JPH0654836B2 - フラツトケ−ブルクランプ装置 - Google Patents
フラツトケ−ブルクランプ装置Info
- Publication number
- JPH0654836B2 JPH0654836B2 JP18480985A JP18480985A JPH0654836B2 JP H0654836 B2 JPH0654836 B2 JP H0654836B2 JP 18480985 A JP18480985 A JP 18480985A JP 18480985 A JP18480985 A JP 18480985A JP H0654836 B2 JPH0654836 B2 JP H0654836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat cable
- chassis
- clamper
- engaging
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、オーディオ機器等で配線等に使用されている
フラットケーブルの保持を目的とするフラットケーブル
クランプ装置に関するものである。
フラットケーブルの保持を目的とするフラットケーブル
クランプ装置に関するものである。
従来の技術 従来のフラットケーブルのクランプ機構は第3図のよう
な構造になっていた。以下図面を参照にしながら説明す
る。第3図において、4は取付用金具、5は複合成形さ
れたフラットケーブル、6はシャーシである。従来のフ
ラットケーブルの取付構造は、引張等の外力による抜け
防止の為に、フラットケーブルの固定部に複合成形を行
い、前記の複合成形部に取付用金具4を圧入し、それを
シャーシ6に取付け、ビス7によりビス締めすることに
より保持する構造になっている。
な構造になっていた。以下図面を参照にしながら説明す
る。第3図において、4は取付用金具、5は複合成形さ
れたフラットケーブル、6はシャーシである。従来のフ
ラットケーブルの取付構造は、引張等の外力による抜け
防止の為に、フラットケーブルの固定部に複合成形を行
い、前記の複合成形部に取付用金具4を圧入し、それを
シャーシ6に取付け、ビス7によりビス締めすることに
より保持する構造になっている。
発明が解決したしようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、フラットケーブル
に複合成形を行わなければならない為に、コストUPに
なり、また取付用金具1をシャーシ3にビス締めしなけ
ればならない為、工程がかかりすぎるという問題点を有
している。
に複合成形を行わなければならない為に、コストUPに
なり、また取付用金具1をシャーシ3にビス締めしなけ
ればならない為、工程がかかりすぎるという問題点を有
している。
本発明は上記問題点を鑑み、フラットケーブルの複合成
形を廃止し、且つ、ビス締め等の工程をも廃止できる構
造とし、従来のフラットケーブルの引張等の外力にも十
分耐え得るフラットケーブルクランプ機構を提供するも
のである 問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本発明のフラットケーブル
クランプ装置は、前記クランパーに前記シャーシに挿入
するための一対の係合リブと前記シャーシに前記クラン
パーを固定するための係止爪と前記フラットケーブルを
押圧するための押圧片を設け、前記シャーシに前記係合
リブが挿入される一対の係合用の溝と前記係止爪が係止
される爪係止部と前記フラットケーブルを挟んで前記押
圧片が嵌まり込む切り欠き部を設けてなり、前記フラッ
トケーブルを前記シャーシの切り欠き部に通した状態で
前記クランパーの係合リブを前記シャーシの係合用の溝
に挿入してスライドさせることにより前記係止爪を前記
爪係止部に係止するとともに前記クランパーの押圧片が
フラットケーブルを押圧しながらシャーシの切り欠き部
に嵌まり込むことによって前記フラットケーブルを前記
シャーシと前記クランパーの間に側断面が略クランク状
に挟持したものである。
形を廃止し、且つ、ビス締め等の工程をも廃止できる構
造とし、従来のフラットケーブルの引張等の外力にも十
分耐え得るフラットケーブルクランプ機構を提供するも
のである 問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本発明のフラットケーブル
クランプ装置は、前記クランパーに前記シャーシに挿入
するための一対の係合リブと前記シャーシに前記クラン
パーを固定するための係止爪と前記フラットケーブルを
押圧するための押圧片を設け、前記シャーシに前記係合
リブが挿入される一対の係合用の溝と前記係止爪が係止
される爪係止部と前記フラットケーブルを挟んで前記押
圧片が嵌まり込む切り欠き部を設けてなり、前記フラッ
トケーブルを前記シャーシの切り欠き部に通した状態で
前記クランパーの係合リブを前記シャーシの係合用の溝
に挿入してスライドさせることにより前記係止爪を前記
爪係止部に係止するとともに前記クランパーの押圧片が
フラットケーブルを押圧しながらシャーシの切り欠き部
に嵌まり込むことによって前記フラットケーブルを前記
シャーシと前記クランパーの間に側断面が略クランク状
