JPH0655072U - 熱交換器の伝熱管支持構造 - Google Patents

熱交換器の伝熱管支持構造

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JPH0655072U
JPH0655072U JP9060192U JP9060192U JPH0655072U JP H0655072 U JPH0655072 U JP H0655072U JP 9060192 U JP9060192 U JP 9060192U JP 9060192 U JP9060192 U JP 9060192U JP H0655072 U JPH0655072 U JP H0655072U
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JP
Japan
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heat transfer
transfer tube
bent
heat exchanger
support plate
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JP9060192U
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繁幸 戸田
章司 柴田
秀行 金山
学 斉藤
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石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 略U字形状に屈曲した複数の伝熱管8の屈曲
部9の両終端部を伝熱管遊動支持板10に支持させ、各
伝熱管8の屈曲部9に略環状の間隔保持部材21を隣接
する間隔保持部材21の外縁部同士が互いに当接するよ
うに外嵌固着し、各間隔保持部材21を連結バンド22
により一体的に緊縛することにより、各伝熱管8を所定
の間隔を保持した状態で拘束し、最も屈曲半径が大きい
伝熱管8に沿って延びるサポートステー23の両端部を
前記伝熱管遊動支持板10に、またサポートステー23
の中間部を前記連結バンド22にそれぞれ固着した構成
を有している。 【効果】 各伝熱管8の変位が拘束されるので、各伝熱
管8の屈曲部9が他の部材に断続的に接触することがな
くなり、伝熱管8に損傷が生じることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、熱交換器の伝熱管支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11から図13は従来の熱交換器の一例を示したもので、1は胴体支持脚2 上に水平に設置された円筒形の胴体、3は胴体1の一端に設けた管板、4は胴体 1の他端に設けた鏡板、5は前記胴体1の外側面の他端より部分に形成した1次 流体入口、6は前記胴体1の外側面の一端寄り部分に形成した1次流体出口6で ある。
【0003】 前記1次流体入口5と1次流体出口6との間の胴体1内部には、邪魔板7を交 互に所定の間隔を隔てて配設されている。
【0004】 14は前記管板3を覆うように胴体1の一端に配設され且つフランジ部15が 胴体1に対して固着された水室胴、16は水室胴14の内部を2次流体入口チャ ンバー18と2次流体出口チャンバー20とに二分する水室仕切板、17は前記 水室胴14の外側部を貫通して2次流体入口チャンバー18に連通する2次流体 入口、19は前記水室胴14の外側部を貫通して2次流体出口チャンバー20に 連通する2次流体出口である。
【0005】 8はそれぞれ略U字形状に屈曲し且つ屈曲部9が前記の鏡板4の内面と対峙す るように胴体1の内部に配設された複数の伝熱管であり、各伝熱管8の一端は管 板3を貫通して前記2次流体入口チャンバー18に連通し、また他端は管板3を 貫通して前記2次流体出口チャンバーに連通している。
【0006】 10は各伝熱管8の屈曲部9の両終端部を支持する伝熱管遊動支持板であり、 該伝熱管遊動支持板10は図示されていないタイロッドを介して前記の管板3に 連結されている。
【0007】 11は伝熱管支持セグメントであり、該伝熱管支持セグメント11は、伝熱管 8の屈曲部9において互いに隣接する屈曲半径の大きい伝熱管8と屈曲半径が小 さい伝熱管8との間、並びに屈曲半径が最も大きい伝熱管8の外側にそれぞれ配 設され且つ伝熱管8と対峙する面に伝熱管8が外接する凹部31を設けており、 互いに隣接する複数の伝熱管支持セグメント11によってセグメント群30を形 成している。
