JPH065327B2 - 光伝送効率の優れたプラスチツクオプテイカルフアイバ− - Google Patents
光伝送効率の優れたプラスチツクオプテイカルフアイバ−Info
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- JPH065327B2 JPH065327B2 JP59003880A JP388084A JPH065327B2 JP H065327 B2 JPH065327 B2 JP H065327B2 JP 59003880 A JP59003880 A JP 59003880A JP 388084 A JP388084 A JP 388084A JP H065327 B2 JPH065327 B2 JP H065327B2
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- JP
- Japan
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- polymerization
- polymer
- methyl methacrylate
- monomer
- optical fiber
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/02—Optical fibres with cladding with or without a coating
- G02B6/02033—Core or cladding made from organic material, e.g. polymeric material
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は改良された芯成分としてメタクリル酸メチル系
重量体を用いる光伝送効率の優れたプラスチックオプテ
ィカルファイバーに関する。
重量体を用いる光伝送効率の優れたプラスチックオプテ
ィカルファイバーに関する。
プラスチックオプティカルファイバーは無機ガラス、と
くに石英ガラスファイバーと比較して大口径にして可撓
性に優れ、軽量かつ高開口数のものが容易にえられるの
で光源との接続損失が少なく、また工業的に大量生産が
可能であるため極めて安価であるという特徴を有し、短
距離伝送システムへの適用がなされている。しかしなが
らプラスチックオプティカルファイバーは、石英ガラス
ファィバーと比較して光伝送効率の点で劣るという重大
な欠点を有し、その向上のための技術的努力が種々試み
られている。
くに石英ガラスファイバーと比較して大口径にして可撓
性に優れ、軽量かつ高開口数のものが容易にえられるの
で光源との接続損失が少なく、また工業的に大量生産が
可能であるため極めて安価であるという特徴を有し、短
距離伝送システムへの適用がなされている。しかしなが
らプラスチックオプティカルファイバーは、石英ガラス
ファィバーと比較して光伝送効率の点で劣るという重大
な欠点を有し、その向上のための技術的努力が種々試み
られている。
光伝送効率を低下させる要因としては、重合工程中にお
ける塵埃の混入による散乱損失の増大やスケール、オリ
ゴマーなどの着色性物質、着色性原因物質の生成による
紡糸工程での熱劣化の促進、および吸収損失の増大など
が考えられている。
ける塵埃の混入による散乱損失の増大やスケール、オリ
ゴマーなどの着色性物質、着色性原因物質の生成による
紡糸工程での熱劣化の促進、および吸収損失の増大など
が考えられている。
これらの要因を除去または軽減するため従来より種々の
改善方法が提案されており、たとえば特公昭53-42261
号、特開昭58-118603号、特開昭58-88701号、特開昭58-
88702号および特開昭58-171405号各公報などに示されて
いる1つの重合反応槽による完全均一攪拌混合型の連続
塊状重合方式があげられる。
改善方法が提案されており、たとえば特公昭53-42261
号、特開昭58-118603号、特開昭58-88701号、特開昭58-
88702号および特開昭58-171405号各公報などに示されて
いる1つの重合反応槽による完全均一攪拌混合型の連続
塊状重合方式があげられる。
しかしながら、この方式は一般的な成形材料としてのメ
タクリル酸メチル系重合体の製造法として特公昭52-326
65号公報に記載されている方法における重合開始剤と分
子量調節剤との量比、重合率、重合温度条件などを単に
引用したにすぎない。したがって一般成形材料用樹脂を
大量生産することおよび生産性を第1義目的とする上記
製造法は、高レベルの光伝送効率をうることを第1義目
的とする高品質のメタクリル酸メチル系重合体の製造法
とはその技術思想および要求品質レベルにおいて格段に
相違するものである。本発明者らの検討するところで
は、上記のような1つの重合槽による完全均一攪拌混合
型の連続塊状重合方式においては、塵埃の混入やスケー
ル、オリゴマーなどの着色性物質、着色性原因物質の生
成が極めて起こりやすく、高レベルの光伝送効率を有す
るプラスチックオプティカルファイバーに用いられるメ
タクリル酸メチル系重合体をうるにはその要求される品
質レベルからみて到底満足しうる結果がえられないこと
が明らかになった。
タクリル酸メチル系重合体の製造法として特公昭52-326
65号公報に記載されている方法における重合開始剤と分
子量調節剤との量比、重合率、重合温度条件などを単に
引用したにすぎない。したがって一般成形材料用樹脂を
大量生産することおよび生産性を第1義目的とする上記
製造法は、高レベルの光伝送効率をうることを第1義目
的とする高品質のメタクリル酸メチル系重合体の製造法
