JPH0654530U - 化粧箱 - Google Patents
化粧箱Info
- Publication number
- JPH0654530U JPH0654530U JP7193U JP7193U JPH0654530U JP H0654530 U JPH0654530 U JP H0654530U JP 7193 U JP7193 U JP 7193U JP 7193 U JP7193 U JP 7193U JP H0654530 U JPH0654530 U JP H0654530U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cosmetic box
- contents
- frame portion
- packaging
- inner body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 礼状等の差し込み部を有し、包装作業が容易
な化粧箱を得ること。 【構成】 この化粧箱は、シート材によって形成され、
内容物を包装するための組立化粧箱であり、内容物14
の一端部を覆うための上枠部8aと、内容物14の他端
部を覆うための下枠部8bと、上枠部8a及び下枠部8
bのそれぞれの両端部の間に形成され、組立時に互いに
一部が重なり合う1対の側枠部8c,8dと、1対の側
枠部8c,8dに形成されたフラップ9c,フラップ差
し込み用の切り込み10とを有している。
な化粧箱を得ること。 【構成】 この化粧箱は、シート材によって形成され、
内容物を包装するための組立化粧箱であり、内容物14
の一端部を覆うための上枠部8aと、内容物14の他端
部を覆うための下枠部8bと、上枠部8a及び下枠部8
bのそれぞれの両端部の間に形成され、組立時に互いに
一部が重なり合う1対の側枠部8c,8dと、1対の側
枠部8c,8dに形成されたフラップ9c,フラップ差
し込み用の切り込み10とを有している。
Description
【0001】
例えば、葬儀の際においては、会葬者に対する返礼として、礼状等を添えた贈 答用物品等が贈られる。このとき、会葬者の持ち帰りの便を考慮して、礼状等は 贈答用物品の包装紙の一部に差し込まれる場合が多い。 この場合には、贈答用物品をケースに入れ、そのケースを一旦包装紙で包むと ともに、角部等にポケット部分を形成し、このポケット部分に礼状等を差し込む ようにしている。
【0002】
前記のような従来の贈答用の化粧箱では、包装紙によってポケット部を形成し ているため、包装のための作業が煩雑であり、また包装のために時間がかかる。 さらに、各種の用途に対応するために、多種類の図柄、色彩の包装紙を準備する 必要がある。
【0003】 本考案の目的は、礼状等を差し込むことができ、かつ包装のための作業を簡単 にすることにある。 本考案の別の目的は、包装作業が容易でかつ各種の用途に容易に対応できるよ うにすることにある。
【0004】
第1の考案に係る組立化粧箱は、シート材によって形成され、内容物を包装す るための組立化粧箱であり、第1枠部と第2枠部と1対の側枠部と封緘部とを備 えている。前記第1枠部は内容物の一端部を覆うためのものであり、前記第2枠 部は内容物の他端部を覆うためのものである。前記1対の側枠部は、第1枠部及 び第2枠部のそれぞれの両端部の間に形成され組立時に互いに一部が重なり合う 。前記封緘部は1対の側枠部に形成されている。
【0005】 第2の考案に係る化粧箱は、内容物を包装するためのものであり、内装体と外 装体とを備えている。前記内装体は内容物を包装するためのものであり、前記外 装体は、内装体を包装可能であり、内装体の一部を外部に露出するための窓部を 有している。
【0006】
第1の考案に係る組立化粧箱では、シート材を組み立てるだけで化粧箱とする ことができ、また、組み立てによって各枠部の間、すなわち中央部に窓部が形成 される。したがって、この窓部に礼状等を差し込むことができ、従来の包装紙を 用いてポケット部を形成する場合に比較して、包装作業が簡単になる。
【0007】 第2の考案に係る化粧箱では、内容物を包装する内装体と、この内装体を包装 する外装体とを有しており、外装体に窓部が形成されているため、内装体の図柄 、色彩が外装体の窓部から外部に露出する。このため、内装体の、外装体の窓部 に対応する部分に各種の図柄等の印刷をしておくことにより、共通の外装体を用 いながら各種の用途に容易に対応できる。また、全体としてのコストを低減でき る。
【0008】
図1及び図2は、本考案の一実施例が採用された会葬者のための贈答用の組立 化粧箱を示している。 図において、贈答用の組立化粧箱1は主に、贈答用の内容物を包装する内装体 2と、内装体2をさらに包装する外装体3とから構成されている。また、内装体 2と外装体3との間に差し込まれた礼状4を二点鎖線で示している。
【0009】 内装体2は、展開した状態では、図3に示すように矩形状であり、表層にコー ト紙が貼合された白ボールを型抜きして得られる。内装体2の表側の中央部には 印刷部2a(図中斜線部)が形成されている。この印刷部2aは、使用目的によ って各種の図柄、色彩で印刷される。また、内装体2には4本の折り筋5が印刷 部2aの両端部に形成されている。また、内装体2の一端部には、内装体2を封 緘するためのフラップ6が形成されている。
