイン
ダ樹脂とを含有する塗膜が設けられてなることを特徴と
するアルミニウム合金材によって達成される。
【0009】又、鱗片状のろう付け用アルミニウム合金
粉末と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉末と熱可塑
性のバインダ樹脂とを含むろう付け用組成物が塗布、乾
燥されてなり、鱗片状のろう付け用アルミニウム合金粉
末と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉末と熱可塑性
のバインダ樹脂とを含有する塗膜が設けられてなること
を特徴とするアルミニウム合金材によって達成される。
【0010】又、鱗片状のろう付け用アルミニウム合金
粉末と熱可塑性のバインダ樹脂とアルコールとを含むろ
う付け用組成物をアルミニウム又はアルミニウム合金製
の熱交換器構成部品の表面に塗布、乾燥する工程と、ア
ルミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換器構成部品
と前記の塗布、乾燥工程により得られた鱗片状のろう付
け用アルミニウム合金粉末と熱可塑性のバインダ樹脂と
を含有する塗膜が設けられてなるアルミニウム又はアル
ミニウム合金製の熱交換器構成部品とを組み合わせる工
程と、熱処理することにより両者をろう付けする工程と
を具備することを特徴とする熱交換器の製造方法によっ
て達成される。
【0011】又、鱗片状のろう付け用アルミニウム合金
粉末と熱可塑性のバインダ樹脂とアルコールとを含むろ
う付け用組成物をアルミニウム又はアルミニウム合金製
の熱交換器構成部品の表面に塗布、乾燥する工程と、ア
ルミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換器構成部品
と前記の塗布、乾燥工程により得られた鱗片状のろう付
け用アルミニウム合金粉末と熱可塑性のバインダ樹脂と
を含有する塗膜が設けられてなるアルミニウム又はアル
ミニウム合金製の熱交換器構成部品とを組み合わせる工
程と、前記の塗膜が設けられている部分にフラックスを
介在させる工程と、熱処理することにより両者をろう付
けする工程とを具備することを特徴とする熱交換器の製
造方法によって達成される。
【0012】又、鱗片状のろう付け用アルミニウム合金
粉末と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉末と熱可塑
性のバインダ樹脂とアルコールとを含むろう付け用組成
物をアルミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換器構
成部品の表面に塗布、乾燥する工程と、アルミニウム又
はアルミニウム合金製の熱交換器構成部品と前記の塗
布、乾燥工程により得られた鱗片状のろう付け用アルミ
ニウム合金粉末と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉
末と熱可塑性のバインダ樹脂とを含有する塗膜が設けら
れてなるアルミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換
器構成部品とを組み合わせる工程と、熱処理することに
より両者をろう付けする工程とを具備することを特徴と
する熱交換器の製造方法によって達成される。
【0013】又、鱗片状のろう付け用アルミニウム合金
粉末と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉末と熱可塑
性のバインダ樹脂とアルコールとを含むろう付け用組成
物をアルミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換器構
成部品の表面に塗布、乾燥する工程と、アルミニウム又
はアルミニウム合金製の熱交換器構成部品と前記の塗
布、乾燥工程により得られた鱗片状のろう付け用アルミ
ニウム合金粉末と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉
末と熱可塑性のバインダ樹脂とを含有する塗膜が設けら
れてなるアルミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換
器構成部品とを組み合わせる工程と、前記の塗膜が設け
られている部分にフラックスを介在させる工程と、熱処
理することにより両者をろう付けする工程とを具備する
ことを特徴とする熱交換器の製造方法によって達成され
る。
【0014】尚、上記の発明において、ろう付け用アル
ミニウム合金粉末としては、例えばAl−Si合金、A
l−Si−Mg合金、Al−Zn合金、Al−Zn−S
i合金などが用いられる。そして、このろう付け用アル
ミニウム合金粉末は、例えば大気あるいは不活性ガス雰
