JPH0654834U - 切欠部付定規 - Google Patents
切欠部付定規Info
- Publication number
- JPH0654834U JPH0654834U JP9320392U JP9320392U JPH0654834U JP H0654834 U JPH0654834 U JP H0654834U JP 9320392 U JP9320392 U JP 9320392U JP 9320392 U JP9320392 U JP 9320392U JP H0654834 U JPH0654834 U JP H0654834U
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- Japan
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- screw
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- Granted
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- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井や内壁に張る石膏ボード等に対して、横
桟に対応した横線を引く作業と同時に、釘やビスの打ち
込み位置を設定する作業をも簡単且つ容易に行うことを
目的とする。 【構成】 長尺な定規で長手方向の一端側部に複数の切
欠部を設けたこと。
桟に対応した横線を引く作業と同時に、釘やビスの打ち
込み位置を設定する作業をも簡単且つ容易に行うことを
目的とする。 【構成】 長尺な定規で長手方向の一端側部に複数の切
欠部を設けたこと。
Description
【0001】
この考案は、建物の建築過程において、吸音用や防火用の石膏ボード等を天井 や内壁に張る際、釘やビスの打ち込み位置を正確且つ容易に設定可能にする切欠 部付定規に関する。
【0002】
周知のように、建築現場においては、柱等を組み上げた後に吸音用又は防火用 に石膏ボード等を天井及び壁に張るのであるが、例えば、壁にビスを用いて石膏 ボードを張る作業の際には、図6に示すように、ビスの空打ちを防止し且つ打ち 忘れを無くす為に、第1の方法として、先ず用意された石膏ボード20の表面に 横桟の間隔に合わせて横線21を引き、次に、縦線22をビス間隔と同間隔に引 いて、それら縦線22と横線21との交点23にビスを打ち込んでいる。
【0003】 第2の方法として、横桟の間隔に合わせて横線21のみを引き、ビス間隔は別 途定規により設定してその箇所に目印を付け、ビスを打ち込んでいる。第3の方 法としては、横桟の間隔に合わせて横線21のみを引いた後、ビス間隔は適当に 設定してビスを打ち込んでいる。更に第4の方法としては、横線21とビス間隔 とを共に適当に設定してビスを打ち込んでいる。
【0004】
しかしながら、上記従来の第1の方法によれば、石膏ボードを張り終えた後壁 紙を貼るまでの間、線引きされた複数の縦・横の線により石膏ボードの表面を汚 すこととなり見栄えが悪く、又、縦・横双方の線引きが必要となる為に手間が掛 かり、作業時間を余分に消費することとなる。
【0005】 又、第2の方法によれば、見栄えの点においては良好であるが、横線を引く作 業に加えてビス間隔を設定する作業が別途必要であり、やはり作業時間を余分に 消費することとなる。 一方、第3の方法によれば、作業能率の向上は図られることとなるが、反面、 ビス間隔が作業者の経験に伴う習熟度により左右され、打ち込まれたビスの間隔 が様々となり一定した作業の完了を望み得ない。
【0006】 更に、第4の方法によれば、見栄えが劣悪となり且つビスの空打ちが生じるこ とになると共に、横桟及びビス間隔を適当に設定することで却って第1乃至第3 の方法より作業時間を消費することとなる。 本考案は、上記のような様々な従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり 、横桟に対応して線引きを行うと同時にビス間隔をも設定可能にする切欠部付定 規を供給するものである。
【0007】
上記課題を解決するための具体的手段とするところは、長尺な定規で長手方向 の一端側部に所定間隔で複数の切欠部を設けたところにある。
【0008】
本考案における切欠部付定規によると、石膏ボードを壁に張る作業の際、先ず 、長手方向の一端側部の両端を左右に隣接する石膏ボードのビス止めした横線と 未だ石膏ボードを張り終えていない横桟とに合わせて置き、次に、前記一端側部 に沿って鉛筆等の筆記用具により横線を引くことにより、予めビス間隔と同間隔 に設けられた複数の切欠部を通過することとなり、ビスの打ち込み時の横並びの 線と共に縦並びの線をも同時に、石膏ボードの表面に設定することが可能となる 。
【0009】 以上の作業を繰り返すことにより、余分な作業時間を消費することなく、横桟 の間隔に対応した線引きを行うことが可能となり、且つ、同時に一定に設定され たビス間隔を得ることができる。
【0010】
本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。 本考案に係る第1実施例の切欠部付定規1は、図1及び図2に示すように、長 尺な定規2で一端側部3の長手方向に複数の切欠部4を設け、他端側部5を平坦 にしてなるものである。
【0011】 定規2は、金属や樹脂又は木材等により成形されて、使用される石膏ボード2 0の横幅に適合する長さを有するものである。 切欠部4は、筆記用具6が一端側部3に当接して移動する際に、その幅が大き すぎて筆記用具6が振れることなく、又、過度に小さくして良好にビスの打ち込 み部分が記されないということを防ぐ為に、10mm程度の幅と2乃至6mm程度の 深さを有するV字型のものが良好である。
【0012】 次に、この切欠部付定規1を使用してビスの打ち込み位置を設定する場合、図 3に示すように、先ず作業者は、当該石膏ボード20の表面に切欠部付定規1を 当接させ、一端側部3の左端を隣接する横桟7に合わせ、右端を同じく隣接する 石膏ボード20でビスを打ち込んだ際の横線に合わせた後、筆記用具6を一端側 部3に当接して移動させながら線引きを行う。
