JPH065522Y2 - 加熱調理器等の扉把手 - Google Patents

加熱調理器等の扉把手

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Publication number
JPH065522Y2
JPH065522Y2 JP2060387U JP2060387U JPH065522Y2 JP H065522 Y2 JPH065522 Y2 JP H065522Y2 JP 2060387 U JP2060387 U JP 2060387U JP 2060387 U JP2060387 U JP 2060387U JP H065522 Y2 JPH065522 Y2 JP H065522Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
handle
door
opening
boss
door handle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2060387U
Other languages
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JPS63129110U (ja
Inventor
敦夫 小野
勝也 谷岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般家庭において使用する開閉扉を有する加
熱調理器の扉把手に関する。
従来の技術 従来のこの種の扉把手を第4図、第5図および第6図に
示す。すなわち、扉把手1は加熱調理器本体2の前後に
開閉する扉3の上部にボス部4を介してねじ等で固定し
て取り付けられ、両ボス部4間には扉3開閉用の取手部
5を形成して構成していた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の構成では、扉3に固定
されたボス部4からの伝導熱で取手部5の温度が上昇す
るため、扉把手1を手で持って扉3の開閉操作をする場
合、火傷の危険があった。このため、従来においては、
扉把手1の取手部5の温度上昇を低く抑える手段とし
て、熱伝導の距離を長くするためにボス部4の高さhを
高くし、さらにはボス部4間のピッチを長くする手段
を採っていた。ところが、このような手段では、扉把手
1のボス部4の高さhが高くなり、扉3に扉把手1が固
定されたとき、美観が損われて外観意匠が満足されない
ばかりか梱包容積も増大してコスト的に極めて割高にな
るという問題があった。
本考案はこのような問題を解消しようとするもので、ボ
ス部の高さを高くすることなく取手部の温度上昇を低く
抑えることができるとともに、扉に固定しても全体とし
て調和のとれた美観を呈する扉把手を提供することを目
的とすものである。
問題点を解決するための手段 上記問題を解決するために本考案は、加熱調理器等の開
閉扉の表面に取付けられる横長の扉把手であって、外周
部に鍔部を延出しこの鍔部の外形と投影形状が略相似す
る前方に盛り上がり部と下方に指の入る大きさの開口部
を有するルーバー状の取手部と、前記鍔部の左右端部で
前記取手部と反対側に形成した扉取付け用のボス部とを
備え、前記ルーバー状の取手部は盛り上がり部内壁の略
上下中央位置より前記ボス部の方向に舌片を延設し前記
ルーバー状の取手部上端部に前記鍔部に沿うスリット状
の通気孔を設けたものである。
作用 上記構成によれば、取手部の開口部から流入しスリット
状の通気孔へ流出する冷気流により、取手部の温度を下
げることができるとともに、閉開扉から取手部に伝導す
る伝導熱も通気孔で遮断されるため取手部の温度はさら
に低い温度に抑えることができる。これにより、扉把手
を開閉扉に取付けるためのボス部の高さを低くすること
ができるため、扉把手を開閉扉の表面より大きく突出さ
せる必要がなくなる。また、取手部に手を沿えたとき舌
片を指の当りにでき、指先きが開口部より奥の方まで入
って開閉扉の高温部に触れることを防ぐことができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図,第2図及び第3図において、11は加熱調
理器本体(以下本体と略す)で、この本体11の前面開
口部を開閉する開閉扉12の表面上部には横長の三日月
状をした扉把手13がボス部14を介してねじで固定さ
れている。この扉把手13は、外周部に鍔部15を延出
しこの鍔部15の外形と投影形状が略相似する前方に盛
り上がり部16と下方に指の入る大きさの開口部17を
有するルーバー状の取手部18を有している。また、鍔
部15の左右端部には取手部18と反対側に形成した扉
取付け用のボス部14を備えている。さらには、盛り上
がり部16の内壁の略上下中央位置にはボス部14の方
向に開口部17から入った器具使用者の指先が当たる程
度の大きさの舌片19を延設し、取手部18の上端部に
は鍔部15に沿うスリット状の通気孔20を設けてい
る。
上記実施例の扉把手13の構成によれば、ルーバー状の
取手部18の開口部17から冷気が流入し取手部18の
上端部のスリット状の通気孔20から流出するため取手
部18及び舌片19は冷却されるとともに、外周部から
取手部18に至る伝導熱が通気孔20によって遮断され
て取手部18の温度上昇は極めて少なくなる。
これにより、ボス部14の高さHを低く抑えることがで
きるため、開閉扉12に取り付け固定しても加熱調理器
本体11から大きく突出することもなく、加熱調理器全
体としての美観を損うことがない。また加熱調理器全体
がコンパクトに仕上がるため、梱包容積を小さくするこ
とができ、安価な加熱調理器を提供することができる。
また、扉把手13の成形加工においては、金型を2つの
方向(第1図の(a)および(b))にのみ開くだけで舌片1
9及び通気孔20を成形することができ、コスト的にも
安価に得られるものである。さらに、取手部18に手を
沿えるとき舌片19に指があたるので、指が奥の方まで
入りこんで開閉扉の高温部に触れるのを防止することが
できる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、扉把手の前方に盛り上が
り部と下方に指の入る大きさの開口部を有するルーバー
状の取手部と、その内壁の略上下中央位置に舌片と、ま
た取手部の上端部にはスリット状の通気孔を設けたの
で、冷気流と伝導熱の遮断により、取手部の温度を大幅
に低い温度に抑えることができる。したがって扉把手の
ボスの高さを低くすることができ、外観上の美観を満足
させるとともに、梱包容積をコンパクトにしてコスト的
に安価にできるものである。また、開口部に指を入れる
とき指は舌片にあたるので、それ以上奥に入ることがな
く火傷の心配も解消され、安全性の高い加熱調理を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す扉把手の断面図、第2
図は同扉把手の正面図、第3図は同扉把手を取付けた加
熱調理器の正面図、第4図は従来例を示す把手の断面
図、第5図は同把手の上面図、第6図は同把手を採用し
た加熱調理器の斜視図である。 11……加熱調理器本体、12……開閉扉、13……扉
把手、14……ボス部、15……鍔部、16……盛り上
がり部、17……開口部、18……取手部、19……舌
片、20……通気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱調理器等の開閉扉の表面に取付けられ
    る横長の扉把手であって、外周部に鍔部を延出しこの鍔
    部の外形と投影形状が略相似する前方に盛り上がり部と
    下方に指の入る大きさの開口部を有するルーバー状の取
    手部と、前記鍔部の左右端部で前記取手部と反対側に形
    成した扉取付け用のボス部とを備え、前記ルーバー状の
    取手部は盛り上がり部内壁の略上下中央位置より前記ボ
    ス部の方向に舌片を延設し前記ルーバー状の取手部上端
    部に前記鍔部に沿うスリット状の通気孔を設けた加熱調
    理器等の扉把手。
JP2060387U 1987-02-13 1987-02-13 加熱調理器等の扉把手 Expired - Lifetime JPH065522Y2 (ja)

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JP2060387U JPH065522Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13 加熱調理器等の扉把手

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JP2060387U JPH065522Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13 加熱調理器等の扉把手

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Publication Number Publication Date
JPS63129110U JPS63129110U (ja) 1988-08-24
JPH065522Y2 true JPH065522Y2 (ja) 1994-02-09

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