JPH0613446A - 半導体装置の製造方法,半導体装置の断面形状評価装置及び評価方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法,半導体装置の断面形状評価装置及び評価方法

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JPH0613446A
JPH0613446A JP19158092A JP19158092A JPH0613446A JP H0613446 A JPH0613446 A JP H0613446A JP 19158092 A JP19158092 A JP 19158092A JP 19158092 A JP19158092 A JP 19158092A JP H0613446 A JPH0613446 A JP H0613446A
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JP
Japan
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wafer
semiconductor device
cross
sectional shape
light
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Application number
JP19158092A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Saito
弘之 斉藤
Akio Hayafuji
紀生 早藤
Yoshitatsu Kawama
吉竜 川間
Nobuyoshi Ogasawara
伸好 小笠原
Shigemi Kageyama
茂己 影山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凸あるいは凹状の形状を再現性良く作成し、
特性にばらつきのない半導体装置の製造方法及び、逆メ
サ形状の底面部の線幅を測定することができる半導体装
置の断面形状評価装置及び方法を提供する。 【構成】 エッチングされるクラッド層5中にこれより
もバンドギャップの広いエッチングストッパ層6を設
け、ウエハ33にレーザ光を照射しつつエッチングを行
い、エッチングストッパ層6の消失とともに急激にフォ
トルミネッセンス光の光強度が上昇するのを受光器37
でモニタし、この点をもってエッチング終了とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メサ状の断面形状を
有する半導体装置を製造する方法、及びメサ形状の寸法
を評価するための評価装置及び評価方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図23は例えば、従来の半導体レーザ装
置の製造工程を示す断面図である。図において、1はn
型GaAs基板であり、その上には、n型GaAsバッ
ファ層2,n型AlGaAs下側クラッド層3,AlG
aAs活性層4,p型AlGaAs上側クラッド層5
a,p型AlGaAsエッチングストッパ層6が順次積
層されている。そしてエッチングストッパ層6上には、
エッチングされたp型AlGaAs上側クラッド層5
1,p型GaAsキャップ層71、及びこれら半導体層
の両側にn型GaAsブロック層9が設けられ、さらに
最上部がp型GaAsコンタクト層10により覆われて
いる。なお8は、p型AlGaAs上側クラッド層5
a,p型GaAsキャップ層7のエッチングマスク及び
n型GaAsブロック層9の選択成長マスクとなる保護
膜である。
【0003】次に製造方法について説明する。まず、1
回目の成長で有機金属気相成長法(以下、MOCVD
法)や分子線結晶成長法(以下、MBE法)等を用いて
n型GaAs基板1上に、n型GaAsバッファ層2,
n型AlGaAs下側クラッド層3,AlGaAs活性
層4,p型AlGaAs上側クラッド層5a,p型Al
GaAsエッチングストッパ層6,p型AlGaAs上
側クラッド層5b,p型GaAsキャップ層7を順次形
成し、最表面にSiO2 等の膜をCVD法等を用いて設
け、これを写真製版技術を用いてストライプ状の保護膜
8とする(図23(a))。
【0004】次に露呈した成長層をウェットエッチング
を用いてp型AlGaAsエッチングストッパ層6が露
呈するまで選択的にエッチングする。この際、エッチン
グストッパ層6で深さ方向のエッチングは停止するが、
横方向のエッチング、すなわちサイドエッチングは止ま
らずに進行するため、得られるリッジストライプ幅にば
らつきが生じる(図23(b))。これは同一時間でエッチ
ング処理を行っても、エッチング時の表面酸化膜等の影
響により、エッチングレートにばらつきが生じることに
起因するものと考えられる。
【0005】続いて、n型GaAsブロック層9を成長
し、保護膜8を除去し、最後にp型GaAsコンタクト
層10を成長して図23(c) に示されるような半導体レ
ーザ装置を得る。
【0006】また、例えばJapanese Journal of Applie
d Physics Vol.25,No.6, June, 1986 pp.L498−L500に
示されるように、上クラッド層5b及びキャップ層7を
エッチングする際に、アルゴンイオン等を用いたエッチ
ングにより、上クラッド層5bを所定膜厚残して順メサ
形状とし、その後、熱塩酸等を用いて選択的にエッチン
グを行い逆メサ形状とする方法もある。
【0007】次に上記製造方法を用いて、上クラッド層
5b及びキャップ層7をエッチングして形成された逆メ
サ形状(逆台形型)のストライプの線幅を測定する方法
について説明する。
【0008】図24は上記製造方法により得られたウエ
ハ表面の一部分を示し、ここでは外観形状のみで、各層
は省略されている。図24(a) に示すように、ウエハ1
上には複数の逆メサ形状のストライプ構造(以下、単に
ストライプと言う)11が整然と配列されており、この
ように形成されたストライプ11の上面の線幅W2 は基
板表面に露呈しているため上方から容易に顕微鏡等によ
り観察することで測定することができるが、ストライプ
11下面の線幅W1 を観察するには、図24(b) に示す
ように、例えば試料となるn型GaAs基板1の第2オ
リエンテーションフラット1bと平行な劈開位置12に
沿って基板1を劈開し、図25に示すように、劈開した
試料13を接着材15を用いて台座14に固定し、その
断面を走査電子顕微鏡等を用いて観察し、写真に納める
等して得られた情報から測定するという方法が用いられ
ている。
【0009】さらに図26は、例えば、吉村武晃・鈴木
範人編著「光計測技術と動向」(アイピーシー社・19
90年)に示された従来のレーザ走査法による線幅測定
器の概略構成図である。図において、1はサンプルとな
る半導体基板(以下、サンプルとも言う)、20は半導