【0013】 この際、予め所定のビス間隔と同間隔に決められた複数の切欠部4が一端側部 3の長手方向に設けられており、前記のように筆記用具6が一端側部3に当接し ながら移動して切欠部4の位置に達すると、自ずとビス間隔に適合した複数の目 印を石膏ボード20の表面に設定することができる。
【0014】 又、上記実施例においては、切欠部付定規1の長手方向の他端側部5を、単に 平坦に成形して直線引きの定規として使用可能なものを採用しているが、勿論こ れに限ることはなく、図4の第2実施例に示すように、一端側部3と同様に切欠 部4を他のビス間隔や釘打ちの間隔に適合したものを設けたものでもよい。更に 、図5の第3実施例に示すように、他端側部5の長手方向にスケールを設けたも のでもよい。
【0015】
以上のように、この考案に係る切欠部付定規によれば、天井や壁に吸音用又は 防火用の石膏ボード等を釘やビスにより張る場合、事前に必要となる下地部材に 対応した複数の横線を引く作業及び釘やビスを打ち込む為の位置決めを行う作業 が、共に確実且つ容易に行うことができ作業能率の向上が図られることとなる。 又、従来のような複数の縦、横の線を引くことにより石膏ボード等の表面を汚す ことなく、見栄えが良くなると共に、釘やビスの打ち忘れや空打ちを防止するこ とができる。更には、切欠部付定規の長さや切欠部の間隔を、用いる石膏ボード や他の板材等に対応し、且つ天井や壁等の打ち込み場所に対応して自由に変える ことにより、多様な作業に適合した有効利用が可能となるのである。
【図1】本考案に係る第1実施例の切欠部付定規を説明
する平面図。
する平面図。
【図2】本考案に係る切欠部付定規を説明する一部拡大
斜視図。
斜視図。
【図3】本考案に係る切欠部付定規の使用状態を説明す
る全体図。
る全体図。
【図4】本考案に係る第2実施例の切欠部付定規を説明
する平面図。
する平面図。
【図5】本考案に係る第3実施例の切欠部付定規を説明
する平面図。
する平面図。
【図6】従来の方法による線引きを説明する平面図。
1 切欠部付定規 2 定規 3 一端側部 4 切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】 長尺な定規で長手方向の一端側部に所定
間隔で複数の切欠部を設けたことを特徴とする切欠部付
定規。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992093203U JP2592550Y2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 切欠部付定規 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992093203U JP2592550Y2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 切欠部付定規 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654834U true JPH0654834U (ja) | 1994-07-26 |
JP2592550Y2 JP2592550Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=14076018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992093203U Expired - Lifetime JP2592550Y2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 切欠部付定規 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592550Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016204984A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | 池田字彫工業有限会社 | 芯出し工具 |
US20200410880A1 (en) * | 2019-06-28 | 2020-12-31 | Michael Cope | Dining surface preparation systems |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62172094U (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-31 |
-
1992
- 1992-12-26 JP JP1992093203U patent/JP2592550Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62172094U (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-31 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016204984A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | 池田字彫工業有限会社 | 芯出し工具 |
US20200410880A1 (en) * | 2019-06-28 | 2020-12-31 | Michael Cope | Dining surface preparation systems |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2592550Y2 (ja) | 1999-03-24 |
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