JPH0653552A - 光特性測定用溝の形成方法 - Google Patents

光特性測定用溝の形成方法

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JPH0653552A
JPH0653552A JP22512192A JP22512192A JPH0653552A JP H0653552 A JPH0653552 A JP H0653552A JP 22512192 A JP22512192 A JP 22512192A JP 22512192 A JP22512192 A JP 22512192A JP H0653552 A JPH0653552 A JP H0653552A
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JP
Japan
Prior art keywords
wafer
etching
groove
dry etching
forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP22512192A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Aoyanagi
利隆 青柳
Kimio Shigihara
君男 鴫原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0653552A publication Critical patent/JPH0653552A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LDのオンウエハテスト用溝を1回のエッチ
ング工程にて形成する方法を提供する。 【構成】 ドライエッチングに対して耐性のある金属マ
スク3と、それほど耐性のないレジストマスク8を用い
てエッチング窓9を形成し、これにイオン種4を垂直方
向に打ち込むドライエッチングを行うと、一度に、LD
光出射端面6とLD光反射面51を有する溝21が形成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はLD(レーザ・ダイオ
ード)や光導波路等を有する半導体装置の光特性をオン
ウエハで測定する際にドライエッチングを用いて形成す
る溝の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のLDの特性をウエハをチッ
プに分割する前にオンウエハで測定する際のウエハの平
面図であり、ウエハ1上には複数のストライプ状のレー
ザダイオード構造11が形成され、これと直交するよう
に光特性試験用の溝20が形成されている。
【0003】図3は上記ウエハ1に溝20を形成する際
の方法を示すA−A線における工程断面図であり、図に
おいて、2はウエハ1に形成された活性層、5は溝20
のLD光反射面、6は溝20のLD光出射端面であり、
7はLD出射光を示す。
【0004】次に溝の形成方法について説明する。LD
ウエハ1上にエッチング耐性の強い金属マスク3を形成
し、エッチング窓3aをパターニングする。次いでこの
金属マスク3の上から、RIBE,RIE,IBE等の
周知のドライエッチング法を用いてエッチング種4を斜
め方向に打ち込んでエッチングする(図2(a) )。
【0005】そして少なくとも活性層2が露出するまで
エッチングした後、金属マスク3を除去する。このエッ
チングにより露出した斜面のうち、LDウエハ1の上方
に向いた斜面はLD光反射面5となる(図2(b) )。
【0006】そして再び金属マスク31を用いて今度は
LD光反射面5をカバーし、該面5と対向する斜面(L
Dウエハ1の下方に向いている面)はカバーされないよ
うにエッチング窓31aを形成し、金属マスク31の上
からRIBE,RIE,IBE等のドライエッチング法
を用いてエッチング種4を垂直方向に打ち込んでエッチ
ングする(図2(c) )。
【0007】このときLD光反射面5に対向する斜面
が、少なくとも活性層2の深さまでLDウエハ1に対し
て垂直になるようにエッチングされ、この垂直な面をL
D光出射端面6とする。そして最後に金属膜31を除去
し、必要に応じてウエハ裏面,上面にそれぞれ電極10
a,10bを形成する。(図2(d) )。
【0008】以上のようにして検出された溝20を有す
るウエハ1の電極10a,10bに電流を供給し、LD
光出射端面6から出射されたLD出射光7をLD光反射
面5で上方に反射させ、この反射光を図示しない検出器
を用いて観測することで、オンウエハのままでLDの光
強度や波長等の光特性を測定することができる(図2
(d) 参照)。
【0009】なお、エッチングにより形成されたウエハ
端面と劈開により形成されたウエハ端面とではその端面
反射率が異なるため同一の光強度は得られず、上記溝2
0のLD光出射端面6を共振端面とせずに、他の部分を
劈開して共振端面とする場合には、予め作成した対応表
等を用いて、チップ分割後のLD素子の光強度を知るこ
とができる。
【0010】また、2回目のドライエッチング時に用い
られる金属膜31の一部を除去せずにそのまま光特性測
定用の電極10aとして用いる場合もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の光特性測定用溝
の形成方法は、以上のように構成されているので、出射
端面と反射面とを形成するのにドライエッチング工程を
2回行わなければならず、スループットの面で問題があ
った。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、1回のドライエッチング工程
で、オンウエハテスト用の溝を形成できる光特性測定用
溝の形成方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光特性測
定用溝の形成方法は、エッチング耐性の強い第1のマス
ク材と、該マスク材よりもエッチング耐性が弱く、かつ
その膜厚が上記第1のマスク材と近接する端部から徐々
に増大する形状を有する第2のマスク材を用いてドライ
エッチング等の異方性エッチングを行うようにしたもの
である。
【0014】
【作用】この発明においては、第2のマスク材は第1の