体基板1を搭載するステージ、21はレーザ光源であ
り、該光源21から発振されたレーザ光は走査用ミラー
部22,対物レンズ23により半導体基板1に導かれる
ようになっている。また24は走査用ミラー部22を移
動させる駆動部、25は走査用ミラー部22の移動距離
を測定する干渉計、26は半導体基板1からの散乱光を
集光する散乱光集光ミラー、27は散乱光集光ミラー2
6により集められた散乱光を受光し、その強度を検出す
るフォトディテクターである。
【0010】次に動作について説明する。レーザ21か
ら発したレーザ・ビームはステージ20上の半導体基板
1上に垂直に入射する。そしてステージ20を移動させ
て半導体基板1上の任意の位置に照射光を合わせ、この
状態で走査用ミラー部22を移動させてレーザ・ビーム
をサンプル1上で走査させ、このときに生じる散乱光を
散乱光集光ミラー26により集めてフォトディテクター
27で検出する。
【0011】図27及び図28は上記線幅測定器により
測定される半導体基板1表面近傍の外観を示す断面図で
ある。図27及び図28において、29は基板1上の順
メサ状の凸部、28はレーザ・ビーム、30は基板1上
の逆メサ状の凸部である。図27に示すように、基板1
上に順メサ形状の凸部29があると、基板底面(C)及
び上面(A)にはレーザ・ビーム28c,28aは垂直
に入射する。しかし凹凸のエッジ部(B)に入射するレ
ーザ・ビーム28bは散乱される。この散乱された光の
強度変化から凹凸のエッジの位置を特定し、凹凸の幅を
測定する。
【0012】また図6に示すように、基板1上に逆メサ
形状の凸部30がある場合には、基板上面(A,B),
及び基板底面(C)に入射するレーザ・ビーム11a,
11b,及び11cは垂直に入射することとなるが、エ
ッジ部が逆メサ形状となっているため散乱光が発生しに
くく、光強度変化が少なく、サンプル1のストライプ幅
W1 ,W2 はともに測定するのが難しい。しかるにこの
ような場合には、上述のように基板を劈開してその断面
を顕微鏡観察する等の方法がとられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置の製
造方法は以上のように構成されており、逆メサ形状のス
トライプの底面の線幅は再現性に乏しいため製造バラツ
キが大きく、例えばこのような方法でレーザ装置を作製
した場合には横方向の広がり角などの動作特性がロット
間でばらつく等して製造精度の低下及び歩留りの低下を
招くという問題点があった。
【0014】また、従来の半導体装置の断面形状の評価
装置及び評価方法は以上のように構成されており、逆メ
サ形状のストライプの底面の線幅を測定するには基板を
劈開して顕微鏡観察する必要があり、作業工程の増加
や、作業者間での測定誤差の問題や、また劈開により基
板が不定形となり、以降の自動処理に使用不可能となっ
たり、基板の割れや欠けの原因となる等、製造プロセス
におけるin−line評価には極めて不向きであると
いう問題点があった。
【0015】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、逆メサ形状のストライプ底面の
線幅を目標値に精度よく、かつ再現性良く作成し、特性
ばらつきのない半導体レーザ等の装置を得ることができ
る半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0016】また、ウエハを劈開することなく、容易に
逆メサ形状のストライプ底面の線幅を測定することがで
きる半導体装置の断面形状の評価装置及び評価方法を得
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置の製造方法は、エッチング対象となる半導体層中にこ
れよりもバンドギャップの広い半導体層を設け、エッチ
ング時にウエハ表面からのフォトルミネッセンス励起光
の光強度をモニタし、該光強度が最小となった後に急激
に増加する点をエッチング終了点として判定するもので
ある。
【0018】また、エッチング対象となる半導体層表面
の一部に、該半導体層と同一構成のモニタ用半導体層を
設け、エッチング時に上記モニタ用半導体層の消失を検
出してエッチングを終了するようにしたものである。
【0019】また、ウエハを透過する波長を有する観測
光をウエハ裏面に向けて出射する光源と、上記ウエハを
透過した光の光強度を検知する受光器とを設け、上記観
測光を上記ウエハに対して走査して得られる透過光の光
強度の変化から上記ウエハ表面の凹凸形状の幅を測定す
るようにしたものである。
【0020】また、ウエハ上の試験領域において形成さ
れた断面逆台形のストライプ構造間の溝底面を、観察光
を透過不能とする材料を用いて被覆し、上記ウエハ裏面
から上記観察光を照射してウエハを透過した光の光強度
を検出することにより上記ストライプ構造の底面部の線
幅を測定するようにしたものである。
【0021】また、ウエハ上の試験領域に形成された断
面逆台形のストライプ構造間の溝底面をマスクで覆う工
程と、該マスクを用いて上記試験領域のストライプ構造
を選択的に除去する工程とを有し、上記ストライプ構造
を選択的に除去して得られたマスクの開口部を観察する
ことにより上記ストライプ構造の底面部の線幅を測定す
るようにしたものである。
【0022】また、ウエハ上の試験領域に形成されたス
トライプ構造の形状を、高分子材料を用いて型取りし、
上記高分子材料に型取りされたストライプ構造の形状を
観察することにより上記ストライプ構造の底面部の線幅
を測定するようにしたものである。
【0023】また、ウエハ上の試験領域に形成された断
面逆台形のストライプ構造に応力を加えてその底面部分
を境にウエハから分離し、分離されたストライプ構造を
観察することにより上記ストライプ構造の底面部の線幅
を測定するようにしたものである。
【0024】また、断面逆台形のストライプ構造の端部
に長手方向断面が台形となるようなテーパを形成し、該
テーパ面を上方から観察することにより、上記ストライ
プ構造の底面部の線幅を測定するようにしたものであ
る。
【0025】また、ウエハ上のパターン形成領域に断面
逆台形のストライプ構造を形成するとともに、ウエハ上
の試験領域に、上記断面逆台形のストライプ構造の上面
部と同一の線幅をその底面部に有する断面台形のストラ
イプ構造を形成し、ウエハ表面から上記断面台形のスト
ライプ構造の底面の線幅を観察により求め、これより上
記断面逆台形のストライプ構造の底面部の線幅を計算に
より求めるようにしたものである。
【0026】また、ウエハ上の試験領域において、スト
ライプ構造形成用のマスク幅相当の開口を有する断面台
形の浅い溝を形成する工程と、上記溝内をストライプ構
造形成用のマスクで覆った後エッチングを行い、断面逆
台形のストライプ構造を形成するとともに、上記浅い溝
の側壁形状を保ち、エッチング量に応じた開口幅を有す
る浅い溝を上記ストライプ構造の両側に形成する工程と