に挟持したものである。
作用 本発明は上記した構成によって、フラットケーブルの複
合成形を廃止し、且つ、ビス締め等の工程を廃止でき、
コストダウンを実現させ、同時にフラットケーブルの取
付性を向上させることができる。
合成形を廃止し、且つ、ビス締め等の工程を廃止でき、
コストダウンを実現させ、同時にフラットケーブルの取
付性を向上させることができる。
実施例 以下本発明の一実施例のフラットケーブルクランプ装置
について、図面を参照にしながら説明する。
について、図面を参照にしながら説明する。
第1図は本発明の実施例におけるフラットケーブルクラ
ンプ装置の構成を示したものである。第1図において、
1はフラットケーブル2をシャーシに固定するクランパ
ーであり、1aはクランパー1をシャーシに挿入するた
めにクランパー1の両側部に設けた係合リブ、1bはク
ランパー1をシャーシに固定するためにクランパー1の
下面に設けた一対の弾性を有する係止爪、1cはフラッ
トケーブル2を押圧するためにクランパー1の下面の一
対の係止爪1bの間に設けた押圧片である。
ンプ装置の構成を示したものである。第1図において、
1はフラットケーブル2をシャーシに固定するクランパ
ーであり、1aはクランパー1をシャーシに挿入するた
めにクランパー1の両側部に設けた係合リブ、1bはク
ランパー1をシャーシに固定するためにクランパー1の
下面に設けた一対の弾性を有する係止爪、1cはフラッ
トケーブル2を押圧するためにクランパー1の下面の一
対の係止爪1bの間に設けた押圧片である。
また、3はフラットケーブル2がクランパー1によって
固定されるシャーシであり、3aはクランパー1の係合
リブ1aが挿入される一対の係合用の溝、3bはクラン
パー1をシャーシ3に固定したときクランパー1の係止
爪1bが係止される爪係止部、3cはクランパー1の取
り付け時に一対の係止爪1bが案内される一対の溝、3
dはフラットケーブル2を挟んでクランパー1の押圧片
1cが嵌まり込む切り欠き部である。
固定されるシャーシであり、3aはクランパー1の係合
リブ1aが挿入される一対の係合用の溝、3bはクラン
パー1をシャーシ3に固定したときクランパー1の係止
爪1bが係止される爪係止部、3cはクランパー1の取
り付け時に一対の係止爪1bが案内される一対の溝、3
dはフラットケーブル2を挟んでクランパー1の押圧片
1cが嵌まり込む切り欠き部である。
以上のような構造において、フラットケーブル2の固定
の仕方を説明すると、まず、フラットケーブル2をシャ
ーシ3の切り欠き部3dに通し、クランパー1の係止爪
1bを溝3cに挿入し、さらに係合リブ1aを係合用の
溝3aに挿入してスライドさせることによってフラット
ケーブル2がクランパー1の押圧片1cによって押圧さ
れフラットケーブル2はシャーシ3とクランパー1の間
に挟んで固定されるとともに係止爪1bがシャーシ3の
爪係止部3bに係止されてクランパー1がシャーシ3に
固定される。
の仕方を説明すると、まず、フラットケーブル2をシャ
ーシ3の切り欠き部3dに通し、クランパー1の係止爪
1bを溝3cに挿入し、さらに係合リブ1aを係合用の
溝3aに挿入してスライドさせることによってフラット
ケーブル2がクランパー1の押圧片1cによって押圧さ
れフラットケーブル2はシャーシ3とクランパー1の間
に挟んで固定されるとともに係止爪1bがシャーシ3の
爪係止部3bに係止されてクランパー1がシャーシ3に
固定される。
第2図(a)はフラットケーブル2を挟んでクランパー1
をシャーシ3に取り付けた時の状態を示す斜視図であ
り、第2図(b)は第2図(a)におけるA−A断面図であ
り、クランパー1の押圧片1cがシャーシ3の切欠き部
3dに嵌まり込んでフラットケーブル2がシャーシ3と
クランパー1によって略クランク状に挟持される。この
ときクランパー1の上面はシャーシ3の上面とほぼ面一
になっている。
をシャーシ3に取り付けた時の状態を示す斜視図であ
り、第2図(b)は第2図(a)におけるA−A断面図であ
り、クランパー1の押圧片1cがシャーシ3の切欠き部
3dに嵌まり込んでフラットケーブル2がシャーシ3と
クランパー1によって略クランク状に挟持される。この
ときクランパー1の上面はシャーシ3の上面とほぼ面一
になっている。
発明の効果 以上のように本発明は、前記クランパーに前記シャーシ
に挿入するための一対の係合リブと前記シャーシに前記
クランパーを固定するための係止爪と前記フラットケー
ブルを押圧するための押圧片を設け、前記シャーシに前
記係合リブが挿入される一対の係合用の溝と前記係止爪
が係止される爪係止部と前記フラットケーブルを挟んで
前記押圧片が嵌まり込む切り欠き部を設けてなり、前記
フラットケーブルを前記シャーシの切り欠き部に通した
状態で前記クランパーの係合リブを前記シャーシの係合
用の溝に挿入してスライドさせることにより前記係止爪
を前記爪係止部に係止するとともに前記クランパーの押
圧片がフラットケーブルを押圧しながらシャーシの切り
欠き部に嵌まり込むことによって前記フラットケーブル
を前記シャーシと前記クランパーの間に側断面が略クラ
ンク状に挟持したことにより、従来のフラットケーブル
保持機構より、コストダウンさせ、且つ、取付性向上さ