マスク材に近接する部分のパターンエッジが斜面状とな
っており、かつ第1のマスク材ほどエッチング耐性が強
くないので、ドライエッチングに対して被エッチング物
であるウエハに斜面形状が形成される。
【0015】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例を図につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例によるLDのオ
ンウエハテスト用溝を形成する方法を示す工程フロー図
であり、図2と同一符号は同一または相当部分を示し、
8はレジストマスクであり、また21は垂直なLD光出
射端面6及びスロープのついたLD光反射面51を有す
るオンウエハテスト用溝である。
【0016】次に工程フローについて説明する。LDウ
エハ1上にエッチング耐性の強い例えばチタン等の金属
マスク3と、該金属マスク3ほどはエッチング耐性の強
くないレジストマスク8を設け、これらマスク3,8間
の隙間をエッチング窓9とする。この際、レジストマス
ク8のパターンエッジ部がエッチング窓9に近づくに従
ってその膜厚が小さくなるような斜面状となるように、
あらかじめレジストマスク8のパターニング時の露光,
現像,ベーキング条件を調整しておく。そしてこれらマ
スク3,8が形成されたウエハ1に対して、RIBE,
RIE,IBE等のドライエッチングを行い、エッチン
グ種4を垂直方向に打ち込む(図1(a))。
【0017】そして少なくとも活性層2が露出するまで
エッチングすると、エッチング窓9の金属マスク3側の
エッジはエッチング耐性が強いので垂直な面が出てLD
光出射端面6となるが、レジストマスク8側のエッジは
エッチング耐性がそれほど強くないのに加えて斜面状と
なっているので、エッチング中にエッチング窓9端から
しだいに後退してゆき、結果として被エッチング面も斜
面状になる。この斜面がLD光反射面51となる(図2
(b) )。このようにして一度のドライエッチング工程で
LD光反射面51と出射端面6が形成される。
【0018】次いで上記各マスク材3,8を全部取り除
き、必要に応じてウエハ裏面,上面にそれぞれ電極10
a,10bを形成する。以上のようにしてウエハ1に形
成された溝21を有するウエハに電流を供給すると、垂
直なLD光出射端面6から出射されたLD光出射光7
が、傾斜したLD光反射面51で上方に反射され、この
反射光を図示しない検出器を用いて観測することで、オ
ンウエハのままでLDの光強度や波長等の光特性を測定
することができる(図1(c) )。
【0019】このように本実施例によれば、LD構造が
形成されたウエハ1上に、金属マスク3と、これに近接
してそのエッジ部の形状が斜面状になっているレジスト
マスク8とを設け、ドライエッチングによりエッチング
種4をウエハに対して垂直方向に打ち込むようにしたの
で、マスクのエッチング耐性の強弱に応じて、金属マス
ク3エッジでは垂直方向にエッチングが進み、一方レジ
スト8のエッジ部ではレジストが徐々に後退するために
斜めに傾斜した形状となり、1回のドライエッチング処
理により、LD光出射端面6及びLD光反射面51を有
する光特性測定用溝21を得ることができ、従来のよう
にドライエッチングを2回行って光特性測定用溝を形成
するのに比べて、スループットの向上を図ることができ
る。
【0020】なお、上記実施例ではドライエッチング耐
性の強いマスクとして金属マスクを用いたが、金属以外
の導電性部材または非導電性部材を用いてもよい。
【0021】また、ドライエッチング時に用いる金属マ
スク3を残して、これを光特性測定時に用いる電極10
aとしてもよく、このようにすることで電極10aの形
成工程を省略することができる。
【0022】さらに上記実施例ではLD構造を有するウ
エハの光特性を測定する場合を例として説明したが、光
導波路等の非発光構造を有するウエハの光特性を溝を用
いて測定する際にも適用でき、同様の効果を奏すること
ができる。なおこの場合にはウエハ上面及び下面には電
極を形成する必要はない。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る光特性測
定用溝の形成方法によれば、発光領域または光導波路が
形成されたウエハ上に、ドライエッチング耐性の異なる
2種類のマスクを設け、かつエッチング耐性の弱いマス
クのエッジ部を斜面状としてドライエッチングを行うよ
うにしたので、光出射端面及び反射面を有するオンウエ
ハテスト用溝が一度のドライエッチング工程で形成さ
れ、スループットの向上を図ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるLDオンウエハテス
ト用溝の形成方法を示す工程フロー図である。
【図2】従来のLDが形成されたウエハの平面図であ
る。
【図3】上記ウエハにオンウエハテスト用の溝を形成す
る方法を示す工程フロー図である。
【符号の説明】
1 LDウエハ 2 活性層 3 金属マスク 4 エッチング種 6 LD光出射端面 7 LD出射光 8 レジストマスク 9 エッチング窓 21 オンウエハテスト用溝 51 LD光反射面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路または発光領域が形成されたウ
    エハの光特性を測定するための溝を、該ウエハの一部に
    形成する方法において、 ウエハ表面に、ドライエッチングに対して耐性の強い第
    1のマスク材を形成する工程と、 上記第1のマスク材よりもドライエッチング耐性の低
    く、かつ上記第1のマスク材と近接する端部から徐々に
    その膜厚が増大する形状を有する第2のマスク材を形成
    する工程と、 上記第1及び第2のマスク材を用いてウエハに垂直方向
    にエッチング種を打ち込む異方性エッチングを施して溝
    を形成する工程とを含むことを特徴とする光特性測定用
    溝の形成方法。
JP22512192A 1992-07-30 1992-07-30 光特性測定用溝の形成方法 Pending JPH0653552A (ja)

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