JPH11131684A - 壁用板材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築現場作業の省力化を図り、作業効率
を上げることを目的とする。 【解決手段】 建築用壁材であって、予め止め位置の確
認が、容易に出来るよう、表面に位置決め用目印を印刷
した、壁用板材。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、壁用板材の、取
り付け工事の省力化、作業性の向上に寄与することを目
的とする。

【０００２】

【従来の技術】建築の壁材や、壁下地材等に於いては石
膏ボードやベニヤ板等の板材がよく用いられるが、止め
桟幅が狭い場合、止め釘又はビスが下の桟にうまく止ま
らず、止め釘やビスの取り付け位置の位置決めに、現場
作業員が、取り付け現場で、鉛筆等で止め位置決め用筋
線を書き込みながら、作業を進めているが、かなりの時
間を浪費している。

【０００３】従来から使用されている壁用板材にあって
は、大抵の場合無地であり、一部には製作会社名や、注
意書き等が印刷されている場合もあるが、多くは取り付
け面の裏面に印され、文字の位置や、大きさは止め位置
確認の目印になるように考慮されてなく、他の目的の為
に文字印刷や模様が印刷されている。その為現場で一枚
ずつ、止め位置の印付け作業を行っており、作業効率が
悪い。又、プラスチック板等にあっつては、保護シート
等が張られている物もあり、碁盤状目盛りが印刷された
物も見受けられるが、この場合の印刷は、主に切断位置
の目安として利用されているので目的が違う。

【０００４】

【発明が解決しょうとする課題】現場作業では、作業効
率が悪く、無駄な時間を省く為、予め止め目印となる、
文字や模様あるいは線又は点等を壁用板材に印刷してお
けば、この様な現場作業の無駄な手間が省かれ作業能率
が上がる。

【０００５】

【課題を解決しようとする手段】壁用板材の製作時にお
いて、文字配列や、大きさ、文字数、文字端点、文字位
置を、止め位置の目安になるように、生産時に印刷して
おく。文字の代わりに直線あるいは点線、鎖線、破線又
は模様等や、＋や○のマークを印刷しておくことで同じ
目的を果たせる。又生産時に、自動的に印刷することで
大きなコストアップにならずトータルコストが下がる。

【０００６】

【実施例】図１Ａ、Ｂのごとく、壁下地取付材としての
細い縦材のうえに、壁用板材を釘やビスでとりつける場
合、無地で取付目安になる物がなければ、端部では、と
もかく、中程では、ビスの位置決めが困難である。その
為取付作業者が、取付位置の確認のため、鉛筆等で線を
引きながら、作業を進めているのが現状である、この様
な作業の工程を省き、作業効率の向上のため、壁用板材
に目印となる印刷を、製造工程で施しておく。図２は、
目印となる印刷方法の一部であり、Ａは文字ブロックを
並べ、その端部を目安とし、Ｂは破線の端部や実線上
を、Ｃは縦に、ランダムピッチの線や模様又は縞模様
で、Ｄは碁盤状の線又は点、縦格子線や模様である。

【０００７】

【発明の効果】現場作業の省力化が図られコストダウ
ン、及び作業性の向上が大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】中間桟１本時の、平面図である。

【図２】中間桟２本時の平面図である。

【図３】この図のａは、文字や模様のブロックを、bは
ランダムピッチの縦線又は縞模様を、示す。

【図４】cは直線又は波線を示す、dは碁盤状の線や模様
で印刷された例を示した物である。

【符号の説明】

１ 中間取り付け桟 ２ パネルジョイント部取付用桟 ３ 取付用ビス位置 ４ 壁用板材 ５ 文字ブロック ６ 縦線又は縞模様 ７ 直線＆破線 ８ 碁盤状線

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 壁取付時の、釘、ネジ釘の止め位置が、
   壁下地桟の止め位置の目印になるように、文字、模様、
   線、点などで、予め印刷された壁用板材。