JPS623218Y2 - - Google Patents

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JPS623218Y2
JPS623218Y2 JP1376481U JP1376481U JPS623218Y2 JP S623218 Y2 JPS623218 Y2 JP S623218Y2 JP 1376481 U JP1376481 U JP 1376481U JP 1376481 U JP1376481 U JP 1376481U JP S623218 Y2 JPS623218 Y2 JP S623218Y2
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JP
Japan
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sheet
heat insulating
radiation
inner tube
insulating sheet
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JP1376481U
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JPS57128434U (ja
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば内管内に室温よりも低い沸点
の流体を流動させ、内管と外管間を真空断熱およ
びふく射断熱により外管壁から内管壁への伝熱を
防止する2重管に適用するふく射断熱シートに係
り、特にふく射断熱シートの内管への取り付けを
容易にしたふく射断熱シートに関するものであ
る。
従来、ふく射断熱シートの取り付けは第1図の
aに示すように、2重管の内管1の外面にふく射
率の低い表面のシート2例えば短ざく状のアルミ
ニウム箔を巻き付け、内管の支え板3間を巻き終
えて糸4で縛り固定させる。次に第1図bに示す
ように、固定したシート2上に熱伝導率の低い例
えばポリテトラフルオルエチレン製の網状のシー
ト5を巻き付けて積層するシート2同士が接触す
るのを防止し、糸4で固定する。この作業を繰返
し行つて層状のふく射断熱層を構成している。こ
の作業工程では、短ざく状のシート2およびシー
ト5を巻き付ける際、シートの長さが長くかつ真
空中に置かれるため有機物を含む粘着剤は使用で
きず手間がかかる。また、支え板3間を巻き終え
てからのシートの垂れの防止および巻き戻りを防
止するため、端部で一層ごとに糸で縛り固定する
が、これも手間のかかる作業である。
本考案の目的は、磁気吸引作用を効果的に利用
することにより、良好な巻き付けを行い得るふく
射断熱シートを提供するにある。しかして、本考
案は、積層するふく射率の低いシートと熱伝導率
の低いシートに磁性体のシートを組合せ、一体化
されたふく射断熱シートを磁性体としたものであ
る。
第2図は本考案の一実施例を示すもので、磁化
率の高いシート6例えば鉄粉を表面に有する高分
子合成シートをふく射率の低いシート2および断
熱用網状シート5で両側から挾み、これら3種類
のシートを糸7で縫い合せ一体物とする。
第3図は、このようにして構成されたふく射断
熱シートを内管に取り付ける方法を示したもの
である。まず、内管1内に磁石9を挿入し、内管
1外面に磁場を発生させる。こうしておいてふく
射断熱シートを網状シートを内側にして内管1
に巻き付ければ、ふく射断熱シート内のシート
6が磁石9に吸引されて内管1に密着し、容易に
巻き付けが行える。内管1の支え板3間でふく射
断熱シートを一層巻き終えたときは、ふく射断
熱シートを切断し内管1に密着させることでシ
ートの垂れおよび巻き戻りは発生しない。この操
作を繰り返し、所定の層数巻き終えた時点で最外
層を糸などで縛り全層を内管1に固定させ、磁石
9を取り去る。
第4図は本考案の他の実施例を示すもので、第
2図と異なるのは、シート6の代りに粉末状の磁
石小片10を表面に有する高分子合成シート11
を使用したところにある。この実施例では、内管
に巻き付ける際内管内に磁石を挿入する必要はな
く、ふく射断熱シート同士で吸引力が発生し、内
管外面に巻き付ける際重なつた部分でふく射断熱
シート同士が密着しシートの垂れおよび巻き戻り
が発生しない。したがつて、内管内に磁石が挿入
できないような曲管部にも容易にふく射断熱シー
トを巻き付けることができる。
第5図は本考案のさらに他の実施例を示すもの
で、第2図および第4図の実施例と異なる点は、
シート6またはシート11を細孔を開けた網目状
としたことであり、このシート12上に磁性体も
しくは磁石小片を付着せしめたことである。本実
施例ではふく射断熱シートを積層する際先の実施
例の断熱用のシート5のシート厚み分だけ内管外
面からの距離が短かくなり、ふく射断熱シートの
吸引力がさらに強くなる効果がある。
本考案によれば、ふく射断熱シートを磁性体と
したのでふく射断熱シートの巻き付けを容易にす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術によるふく射断熱シートの
取り付け要領を示す説明図、第2図は、本考案に
よるふく射断熱シートの構成図、第3図は、第2
図のふく射断熱シートの取り付け要領を示す説明
図、第4図は本考案の他の実施例を示す構成図、
第5図は本考案のさらに他の実施例を示す構成図
である。 1…内管、2…低ふく射率のシート、5…低熱
伝導率の網状のシート、6…高磁化率のシート、
…ふく射断熱シート、9…磁石、10…磁石小
片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 高温側から低温側へのふく射伝熱を防止する
    ために使用するふく射断熱シートにおいて、ふ
    く射率の低いシートと、その上に磁性体を含有
    するシートとを組合せ、縫製で一体化したこと
    を特徴とするふく射断熱シート。 2 磁性体を含有するシートに細孔を設けた実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のふく射断熱シ
    ート。 3 磁性体として磁石小片を用いた実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のふく射断熱シート。
JP1376481U 1981-02-04 1981-02-04 Expired JPS623218Y2 (ja)

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JPS57128434U JPS57128434U (ja) 1982-08-10
JPS623218Y2 true JPS623218Y2 (ja) 1987-01-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60159297U (ja) * 1984-04-02 1985-10-23 住友軽金属工業株式会社 サヤ管工法用熱流体搬送管

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JPS57128434U (ja) 1982-08-10

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