JPH0652545A - 磁気転写方法及びディジタル画像信号の磁気記録方法 - Google Patents

磁気転写方法及びディジタル画像信号の磁気記録方法

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JPH0652545A
JPH0652545A JP20558992A JP20558992A JPH0652545A JP H0652545 A JPH0652545 A JP H0652545A JP 20558992 A JP20558992 A JP 20558992A JP 20558992 A JP20558992 A JP 20558992A JP H0652545 A JPH0652545 A JP H0652545A
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magnetic
recording medium
magnetic recording
mother
circuit
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JP20558992A
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Koji Naruse
宏治 成瀬
Mayumi Abe
真弓 阿部
Yasuo Tateno
安夫 舘野
Kazunobu Chiba
一信 千葉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気転写により高速で大量複写することがで
き、しかも転写出力の高いコピー磁気記録媒体を得る。 【構成】 磁性層の磁化容易軸e.a.(C) の面内方向から
の角度θCEが70°±20°とされたコピー磁気記録媒
体Cと、磁化容易軸e.a.(M) の面内方向からの角度θME
が20°±15°とされたマザー磁気記録媒体Mとを用
いて、コピー磁気記録媒体Cとマザー磁気記録媒体Mと
を各磁性層の磁区カラムCLC 及びCLMの傾きが互い
に逆向きとなるように両磁性層を対向させて重ね合わせ
た状態で、マザー磁気記録媒体Mの面内方向から110
°±15の方向に外部バイアス磁界HB を印加して、マ
ザー磁気記録媒体Mの記録磁化をコピー磁気記録媒体C
に転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マザー磁気記録媒体及
びコピー磁気記録媒体が共に金属磁性薄膜より成る磁性
層を有する磁気記録媒体である磁気転写方法と、このコ
ピー磁気記録媒体をディジタルビデオ信号等のディジタ
ル画像信号を記録する磁気記録媒体として用いたディジ
タル画像信号の磁気記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラービデオ信号をディジタル化
して磁気テープ等の記録媒体に記録するディジタルVT
Rとしては、放送局用のD1フォーマットのコンポーネ
ント型のディジタルVTR及びD2フォーマットのコン
ポジット型のディジタルVTRが実用化されている。
【0003】前者のD1フォーマットのディジタルVT
Rは、輝度信号及び第1、第2の色差信号をそれぞれ1
3.5MHz、6.75MHzのサンプリング周波数で
A/D変換した後、所定の信号処理を行って磁気テープ
上に記録するもので、これらコンポーネント成分のサン
プリング周波数の比が4:2:2であるところから、
4:2:2方式とも称されている。
【0004】後者のD2フォーマットのディジタルVT
Rは、コンポジットカラービデオ信号をカラー副搬送波
信号の周波数fscの4倍の周波数の信号でサンプリング
を行ってA/D変換し、所定の信号処理を行った後、磁
気テープに記録するようにしている。
【0005】これらのディジタルVTRは、共に放送局
用に使用されることを前提として設計されているため、
画質最優先とされ、1サンプルが例えば8ビットにA/
D変換されたディジタルカラービデオ信号を実質的に圧
縮することなしに記録するようにしている。
【0006】一例として、前者のD1フォーマットのデ
ィジタルVTRのデータ量について説明する。カラービ
デオ信号の情報量は、上述のサンプリング周波数で、各
サンプル当たり8ビットでA/D変換した場合には、約
216Mbps(メガビット/秒)の情報量となる。こ
のうち水平及び垂直のブランキング期間のデータを除く
と、1水平期間の輝度信号の有効画素数が720、色差
信号の有効画素数が360となり、各フィールドの有効
走査線数がNTSC方式(525/60)では250と
なるので、1秒間の映像信号のデータ量Dvは Dv=(720+360 +360)×8 ×250 ×60 =172.8 Mbps となる。
【0007】PAL方式(625/50)でもフィール
ド毎の有効走査線数が300で、1秒間でのフィールド
数が50であることを考慮すると、そのデータ量がNT
SC方式と等しくなることがわかる。これらのデータに
エラー訂正及びフォーマット化のための冗長成分を加味
すると、映像データのビットレートは合計で約205.
8Mbpsとなる。
【0008】また、オーディオ・データDaは約12.
