JPH0655130A - 流体吐出確認方法 - Google Patents

流体吐出確認方法

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Publication number
JPH0655130A
JPH0655130A JP22525892A JP22525892A JPH0655130A JP H0655130 A JPH0655130 A JP H0655130A JP 22525892 A JP22525892 A JP 22525892A JP 22525892 A JP22525892 A JP 22525892A JP H0655130 A JPH0655130 A JP H0655130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
discharge
work
nozzle
coating
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22525892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takasugi
宏 高杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP22525892A priority Critical patent/JPH0655130A/ja
Publication of JPH0655130A publication Critical patent/JPH0655130A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微量であっても流体の吐出の有無を確実に確
認する。 【構成】 吐出装置1が原点位置7と塗布位置8との間
を往復移動し、塗布位置8でノズル3から流体を吐出
し、ワーク9に塗布する。塗布後に、吐出装置1が原点
位置7に復帰し、ノズル3から流体を微量滴下し、この
滴下の有無を検出して、ワーク9への塗布の有無を間接
的に確認する。微量の流体滴下でもその吐出の有無を確
実に確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接着剤やグリスなどのよ
うな粘性を有した流体のワークへの吐出を確認する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】接着剤をワークに塗布する場合には、吐
出装置のノズルから接着剤を吐出しているが、この吐出
の有無を確認する必要がある。このため従来では接着剤
の流量を計測して吐出の有無を確認するか、接着剤塗布
後のワークをカメラに撮り、その画像処理を行って確認
することが行われている。
【0003】図4および図5はそれぞれ、前者の確認方
法を示し、図4においては、吐出装置のノズル(図示省
略)に連通する管路41内にフロート42が設けられて
いる。フロート42には指標錘43が取り付けられてお
り、接着剤等の流体Aの吐出に伴ってフロート42が上
下に移動する移動量を指標錘43の位置により計測する
ことにより、流体Aの吐出を確認している。一方、図5
においては、管路41内にフラップ44が設けられてい
る。フラップ44はその一端44aが管路41に枢支さ
れており、流体Aの吐出に伴ってフラップ44が揺動す
る揺動角の変化を電気的に検出することにより、流体の
吐出を確認している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4およ
び図5に示すような流体の流量を計測する方法では、微
量の流体の吐出を確認することができない。すなわち1
滴などの微量の流体の吐出では、管路内での流体の流れ
がほとんどないため、フロート42やフラップ44が移
動、揺動することがないためである。
【0005】一方、ワークへの流体の塗布をカメラで撮
る方法では、画像処理が不可能なワークの場合に、その
吐出の確認が出来ない不都合がある。例えば、図6に示
すように、ワークWの隙間部45に流体Aが浸み込んだ
場合には、画像処理による判別が不可能となっている。
また、このカメラによる確認方法では、微量の流体の検
出に高解像度のカメラが必要であり、コスト的にも不利
となっている。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、微量の流体の吐出に対しても、カメラによる画
像処理が困難な場合に対しても、その吐出の確認を確実
に行うことが可能な流体吐出確認方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の流体
吐出確認方法は、ワークへの塗布位置で流体を吐出した
吐出装置を原点位置に復帰移動させ、当該原点位置で流
体を滴下し、その滴下の有無を検出して前記塗布位置で
の流体の吐出を確認することを特徴とする。
【0008】上記構成では、原点位置で吐出装置からの
流体の滴下を検出してフィードバックすることにより、
塗布位置での吐出を確認するため、微量の吐出であって
も確実に確認できると共に、画像処理による確認が不要
となる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示し、1は吐出装
置であり、接着剤やグリスなどの粘性を有した流体が充
填された容器2と、容器2の下端部から垂下し、流体が
吐出されるノズル3と、容器2内に空気等を供給して吐
出圧力を作用させるチューブ4とを備えている。この吐
出装置1は不図示のロボットアームに取り付けられたフ
ィンガー5に把持されており、あらかじめプログラムさ
れた軌跡6に沿って移動する。7は吐出装置1の移動の
原点位置、8はワーク9への流体の吐出を行う塗布位置
であり、原点位置7には流体Aの滴下を検出するセンサ
10と、滴下した流体を受け取る受皿20とが配設され
ている。
【0010】図2は原点位置7に設けられたセンサ10
を示し、発光素子11と受光素子12とが対向配置され
ている。吐出装置1のノズル3は発光素子11および受
光素子12の間の上方に望んで流体Aを滴下する。そし
て、滴下された流体Aが、これらの素子11,12の間
を通過すると、受光素子12が検出する光量が変化する
ため、この変化量を電気信号に変換して出力することに
より、流体Aの滴下の有無を検出することができる。こ
のような光電変換式のセンサ10では、1滴などの微量
の流体の吐出であっても確実に検出することができる。
【0011】図3はセンサ10の別例を示し、全体が矩
形枠状に形成されると共に、発光素子11と受光素子1
2とが対向配置されている。ノズル3から滴下される流
体Aは、矩形枠内を通過する際に、検出される。
【0012】上記構成において、起動スイッチが入力さ
れると、吐出装置1が塗布位置8に移動してワーク9へ
の流体の塗布を行う。このワーク9への塗布が終了する
と、吐出装置1は軌跡6に沿って移動して原点位置7に
復帰する。この原点位置7ではノズル3から流体が滴下
され、この滴下の有無をセンサ10が検出する。そし
て、流体の滴下を検出した場合は、ノズル3が詰まって
いないため、ワーク9への流体の塗布が行われたことを
確認できる。一方、流体の滴下を検出しない場合は、ノ
ズル3が詰まっており、ワーク9への流体の塗布時にも
流体の吐出がなかったことを判定できる。この場合に
は、ノズル詰まりとして、アラーム警告を行うと共に、
装置の駆動を停止する。
【0013】このような本実施例では、1滴などの微量
の流体滴下でも流体の吐出を確認できるため、確実な確
認ができると共に、画像処理による確認も不要となる。
【0014】
【発明の効果】以上のとおり本発明は、吐出装置の移動
の原点位置で、流体を滴下し、その滴下の有無を検出し
て塗布位置で流体の吐出を確認するため、微量であって
も、確実な確認ができると共に、面倒な画像処理を行う
必要がなくなる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の作動を示す側面図。
【図2】流体の滴下検出を示す斜視図。
【図3】別の滴下検出を示す斜視図。
【図4】従来の確認方法の一例を示す断面図。
【図5】別の従来方法を示す断面図。
【図6】画像処理による確認を示す断面図。
【符号の説明】
1 吐出装置 2 容器 3 ノズル 7 原点位置 8 塗布位置 9 ワーク 10 センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークへの塗布位置で流体を吐出した吐
    出装置を原点位置に復帰移動させ、当該原点位置で流体
    を滴下し、その滴下の有無を検出して前記塗布位置での
    流体の吐出を確認することを特徴とする流体吐出確認方
    法。
JP22525892A 1992-07-31 1992-07-31 流体吐出確認方法 Withdrawn JPH0655130A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22525892A JPH0655130A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 流体吐出確認方法

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JP22525892A JPH0655130A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 流体吐出確認方法

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JPH0655130A true JPH0655130A (ja) 1994-03-01

Family

ID=16826497

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JP22525892A Withdrawn JPH0655130A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 流体吐出確認方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005