【0010】 外装体3を展開した状態を図4に示す。この外装体3は、表層にアート紙等を 貼合した白ボールを型抜きして得られるものである。外装体3は中央部に窓7を 有しており、その周囲に、上枠部8a、下枠部8b及び図中左右の側枠部8c, 8dを有している。側枠部8c,8dの長手方向(図4の上下方向)の寸法は、 内装体2の高さ寸法(図3の上下方向寸法)とほぼ一致している。窓部7の下辺 の一端部には、斜めにせり上がった段部7aが形成されている。また、上枠部8 aには、その中央部に外側に延びるフラップ9aが形成され、同様に、下枠部8 bには、中央部に外側に延びるフラップ9bが形成されている。さらに、側枠部 8cの中央部には、外側に延びるフラップ9cが形成されており、側枠部8dに 形成されたフラップ9c差し込み用の切り込み10とともに封緘部を形成してい る。
【0011】 上枠部8a及び下枠部8bには、フラップ9a及びフラップ9bと同じ幅の折 り筋11aと、折り筋11aの外側に形成された折り筋11bとがそれぞれ形成 されている。これらの折り筋11aと折り筋11bとの間隔が、化粧箱の厚みと なる。また、上枠部8a及び下枠部8bには、側枠部8c,8dと同じ幅の折り 筋12aと、折り筋12aの外側に形成された折り筋12bとがそれぞれ形成さ れている。折り筋12aと折り筋12bとの間の寸法は、折り筋11aと折り筋 11bの間の寸法と同一である。フラップ9a,9bの4つの隅部には、コーナ ー支持部13がそれぞれ外装体3と一体に成形されている。なお、図中の破線は 山折り、一点鎖線は谷折りを表している。
【0012】 このような構成により、外装体3は組立箱を形成し、内装体2及び外装体3と もにのり貼り工程が不要である。したがって、使用時において手あるいは機械に より簡単に組み立てることができる。 次に、図5を参照しつつ包装作業について説明する。 まず、図5(A)に示すように、内装体2の裏面(印刷部2aが形成されてい ない内側の面)の中央に内容物14を整列させ、折り筋5に沿って矢印方向へ折 り畳む。このとき、内装体2の他端部をフラップ6の切り込みに沿ってフラップ 6の基部まで挿入する。この状態で、フラップ6と内装体2の他端部とを、テー プ15等により留める(B)。
【0013】 次に、内装体2を外装体3の裏面中央部に載置する。このとき、内装体2の印 刷部2aが外装体3の窓部7から正しい向きで露出するように載置する。そして 、各折り筋に沿って外装体3を折り曲げ、フラップ9a,9bを側枠部8c,8 d内に挿入し、さらにフラップ9cをフラップ差し込み用の切り込み10に挿入 し、この上からシール16を貼り付ける(C)。
【0014】 礼状4は、外装体3の窓部7の段部7a部分に差し込む(D)。 このように、本実施例では、内装体2と外装体3とを折り曲げる作業だけで包 装でき、しかも礼状を差し込む部分を簡単に形成できる。さらに、外装体3の窓 部7から内装体2の印刷部2aが露出するため、見栄えを良くするための包装紙 が不要となり、包装作業が非常に簡単になる。
【0015】 また、その一部に図柄等が印刷された内装体2を交換するだけで各種の用途に 容易に対応でき、全体としてのコストを低減できる。 〔他の実施例〕 (a)前記実施例では、窓部7の形状を矩形としたが、図6に示すように円形 の窓部17としてもよい。また、三角形等の窓部でもよい。
【0016】 (b)内装体2及び外装体3の材料が限定されるものではなく、板紙、プラス チックシート材、ラミネート材等のシート材を用いることができる。
【0017】
第1の考案に係る組立化粧箱では、シート材を折り曲げるだけで差し込み部を 有する化粧箱を形成でき、礼状等を挿入可能な化粧箱の包装のための作業が非常 に容易になる。 第2の考案に係る化粧箱では、外装体の窓部から内装体の一部が露出されてい るので、内装体の一部に図柄等を印刷することにより、外部の包装紙が不要で、 多種の用途に容易に対応できる化粧箱を低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による贈答用化粧箱の斜視
図。
図。
【図2】図1に示した化粧箱の背面斜視図。
【図3】前記化粧箱の内装体の展開図。
【図4】前記化粧箱の外装体の展開図。
【図5】前記化粧箱の組立工程を示す図。
【図6】本考案の他の実施例の図4に相当する図。
2 内装体 3 外装体 7 窓部 8a 上枠部 8b 下枠部 8c,8d 側枠部 9c フラップ 10 フラップ差し込み用切り込み
Claims (2)
- 【請求項1】シート材によって形成され、内容物を包装
するための組立化粧箱であって、 前記内容物の一端部を覆うための第1枠部と、 前記内容物の他端部を覆うための第2枠部と、 前記第1枠部及び第2枠部のそれぞれの両端部の間に形
成され、組立時に互いに一部が重なり合う1対の側枠部
と、 前記1対の側枠部に形成された封緘部と、 を有する組立化粧箱。 - 【請求項2】内容物を包装するための化粧箱であって、 前記内容物を包装するための内装体と、 前記内装体を包装可能であり、前記内装体の一部を外部
