JPH06543A - プレスのｎｃサーボダイクッション装置 - Google Patents
プレスのｎｃサーボダイクッション装置Info
- Publication number
- JPH06543A JPH06543A JP4178888A JP17888892A JPH06543A JP H06543 A JPH06543 A JP H06543A JP 4178888 A JP4178888 A JP 4178888A JP 17888892 A JP17888892 A JP 17888892A JP H06543 A JPH06543 A JP H06543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- cushion
- servo
- servo motor
- pad member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数分割されたパッド毎にクッション力が制
御できるようにしたＮＣサーボダイクッションを提供す
る。 【構成】 下方よりクッションピンを介して下型を支持
するパッド３を複数分割して、各パッド部材３1 ないし
３4 毎にラック杆７を接続し、かつこれらラック杆７
に、各パッド部材３1 ないし３4 毎に設置したサーボモ
ータ１０を減速ギヤ列８を介して接続すると共に、上記
各サーボモータ１０をＮＣ装置により位置及びトルク制
御することにより、クッション作用が得られるようにし
たもので、各サーボモータ１０を独立して位置及びトル
ク制御することにより、各パッド部材３1 ないし３4 毎
にクッション力を調整できるため、高精度のプレス成形
が可能になる。
御できるようにしたＮＣサーボダイクッションを提供す
る。 【構成】 下方よりクッションピンを介して下型を支持
するパッド３を複数分割して、各パッド部材３1 ないし
３4 毎にラック杆７を接続し、かつこれらラック杆７
に、各パッド部材３1 ないし３4 毎に設置したサーボモ
ータ１０を減速ギヤ列８を介して接続すると共に、上記
各サーボモータ１０をＮＣ装置により位置及びトルク制
御することにより、クッション作用が得られるようにし
たもので、各サーボモータ１０を独立して位置及びトル
ク制御することにより、各パッド部材３1 ないし３4 毎
にクッション力を調整できるため、高精度のプレス成形
が可能になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はサーボモータを位置及
びトルク制御することによりクッション作用を得るよう
にしたプレスのＮＣサーボダイクッション装置に関す
る。
びトルク制御することによりクッション作用を得るよう
にしたプレスのＮＣサーボダイクッション装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来プレスによりワークを絞り成形する
場合、ダイクッション装置を使用している。また従来の
ダイクッション装置はパッドをクッションさせるための
エアシリンダと、パッドの下降速度を制御する油圧シリ
ンダにより構成されていて、上記油圧シリンダより排出
される油圧流量を、ＮＣ制御されるサーボ弁により制御
することにより、成形に合わせて任意なクッション力が
得られるように構成されている。例えば実公平２−２５
５３８号公報など。
場合、ダイクッション装置を使用している。また従来の
ダイクッション装置はパッドをクッションさせるための
エアシリンダと、パッドの下降速度を制御する油圧シリ
ンダにより構成されていて、上記油圧シリンダより排出
される油圧流量を、ＮＣ制御されるサーボ弁により制御
することにより、成形に合わせて任意なクッション力が
得られるように構成されている。例えば実公平２−２５
５３８号公報など。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしエアシリンダ及
び油圧シリンダよりなるダイクッション装置は、装置全
体が大型となるため設置するのに大きなスペースを必要
とすると共に、油圧回路に高価なサーボ弁を必要とする
ため、装置が複雑でかつ高価となる不具合がある。この
発明はかかる不具合を改善するためになされたもので、
複数点独立制御を可能にしたプレスのＮＣサーボダイク
ッション装置を提供することを目的とするものである。
び油圧シリンダよりなるダイクッション装置は、装置全
体が大型となるため設置するのに大きなスペースを必要
とすると共に、油圧回路に高価なサーボ弁を必要とする
ため、装置が複雑でかつ高価となる不具合がある。この
発明はかかる不具合を改善するためになされたもので、
複数点独立制御を可能にしたプレスのＮＣサーボダイク
ッション装置を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、下方よりクッションピンを介して下型を
支持するパッドを複数分割して、各パッド部材毎にラッ
ク杆を接続し、かつこれらラック杆に、各パッド部材毎
に設置したサーボモータを減速ギヤ列を介して接続する
と共に、上記各サーボモータをＮＣ装置により位置及び
トルク制御することにより、クッション作用が得られる
ようにしたものである。
成するために、下方よりクッションピンを介して下型を
支持するパッドを複数分割して、各パッド部材毎にラッ
ク杆を接続し、かつこれらラック杆に、各パッド部材毎
に設置したサーボモータを減速ギヤ列を介して接続する
と共に、上記各サーボモータをＮＣ装置により位置及び
トルク制御することにより、クッション作用が得られる
ようにしたものである。
【０００５】
【作 用】上記構成により、各パッド部材毎に設けら
れたサーボモータをそれぞれ独立制御することにより、
シワまたは割れの発生しやすいワークであっても、シワ
または割れの発生がない精度の高い成形が可能になる。
れたサーボモータをそれぞれ独立制御することにより、
シワまたは割れの発生しやすいワークであっても、シワ
または割れの発生がない精度の高い成形が可能になる。
【０００６】
【実 施 例】この発明の一実施例を図面を参照して詳
述する。図において１は図示しないプレスのベッド２内
に設置されたこの装置の本体で、上部に複数のクッショ
ンピンを介して下型（ともに図示せず）を下方より支持
するパッド３を有している。上記パッド３は図１に示す
ように複数例えば４個のパッド部材３1 ないし３4に分
割されていて、各パッド部材３1 ないし３4 毎に上下動
できるようにベッド２に支承されていると共に、各パッ
ド部材３1 ないし３4 の下方に、各パッド部材３1 ない
し３4 毎にクッション機構４が設置されている。
述する。図において１は図示しないプレスのベッド２内
に設置されたこの装置の本体で、上部に複数のクッショ
ンピンを介して下型（ともに図示せず）を下方より支持
するパッド３を有している。上記パッド３は図１に示す
ように複数例えば４個のパッド部材３1 ないし３4に分
割されていて、各パッド部材３1 ないし３4 毎に上下動
できるようにベッド２に支承されていると共に、各パッ
ド部材３1 ないし３4 の下方に、各パッド部材３1 ない
し３4 毎にクッション機構４が設置されている。
【０００７】上記クッション機構４は、各パッド部材３
1 ないし３4 毎に支持杆５を有していて、これら支持杆
５の上端は各パッド部材３1 ないし３4 に固着されてい
ると共に、これら支持杆５の下端は、上記ベッド２に固
定されたギヤケース６に上下摺動自在に支承された４本
のラック杆７の上端に接続されている。上記各ラック杆
７にはそれぞれラック７ａが形成されていて、これらラ
ック７ａに減速ギヤ列８の初段ギヤを構成するピニオン
８ａがそれぞれ噛合されている。上記減速ギヤ列８は図
５及び図６に示すように、各ラック杆７毎に設けられて
いて、２組はギヤケース６内の上部に、そして２組は下
部に位置していて、上部に位置する減速ギヤ列８のピニ
オン８ａの軸８ｅ間及び下部に位置する減速ギヤ列８の
ピニオン８ａの軸８ｅ間が最小限のバックラッシュを有
する継手９により接続されていると共に、上下減速ギヤ
ア列８の中間ギヤ８ｂ間も最小限のバックラッシュを存
して互に噛合されている。
1 ないし３4 毎に支持杆５を有していて、これら支持杆
５の上端は各パッド部材３1 ないし３4 に固着されてい
ると共に、これら支持杆５の下端は、上記ベッド２に固
定されたギヤケース６に上下摺動自在に支承された４本
のラック杆７の上端に接続されている。上記各ラック杆
７にはそれぞれラック７ａが形成されていて、これらラ
ック７ａに減速ギヤ列８の初段ギヤを構成するピニオン
８ａがそれぞれ噛合されている。上記減速ギヤ列８は図
５及び図６に示すように、各ラック杆７毎に設けられて
いて、２組はギヤケース６内の上部に、そして２組は下
部に位置していて、上部に位置する減速ギヤ列８のピニ
オン８ａの軸８ｅ間及び下部に位置する減速ギヤ列８の
ピニオン８ａの軸８ｅ間が最小限のバックラッシュを有
する継手９により接続されていると共に、上下減速ギヤ
ア列８の中間ギヤ８ｂ間も最小限のバックラッシュを存
して互に噛合されている。
【０００８】また上記減速ギア列８は、互に噛合する２
組の中間ギヤ８ｂ，８ｃと、１個の終段ギヤ８ｄを有し
ていて、中間ギヤ８ｂ，８ｃの一方８ｂはピニオン８ａ
の軸８ｅに固着されていると共に、他方は終段ギヤ８ｄ
に噛合されている。上記終段ギヤ８ｄの各軸８ｆはギヤ
ケース６の側面に突設されていて、これら軸８ｆに、ギ
ヤケース６の側面にブラケット１１を介して取付けられ
た４基のサーボモータ１０の各軸１０ａが継手１２を介
して図２に示すように接続されている。上記各サーボモ
ータ１０は図示しないＮＣ装置に接続されていて、ＮＣ
装置により後述するように位置及びトルクがＮＣ制御さ
れるようになっている。
組の中間ギヤ８ｂ，８ｃと、１個の終段ギヤ８ｄを有し
ていて、中間ギヤ８ｂ，８ｃの一方８ｂはピニオン８ａ
の軸８ｅに固着されていると共に、他方は終段ギヤ８ｄ
に噛合されている。上記終段ギヤ８ｄの各軸８ｆはギヤ
ケース６の側面に突設されていて、これら軸８ｆに、ギ
ヤケース６の側面にブラケット１１を介して取付けられ
た４基のサーボモータ１０の各軸１０ａが継手１２を介