囲気下でアトマイズ化した後、鱗片状化の処理がなされ
る。鱗片状化の処理方法としては、アトマイズ化されて
なるろう付け用アルミニウム合金粉末を脂肪酸あるいは
アルコール(好ましくはアルコール)等の粉砕媒体液や
粉砕助剤などの添加物の共存下で、ボールミル、スタン
プミル、振動ミル、アトライター等の粉砕機中で粉砕す
るといった乾式法や湿式法が有るが、いずれの手段によ
るものでも良い。尚、鱗片状の粉末は、平板面の大きさ
の径/厚みが1〜10、望ましくは2〜6のものである
ものが好ましく、そして厚さが約5〜30μm程度のも
のであることが一層好ましい。そして、全てのものを鱗
片状化する必要はなく、すなわち分級した後、大きな粒
径のもののみを鱗片状化するだけでも充分である。
【0015】犠牲陽極効果を有する金属粉末としては、
例えばZn粉末やAl−Zn粉末などのように母材とな
るアルミニウム合金材よりも電気化学的に卑なものであ
れば良い。そして、この犠牲陽極効果を有する金属粉末
についても、鱗片状化されていることが好ましい。尚、
鱗片状化の処理は上記の場合と同様にすれば良い。そし
て、平板面の大きさの径/厚みが1〜10、望ましくは
2〜6のものであるものが好ましく、厚さが約5〜30
μm程度のものであることが一層好ましい。
【0016】ろう付け用アルミニウム合金粉末と熱可塑
性のバインダ樹脂との配合割合は、ろう付け用のアルミ
ニウム合金粉末/熱可塑性のバインダ樹脂が重量比で1
00/0.1〜100/100、望ましくは100/5
〜100/20であることが好ましい。又、熱可塑性の
バインダ樹脂は、分子量1000〜100000のアク
リル系またはメタクリル系の樹脂の群の中から選ばれる
ものであり、ろう付け温度で分解炭化するよりも揮発性
が高いものであるものが好ましい。例えば、ポリアクリ
ル酸ブチル等が挙げられる。
【0017】そして、上記のようにしてなる鱗片状のろ
う付け用アルミニウム合金粉末や熱可塑性のバインダ樹
脂を含むろう付け用組成物がアルミニウム又はアルミニ
ウム合金材に塗布されるのであるが、この塗布手段とし
ては、例えばスプレー法、フローコーター法、ロールコ
ーター法、ハケ塗りといった各種の手段を採用できる。
塗布厚は、乾燥後の厚さが約10〜200μm程度であ
ることが好ましい。又、塗布の為の溶剤としては、各種
のものが用いられるが、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール、イソプルピルアルコー
ル、ペンタノールといったように炭素数1〜8の脂肪族
アルコールを用いることが特に好ましい。尚、熱可塑性
のバインダ樹脂とアルコールとの配合割合は、熱可塑性
のバインダ樹脂/アルコールが重量比で100/100
〜100/10000、望ましくは100/500〜1
00/2000であることが好ましい。
【0018】ろう付け用組成物が塗布される熱交換器構
成部品はフィンであってもチューブであっても良いが、
図1に示される如く、フィン1よりもチューブ2の表面
に塗布されることが好ましい。尚、チューブ2はヘッダ
ー3に差し込まれることから、チューブ2の端部にはろ
う付け用組成物を塗布しないようにすることが好まし
い。
【0019】フラックスとしては、例えばKF−AlF
3 、RbF−AlF3 のようなフッ化物系のもの、KC
l−LiCl−NaF、CaCl2 −KCl−ZnCl
2 、NaCl−KCl−LiCl−LiF−ZnC
2 、ZnCl2 −NaF−NH 4 Clのような塩化物
系のものがあり、その他にも各種のものが用いられる。
アルミニウム合金製の熱交換器構成部品(例えば、フィ
ン)とろう付け用組成物が塗布されたアルミニウム合金
製の熱交換器構成部品(例えば、チューブ)とをろう付
けする熱処理としては、真空雰囲気や不活性雰囲気下で
のろう付けや、フラックスろう付けなどのろう付け手段
を適宜採用できる。
【0020】以下、実施例により具体的に説明する。
【0021】
【実施例】
〔実施例1〕アルミニウム合金(JIS 4343)か
らなるろう材を窒素ガス雰囲気下で平均粒径50μmを
目標にアトマイズ化し、このアトマイズ化されたろう材
粉末をアルコールを用いたアトライタ法により粉砕し、
最大厚み20μmの鱗片状のろう材粉末を得た。
【0022】そして、この鱗片状のろう材粉末50重量
部と、ポリアクリル酸ブチル(平均分子量5000)5
重量部と、イソプロピルアルコール70重量部とを混練
してなるろう付け用組成物を、図1に示されるようなア
ルミニウム合金製の押出し偏平管(チューブ)表面に3
0μm厚塗布し、乾燥させた。このろう付け用組成物の
塗膜が設けられたチューブに対してコルゲート加工され
たフィンを組み合わせ、この後5%KF−AlF3 水溶
液中に浸漬し、フラックスを介在させた。
【0023】そして、窒素雰囲気下において600℃で
