JPS5932177Y2 - 電線繰出器 - Google Patents

電線繰出器

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Publication number
JPS5932177Y2
JPS5932177Y2 JP7929980U JP7929980U JPS5932177Y2 JP S5932177 Y2 JPS5932177 Y2 JP S5932177Y2 JP 7929980 U JP7929980 U JP 7929980U JP 7929980 U JP7929980 U JP 7929980U JP S5932177 Y2 JPS5932177 Y2 JP S5932177Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
wire
lower rotary
shaft
ring
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Expired
Application number
JP7929980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS573321U (ja
Inventor
考史 稲垣
一俊 中尾
Original Assignee
日本電信電話株式会社
高千穂産業株式会社
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Publication date
Application filed by 日本電信電話株式会社, 高千穂産業株式会社 filed Critical 日本電信電話株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は各種電線の繰出器に関するものである。
従来、電線束を水平に回転させる形式の繰出器は、電線
の繰出しを中止すると、電線束の慣性により余分な電線
が巻線ドラムから飛出し、床面へ落ちて新たに繰出す際
、巻線ドラムを支持する固定台搬、及び軸等へ電線が喰
込み、そのため繰出機能を阻害する欠点があった。
本考案はこのような従来の欠点を除去するため、巻線ド
ラムを上・下回転盤にて構成し、上・下回転盤の各々の
外周には側壁を設けて電線の繰出し開口部を必要最少限
にとどめ、更に下回転盤の下部にはリング状の壁を、−
取固定台盤の外周にはテーパ一部を有する側壁を設けて
、新らたに繰出しても余剰に飛び出た電線は固定台盤或
は軸等に喰い込むようなことなく繰出しができるように
したものである。
以下本考案の一実施例を図面によに詳細に説明する。
第1図は本考案電線繰出器の一実施例を示す断面図、第
2図は同じくその平面図である。
図において、固定台盤1の中央部には軸2が屹立し、そ
の軸2には下回転盤3がパイプ軸4、軸受メタル5を介
して回転自在にはめ込まれている。
なお下回転盤3とパイプ軸4とは鋲6によって固定され
、下回転盤3の外周部には上方に延びる側壁3aが、ま
た下面にはリング状の壁3bを形成せしめる。
一方、前記固定台盤1の外周壁には立上り壁1aとその
頂部より下方に広がるテーパ一部1bを設け、前記リン
グ状の壁3bが、その立上り壁1a内にはまるようにし
である。
次に、上回転盤7の外周部にも下方に延びる側壁7aを
設は前記軸2にパイプ軸4、軸受メタル5を介して回転
自在にはめ込まれ、上下回転盤7,3は適当な間隙、即
ち必要最少限の電線の繰出し開口部を設けて内側に取付
けた保持棒8(図では3本)により巻線ドラムを構成せ
しめる。
なお、この巻線ドラムは取外しできるようにする。
図では保持棒8の下端がそれぞれ下回転盤3に螺着され
、上端は上回転盤7に設けた孔9及びそれに続く円弧溝
10と3つのうちの1つに鉤形溝11が設けられ、保持
棒8の先端部と係合する。
また、上回転盤7の中央部はパイプ軸4にはまり、保持
棒8との保合は保持棒8の頭部8aを孔9に貫通させた
後、保持棒8を固定した状態で、上回転盤7を右へひね
るように回転させると、保持棒8の首部8bが円弧溝1
0、鉤形溝11と係合する。
鉤形溝11と係合した保持棒8は鉤形溝11の鉤部に納
まるため、係合を解く力(上回転盤7を左へ回転する力
)が加わっても容易には外れないようにしである。
なお、この係合を解くには保持棒8を鉤形溝11の鉤部
から外し、上回転盤7を左へ回転する。
また、12は繰出された線束が崩れるのを防ぐ線束押板
、12aは逃げ孔、13はその押圧ばね、14はボルト
、15はワッシャーである。
次に、その使用方法を説明する。
先ず、上回転盤7と保持棒8との係合を解き、パイプ軸
4から取り外し、その後、押圧ばね13、線束押板12
を取り出す。
次に、電線束16を保持棒8にはめ、線束押板12、押
圧ばね13、上回転盤7の順にパイプ軸4にはめ、上回
転盤7の円弧溝10、鉤形溝11に保持棒8の首部8b
を係合させる。
電線束16の端部を上下回転盤7,3の側壁7a、3a
の開口部から引出す。
従って、電線束16は上・下回転盤1,3と一体となり
、軸2を中心に回転し繰出される。
このようにすると、第3図の斜視図に示すように、電線
の繰出しが全周方向からでき、繰出しを中止した際の慣
性による電線の飛出しは、上下回転盤7,3の側壁7a
、3aにより最小限にとどめることができる。
また、外へ飛出し床面へ落ちた電線は、張力がかかると
固定台盤1の外周テーパ一部1bを登り、下回転盤3の
下部のリング状の壁3bに巻付くが、そのまま引張れば
上・下回転盤7,3が回転し、電線束16から繰出すの
と同様に繰出しができる。
以上詳細に説明したように、本考案によれば電線の引出
しが全周方向からできるので作業者が、その作業位置を
移動しても、その向きを修正する必要がなく、また電線
が繰出器より外へ飛出しても繰出し機能には全く影響な
く、そのまま繰出しを続けることができるので、遠方か
らも安心して操作できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電線繰出器の一実施例を示す断面図、第
2図は同じくその平面図、第3図は本考案電線繰出器の
斜視図である。 1・・・・・・固定台盤、1a・・・・・・立上り壁、
1b・・・・・・テーパ一部、2・・・・・・軸、3・
・・・・・下回転盤、3a・・・・・・側壁、3b・・
・・・・リング状の壁、4・・・・・・パイプ軸、5・
・・・・・軸受メタル、7・・・・・・上回転盤、7a
・・・・・・側壁、8・・・・・・保持棒、8a・・・
・・・頭部、8b・・・・・・首部、9・・・・・・孔
、10・・・・・・円弧溝、11・・・・・・鉤形溝、
12・・・・・・線束押え板、13・・・・・・押圧ば
ね、16・・・・・・電線束。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定台盤の中央部に屹立させた軸に、側壁を有する上下
    回転盤を適当な間隙、即ち電線の繰出し開口部を設け、
    且つ取外し可能に巻線ドラムを構成して回転自在に嵌装
    し、また下回転盤の下部にはリング状の壁を形成し、固
    定台盤の外周部には立上り壁、及びその頂部より下方に
    広がるテーパ一部を設け、該立上り壁の内側に前記リン
    グ状の壁がはまるようにしたことを特徴とする電線繰出
    器。
JP7929980U 1980-06-09 1980-06-09 電線繰出器 Expired JPS5932177Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7929980U JPS5932177Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09 電線繰出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7929980U JPS5932177Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09 電線繰出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS573321U JPS573321U (ja) 1982-01-08
JPS5932177Y2 true JPS5932177Y2 (ja) 1984-09-10

Family

ID=29441787

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7929980U Expired JPS5932177Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09 電線繰出器

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JPS573321U (ja) 1982-01-08

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