とはその技術思想および要求品質レベルにおいて格段に
相違するものである。本発明者らの検討するところで
は、上記のような1つの重合槽による完全均一攪拌混合
型の連続塊状重合方式においては、塵埃の混入やスケー
ル、オリゴマーなどの着色性物質、着色性原因物質の生
成が極めて起こりやすく、高レベルの光伝送効率を有す
るプラスチックオプティカルファイバーに用いられるメ
タクリル酸メチル系重合体をうるにはその要求される品
質レベルからみて到底満足しうる結果がえられないこと
が明らかになった。
すなわち、1つの重合槽による完全均一攪拌混合型の連
続塊状重合方式の技術思想は前記特公昭52-32665号公報
中に記載されているごとく、「反応域全体にわたる均一
な混合が行なわれること」、すなわち重合反応が定常状
態に達した時点においては、以後追加される単量体、重
合開始剤および分子量調節剤からなる混合物は瞬時に重
合反応槽全体に均一に攪拌混合され、重合槽中の単量
体、重合開始剤、分子量調節剤および生成した重合体の
濃度はそれぞれ一定であり、そのそれぞれ一定の濃度に
ある重合体含有溶液が排出されることが必要条件である
とするものである。
続塊状重合方式の技術思想は前記特公昭52-32665号公報
中に記載されているごとく、「反応域全体にわたる均一
な混合が行なわれること」、すなわち重合反応が定常状
態に達した時点においては、以後追加される単量体、重
合開始剤および分子量調節剤からなる混合物は瞬時に重
合反応槽全体に均一に攪拌混合され、重合槽中の単量
体、重合開始剤、分子量調節剤および生成した重合体の
濃度はそれぞれ一定であり、そのそれぞれ一定の濃度に
ある重合体含有溶液が排出されることが必要条件である
とするものである。
上記のごとき必要条件が達成されるためには、本発明者
らの検討するところによれば、重合体溶液の粘度を10ポ
イズ以下に維持することが必要であり、そのためには上
記公報中にも記載されているごとく、重合温度を150℃
前後の高温とすること、あるいは多量の溶剤を添加して
重合系の粘度を低下せしめることが必要である。
らの検討するところによれば、重合体溶液の粘度を10ポ
イズ以下に維持することが必要であり、そのためには上
記公報中にも記載されているごとく、重合温度を150℃
前後の高温とすること、あるいは多量の溶剤を添加して
重合系の粘度を低下せしめることが必要である。
しかるにそのような高い重合温度ではスケールの発生、
付着、混入やオリゴマーなどの着色性物質、着色性原因
物質の生成が避けられない。また多量の溶剤を用いるば
あい、それに伴って溶剤中からの微量不純物の混入量が
増加すること、重合速度の低下による多量の重合開始剤
の使用に伴なって重合開始剤残基が重合体末端において
増大し、その結果着色性原因官能基が増大すること、溶
剤と重合開始剤または分子量調節剤相互の別反応により
着色性物質、着色性原因物質が生成することなどの欠点
が生ずる。
付着、混入やオリゴマーなどの着色性物質、着色性原因
物質の生成が避けられない。また多量の溶剤を用いるば
あい、それに伴って溶剤中からの微量不純物の混入量が
増加すること、重合速度の低下による多量の重合開始剤
の使用に伴なって重合開始剤残基が重合体末端において
増大し、その結果着色性原因官能基が増大すること、溶
剤と重合開始剤または分子量調節剤相互の別反応により
着色性物質、着色性原因物質が生成することなどの欠点
が生ずる。
さらに上記方式により連続塊状重合を長時間継続するば
あいは、平均滞溜分布の理論からも明らかなごとく、理
論的、平均的には生成する重合体、オリゴマーなどの着
色性物質、着色性原因物質、スケールなどは平均滞溜時
間内に排出されることが可能であるかもしれないが、現
実的、技術的には完全均一攪拌混合は決してなしえない
ことは初歩的な化学工学的知識を有する者であれば自明
のことである。それによれば、これらの反応混合物は部
分的には長時間滞溜しており、その間これらの反応物は
さらに複雑な副反応により着色性物質、着色性原因物
質、スケールを生成し、それらは重合機壁、配管、バル
ブなどに付着、蓄積され、徐々に排出される重合体溶液
に混入し、その量は重合継続時間が長くなるに伴い増大
してくる。一般的成形材料として用いられるメタクリル
酸メチル系重合体においては、上記のような少量のスケ
ール、着色性物質、着色性原因物質などの混入は全く問
題とする必要はないが、高レベルの光伝送効率を達成す
べきプラスチックオプティカルファイバーに上記方式で
えたメタクリル酸メチル系重合体を用いると、着色性物
質、着色性原因物質は紡糸工程中における熱劣化を促進
し、可視領域での吸収損失を増大させるとともに、スケ
ールの混入は散乱損失を増大させ、光伝送効率を致命的
に低下させることが明らかであり、少量といえども到底
許容される範囲の量ではない。このような欠陥を改善す
るためには特開昭48-86990号、特開昭49-37993号各公報
および米国特許第3252950号明細書などに記載されてい
るような2つ以上の重合機を有する重合プロセスを用
い、とくに高重合率の領域では滞溜の少ないセルフクリ
ーニング性の優れたプラグフロー型の重合機を用いる連
続塊状重合方式を用いるのが好ましいことは当業者には
容易に推定される。
あいは、平均滞溜分布の理論からも明らかなごとく、理
論的、平均的には生成する重合体、オリゴマーなどの着
色性物質、着色性原因物質、スケールなどは平均滞溜時
間内に排出されることが可能であるかもしれないが、現
実的、技術的には完全均一攪拌混合は決してなしえない
ことは初歩的な化学工学的知識を有する者であれば自明
のことである。それによれば、これらの反応混合物は部
分的には長時間滞溜しており、その間これらの反応物は
さらに複雑な副反応により着色性物質、着色性原因物
質、スケールを生成し、それらは重合機壁、配管、バル
ブなどに付着、蓄積され、徐々に排出される重合体溶液
に混入し、その量は重合継続時間が長くなるに伴い増大
してくる。一般的成形材料として用いられるメタクリル
酸メチル系重合体においては、上記のような少量のスケ
ール、着色性物質、着色性原因物質などの混入は全く問
題とする必要はないが、高レベルの光伝送効率を達成す
べきプラスチックオプティカルファイバーに上記方式で
えたメタクリル酸メチル系重合体を用いると、着色性物
質、着色性原因物質は紡糸工程中における熱劣化を促進
し、可視領域での吸収損失を増大させるとともに、スケ
ールの混入は散乱損失を増大させ、光伝送効率を致命的
に低下させることが明らかであり、少量といえども到底
許容される範囲の量ではない。このような欠陥を改善す
るためには特開昭48-86990号、特開昭49-37993号各公報
および米国特許第3252950号明細書などに記載されてい
るような2つ以上の重合機を有する重合プロセスを用
い、とくに高重合率の領域では滞溜の少ないセルフクリ
ーニング性の優れたプラグフロー型の重合機を用いる連
続塊状重合方式を用いるのが好ましいことは当業者には
容易に推定される。
したがって、上記のような1つの重合槽での完全均一攪
拌混合型の連続塊状重合方式を、高レベルの光伝送効率
を有するプラスチックオプティカルファイバーに用いら
れる高品質が要求されるメタクリル酸メチル系重合体の
製造方法として採用することは技術的観点からみて不適
当であると思われる。
拌混合型の連続塊状重合方式を、高レベルの光伝送効率
を有するプラスチックオプティカルファイバーに用いら
れる高品質が要求されるメタクリル酸メチル系重合体の
製造方法として採用することは技術的観点からみて不適
当であると思われる。
さらに上記特開昭58-88701号、特開昭58-88702号および
特開昭58-118603号各公報には、特公昭52-32665号およ
び特公昭53-42261号各公報に記載されている重合開始剤
配合量の範囲限定式: 10≧A1/2・B−1/2×103 (1) 3≧A・B×105 (2) 2.9≧A-1(B+10.3)×10-6 (3) A=単量体フィード100中のラジカル重合体開始剤の
モル数 B=ラジカル重合開始剤の重合温度における半減期(時
間) のうち、(2)および(3)式の記載が除外されている。上記
特公昭52-32665号および特公昭53-42261号各公報は、 「1) (2)式A・B×105の値が3よりも大きいと装置類
への重合体の望ましくない付着(スケール)がおこる。
特開昭58-118603号各公報には、特公昭52-32665号およ
び特公昭53-42261号各公報に記載されている重合開始剤
配合量の範囲限定式: 10≧A1/2・B−1/2×103 (1) 3≧A・B×105 (2) 2.9≧A-1(B+10.3)×10-6 (3) A=単量体フィード100中のラジカル重合体開始剤の
モル数 B=ラジカル重合開始剤の重合温度における半減期(時
間) のうち、(2)および(3)式の記載が除外されている。上記
特公昭52-32665号および特公昭53-42261号各公報は、 「1) (2)式A・B×105の値が3よりも大きいと装置類
への重合体の望ましくない付着(スケール)がおこる。
2) (3)式の右辺が2.9よりも大きくなると副反応特にオ
リゴマーの生成が大きくなる傾向がある。」 と記載されており、(2)および(3)式を逸脱した範囲では
スケールの発生、付着およびオリゴマーなどの着色性物
質、着色性原因物質などの発生が著しく増大することを
意味している。したがって、上記特開昭58-88701号、特
開昭58-88702号および特開昭58-118603号各公報の記載
には、高レベルの光伝送効率を有するプラスチックオプ
ティカルファイバーに用いられる高品質が要求されるメ
タクリル酸メチル系重合体をうるための最も重要な技術
的構成要件が除外されていることになり、上記(1)式の
範囲限定だけでも目的とする性能がえられると主張する
ことは技術的および論理的に矛盾する。
リゴマーの生成が大きくなる傾向がある。」 と記載されており、(2)および(3)式を逸脱した範囲では
スケールの発生、付着およびオリゴマーなどの着色性物
質、着色性原因物質などの発生が著しく増大することを
意味している。したがって、上記特開昭58-88701号、特
開昭58-88702号および特開昭58-118603号各公報の記載
には、高レベルの光伝送効率を有するプラスチックオプ
ティカルファイバーに用いられる高品質が要求されるメ
タクリル酸メチル系重合体をうるための最も重要な技術
的構成要件が除外されていることになり、上記(1)式の
範囲限定だけでも目的とする性能がえられると主張する
ことは技術的および論理的に矛盾する。
本発明者らは、以上記載したような従来技術の致命的欠
陥を改善するべく鋭意検討を重ねた結果、スケールの混
入がなく、オリゴマーなどの着色性物質、着色性原因物
質の生成が少なく、かつ紡糸工程での熱劣化が軽減さ
れ、光伝送効率が飛躍的に向上されたプラスチックオプ
ティカルファイバーを開発し、本発明に到達した。
陥を改善するべく鋭意検討を重ねた結果、スケールの混
入がなく、オリゴマーなどの着色性物質、着色性原因物
質の生成が少なく、かつ紡糸工程での熱劣化が軽減さ
れ、光伝送効率が飛躍的に向上されたプラスチックオプ
ティカルファイバーを開発し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、芯成分としてメタクリル酸メチル系
重合体、さや成分としてフッ素含有重量体からなるプラ
スチックオプティカルファイバーにおいて、メタクリル
酸メチルエステルを主体とする単量体と重合開始剤と分
子量調節剤とからなる単量体混合物を1つの重合槽で重
合し、えられた重合体溶液中の重合体含量が40〜60%
(重量%、以下同様)に到達した時点において、上記重
合体含量を維持するようにメタクリル酸メチルを主体と
する単量体と分子量調節剤とからなる単量体混合物を追
加しつつ前記重合体溶液を排出し、残存単量体を除去し
てえたメタクリル酸メチル系重合体を芯成分樹脂として
用いることを特徴とするプラスチックオプティカルファ
イバーである。以下照明に説明する。
重合体、さや成分としてフッ素含有重量体からなるプラ
スチックオプティカルファイバーにおいて、メタクリル
酸メチルエステルを主体とする単量体と重合開始剤と分
子量調節剤とからなる単量体混合物を1つの重合槽で重
合し、えられた重合体溶液中の重合体含量が40〜60%
(重量%、以下同様)に到達した時点において、上記重
合体含量を維持するようにメタクリル酸メチルを主体と
する単量体と分子量調節剤とからなる単量体混合物を追
加しつつ前記重合体溶液を排出し、残存単量体を除去し
てえたメタクリル酸メチル系重合体を芯成分樹脂として
用いることを特徴とするプラスチックオプティカルファ
イバーである。以下照明に説明する。
本発明のプラスチックオプティカルファイバーをうる第
1の過程は、1つの重合槽に所定量の単量体、重合開始
剤および分子量調節剤を一括して全量仕込み、重合率が
40〜60%になるまで所定の重合温度で重合せしめること
である。重合率が40%未満のばあいは残存単量体の除去
が困難となり、60%を超えるばあいは重合系の粘度が上
昇し、攪拌が困難となるので40〜60%の範囲内に重合率
を維持することが好ましく、より好ましくは45〜55%、
とくに好ましくは48〜50%である。
1の過程は、1つの重合槽に所定量の単量体、重合開始
剤および分子量調節剤を一括して全量仕込み、重合率が
40〜60%になるまで所定の重合温度で重合せしめること
である。重合率が40%未満のばあいは残存単量体の除去
が困難となり、60%を超えるばあいは重合系の粘度が上
昇し、攪拌が困難となるので40〜60%の範囲内に重合率
を維持することが好ましく、より好ましくは45〜55%、
とくに好ましくは48〜50%である。
重合温度は所望の重合率に応じて80〜130℃の範囲内が
好ましく、より好ましくは90〜120℃、とくに好ましく
は100〜110℃である。重合温度が80℃未満では重合系の
粘度が上昇し、攪拌が困難となり、130℃を超えるばあ
いはオリゴマーなどの着色性物質、着色性原因物質の生
成が増大し、いずれも好ましくない。
好ましく、より好ましくは90〜120℃、とくに好ましく
は100〜110℃である。重合温度が80℃未満では重合系の
粘度が上昇し、攪拌が困難となり、130℃を超えるばあ
いはオリゴマーなどの着色性物質、着色性原因物質の生
成が増大し、いずれも好ましくない。
重合速度は重合率が40〜60%の範囲内の所望の重合率に
到達した時点において10%/Hr以下にすることが好まし
く、より好ましくは5%/Hr以下、とくに好ましくは2
%/Hr以下である。
到達した時点において10%/Hr以下にすることが好まし
く、より好ましくは5%/Hr以下、とくに好ましくは2
%/Hr以下である。
重合速度が10%/Hrを超えると所望の到達重合率での重
合のコントロールが困難となるので好ましくない。
合のコントロールが困難となるので好ましくない。
本発明で用いられる芯成分としてのメタクリル酸メチル
系重合体はメタクリル酸メチル単独重合体以外にメタク
リル酸メチルと共重合可能な単量体との共重合体でもよ
く、そのような共重合可能な単量体を例示すればアクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルなど
があげられ、それらの配合割合は共重合体中約10%であ
る。
系重合体はメタクリル酸メチル単独重合体以外にメタク
リル酸メチルと共重合可能な単量体との共重合体でもよ
く、そのような共重合可能な単量体を例示すればアクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルなど
があげられ、それらの配合割合は共重合体中約10%であ
る。
本発明で用いられる重合開始剤は所望の到達重合率、重
合温度、重合速度に応じて従来用いられる任意のものを
適宜選択して用いることができ、そのような重合開始剤
を例示すればアゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシ
クロヘキサンカルボニトリル、ベンゾイルパーオキサイ
ド、t−ブチルパーオキサイドなどがあげられ、それら
の使用量としては適切な重合コントロールが可能な範囲
で用いればよい。
合温度、重合速度に応じて従来用いられる任意のものを
適宜選択して用いることができ、そのような重合開始剤
を例示すればアゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシ
クロヘキサンカルボニトリル、ベンゾイルパーオキサイ
ド、t−ブチルパーオキサイドなどがあげられ、それら
の使用量としては適切な重合コントロールが可能な範囲
で用いればよい。
本発明で用いられる分子量調節剤は最終的にえられる重
合体に着色などの悪影響を及ぼさないものであれば従来
用いられる任意のものを適宜選択して用いることがで
き、そのような分子量調節剤を例示すればn-ブチルメル
カプタン、t-ブチルメルカプタン、n-ドデシルメルカプ
タン、t-ドデシルメルカプタンなどがあげられ、それら
の使用量としては最終重合体の重量平均分子量が8〜15
万の範囲になるように使用するのが好ましい。
合体に着色などの悪影響を及ぼさないものであれば従来
用いられる任意のものを適宜選択して用いることがで
き、そのような分子量調節剤を例示すればn-ブチルメル
カプタン、t-ブチルメルカプタン、n-ドデシルメルカプ
タン、t-ドデシルメルカプタンなどがあげられ、それら
の使用量としては最終重合体の重量平均分子量が8〜15
万の範囲になるように使用するのが好ましい。
本発明で用いられるメタクリル酸メチル単量体は精留効
果の高い蒸留器によって不純物を除去したもの、あるい
は適正な前処理を行ったのちさらに蒸留して塵埃、遷移
金属、着色性不純物のない高純度な単量体としたものを
用いる。
果の高い蒸留器によって不純物を除去したもの、あるい
は適正な前処理を行ったのちさらに蒸留して塵埃、遷移
金属、着色性不純物のない高純度な単量体としたものを
用いる。
本発明で用いられる重合開始剤、分子量調節剤を仕込む
に際しては、一般にそれらが微少量であるため塵埃など
の混入がないような環境条件下で少量の単量体に溶解
し、重合機へ仕込むことが可能である。予期せぬ塵埃な
どの混入を避けるため、たとえば蒸留可能なt-ブチルパ
ーオキサイド、n-オクチルアゾブタン、n-ブチルメルカ
プタン、t-ブチルメルカプタンなどを使用するときは蒸
留仕込法を採用することが可能である。また、少量の単
量体に重合開始剤、分子量調節剤を溶解したのちフィル
ターを通過させて重合機内へ仕込むことも可能である。
に際しては、一般にそれらが微少量であるため塵埃など
の混入がないような環境条件下で少量の単量体に溶解
し、重合機へ仕込むことが可能である。予期せぬ塵埃な
どの混入を避けるため、たとえば蒸留可能なt-ブチルパ
ーオキサイド、n-オクチルアゾブタン、n-ブチルメルカ
プタン、t-ブチルメルカプタンなどを使用するときは蒸
留仕込法を採用することが可能である。また、少量の単
量体に重合開始剤、分子量調節剤を溶解したのちフィル
ターを通過させて重合機内へ仕込むことも可能である。
重合体への塵埃の混入を除去するため、使用する単量
体、重合開始剤および分子量調節剤の精製方法としては
上記方法で充分である。とくに工業的観点においては、
なによりも重合体が形成される重合機内の塵埃を徹底的
に除去することが重要であり、その方法として本発明者
らによる特願昭58-42761号および特願昭58-42762号各明
細書などに述べられている方法を採用して重合前に重合
機内の塵埃を可能なかぎり除去しておくことが必要であ
る。
体、重合開始剤および分子量調節剤の精製方法としては
上記方法で充分である。とくに工業的観点においては、
なによりも重合体が形成される重合機内の塵埃を徹底的
に除去することが重要であり、その方法として本発明者
らによる特願昭58-42761号および特願昭58-42762号各明
細書などに述べられている方法を採用して重合前に重合
機内の塵埃を可能なかぎり除去しておくことが必要であ
る。
本発明のプラスチックオプティカルファイバーをうる第
2の過程は、重合体溶液中の重合体含有量が所望の重合
率に到達した時点で、その所望の重合体含有量を維持す
るようにメタクリル酸メチルを主体とする単量体と分子
量調節剤とからなる単量体混合物を追加しつつ重合体溶
液を排出することからなる。
2の過程は、重合体溶液中の重合体含有量が所望の重合
率に到達した時点で、その所望の重合体含有量を維持す
るようにメタクリル酸メチルを主体とする単量体と分子
量調節剤とからなる単量体混合物を追加しつつ重合体溶
液を排出することからなる。
すなわち所望の重合体含有量に到達した時点での重合速
度に応じて、重合開始剤を含まない単量体と分子量調節
剤とからなる混合物を追加混合しつつ重合体溶液を排出
すれば、重合機中の重合開始剤濃度は前記混合物の追加
混合とともに希釈されて徐々に重合速度が低下し、単量
体混合物の追加量が減少し、かつ重合体溶液中の重合体
含有量を所望する一定量に維持することが可能となる。
度に応じて、重合開始剤を含まない単量体と分子量調節
剤とからなる混合物を追加混合しつつ重合体溶液を排出
すれば、重合機中の重合開始剤濃度は前記混合物の追加
混合とともに希釈されて徐々に重合速度が低下し、単量
体混合物の追加量が減少し、かつ重合体溶液中の重合体
含有量を所望する一定量に維持することが可能となる。
また、単量体混合物の初期仕込み量を少なくしておき、
所望の重合体含量に到達したのち上記と同様に重合開始
剤を含まない単量体と分子量調節剤とからなる混合物を
追加し、重合速度が好ましくは2%/Hr以下、より好
ましくは1%/Hr以下、とくに好ましくは実質的に重
合速度がゼロに到達した時点で重合体溶液を排出するこ
とも可能である。
所望の重合体含量に到達したのち上記と同様に重合開始
剤を含まない単量体と分子量調節剤とからなる混合物を
追加し、重合速度が好ましくは2%/Hr以下、より好
ましくは1%/Hr以下、とくに好ましくは実質的に重
合速度がゼロに到達した時点で重合体溶液を排出するこ
とも可能である。
本発明のプラスチックオプティカルファイバーをうる第
3の過程は、重合機直下に設置された脱揮装置を用いて
排出する重合体溶液から残存単量体を除去し、メタクリ
ル酸メチル系重合体をえたのち、これを脱揮装置に連続
して設置された複合溶融紡糸装置に導き、さや成分とし
てフッ素含有重合体を用いて芯−さや構造を有するプラ
スチックオプティカルファイバーをうることからなる。
3の過程は、重合機直下に設置された脱揮装置を用いて
排出する重合体溶液から残存単量体を除去し、メタクリ
ル酸メチル系重合体をえたのち、これを脱揮装置に連続
して設置された複合溶融紡糸装置に導き、さや成分とし
てフッ素含有重合体を用いて芯−さや構造を有するプラ
スチックオプティカルファイバーをうることからなる。
本発明に用いられる脱揮装置は特公昭35-8557号、特公
昭38-120号および特公昭44-20097号各公報などに示され
る装置あるいは市販の多段ベント押出機などの一般に公
知の脱揮装置を単独または複数組合せて用いることが可
能であり、容易に単量体含量0.1%以下の高レベルの光
伝送効率を有するプラスチックオプティカルファイバー
に用いられるべき高品質のメタクリル酸メチル系重合体
がえられる。えられた重合体は上記脱揮装置に連続して
設置された複数溶融紡糸装置に導かれ、フッ素含有重合
体をさや成分樹脂として用いる芯−さや構造を有するプ
ラスチックオプティカルファイバーがえられる。
昭38-120号および特公昭44-20097号各公報などに示され
る装置あるいは市販の多段ベント押出機などの一般に公
知の脱揮装置を単独または複数組合せて用いることが可
能であり、容易に単量体含量0.1%以下の高レベルの光
伝送効率を有するプラスチックオプティカルファイバー
に用いられるべき高品質のメタクリル酸メチル系重合体
がえられる。えられた重合体は上記脱揮装置に連続して
設置された複数溶融紡糸装置に導かれ、フッ素含有重合
体をさや成分樹脂として用いる芯−さや構造を有するプ
ラスチックオプティカルファイバーがえられる。
本発明で用いられるフッ素含有重合体は芯成分メタクリ
ル酸メチル系重合体よりも屈折率が低く、比較的透明性
の優れたものであれば、任意の所望の開口数、紡糸性の
ものを選択すればよい。かかるフッ素含有重合体を例示
すれば、テトラフルオロエチレン、ビニリデンフロライ
ド、ヘキサフルオロプロピレンなどの単独または共重合
体、次式 (式中、n=1〜2、m=1〜10、X=HまたはFで
ある)で示されるメタクリル酸のフッ化エステルの単独
重合体あるいはそれらとメタクリル酸メチルなどのメタ
クリル酸エステル類、アクリル酸メチルなどのアクリル
酸エステル類、アクリル酸、メタクリル酸などとの共重
合体などがあげられる。光伝送効率の観点からすれば、
フッ素含有重合体としては上記メタクリル酸のフッ化エ
ステルの単独または共重合体が好ましく、メタクリル酸
のフッ化エステルと、メタクリル酸メチルを主体とする
単量体との共重合体がより好ましく、1H,1H,5H
−オクタフルオロペンチルメタクリレートとメタクリル
酸メチルとの共重合体、1H,1H,2H,2H−ヘプ
タデカフルオロデシルメタクリレートとメタクリル酸メ
チルとの共重合体および2,2,3,3,3-ペンタフル
オロプロピルメタクリレートとメタクリル酸メチルとの
共重合体がとくに好ましい。
ル酸メチル系重合体よりも屈折率が低く、比較的透明性
の優れたものであれば、任意の所望の開口数、紡糸性の
ものを選択すればよい。かかるフッ素含有重合体を例示
すれば、テトラフルオロエチレン、ビニリデンフロライ
ド、ヘキサフルオロプロピレンなどの単独または共重合
体、次式 (式中、n=1〜2、m=1〜10、X=HまたはFで
ある)で示されるメタクリル酸のフッ化エステルの単独
重合体あるいはそれらとメタクリル酸メチルなどのメタ
クリル酸エステル類、アクリル酸メチルなどのアクリル
酸エステル類、アクリル酸、メタクリル酸などとの共重
合体などがあげられる。光伝送効率の観点からすれば、
フッ素含有重合体としては上記メタクリル酸のフッ化エ
ステルの単独または共重合体が好ましく、メタクリル酸
のフッ化エステルと、メタクリル酸メチルを主体とする
単量体との共重合体がより好ましく、1H,1H,5H
−オクタフルオロペンチルメタクリレートとメタクリル
酸メチルとの共重合体、1H,1H,2H,2H−ヘプ
タデカフルオロデシルメタクリレートとメタクリル酸メ
チルとの共重合体および2,2,3,3,3-ペンタフル
オロプロピルメタクリレートとメタクリル酸メチルとの
共重合体がとくに好ましい。
プラスチックオプティカルファイバーに用いられるタメ
クリル酸メチル系重合体の製造量は一般成形材料に用い
られるばあいの製造量と比較して極めて少量であるの
で、紡糸能力に応じた重合能力を有する容量の重合機を
選択すれば1回の重合により充分な量のファイバーがえ
られる。
クリル酸メチル系重合体の製造量は一般成形材料に用い
られるばあいの製造量と比較して極めて少量であるの
で、紡糸能力に応じた重合能力を有する容量の重合機を
選択すれば1回の重合により充分な量のファイバーがえ
られる。
さらに連続して大量のファイバーを紡糸したいばあいに
は、2つ以上の重合機を設置して、上記の重合−排出−
洗浄のサイクルを紡糸能力に適合させるようにその2つ
以上の重合機を交互に使用して重合することにより、容
易に上記目的を達成することが可能である。
は、2つ以上の重合機を設置して、上記の重合−排出−
洗浄のサイクルを紡糸能力に適合させるようにその2つ
以上の重合機を交互に使用して重合することにより、容
易に上記目的を達成することが可能である。
以上のようにしてえられる本発明の高品質のメタクリル
酸メチル系重合体は、従来の完全均一攪拌混合型の連続
塊状重合方式と比較して長時間高温での滞溜が生ずるこ
となく製造されるものであり、オリゴマーなどの着色性
物質や着色性原因物質の生成が極めて少なく、スケール
の付着、混入が全くなく、したがって紡糸工程での熱劣
化が軽減されてえられるものである。
酸メチル系重合体は、従来の完全均一攪拌混合型の連続
塊状重合方式と比較して長時間高温での滞溜が生ずるこ
となく製造されるものであり、オリゴマーなどの着色性
物質や着色性原因物質の生成が極めて少なく、スケール
の付着、混入が全くなく、したがって紡糸工程での熱劣
化が軽減されてえられるものである。
したがって本発明のプラスチックオプティカルファイバ
ーは可視光域での吸収損失が低減され、スケールの混入
がないので、散乱損失が低減し、高レベルの光伝送効率
を有しており、短距離伝送システムへ適用範囲を飛躍的
に拡大することを可能にする。
ーは可視光域での吸収損失が低減され、スケールの混入
がないので、散乱損失が低減し、高レベルの光伝送効率
を有しており、短距離伝送システムへ適用範囲を飛躍的
に拡大することを可能にする。
以下、本発明を実施例に基づいてさら詳しく説明する
が、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではな
い。
が、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではな
い。
なお、光伝送効率はハロゲンランプを光源に使用し、長
さLあたりのプラスチックオプティカルファイバーの入
射光強度IOおよび出射強度Iを次式 伝送損失(dB/km)=-10log(I/Io)/L に挿入して計算される伝送損失により評価した。
さLあたりのプラスチックオプティカルファイバーの入
射光強度IOおよび出射強度Iを次式 伝送損失(dB/km)=-10log(I/Io)/L に挿入して計算される伝送損失により評価した。
実施例1 メタクリル酸メチル100部(重量部、以下同様)、アゾ
ビスシクロヘキサンカルボニトリル0.003部およびn-ブ
チルメルカプタン0.15部からなる単量体混合物800を1
000容量のグラスライニング製重合機へ一括して仕込
み、 100℃で重合を行った。反応開始13時間後に、重合体含
量50%および重合速度2%/Hrに到達したので、メタ
クリル酸メチル100部およびn-ブチルメルカプタン0.15
部からなる単量体混合物を14kg/Hrで追加した。追加
される単量体混合物の量は重合速度の低下とともに経時
的に減少した。
ビスシクロヘキサンカルボニトリル0.003部およびn-ブ
チルメルカプタン0.15部からなる単量体混合物800を1
000容量のグラスライニング製重合機へ一括して仕込
み、 100℃で重合を行った。反応開始13時間後に、重合体含
量50%および重合速度2%/Hrに到達したので、メタ
クリル酸メチル100部およびn-ブチルメルカプタン0.15
部からなる単量体混合物を14kg/Hrで追加した。追加
される単量体混合物の量は重合速度の低下とともに経時
的に減少した。
一方、重合機より40kg/Hrで重合体溶液を排出し、多
段ベント押出機に供給し、残存単量体を除去し、ついで
複合溶融装置に導びき、さや成分樹脂として2,2,
3,3,3-ペンタフルオロプロピルメタクリレート80部
とメタクリル酸メチル20部とからなる共重合体を用い、
16ホールノズルで紡速20m/minで複合溶融紡糸を行なっ
て本発明のプラスチックオプティカルファイバーをえ
た。約20時間連続して紡糸を行なったところ、1mmφの
ファイバーが約400kmえられた。
段ベント押出機に供給し、残存単量体を除去し、ついで
複合溶融装置に導びき、さや成分樹脂として2,2,
3,3,3-ペンタフルオロプロピルメタクリレート80部
とメタクリル酸メチル20部とからなる共重合体を用い、
16ホールノズルで紡速20m/minで複合溶融紡糸を行なっ
て本発明のプラスチックオプティカルファイバーをえ
た。約20時間連続して紡糸を行なったところ、1mmφの
ファイバーが約400kmえられた。
えられたファイバーの伝送損失は650nmで180dB/kmで
あった。
あった。
実施例2 上記と同様にして重合を行ない、残存単量体を除去し、
さや成分樹脂として1H,1H,2H,2H−ヘプタデ
カフルオロデシルタメクリレート80部とメタクリル酸メ
チル20部とからなる共重合体を用い、複合溶液紡糸を行
って本発明のプラスチックオプティカルファイバーをえ
た。えられたファイバーの伝送損失は650nmで175dB/k
mであった。
さや成分樹脂として1H,1H,2H,2H−ヘプタデ
カフルオロデシルタメクリレート80部とメタクリル酸メ
チル20部とからなる共重合体を用い、複合溶液紡糸を行
って本発明のプラスチックオプティカルファイバーをえ
た。えられたファイバーの伝送損失は650nmで175dB/k
mであった。
実施例3 重合体溶液の他段ベント押出機への供給切換ラインを組
込んだ500グラスライニング製重合機を3機設置し
た。メタクリル酸メチル100部とアゾビスシクロヘキサ
ンカルボニトリル0.005部とn-ブチルメルカプタン0.15
部とからなる単量体混合物400を第1の重合機に一括
して仕込み、100℃で重合を行った。重合開始10時間
後、重合体含量50%、重合速度4%/Hrに到達したの
でメタクリル酸メチル100部とn-ブチルメルカプタン0.1
5部とからなる単量体混合物を14kg/Hrで追加すると
ともに、40kg/Hrで重合体溶液を排出して多段ベント
押出機に供給し、脱モノマーを行い、ついで複合溶融紡
糸装置に導びき、16ホールノズルを用いて紡速20m/min
で紡糸ファイバーをえた。重合開始10時間後(すなわち
第1の重合機での重合率が50%に達し、紡糸を開始した
時点)、第2の重合機を用いて上記と同一の単量体と重
合開始剤と分子量調節剤とからなる単量体混合物の重合
を開始した。第2の重合機での重合も約10時間で50%の
重合体含量となり、これを供給ラインを切換えて多段ベ
ント押出機へ供給し、紡糸を継続した。それと同時に第
3の重合機を用いて同様の重合を開始するとともに、第
1の重合機の洗浄操作を行い、10時間以内に終了した。
このようにして3つの重合機を用い、重合−洗浄−重合
の操作を交互に繰返しつつ重合体溶液を連続的に脱モノ
マー装置に供給し、紡糸を継続した。約100時間連続し
て紡糸を行ったところ、1mmφのファイバーが約2000km
えられた。本実施例で用いたさや成分のフッ素樹脂は、
1H,1H,5H−オクタフルオロペンチルメタクリレ
ート80%とメタクリル酸メチル20%の共重合体であっ
た。えられたファイバーの伝送損失は650nmで180dB/k
mであった。
込んだ500グラスライニング製重合機を3機設置し
た。メタクリル酸メチル100部とアゾビスシクロヘキサ
ンカルボニトリル0.005部とn-ブチルメルカプタン0.15
部とからなる単量体混合物400を第1の重合機に一括
して仕込み、100℃で重合を行った。重合開始10時間
後、重合体含量50%、重合速度4%/Hrに到達したの
でメタクリル酸メチル100部とn-ブチルメルカプタン0.1
5部とからなる単量体混合物を14kg/Hrで追加すると
ともに、40kg/Hrで重合体溶液を排出して多段ベント
押出機に供給し、脱モノマーを行い、ついで複合溶融紡
糸装置に導びき、16ホールノズルを用いて紡速20m/min
で紡糸ファイバーをえた。重合開始10時間後(すなわち
第1の重合機での重合率が50%に達し、紡糸を開始した
時点)、第2の重合機を用いて上記と同一の単量体と重
合開始剤と分子量調節剤とからなる単量体混合物の重合
を開始した。第2の重合機での重合も約10時間で50%の
重合体含量となり、これを供給ラインを切換えて多段ベ
ント押出機へ供給し、紡糸を継続した。それと同時に第
3の重合機を用いて同様の重合を開始するとともに、第
1の重合機の洗浄操作を行い、10時間以内に終了した。
このようにして3つの重合機を用い、重合−洗浄−重合
の操作を交互に繰返しつつ重合体溶液を連続的に脱モノ
マー装置に供給し、紡糸を継続した。約100時間連続し
て紡糸を行ったところ、1mmφのファイバーが約2000km
えられた。本実施例で用いたさや成分のフッ素樹脂は、
1H,1H,5H−オクタフルオロペンチルメタクリレ
ート80%とメタクリル酸メチル20%の共重合体であっ
た。えられたファイバーの伝送損失は650nmで180dB/k
mであった。
Claims (1)
- 【請求項1】芯成分としてメタクリル酸メチル系重合
体、さや成分としてフッ素含有重合体からなるプラスチ
ックオプティカルファイバーにおいて、メタクリル酸メ
チルエステルを主体とする単量体と重合開始剤と分子量
調節剤とからなる単量体混合物を1つの重合槽で重合
し、えられた重合体溶液中の重合体含量が40〜60重量%
に到達した時点において、上記重合体含量を維持するよ
うにメタクリル酸メチルを主体とする単量体と分子量調
節剤とからなる単量体混合物を追加しつつ前記重合体溶
液を排出し、残存単量体を除去してえたメタクリル酸メ
チル系重合体を芯成分樹脂として用いることを特徴とす
るプラスチックオプティカルファイバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59003880A JPH065327B2 (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | 光伝送効率の優れたプラスチツクオプテイカルフアイバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59003880A JPH065327B2 (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | 光伝送効率の優れたプラスチツクオプテイカルフアイバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60147704A JPS60147704A (ja) | 1985-08-03 |
| JPH065327B2 true JPH065327B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=11569494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59003880A Expired - Lifetime JPH065327B2 (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | 光伝送効率の優れたプラスチツクオプテイカルフアイバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065327B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3731835A1 (de) * | 1987-09-22 | 1989-03-30 | Siemens Ag | Laserstrahl-induziertes farbdrucken |
| US5485541A (en) * | 1993-06-15 | 1996-01-16 | Rohm And Haas Company | Cured composite, processes and composition |
-
1984
- 1984-01-12 JP JP59003880A patent/JPH065327B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60147704A (ja) | 1985-08-03 |
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