5分間の熱処理を行うことにより、チューブとフィンと
をろう付けした。 〔実施例2〕アルミニウム合金(JIS 4343)か
らなるろう材を窒素ガス雰囲気下で平均粒径50μmを
目標にアトマイズ化し、このアトマイズ化されたろう材
粉末をアルコールを用いたアトライタ法により粉砕し、
最大厚み20μmの鱗片状のろう材粉末を得た。
【0024】又、Zn粉末についても同様に鱗片状化し
た。そして、この鱗片状のろう材粉末50重量部と、鱗
片状のZn粉末5重量部と、ポリアクリル酸ブチル(平
均分子量5000)5重量部と、イソプロピルアルコー
ル70重量部とを混練してなるろう付け用組成物を、図
1に示されるようなアルミニウム合金製の押出し偏平管
(チューブ)表面に30μm厚塗布し、乾燥させた。
【0025】このろう付け用組成物の塗膜が設けられた
チューブに対してコルゲート加工されたフィンを組み合
わせ、この後5%KF−AlF3 水溶液中に浸漬し、フ
ラックスを介在させた。そして、窒素雰囲気下において
600℃で5分間の熱処理を行うことにより、チューブ
とフィンとをろう付けした。
【0026】〔実施例3〕実施例2において、JIS4
343に5%Znを添加して合金化し、アトマイズ化し
た粉末を使用したろう付け用組成物中にあらかじめフラ
ックスを混合しておいた他は同様に行った。 〔比較例1〕実施例1において、ろう付け用組成物にお
けるろう材として鱗片状化する前の粉末を用いて同様に
行った。
【0027】〔比較例2〕実施例2において、ろう付け
用組成物におけるろう材及びZn粉末として鱗片状化す
る前の粉末を用いて同様に行った。
【0028】
【特性】上記各例で得た熱交換器におけるチューブとフ
ィンとのろう付け部分の接合具合を調べたので、その結
果を表−1にしめす。 表−1 ろう付け性 フィンとのろう付け部分の大きさ 実施例1 良好 充分 実施例2 良好 充分 実施例3 良好 充分 比較例1 不良 不充分 比較例2 不良 不充分 これによれば、本発明のろう付け用組成物を用いてのろ
う付け性は一段と優れたものであることが判る。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱交換器の概略斜視図である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鱗片状のろう付け用アルミニウム合金粉
    末と、熱可塑性のバインダ樹脂とを含むことを特徴とす
    るろう付け用組成物。
  2. 【請求項2】 鱗片状のろう付け用アルミニウム合金粉
    末と、鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉末と、熱可
    塑性のバインダ樹脂とを含むことを特徴とするろう付け
    用組成物。
  3. 【請求項3】 鱗片状の粉末は、平板面の大きさの径/
    厚みが1〜10のものであることを特徴とする請求項1
    または請求項2のろう付け用組成物。
  4. 【請求項4】 熱可塑性のバインダ樹脂は、分子量10
    00〜100000のアクリル系またはメタクリル系の
    樹脂の群の中から選ばれるものであり、ろう付け温度で
    分解炭化するよりも揮発性が高いものであることを特徴
    とする請求項1または請求項2のろう付け用組成物。
  5. 【請求項5】 鱗片状のろう付け用アルミニウム合金粉
    末/熱可塑性のバインダ樹脂が重量比で100/0.1
    〜100/100であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2のろう付け用組成物。
  6. 【請求項6】 鱗片状のろう付け用アルミニウム合金粉
    末と熱可塑性のバインダ樹脂とを含むろう付け用組成物
    が塗布、乾燥されてなり、鱗片状のろう付け用アルミニ
    ウム合金粉末と熱可塑性のバインダ樹脂とを含有する塗
    膜が設けられてなることを特徴とするアルミニウム合金
    材。
  7. 【請求項7】 鱗片状のろう付け用アルミニウム合金粉
    末と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉末と熱可塑性
    のバインダ樹脂とを含むろう付け用組成物が塗布、乾燥
    されてなり、鱗片状のろう付け用アルミニウム合金粉末
    と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉末と熱可塑性の
    バインダ樹脂とを含有する塗膜が設けられてなることを
    特徴とするアルミニウム合金材。
  8. 【請求項8】 鱗片状のろう付け用アルミニウム合金粉
    末と熱可塑性のバインダ樹脂とアルコールとを含むろう
    付け用組成物をアルミニウム又はアルミニウム合金製の
