JPH065308Y2 - 薄板状体搬送装置 - Google Patents
薄板状体搬送装置Info
- Publication number
- JPH065308Y2 JPH065308Y2 JP15463388U JP15463388U JPH065308Y2 JP H065308 Y2 JPH065308 Y2 JP H065308Y2 JP 15463388 U JP15463388 U JP 15463388U JP 15463388 U JP15463388 U JP 15463388U JP H065308 Y2 JPH065308 Y2 JP H065308Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transport
- case
- thin plate
- cases
- connecting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、薄板状体を挾持搬送する搬送機構を内装する
搬送ケースの複数個を搬送方向に並設し、これら各搬送
ケースを、前記薄板状体の肉厚方向の一方に開口するケ
ース本体と、このケース本体の開口を閉止する開閉自在
な蓋体とから構成すると共に、前記搬送ケースのうち、
特定の搬送ケースを、それの蓋体が隣接搬送ケースの蓋
体とは反対側に位置する状態で設けてある薄板状体搬送
装置に関する。
搬送ケースの複数個を搬送方向に並設し、これら各搬送
ケースを、前記薄板状体の肉厚方向の一方に開口するケ
ース本体と、このケース本体の開口を閉止する開閉自在
な蓋体とから構成すると共に、前記搬送ケースのうち、
特定の搬送ケースを、それの蓋体が隣接搬送ケースの蓋
体とは反対側に位置する状態で設けてある薄板状体搬送
装置に関する。
上記薄板状体搬送装置を、例えばパチンコ遊技場で用い
た場合について説明すれば、横方向に列状に並設してあ
る複数のパチンコ台の上方に、隣接パチンコ台間に介在
された両替用の紙幣投入機からの送出し紙幣を、パチン
コ台列一端側に設けた回収部に搬送するべく、搬送ケー
スの複数個をパチンコ台の並設方向に沿って設けて薄板
状体搬送装置を構成したものが知られている。
た場合について説明すれば、横方向に列状に並設してあ
る複数のパチンコ台の上方に、隣接パチンコ台間に介在
された両替用の紙幣投入機からの送出し紙幣を、パチン
コ台列一端側に設けた回収部に搬送するべく、搬送ケー
スの複数個をパチンコ台の並設方向に沿って設けて薄板
状体搬送装置を構成したものが知られている。
ところで、上記搬送装置の搬送経路脇に、パチンコ玉用
の研摩機等の各種の装置等が配設されることがあり、こ
のような場合、研摩機の付近に位置する特定の搬送ケー
スの蓋体を研摩機側へ揺動開放することができないた
め、この特定の搬送ケースをそれの蓋体が隣接搬送ケー
スの蓋体とは反対側に位置する状態で設ける必要があっ
た。
の研摩機等の各種の装置等が配設されることがあり、こ
のような場合、研摩機の付近に位置する特定の搬送ケー
スの蓋体を研摩機側へ揺動開放することができないた
め、この特定の搬送ケースをそれの蓋体が隣接搬送ケー
スの蓋体とは反対側に位置する状態で設ける必要があっ
た。
そして、前記特定の搬送ケースとそれに隣接する搬送ケ
ースとを連結するに、これら両搬送ケースの隣接端部部
同士の位置決めを行う位置決め部材を一方の搬送ケース
に備えさせると共に、前記特定の搬送ケースを固定フレ
ームに取付けるための支持ブラケツト前記特定の搬送ケ
ースのケース本体に付設して、両搬送ケースの位置決め
完了後、特定の搬送ケースに付設の支持ブラケツトを固
定フレームにビス止めするようにしていた。
ースとを連結するに、これら両搬送ケースの隣接端部部
同士の位置決めを行う位置決め部材を一方の搬送ケース
に備えさせると共に、前記特定の搬送ケースを固定フレ
ームに取付けるための支持ブラケツト前記特定の搬送ケ
ースのケース本体に付設して、両搬送ケースの位置決め
完了後、特定の搬送ケースに付設の支持ブラケツトを固
定フレームにビス止めするようにしていた。
上記従来構成による場合は、特定の搬送ケースとこれに
隣接する搬送ケースとを位置決めするための位置決め部
材を要するだけでなく、特定の搬送ケースを固定フレー
ムに取付けるための支持ブラケツトをも要するため、特
定の搬送ケースを配設するための部材数の増大化に伴う
コストアップを招来する不都合があった。
隣接する搬送ケースとを位置決めするための位置決め部
材を要するだけでなく、特定の搬送ケースを固定フレー
ムに取付けるための支持ブラケツトをも要するため、特
定の搬送ケースを配設するための部材数の増大化に伴う
コストアップを招来する不都合があった。
特に、特定の搬送ケースの近傍に固定フレームが存在し
ない場合、或いは、特定の搬送ケースの近傍に他の装置
が存在する場合では、前記支持ブラケツトを離れた固定
フレームから延出したり、或いは、他の装置を迂回させ
なければならず、その結果、特定の搬送ケースを所定の
支持強度で取付けるためには、前記支持ブラケツトを厚
肉の頑丈なものに構成しなくてはならず、材料費及び取
付け手間の増大によって上述のコストアップを助長する
不都合がある。
ない場合、或いは、特定の搬送ケースの近傍に他の装置
が存在する場合では、前記支持ブラケツトを離れた固定
フレームから延出したり、或いは、他の装置を迂回させ
なければならず、その結果、特定の搬送ケースを所定の
支持強度で取付けるためには、前記支持ブラケツトを厚
肉の頑丈なものに構成しなくてはならず、材料費及び取
付け手間の増大によって上述のコストアップを助長する
不都合がある。
本考案の目的は、特定の搬送ケースを配設するための構
成部材の増大化に伴うコストアップを抑制できるように
する点にある。
成部材の増大化に伴うコストアップを抑制できるように
する点にある。
本考案による薄板状体搬送装置の連結部構造は、前記特
定の搬送ケースとそれに隣接する搬送ケースとを連結す
るに、これら両搬送ケースの隣接端部に渡って外嵌する
筒状の連結部材を設け、この連結部材と前記両搬送ケー
スのケース本体とを固定連結するとともに、前記連結部
材に、これに固定連結された前記両搬送ケースの蓋体の
開閉を許容する開口を形成してある点に最大の特徴を有
するものであり、さらに、本考案は、前記連結部材は、
前記両搬送ケースのケース本体に夫々嵌合するコの字状
部材と、これら両コの字状部材のフランジ部のうち、同
一平面側に位置するフランジ部同士を夫々固定する繋ぎ
部材とを備え、かつ、少なくとも一方のコの字状部材
は、前記両繋ぎ部材に対して前記薄板状体の搬送方向に
一定範囲内で取付け位置変更可能に構成されている点に
も特徴を有している。
定の搬送ケースとそれに隣接する搬送ケースとを連結す
るに、これら両搬送ケースの隣接端部に渡って外嵌する
筒状の連結部材を設け、この連結部材と前記両搬送ケー
スのケース本体とを固定連結するとともに、前記連結部
材に、これに固定連結された前記両搬送ケースの蓋体の
開閉を許容する開口を形成してある点に最大の特徴を有
するものであり、さらに、本考案は、前記連結部材は、
前記両搬送ケースのケース本体に夫々嵌合するコの字状
部材と、これら両コの字状部材のフランジ部のうち、同
一平面側に位置するフランジ部同士を夫々固定する繋ぎ
部材とを備え、かつ、少なくとも一方のコの字状部材
は、前記両繋ぎ部材に対して前記薄板状体の搬送方向に
一定範囲内で取付け位置変更可能に構成されている点に
も特徴を有している。
特定の搬送ケースを配設する場合には、この特定の搬送
ケース及びそれに隣接する搬送ケースの隣接端部に渡っ
て剛性の大なる筒状の連結部材を外嵌したのち、この連
結部材と両搬送ケースの機械的強度の大なるケース本体
とを固定連結することによって、特定の搬送ケースをそ
れの搬送方向上手側及び下手側に隣接位置する搬送ケー
ス間に連結部材を介して強固に架設することができるの
である。
ケース及びそれに隣接する搬送ケースの隣接端部に渡っ
て剛性の大なる筒状の連結部材を外嵌したのち、この連
結部材と両搬送ケースの機械的強度の大なるケース本体
とを固定連結することによって、特定の搬送ケースをそ
れの搬送方向上手側及び下手側に隣接位置する搬送ケー
ス間に連結部材を介して強固に架設することができるの
である。
しかも、前記連結部材と搬送ケースとの嵌合代を大きく
取っても、この連結部材に形成された開口を通して開閉
操作方向の異なる蓋体を常に自由に開閉操作することが
できる。
取っても、この連結部材に形成された開口を通して開閉
操作方向の異なる蓋体を常に自由に開閉操作することが
できる。
又、前記連結部材を構成するコの字状部材を両繋ぎ部材
に対して薄板状体の搬送方向に一定範囲内で取付け位置
変更可能に構成することによって、搬送ケース同士間で
の組付け誤差が発生した場合、この誤差をコの字状部材
の位置変更により吸収することができる。
に対して薄板状体の搬送方向に一定範囲内で取付け位置
変更可能に構成することによって、搬送ケース同士間で
の組付け誤差が発生した場合、この誤差をコの字状部材
の位置変更により吸収することができる。
したがって、特定の搬送ケースと、それに隣接する搬送
ケースとに渡って筒状の連結部材を直接外嵌させるか
ら、この単一の連結部材をもって従来の位置決め部材と
支持ブラケツトとに兼用させることができるばかりでな
く、例え、特定の搬送ケースの近傍に固定フレームが存
在しない場合や特定の搬送ケースの近傍に他の装置が存
在する場合の如何なる条件においても、常に一定の長さ
の連結部材をもって両搬送ケースを連結することができ
るから、部材数、材料費、取付け手間の削減化によって
コストの低減化を図ることができた。
ケースとに渡って筒状の連結部材を直接外嵌させるか
ら、この単一の連結部材をもって従来の位置決め部材と
支持ブラケツトとに兼用させることができるばかりでな
く、例え、特定の搬送ケースの近傍に固定フレームが存
在しない場合や特定の搬送ケースの近傍に他の装置が存
在する場合の如何なる条件においても、常に一定の長さ
の連結部材をもって両搬送ケースを連結することができ
るから、部材数、材料費、取付け手間の削減化によって
コストの低減化を図ることができた。
しかも、前記連結部材が剛性の大なる筒状に構成されて
いるとともに、この連結部材が両搬送ケースの強度が大
なるケース本体に固定連結されているから、上述のコス
トの低廉化と蓋体の開閉操作の容易化とを図り乍らも、
従来に比して特定の搬送ケースとそれに隣接する搬送ケ
ースとを強固に固定連結することができた。
いるとともに、この連結部材が両搬送ケースの強度が大
なるケース本体に固定連結されているから、上述のコス
トの低廉化と蓋体の開閉操作の容易化とを図り乍らも、
従来に比して特定の搬送ケースとそれに隣接する搬送ケ
ースとを強固に固定連結することができた。
さらに、前記連結部材を上記のように構成することによ
って、搬送ケース同士間での組付け誤差が発生した場合
に、搬送ケース自体を切断して組付け誤差を吸収させる
必要がなく、搬送ケースの設置作業を容易化を向上させ
ることができた。
って、搬送ケース同士間での組付け誤差が発生した場合
に、搬送ケース自体を切断して組付け誤差を吸収させる
必要がなく、搬送ケースの設置作業を容易化を向上させ
ることができた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、パチンコ遊技設備を示し、このパチンコ遊技
設備は、複数のパチンコ台(1)を列状に配置し、このパ
チンコ台列の上方に、前記パチンコ台(1)のうちの隣接
パチンコ台(1),(1)間の直上方箇所に配設された複数の
両替用紙幣投入機(2)からの送出し紙幣(a)を受取ってパ
チンコ台列の一端部に設けた回収部(図示せず)へ搬送
する紙幣搬送装置(3)を設けて構成されている。
設備は、複数のパチンコ台(1)を列状に配置し、このパ
チンコ台列の上方に、前記パチンコ台(1)のうちの隣接
パチンコ台(1),(1)間の直上方箇所に配設された複数の
両替用紙幣投入機(2)からの送出し紙幣(a)を受取ってパ
チンコ台列の一端部に設けた回収部(図示せず)へ搬送
する紙幣搬送装置(3)を設けて構成されている。
前記紙幣搬送装置(3)は、隣接するパチンコ台(1),(1)
の2台の長さに構成された搬送ユニット(3A)の複数個
を、前記紙幣(a)を受渡し搬送可能な状態で前記複数の
パチンコ台(1)を横方向に列状に取付ける固定フレーム
(4)に取付けて構成されており、これら搬送ユニット(3
A)夫々は、第7図乃至第10図に示すように、紙幣(a)
を挾持搬送する搬送機構(A)を、搬送ケース(7)内に設
け、この搬送ケース(7)の横一側でかつ搬送方向ほぼ中
央部に、前記紙幣投入機(2)から送出されている紙幣(a)
を受入れる開口部(b)を形成すると共に、前記紙幣投入
機(2)からの紙幣(a)を、前記開口部(b)から前記搬送上
手側に位置する搬送体(8),(9)の搬送終端部とこれの搬
送下手側に隣接位置する搬送体(8),(9)の搬送始端部と
の間を通して、搬送下手側に位置する搬送体(8),(9)の
搬送始端部間に向けて合流供給する紙幣供給部(K)を配
設して構成されている。
の2台の長さに構成された搬送ユニット(3A)の複数個
を、前記紙幣(a)を受渡し搬送可能な状態で前記複数の
パチンコ台(1)を横方向に列状に取付ける固定フレーム
(4)に取付けて構成されており、これら搬送ユニット(3
A)夫々は、第7図乃至第10図に示すように、紙幣(a)
を挾持搬送する搬送機構(A)を、搬送ケース(7)内に設
け、この搬送ケース(7)の横一側でかつ搬送方向ほぼ中
央部に、前記紙幣投入機(2)から送出されている紙幣(a)
を受入れる開口部(b)を形成すると共に、前記紙幣投入
機(2)からの紙幣(a)を、前記開口部(b)から前記搬送上
手側に位置する搬送体(8),(9)の搬送終端部とこれの搬
送下手側に隣接位置する搬送体(8),(9)の搬送始端部と
の間を通して、搬送下手側に位置する搬送体(8),(9)の
搬送始端部間に向けて合流供給する紙幣供給部(K)を配
設して構成されている。
前記搬送機構(A)は、紙幣(a)をそれの肉厚方向から挾持
して、当該紙幣(a)をそれの長辺が上下に位置する姿勢
で搬送する一対の搬送体(8),(9)の2組を搬送方向に並
べた状態で前記搬送ケース(7)内に設けて構成され、こ
れら一対の搬送体(8),(9)のうちの一方が紙幣(a)の上
下中央部分に接当する細幅の搬送用丸ベルトから構成さ
れ、かつ、他方が前記丸ベルト(8)との協働により紙幣
(a)を挾持搬送するべく搬送方向に沿って配設された複
数個のローラから構成され、前記搬送用丸ベルト(8)
は、挾持搬送紙幣(a)の非挾持部分をそれの肉厚方向の
両側から搬送案内する一対の案内板(10),(10)のうちの
一方に軸支した複数個のプーリ(11)に巻回され、又、前
記ローラ(9)は、前記一対の案内板(10),(10)のうちの
他方の案内板(10)に取付けられている。
して、当該紙幣(a)をそれの長辺が上下に位置する姿勢
で搬送する一対の搬送体(8),(9)の2組を搬送方向に並
べた状態で前記搬送ケース(7)内に設けて構成され、こ
れら一対の搬送体(8),(9)のうちの一方が紙幣(a)の上
下中央部分に接当する細幅の搬送用丸ベルトから構成さ
れ、かつ、他方が前記丸ベルト(8)との協働により紙幣
(a)を挾持搬送するべく搬送方向に沿って配設された複
数個のローラから構成され、前記搬送用丸ベルト(8)
は、挾持搬送紙幣(a)の非挾持部分をそれの肉厚方向の
両側から搬送案内する一対の案内板(10),(10)のうちの
一方に軸支した複数個のプーリ(11)に巻回され、又、前
記ローラ(9)は、前記一対の案内板(10),(10)のうちの
他方の案内板(10)に取付けられている。
第10図に示すように、前記搬送ケース(7)を、紙幣(a)
の肉厚方向の一方に開口するケース本体(7A)と、このケ
ーシ本体(7A)の開口を閉止する揺動開閉自在は蓋体(7B)
とから構成すると共に、前記ケース本体(7A)に、前記搬
送用丸ベルト(8)が取付けられた一方の案内板(10)を、
かつ、前記蓋体(7B)に前記ローラ(9)が取付けられた他
方の案内板(10)を夫々取付けてあり、蓋体(7B)をケース
本体(7A)に対して揺動開放操作することにより、挾持搬
送装置内で詰った紙幣の回収等が迅速に行えるようにし
てある。
の肉厚方向の一方に開口するケース本体(7A)と、このケ
ーシ本体(7A)の開口を閉止する揺動開閉自在は蓋体(7B)
とから構成すると共に、前記ケース本体(7A)に、前記搬
送用丸ベルト(8)が取付けられた一方の案内板(10)を、
かつ、前記蓋体(7B)に前記ローラ(9)が取付けられた他
方の案内板(10)を夫々取付けてあり、蓋体(7B)をケース
本体(7A)に対して揺動開放操作することにより、挾持搬
送装置内で詰った紙幣の回収等が迅速に行えるようにし
てある。
前記紙幣供給部(K)は,第9図に示すように、前記紙幣
投入機(2)からの紙幣(a)に接当する受入用ベルト(12)
と、この受入用ベルト(12)との協働により紙幣(a)を開
口部(b)に搬送するべく、受入用ベルト(12)に対設した
した複数個のローラ(13)とから構成されている。
投入機(2)からの紙幣(a)に接当する受入用ベルト(12)
と、この受入用ベルト(12)との協働により紙幣(a)を開
口部(b)に搬送するべく、受入用ベルト(12)に対設した
した複数個のローラ(13)とから構成されている。
前記受入用ベルト(12)は、前記搬送ケース(7)に搬送終
端部の上下軸芯(X)周りで揺動自在取付けられた蓋ケー
ス(14)に取付けられ、この蓋ケース(14)をこれに作用す
るスプリング(15)の付勢力に抗して揺動開放操作するこ
とにより薄板状体供給部(k)内で詰った紙幣(a)の回収等
が迅速に行えるようにしてある。
端部の上下軸芯(X)周りで揺動自在取付けられた蓋ケー
ス(14)に取付けられ、この蓋ケース(14)をこれに作用す
るスプリング(15)の付勢力に抗して揺動開放操作するこ
とにより薄板状体供給部(k)内で詰った紙幣(a)の回収等
が迅速に行えるようにしてある。
第9図及び第11図に示すように、前記各搬送ユニット
(3A)における搬送方向上手側に位置する搬送用ベルト
(8)を回動案内する前記複数個のプーリ(11)のうちの終
端部に位置する第1プーリ(11)の支軸(16)及び搬送方向
下手側に位置する搬送用ベルト(8)を回動案内する前記
複数個のプーリー(11)のうちの始端部に位置する第2プ
ーリ(11)の支軸(17)を、前記搬送ケース(7)の上部に取
付けた電動モータ(18)の操作軸(18a)にギア機構(19)を
介して連動させることにより両搬送用ベルト(8),(8)を
駆動すると共に、前記受入用ベルト(12)を前記蓋ケース
(14)に軸支された複数個のプーリ(20)と前記第2プーリ
(11)とに渡って巻回することにより、受入用ベルト(12)
を前記両搬送用ベルト(8),(8)と同期して駆動できるよ
うにしてある。
(3A)における搬送方向上手側に位置する搬送用ベルト
(8)を回動案内する前記複数個のプーリ(11)のうちの終
端部に位置する第1プーリ(11)の支軸(16)及び搬送方向
下手側に位置する搬送用ベルト(8)を回動案内する前記
複数個のプーリー(11)のうちの始端部に位置する第2プ
ーリ(11)の支軸(17)を、前記搬送ケース(7)の上部に取
付けた電動モータ(18)の操作軸(18a)にギア機構(19)を
介して連動させることにより両搬送用ベルト(8),(8)を
駆動すると共に、前記受入用ベルト(12)を前記蓋ケース
(14)に軸支された複数個のプーリ(20)と前記第2プーリ
(11)とに渡って巻回することにより、受入用ベルト(12)
を前記両搬送用ベルト(8),(8)と同期して駆動できるよ
うにしてある。
前記複数の搬送ケース(7)のうち、搬送終端側で、か
つ、パチンコ玉用研摩機(5)が横側脇に配設されている
特定の搬送ケース(7)を、それの蓋体(7B)が隣接搬送ケ
ース(7)の蓋体(7B)とは反対側に位置する状態で設けて
あり、特定の搬送ケース(7)の蓋体(7B)を研摩機(5)が存
在する側とは反対側に揺動開放することができるように
してある。
つ、パチンコ玉用研摩機(5)が横側脇に配設されている
特定の搬送ケース(7)を、それの蓋体(7B)が隣接搬送ケ
ース(7)の蓋体(7B)とは反対側に位置する状態で設けて
あり、特定の搬送ケース(7)の蓋体(7B)を研摩機(5)が存
在する側とは反対側に揺動開放することができるように
してある。
第5図乃至第7図に示すように、前記特定の搬送ケース
(7)とそれに隣接する搬送ケース(7)とを連結するに、こ
れら両搬送ケース(7),(7)の隣接端部に渡って外嵌する
筒状の連結部材(20)を設け、この連結部材(20)と前記両
搬送ケース(7),(7)のケース本体(7A),(7A)とをビスに
より固定連結するとともに、前記連結部材(20)に、これ
に固定連結された前記両搬送ケース(7),(7)の蓋体(7
B),(7B)の揺動開閉を許容する開口(20K),(20K)を形成
してある。
(7)とそれに隣接する搬送ケース(7)とを連結するに、こ
れら両搬送ケース(7),(7)の隣接端部に渡って外嵌する
筒状の連結部材(20)を設け、この連結部材(20)と前記両
搬送ケース(7),(7)のケース本体(7A),(7A)とをビスに
より固定連結するとともに、前記連結部材(20)に、これ
に固定連結された前記両搬送ケース(7),(7)の蓋体(7
B),(7B)の揺動開閉を許容する開口(20K),(20K)を形成
してある。
前記連結部材(20)は、前記両搬送ケース(7),(7)のケー
ス本体(7A),(7A)に夫々嵌合するコの字状部材(20A),
(20A)と、これら両コの字状部材(20A),(20A)のフラン
ジ部(20a),(20a)のうち、同一平面側に位置するフラン
ジ部(20a),(20a)同士を夫々固定連結する繋ぎ部材(20
B)とを備え、かつ、一方のコの字状部材(20A)は、前記
両繋ぎ部材(20B),(20B)に対して紙幣搬送方向に一定範
囲内で取付け位置変更可能に構成されており、このコの
字状部材(20A)を紙幣搬送方向での取付け位置を変更す
ることによって両搬送ケース(7),(7)同士間での連結間
隔を変更調節することができるようにしてある。具体的
には、前記両繋ぎ部材(20B),(20B)に夫々に、紙幣搬送
方向に沿って一対の長孔(20b),(20b)を形成すると共
に、これら一対の長孔(20b),(20b)を通して前記コの字
状部材(20A)又は(20A)にビス(21),(21)を螺着して、前
記コの字状部材(20A)を両繋ぎ部材(20B),(20B)に対し
て一対の長孔(20b),(20b)内で取付け位置変更可能に構
成してある。
ス本体(7A),(7A)に夫々嵌合するコの字状部材(20A),
(20A)と、これら両コの字状部材(20A),(20A)のフラン
ジ部(20a),(20a)のうち、同一平面側に位置するフラン
ジ部(20a),(20a)同士を夫々固定連結する繋ぎ部材(20
B)とを備え、かつ、一方のコの字状部材(20A)は、前記
両繋ぎ部材(20B),(20B)に対して紙幣搬送方向に一定範
囲内で取付け位置変更可能に構成されており、このコの
字状部材(20A)を紙幣搬送方向での取付け位置を変更す
ることによって両搬送ケース(7),(7)同士間での連結間
隔を変更調節することができるようにしてある。具体的
には、前記両繋ぎ部材(20B),(20B)に夫々に、紙幣搬送
方向に沿って一対の長孔(20b),(20b)を形成すると共
に、これら一対の長孔(20b),(20b)を通して前記コの字
状部材(20A)又は(20A)にビス(21),(21)を螺着して、前
記コの字状部材(20A)を両繋ぎ部材(20B),(20B)に対し
て一対の長孔(20b),(20b)内で取付け位置変更可能に構
成してある。
尚、第2図に示す(22C),(22C)は、紙幣搬送方向上手側
の搬送ケース(7)の搬送終端から突出する案内板(10),
(10)の終端部分(10A),(10A)の挿通を許容するべく、前
記連結部材(20)に形成の切欠きである。
の搬送ケース(7)の搬送終端から突出する案内板(10),
(10)の終端部分(10A),(10A)の挿通を許容するべく、前
記連結部材(20)に形成の切欠きである。
前記特定の搬送ケース(7)に隣接する他の搬送ケース(7)
の夫々には、第12図に示すように、前記固定フレーム
(4)に取付けるための取付部材(22)が紙幣搬送方向ほぼ
中央部に付設されており、この取付部材(22)を前記固定
フレーム(4)に付設の一対のガイド部材(23),(23)に対
して一方向から所定位置まで係合させることによって、
ガイド部材(23),(23)と取付部材(22)とが自動的に固定
されるように構成されている。
の夫々には、第12図に示すように、前記固定フレーム
(4)に取付けるための取付部材(22)が紙幣搬送方向ほぼ
中央部に付設されており、この取付部材(22)を前記固定
フレーム(4)に付設の一対のガイド部材(23),(23)に対
して一方向から所定位置まで係合させることによって、
ガイド部材(23),(23)と取付部材(22)とが自動的に固定
されるように構成されている。
前記ガイド部材(23),(23)と取付部材(22)とを自動的に
固定するロック機構(R)は、前記取付部材(22)の下端に
固着の底板部(22A)の上面に取付けられた一対の被係合
部材(24),(24)とこれに係合するべく、前記ガイド部材
(23),(23)に取付けた一対の係合部材(25),(25)とから
構成されている。図に示す(26)は、前記紙幣投入機(2)
を取付けるための取付板である。
固定するロック機構(R)は、前記取付部材(22)の下端に
固着の底板部(22A)の上面に取付けられた一対の被係合
部材(24),(24)とこれに係合するべく、前記ガイド部材
(23),(23)に取付けた一対の係合部材(25),(25)とから
構成されている。図に示す(26)は、前記紙幣投入機(2)
を取付けるための取付板である。
尚、前記搬送上手側に位置する搬送ユニット(3A)におけ
る搬送下手側の各案内板(10),(10)の終端部分(10A),
(10A)と、下手側に位置する搬送ユニット(3A)における
搬送上手側の各案内板(10)の終端部分(10B),(10B)と
を、第8図に示すように、搬送方向での相対移動を許容
する状態で搬送方向に相互に入り込むように構成してあ
り、前述のような搬送ユニット(3A)の連結部での連結間
隔変化に拘らず良好な搬送が行えるようにしてある。
る搬送下手側の各案内板(10),(10)の終端部分(10A),
(10A)と、下手側に位置する搬送ユニット(3A)における
搬送上手側の各案内板(10)の終端部分(10B),(10B)と
を、第8図に示すように、搬送方向での相対移動を許容
する状態で搬送方向に相互に入り込むように構成してあ
り、前述のような搬送ユニット(3A)の連結部での連結間
隔変化に拘らず良好な搬送が行えるようにしてある。
本考案は、紙幣(a)の搬送に適用できる他、カード等の
各種の薄板状体の搬送に適用することができる。
各種の薄板状体の搬送に適用することができる。
前記実施例では、特定の搬送ケース(7)をそれに隣接す
る搬送ケース(7)と同一構成のものを用いたが、異なる
構成のものを用いてもよい。
る搬送ケース(7)と同一構成のものを用いたが、異なる
構成のものを用いてもよい。
又、前記実施例では、蓋体(7B)をケース本体(7A)に対し
て揺動自在に取付けたが、蓋体(7B)をケース本体(7A)に
取り外し自在に取付けてもよく、蓋体(7B)をケース本体
(7A)に取付けるための具体構成は自由に変更できる。
て揺動自在に取付けたが、蓋体(7B)をケース本体(7A)に
取り外し自在に取付けてもよく、蓋体(7B)をケース本体
(7A)に取付けるための具体構成は自由に変更できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構成に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構成に限定されるものではない。
図面は本考案に係る薄板状体搬送装置の実施例を示し、
第1図は遊技設備の切欠き斜視図、第2図は連結部材の
斜視図、第3図及び第4図は連結部材の平面図及び側面
図、第5図及び第7図は搬送ユニットの右側面図及び左
側面図、第6図及び第9図は要部の断面図、第8図は搬
送ケースを開放にした状態を示す図、第10図は搬送ユ
ニットの縦断面図、第11図は搬送ユニットの駆動構造
を示す横断平面図、第12図は搬送ケースの取付構造を
示す縦断面図である。 (7)……搬送ケース、(7A)……ケース本体、(7B)……蓋
体、(20)……連結部材、(20A)……コの字状部材、(20B)
……繋ぎ部材、(20a)……フランジ部、(20K)……開口、
(A)……搬送機構、(a)……薄板状体。
第1図は遊技設備の切欠き斜視図、第2図は連結部材の
斜視図、第3図及び第4図は連結部材の平面図及び側面
図、第5図及び第7図は搬送ユニットの右側面図及び左
側面図、第6図及び第9図は要部の断面図、第8図は搬
送ケースを開放にした状態を示す図、第10図は搬送ユ
ニットの縦断面図、第11図は搬送ユニットの駆動構造
を示す横断平面図、第12図は搬送ケースの取付構造を
示す縦断面図である。 (7)……搬送ケース、(7A)……ケース本体、(7B)……蓋
体、(20)……連結部材、(20A)……コの字状部材、(20B)
……繋ぎ部材、(20a)……フランジ部、(20K)……開口、
(A)……搬送機構、(a)……薄板状体。
Claims (2)
- 【請求項1】薄板状体(a)を挾持搬送する搬送機構(A)を
内装する搬送ケース(7)の複数個を搬送方向に並設し、
これら各搬送ケース(7)を、前記薄板状体(a)の肉厚方向
の一方に開口するケース本体(7A)と、このケース本体(7
A)の開口を閉止する開閉自在な蓋体(7B)とから構成する
と共に、前記搬送ケース(7)のうち、特定の搬送ケース
(7)を、それの蓋体(7B)が隣接搬送ケース(7)の蓋体(7B)
とは反対側に位置する状態で設けてある薄板状体搬送装
置であって、前記特定の搬送ケース(7)とそれに隣接す
る搬送ケース(7)とを連結するに、これら両搬送ケース
(7),(7)の隣接端部に渡って外嵌する筒状の連結部材(2
0)を設け、この連結部材(20)と前記両搬送ケース(7),
(7)のケース本体(7A),(7A)とを固定連結するととも
に、前記連結部材(20)に、これに固定連結された前記両
搬送ケース(7),(7)の蓋体(7B),(7B)の開閉を許容する
開口(20K),(20K)を形成してある薄板状体搬送装置の連
結部構造。 - 【請求項2】前記連結部材(20)は、前記両搬送ケース
(7),(7)のケース本体(7A),(7A)に夫々嵌合するコの字
状部材(20A),(20A)と、これら両コの字状部材(20A),
(20A)のフランジ部(20a),(20a)のうち、同一平面側に
位置するフランジ部(20a),(20a)同士を夫々固定する繋
ぎ部材(20B)とを備え、かつ、少なくとも一方のコの字
状部材(20A)は、前記両繋ぎ部材(20B),(20B)に対して
前記薄板状体(a)の搬送方向に一定範囲内で取付け位置
変更可能に構成されている請求項1記載の薄板状体搬送
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15463388U JPH065308Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 薄板状体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15463388U JPH065308Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 薄板状体搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0275448U JPH0275448U (ja) | 1990-06-08 |
JPH065308Y2 true JPH065308Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31431541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15463388U Expired - Lifetime JPH065308Y2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 薄板状体搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065308Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP15463388U patent/JPH065308Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0275448U (ja) | 1990-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5241353A (en) | Paper-discharging tray | |
GB2146824A (en) | Bill paying machine | |
JPH065308Y2 (ja) | 薄板状体搬送装置 | |
JPH10109813A (ja) | 枚葉材料処理装置 | |
JPH06156844A (ja) | 紙幣収納装置 | |
JP2628208B2 (ja) | 用紙の搬送装置 | |
JP2642394B2 (ja) | 紙葉類搬送装置 | |
JPH061750Y2 (ja) | 遊技設備 | |
JPH0420844Y2 (ja) | ||
JP3381134B2 (ja) | 用紙搬送路の構造 | |
KR20060080084A (ko) | 매체자동지급기의 접객장치 | |
KR20050066773A (ko) | 매체자동지급기의 클램프장치 | |
JP2698057B2 (ja) | 紙葉類搬送装置 | |
JP3649970B2 (ja) | 紙葉類搬送装置 | |
JPH089808Y2 (ja) | 硬貨処理機における搬送方向変換機構 | |
JPH0536340B2 (ja) | ||
JPH045619B2 (ja) | ||
JP3286546B2 (ja) | 紙幣処理機 | |
JPH04445Y2 (ja) | ||
JPH0430200Y2 (ja) | ||
JP2004067350A (ja) | 紙幣受け渡し装置 | |
JP2002326736A (ja) | 紙幣搬送装置 | |
JPS6121738Y2 (ja) | ||
JPH0416381B2 (ja) | ||
JP3556468B2 (ja) | 紙葉類処理機の紙葉類搬送装置 |