JPH0653521A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH0653521A
JPH0653521A JP5117024A JP11702493A JPH0653521A JP H0653521 A JPH0653521 A JP H0653521A JP 5117024 A JP5117024 A JP 5117024A JP 11702493 A JP11702493 A JP 11702493A JP H0653521 A JPH0653521 A JP H0653521A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積度が高く、しかも信頼性の高い不揮発性
半導体記憶装置を提供する。 【構成】 P型のシリコン基板21に形成されたN+
のソース領域23、ドレイン領域24及びコントロール
用拡散領域26と、極薄酸化膜27,28を介して形成
されたフローティングゲート29とからなり、フローテ
ィングゲート29への電子の注入はコントロール用拡散
領域26にドレイン領域24よりも高い電位を印加して
極薄酸化膜27にトンネル電流を流すことにより行い、
フローティングゲート29からの電子の放出はコントロ
ール用拡散領域26にドレイン領域24よりも低い電位
を印加して極薄酸化膜27にトンネル電流を流すことに
より行うという動作原理のメモリセルを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特に電気的消去可能PROM(ElectricallyErasable P
rogramable Read Only Memory、以下E2 PROMと略
称する)のセル構造に係る。
【0002】
【従来の技術】E2 PROMセルについては従来から多
数の提案がなされているが、このうちフロ―ティングゲ
―トにFowler-Nordheim 電流(以下トンネル電流と称す
る)を用いて書き込みあるいは消去を行なうものが知ら
れている。
【0003】こうしたE2 PROMセルは図1の等価回
路に示すようにコントロ―ルゲ―トCG及びフロ―ティ
ングゲ―トFGを有するトランジスタ(以下、フロ―テ
ィングゲ―ト付きトランジスタと称する)Tr1 とセレ
クトトランジスタTr2 とから構成されている。
【0004】従来のE2 PROMセルの構造の一例(I
EEE J. of Solid-State Circuits, vol. SC-17, N
o.5, Oct. 1982, 821)を図2(a)に示す平面図及び
同図(b)に示す断面図を参照して説明する。
【0005】図中1はP型シリコン基板であり、この基
板1表面の図示しないフィ―ルド酸化膜により分離され
た素子領域にはN+ 型ソ―ス領域2、N+ 型ドレイン領
域3及びビット線と接続されるN+ 型ビット線用拡散領
域4が互いに電気的に分離されて形成されている。前記
ソ―ス領域2とドレイン領域3間のチャネル領域上には
極薄酸化膜(thin oxide)5を介して多結晶シリコンか
らなるフロ―ティングゲ―ト6が形成されている。この
フロ―ティングゲ―ト6の両端部は図示しないフィ―ル
ド酸化膜上に延出している。また、このフロ―ティング
ゲ―ト6を含む領域上には多結晶シリコンからなるフロ
―ティングゲ―ト6の熱酸化により形成された多結晶シ
リコン酸化膜7を介してフロ―ティングゲ―ト6より寸
法の大きいコントロ―ルゲ―ト8が形成されている。以
上の各構成要素からフロ―ティングゲ―ト付きトランジ
スタが構成されている。なお、前記極薄酸化膜5はトン
ネル電流が通過し易いようにその膜厚が設計されてい
る。
【0006】また、前記ドレイン領域3とビット線用拡
散領域4間のチャネル領域上には厚さ約700オングス
トローム(以下、Aと記す)のゲ―ト酸化膜9を介して
セレクトゲ―ト10が形成されている。以上の各構成要
素からセレクトトランジスタが構成されている。
【0007】上述したE2 PROMの動作原理は以下の
ようなものである。すなわち、消去操作においてセレク
トトランジスタをONさせ、ドレイン領域3を0Vと
し、コントロ―ルゲ―ト8を高電圧(20V程度)にす
ると極薄酸化膜5を通過するトンネル電流によってフロ
―ティングゲ―ト6に電子が蓄積され、フロ―ティング
ゲ―ト付きトランジスタのVTHが上昇する。
【0008】一方、書き込み操作においてセレクトトラ
ンジスタをONさせ、それぞれドレイン領域3を高電
圧、コントロ―ルゲ―ト8を0Vとするとフロ―ティン
グゲ―ト6中の電子が極薄酸化膜5を通過してドレイン
領域3へ流出し、フロ―ティングゲ―ト付きトランジス
タのVTHが低下する。
【0009】以上の2状態をそれぞれ論理“0”と
“1”に対応させる。上述した従来のE2 PROMセル
が機能を果たすための条件はフロ―ティングゲ―ト6の
電圧(VFG)を計算することにより定まる。このVFG
容量のカップリングによって定まるが、簡単には図3に
示すようにコントロ―ルゲ―ト8とフロ―ティングゲ―
ト6間の容量CT 及びフロ―ティングゲ―ト6とチャネ
ル間の容量CTOを用いて表わすことができる。すなわ
ち、QF をフロ―ティングゲ―ト6内の電荷量とし、コ
ントロ―ルゲ―ト8の電圧をVG 、チャネル領域の電圧
をVC とするとVFG
【0010】
【数1】 となる。ここで、QF =0,VC =0の消去開始時にお
いてVFG
【0011】
【数2】 また、VG =0のプログラム開始時においてVFG
【0012】
【数3】 となる。したがって、同一のVC とVG でVFG0 を高
く、VFG1 を低くするためには
【0013】
【数4】 が条件となり、通常CT /CTO=2〜3に設定される。
【0014】なお、VC 及びVG を低電圧に設定するこ
とができればできるほどセルサイズが縮小できるうえに
LSIとしての信頼性及び歩留りが向上することはいう
までもない。一方、トンネル電流密度JFNは電界Eを用
いて以下のように表わすことができる。
【0015】
【数5】 (ここで、q:電荷,h:プランク定数,φB :バンド
ギャップ,m:質量である。)上記(5)式よりEが大
きいほどJFNが大きくなることがわかる。フロ―ティン
グゲ―ト6内に電荷が蓄積されるためには極薄酸化膜5
を通過するトンネル電流I1 と多結晶シリコン酸化膜7
を通過するトンネル電流I2 との間に|I1 |>|I2
|という関係が成立することが条件であり、それぞれの
電界をE1 ,E2 とすれば|E1 |>|E2 |が必要条
件となる。例えば、VC =0,QF =0の時は
【0016】
【数6】 ここで、ATOは図2(a)図示の斜線部、すなわち極薄
酸化膜5上のフロ―ティングゲ―ト6の面積、AT はフ
ロ―ティングゲ―ト6の斜線部以外の部分(コントロ―
ルゲ―ト8と重なった部分)の面積に対応する。C=ε
A/dより、この条件は前記条件(4)に含まれる。
【0017】ところで、図2(a)及び(b)図示の従
来のE2 PROMセルにおいて極薄酸化膜5の膜厚はV
FGが20V程度で十分なトンネル電流を流すためにはd
1 =100A前後の値に設定される。一方、フロ―ティ
ングゲ―ト6上の多結晶シリコン酸化膜7は膜質や多結
晶シリコンと酸化膜との界面の影響により信頼性良く薄
膜を形成することが困難なため、現状の技術では800
A程度である。
【0018】したがって、例えばCT /CTOを約2.7
に設定すれば、前記(6)式より(ATO+AT )/ATO
は約21.5となる。このため、2μmを用いてパタ―
ンレイアウトを行なった図4から算出すると、極薄酸化
膜5の面積ATO=2×1.5=3(μm2 )、フロ―テ
ィングゲ―ト6の面積ATO+AT =3×21.5=6
4.5(μm2 )となり、1セル当たりでは272μm
2 必要であり、集積度を上げることが困難であった。
【0019】また、従来のE2 PROMセルにおいてフ
ロ―ティングゲ―ト6と多結晶シリコン酸化膜7との界
面には多結晶シリコンのグレイン等に対応する凹凸があ
り、それが電界集中を助長する傾向があるため、前記
(6)式より明らかなようにトンネル電流に影響を及ぼ
す。すなわち、グレイン等のプロセス変動を受け易いフ
ァクタがセルの特性に影響を及ぼすため、信頼性や歩留
り向上にとって望ましくないという欠点があった。
【0020】このような問題を解決するために、米国出
願登録番号4019197にあるように、コントロール
ゲートを半導体基板と反対導電型の拡散層で構成した不
揮発性半導体記憶装置が従来から知られていた。しか
し、フローティングゲートへの電子の注入及び放出はチ
ャネル領域とは別領域に形成した薄いトンネル酸化膜を
介して行う。このため、メモリセル面積の増加が伴うほ
か、電子の注入時間が長くなるに従いメモリセルのしき
い値が過剰に上昇してしまうという問題があった。
【0021】同様に、コントロールゲートが半導体基板
と反対導電型の拡散層からなり、トンネル酸化膜を介し
て浮遊状態のノードに電子を注入及び放出する例が特開
昭52−83074に記載されている。しかし、これは
電子の注入及び放出を異なる領域で行うため、1セルに
つき4個のトランジスタを必要とし、メモリセル面積の
低減を図ることができない。
【0022】さらに同様にコントロールゲートが半導体
基板と反対導電型の拡散層からなるが、メモリセルのソ
ース・ドレインとは別に電子の注入及び放出を行うトン
ネル酸化膜を設ける例が特開昭55−160472に記
載されている。しかし、この例でも1セルにつき3個の
トランジスタと複数の容量素子とが必要なため、メモリ
セル面積の低減を図ることは不可能である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を解
消するためになされたものであり、同一設計ル―ルで集
積度が高く、しかもプロセス変動を受け易いファクタを
除去した信頼性の高い半導体記憶装置を提供しようとす
るものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、第1導電型の半導体領域の表面に間隔
をあけて形成された第2導電型のソース領域、ドレイン
領域及びコントロール用拡散領域と、一部がソース領域
とドレイン領域との間のチャネル領域上に第1の絶縁膜
を介して、他の一部がコントロール用拡散領域上に第1
の絶縁膜と同一の膜厚の第2の絶縁膜を介して形成され
たフローティングゲートとからなり、フローティングゲ
ートへの電子の注入はコントロール用拡散領域にドレイ
ン領域よりも高い電位を印加して第1の絶縁膜にトンネ
ル電流を流すことにより行い、フローティングゲートか
らの電子の放出はコントロール用拡散領域にドレイン領
域よりも低い電位を印加して第1の絶縁膜にトンネル電
流を流すことにより行うことを特徴とするメモリセルを
具備する不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【0025】
【作用】このように、コントロ―ルゲ―トの代わりとな
るコントロ―ル用拡散領域上にメモリセルのゲート絶縁
膜(第1の絶縁膜)と同一の膜厚の第2の絶縁膜を介し
てフロ―ティングゲ―トが形成されているため、コント
ロ―ル用拡散領域とフロ―ティングゲ―トとの間の容量
(CT )は面積を増大させることなく大きく設定するこ
とができ、高集積化することができる。また、電子の注
入及び放出は第1の絶縁膜を介して行うため、従来例の
ようにセルトランジスタとは別個にトンネル絶縁膜領域
を設ける必要がない。これもメモリセルの高集積化につ
ながる。
【0026】また、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とを同
一の膜厚で形成したため、電子の注入時にメモリセルト
ランジスタのしきい値が飽和する。これは第1の絶縁膜
に電子が注入されると共にコントロール用拡散層に電子
が放出するからである。この結果、酸化膜の劣化も生じ
ず、信頼性が向上する。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図5(a)及び
(b)を参照して説明する。なお、図5(a)は本発明
に係るE2 PROMセルの2μmル―ルによるパタ―ン
レイアウト図、同図(b)は同図(a)のB−B線に沿
う断面図である。
【0028】図中21はP型シリコン基板であり、この
基板21表面のフィ―ルド酸化膜22によって囲まれた
素子領域にはN+ 型ソ―ス領域23、N+ 型ドレイン領
域24、N+ 型ビット線用拡散領域25及びコントロ―
ルゲ―トの代わりとなるN+型コントロ―ル用拡散領域
26が互いに電気的に分離されて形成されている。な
お、前記ビット線用拡散領域25とコントロ―ル用拡散
領域26はセル内において前記ドレイン領域24を中心
として互いに反対側の位置に配置されており、前記コン
トロ―ル用拡散領域26は多数のセルに延長して形成さ
れている。前記ソ―ス,ドレイン領域23,24間のチ
ャネル領域上及びコントロ―ル用拡散領域26の一部上
にはそれぞれ極薄酸化膜27,28を介して多結晶シリ
コンからなるフロ―ティングゲ―ト29が形成されてい
る。また、前記ドレイン領域24とビット線用拡散領域
25間のチャネル領域上にはゲ―ト酸化膜30を介して
前記コントロ―ル用拡散領域26と平行な方向に延長す
るようにセレクトゲ―ト31が形成されている。更に、
全面にはCVD酸化膜32が堆積されており、このCV
D酸化膜32上には前記コントロ―ル用拡散領域26及
びセレクトゲ―ト31と直交する方向に延長するよう
に、前記ソ―ス領域23とコンタクトホ―ル33を介し
て接続する共通電位線(Al配線)34及び前記ビット
線用拡散領域25とコンタクトホ―ル35を介して接続
するビット線(Al配線)36が形成されている。な
お、前記コンタクトホ―ル33,35は図5(a)図示
のセルに隣接する他のセルにそれぞれ対称的に形成され
たソ―ス領域あるいはビット線用拡散領域について共通
して使用される。
【0029】上記E2 PROMセルにおいて、消去はコ
ントロ―ル用拡散領域26を高電位、ドレイン領域24
を0Vとし、フロ―ティングゲ―ト29に電荷を蓄積さ
せることにより行なう。また、書き込みはコントロ―ル
用拡散領域26を0V、ドレイン領域24を高電位と
し、フロ―ティングゲ―ト29からドレイン領域24へ
電荷を流出させることにより行なう。セルが選択されて
いない場合はセレクトトランジスタがオフであるか、又
はコントロ―ル用拡散領域26及びドレイン領域24の
電位がフロ―ティングゲ―ト29との電荷移送に関与し
ないように、例えば両者とも高電位あるいは両者とも低
電位等に設定される。
【0030】しかして、上記E2 PROMセルによれば
図5(a)中のフロ―ティングゲ―ト29の斜線部X及
びYが極薄酸化膜27,28の領域を示し、斜線部X及
びYでの容量がそれぞれ図3のCTO及びCT に対応する
ので、極薄酸化膜27,28として全く同一膜厚の酸化
膜を使用するとすれば膜質もほとんど同様と考えられ、
T /CTOは斜線部X及びYの面積比で表現することが
できる。したがって、同一の設計ル―ル(2μmル―
ル)でレイアウトされた図4と図5(a)とを比較する
と、CT /CTO=(Yの面積)/(Xの面積)=9.7
5/3=3.25であり、図4図示の従来のものよりも
大きいにもかかわらず、1セル当りの面積では従来の2
72μm2 に対して、図5(a)では149μm2 とな
り約45%面積を低減することができる。この1セル当
り149μm2 という値は図4のセレクトゲ―ト10を
第3層目の多結晶シリコンを用いて形成した場合とほぼ
同程度であるが、本発明では第1層目の多結晶シリコン
のみで製造されるので、工程が簡便で信頼性,再現性の
よい高いメモリセルを実現することができる。
【0031】また、コントロ―ル用拡散領域26上の極
薄酸化膜28は単結晶シリコンの酸化膜であるのでプロ
セス変動を受けにくく信頼性及び歩留りを向上すること
ができる。
【0032】なお、本発明に係るE2 PROMは図5
(a)に示す構造に限らず、図6に示す構造でもよい。
図6のE2 PROMは多数のセルに亘ってフロ―ティン
グゲ―ト29を覆うように絶縁膜を介して第2層の多結
晶シリコンパタ―ン37を形成し、多結晶シリコンパタ
―ン37を複数のセル毎にコンタクトホ―ル38を介し
てコントロ―ル用拡散領域26と接続することにより、
この多結晶シリコンパタ―ン37を介してコントロ―ル
用拡散領域26に電圧を印加するようにしたものであ
る。したがって、工程的には従来のものと同様である
が、多結晶シリコンパタ―ン37を形成したことにより
以下ような利点が生じる。
【0033】(i) コントロ―ル用拡散領域26のシ―
ト抵抗値ρs に対して多結晶シリコンパタ―ン37のρ
s は1/2〜1/3程度であるのでRC遅延が小さく、
コントロ―ル用拡散領域26を高電圧に設定する消去操
作に要する時間が短縮される。
【0034】(ii) 多結晶シリコンパタ―ン37とフロ
―ティングゲ―ト29間の容量をコントロ―ル用拡散領
域26とフロ―ティングゲ―ト29間の容量に付加する
ことができるので、コントロ―ル用拡散領域26の幅W
を最小ディメンションで設計できる。これによりセル面
積をより一層低下することができる。
【0035】(iii) フロ―ティングゲ―ト29が多結
晶シリコンパタ―ン37により保護されているので、信
頼性をより向上することができる。なお、上記実施例で
は極薄酸化膜を用いたが極薄酸化膜の代わりにシリコン
基板の窒化膜あるいは窒素雰囲気下での酸化膜などを用
いてもよいことは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば高集積
度でしかも信頼性の高い半導体記憶装置を提供できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】E2 PROMセルの等価回路図。
【図2】従来のE2 PROMセルの平面図、及び同図の
B−B線に沿う断面図。
【図3】従来のE2 PROMセルが機能するための条件
を求めるための説明図。
【図4】従来のE2 PROMセルの2μmル―ルによる
パタ―ンレイアウト図。
【図5】本発明の実施例におけるE2 PROMセルの2
μmル―ルによるパタ―ンレイアウト図、及び同図のB
−B線に沿う断面図。
【図6】本発明の他の実施例におけるE2 PROMセル
を一部省略して示す平面図。
【符号の説明】
21…P型シリコン基板、22…フィ―ルド酸化膜、2
3…N+ 型ソ―ス領域、24…N+ 型ドレイン領域、2
5…N+ 型ビット線用拡散領域、26…N+ 型コントロ
―ル用拡散領域、27,28…極薄酸化膜、29…フロ
―ティングゲ―ト、30…ゲ―ト酸化膜、31…セレク
トゲ―ト、32…CVD酸化膜、33,35…コンタク
トホ―ル、34…共通電位線、36…ビット線、37…
多結晶シリコンパタ―ン、38…コンタクトホ―ル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体領域の表面に間隔を
    あけて形成された第2導電型のソース領域、ドレイン領
    域及びコントロール用拡散領域と、 一部が前記ソース領域と前記ドレイン領域との間のチャ
    ネル領域上に第1の絶縁膜を介して、他の一部が前記コ
    ントロール用拡散領域上に前記第1の絶縁膜と同一の膜
    厚の第2の絶縁膜を介して形成されたフローティングゲ
    ートとからなり、 前記フローティングゲートへの電子の注入は前記コント
    ロール用拡散領域に前記ドレイン領域よりも高い電位を
    印加して前記第1の絶縁膜にトンネル電流を流すことに
    より行い、前記フローティングゲートからの電子の放出
    は前記コントロール用拡散領域に前記ドレイン領域より
    も低い電位を印加して前記第1の絶縁膜にトンネル電流
    を流すことにより行うことを特徴とするメモリセルを具
    備する不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリセルに記憶された情報の読み
    出しは前記コントロール用拡散領域を所定電圧にし、前
    記ドレイン領域と前記ソース領域との間が導通するか否
    かを検出することにより行うことを特徴とする請求項1
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 さらに前記第1導電型の半導体領域の表
    面にビット線用拡散領域と、前記ビット線用拡散領域と
    前記ドレイン領域との間の領域上に絶縁膜を介して形成
    したセレクトゲートを具備することを特徴とする請求項
    1記載の不揮発性半導体記憶装置。
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