【0008】 12は前記のセグメント群30を取り囲むように設けられた連結バンドであり 、各伝熱管支持セグメント11は溶接により連結バンド12に対して固着され、 前記の各伝熱管8の屈曲部9が一体的に拘束されるようになっている。
【0009】 13は最も屈曲半径が大きい伝熱管8に沿って延び且つ両端部が伝熱管遊動支 持板10に、また中間部が連結バンド12に溶接されたサポートステーであり、 該サポートステー13により前記の連結バンド12を介して各セグメント群30 が伝熱管遊動支持板10に対して連結されている。
【0010】 上述した構成を有する熱交換器においては、1次流体(矢印a)を、胴体1の 1次流体入口5から胴体1の内部へ流入させると、1次流体は邪魔板7に導かれ て上下に蛇行しながら伝熱管8の間を流動して1次流体出口6から胴体1の外部 へ流出する。
【0011】 一方、2次流体(矢印b)を、2次流体入口17から2次流体入口チャンバー 18の内部へ流入させると、2次流体は該2次流体入口チャンバー18から伝熱 管8の内部を流通し、2次流体出口チャンバー20から2次流体出口19を経て 外部へ流出する。
【0012】 このとき、伝熱管8を介して1次流体(矢印a)と2次流体(矢印b)との間 で熱交換が行われる。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
上述した熱交換器では、各伝熱管8に曲げ加工を行って屈曲部9を形成すると 、該屈曲部9における管断面が変形することに起因して、伝熱管支持セグメント 11の凹部31が伝熱管8の外側面に密着せずに該伝熱管8と伝熱管支持セグメ ント11の凹部31との間に間隙が形成されることがある。
【0014】 このような間隙が形成されると、熱交換器の稼働時に伝熱管8が振動した場合 に、該伝熱管8の外側部が伝熱管支持セグメント11に断続的に接触して伝熱管 8に損傷が生じることがある。
【0015】 本考案は上述した実情に鑑みなしたもので、伝熱管の振動による損傷を防止す ることが可能な熱交換器の伝熱管支持構造を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の熱交換器の伝熱管支持構造では、複数列多 層に配設されたそれぞれ略U字形状に屈曲した複数の伝熱管の屈曲部の両終端部 を伝熱管遊動支持板に支持させ、各伝熱管の屈曲部に略環状の間隔保持部材を隣 接する間隔保持部材の外縁部同士が互いに当接するように外嵌固着し、前記の各 間隔保持部材を連結バンドにより一体的に緊縛し、最も屈曲半径が大きい伝熱管 に沿って延びるサポートステーの両端部を前記の伝熱管遊動支持板に、またサポ ートステーの中間部を前記の連結バンドにそれぞれ固着した構成を有する。
【0017】 同様に、本考案の熱交換器の伝熱管支持構造では、複数列多層に配設されたそ れぞれ略U字形状に屈曲した複数の伝熱管の屈曲部の両終端部を伝熱管遊動支持 板に支持させ、各伝熱管の屈曲部に略環状の間隔保持部材を該間隔保持部材の外 縁部が隣接する伝熱管の外側部に当接するように外嵌固着した構成を有する。
【0018】 また、本考案の熱交換器の伝熱管支持構造では、複数列多層に配設されたそれ ぞれ略U字形状に屈曲した複数の伝熱管の屈曲部の両終端部を伝熱管遊動支持板 に支持させ、最も屈曲半径が大きい伝熱管に沿って延びるサポートステーの両端 部を前記の伝熱管遊動支持板に固着し、伝熱管遊動支持板の伝熱管の屈曲部の曲 げ半径中心となる部分とサポートステーとの間に高強度繊維ロープを張設すると ともに、該高強度繊維ロープによって屈曲部の径方向に並ぶ伝熱管を各縦列ごと に結束した構成を有する。
【0019】 更に、本考案の熱交換器の伝熱管支持構造では、複数列多層に配設されたそれ ぞれ略U字形状に屈曲した複数の伝熱管の屈曲部の両終端部を伝熱管遊動支持板 に支持させ、各伝熱管の屈曲部に略環状の永久磁石を隣接する永久磁石同士が相 互に反発力あるいは吸引力を及ぼし合うように外嵌固着した構成を有する。
【0020】 更にまた、本考案の熱交換器の伝熱管支持構造では、複数列多層に配設された それぞれ略U字形状に屈曲した複数の伝熱管の屈曲部の両終端部を伝熱管遊動支 持板に支持させ、各伝熱管の屈曲部に各伝熱管の固有振動数を変化させ得る質量 を有する略環状の重錘を外嵌固着した構成を有する。
【0021】
【作用】
