JPH0653571U - ホース巻取機 - Google Patents

ホース巻取機

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JPH0653571U
JPH0653571U JP8841792U JP8841792U JPH0653571U JP H0653571 U JPH0653571 U JP H0653571U JP 8841792 U JP8841792 U JP 8841792U JP 8841792 U JP8841792 U JP 8841792U JP H0653571 U JPH0653571 U JP H0653571U
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hose
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻取状態のホースをその巻取状態のまま取り
出ることができるホース巻取機を提供する。 【構成】 巻取ドラム2の回転中心を構成する筒軸3を
機枠1に対して片持ち状で且つ回転可能に取付け、先端
にホース差込部34aを有する給水用接続金具4を、その
ホース差込部34aを上記巻取ドラム2周囲の巻取空間2
aに位置させて上記筒軸3に取付けると共に、巻取ドラ
ム2における遊端側のフランジ部62を、巻取面52端部全
周に亘り適宜間隔をおいて下端を軸支した起伏可能な複
数枚のホース落下防止板5群で構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ホース巻取機、更に詳しくは高所まで持ち運んで使用されるホース を対象としたホース巻取機に関するものである。
【0002】
【技術背景】
例えばビル等の建築物内で内壁や床面を塗装する場合等のように高所にホース を持ち上げる場合には、通常作業者がトラック等の運搬者の荷台に積れたホース を巻取状態に巻回して担ぎ上げ、そして作業終了後、作業者が巻回状態に巻取り ながら高所から下りることによって片づけられ、且つその巻取状態のままでトラ ック等の運搬車の荷台に無造作に積まれる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、高所に運び入れる前、また作業終了後高所から下りる時に作業者自 信がホースを肩に掛けられるように手、腕で巻回状態に巻取ることが厄介である こと、トラック等の運搬車の荷台に放り投げられたり、積み込まれた他の設備で 潰されたりしてホースの耐久度の劣化が早急化すること等を理由として、高所で 使用されるホースといえどもホース巻取機に巻取れるようにして、他の設備で潰 されたりせず、また粗雑にも取り扱われないようにすることが望まれている。 しかし、現実問題として、通常のホース巻取機では、ホースを巻取ったり、引 き出したりできるものの、巻取状態のホースをその巻取状態のまま取り出せない 機構上の問題があり、上述する要求に対応できない。
【0004】 本考案は、上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、巻取 状態のホースをその巻取状態のまま取り出ることができるホース巻取機を提供す るこにとある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために講じた技術的手段は、巻取ドラムの回転中心を構成 する筒軸を機枠に対して片持ち状で且つ回転可能に取付け、先端にホース差込部 を有する給水用接続金具を、そのホース差込部を上記巻取ドラム周囲の巻取空間 に位置させて上記筒軸に取付けると共に、巻取ドラムにおける遊端側のフランジ 部を、巻取面端部全周に亘り適宜間隔をおいて下端を軸支した起伏可能な複数枚 のホース落下防止板群で構成したことを要旨とする。
【0006】
【作用】
上記技術的手段によれば、巻取ドラムにおける遊端側のフランジ部を構成する ホース落下防止板群が、巻取面の遊端側端部全周を開放するようにその巻取面と 略直線状となるように倒伏する。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上のように、巻取ドラムにおける遊端側のフランジ部を構成するホ ース落下防止板群が倒伏して巻取面の遊端側端部を開放するものであるから、高 所に運び入れる時には巻回状態に巻取られたホースをその巻回状態のまま取り出 して担ぎ上げることができ、また作業終了後には巻取ドラムを回転させる楽な作 業でホースを回収し且つ他の搭載設備等で押し潰されたりすることなく整頓して トラック等運搬車の荷台に搭載できる。 従って、高所に担ぎ上げる時には巻取状態で担ぎ上げられ、それ以外では低所 で使用されるホースと同様に取り扱われるホース(塗装用ホース等)用として最 適なホース巻取機を提供できる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1乃至図4は本実施例ホース巻取機を示している。