せることがきる。
に挿入するための一対の係合リブと前記シャーシに前記
クランパーを固定するための係止爪と前記フラットケー
ブルを押圧するための押圧片を設け、前記シャーシに前
記係合リブが挿入される一対の係合用の溝と前記係止爪
が係止される爪係止部と前記フラットケーブルを挟んで
前記押圧片が嵌まり込む切り欠き部を設けてなり、前記
フラットケーブルを前記シャーシの切り欠き部に通した
状態で前記クランパーの係合リブを前記シャーシの係合
用の溝に挿入してスライドさせることにより前記係止爪
を前記爪係止部に係止するとともに前記クランパーの押
圧片がフラットケーブルを押圧しながらシャーシの切り
欠き部に嵌まり込むことによって前記フラットケーブル
を前記シャーシと前記クランパーの間に側断面が略クラ
ンク状に挟持したことにより、従来のフラットケーブル
保持機構より、コストダウンさせ、且つ、取付性向上さ
せることがきる。
第1図は本発明の実施例におけるフラットケーブルクラ
ンプ装置の分解斜視図、第2図(a),(b)は第1図の取付
状態を示した斜視図及び第2図aにおけるA−A断面
図、第3図は従来のフラットケーブル取付構造を示した
分解斜視図、第4図は従来のフラットケーブル取付構造
の取付状態の断面図である。 1……クランパー、1a……係合リブ、1b……係止
爪、1c……押圧片、2……フラットケーブル、3……
シャーシ、3a……係合用の溝、3b……爪係止部、3
d……切り欠き部。
ンプ装置の分解斜視図、第2図(a),(b)は第1図の取付
状態を示した斜視図及び第2図aにおけるA−A断面
図、第3図は従来のフラットケーブル取付構造を示した
分解斜視図、第4図は従来のフラットケーブル取付構造
の取付状態の断面図である。 1……クランパー、1a……係合リブ、1b……係止
爪、1c……押圧片、2……フラットケーブル、3……
シャーシ、3a……係合用の溝、3b……爪係止部、3
d……切り欠き部。
Claims (1)
- 【請求項1】配線等に使用されているフラットケーブル
をシャーシにクランパーを用いて固定するフラットケー
ブルクランプ装置であって、前記クランパーに前記シャ
ーシに挿入するための一対の係合リブと前記シャーシに
前記クランパーを固定するための係止爪と前記フラット
ケーブルを押圧するための押圧片を設け、前記シャーシ
に前記係合リブが挿入される一対の係合用の溝と前記係
止爪が係止される爪係止部と前記フラットケーブルを挟
んで前記押圧片が嵌まり込む切り欠き部を設けてなり、
前記フラットケーブルを前記シャーシの切り欠き部に通
した状態で前記クランパーの係合リブを前記シャーシの
係合用の溝に挿入してスライドさせることにより前記係
止爪を前記爪係止部に係止すると共に前記クランパーの
押圧片がフラットケーブルを押圧しながらシャーシの切
り欠き部に嵌まり込むことによって前記フラットケーブ
ルを前記シャーシと前記クランパーの間に側断面が略ク
ランク状に挟持したことを特徴とするフラットケーブル
クランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18480985A JPH0654836B2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | フラツトケ−ブルクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18480985A JPH0654836B2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | フラツトケ−ブルクランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245098A JPS6245098A (ja) | 1987-02-27 |
JPH0654836B2 true JPH0654836B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=16159667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18480985A Expired - Lifetime JPH0654836B2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | フラツトケ−ブルクランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654836B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5565868B2 (ja) * | 2011-03-08 | 2014-08-06 | サミー株式会社 | 保持具及び遊技機 |
-
1985
- 1985-08-22 JP JP18480985A patent/JPH0654836B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6245098A (ja) | 1987-02-27 |
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