を有し、上記エッチング時に、上記ストライプ構造形成
用のマスク端面から上記ウエハ表面に形成される浅い溝
の幅の広がりを観察により求め、これにより上記逆台形
の水平方向へのサイドエッチング量を計算により求め、
その底面部の線幅を求めるようにしたものである。
【0027】
【作用】この発明においては、被エッチング半導体層中
に設けられたバンドギャップの広い半導体層が露出する
と急激にフォトルミネッセンス励起光の光強度が増大す
るため、ストライプ構造の線幅が目標値に達するタイミ
ングを知ることができる。
【0028】また、エッチング対象となる半導体層と同
一構成のエッチングモニタ層の消失をもってエッチング
を終了することで、エッチング時の表面形状の相違によ
るエッチング量のばらつきがなくなる。
【0029】また、観察光をウエハ裏面側から照射,走
査すると、ストライプ構造の傾斜部では光は透過せずに
光強度が低下し、ストライプ構造の底面部の線幅を測定
することができる。
【0030】また、ストライプ構造間の溝底面部を観察
光を透過不能とする遮光部材で覆うようにしたから、観
察光は遮光部材で覆われていないストライプ構造の底面
部のみ透過し、この光強度からストライプ構造の底面部
の線幅をオンウエハで調べることができる。
【0031】また、ストライプ構造間の溝底面部を覆う
マスクを設けてエッチングを行い、上記ストライプ構造
を選択的に除去することで、マスクにストライプ底面の
線幅に相当する開口が残り、これからストライプ底面部
の線幅をオンウエハで調べることができる。
【0032】また、ウエハ上の試験領域におけるストラ
イプを高分子材料を用いて型取りし、該高分子材料に型
取りされたストライプの形状を観察する、あるいはウエ
ハ上の試験領域に形成されたストライプを応力を加えて
取り除き、得られたストライプを観察することにより、
ストライプ底面部の線幅をオンウエハで調べることがで
きる。
【0033】また、ストライプ先端にストライプ長手方
向断面が台形となるテーパを形成し、このテーパ面を観
察する、あるいは断面台形のストライプを別途設け、該
ストライプの底面部の線幅を観察することにより、断面
逆台形のストライプの底面部の線幅を計算により求める
ことができる。
【0034】また、ストライプ形成用マスクを配置する
領域に、断面台形の浅い溝を予め設けてエッチングを行
い、ストライプ形成用のマスク端面から、ウエハ表面に
形成される上記浅い溝の幅の広がりを観察することで、
逆台形のサイドエッチング量を計算により求め、その底
面部の線幅をオンウエハで調べることができる。
【0035】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1 図1はこの発明の第1の実施例による半導体装置の製造
方法を説明するための図であり、エッチング制御装置の
構成を示しており、図において、31は透明なエッチン
グ槽、32はエッチング液、33は半導体ウエハ、34
はピンセット、35はエッチング槽31中の半導体ウエ
ハ33にレーザ光を照射するためのレーザ光源、36は
ウエハ33からのフォトルミネッセンス光の中から所定
の波長のものを選択して取り出すための分光器、37は
受光器である。また図2は上記装置を用いてエッチング
される半導体ウエハ33の断面図であり、図23と同一
符号は同一または相当部分を示し、ここではエッチング
ストッパ層6にp型AlGaAs上側クラッド層5a,
5bよりもバンドギャップの広いものが用いられてい
る。61はエッチングされたエッチングストッパ層であ
る。さらに図3はエッチング時間とp型AlGaAsク
ラッド層5bのフォトルミネッセンスピーク波長光の強
度変化の関係を示すグラフ図である。
【0036】次に作用について説明する。図1に示すよ
うにエッチング液32中に図2(a) のように形成された
半導体ウエハ33を入れる。この際、エッチング液32
はGaAs,AlGaAsに対して選択性のないものを
用い、またp型AlGaAsエッチングストッパ層6は
p型AlGaAs上側クラッド層5a,5bよりもバン
ドギャップが広いものとする。
【0037】そして半導体ウエハ33表面からエッチン
グが進むと、その断面形状は図2(a) から図2(b) に示
すように変化し、その時のp型AlGaAs上側クラッ
ド層5bから得られるフォトルミネッセンスピーク波長
光の強度は、図3中の点aから点bのように低下してゆ
く。そして図2(c) に示すように、エッチングがp型A
lGaAsエッチングストッパ層6を貫き、上側クラッ
ド層5bが露出すると、バンドギャップの広いエッチン
グストッパ層6でのフォトルミネッセンス励起光の吸収
がなくなるため、図3中の点cのようにフォトルミネッ
センス光強度が大幅に増加する。ここで例えば、Alx
Ga1-x Asの組成が、クラッド層5でx=0.48,
エッチングストッパ層6でx=0.65ならば、光強度
は約1ケタ増加する。
【0038】以上のように、深さ方向と横方向のエッチ
ング量の関係の再現性が良いことを利用して、エッチン
グがエッチングストッパ層6に達して該層が消失した時
に逆メサ形状の底面での線幅が目標値になるように、予
めエッチングストッパ層6までの深さ(クラッド層5b
の層厚)と、エッチング保護膜8のストライプ幅を決め
ておけば、フォトルミネッセンス光強度が減少した後、
急激に増加した所でエッチングを停止することで、リッ
ジストライプ幅を高い精度で歩留り良く目標値に形成す
ることができる。
【0039】このように本実施例によれば、エッチング
対象となるp型AlGaAs上側クラッド層5中に、該
層よりもバンドギャップの広いp型AlGaAsエッチ
ングストッパ層6を設け、ウエハ表面にレーザ光を照射
して得られるウエハ33からのフォトルミネッセンス励
起光をモニタしつつエッチングを行い、エッチング領域
のエッチングストッパ層6が消失して励起光の吸収がな
くなり、受光器37で検出される光強度が急激に増大す
る点をエッチング終点とするようにしたから、リッジス
トライプの線幅が目標値に達するタイミングを知ること
ができ、リッジストライプの線幅のばらつきを低減で
き、製造歩留りの向上を図ることができる。
【0040】実施例2 図4は本発明の第2の実施例による半導体装置の製造方
法を説明するための工程断面図であり、図において、1
はn型GaAs基板、3は厚さ1.5μmのn型Al0.
5 Ga0.5 Asからなる下側クラッド層、38はAl0.
1 Ga0.9 AsとAl0.5 Ga0.7 AsからなるMQW
構造を有する活性層、5aは厚さ0.3μmのp型Al
0.5 Ga0.5 Asからなる第1の上側クラッド層、6は
厚さ0.1μmのp型Al0.5 Ga0.4 Asからなるエ
ッチングストッパ層、5bは厚さ1.1μmの第2の上
側クラッド層、7は厚さ0.3μmのp型GaAsから
なるキャップ層である。また、39は上記第2の上側ク
ラッド層5bと同一構成の厚さ1.1μmのp型Al0.