【0009】 ホース巻取機Aは、機枠1、巻取ドラム2、且つ機枠1に対して片持ち状で且 つ回転可能に取付けられ巻取ドラム2の回転中心を構成する筒軸3、給水用接続 金具4、上記巻取ドラム2における遊端側のフランジ部62を構成する起伏可能な 複数枚のホース落下防止板5群からなっている。
【0010】 機枠1は、側面視略半円状の第1縁杆11aの下端を水平な第2縁杆11bで連結 して形成した左右の縦杆11、11を後述する巻取ドラム2の全長よりも若干長い間 隔をもって対向させ、且つ同左右の縦杆11、11の上端、下端間を直線状の横杆41 で各々連結して枠組形成されており、図面においては右側の縦杆11を構成する第 1縁杆11aの中央部位に接近して縦架した一対の固定用縦杆31、31略中高部位に 亘って中央部に中心孔21aを開孔した水平取付板21を横架している。
【0011】 水平取付板21は、上記中心孔21aを中心にしたその中心孔21aを囲む円周状に 等間隔をおいて通孔21bを開孔している。
【0012】 巻取ドラム2とその巻取ドラム2を支持する筒軸3とは一体的に形成され、そ の筒軸3における一端側、即ち上記水平取付板21側を支持部7を介して回転可能 で且つ片持ち状に取り付けている。
【0013】 支持部7は、前記水平取付板21の前記中心孔21a周囲に配置した環状のスペー サー部材17と、スペーサー部材17を介して固着する連絡部材27とからなっている 。
【0014】 スペーサー部材17は、ドーナツ板状を呈し、前記する通孔21bに対応するよう に外周面から内周面方向に亘って貫通した螺孔17a…と、相対する側面方向に亘 って貫通する螺孔17b…を等間隔をおいて交互に開設している。
【0015】 連絡部材27は、上記螺孔17aとの対向位置に螺孔27bを螺設した鍔部27aを周 設すると共に、その鍔部27aに短筒部27cを連設している。
【0016】 これらスペーサー部材17、連絡部材27は、前記水平取付板21の通孔21bと螺孔 17a及び螺孔27bの孔芯を各々一致させてそれら孔21b、17a、27bとに亘って 螺合する締付金具37で一体化してなり、その短筒部27cに筒軸3を軸受け部47を 介して回転可能に取り付けて、前記巻取ドラム2を回転可能で且つ片持ち状に支 持している。
【0017】 給水用接続金具4は、前記水平取付板21の中心孔21a内に挿入され、先端に拡 開筒部14aを有し且つ後端を圧送供給手段(図示せず)からの連絡ホース(図示 せず)を接続するホース用入口部14と、そのホース用入口部14の上記拡開筒部14 aに軸受け部24を介して先端をホース差込部34aとするホース用出口部34を回転 可能に接続して形成してなり、前記する螺孔17b…に螺合する止め金具44の先端 をホース用入口部14における拡開筒部14a外周面に突き当てて、そのホース用入 口部14を筒軸3の回転中心上で水平状に支持している。
【0018】 ホース用出口部34のホース差込部34aは、その先端を断面鋸歯形状にすると共 に、巻取ドラム2上の巻取空間2a内に位置させている。
【0019】 前記する巻取ドラム2は、前記筒軸3において片持ち状に支持した側の端部を 、筒軸3端部から一体に延設する円板部12とその円板部12周縁から水平方向に外 側へ同様に延設した環状面部22を介してフランジ部32を周設して形成している。
【0020】 また、巻取ドラム2は、上記環状面部22に近接するフランジ部32の同一円周上 から適宜間隔をおいて突片部42を突出し、該突片部42に円弧状板52a…各々の一 端を筒軸3に接近・離間する方向に回転可能で且つ片持ち状に枢着して形成した 巻取面52の遊端側のフランジ部62を、各円弧状板52aの遊端に下端を軸支した起 伏可能な複数枚のホース落下防止板5群で形成し、該ホース落下防止板5群を操 作機構72を介して連絡している。
【0021】 上記円弧状板52a…は、図2に示すように各々間に所望の空間52a’を確保し てなり、所望の空間52a’を利用して前記ホース差込部34aを巻取面52の回りの 巻取空間2aに位置させている。
【0022】 ホース落下防止板5は、図3に示すように上記円弧状板52aの幅寸法と同等幅 を有している。
【0023】 この操作機構72は無闇にホース落下防止板5群が倒伏せず、必要時(操作時) にのみホース落下防止板5群が倒伏できるように制御する為のものであり、ホー ス落下防止板5…下端を前記円弧状板52a…の遊端よりも筒軸3側に位置させた 状態で、そのホース落下防止板5…の下端を、図示するように円弧状板52aの裏 面下に位置させた側面視半円板状の揺動用体72aの外端側に固着すると共に同揺 動用体72aの内端側の突片部72bを、円弧状板52a…の裏面に突出した突片部72 cに枢着して、揺動用体72aを、筒軸3の機枠1に対する片持ち側へ回転させる とホース落下防止板5個々が各円弧状板52aの遊端と略連続状で且つ水平な状態 まで倒伏するようにしてなり、筒軸3の遊端側に、上記する揺動用体72aを一括 して回転させたり、その動きを停止させる操作制御部72dが設けられている。
