JPH0655000B2 - 電極付ピエゾゴムシ−ト - Google Patents
電極付ピエゾゴムシ−トInfo
- Publication number
- JPH0655000B2 JPH0655000B2 JP61031051A JP3105186A JPH0655000B2 JP H0655000 B2 JPH0655000 B2 JP H0655000B2 JP 61031051 A JP61031051 A JP 61031051A JP 3105186 A JP3105186 A JP 3105186A JP H0655000 B2 JPH0655000 B2 JP H0655000B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- rubber
- piezo
- rubber sheet
- layers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水中送受波素子として利用される電極付ピエ
ゾゴムシートに係り、特にdh、gh等のハイドロフォン定
数を改善したものである。
ゾゴムシートに係り、特にdh、gh等のハイドロフォン定
数を改善したものである。
(従来の技術) 第3図に示すように、ピエゾゴムaの両面にカーボン導
電ゴム電極bを重ねて三層とし、その三層の積層体を加
流により一体化した電極付ピエゾゴムは公知である。し
かるにこの従来技術になる電極付ピエゾゴムシートを水
中送受波素子として用いた場合dh、gh等のハイドロフォ
ン定数が低い欠点をもつ。その他、第4図に示すピエゾ
ゴムaの両面に銀塗料を塗布して電極cを形成した電極
付ピエゾゴムシートも知られているが、電極cの強度が
低くて剥がれ易く、耐久性が低い欠点がある。
電ゴム電極bを重ねて三層とし、その三層の積層体を加
流により一体化した電極付ピエゾゴムは公知である。し
かるにこの従来技術になる電極付ピエゾゴムシートを水
中送受波素子として用いた場合dh、gh等のハイドロフォ
ン定数が低い欠点をもつ。その他、第4図に示すピエゾ
ゴムaの両面に銀塗料を塗布して電極cを形成した電極
付ピエゾゴムシートも知られているが、電極cの強度が
低くて剥がれ易く、耐久性が低い欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 第1図の電極付ピエゾゴムシートは電極の体積固有抵抗
が1〜10Ωcmと大きく、このためピエゾゴムの感度性
能を見掛上不良にしている。また第4図の電極付ピエゾ
ゴムシートは電極の体積固有抵抗が0.001Ωcm以下であ
って、感度性能は良好であるが、前記のように耐久性が
至って低い。
が1〜10Ωcmと大きく、このためピエゾゴムの感度性
能を見掛上不良にしている。また第4図の電極付ピエゾ
ゴムシートは電極の体積固有抵抗が0.001Ωcm以下であ
って、感度性能は良好であるが、前記のように耐久性が
至って低い。
本発明は第3、4図の従来の電極付ピエゾゴムのもつ欠
点を改良し、感度及び耐久性を共に向上することを解決
すべき問題点とするものである。
点を改良し、感度及び耐久性を共に向上することを解決
すべき問題点とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前項に述べた問題点を解決することを目的と
して研究を重ねたものであって、ピエゾゴムシートの両
面に銀を含有する導電ゴム層を設け、該両面の銀導電ゴ
ム層の各々にカーボン導電ゴム電極を重ねて五層とし、
その五層の積層体を加硫により一体にしたことによって
前記目的を達した。
して研究を重ねたものであって、ピエゾゴムシートの両
面に銀を含有する導電ゴム層を設け、該両面の銀導電ゴ
ム層の各々にカーボン導電ゴム電極を重ねて五層とし、
その五層の積層体を加硫により一体にしたことによって
前記目的を達した。
(作用) 本発明は前記した構成になり、通常は三層であるためめ
前記した種々の欠点をもつのを五層とし、第二層と第四
層の導電ゴム層と、中心層のピエゾゴムシート及び第一
層と第五層のカーボン導電ゴム電極とを加硫して剥離す
ることがない一体形にできると同時に、第二層と第四層
に導電性において優れた銀を含有させ、それによって電
気的性能を優良にしているものでる。
前記した種々の欠点をもつのを五層とし、第二層と第四
層の導電ゴム層と、中心層のピエゾゴムシート及び第一
層と第五層のカーボン導電ゴム電極とを加硫して剥離す
ることがない一体形にできると同時に、第二層と第四層
に導電性において優れた銀を含有させ、それによって電
気的性能を優良にしているものでる。
(実施例) 第1、2図は本発明の好適な一実施例を示すもので、未
加硫板形のピエゾゴム1の両面に、生ゴムをトルエン等
の溶剤で溶かして液状化し、さらに銀粉末、加流剤を順
次に加えてよく攪拌した銀導電ゴム2、2を塗着して溶
剤を揮発させ、さらにその両面の銀導電ゴム2、2にカ
ーボン導電ゴム電極(未加硫)3、3を貼り合わせ五層
に積層し、この五層の積層体をプレス加硫装置によって
加圧加硫して一体状にする。
