JPH0653316B2 - 減圧式水中スタッド溶接方法およびその装置 - Google Patents

減圧式水中スタッド溶接方法およびその装置

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JPH0653316B2 JP5350990A JP5350990A JPH0653316B2 JP H0653316 B2 JPH0653316 B2 JP H0653316B2 JP 5350990 A JP5350990 A JP 5350990A JP 5350990 A JP5350990 A JP 5350990A JP H0653316 B2 JPH0653316 B2 JP H0653316B2
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    • B23K9/00Arc welding or cutting
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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水中においてスタッド溶接を行う方法およ
びその装置に関するものである。
〔従来の技術〕
水中においてスタッド溶接を行なう方式としては、スタ
ッド溶接部の水を排除しないで、そのままスタッド溶接
を行なう湿式スタッド溶接方式と、スタッド溶接部の水
を排除してスタッド溶接を行なう乾式スタッド溶接方式
とが知られている。
乾式スタッド溶接方式としては、特開昭55−3387
7号公報および特開昭58−20381号公報により公
表されている方式、すなわち、スタッド溶接ガンの先端
に設けられた水封部材内に空気を送って、その空気圧に
より水封部材と被溶接物との間の水を排除したのち、ス
タッド溶接を行なう方式が知られており、また特公昭6
1−10227号公報により公表されているように、水
封部材と被溶接物との間の水を排水ポンプにより排除し
たのち、水封部材と被溶接物との間にアルゴン,ヘリウ
ム等の不活性ガスを注入し、次いでスタッド溶接を行な
う方式も知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の乾式スタッド溶接方式の場合は、何れもスタ
ッド溶接を行なう部分の雰囲気を大気圧よりも高い圧力
にして、スタッド溶接を行なうので、垂直な被溶接物に
スタッド棒をスタッド溶接する場合は、横向き状態にな
り、そのため溶融金属が垂れ落ち易いという問題があ
り、また第6図に示すように、上部の余盛りがなかった
り、第7図に示すように、片溶け状態になることがあ
る。
また従来のスタッド溶接ガンの場合は、スタッド棒の前
進速度(押込速度)が一定であり、そのため前進速度が
速いときは、溶融プールを飛散させてビード形状を悪く
する傾向があり、また逆に、前進速度が遅いときは、ス
タッド棒が溶融プールに着く時点で、そのプールが固り
始めており、そのため押込み不良の欠陥が生じることに
なり、最適の前進速度を選定することは困難であった。
例えば第8図に示すように、スタッド棒の前進移動速度
を300mm/secに設定した場合は、その移動速度が速
過ぎて、第9図に示すように、垂直な被溶接物5にスタ
ッド溶接されたスタッド棒3の上部に余盛りが形成され
ず、スタッド棒の前進移動速度を200mm/secに設定
した場合は、第10図に示すように、スタッド溶接部の
上部にアンダーカット45や割れ46が発生し、またス
タッド棒の前進移動速度を100mm/secに設定した場
合は、その移動速度が遅過ぎて、スタッド棒の前端が溶
融プールに突入する前に溶融プールが凝固を始め、その
ため第11図に示すように、スタッド棒3の押込み不良
による欠陥が生じるという問題がある。
この発明は、前述の問題点を有利に解決できる減圧式水
中スタッド溶接方法およびその装置を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この発明の減圧式水中スタ
ッド溶接方法においては、スタッド溶接ガンにおける外
筒1の前端部に取付けた弾性材料製水封部材2により、
スタッド棒3の前端部およびこれに嵌設されたフェルー
ル4を囲んだ状態で、前記水封部材2を水中の被溶接物
5の表面に当接し、かつ吸引ポンプ6により、水封部材
2内の水を吸引排出すると共に、水封部材2内を減圧
し、次にスタッド棒3の前端からアークを発生させた状
態で、移動用エアシリンダ7によりスタッド棒3を高速
で前進移動させ、次いでスタッド棒3の前端が溶融金属
のプール面に到達したとき、スタッド棒3を押圧する部
材に、減速用ばね8の抵抗力を作用させて、スタッド棒
3を被溶接物5に向かって低速で前進移動させ、そのス
タッド棒3を被溶接物5にスタッド溶接する。
またこの発明の減圧式水中スタッド溶接装置において
は、スタッド溶接ガンにおける外筒1の前端部に、スタ
ッド棒3の前端部およびこれに嵌設されたフェルール4
を囲む弾性材料製水封部材2が取付けられ、その水封部
材2に吸引ポンプ6が接続され、前記外筒1の後部に連
結されたケーシング9に、移動用エアシリンダ7が固定
され、前記スタッド棒3の後端部を保持するチャック1
0を備えている移動軸11は、前記ケーシング9に前後
摺動自在に嵌設され、前記移動軸11は前記エアシリン
ダ7のピストン杆12に連結され、前記移動軸11に減
速用ばね8が嵌設され、その減速用ばね8の前端部がケ
ーシング9に係合されたとき、減速用ばね8の後端部と
移動軸11のばね受部13との間に間隙Dが設けられて
いる。
〔作用〕
水封部材2の開口縁部を被溶接物5に当接した状態で、
吸引ポンプ6により水封部材2内が減圧され、次にスタ
ッド棒3の前端部からアークが発生された状態で、移動
用エアシリンダ7により移動軸11を介してスタッド棒
3が高速度が前進移動され、続いてスタッド棒3の前端
部が溶融金属のプール面に到達したとき、減速用ばね8
の抵抗力によりスタッド棒3が減速され、そのスタッド
棒3が被溶接物5に向かって低速度で前進移動されてス
タッド溶接される。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
第1図ないし第3図はこの発明の実施例に係る減圧式水
中スタッド溶接装置を示すものであって、スタッド溶接
ガンにおける前後方向に延長する外筒1内に、前後方向
に延長するスタッド棒3が収容され、そのスタッド棒3
の前端部は外筒1から突出し、かつスタッド棒3の前端
部にこれを囲むフェルール4が配置され、そのフェルー
ル4は前後方向に延長する保持筒14内の前部に摺動自
在に嵌合され、その保持筒14の後部外周に固定された
支持リング15は前記外筒1の前端部に嵌合された押ね
じ16により固定されている。前記スタッド棒3の前端
部,フェルール4および保持筒14を囲む環状の弾性材
料製水封部材2の中央側部分は、前記支持リング15の
前面に当接され、前記水封部材2の中央側部分および支
持リング15に挿通されて外筒1に螺合されたボルト1
7により、水封部材2および支持リング15が外筒1の
前端部に固定されている。
前記保持筒14の後端の内向きフランジとフェルール4
の後端面との間に押付用ばね18が介在され、かつ前記
水封部材2の内部に前進移動制限用ストッパ19が固定
され、前記外筒1の前端側に支持盤20が嵌合されてボ
ルト21により固定され、その支持盤20の前部の周囲
に複数の電磁吸着具22が固定され、さらに前記外筒1
の後端部に支承金具23の前端の雄ねじ筒が螺合連結さ
れ、その支承金具23に、支持部材24および電気絶縁
材料製の把手25付きボックス26が嵌合されてボルト
27により固定され、前記ボックス26と支承金具23
とによりケーシング9が構成されている。
スタッド棒3の後端部を嵌入把持するチャック10を前
部に備えている移動軸11は、前記支承金具23に前後
摺動自在に嵌挿され、前記ケーシング9内に固定された
保持部材28に、移動用エアシリンダ7が固定され、そ
のエアシリンダ7におけるピストン杆12の先端部に連
設された雄ねじ軸は、前記移動軸11の後端部に設けら
れたねじ孔に螺合連結され、さらに移動軸11の後端部
に操作板29がボルトにより固定されている。
前記移動軸11の後端部は給電ケーブル30を介して溶
接電源に接続され、前記エアシリンダ7におけるシリン
ダ31の前端面と前記操作板29との間に押圧ばね32
が介在され、前記移動軸11の中間部に嵌設された減速
用ばね8の前端部が支承金具23に係合し、かつエアシ
リンダ7が短縮しているとき、前記減速用ばね8の後端
部と移動軸11の後端のばね受部13との間に間隙Dが
設けられている。また前記エアシリンダ7に伸長用エア
ホース33および短縮用エアホース34が接続され、か
つ前記把手25に溶接スタート用スイッチ35および電
磁吸着具オンオフ用スイッチ36が設けられている。
圧縮空気供給口37を備えてているエジェクターポンプ
からなる吸引ポンプ6は前記支持部材24に固定され、
前記水封部材2に設けられた吸引口38と前記吸引ポン
プ6の吸引口とは吸引ホース39を介して接続され、か
つ前記外筒1の中間部に、その外筒1内に圧縮空気供給
用口金40が螺合連結され、その口金40は、圧縮空気
供給用ホース41を介して水上または陸上の圧縮空気供
給源に接続されている。また前記保持部材28にポテン
ショメータ42が固定され、そのポテンショメータ42
の移動部材43は前記操作板29に連結され、かつ前記
移動部材43の前端部とケーシング9内の前部との間
に、戻しばね44が介在されている。
前記実施例の減圧式水中スタッド溶接装置を使用して水
中スタッド溶接を行なう場合は、まず水封部材2の開口
縁部が被溶接物5に当接された状態で、電磁吸着具オン
オフ用スイッチ36がオンにされて、電磁吸着具22に
通電されることにより、その電磁吸着具22が被溶接物
5に吸着されると共に、フェルール4およびスタッド棒
3が被溶接物5の表面に接触され、かつ溶接開始まで
は、押圧ばね32の押圧力により移動軸11を介してス
タッド棒3が前方に押圧されて、そのスタッド棒3の前
端部が被溶接物5の表面に押付けられる。
次に溶接スタート用スイッチ35を押すと、まず口金4
0から外筒1とスタッド棒3との間に圧縮空気が数秒間
だけ吹込まれたのち、吸引ポンプ6が運転されて、水封
部材2内から吸引ホース39を通って排水が行なわれ
る。このように口金40から圧縮空気が吹込まれると、
その圧縮空気によって、フェルール4および保持筒14
とスタート棒3との間の水分が吹き飛ばされ、水封部材
2内の水分は吸引ホース39を通って排出される。
次いで給電ケーブル30を接続した溶接電源がオンにな
り、スタッド棒3の前端からアークが発生する。
このアーク発生と同時に、短縮用エアホース34からエ
アシリンダ7に圧縮空気が供給されて、エアシリンダ7
が短縮されることにより、移動軸11を介してスタッド
棒3が後方に牽引されて、そのスタッド棒3が被溶接物
5から後方に2〜3mm引き戻される。そして設定時間
(0.7〜0.9秒)の間、アークが持続されると共
に、そのアークが切れると同時またはアークが切れる直
前に、伸長用エアホース33に圧縮空気が供給されてエ
アシリンダ7が伸長され、移動軸11を介してスタッド
棒3が前進移動されていく。
この前進移動速度は、スタッド棒3の前端部が溶融金属
のプール面に到達するまで、すなわち減速用ばね8の両
端部が支承金具23およひばね受部13に突き当たるま
では高速(例えば300mm/sec)であるが、スタッド
棒3の前端部が溶融金属のプール面に到達したとき、減
速用ばね8の両端部が支承金具23およびばね受部13
に突き当たって、その減速用ばね8の抵抗力により減速
される。
したがって、スタッド棒3の前端部が溶融金属のプール
面に到達したのちは、スタッド棒3が低速度(例えば3
0mm/sec)で被溶接物5に向かって前進移動されてス
タッド溶接される。なお前述の一連の動作は、図示しな
い制御装置によりシーケンス制御される。
前述のようにしてスタッド溶接を行なう場合、フェルー
ル4は、溶融プールの垂れ落ちを防止すると共に、アー
ク圧により空気を排除し、溶接プールを空気からシール
ドする機能を発揮する。
第5図はこの発明の方法によるスタッド溶接部を示すも
のであって、スタッド棒3の前端部の全周に均一な余盛
りを有する高品質のスタッド溶接部である。
第4図はこの発明の実施例に係る方法のタイムチャート
を示すものであって、吸引口38からの吸引排出を停止
した状態で圧縮空気供給用口金40から外筒1内に圧縮
空気が吹込まれ、次いで前記圧縮空気の吹込みが停止さ
れると同時に吸引口38から吸引排出が開始される。
次にスタッド棒3の前端部から溶接用のアークが発生さ
れた直後に、スタッド棒3が後退移動され、次いでスタ
ッド棒3がプール面に到達するまで高速で前進移動さ
れ、続いてスタッド棒3が被溶接物5に向かって低速で
前進移動されると共に溶接アークが停止され、かつ吸引
排出が停止される。
なお圧縮空気の吹込み継続したままの状態でスタッド溶
接を行なうと、ビードが飛び散るので不完全溶接にな
る。また外筒1,ケーシング9,ボックス26あるいは
把手25などの制続部の不測の接続不良等により、水中
スタッド溶接装置の内部に海水が侵入してくるのを防止
するために、把手25の開口部43から空気等の気体を
圧送するか、あるいは封入して、水中スタッド溶接装置
内の気体圧力を外部水圧よりも若干高い圧力に保持して
もよい。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
スタッド棒3の前端からアークを発生させた状態で、そ
のスタッド棒3を溶融金属のプール面に到達するまで高
速で前進移動させ、次いで前記スタッド棒3を低速で前
進移動させるので、溶融金属が固まる前にプールを乱す
ことなく、スタッド棒3を所定位置まで前進させること
ができ、そのため全周に均一な余盛りを有する高品質の
スタッド溶接を行なうことができる。
またケーシング9に固定した移動エアシリンダ7のピス
トン杆12に、スタッド棒3を支持している移動軸11
が連結され、その移動軸11を前後摺動自在に支承する
ケーシング9と移動軸11の後部のばね受部13との間
において、その移動軸11に減速用ばね8が嵌設され、
その減速用ばね8の前端部または後端部とケーシング9
の前部または前記ばね受部13との間に間隙Dが設けら
れているので、1台の移動用エアシリンダ7を伸長動作
させるだけで、スタッド棒3を溶融金属のプール面まで
高速で前進移動させ、次いで低速で前進移動させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の実施例に係る減圧式水
中スタッド溶接装置を示すものであって、第1図は一部
切欠縦断側面図、第2図はその装置の前端側部分を拡大
して示す縦断側面図、第3図は前記装置におけるスタッ
ド棒移動装置付近を拡大して示す縦断側面図である。第
4図はこの発明の実施例に係る方法のタイムチャートを
示す図、第5図はこの発明の方法によるスタッド溶接部
を示す側面図である。 第6図および第7図は高雰囲気圧中で行なったスタッド
溶接部の側面図、第8図はスタッド棒を一定速度で前進
移動させる場合の速度設定図、第9図ないし第11図は
スタッド棒の一定移動速度を変更した場合のスタッド溶
接部を示す側面図である。 図において、1は外筒、2は弾性材料製水封部材、3は
スタッド棒、4はフェルール、5は被溶接物、6は吸引
ポンプ、7は移動用エアシリンダ、8は減速用ばね、9
はケーシング、10はチャック、11は移動軸、12は
ピストン杆、13はばね受部、14は保持筒、18は押
付用ばね、19は前進移動制限用ストッパ、22は電磁
吸着具、23は支承金具、25は把手、26はボック
ス、28は保持部材、30は給電ケーブル、32は押圧
ばね、35は溶接スタート用スイッチ、36は電磁吸着
具オンオフ用スイッチ、38は吸引口、39は吸引ホー
ス、40は圧縮空気供給用口金、41は圧縮空気供給用
ホース、42はポテンショメータである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタッド溶接ガンにおける外筒1の前端部
    に取付けた弾性材料製水封部材2により、スタッド棒3
    の前端部およびこれに嵌設されたフェルール4を囲んだ
    状態で、前記水封部材2を水中の被溶接物5の表面に当
    接し、かつ吸引ポンプ6により、水封部材2内の水を吸
    引排出すると共に、水封部材2内を減圧し、次にスタッ
    ド棒3の前端からアークを発生させた状態で、移動用エ
    アシリンダ7によりスタッド棒3を高速で前進移動さ
    せ、次いでスタッド棒3の前端が溶融金属のプール面に
    到達したとき、スタッド棒3を押圧する部材に、減速用
    ばね8の抵抗力を作用させて、スタッド棒3を被溶接物
    5に向かって低速で前進移動させ、そのスタッド棒3を
    被溶接物5にスタッド溶接する減圧式水中スタッド溶接
    方法。
  2. 【請求項2】スタッド溶接ガンにおける外筒1の前端部
    に、スタッド棒3の前端部およびこれに嵌設されたフェ
    ルール4を囲む弾性材料製水封部材2が取付けられ、そ
    の水封部材2に吸引ポンプ6が接続され、前記外筒1の
    後部に連結されたケーシング9に、移動用エアシリンダ
    7が固定され、前記スタッド棒3の後端部を保持するチ
    ャック10を備えている移動軸11は、前記ケーシング
    9に前後摺動自在に嵌設され、前記移動軸11は前記エ
    アシリンダ7のピストン杆12に連結され、前記移動軸
    11に減速用ばね8が嵌設され、その減速用ばね8の前
    端部がケーシング9に係合されたとき、減速用ばね8の
    後端部と移動軸11のばね受部13との間に間隙Dが設
    けられている減圧式水中スタッド溶接装置。
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