して図２に示すように接続されている。上記各サーボモ
ータ１０は図示しないＮＣ装置に接続されていて、ＮＣ
装置により後述するように位置及びトルクがＮＣ制御さ
れるようになっている。
【０００９】一方上記各ラック杆７の下端には、各ラッ
ク杆７毎にストッパ機構１４が設けられている。上記ス
トッパ機構１４は各パッド部材３1 ないし３4 の上限及
び下降位置を機械的に規定するもので、図４に示すよう
に上端がラック杆７の下端に接続されたストッパ杆１４
ａと、これらストッパ杆１４ａの下端に取付けられたス
トッパ１４ｂよりなり、ラック杆７とストッパ杆１４ａ
の間及びストッパ杆１４ａとストッパ１４ｂの間にスト
ローク調整用シム１４ｃが介在されていて、これらシム
１４ｃにより各パッド部材３1 ないし３4 毎に上限及び
下限位置が調整できるようになっている。なお、このス
トローク調整については、パッド３の位置制御によって
も自由に設定することが可能である。
ク杆７毎にストッパ機構１４が設けられている。上記ス
トッパ機構１４は各パッド部材３1 ないし３4 の上限及
び下降位置を機械的に規定するもので、図４に示すよう
に上端がラック杆７の下端に接続されたストッパ杆１４
ａと、これらストッパ杆１４ａの下端に取付けられたス
トッパ１４ｂよりなり、ラック杆７とストッパ杆１４ａ
の間及びストッパ杆１４ａとストッパ１４ｂの間にスト
ローク調整用シム１４ｃが介在されていて、これらシム
１４ｃにより各パッド部材３1 ないし３4 毎に上限及び
下限位置が調整できるようになっている。なお、このス
トローク調整については、パッド３の位置制御によって
も自由に設定することが可能である。
【００１０】次に上記構成されたＮＣサーボダイクッシ
ョンの作用を説明すると、パッド３の各パッド部材３1
ないし３4 には下型の一部であるブランクホルダがクッ
ションピン（ともに図示せず）を介して支持されてお
り、スライドに取付けられた上型（ともに図示せず）が
スライドとともに下降されて、上型とブランクホルダの
間でワークがクランプされる。このときタッチ音が発生
して騒音の原因となることから、ＮＣ装置は上型がブラ
ンクホルダ上のワークと接する直前にサーボモータ１０
の回転を開始して減速ギヤ列８を介してラック杆７を下
降させ、各パッド部材３1 ないし３4 を下方へ予備加速
する。この予備加速はワークや金型の種類などに応じて
予め入力されたデータを基に行われる。
ョンの作用を説明すると、パッド３の各パッド部材３1
ないし３4 には下型の一部であるブランクホルダがクッ
ションピン（ともに図示せず）を介して支持されてお
り、スライドに取付けられた上型（ともに図示せず）が
スライドとともに下降されて、上型とブランクホルダの
間でワークがクランプされる。このときタッチ音が発生
して騒音の原因となることから、ＮＣ装置は上型がブラ
ンクホルダ上のワークと接する直前にサーボモータ１０
の回転を開始して減速ギヤ列８を介してラック杆７を下
降させ、各パッド部材３1 ないし３4 を下方へ予備加速
する。この予備加速はワークや金型の種類などに応じて
予め入力されたデータを基に行われる。
【００１１】その後上型とブランクホルダの間でワーク
の周辺が挟着された状態でさらに上型が下降されること
により、上型と下型の間で絞り成形が行われる共に、絞
り成形の進行とともにサーボモータ１０のトルクがＮＣ
制御装置により制御され、絞り成形に必要なクッション
作用がパッド３に得られるようにしてパッド３がさらに
下降される。そしてプレスの図示しないスライドが不死
点に達して成形が終了すると、スライドの上昇とともに
サーボモータ１０が逆転され、パッド３も上昇を開始す
る。
の周辺が挟着された状態でさらに上型が下降されること
により、上型と下型の間で絞り成形が行われる共に、絞
り成形の進行とともにサーボモータ１０のトルクがＮＣ
制御装置により制御され、絞り成形に必要なクッション
作用がパッド３に得られるようにしてパッド３がさらに
下降される。そしてプレスの図示しないスライドが不死
点に達して成形が終了すると、スライドの上昇とともに
サーボモータ１０が逆転され、パッド３も上昇を開始す
る。
【００１２】このときの成形によっては、パッド３の上
昇を一時停止させるロッキングを行うことがあるが、サ
ーボモータ１０を停止させることによりこのロッキング
動作が簡単に得られるようになる。また成形の終了した
ワークをトランスファフィーダにより搬出する場合、ト
ランスファフィーダの搬送高さで一時ワークを停止させ
る予備リフトを行うが、サーボモータ１０の回転位置を
制御することにより、この予備リフトや予備リフト量の
設定などが容易に行えると共に、パッド３が上限位置で
停止する際にサーボモータ１０を減速停止させることに
より、上限位置に衝撃なく停止できるようになる。さら
に金型交換時パッド３を強制ダウン位置へ短時間で下降
させることができるため、従来のエアシリンダのエアを
排出するのに最低３０秒を必要としたダイクッション装
置に比べて、金型の交換作業が短時間で能率よく行える
と共に、パッド３の上限位置の調整もサーボモータ１０
の位置制御により容易に行えるようになる。
昇を一時停止させるロッキングを行うことがあるが、サ
ーボモータ１０を停止させることによりこのロッキング
動作が簡単に得られるようになる。また成形の終了した
ワークをトランスファフィーダにより搬出する場合、ト
ランスファフィーダの搬送高さで一時ワークを停止させ
る予備リフトを行うが、サーボモータ１０の回転位置を
制御することにより、この予備リフトや予備リフト量の
設定などが容易に行えると共に、パッド３が上限位置で
停止する際にサーボモータ１０を減速停止させることに
より、上限位置に衝撃なく停止できるようになる。さら
に金型交換時パッド３を強制ダウン位置へ短時間で下降
させることができるため、従来のエアシリンダのエアを
排出するのに最低３０秒を必要としたダイクッション装
置に比べて、金型の交換作業が短時間で能率よく行える
と共に、パッド３の上限位置の調整もサーボモータ１０
の位置制御により容易に行えるようになる。
【００１３】以上のようにしてサーボモータ１０を制御
するだけで、パッド３のクッション作用が得られるよう
になる。またワークがアルミニウムのような金属の場
合、局部的にシワや割れが発生することがある。このよ
うな場合は、各サーボモータ１０を個々に制御して各パ
ッド部材３1 ないし３4 毎に位置及びトルク制御するこ
とにより、シワや割れの発生が防止できるため、品質の
よい製品が得られるようになる。なお上記実施例はパッ
ド３を４分割した場合であるが、勿論４分割のみに限定
されるものではない。
するだけで、パッド３のクッション作用が得られるよう
になる。またワークがアルミニウムのような金属の場
合、局部的にシワや割れが発生することがある。このよ
うな場合は、各サーボモータ１０を個々に制御して各パ
ッド部材３1 ないし３4 毎に位置及びトルク制御するこ
とにより、シワや割れの発生が防止できるため、品質の
よい製品が得られるようになる。なお上記実施例はパッ
ド３を４分割した場合であるが、勿論４分割のみに限定
されるものではない。
【００１４】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、下型を
下方により支持するパッドを複数分割して、各パッド部
材毎にラック杆を接続すると共に、これらラック杆に減
速ギヤ列を介して各パッド部材毎に設置したサーボモー
タを接続して、これらサーボモータをＮＣ制御するよう
にしたもので、ＮＣ装置によりサーボモータの位置及び
トルク制御を行うことにより、成形するワークや金型の
形状、成形条件などに応じて成形過程でも任意なクッシ
ョン作用が得られるようになる。これによって従来のエ
アシリンダ及び油圧シリンダによりクッション作用を得
ていたものに比べて装置全体が小型化できるため、プレ
スのベッド内に容易に設置できると共に、サーボ弁のよ
うな高価な油圧機器や複雑な回路などを必要としないた
め安価に提供することができる。特にパッドを複数分割
して、各パッド部材毎に設けたサーボモータを独立させ
て制御を行うことにより、アルミニウムのような成形中
にシワや割れが発生しやすいワークに対しても、シワや
割れを発生することなく成形するこができるため、精度
が高く、かつ高品質の成形が可能になると共に、従来の
エア及び油圧を使用したダイクッション装置に比べて高
精度で、より応答性の高いクッション圧力の制御が可能
になる。
下方により支持するパッドを複数分割して、各パッド部
材毎にラック杆を接続すると共に、これらラック杆に減
速ギヤ列を介して各パッド部材毎に設置したサーボモー
タを接続して、これらサーボモータをＮＣ制御するよう
にしたもので、ＮＣ装置によりサーボモータの位置及び
トルク制御を行うことにより、成形するワークや金型の
形状、成形条件などに応じて成形過程でも任意なクッシ
ョン作用が得られるようになる。これによって従来のエ
アシリンダ及び油圧シリンダによりクッション作用を得
ていたものに比べて装置全体が小型化できるため、プレ
スのベッド内に容易に設置できると共に、サーボ弁のよ
うな高価な油圧機器や複雑な回路などを必要としないた
め安価に提供することができる。特にパッドを複数分割
して、各パッド部材毎に設けたサーボモータを独立させ
て制御を行うことにより、アルミニウムのような成形中
にシワや割れが発生しやすいワークに対しても、シワや
割れを発生することなく成形するこができるため、精度
が高く、かつ高品質の成形が可能になると共に、従来の
エア及び油圧を使用したダイクッション装置に比べて高
精度で、より応答性の高いクッション圧力の制御が可能
になる。
【図１】この発明の一実施例になるＮＣサーボダイクッ
ション装置の平面図である。
ション装置の平面図である。
【図２】この発明の一実施例になるＮＣサーボダイクッ
ション装置の一部切欠側面図である。
ション装置の一部切欠側面図である。
【図３】図２のＸ方向からの矢視図である。
【図４】図２のＹ−Ｙ線に沿う断面図である。
【図５】図３のＺ−Ｚ線に沿う断面図である。
【図６】図５のＡ方向からの矢視図である。
３…パッド、３1 ないし３4 …パッド部材、７…ラック
杆、８…減速ギヤ列、１０…サーボモータ。
杆、８…減速ギヤ列、１０…サーボモータ。
Claims (1)
- 【請求項１】 下方よりクッションピンを介して下型を
支持するパッド３を複数分割して、各パッド部材３1 な
いし３4 毎にラック杆７を接続し、かつこれらラック杆
７に、各パッド部材３1 ないし３4 毎に設置したサーボ
モータ１０を減速ギヤ列８を介して接続すると共に、上
記各サーボモータ１０をＮＣ装置により位置及びトルク
制御することにより、クッション作用が得られるように
したことを特徴とするプレスのＮＣサーボダイクッショ
ン装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17888892A JP3241803B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | プレスのｎｃサーボダイクッション装置 |
| US08/150,201 US5435166A (en) | 1991-07-01 | 1992-06-29 | Die cushion device for press |
| PCT/JP1992/000822 WO1993001012A1 (en) | 1991-07-01 | 1992-06-29 | Die cushion system in press |
| DE4292190T DE4292190T1 (de) | 1991-07-01 | 1992-06-29 | Ziehkissen-Vorrichtung für Presse |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17888892A JP3241803B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | プレスのｎｃサーボダイクッション装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06543A true JPH06543A (ja) | 1994-01-11 |
| JP3241803B2 JP3241803B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=16056455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17888892A Expired - Lifetime JP3241803B2 (ja) | 1991-07-01 | 1992-06-15 | プレスのｎｃサーボダイクッション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3241803B2 (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6369161B1 (en) | 1994-06-01 | 2002-04-09 | The Dow Chemical Company | Thermoplastic elastomeric blends |
| US6403710B1 (en) | 1994-08-29 | 2002-06-11 | The Dow Chemical Company | Block copolymer compositions containing substantially inert thermoelastic extenders |
| JP2006000908A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Komatsu Ltd | ダイクッション装置 |
| JP2006026738A (ja) * | 2004-06-14 | 2006-02-02 | Komatsu Ltd | ダイクッション制御装置及びダイクッション制御方法 |
| JP2006192481A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Komatsu Ltd | ダイクッション装置 |
| JP2007014998A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Fanuc Ltd | ダイクッション機構の制御装置及び制御方法 |
| JP2007038238A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Fanuc Ltd | ダイクッション機構並びにその制御装置及び制御方法 |
| JP2007125604A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Fanuc Ltd | ダイクッション機構の制御装置 |
| JP2008503352A (ja) * | 2004-06-24 | 2008-02-07 | ミュラー ヴァインガルテン アクチエンゲゼルシャフト | ハイブリッド駆動装置を備えた絞り加工用のダイクッション装置 |
| JP2009142894A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-07-02 | Hitachi Zosen Fukui Corp | ダイクッション装置及びプレス機械 |
| JP2010082678A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Ihi Corp | ダイクッション装置とこれの調整方法 |
| JP2010184282A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Hitachi Zosen Fukui Corp | ダイクッション装置、ダイクッション装置の制御方法及びプレス機械 |
| US8037735B2 (en) | 2005-05-16 | 2011-10-18 | Aida Engineering, Ltd. | Die cushion apparatus of press machine |
| EP3100799A1 (en) | 2015-06-03 | 2016-12-07 | Aida Engineering, Ltd. | Die cushion device of press machine |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11186097A (ja) | 1997-12-25 | 1999-07-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品の製造方法及び製造装置 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP17888892A patent/JP3241803B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6369161B1 (en) | 1994-06-01 | 2002-04-09 | The Dow Chemical Company | Thermoplastic elastomeric blends |
| US6403710B1 (en) | 1994-08-29 | 2002-06-11 | The Dow Chemical Company | Block copolymer compositions containing substantially inert thermoelastic extenders |
| JP2006026738A (ja) * | 2004-06-14 | 2006-02-02 | Komatsu Ltd | ダイクッション制御装置及びダイクッション制御方法 |
| US7287409B2 (en) | 2004-06-18 | 2007-10-30 | Komatsu Ltd. | Die cushion device |
| JP2006000908A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Komatsu Ltd | ダイクッション装置 |
| JP4516785B2 (ja) * | 2004-06-18 | 2010-08-04 | 株式会社小松製作所 | ダイクッション装置 |
| DE102005028903B4 (de) * | 2004-06-18 | 2012-04-19 | Komatsu Ltd. | Ziehkissenvorrichtung |
| JP2008503352A (ja) * | 2004-06-24 | 2008-02-07 | ミュラー ヴァインガルテン アクチエンゲゼルシャフト | ハイブリッド駆動装置を備えた絞り加工用のダイクッション装置 |
| JP4704047B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2011-06-15 | 株式会社小松製作所 | ダイクッション装置 |
| US8166791B2 (en) | 2005-01-14 | 2012-05-01 | Komatsu Ltd | Die cushion device |
| JP2006192481A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Komatsu Ltd | ダイクッション装置 |
| DE202006021150U1 (de) | 2005-05-16 | 2013-02-25 | Aida Engineering, Ltd. | Ziehkissenvorrichtung einer Presse |
| EP2724796A1 (en) | 2005-05-16 | 2014-04-30 | Aida Engineering, Ltd. | Die cushion apparatus for press machine |
| US8037735B2 (en) | 2005-05-16 | 2011-10-18 | Aida Engineering, Ltd. | Die cushion apparatus of press machine |