本考案の熱交換器の伝熱管支持構造においては、各伝熱管の屈曲部に外嵌固着 した間隔保持部材を連結バンドにより一体的に拘束しているので、隣接する間隔 保持部材が常時当接して伝熱管の変位が拘束される。
【0022】 同様に、本考案の熱交換器の伝熱管支持構造においては、各伝熱管の外側部に 隣接する他の伝熱管の外嵌固着した間隔保持部材が常時当接しているので、隣接 する伝熱管の変位が拘束される。
【0023】 また、本考案の熱交換器の伝熱管支持構造においては、高強度繊維ロープによ り屈曲部の径方向に並ぶ伝熱管を各縦列ごとに結束しているので、隣接する伝熱 管の変位が拘束される。
【0024】 更に、本考案の熱交換器の伝熱管支持構造においては、各伝熱管に外嵌固着し た永久磁石の反発力あるいは吸引力によって各伝熱管の変位が拘束される。
【0025】 更にまた、本考案の熱交換器の伝熱管支持構造においては、各伝熱管に外嵌固 着した重錘の質量によって各伝熱管の固有振動数が変化し、伝熱管の屈曲部が1 次流体のカルマン渦周期に対して共振することが抑制される。
【0026】 従って、本考案の請求項1から5に記載したいずれの熱交換器の伝熱管支持構 造においても、各伝熱管の屈曲部が他の部材に断続的に接触することがなく、伝 熱管に損傷が生じることがない。
【0027】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0028】 なお、図1から図10に示す本考案の各実施例において、図11から図13と 同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0029】 図1並びに図2は本考案の熱交換器の伝熱管支持構造の第1の実施例を示すも ので、21は各伝熱管8の屈曲部9に外嵌固着した略環状の間隔保持部材であり 、各伝熱管8に固着された間隔保持部材21の外縁部は、隣接する他の伝熱管8 に固着された間隔保持部材21の外縁部に当接するようになっており、互いに隣 接する複数の間隔保持部材21によって保持部材群32を形成している。
【0030】 22は前記の保持部材群32を緊縛するように設けられた連結バンドであり、 該連結バンド22により間隔保持部材21を介して各伝熱管8の屈曲部9が一体 的に拘束されるようになっている。
【0031】 23は最も屈曲半径が大きい伝熱管8に沿って延び且つ両端部が伝熱管遊動支 持板10に、また中間部が連結バンド22に溶接されたサポートステーであり、 該サポートステー23により前記の連結バンド22を介して各保持部材群32が 伝熱管遊動支持板10に対して連結されている。
【0032】 上述した構成を有する本実施例においては、互いに隣接する間隔保持部材21 により形成される保持部材群32を連結バンド22により一体的に拘束している ので、隣接する間隔保持部材21が常時当接して伝熱管8の変位が拘束される。
【0033】 従って、各伝熱管8の屈曲部9が他の部材に断続的に接触することがなく、伝 熱管8に損傷が生じることがない。
【0034】 なお、本実施例において、間隔保持部材21を伝熱管8の屈曲部9に外嵌固着 する手段として、間隔保持部材21に形状記憶合金を用い、温度が常温よりも低 いときに間隔保持部材21の内径が伝熱管8の外径よりもやや大きくなるように し、この形状記憶合金よりなる間隔保持部材21を伝熱管8の屈曲部9に冷やし 嵌めにより固着させるようにしてもよい。
【0035】 図3並びに図4は本考案の熱交換器の伝熱管支持構造の第2の実施例を示すも ので、24は各伝熱管8の屈曲部9に外嵌固着された略環状の間隔保持部材であ り、各伝熱管8に固着された間隔保持部材21の外縁部は、隣接する他の伝熱管 8に当接するようになっている。
【0036】 上述した構成を有する本実施例においては、伝熱管8の外側部に隣接する他の 伝熱管8の間隔保持部材24が常時当接しているので、隣接する伝熱管8の変位 が拘束される。
【0037】 従って、各伝熱管8の屈曲部9が他の部材に断続的に接触することがなく、伝 熱管8に損傷が生じることがない。
【0038】 なお、本実施例において、間隔保持部材24を伝熱管8の屈曲部9に外嵌固着 する手段として、間隔保持部材24に形状記憶合金を用い、温度が常温よりも低 いときに間隔保持部材24の内径が伝熱管8の外径よりもやや大きくなるように し、この形状記憶合金よりなる間隔保持部材24を伝熱管8の屈曲部9に冷やし 嵌めにより固着させるようにしてもよい。
【0039】 図5並びに図6は本考案の熱交換器の伝熱管支持構造の第3の実施例を示すも ので、25は最も屈曲半径が大きい伝熱管8に沿って延び且つ両端部が伝熱管遊 動支持板10に溶接された複数のサポートステー、26は各サポートステー25 に溶接された支持バー、27は炭素繊維等よりなる高強度繊維ロープであり、該 高強度繊維ロープ27は、伝熱管遊動支持板10の伝熱管8の屈曲部9の曲げ半 径中心となる部分と前記の支持バー26との間に張設され且つ屈曲部9の径方向 に並ぶ伝熱管8を各縦列ごとに結束している。
【0040】 上述した構成を有する本実施例においては、高強度繊維ロープ27により屈曲 部9の径方向に並ぶ伝熱管8を各縦列ごとに結束しているので、隣接する伝熱管 8の変位が拘束される。
【0041】 従って、各伝熱管8の屈曲部9が他の部材に断続的に接触することがなく、伝 熱管8に損傷が生じることがない。
【0042】 また、本実施例においては、各伝熱管8の変位を拘束する手段に、非磁性体で ある高強度繊維ロープ27を用いているので、伝熱管8に対して渦電流探傷試験 を行うことが可能となる。
【0043】 図7並びに図8は本考案の熱交換器の伝熱管支持構造の第4の実施例を示すも ので、28は各伝熱管8の屈曲部9に互いに隣接するように外嵌固着した略環状 の永久磁石であり、隣接する永久磁石28は、相互に反発力あるいは吸引力を及 ぼし合うようになっている。
【0044】 上述した構成を有する本実施例においては、各伝熱管8に外嵌固着した永久磁 石28の反発力あるいは吸引力によって各伝熱管8の変位が拘束される。
【0045】 従って、各伝熱管8の屈曲部9が他の部材に断続的に接触することがなく、伝 熱管8に損傷が生じることがない。
【0046】 図9並びに図10は本考案の熱交換器の伝熱管支持構造の第5の実施例を示す もので、29は各伝熱管8の屈曲部9の所定箇所に外嵌固着された略環状の重錘 であり、該重錘29は伝熱管8の固有振動数を変化させ得る質量を有している。
【0047】 上述した構成を有する本実施例においては、各伝熱管8に外嵌固着した重錘2 9の質量によって各伝熱管8の固有振動数が変化し、伝熱管8の屈曲部9が1次 流体のカルマン渦周期に対して共振することが抑制される。
【0048】 従って、各伝熱管8の屈曲部9が他の部材に断続的に接触することがなく、伝 熱管8に損傷が生じることがない。
【0049】 なお、本考案の熱交換器の伝熱管支持構造は上述した実施例のみに限定される ものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え得るこ とは勿論である。
【0050】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の熱交換器の伝熱管支持構造によれば、下記のよう な種々の優れた効果を奏し得る。
【0051】 (1)本考案の請求項1に記載した熱交換器の伝熱管支持構造では、各伝熱管 の屈曲部に外嵌固着した間隔保持部材を連結バンドにより一体的に拘束すること により各伝熱管の変位を拘束しているので、各伝熱管の屈曲部が他の部材に断続 的に接触することがなく、伝熱管に損傷が生じることがない。
【0052】 (2)本考案の請求項2に記載した熱交換器の伝熱管支持構造では、各伝熱管 の外側部に隣接する他の伝熱管の外嵌固着した間隔保持部材が常時当接すること により伝熱管の変位を拘束しているので、各伝熱管の屈曲部が他の部材に断続的 に接触することがなく、伝熱管に損傷が生じることがない。
【0053】 (3)本考案の請求項3に記載した熱交換器の伝熱管支持構造では、高強度繊 維ロープにより屈曲部の径方向に並ぶ伝熱管を各縦列ごとに結束することにより 各伝熱管の変位を拘束するので、各伝熱管の屈曲部が他の部材に断続的に接触す ることがなく、伝熱管に損傷が生じることがない。
【0054】 (4)本考案の請求項4に記載した熱交換器の伝熱管支持構造では、各伝熱管 に外嵌固着した永久磁石の反発力あるいは吸引力によって各伝熱管の変位を拘束 するので、各伝熱管の屈曲部が他の部材に断続的に接触することがなく、伝熱管 に損傷が生じることがない。
【0055】 (5)本考案の請求項5に記載した熱交換器の伝熱管支持構造では、各伝熱管 に外嵌固着した重錘の質量によって各伝熱管の固有振動数が変化し、伝熱管の屈 曲部が1次流体のカルマン渦周期に対して共振することが抑制されるので、各伝 熱管の屈曲部が他の部材に断続的に接触することがなく、伝熱管に損傷が生じる ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の熱交換器の伝熱管支持構造の第1の実
