JPH0653895U - フレキシブルダクト - Google Patents
フレキシブルダクトInfo
- Publication number
- JPH0653895U JPH0653895U JP10689291U JP10689291U JPH0653895U JP H0653895 U JPH0653895 U JP H0653895U JP 10689291 U JP10689291 U JP 10689291U JP 10689291 U JP10689291 U JP 10689291U JP H0653895 U JPH0653895 U JP H0653895U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass wool
- flexible duct
- wool layer
- layer
- sheet
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外面に結露が生じないフレキシブルダクトを
提供することである。 【構成】 金属線材をコイル状に巻き付けた芯材１１に
多孔性内面シート１２、グラスウール層１３および外面
シート１４を順次巻き付けて円筒状に形成する。そし
て、グラスウール層１３の中間にバリヤー層１６を設け
る。このように、グラスウール層１３にバリヤー層１６
を介在させているため、グラスウール層１３内の空気の
対流を遮断して結露を防止することができる。
提供することである。 【構成】 金属線材をコイル状に巻き付けた芯材１１に
多孔性内面シート１２、グラスウール層１３および外面
シート１４を順次巻き付けて円筒状に形成する。そし
て、グラスウール層１３の中間にバリヤー層１６を設け
る。このように、グラスウール層１３にバリヤー層１６
を介在させているため、グラスウール層１３内の空気の
対流を遮断して結露を防止することができる。
Description
【０００１】
この考案は、空気調和設備におけるダクト間またはダクトとボックス、チャン バー等を接続する際に使用するフレキシブルダクト、特に吸音性、断熱性のある フレキシブルダクトに関する。
【０００２】
この種のフレキシブルダクトは、一般に内面シートと外面シートとの間にグラ スウールを挾み込み、これをコイル状の金属線材に巻き付けて筒状に形成したも のであり、ある程度の自由度をもってわん曲させることができるようになってい る。
【０００３】 また、前記外面シートとしては、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂シートが、内面 シートとしてはガラスクロスが一般に使用されており、両者間に挾み込まれたグ ラスウールによって断熱効果および吸音効果も得られるようになっている。
【０００４】
ところで、内面シートとして使用されているガラスクロスは、ガラス繊維が縦 横に織り込まれている多孔性材料であり、勿論グラスウール層も多孔質であるた め、フレキシブルダクト内を流通する空気とダクト外気との温度差によって、グ ラスウール内に対流が発生し、外面シートの表面に結露が生じる。
【０００５】 これが集合して滴下すると、フレキシブルダクトの周辺に悪影響を及ぼす。
【０００６】 そこで、この考案の課題は、上記のような結露を防止することにある。
【０００７】
上記の課題を解決するため、この考案は、多孔性内面シートと合成樹脂外面シ ートの間にグラスウール層を設けたフレキシブルダクトにおいて、前記グラスウ ール層の中間にバリヤー層を設けたのである。
【０００８】
上記のように、グラスウール層の中間にバリヤー層を設けたため、グラスウー ル層間に生じる空気の対流を遮断するため結露を生じない。また、断熱性も向上 する。
【０００９】
以下、この考案の実施例について図面を参照して説明する。 図１に示すように、このフレキシブルダクト１は、金属線材をコイル状に巻き 付けた芯材１１に、グラスクロス、不織布等から成る多孔性内面シート１２、グ ラスウール層１３および塩化ビニルから成る外面シート１４を順次巻き付けて円 筒状に形成したものであり、両端の接続部は、外面シート１４を内周面に折り返 して固着し、外周面を粘着テープ１５で押え付けてある。 上記グラスウール層１３の中間には、バリヤー層１６が挿入されている。この バリヤー層１６は、アルミニウム箔のような金属箔のほか、塩化ビニル等の合成 樹脂フィルムが用いられる。
【００１０】 なお、前記芯材１１は、接着剤によって内面シート１２に固着されている。
【００１１】 図２は他の実施例を示している。 このフレキシブルダクト１は、コイル状の芯材１１を形成する際に、帯状の不 織布を金属線材と共に重ね巻きし、その不織布の重ね合わされた部分に金属線材 を挾み込んだ状態で貼着して内面シート１２ａを形成したものである。 この内面シート１２ａの外面には、グラスウール層１３および塩化ビニル外面 シート１４を順次巻きつけてあり、両端の接続部も前記実施例と同様に処理され ている。 バリヤー層１６の材質は、前記と同様である。
【００１２】 なお、不織布の材質は特に限定されず、適宜決定すればよい。
【００１３】
以上のように、この考案のフレキシブルダクトは、グラスウール層にバリヤー 層を介在させたものであるから、グラスウール層内に生じる空気の対流を防止す ることができるため、結露が生じず、また断熱性も向上する利点を有する。
【図１】この考案に係る一実施例を示す断面図
【図２】他の実施例を示す断面図
１ フレキシブルダクト １１ 芯材 １２、１２ａ 内面シート １３ グラスウール層 １４ 外面シート １５ 粘着テープ
Claims (1)
- 【請求項１】 多孔性内面シートと合成樹脂外面シート
との間にグラスウール層を挾み込み、これをコイル状の
金属線材で筒状に保形したフレキシブルダクトにおい
て、前記グラスウール層の中間にバリヤー層を設けたこ
とを特徴とするフレキシブルダクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10689291U JPH0653895U (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | フレキシブルダクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10689291U JPH0653895U (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | フレキシブルダクト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0653895U true JPH0653895U (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=14445129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10689291U Pending JPH0653895U (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | フレキシブルダクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653895U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011185505A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Mitsubishi Chemical Engineering Corp | フレキシブルダクト |
| JP4787268B2 (ja) * | 2004-12-29 | 2011-10-05 | ウェルマン ディフェンス リミテッド | 編織布ダクト |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5310164A (en) * | 1976-07-15 | 1978-01-30 | Naigai Asubesuto Kk | Heat insulating and exterior decorating method of cooling and warming pipe |
| JPS5411183A (en) * | 1977-06-28 | 1979-01-27 | Komine Gomu Kougiyou Kk | Manufacture of nipple |
| JPS589879A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-20 | リユ−トガ−スヴエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト | 異方性炭素成形体の製法 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP10689291U patent/JPH0653895U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5310164A (en) * | 1976-07-15 | 1978-01-30 | Naigai Asubesuto Kk | Heat insulating and exterior decorating method of cooling and warming pipe |
| JPS5411183A (en) * | 1977-06-28 | 1979-01-27 | Komine Gomu Kougiyou Kk | Manufacture of nipple |
| JPS589879A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-20 | リユ−トガ−スヴエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト | 異方性炭素成形体の製法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4787268B2 (ja) * | 2004-12-29 | 2011-10-05 | ウェルマン ディフェンス リミテッド | 編織布ダクト |
| JP2011185505A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Mitsubishi Chemical Engineering Corp | フレキシブルダクト |
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