5 Ga0.5 Asからなるエッチングモニタ層、40は上
記キャップ層7と同一構成の厚さ0.3μmのp型Ga
Asからなる第2キャップ層である。さらに41はリッ
ジが形成される領域42のエッチングモニタ層39,第
2キャップ層40をエッチングして得られたエッチング
モニタ領域であり、さらに8はSiO2 からなる選択エ
ッチング用並びに選択成長用の保護マスクである。
【0041】次に製造工程について説明する。MOCV
D法やMBE法等を用いてGaAs基板1上に図4(a)
に示す構造の結晶層を成長したウエハを得る。次いで上
記ウエハ上にリソグラフィ技術を用いてフォトレジスト
膜のパターン(図示せず)を形成し、これを選択エッチ
ングマスクとして、第2キャップ層40の一部をエッチ
ングし、続いてフッ酸等のAlGaAsのみを選択的に
エッチングするエッチャントを用いて、エッチングモニ
タ層39の一部をエッチングし、プラズマ処理並びに有
機処理によりフォトレジストパターン(図示せず)を取
り除いて図4(b) に示すエッチングモニタ領域41を形
成する。なお39a,40aはエッチングモニタ領域4
1に残存した第2キャップ層及びエッチングモニタ層で
ある。
【0042】次にCVD法等を用いてSiO2 膜をウエ
ハ全面に成膜し、この上にリソグラフィ技術を用いてフ
ォトレジスト膜のパターン(図示せず)を形成し、これ
を選択エッチングマスクとして、プラズマ処理並びにウ
ェットエッチングにより、ストライプパターン状の選択
エッチング用並びに選択成長用の保護マスク8をリッ
ト、ストライプパターン8上のレジストを取り去る(図
4(c) )。
【0043】次にGaAsをエッチングするエッチャン
トを用い、GaAsキャップ層7を除去する。このとき
エッチングモニタ領域41の第2キャップ層40aもほ
ぼ同様に除去され消失する(図4(d) )。
【0044】次にエッチングモニタ領域41にフォトル
ミネッセンス励起用レーザ光を照射し、フォトルミネッ
センス光の強度を図示しない光検知器によりモニタしな
がら第2上クラッド層5bをエッチングする。この際、
図5に示すように、最初はAlGaAsエッチングモニ
タ層39の大きな光強度IA と、微弱なGaAsキャッ
プ層7からの光強度IG とが得られ、エッチングモニタ
層39のエッチングが進行して薄くなるにつれて光強度
IA が低下する一方、GaAsキャップ層7からの光強
度IG が徐々に増大する。
【0045】そしてエッチングモニタ層39が消失する
と光強度IA は0となり、GaAsキャップ層7からの
光強度IG はエッチングモニタ層39消失前に窓層効果
により極大値を示した後、一定となる。そしてこのフォ
トルミネッセンス光強度の変化が確認された時点を以て
エッチング終了とする(図4(e) )。そして上記マスク
8を用いてリッジ部分両側にGaAsブロック層(図示
せず)を形成した後、上記マスク8を除去する。
【0046】このように、GaAsキャップ層7上の一
部にエッチング対象となるAl0.5Ga0.5 As第2上
クラッド層5bと同一構成のAlGaAsエッチングモ
ニタ層39aを設け、エッチングモニタ領域41にレー
ザ光を照射してモニタ層39aからの励起光をモニタし
つつエッチングを行い、励起光の光強度からモニタ層3
9aの消失を検知し、この時をエッチング終点とするよ
うにしたので、エッチング時の表面酸化膜等の表面形状
の相違によるロット間のリッジ幅のばらつきを低減する
ことができる。
【0047】なお、上記実施例では第1上クラッド層5
aと第2上クラット層5bとの間にエッチングストッパ
層6を設けたが、この場合、必ずしも設ける必要はな
く、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0048】実施例3 図6は本発明の第3の実施例による半導体装置の製造方
法を説明するためのウエハ断面図であり、この実施例で
はエッチングモニタ層に量子井戸層を含む層を設けたも
のである。図6に示すように、GaAsキャップ層7と
エッチングモニタ層39との間にAl0.5 Ga0.5 As
層16,GaAs量子井戸層17が順次積層されてお
り、GaAs量子井戸層17をAl0.5 Ga0.5 Asエ
ッチングモニタ層39とAl0.5 Ga0.5 As層16と
で挟み込み、エッチング時に量子井戸層43の第1量子
準位からの発光をGaAs量子井戸層43内に閉じ込め
てこれをモニタすることにより、エッチングモニタ層3
9の消失をより明確に判定できる効果を奏する。
【0049】実施例4 図7は本発明の第4の実施例による半導体装置の製造方
法を説明するためのウエハ断面図であり、この実施例で
はエッチングモニタ層39とGaAsキャップ層7との
間にGaAs歪量子井戸層45を設けたものであり、こ
のようにすることでエッチングモニタ層39の消失をフ
ォトルミネッセンスだけではなくX線を用いて判定する
ことができる。すなわち下方に歪量子井戸層45を有す
るエッチングモニタ層39にX線を照射してエッチング
を行うと、最初は格子定数に応じた回折ピークが得られ
るが、エッチングモニタ層39が消失すると、格子の歪
みの大きな歪量子井戸層45にX線が照射されて大きな
回折ピークが見られ、この点をもってエッチング終了と
することで、上記実施例と同様の効果を奏することがで
きる。
【0050】なお、上記第4の実施例では歪量子井戸層
にGaAsPを用いているがこれはせん亜鉛鉱結晶構造
を持つものであれば他のものでも良く、上記実施例と同
様の効果を奏する。
【0051】実施例5 図8はこの発明の第5の実施例による半導体装置の断面
形状評価装置を示す構成図であり、図において、図26
と同一符号は同一または相当部分を示し、48はレーザ
21から出射されたビームを透過ビーム49と参照ビー
ム51とに分割するビーム・スプリッタ、51はダイク
ロイックミラー52にて半導体ウエハ1を透過した透過
ビーム49と参照ビーム51とを干渉させて得られる干
渉ビームである。46はサンプル1を搭載し、透過ビー
ム49の通過する開口部を有するステージであり、また
47はビームの光路を作成するためのミラーである。
【0052】次に動作について説明する。レーザ21か
らウエハ1を透過する波長のレーザ光が発振され、ビー
ム・スプリッタ48で分割され、一方は透過ビーム49
となってウエハ1裏面に垂直に入射し、他方は参照ビー
ム50となってダイクロイックミラー52に入射する。
ウエハ1を透過した後の透過ビーム49はダイクロイッ
クミラー52にて参照ビーム50と重ねられて、両者の
干渉ビーム51がフォトディテクター27で検出され
る。そしてステージ46を移動させ、ウエハ1の任意の
位置に透過ビーム49を合わせ、走査用ミラー部22を
移動させて透過ビーム49でウエハ1を走査する。
【0053】図9及び図10はこのときのウエハ表面の
断面図である。図9に示すように、サンプル1上に順メ
サ状の凸部29があると凹凸の上面部(A)及び底面部
(C)では透過光49a,49cはそのまま透過する
が、凹凸のエッジ部(B)では透過ビーム49bは散乱
され、エッジ部での散乱光はウエハ1内部に閉じ込めら
れる。従って、フォトディテクター27で検出される透
過ビーム49の強度変化から凹凸のエッジの位置を特定
し、凹凸の幅を算出することができる。
【0054】また、図10に示すように、逆メサ状の凸
部30のエッジ部でも、オーバーハングのくびれの部分
(B)で散乱が起きる。従って、フォトディテクター2
7で検出される透過ビーム49の強度変化から凹凸のエ
ッジの位置を特定し、凹凸のくびれの幅W1 とオーバー
ハングの上端の幅W2 とを算出することができる。