    熱交換器構成部品の表面に塗布、乾燥する工程と、アル
    ミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換器構成部品と
    前記の塗布、乾燥工程により得られた鱗片状のろう付け
    用アルミニウム合金粉末と熱可塑性のバインダ樹脂とを
    含有する塗膜が設けられてなるアルミニウム又はアルミ
    ニウム合金製の熱交換器構成部品とを組み合わせる工程
    と、熱処理することにより両者をろう付けする工程とを
    具備することを特徴とする熱交換器の製造方法。
  9. 【請求項9】 鱗片状のろう付け用アルミニウム合金粉
    末と熱可塑性のバインダ樹脂とアルコールとを含むろう
    付け用組成物をアルミニウム又はアルミニウム合金製の
    熱交換器構成部品の表面に塗布、乾燥する工程と、アル
    ミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換器構成部品と
    前記の塗布、乾燥工程により得られた鱗片状のろう付け
    用アルミニウム合金粉末と熱可塑性のバインダ樹脂とを
    含有する塗膜が設けられてなるアルミニウム又はアルミ
    ニウム合金製の熱交換器構成部品とを組み合わせる工程
    と、前記の塗膜が設けられている部分にフラックスを介
    在させる工程と、熱処理することにより両者をろう付け
    する工程とを具備することを特徴とする熱交換器の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 鱗片状のろう付け用アルミニウム合金
    粉末と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉末と熱可塑
    性のバインダ樹脂とアルコールとを含むろう付け用組成
    物をアルミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換器構
    成部品の表面に塗布、乾燥する工程と、アルミニウム又
    はアルミニウム合金製の熱交換器構成部品と前記の塗
    布、乾燥工程により得られた鱗片状のろう付け用アルミ
    ニウム合金粉末と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉
    末と熱可塑性のバインダ樹脂とを含有する塗膜が設けら
    れてなるアルミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換
    器構成部品とを組み合わせる工程と、熱処理することに
    より両者をろう付けする工程とを具備することを特徴と
    する熱交換器の製造方法。
  11. 【請求項11】 鱗片状のろう付け用アルミニウム合金
    粉末と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉末と熱可塑
    性のバインダ樹脂とアルコールとを含むろう付け用組成
    物をアルミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換器構
    成部品の表面に塗布、乾燥する工程と、アルミニウム又
    はアルミニウム合金製の熱交換器構成部品と前記の塗
    布、乾燥工程により得られた鱗片状のろう付け用アルミ
    ニウム合金粉末と鱗片状の犠牲陽極効果を有する金属粉
    末と熱可塑性のバインダ樹脂とを含有する塗膜が設けら
    れてなるアルミニウム又はアルミニウム合金製の熱交換
    器構成部品とを組み合わせる工程と、前記の塗膜が設け
    られている部分にフラックスを介在させる工程と、熱処
    理することにより両者をろう付けする工程とを具備する
    ことを特徴とする熱交換器の製造方法。
JP20687092A 1992-08-03 1992-08-03 ろう付け用組成物、ろう付け用組成物が塗布されたアル ミニウム合金材及び熱交換器の製造方法 Pending JPH0655292A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100518739B1 (ko) * 1998-05-02 2005-12-08 한라공조주식회사 알루미늄브레이징시트및알루미늄합금납땜재의제조방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100518739B1 (ko) * 1998-05-02 2005-12-08 한라공조주식회사 알루미늄브레이징시트및알루미늄합금납땜재의제조방법

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