に露出させるための窓部を有する外装体と、 を備えた化粧箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000071U JP2576015Y2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 化粧箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000071U JP2576015Y2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 化粧箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654530U true JPH0654530U (ja) | 1994-07-26 |
JP2576015Y2 JP2576015Y2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=11463955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993000071U Expired - Fee Related JP2576015Y2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 化粧箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576015Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52101394U (ja) * | 1976-01-28 | 1977-08-01 | ||
JPS59143917U (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-26 | 株式会社ロマンテイカ | 菓子等収納、陳列用容器 |
JPS618518U (ja) * | 1984-06-21 | 1986-01-18 | カネボウ株式会社 | 組立函 |
-
1993
- 1993-01-06 JP JP1993000071U patent/JP2576015Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52101394U (ja) * | 1976-01-28 | 1977-08-01 | ||
JPS59143917U (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-26 | 株式会社ロマンテイカ | 菓子等収納、陳列用容器 |
JPS618518U (ja) * | 1984-06-21 | 1986-01-18 | カネボウ株式会社 | 組立函 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2576015Y2 (ja) | 1998-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3717297A (en) | Disc record carrier | |
US4429826A (en) | Slip case for filing box | |
JPH0654530U (ja) | 化粧箱 | |
EP1260449A2 (en) | Packaging comprising a container having a cover pivotably connected to it. | |
JP4580549B2 (ja) | 身蓋カートン | |
JPH076087Y2 (ja) | 包装用箱 | |
JPH022623Y2 (ja) | ||
JP4090730B2 (ja) | シート状物用ホルダー兼収納箱 | |
JPS6034568Y2 (ja) | 組込み式額縁付カ−トン | |
JP2506966Y2 (ja) | 粉体用包装袋 | |
JPH024072Y2 (ja) | ||
JPS6018336Y2 (ja) | 組立紙箱 | |
JPH0242581Y2 (ja) | ||
JP4498599B2 (ja) | 身蓋カートン | |
JP3052125U (ja) | 箱 | |
JP3632406B2 (ja) | 記録用紙収納パッケージの構造 | |
JP3021215U (ja) | たとう | |
JP2585324Y2 (ja) | 紙 箱 | |
JP3008166U (ja) | 折り畳み色紙 | |
JPS6137625Y2 (ja) | ||
JPS6018335Y2 (ja) | 組立紙箱 | |
JPS6318600Y2 (ja) | ||
JP3062664U (ja) | 合成樹脂フィルム製包装箱 | |
JPH0420734Y2 (ja) | ||
JPS5841131Y2 (ja) | 包装具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |