JPH0653899U - 液化高圧ガス容器のキャップ脱着装置 - Google Patents

液化高圧ガス容器のキャップ脱着装置

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JPH0653899U JP8913692U JP8913692U JPH0653899U JP H0653899 U JPH0653899 U JP H0653899U JP 8913692 U JP8913692 U JP 8913692U JP 8913692 U JP8913692 U JP 8913692U JP H0653899 U JPH0653899 U JP H0653899U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャップの脱着を人手を要せずに行えるよう
にするに際し、その脱着に兼用できる便利な液化高圧ガ
ス容器のキャップ脱着装置を提供する。 【構成】 上下動可能に設けられ、駆動ローラ1と従動
ローラとでクランプ面を構成するクランプ式の脱着手段
a1と、該脱着手段a1に対して上下の関係をもって上
下昇降動可能に設けられ、螺着式のキャップ102 を頂部
に有する液化高圧ガス容器100 を回転不能にクランプす
るクランプ手段a2と、上記脱着手段a1に設けられ、
液化高圧ガス容器100 の所定位置を検出する容器用高さ
検出センサー手段a3と、該容器用高さ検出センサー手
段a3に連係され且つそのセンサー手段a3で液化高圧
ガス容器100 の所定位置を検出するまで前記脱着手段a
1を下降させて同脱着手段a1のクランプ面を液化高圧
ガス容器100 におけるキャップ102 の被螺子部103 近傍
高さに位置させる昇降動手段a4と、上記駆動ローラ1
を所定時間回転させる正逆回転モータ手段a5とを備え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、LPガス等の液化高圧ガス容器にガスを定量充填する際に前もって キャップを外したり、ガスの定量充填後に再びキャップを被嵌する際に使用する 液化高圧ガス容器のキャップ脱着装置に関するものである。
【0002】
【従来背景】
LPガス等のガスボンベの中には、ガス注入口を開閉する手動開閉弁が露出し ている比較的小型なタイプのものとガス注入口を開閉する手動開閉弁の回りを螺 着式のキャップでカバーするタイプのものとがある。 回収されたガスボンベは、液化高圧ガス容器用の回転式充填機に連絡する搬入 路(コンベア)に個々に載置され、定量充填後同回転式充填機に連絡する搬出路 (コンベア)から搬出される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、定量充填時に、前記ガス注入口を露呈させたり、定量充填後にガス 注入口及び手動開閉弁を再度カバーするキャップの脱着が作業者の手に委ねられ ており、非能率なものであった。
【0004】 本考案は、上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、キャ ップの脱着を人手を要せずに行えるようにするに際し、その脱着に兼用できる便 利な液化高圧ガス容器のキャップ脱着装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた技術的手段は、上下昇降動可能に設けられ、 駆動ローラと従動ローラとでクランプ面を構成するクランプ式の脱着手段と、該 脱着手段の下位に同脱着手段と連動して上下昇降動可能に設けられ、螺着式のキ ャップを頂部に有する液化高圧ガス容器を回転不能にクランプするクランプ手段 と、上記脱着手段に設けられ、液化高圧ガス容器の所定位置を検出する容器用高 さ検出センサー手段と、該容器用高さ検出センサー手段に連係され且つそのセン サー手段で液化高圧ガス容器の所定高さ位置を検出するまで前記脱着手段を下降 させて同脱着手段のクランプ面を液化高圧ガス容器におけるキャップの被螺子部 近傍高さに位置させる昇降動手段と、上記駆動ローラを所定時間回転させる正逆 回転モータ手段とを備えていることを要旨とする。
【0006】
【作用】
上記技術的手段によれば、下記の作用がある。 ・(キャップ外し時)容器用高さ検出センサー手段が液化高圧ガス容器の所定位 置を検出するまで、クランプ式の脱着手段を昇降動手段を介して下降させ、クラ ンプ手段で液化高圧ガス容器を回転不能にクランプすると共にクランプ式の脱着 手段で液化高圧ガス容器頂部の被螺子部に螺着しているキャップをクランプする 。そして、正逆回転モータ手段を駆動させ駆動ローラを正方向に回転させて上記 キャップの被螺子部(液化高圧ガス容器の頂部に形成されているキャップを螺合 させる被螺子部)との螺着関係を解除する。 ・(キャップ取付時)クランプ式の脱着手段の駆動ローラと従動ローラとでキャ ップをクランプさせた状態の容器用高さ検出センサー手段が液化高圧ガス容器の 所定位置を検出するまで昇降動手段を介して同脱着手段を下降させ、クランプ手 段で液化高圧ガス容器を回転不能にクランプする。この時、キャップの下端は前 記する被螺子部の上縁に対して係合関係になる。そして正逆回転モータ手段を駆 動させ駆動ローラを逆回転させて同被螺子部に螺着し、キャップを被嵌する。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上にように構成したので、人手を要せずに行う螺着式キャップの脱 着に兼用できる便利な脱着装置を提供できる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1乃至図6は本実施例液化高圧ガス容器のキャップの脱着装置を示している 。
【0009】 本実施例では、液化高圧ガス容器100 を回転式充填機Bに搬入する搬入路Cと 同液化高圧ガス容器100 を同回転式充填機Bから搬出する搬出路D各々に、キャ ップ脱着装置Aを配設し、且つ搬入路Cのキャップ脱着装置Aの下流にバーコー ド読取部E、計量部Fを、搬出路Dのキャップ脱着装置Aの上流にガス漏れ検知 兼封印部G、計量器Fを各々配設している。
【0010】 回転式充填機Bは、従来周知の通り、搬入路Cから搬入される液化高圧ガス容 器100 に円盤状のターンテーブルb上において所定量までガス充填する周知の装 置類を装設した構造になっている。
【0011】 液化高圧ガス容器100 は、詳細には説明しないが、容器本体101 の上端に側方 を向いてガス注入口(図示せず)を突出すると共にそのガス注入口(図示せず) に背向して安全弁口(図示せず)を突出状に設け、上端にそのガス注入口(図示 せず)を開閉する手動開閉弁(図示せず)を進退可能に螺着してなり、該手動開 閉弁(図示せず)とガス注入口(図示せず)と安全弁口(図示せず)とを螺着式 のキャップ102 でカバーした比較的大型なタイプのものである。
【0012】 上記液化高圧ガス容器(後述では単に容器と称する)100 を搬送する上記搬入 路Cと搬出路Dは、搬送路面200 を構成する並設した搬送用線条201 下であって 、前記キャップ脱着装置Aと対応する位置各々に2対の第1エアーシリンダb1 で扛上される受け脚202 を、各搬送用線条201 間から上方に突出するように配置 し、キャップ脱着装置A前方に到達した容器100 を検出センサー(後述では容器 検出センサーと称する)が検出すると、上記第1エアーシリンダb1が作動して 受け脚202 を搬送用線条201 上から突出させて容器100 を扛上させ、それにより 該容器100 を搬送路面200 の動向とは無関係に一時的に停止させることができる ようにしてある。
【0013】 キャップ脱着装置Aは、上下昇降動可能に設けられ、駆動ローラ1と従動ロー ラ2とでクランプ面を構成するクランプ式の脱着手段a1と、該脱着手段a1に 対して上下の関係をもって一体的に設けられ、螺着式のキャップ102 を頂部に有 する前記容器100 の胴部を回転不能にクランプするクランプ手段a2と、上記脱 着手段a1に設けられ、容器100 の所定高さ位置を検出する容器用高さ検出セン サー手段a3と、該容器用高さ検出センサー手段a3に連係され且つそのセンサ ー手段a3で容器100 の所定高さ位置を検出するまで前記脱着手段a1を下降さ せて同脱着手段a1のクランプ面を容器100 におけるキャップ102 の被螺子部10 3 近傍高さに位置させる昇降動手段a4と、上記駆動ローラ1を所定時間回転さ せる正逆回転モータ手段a5とを備えている。
【0014】 クランプ手段a2は図3に示すように、垂直基板3の前面に第2エアーシリン ダb2を横設し、該第2エアーシリンダb2を挟むように一対のクランプ爪13、 13を対向して配設させると共に一方のクランプ爪13の基端部にロッド部b2’を 連結し、他方のクランプ爪13を固定式として一対のクランプ爪13、13を接近・離 間するように構成してなり、搬入路Cと搬出路Dとの間を利用して立設する支持 柱23に並設した一対の案内ガイド棒33、33に外嵌挿する被ガイド短筒部43、43を 上記垂直基板3の背面に備え、該被ガイド短筒部43、43が案内ガイド棒33、33に 遊嵌されることで支持柱23に沿って昇降動可能になっている。
【0015】 脱着手段a1は、同じく図3に示すように、上記クランプ手段a2の上側にお ける上記垂直基板3に取付板53の後端を片持状に固着し、該取付板53に第3エア ーシリンダb3を水平状に固定すると共に、該第3エアーシリンダを挟むように クランプ爪部63、63を一対対向して位置させ、且つ一方のクランプ爪部63の基端 部にロッド部b3’を連結し、他方のクランプ爪部63を固定式として一対のクラ ンク爪部63、63が接近・離間するように構成し、更に取付板53上に正逆回転モー タ手段a5を配設すると共に、その正逆回転モータ手段a5を駆動源とする駆動 ローラ1、1を一方のクランク爪部63先端に、また他方のクランク爪部63先端に 従動ローラ2、2を各々配設してクランプ面を構成している。
【0016】 上記駆動ローラ1と従動ローラ2は、平面視円状物の側周面をクランプできる ように各々のクランプ爪部63、63先端の対向部に円周の一部を対向する方向に突 出させて一対を間隔をおいて鉛直状に軸支し、正逆回転モータ手段a5の駆動を 受けて上記駆動ローラ1、1が正逆回転させることができるようにしてある。
【0017】 クランプ手段a2と脱着手段a1とは、脱着手段a1の所望箇所に一端を連結 した線条材4の他端を前記支持柱23上端の頂板23aを経由して同支持柱23に沿っ て垂設し且つ端部にウェイト5を連結してなり、同頂板23aに装設した昇降動手 段a4である電動モータを駆動源とするスプロケット300 に卷装したチェーン30 1 を取付板53後端に連結して、同電動モータa4によるチェーン301 の繰り出し ・巻き取りで前記案内ガイド棒33、33に沿って昇降動するようにしてあり、この 時、ウェイト5によって昇降動手段である電動モータa4の負荷が軽減される。
【0018】 前記支持柱23の下位側の所定位置には前記容器検出センサーc1が、前記取付 板の裏面側端部には容器用高さ検出センサー手段a3が各々配設されている。 この容器用検出センサーc1は、前記支持柱23の前方に搬入されてくるキャッ プ102 を上端に有する比較的トールが高い容器100 を検出するもので、容器100 を検出すると前記第1エアーシリンダb1で前記受け脚202 を扛上させて同容器 100 を搬送路面200 よりも高く持ち上げて同容器100 を一時停止させる。 容器用高さ検出センサー手段a3は、容器100 のトールに対応して前記キャッ プ102 と同じ高さまで前記脱着手段a1を下降させることができるように容器10 0 の逆椀面104 所定高さ位置(詳細には上記逆椀面104 の所定高さ部位の円弧縁 部)を検出させるもので、容器100 の逆椀面104 所定高さ位置を検出すると、昇 降動手段a4の駆動を停止させて脱着手段a1及びクランプ手段a2の下降をス トップさせる。
【0019】 次にこのキャップ脱着装置Aを前記搬入路Cに配設するキャップ外し装置A1 として使用した場合の作用を説明すると、前記容器検出センサーc1が搬入され てくる容器100 を検出すると、第1エアーシリンダb1が受け脚202 を扛上させ てその容器100 を搬送路面200 から浮上させる。 ついで容器用高さ検出センサー手段a3が容器100 の前記逆椀面104 所定高さ 位置を検出するまでキャップ外し装置A1全体が昇降動手段a4を介して下降し 、その検出高さ位置で停止する。そしてクランプ手段a2の第2エアーシリンダ b2’を作動させて容器100 の胴部をクランプして回転不能に保持する。 次に第3エアーシリンダb3を作動させて駆動ローラ1、1、従動ローラ2、 2とでキャップ102 をクランプし、正逆回転モータ手段a5を所定時間駆動させ て駆動ローラ1、1を正回転させ、キャップ102 の、容器100 上端の被螺子部10 3 との螺着を解除する。 その後、脱着手段a1の容器100 の胴部のクランプは解除され、脱着手段a1 がキャップ102 をクランプしたまま昇降動手段a4が逆転して待機位置まで上昇 させる。しかる後、第1エアーシリンダb1が縮小して受け脚202 を搬送路面20 0 の下位まで落とし込み、容器100 を下流へと搬送する。
【0020】 次にこのキャップ脱着装置Aを搬出路D途中に配設したキャップ取付装置A2 として使用した場合の作用を説明すると、前記容器検出センサc1がガスを定量 充填して搬出されてくる容器100 を検出すると、第1エアーシリンダb1が受け 脚202 を扛上させてその容器100 を搬送路面200 から浮上させる。 ついで第3エアーシリンダb3を作動させてキャップ102 をクランプした脱着手 段a1を、容器用高さ検出センサー手段a3が容器100 の前記逆椀面104 所定側 方位置を検出するまで昇降動手段a4を駆動させてキャップ取付装置A2を下降 させ、その適正な検出高さ位置で同キャップ取付装置を停止させる。そしてクラ ンプ手段a2を作動させて容器100 の胴部をクランプする。その際、脱着手段a 1でクランプされたキャップ102 の下端縁と容器100 上端の被螺子部103 の上端 縁とは係合状態になる。次に、正逆回転モータ手段a5を駆動させて駆動ローラ 1、1を逆回転させ、キャップ102 を螺嵌させる。正逆回転モータ手段a5の駆 動時間はキャップ外し装置A1の時と同様にタイマー制御してある。その後、ク ランプ手段a2、脱着手段a1のクランプを解除し、初期状態まで上昇して待機 状態に入る。その後、第1エアーシリンダb1が縮小して受け脚202 を搬送路面 200 の下位まで落とし込まれ、容器100 を更に下流へと搬出する。 尚、このキャップ外し装置A1やキャップ取付装置A2における昇降動手段a 4の昇降動、クランプ手段a2のクランプ開始及びその解除、脱着手段a1のク ランプ開始及びその解除、正逆回転モータ手段a5の駆動時間等のタイミング全 てを集中制御しても構わないし、正逆回転モータ手段a5の設定された駆動時間 を除いて各手段に電気的に連係する操作スイッチ類の人為的な操作で各工程が遂 行されるように構成しても構わない。
【0021】 ちなみに、本実施例では上記キャップ外し装置A1とキャップ取付装置A2と をキャップ移送装置a6を介して連絡している。
【0022】 キャップ移送装置a6は、キャップ外し装置A1で外されたキャップ102 の上 昇端を検出する第1キャップ検出センサーc2と、キャップ載せ部6、キャップ 移送路7、キャップ移送路7への送入手段8、キャップ移送路7からの送出手段 9と、キャップ受け部10と、そのキャップ受け部10に送られくるキャップ102 を 検出する第2キャップ検出センサーc3とから構成されている。
【0023】 第1キャップ検出センサーc2は、キャップ外し装置A1で外された上昇端に おけるキャップ102 を検出する為のものであり、前記支持柱23の上端域に配設さ れ、このセンサーc2がキャップ102 を検出すると、キャップ外し装置A1の脱 着手段a1のクランプを解除させて後述するキャップ載せ部6にキャップ102 を 載置させるように制御してある。
【0024】 キャップ載せ部6は、前記第1キャップ検出センサーc2の検出後であってキ ャップ102 のクランプが解除される直前のタイミングで、キャップ102 の下面直 下に近接するようにキャップ102 上昇端域に配設した第4エアーシリンダb4を 介して載せ板16を前進させるようになっている。
【0025】 送入手段8は、上記第4エアーシリンダb4を介して後退する時の載せ板16上 のキャップ102 を落下させる円弧状の邪魔板部18と、その邪魔板部18直下に設け た送入用シュウター28とから構成されている。
【0026】 キャップ移送路7は、上記送入用シュウター28の下端下を始端として図1に示 すように搬出路Dに配設したキャップ取付装置A2直前の搬送路面200 上まで延 設したコンベアであり、その終端に送出手段9である送出用シュウターの上端が 開放されている。
【0027】 キャップ受け部10は、常時は上記送出用シュウター9の下端開放口を閉口して いる受け板10aと、その受け板10aを前後方向に水平動させる第5エアーシリン ダb5とからなっている。
【0028】 尚、キャップ移送路7は、キャップ102 を外された容器100 が回転式充填機B でガスを定量充填されてキャップ取付装置A2直下まで搬送される所定時間経過 時に対象とするキャップを受け板10aまで移送させるように低速度で動かしてい る。
【0029】 また、前記受け板10aと第5エアーシリンダb5との連結部分に第2キャップ 検出センサーc3が配設されている。
【0030】 上記第2キャップ検出センサーc3は、キャップ移送路7から送出用シュウタ ー9を介して送られてきた受け板10a上のキャップ102 を検出する為のものであ り、キャップ102 を検出すると、キャップ取付装置A2の脱着手段a1を作動さ せてキャップ102 をクランプさせ且つ第5エアーシリンダb5を作動させて常時 は送出用シュウター9の下端開放口を閉口している同受け板10aを後退させる。
【0031】 そして、本実施例においては、キャップ外し装置A2の脱着手段a1がキャッ プ102 をクランプしたまま上昇端に達すると、第1キャップ検出センサーc2が そのキャップ102 を検出して第4エアーシリンダb4が作動して載せ板16をキャ ップ102 直下に前進させると共に、脱着手段a1がクランプを解除されてその載 せ板16にキャップ102 を載置する。キャップ102 は同載せ板16の後退途中に配設 した邪魔板部18によって送入用シュウター28に落下しキャップ移送路7に送られ る。キャップ移送路7のキャップ102 は、送出用シュウター9を介して受け板10 a上まで自重によって落下し、第2キャップ検出センサーc3がその受け板10a 上のキャップ102 を検出すると、キャップ取付装置A2の脱着手段a1がキャッ プ102 をクランプし、クランプ後、第5エアーシリンダb5が作動して受け板10 aを後退させ、これによりキャップ102 は取付対象となる容器100 に対して下降 可能になる。尚、受け板10aは、キャップ取付装置A2の下降後に、第5エアー シリンダb5が再び作動して送出用シュウター9の出口を閉口し、送られてくる キャップ102 を逐次受け取る。
【0032】 本実施例の特長は、キャップ外し装置A1で外されたキャップ102 をキャップ 取付装置A2に自動的に供給できることである。
【0033】 尚、前記する容器用高さ検出センサー手段a3は、容器100 の逆椀面104 所定 箇所に付設した凸部、凹部、または目印等を検出するものであっても構わない。
【0034】 ちなみに、本実施例では、上述するようにキャップ外し装置A1で外されたキ ャップ102 をキャップ取付装置A2に自動的に供給できる場合を説明しているが 、本考案では、前述する実施例のように、キャップ外し装置A1とキャップ取付 装置A2を独立して使用する場合も包含している。その場合には、キャップ外し 装置A1における脱着手段a1のクランプを、上昇端において操作スイッチ等の 操作で解除してキャップ102 をそのキャップ外し装置A1から外し、同上昇端に 配設して進退可能に載せ部(前記するキャップ載せ部と同様な基本的構成を備え たもの)でそのキャップを受けるようにし、且つ上昇端においてキャップ取付装 置A2の脱着手段a1を操作スイッチ等の操作で作動させて同上昇端に進退可能 に配設した受け部(前記するキャップ受け部と同様な基本的構成を備えたもの) 上にキャップ102 をクランプさせることでキャップ102 を取り付けることができ るようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】液化高圧ガス容器のキャップ脱着装置の使用状
態を示す平面図。
【図2】同キャップ脱着装置をキャップ外し装置として
使用した状態を示す正面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】キャップ移送装置の正面図。
【図5】前記キャップ脱着装置をキャップ取付装置とし
て使用した状態を示す正面図。
【図6】図5の平面図。
【符号の説明】
a1:脱着手段 1 :駆動ロ
ーラ 2 :従動ローラ 100 :液化高
圧ガス容器 102:キャップ a2:クラン
プ手段 a3:容器用高さ検出センサー手段 103 :被螺子
部 a4:昇降動手段 a5:正逆回
転モータ手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下昇降動可能に設けられ、駆動ローラ
    と従動ローラとでクランプ面を構成するクランプ式の脱
    着手段と、該脱着手段の下位に同脱着手段と連動して上
    下昇降動可能に設けられ、螺着式のキャップを頂部に有
    する液化高圧ガス容器を回転不能にクランプするクラン
    プ手段と、上記脱着手段に設けられ、液化高圧ガス容器
    の所定位置を検出する容器用高さ検出センサー手段と、
    該容器用高さ検出センサー手段に連係され且つそのセン
    サー手段で液化高圧ガス容器の所定高さ位置を検出する
    まで前記脱着手段を下降させて同脱着手段のクランプ面
    を液化高圧ガス容器におけるキャップの被螺子部近傍高
    さに位置させる昇降動手段と、上記駆動ローラを所定時
    間回転させる正逆回転モータ手段とを備えていることを
    特徴とする液化高圧ガス容器のキャップ脱着装置。
JP8913692U 1992-12-28 1992-12-28 液化高圧ガス容器のキャップ脱着装置 Expired - Lifetime JPH0746875Y2 (ja)

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