施例を示す概念図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】本考案の熱交換器の伝熱管支持構造の第2の実
施例を示す概念図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】本考案の熱交換器の伝熱管支持構造の第3の実
施例を示す概念図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
【図7】本考案の熱交換器の伝熱管支持構造の第4の実
施例を示す概念図である。
【図8】図7のVIII−VIII矢視図である。
【図9】本考案の熱交換器の伝熱管支持構造の第5の実
施例を示す概念図である。
【図10】図9のX−X矢視図である。
【図11】従来の熱交換器の一例を示す断面図である。
【図12】従来の熱交換器の一例における伝熱管支持構
造を示す概念図である。
【図13】図12のXIII−XIII矢視図である。
【符号の説明】
8 伝熱管 9 U字部 10 伝熱管遊動支持板 21,24 間隙保持部材 22 連結バンド 23,25 サポートステー 27 高強度繊維ロープ 28 永久磁石 29 重錘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 斉藤 学 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜第一工場内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数列多層に配設されたそれぞれ略U字
    形状に屈曲した複数の伝熱管の屈曲部の両終端部を伝熱
    管遊動支持板に支持させ、各伝熱管の屈曲部に略環状の
    間隔保持部材を隣接する間隔保持部材の外縁部同士が互
    いに当接するように外嵌固着し、前記の各間隔保持部材
    を連結バンドにより一体的に緊縛し、最も屈曲半径が大
    きい伝熱管に沿って延びるサポートステーの両端部を前
    記の伝熱管遊動支持板に、またサポートステーの中間部
    を前記の連結バンドにそれぞれ固着したことを特徴とす
    る熱交換器の伝熱管支持構造。
  2. 【請求項2】 複数列多層に配設されたそれぞれ略U字
    形状に屈曲した複数の伝熱管の屈曲部の両終端部を伝熱
    管遊動支持板に支持させ、各伝熱管の屈曲部に略環状の
    間隔保持部材を該間隔保持部材の外縁部が隣接する伝熱
    管の外側部に当接するように外嵌固着したことを特徴と
    する熱交換器の伝熱管支持構造。
  3. 【請求項3】 複数列多層に配設されたそれぞれ略U字
    形状に屈曲した複数の伝熱管の屈曲部の両終端部を伝熱
    管遊動支持板に支持させ、最も屈曲半径が大きい伝熱管
    に沿って延びるサポートステーの両端部を前記の伝熱管
    遊動支持板に固着し、伝熱管遊動支持板の伝熱管の屈曲
    部の曲げ半径中心となる部分とサポートステーとの間に
    高強度繊維ロープを張設するとともに、該高強度繊維ロ
    ープによって屈曲部の径方向に並ぶ伝熱管を各縦列ごと
    に結束したことを特徴とする熱交換器の伝熱管支持構
    造。
  4. 【請求項4】 複数列多層に配設されたそれぞれ略U字
    形状に屈曲した複数の伝熱管の屈曲部の両終端部を伝熱
    管遊動支持板に支持させ、各伝熱管の屈曲部に略環状の
    永久磁石を隣接する永久磁石同士が相互に反発力あるい
    は吸引力を及ぼし合うように外嵌固着したことを特徴と
    する熱交換器の伝熱管支持構造。
  5. 【請求項5】 複数列多層に配設されたそれぞれ略U字
    形状に屈曲した複数の伝熱管の屈曲部の両終端部を伝熱
    管遊動支持板に支持させ、各伝熱管の屈曲部に各伝熱管
    の固有振動数を変化させ得る質量を有する略環状の重錘
    を外嵌固着したことを特徴とする熱交換器の伝熱管支持
    構造。
JP9060192U 1992-12-10 1992-12-10 熱交換器の伝熱管支持構造 Pending JPH0655072U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107407536A (zh) * 2015-01-26 2017-11-28 法雷奥热系统公司 具有封装的相变材料的热电池

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