| JP2007014998A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Fanuc Ltd | ダイクッション機構の制御装置及び制御方法 |
| JP2007038238A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Fanuc Ltd | ダイクッション機構並びにその制御装置及び制御方法 |
| JP2007125604A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Fanuc Ltd | ダイクッション機構の制御装置 |
| JP2009142894A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-07-02 | Hitachi Zosen Fukui Corp | ダイクッション装置及びプレス機械 |
| JP2010082678A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Ihi Corp | ダイクッション装置とこれの調整方法 |
| JP2010184282A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Hitachi Zosen Fukui Corp | ダイクッション装置、ダイクッション装置の制御方法及びプレス機械 |
| EP3100799A1 (en) | 2015-06-03 | 2016-12-07 | Aida Engineering, Ltd. | Die cushion device of press machine |
| US10259031B2 (en) | 2015-06-03 | 2019-04-16 | Aida Engineering, Ltd. | Die cushion device of press machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3241803B2 (ja) | 2001-12-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06543A (ja) | プレスのｎｃサーボダイクッション装置 | |
| EP0970764B1 (en) | Apparatus for dieless forming plate materials | |
| US5138857A (en) | Drawing device in a press for drawing shaped sheet-metal parts | |
| WO1993001012A1 (en) | Die cushion system in press | |
| CN100363126C (zh) | 一种板材液压或气压成形方法及装置 | |
| JPH06226357A (ja) | ベンディング装置 | |
| KR0154100B1 (ko) | 절곡기의 공구위치 제어장치 | |
| JPH057945A (ja) | プレスのダイクツシヨン装置 | |
| JP4530301B1 (ja) | 逐次成形方法および装置 | |
| JPH0890077A (ja) | 板材の多点成形方法及びその装置 | |
| JP2003311496A (ja) | プレス機械のダイハイト調整装置 | |
| JPH06544A (ja) | プレスのｎｃサーボダイクッション装置 | |
| CN2548792Y (zh) | 板材多点成形装置 | |
| JP2001121297A (ja) | プレス機械のスライド傾き補正装置 | |
| JPH0890100A (ja) | 複曲面成形用多点式プレス | |
| JPH0455764B2 (ja) | ||
| CN208992945U (zh) | 一种用于轨道车辆门板固化的柔性模具设备 | |
| JP2001058296A (ja) | プレス機械 | |
| KR20010009065A (ko) | 이중곡률을 갖는 판재를 성형하는 장치 및 그 성형방법 | |
| JPH07115234B2 (ja) | 粉末成形プレスにおける加圧位置の補正方法 | |
| US20030159484A1 (en) | Method and device for producing structural elements from a deep drawing blank | |
| JPH1190690A (ja) | ねじ式機械プレス | |
| JPS6114026A (ja) | ダイクツシヨン装置 | |
| JP2533801B2 (ja) | プレスブレ―キ | |
| JPH07164091A (ja) | 油圧サーボ制御式ボトムノックアウト装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019 Year of fee payment: 11 |