加硫板形のピエゾゴム1の両面に、生ゴムをトルエン等
の溶剤で溶かして液状化し、さらに銀粉末、加流剤を順
次に加えてよく攪拌した銀導電ゴム2、2を塗着して溶
剤を揮発させ、さらにその両面の銀導電ゴム2、2にカ
ーボン導電ゴム電極(未加硫)3、3を貼り合わせ五層
に積層し、この五層の積層体をプレス加硫装置によって
加圧加硫して一体状にする。
前記の銀導電ゴム2、2に加える加硫剤は、ピエゾゴム
1及びカーボン導電ゴム電極3、3と同一であれば、前
記五層の各層の接着強度を大きくすることができるが、
加硫剤に異なるものを使用しても構わない。
1及びカーボン導電ゴム電極3、3と同一であれば、前
記五層の各層の接着強度を大きくすることができるが、
加硫剤に異なるものを使用しても構わない。
前記の銀導電ゴム2、2の溶剤を乾燥したときの厚さは
20〜40μ、体積固有抵抗は0.001Ωcmであった。
20〜40μ、体積固有抵抗は0.001Ωcmであった。
(本発明の効果) 従来の第1図の電極付ピエゾゴムシートと本発明の電極
付ピエゾゴムシートの電気的性能の比較試験を施し、次
表の成績を得た。表中(1)は第1図の従来の三層からな
る電極付加硫ピエゾゴムシート、(2)は本発明の五層か
らなる電極付加硫ピエゾゴムシートで、(1)、(2)の加硫
その他の製造条件を同じにした。分極条件は共に100KV/
cm・1hrである。
付ピエゾゴムシートの電気的性能の比較試験を施し、次
表の成績を得た。表中(1)は第1図の従来の三層からな
る電極付加硫ピエゾゴムシート、(2)は本発明の五層か
らなる電極付加硫ピエゾゴムシートで、(1)、(2)の加硫
その他の製造条件を同じにした。分極条件は共に100KV/
cm・1hrである。
本発明はこの比較試験表によっても明らかなようにdh,g
h等のハイドロフォン定数を著しく改良し、感度を良好
にすると共に、耐久性を第3図の従来の三層構成のもの
と均等に出来る効果を得た。
h等のハイドロフォン定数を著しく改良し、感度を良好
にすると共に、耐久性を第3図の従来の三層構成のもの
と均等に出来る効果を得た。
第1、2図は本発明の一実施例を示し、第1図は五層構
成を示した分離側面図、第2図は加硫による一体構成の
縦断面図である。第3図及び第4図は従来の電極付ピエ
ゾゴムシートの各斜視図である。
成を示した分離側面図、第2図は加硫による一体構成の
縦断面図である。第3図及び第4図は従来の電極付ピエ
ゾゴムシートの各斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】ピエゾゴムシートの両面に銀を含有する導
電ゴム層を設け、該両面の銀導電ゴム層の各々にカーボ
ン導電ゴム電極を重ねて五層とし、その五層の積層体を
加硫により一体にしたことを特徴とする電極付ピエゾゴ
ムシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61031051A JPH0655000B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 電極付ピエゾゴムシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61031051A JPH0655000B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 電極付ピエゾゴムシ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62188600A JPS62188600A (ja) | 1987-08-18 |
JPH0655000B2 true JPH0655000B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=12320684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61031051A Expired - Fee Related JPH0655000B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 電極付ピエゾゴムシ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655000B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100761548B1 (ko) | 2007-03-15 | 2007-09-27 | (주)탑나노시스 | 필름 스피커 |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP61031051A patent/JPH0655000B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62188600A (ja) | 1987-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |