JPH0653195U - 多芯鉛筆体の芯タンク - Google Patents

多芯鉛筆体の芯タンク

Info

Publication number
JPH0653195U
JPH0653195U JP9362392U JP9362392U JPH0653195U JP H0653195 U JPH0653195 U JP H0653195U JP 9362392 U JP9362392 U JP 9362392U JP 9362392 U JP9362392 U JP 9362392U JP H0653195 U JPH0653195 U JP H0653195U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
lead
tank
hole
refill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9362392U
Other languages
English (en)
Inventor
信昭 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP9362392U priority Critical patent/JPH0653195U/ja
Publication of JPH0653195U publication Critical patent/JPH0653195U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】筒状本体1に、内部に多数の鉛筆の替え芯2を
収容するとともに底部3に替え芯2を1本だけ落し込む
芯落し孔4を有する芯タンク5と、芯落し孔4から落し
込まれた替え芯2を筒状本体1から下方に突出させる供
給機構6とを設けた多芯鉛筆体において、芯タンク5の
上端の開口部から落し孔4の口縁との間に、内部の替え
芯2を落し孔4に直線状に案内する案内壁7を形成し
た。 【効果】芯タンク5内に替え芯2を収納して傾かせて
も、内部の替え芯2は案内壁7に沿って円滑に芯落し孔
4に移動する。したがって、替え芯2が芯落し孔4から
落ちないことによる描画不良が生じるおそれがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は作画装置の図板の一側部に設けられたペンストッカに保持される多芯 鉛筆体の芯タンクの改善に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】
一般に、図7のように作画装置の図板30の一側部にはペンストッカ31が設 けられ、ペンストッカ31には複数の多芯鉛筆体32が保持されている。また、 図板30上には上下縁の固定レール29a、29bに沿って移動する移動レール 33と移動レール33上に沿って移動するキャリッジ34とが設けられている。 キャリッジ34にはペンホルダ35が装着されている。そして、それぞれ図示し ない駆動機構により移動レール33がX方向に、キャリッジ34がY方向に移動 することにより、図板30にセットされた製図用紙36上を移動して描画するよ うに構成されている。
【0003】 多芯鉛筆体32には図8(a) のように芯タンク36と芯タンク36内の替え芯 37を一本ずつ下方に突出させる供給機構39とが設けられ、描画によって消費 された替え芯は芯タンク36に形成された落し孔38から順次落下して供給機構 39により補充される。さらに、替え芯37の太さを替える時などには、キャリ ッジ34がペンストッカ31に移動してペンホルダ35に所定の多芯鉛筆体32 を交換して保持する。
【0004】 しかし、上記芯タンク構造によれば、芯タンク36内で替え芯37が図8(a) のように傾く場合は、替え芯37が芯落し孔38に移動しにくくなる。
【0005】 また、図板は常に床面に平行に設置されるわけではなく、省スペースのため、 全体が見易い、トラブルに対応し易い等の理由から傾斜させて設置される場合も 多い。図板が傾斜すれば、キャリッジに保持された多芯鉛筆体も傾き、同図(b) のように芯タンク36も傾斜することになる。芯タンク36が傾くと替え芯37 とタンク内壁との接触摩擦により替え芯37がスムーズに芯落し孔38に移動す ることができないことがある。
【0006】 このように、芯タンク36内の替え芯37が円滑に芯落し孔38に移動しにく くなる場合があるので、キャリッジには多芯鉛筆体を矢印のように揺する機構が 設けられている。しかしながら、芯を確実に芯落し孔に落すことが難しかった。
【0007】
【考案の目的】
本考案は前記欠点を解消し、芯タンクが傾いても内部の替え芯が円滑に芯落し 孔に移動する多芯鉛筆体の芯タンクを提供することをその目的とする。
【0008】
【目的を達成するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係る多芯鉛筆体の芯タンクは、作画装置の 図板の一側部に設けられたペンストッカに保持される多芯鉛筆体であって、筒状 本体の内部多数の鉛筆の替え芯を収容するとともに底部に替え芯1本だけ落し込 む替え芯落し孔を有する芯タンクと、上記替え芯落し孔から落し込まれた替え芯 を筒状本体から下方に突出させる供給機構とを設けた多芯鉛筆体において、上記 芯タンクの上端の開口部と落し孔の口縁との間に、内部の替え芯を落し孔に直線 状に案内する案内壁を形成したことを特徴とする。
【0009】
【考案の作用、効果】
前記構成によれば、芯タンク内に替え芯を収納すると、内部の替え芯は案内壁 に沿って直線的に芯落し孔に案内されるから円滑に芯落し孔に移動する。したが って、替え芯が芯落し孔から落ちないことによる描画不良が生じるおそれがない 。
【0010】
【実施例】
図1は多芯鉛筆体を示す。この多芯鉛筆体は筒状本体1と、該筒状本体1の内 部に多数の鉛筆の替え芯2を収容するとともに底部3に替え芯2を1本だけ落し 込む芯落し孔4を有する芯タンク5と、上記芯落し孔4から落し込まれた替え芯 2を筒状本体1から下方に突出させる供給機構6とから構成されている。
【0011】 芯タンク5の底部3の上面は芯落し孔4に向かって下り勾配で傾斜している。 そして、上記芯タンク5の上端の開口部5aから落し孔4の縁に、内部の替え芯 2を落し孔4に直線状に案内する案内壁7が形成されている。これにより、芯タ ンク5内の断面は図2に示されるように形成される。
【0012】 供給機構6は芯タンク5と、芯タンク5の下方に設けられて上記芯落し孔4か ら落し込まれた替え芯2を受けるとともに側方に開閉するチャック部材8と、チ ャック部材8の開放によって下降した替え芯2を受ける中子9とから構成され、 芯タンク5とチャック部材8と中子9はそれぞれ上下方向に移動可能に設けられ ているとともに、バネ10、11、12により常時所定位置にあるように付勢さ れている。このような替え芯2の供給機構6は周知の多芯鉛筆体に設けられたも のと同じであるから、説明は省略する。
【0013】 芯タンク5と筒状本体1の外周には張出縁13、14が形成されている。
【0014】 前記構成によれば、芯タンク5内に替え芯2を収納して傾かせても、図3のよ うに内部の替え芯2は案内壁7に沿って円滑に芯落し孔4に移動する。また、芯 タンク5が垂直状態のときでも、替え芯2が大きく傾くことはないから芯タンク 5を少し揺すっただけで簡単に替え芯2が落し孔4に案内される。したがって、 替え芯2が芯落し孔4から落ちないことによる描画不良が生じるおそれがない。
【0015】 なお、芯タンク5の替え芯2の案内構造は上述の例に限定されない。図4のよ うに、芯タンク5の芯落し孔4を底部3の一端に片寄せて配置し、片寄せ側の芯 タンク5の内壁7を案内壁とする構成であってもよい。
【0016】 また、前記構造の多芯鉛筆体を使用するときは、ペンストッカに対して多芯鉛 筆体がペンストッカに所定の向きで保持されるとともに、キャリッジのペンホル ダに対して所定の向きで保持される必要がある。そのためには、例えば、図1、 図5及び図6(a) (b) のように、芯タンク5の上部張出縁13の一側13aを直 線状に切除して半径を小さくするとともに、他側に切欠き溝15を形成する一方 、ペンストッカ16には多芯鉛筆体の筒状本体1を保持する保持部17の上部に 上部張出縁13の切除部13aに対応する突片18を形成し、さらにキャリッジ 19のペンホルダ20の上部把持片21には下方に突出する凸部22を形成し、 該凸部22を上記張出縁13の切欠き溝15に係合させるように形成すればよい 。これにより、ペンストッカ16に対し多芯鉛筆体が、図に示すように突片18 が上部張出縁13の切除部13aに対応する向きのときにのみ装着が可能となる 。また、キャリッジ19のペンホルダ20に対しては、把持片21の凸部22が 上部張出縁13の切欠き溝15内に入る向きで供給されたときにのみ把持片21 が多芯鉛筆体を保持することが可能となる。これにより、多芯鉛筆体は常に一定 の向きに傾くことになるから、芯タンク内の替え芯は常に芯落し孔から落ちやす い状態になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る多芯鉛筆体の縦断面図である。
【図2】図1のXーX線上の断面図である。
【図3】上記多芯鉛筆体の芯タンクの傾き状態の説明図
である。
【図4】上記多芯鉛筆体の芯タンクの他の例の説明図で
ある。
【図5】上記多芯鉛筆体の使用態様説明図である。
【図6】(a) (b) はそれぞれペンストッカ部分及びキャ
リッジ部分の平面図である。
【図7】作画装置の概要を示す平面図である。
【図8】(a) (b) は従来の芯タンクの要部の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 筒状本体 2 替え芯 3 底部 4 芯落し孔 5 芯タンク 7 案内壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作画装置の図板の一側部に設けられたペ
    ンストッカに保持される多芯鉛筆体であって、筒状本体
    の内部に多数の鉛筆の替え芯を収容するとともに底部に
    替え芯1本だけ落し込む替え芯落し孔を有する芯タンク
    と、上記替え芯落し孔から落し込まれた替え芯を筒状本
    体から下方に突出させる供給機構とを設けた多芯鉛筆体
    において、 上記芯タンクの上端の開口部と落し孔の口縁との間に、
    内部の替え芯を落し孔に直線状に案内する案内壁を形成
    したことを特徴とする多芯鉛筆体の芯タンク。
JP9362392U 1992-12-29 1992-12-29 多芯鉛筆体の芯タンク Pending JPH0653195U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9362392U JPH0653195U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 多芯鉛筆体の芯タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9362392U JPH0653195U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 多芯鉛筆体の芯タンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0653195U true JPH0653195U (ja) 1994-07-19

Family

ID=14087457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9362392U Pending JPH0653195U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 多芯鉛筆体の芯タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0653195U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01288497A (ja) * 1988-05-17 1989-11-20 Mutoh Ind Ltd X−yプロッタにおける筆記芯自動供給装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01288497A (ja) * 1988-05-17 1989-11-20 Mutoh Ind Ltd X−yプロッタにおける筆記芯自動供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05216577A (ja) ワイヤレススタイラスを有するディジタイザタブレット
JPH0653195U (ja) 多芯鉛筆体の芯タンク
KR0176713B1 (ko) 전사/기록용지 카트리지와 기록장치
JPH0785954B2 (ja) X―yプロッタにおける筆記芯自動供給装置
JP2524770B2 (ja) X−yプロッタにおける芯押し込み装置
JP2530928B2 (ja) 自動製図機における自動供芯装置
JP2014196000A (ja) 液体収容容器を着脱可能なホルダー、及び、液体収容容器
JPH0753997Y2 (ja) X―yプロッタにおける筆記具キャップ装置
US20060266863A1 (en) Recording material supply device
JP2523002Y2 (ja) 鉛筆プロッタの自動給芯装置
JPH07441Y2 (ja) 給紙装置の用紙収納体保持構造
US5285218A (en) Automatic lead feed apparatus in an automatic drafting apparatus
JPH01272495A (ja) X−yプロッタにおける芯補充装置
JPH0642879Y2 (ja) X−yプロッタ
JPH0345196U (ja)
JPH0568997U (ja) ファクシミリの用紙収納装置
JP2552059Y2 (ja) 記録装置の鉛筆ペン
JPH01288497A (ja) X−yプロッタにおける筆記芯自動供給装置
JPS5815862Y2 (ja) 小型記録計
JPH0645798U (ja) 自動製図機の鉛筆ペン
JPH04193598A (ja) ペンプロッタの自動給芯装置
JPH0378080B2 (ja)
JPH01288495A (ja) X−yプロッタ
JPH0688479B2 (ja) X−yプロッタ
JPH03270997A (ja) 自動製図機用自動給芯装置