【0055】ここで例えば、GaAsの吸収帯が0.9
μm程度であるため、上記レーザ光として波長1μm以
上のものを用いると、ウエハ上でのスポット径は数μm
となり、例えば上面幅W2 が4〜5μm,底面幅W1 が
2〜3μmの逆メサ形状の凸部を観測すると、約±5%
の精度で測定を行うことができる。
【0056】さらに、透過ビーム49に参照ビーム50
を干渉させると、両者の位相差に応じた強度変化を有す
る干渉ビーム51が生じる。すなわちメサ部を通過した
ビームとメサのない部分を通過したビームとでは光路長
が異なるため、それぞれ光路長に応じた位相差を有す
る。従ってフォトディテクター27で検出される干渉ビ
ーム51の強度変化から透過ビーム49のサンプル1の
凹凸による位相の変化を算出することができる。サンプ
ル1の異なる位置での透過ビーム49の位相差が分かれ
ば、サンプル1の凹凸の段差を計算することは容易であ
る。
【0057】このように本実施例によれば、透過ビーム
49を、凹凸形状が形成された面とは反対側の面から垂
直に入射させるようにしたので、透過光に対して平行で
ない面では屈折,反射が起こり光強度が急激に減少する
ため、サンプルを非破壊にて逆メサ形状の平坦部と斜面
部分の幅とをともに測定することができる。また、サン
プルを透過したビーム49と参照ビーム50とを干渉さ
せて得られた干渉ビーム51から透過ビーム49の位相
変化量を検出することで、サンプル1の凹凸段差を算出
することもできる。
【0058】実施例6 図11は本発明の第6の実施例による半導体装置の断面
形状評価装置及び該装置を用いた断面形状評価を説明す
るための図であり、この実施例ではフォトディテクター
で検出される干渉ビームの光強度が一定になるように位
相シフタを用いて参照ビームの位相を補正し、そのとき
の位相シフタの位相量からサンプルの凹凸段差を算出す
るようにしたものである。
【0059】図11において、53はビーム・スプリッ
タ48とダイクロイックミラー52との間の光路に設け
られた位相シフタである。
【0060】次に動作について説明する。ビーム・スプ
リッタ48により分割された参照ビーム50は、位相シ
フタ53により位相を変えられた後、ダイクロイックミ
ラー52において透過ビーム49と干渉させられる。こ
のとき透過ビーム49の位相は透過したウエハ1上の凹
凸により変化しているので、干渉ビーム51の強度もそ
れに応じて変化することになる。そこでフォトディテク
ター27で検出される干渉ビーム51の強度が一定にな
るように、位相シフタ53により参照ビーム50の位相
を変化させる。このときサンプル1上の異なる位置での
移相シフタ53による参照ビーム50の移相シフト量の
差は、異なる位置での透過ビーム49の位相差に等し
い。従って、位相シフタ53による位相シフト量から、
サンプル1の凹凸の段差を計算することができる。
【0061】なお上記第5及び第6の実施例では、透過
ビームと参照ビームとを同一のレーザから発するように
したが、参照ビームを他のレーザから発するようにして
もよい。
【0062】実施例7 図12及び図13は本発明の第7の実施例による半導体
装置の断面形状評価方法を説明するための図であり、図
において、54は金属膜、55は入射赤外光、56は透
過赤外光、57は半導体基板1の一部に設けられ、設計
に必要なデバイスパラメータや加工寸法のばらつきを調
べるためのTEG部(Test Element Group)と呼ばれる
試験領域である。
【0063】次に評価方法について説明する。まず、半
導体基板1のTEG部57に、リッジ形成用レジストパ
ターン8を設け(図12(a) )、エッチング等でストラ
イプ状のリッジ(ストライプ構造)11を形成した後
(図12(b) )、蒸着,スパッタ等で金属膜54を全面
に形成し(図12(c) )、次いでレジストパターン8を
除去すると、リッジ11間の分離溝内にのみ金属膜54
が残る(図12(d) )。
【0064】図13に示すように、このようにして形成
されたリッジパターン11を赤外透過型顕微鏡で観察す
ると、例えば基板裏面側から赤外光55を照射すると、
金属膜54により赤外光6が遮光され、リッジ底部の幅
W1 に相当する赤外光56のみが半導体基板1を透過
し、リッジ底部の幅として図示しない赤外検知器により
検出される。
【0065】このように本実施例によれば、半導体基板
1のTEG部57において、リッジパターン11間の溝
部内にのみ金属膜54を設け、基板1に赤外光55を照
射して基板1を透過する赤外光56を検知するようにし
たので、金属膜54の形成されていない部分、すなわち
リッジ11の底面部の線幅W1 を非破壊にて検出するこ
とができる。
【0066】実施例8 図14は本発明の第8の実施例による半導体装置の断面
形状評価方法を説明するための図であり、この実施例で
は上記実施例と同様にして図12(b) のプロセスを経て
リッジ11を形成した後、ストライプ構造形成用のレジ
ストパターン8が形成されていない部分に無電解メッキ
を用いて金属被膜54aを形成した後、レジストパター
ン8を除去するようにしたものである。このようにする
ことで上記第7の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0067】実施例9 図15は本発明の第9の実施例による半導体装置の断面
形状評価方法を説明するための図であり、図に示すよう
に、この実施例ではリッジパターン11の溝部内を、赤
外光を吸収する吸収剤入りのレジスト58で埋め込むよ
うにしたものであり、このようにすることでリッジパタ
ーン11の底面部以外の領域に入射する赤外光55は吸
収され、赤外透過型顕微鏡を用いて観察することで、リ
ッジパターン11の底面部の線幅W1 を知ることができ
る。
【0068】なお上記第7ないし第9の実施例では基板
1の裏面側から赤外光56を入射するようにしたが、基
板1表面から入射するようにしてもよい。
【0069】実施例10 図16は本発明の第10の実施例による半導体装置の断
面形状評価方法を説明するための図である。上記第7な
いし第9の実施例では赤外光を用いてリッジ形状を調べ
る方法について説明したが、この実施例ではTEG部5
7に形成されたリッジパターン間の溝部内にレジストを
設けてエッチングを行いリッジパターンを選択的に除去
し、残存したマスクの開口の大きさを観察することでリ
ッジパターン底面の線幅を測定するようにしたものであ
る。
【0070】すなわち図16(a) に示すように、基板1
上にレジストパターン8を用いてリッジパターン11を
形成した後、TEG部57において、別のレジスト59
を全面に堆積して分離溝を覆い(図16(b) )、上記レ
ジストパターン8を除去して分離溝のみにレジスト59
を残存させ(図16(c) )、この残存したレジスト59
をマスクとしてTEG部57のリッジパターン11が完
全になくなるまでエッチングする(図16(d) )。この
ようにして得られたレジストパターン59の開口部60
の開口幅W3 を顕微鏡等で調べ、リッジパターン11底
部の線幅等の情報を得る。
【0071】このようにTEG部57に形成されたリッ
ジパターン11に加工を施すことで、ウエハを劈開する
ことなく非破壊にてリッジパターン底部の線幅を調べる
ことができる。
【0072】実施例11 図17は本発明の第11の実施例による半導体装置の断
面形状評価方法を説明するための図であり、図に示すよ
うに、この実施例では基板1上に形成りされたリッジパ
ターン上に、例えばSOG等の流動性を有する高分子材
料を塗布,熱処理して硬化させた後、これを基板から分
離し、高分子材料に型取された形状からリッジパターン
の線幅を調べるようにしたものである。
【0073】すなわち、基板1上にリッジパターン11
を形成した後、TEG部57において該パターン形成用
のレジスト(図示せず)を除去し、その上からSOG6
1を塗布,硬化させた後、これを基板1から分離し、S
OG61に型取りされた開口62の幅W4 を調べること
でリッジパターン11の底面部の線幅W1 を知ることが
できる。
【0074】実施例12 図18は本発明の第12の実施例による半導体装置の断
面形状評価方法を説明するための図であり、図に示すよ
うに、この実施例では、SOG等の高分子材料を用いて
TEG部のリッジパターンの型取りを行う際に、ウエハ
外周部等に通常よりも短いリッジパターン11aを形成
し、上記同様にしてSOG等の高分子材料61で埋め込
み、硬化させた後、その型61を基板1と水平方向に引
き抜くことで基板1と分離するようにしたものである。
このようにすることで、型取りした高分子材料を容易に
基板から分離することができる。
【0075】実施例13 図19は本発明の第13の実施例による半導体装置の断
面形状評価方法を説明するための図であり、図に示すよ
うに、この実施例では、TEG部において、両端部が切
れた微小なリッジ(折り取り用リッジ)11bを形成
し、リッジ11bの側面方向から矢印63のように力を
加えて、リッジ底部からリッジ11bを折り、その形状
を調べることによりリッジの上面及び底面の線幅を調べ
るようにしたものである。このようにすることで、ウエ
ハを劈開することなくリッジ形状を知ることができる。
【0076】実施例14 図20は本発明の第14の実施例による半導体装置の断
面形状評価方法を説明するための図であり、図20(a)
はエッチング保護膜8を形成した後に露呈した成長層に
ウェットエッチングを施してリッジストライプを形成し
た後のウエハ1の表面を示す図であり、図20(b) ,
(c) はそれぞれ図(a) の○で囲んだ部分の拡大斜視図及
び上面図である。
【0077】次に断面形状評価方法について説明する。
図20(a) に示したように、エッチング保護膜8を形成
する際に、一部をリッジストライプと直交する方向の辺
が露呈するように除いて形成してあるために、ウェット
エッチングを行うと、図20(b) に示すように、結晶方
位の違いによるエッチングレートの差から、保護膜8の
側面下方には45°の角度を有する逆メサ形状のリッジ
構造が形成され、また保護膜8の端部には(111)面
の露呈した45°の角度を有する順メサ形状の側面が現
れる。この状態で表面から顕微鏡等を用いて観察を行う
と、図20(c) のように見える。すなわちリッジ下部幅
W1 はそのまま読み取ることができる。またリッジ上部
幅W2 は、(111)面の露呈した順メサ形状側面の陵
線を延長し、該稜線上のエッチング保護膜8の各側端辺
からの距離が等しくなる点(α=βとなる点)を外挿で
求めることにより読み取ることができる。さらにリッジ
高さは図20(c) 中、リッジのテーパ部を上面から見た
ときの長さγ(底辺に相当)を読み取ることにより、式
(1) で求めることができる。
【0078】リッジ高さ=√2・γ …(1)
【0079】このように本実施例によれば、保護マスク
8を用いてウエハ1上にリッジパターンを形成する際
に、マスク8の一部に隙間を設けてエッチングして、ス
トライプと直交する方向に(111)面が露出してでき
た順メサ形状のテーパ部を形成したので、このテーパ部
先端((111)面が露出したp型AlGaAs上側ク
ラッド層51)の幅を上方から観察してリッジ底面の幅
W1 を知ることができる。またリッジの高さ及び上面の
線幅W2 も幾何学的な関係からそれぞれ簡単に算出する
ことができる。
【0080】実施例15 図21は本発明の第15の実施例による半導体装置の断
面形状評価方法を説明するための図である。この実施例
では、ウエハ上のTEG部に、リッジパターンを形成す
るための保護膜と同一の保護膜を用いて順メサ形状のリ
ッジパターンを形成し、その形状を測定することで逆メ
サ形状のリッジの底面の幅を見積もるようにしたもので
ある。図において、81はウエハ1上のTEG部に設け
られた順メサ状の凸部29形成用の保護膜である。
【0081】次に断面形状評価方法について説明する。
図21(a) に示すように、逆メサ形状のリッジストライ
プ形成用のエッチング保護膜8と、さらにこれとは別に
順メサ形状のリッジストライプ形成用のエッチング保護
膜81とをウエハ1に形成した後、露呈した成長層にウ
ェットエッチングを施してリッジストライプを形成す
る。
【0082】図21(b) は図21(a) のb−b線におけ
る拡大断面図であり、等方性エッチングにより保護膜8
1下方のウエハ1上には、{111}A面が露呈した順
メサ形状の凸部29が形成されている。また図21(c)
は図21(b) の平面図である。図21(a) に示したウエ
ハを表面から顕微鏡観察すると、図21(c) のように見
える。逆メサ形状のリッジストライプに関するリッジ高
さは図21(c) 中の幅δを読み取ることにより、式(2)
で求めることができる。
【0083】リッジ高さ=2√2・δ …(2)
【0084】同リッジ下部幅は図21(c) 中の幅εを読
み取ることにより、式(3) で求めることができる。 リッジ下部幅=ε−2√2・(リッジ高さ) =ε−8δ …(3)
【0085】さらに 同リッジ上部幅は式(4) で求める
ことができる。
【0086】リッジ上部幅=ε−√2・(リッジ高さ) =ε−4δ …(4)
【0087】実施例16 図22は本発明の第16の実施例による半導体装置の断
面形状評価方法を説明するための図である。この実施例
では、サイドエッチング量からリッジの幅及び高さを算
出するようにしたものである。
【0088】次に断面形状評価方法について説明する。
図22(a) に示すように、キャップ層7上に、後にリッ
ジパターンを形成する際に用いる保護膜の幅に相当する
開口を有するレジスト82を設け、続いて図22(b) に
示すように、深さ100オングストローム程度のメサス
トライプ83が形成されるようにエッチングを施す。こ
のメサストライプ83の深さは100オングストローム
以下であってもエッチング時に消失することはないが、
後の観察を容易にするため以上のような設定としてい
る。
【0089】さらに上記メサストライプ83をSi3 N
4 等の保護膜84で埋め込み(図22(c) )、続いてウ
ェットエッチングによりリッジストライプを形成する
(図22(d) )。
【0090】図22(d) に示した構造を表面から顕微鏡
観察すると、図22(e) のように見える。リッジ高さ
は、予め形成されたメサストライプ83の段差によるエ
ッチングは下方向と横方向のレートが等しいため、図2
2(e) 中の幅ζに等しい。同リッジ下部幅W1 及び同リ
ッジ上部幅W2 は、さらに図22(e) 中のηを読み取り
ことにより、式(5),(6) から求めることができる。
【0091】 リッジ下部幅(W1 )=η−(2+√3)ζ …(5) リッジ上部幅(W2 )=η−(2+√3/3)ζ …(6)
【0092】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体装
置の製造方法によれば、被エッチング半導体層のエッチ
ング終点を、エッチング時間ではなく、フォトルミネッ
センス光の強度変化または、モニタ層の消失を検出して
判定するようにしたから、ストライプの線幅の再現性が
高まり、ロット間の特性ばらつきを低減できる効果があ
る。
【0093】また、ウエハ裏面から観察光を照射して得
られた透過光を検出する、あるいはウエハの試験領域に
形成されたストライプ間の溝底面を観察光を遮光する材
料を用いて被覆して観察光を照射するようにしたから、
逆台形のストライプ底面部の線幅をウエハを非破壊にて
測定できる効果がある。
【0094】また、ウエハの試験領域に形成されたスト
ライプに様々な加工を施し、顕微鏡を用いた表面的な観
察で得られた情報から、ストライプ底面部の線幅を測定
するようにしたので、オンウエハでストライプの加工形
状を調べることができ、評価時間が短縮され、スループ
ットの向上を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による半導体装置の製
造方法を示す図。
【図2】上記実施例により処理されるウエハの様子を示
す図。
【図3】上記実施例によるエッチング時間と光強度の関
係を示す図。
【図4】この発明の第2の実施例による半導体装置の製
造方法を示す図。
【図5】上記実施例によるエッチングの光強度の変化を
示す図。
【図6】この発明の第3の実施例による半導体装置の製
造方法を示す図。
【図7】この発明の第4の実施例による半導体装置の製
造方法を示す図。
【図8】この発明の第5の実施例による半導体装置の断
面形状評価装置の構成を示す図。
【図9】順メサ状の凹凸を有するウエハを上記断面形状
評価装置を用いて測定する際の様子を示す図。
【図10】逆メサ状の凹凸を有するウエハを上記断面形
状評価装置を用いて測定する際の様子を示す図。
【図11】この発明の第6の実施例による半導体装置の
断面形状評価装置の構成を示す図。
【図12】この発明の第7の実施例による半導体装置の
断面形状評価方法を説明するためのウエハ処理工程図。
【図13】上記実施例によりリッジの底面部の線幅を測
定する際の様子を示す図。
【図14】この発明の第8の実施例による半導体装置の
断面形状評価方法を説明するための図。
【図15】この発明の第9の実施例による半導体装置の
断面形状評価方法を説明するための図。
【図16】この発明の第10の実施例による半導体装置
の断面形状評価方法を説明するためのウエハ処理工程
図。
【図17】この発明の第11の実施例による半導体装置
の断面形状評価方法を説明するための図。
【図18】この発明の第12の実施例による半導体装置
の断面形状評価方法を説明するための図。
【図19】この発明の第13の実施例による半導体装置
の断面形状評価方法を説明するための図。
【図20】この発明の第14の実施例による半導体装置
の断面形状評価方法を説明するための図。
【図21】この発明の第15の実施例による半導体装置
の断面形状評価方法を説明するための図。
【図22】この発明の第16の実施例による半導体装置
の断面形状評価方法を説明するための図。
【図23】従来の半導体装置の製造方法を示す図。
【図24】従来の半導体装置の製造方法により製造され
たウエハ表面の様子を示す図。
【図25】従来の半導体装置の製造方法により製造され
たウエハ表面のリッジの形状を測定する際の様子を示す
図。
【図26】従来の半導体装置の断面形状評価装置の構成
図。
【図27】上記の断面形状評価装置を用いて順メサ状の
凹凸を有するウエハを測定する際の様子を示す図。
【図28】上記の断面形状評価装置を用いて逆メサ状の
凹凸を有するウエハを測定する際の様子を示す図。
【符号の説明】
1 n型GaAs基板 2 n型AlGaAsバッファ層 3 n型AlGaAs下側クラッド層 4 AlGaAs活性層 5a p型AlGaAs第1の上側クラッド層 5b p型AlGaAs第2の上側クラッド層 6 エッチング阻止層 7 p型AlGaAsキャップ層 8 ストライプ形成及び選択成長用マスク 11a 短いリッジパターン 11b 折り取り用リッジ 16 AlGaAs層 17 GaAs量子井戸層 21 レーザ 27 フォトディテクター 29 順メサ形状の凸部 30 逆メサ形状の凸部 31 エッチング槽 32 エッチング液 33 半導体ウエハ 34 ピンセット 35 レーザ光源 36 分光器 37 受光器 38 多量子井戸活性層 39 エッチングモニタ層 40 第2キャップ層 41 エッチングモニタ層 42 リッジが形成される領域 45 GaAsP歪量子井戸層 46 ステージ 47 ミラー 48 ビーム・スプリッタ 49 透過ビーム 50 参照ビーム 51 干渉ビーム 53 位相シフタ 54 赤外光遮光用金属膜 54a 無電界メッキによる金属膜 55 入射赤外光 56 透過赤外光 57 TEG部 58 吸収剤入りレジスト 59 リッジ部エッチング用レジストパターン 60 レジストパターン開口部 61 SOG 62 SOGの開口 81 順メサ形成用保護膜 82 レジスト 83 メサストライプ 84 保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 伸好 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社光・マイクロ波デバイス研究所内 (72)発明者 影山 茂己 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社光・マイクロ波デバイス研究所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハ上に複数の半導体層を積層し、ウ
    エットエッチングにより所望の半導体層を断面逆台形の
    ストライプ状に形成する工程を含む半導体装置の製造方
    法において、 エッチング対象となる半導体層中にこれよりもバンドギ
    ャップの広い半導体層を設け、 ウエハにレーザ光を照射して励起されるフォトルミネッ
    センス光の光強度をモニタしつつウエットエッチングを
    行い、 上記光強度が最小となった後に急激に増加する点をエッ
    チング終了点として判断することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 ウエハ上に複数の半導体層を積層し、ウ
    エットエッチングにより所望の半導体層を断面逆台形の
    ストライプ状に形成する工程を含む半導体装置の製造方
    法において、 エッチング対象となる半導体層表面の一部に、該半導体
    層と同一構成のモニタ用半導体層を設け、 エッチング時に上記モニタ用半導体層の消失を検出して
    エッチングを終了することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 上記モニタ用半導体層にレーザ光を照射して得られるフ
    ォトルミネッセンス光の光強度の変化から上記モニタ用
    半導体層の消失を検出することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 ウエハに光を照射して光学的にウエハ表
    面の凹凸形状の幅を測定する半導体装置の断面形状評価
    装置において、 ウエハを透過する波長を有する観測光をウエハ裏面に向
    けて出射する光源と、 上記ウエハを透過した観測光をの光強度を検知する受光
    器とを有し、 上記観測光を上記ウエハに対して走査して得られる上記
    透過光の光強度の変化から上記ウエハ表面の凹凸形状の
    幅を測定することを特徴とする半導体装置の断面形状評
    価装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置の断面形状評
    価装置において、 上記観測光と同一波長の参照光を出射する参照光発生手
    段を設け、 上記ウエハを透過した観測光に上記参照光を干渉させて
    得られる干渉光の光強度の変化から、上記ウエハ表面の
    凹凸形状の段差を測定するようにしたことを特徴とする
    半導体装置の断面形状評価装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の半導体装置の断面形状評
    価装置において、 上記観測光と同一波長の参照光を出射する参照光発生手
    段と、 上記ウエハを透過した観測光に上記参照光を干渉させた
    ときに、上記受光器で検出される干渉光の光強度の変化
    が一定となるように上記参照光の位相を制御する位相制
    御手段を設け、 該位相制御手段による位相制御量に基づいて、上記ウエ
    ハ表面の凹凸形状の段差を測定することを特徴とする半
    導体装置の断面形状評価装置。
  7. 【請求項7】 ウエハに光を照射して光学的にウエハ表
    面の凹凸形状の幅を測定する半導体装置の断面形状評価
    方法において、 ウエハ裏面に、ウエハを透過する波長を有する観測光を
    出射するとともに、これを走査して得られる上記ウエハ
    を透過した光の光強度の変化から上記ウエハ表面の凹凸
    形状の幅を測定することを特徴とする半導体装置の断面
    形状評価方法。
  8. 【請求項8】 ウエハ上に形成された断面逆台形のスト
    ライプ構造の底面部の線幅を非破壊にて測定する半導体
    装置の断面形状評価方法であって、 上記ウエハを透過可能な観察光を用い、 ウエハ上の試験領域における上記ストライプ構造間の溝
    底面を、上記観察光を透過不能とする材料を用いて被覆
    し、 上記ウエハに観察光を照射してウエハを透過する光の光
    強度を検出することにより上記ストライプ構造の底面部
    の線幅を測定することを特徴とする半導体装置の断面形
    状評価方法。
  9. 【請求項9】 ウエハ上に形成された断面逆台形のスト
    ライプ構造の底面部の線幅を非破壊にて測定する半導体
    装置の断面形状評価方法であって、 ウエハ上の試験領域に形成された断面逆台形のストライ
    プ構造間の溝底面をマスクで覆う工程と、 上記マスクを用いて上記試験領域のストライプ構造を選
    択的に除去する工程とを有し、 上記ストライプ構造を選択的に除去して得られたマスク
    の開口部を観察することにより上記ストライプ構造の底
    面部の線幅を測定することを特徴とする半導体装置の断
    面形状評価方法。
  10. 【請求項10】 ウエハ上に形成された断面逆台形のス
    トライプ構造の底面部の線幅を非破壊にて測定する半導
    体装置の断面形状評価方法であって、 ウエハ上の試験領域における上記ストライプ構造による
    段差を流動性を有する高分子材料で埋め込む工程と、 上記高分子材料を硬化させた後、上記ウエハから分離し
    て上記ストライプ構造の形状を型取りする工程とを有
    し、 上記高分子材料に型取りされたストライプ構造の形状を
    観察することにより上記ストライプ構造の底面部の線幅
    を測定することを特徴とする半導体装置の断面形状評価
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の半導体装置の断面形
    状評価方法において、 上記試験領域におけるストライプ構造の終端部が上記ウ
    エハの周縁部近傍に位置するように上記ストライプ構造
    を形成し、上記硬化させた高分子材料を上記ウエハに対
    して平行方向に移動させてウエハから分離することを特
    徴とする半導体装置の断面形状評価方法。
  12. 【請求項12】 ウエハ上に形成された断面逆台形のス
    トライプ構造の底面部の線幅を非破壊にて測定する半導
    体装置の断面形状評価方法であって、 ウエハ上の試験領域に形成された逆台形のストライプ構
    造に応力を加えてその底面部分を境にウエハから分離
    し、分離されたストライプ構造を観察することにより上
    記ストライプ構造の底面部の線幅を測定することを特徴
    とする半導体装置の断面形状評価方法。
  13. 【請求項13】 ウエハ上に形成された断面逆台形のス
    トライプ構造の底面部の線幅を非破壊にて測定する半導
    体装置の断面形状評価方法であって、 その途中に切り欠き部を有するストライプ構造形成用の
    マスクを設ける工程と、 上記マスクを用いてエッチングを行い上記マスク下方に
    断面逆台形のストライプ構造を形成するとともに、上記
    マスクの切り欠き部において、ストライプ構造の長手方
    向に対して断面が台形状となるようなテーパを形成する
    工程とを有し、 上記切り欠き部に露呈するストライプ構造のテーパ面を
    上方から観察することにより、上記ストライプ構造の底
    面部の線幅を測定することを特徴とする半導体装置の断
    面形状評価方法。
  14. 【請求項14】 ウエハ上に形成された断面逆台形のス
    トライプ構造の底面部の線幅を非破壊にて測定する半導
    体装置の断面形状評価方法であって、 ウエハ上のパターン形成領域に断面逆台形のストライプ
    構造を形成するとともに、ウエハ上の試験領域に上記断
    面逆台形のストライプ構造の上面部と同一の線幅をその
    上面部に有する断面台形のストライプ構造を形成し、 ウエハ表面から上記断面台形のストライプ構造の底面の
    線幅を観察により求め、これより上記断面逆台形のスト
    ライプ構造の底面部の線幅を計算により求めることを特
    徴とする半導体装置の断面形状評価方法。
  15. 【請求項15】 ウエハ上に形成された断面逆台形のス
    トライプ構造の底面部の線幅を非破壊にて測定する半導
    体装置の断面形状評価方法であって、 ウエハ上の試験領域において、ストライプ構造形成用の
    マスク幅相当の開口を有する断面台形の浅い溝を形成す
    る工程と、 上記溝内をストライプ構造形成用のマスクで覆った後エ
    ッチングを行い、断面逆台形のストライプ構造を形成す
    るとともに、上記浅い溝の側壁形状を保ち、エッチング
    量に応じた開口幅を有する浅い溝を上記ストライプ構造
    の両側に形成する工程とを有し、 上記エッチング時に、上記ストライプ構造形成用のマス
    ク端面から上記ウエハ表面に形成される浅い溝の幅の広
    がりを観察により求め、これにより上記断面逆台形の水
    平方向へのサイドエッチング量を計算により求め、その
    底面部の線幅を求めることを特徴とする半導体装置の断
    面形状評価方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005091311A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Sharp Corp 格子定数の測定方法
JP2018120988A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 株式会社リコー 面発光レーザ素子及びその製造方法、面発光レーザアレイ、光走査装置、画像形成装置
WO2021117818A1 (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 株式会社カネカ 光電変換素子のエッチング方法、および光電変換素子のエッチング装置

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