【0024】 操作制御部72dは、筒軸3よりも一回り大径な操作用のスライド筒体72d- 1 から各円弧状板52aに向けて上記する揺動用体72aの中間部に枢着する連絡用突 片部72d- 2を突出し、且つ必要時のみにホース落下防止板5群を倒伏可能にす べくスライド筒体72d- 1の所望位置に螺子体72d- 3(ボルト)及びその螺子 体72d- 3が螺合する螺孔72d- 4を筒軸3に開設して構成してある。
【0025】 上記螺子体72d- 3は、螺孔72d- 4螺合時に各ホース落下防止板5群を鉛直 状態に保持して巻取られたホースBの落下を防止する。
【0026】 また、スライド筒体72d- 1は、上記螺子体72d- 3の螺孔72d- 4への非螺 合時に筒軸3を案内手段として支持部7側に人為的な押動することで、揺動用体 72aをホース落下防止板5個々が円弧状板52aの遊端から離れる方向に水平状と なるまで回転させて巻取面52の遊端側端部を開放する。 尚、図示しないが、操作ハンドルはどれかのホース落下防止板5から突設させ る。 また、先端をホース差込部34aとする前記ホース用出口部34は、詳細には筒軸 3に開孔したほぼ同径の取着孔3aを貫通させ且つその取着孔3aに溶着等適当 な手段でその取着し、更にそのホース差込部34aを円弧状板52a、52a間の前記 空間52a’を挿通させて前記説明のように巻取空間2a内に位置させている。
【0027】 次に本実施例ホース巻取機Aの作用を説明すると、通常は螺子体72d- 3(ボ ルト)が螺孔72d- 4に螺合して鉛直状態になっているホース落下防止板5群で 遊端側のフランジ部62を構成している(図1)。この状態ではホースBの巻取が 可能であり、またホースBは不用意に落下したりすることはない。 螺子体72d- 3(ボルト)に対する螺孔72d- 4との螺合を解き、スライド筒 体72d- 1を支持部7側へ人為的に押動することで、揺動用体72aが揺動してホ ース落下防止板5群を倒伏させ、巻取面52の遊端側を開放して巻取ったホースB を巻取状態のまま取り出すことができるようにする(図4)。
【0028】 尚、本実施例において、ホース差込部34aとホースBの端末部とにワンタッチ 継手(図示せず)の雄部、雌部のどちらか一方を装着して高所に運び込む際に簡 単に巻取状態のホースBがホース巻取機から取り外せるようにしても任意である し、またホースBをその巻取状態のまま型崩れせずに担ぎ上げれるように、同ホ ースBの先端に、巻取状態のホースBを巻き付けるロープ状の掛脱可能な結束具 8を止着しておいても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断面図。
【図2】図1の(2)−(2)線断面図。
【図3】上記図1の側面図。
【図4】ホース落下防止板群を倒伏させた状態を示す縦
断面図。
【符号の説明】
A : ホース巻取機 3 : 筒軸 2 : 巻取ドラム 2a : 巻取空
間 4 : 給水用接続金具 62 : フラン
ジ部(遊端側) 34a : ホース差込部 52 : 巻取
面 5 : ホース落下防止板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取ドラムの回転中心を構成する筒軸を
    機枠に対して片持ち状で且つ回転可能に取付け、先端に
    ホース差込部を有する給水用接続金具を、そのホース差
    込部を上記巻取ドラム周囲の巻取空間に位置させて上記
    筒軸に取付けると共に、巻取ドラムにおける遊端側のフ
    ランジ部を、巻取面端部全周に亘り適宜間隔をおいて下
    端を軸支した起伏可能な複数枚のホース落下防止板群で
    構成したことを特徴とするホース巻取機。
JP1992088417U 1992-12-24 1992-12-24 ホース巻取機 Expired - Lifetime JPH0712382Y2 (ja)

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JPH0712382Y2 JPH0712382Y2 (ja) 1995-03-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013177249A (ja) * 2007-06-14 2013-09-09 Sekisui Chem Co Ltd 帯状部材結束体の製造方法
JP2021104890A (ja) * 2019-12-27 2021-07-26 高周波熱錬株式会社 線材巻き取り装置及び線材処理システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0199869U (ja) * 1987-12-21 1989-07-04

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