8Mbpsとなり、さらに編集用のギャップ、プリアン
ブル、ポストアンブル等の付加データDoが約6.6M
bpsとなるので、NTSC方式の場合の記録データ全
体の情報量Dtは以下の通りとなる。 Dt=Dv+Da+Do =172.8 +12.8+6.6 =192.2 Mbps
【0009】この情報量を有するデータを記録するた
め、D1フォーマットのディジタルVTRでは、トラッ
クパターンとして、NTSC方式では1フィールドで1
0トラック、また、PAL方式では12トラックを用い
るセグメント方式が採用されている。
【0010】また、記録テープとしては19mm幅のもの
が使用され、テープ厚さは13μmと16μmとの二種
類があり、これを収納するカセットには大(L)、中
(M)、小(S)の三種類のものが用意されている。こ
れらのテープに上述したフォーマットで情報データを記
録しているため、データの記録密度としては約20.4
μm2 /bit程度となっている。
【0011】以上のパラメータを総合すると、D1フォ
ーマットのディジタルVTRの各サイズのカセットの再
生時間は次の通りとなる。すなわち、Sサイズのカセッ
トではテープ厚さが13μmのときには13分、16μ
mのときには11分、Mサイズのカセットではテープ厚
さが13μmのときには42分、16μmのときには3
4分、Lサイズのカセットではテープ厚さが13μmの
ときには94分、16μmのときには76分である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、D1フォ
ーマットのディジタルVTRは、放送局用の、画質最優
先の性能を求めたVTRとしては十分のものであるが、
19mm幅を有するテープを装着した大型のカセットを使
用しても、高々1.5時間程度の再生時間しか得られ
ず、家庭用のVTRとして使用するには、頗る不適当な
ものといえる。一方、例えば、5μmのトラック幅に対
して最短波長0.5μmの信号を記録するようにすれ
ば、1.25μm2 /bitの記録密度を実現すること
ができ、記録情報量を再生歪みが少ないような形で圧縮
する方法を併用することによって、テープ幅が8mm或い
はそれ以下の幅狭の磁気テープを使用しても長時間の記
録・再生が可能となる。
【0013】ところで、磁気テープの記録内容を大量に
複写する場合、原記録のあるマザーテープ(マスターテ
ープ)にバイアス磁界を印加した状態でこのマザーテー
プをコピーテープ(スレーブテープ)に接触または近接
させて、マザーテープの記録内容すなわち記録磁化をコ
ピーテープに転写する磁気転写方式が一般に採用されて
いる。そして、この磁気転写方式によれば、転写を高速
で行うことができることから、コピーテープを高速で大
量複写することができる。
【0014】従来、この磁気転写方式においては、バイ
アス磁界によるマザーテープの減磁を抑制し、かつコピ
ーテープへの記録内容の転写を行いやすくするために、
マザーテープの抗磁力(保磁力)Hcをコピーテープの
抗磁力Hcの2.5〜3倍としていた。
【0015】しかし、例えば、塗布型の磁気テープとし
て現在最も優れた高抗磁力のメタル塗布型テープをマザ
ーテープとして用い、バリウムフェライト(Ba−F)
テープをコピーテープとして用いた場合においても、減
磁を完全に抑制することができず、コピーテープの転写
出力として高い値を得ることができなかった。特に、高
記録密度化を図るために記録波長を短くした場合には、
転写出力は非常に低い値となってしまう。このような理
由により、高い出力が要求されるディジタルVTR用の
ソフトテープを磁気転写により大量複製することは困難
であった。
【0016】又、本出願人の出願に係る特願平3−84
673号出願では、保磁力Hcを高くしなくても済む様
にマザーテープ及びコピーテープとしてME(金属蒸
着)テープを用いる手法が提案されている。しかし、充
分な出力が得られていない。従って、この発明の目的
は、磁気転写により高速で大量複写することができ、し
かも転写出力の高いコピー磁気記録媒体を得る磁気転写
方法を提供し、またこのコピー磁気記録媒体を磁気記録
媒体として用いることができるディジタル画像信号の磁
気記録方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1にその一
例の模式図を示すように、非磁性支持体上に金属磁性薄
膜から成る磁性層が形成され、この磁性層の形状異方性
を取り除いた磁化容易軸e.a.(C) の面内方向からの角度
θCEが70°±20°とされたコピー磁気記録媒体C
と、磁化容易軸e.a.(M) の面内方向からの角度θMEが2
0°±15°とされたマザー磁気記録媒体Mとを用い
て、コピー磁気記録媒体Cとマザー磁気記録媒体Mとを
各磁性層の磁区カラムCLC 及びCLM の傾きが互いに
逆向きとなるように両磁性層を対向させて重ね合わせた
状態で、マザー磁気記録媒体Mの面内方向から110°
±15の方向に外部バイアス磁界HB を印加して、マザ
ー磁気記録媒体Mの記録磁化をコピー磁気記録媒体Cに
転写する。
【0018】また本発明は、上述の磁気転写方式におい
て、コピー磁気記録媒体Cの磁性層を、主成分としてC
oCr又はCoOを含む金属磁性薄膜より構成する。
【0019】更にまた本発明は、入力ディジタル画像信
号を複数の画素データからなるブロック単位のデータに
変換してブロック化し、該ブロック化されたデータをブ
ロック単位に圧縮符号化し、該圧縮符号化されたデータ
をチャンネル符号化し、該チャンネル符号化されたデー
タを回転ドラムに装着された磁気ヘッドにより磁気記録
媒体に記録するようにしたディジタル画像信号の磁気記
録方法において、上述の磁気転写方法により記録磁化が
転写されたコピー磁気記録媒体を磁気記録媒体として用
いる。即ち、非磁性支持体上に金属磁性薄膜からなる磁
性層を形成して成り、磁性層の形状異方性を取り除いた
磁化容易軸e.a.(C) の面内方向からの角度θCEが70°
±20°とされたコピー磁気記録媒体Cと、磁化容易軸
e.a.(M) の面内方向からの角度θMEが20°±15°と
されたマザー磁気記録媒体Mとを用いて、コピー磁気記
録媒体Cとマザー磁気記録媒体Mとを、各磁性層の磁区
カラムの傾きが互いに逆向きとなるように両磁性層を対
向させて重ね合わせた状態で、マザー磁気記録媒体Mの
面内方向から110°±15°の角度をなす方向に外部
バイアス磁界HB を印加することにより、マザー磁気記
録媒体M上の記録磁化が転写されて成るコピー磁気記録
媒体を磁気記録媒体として用いる。
【0020】また本発明は、上述のディジタル画像信号
の磁気記録方法において、上記コピー磁気記録媒体の上
記磁性層を、主成分としてCoCr又はCoOを含む金
属磁性薄膜より構成する。
【0021】
【作用】この発明において用いられるマザー磁気記録媒
体の金属磁性薄膜からなる磁性層は、非磁性支持体上に
例えば入射角45°〜90°で磁性金属を斜め蒸着する
ことにより形成される。このようにして形成される磁性
層においては、面内方向に対する傾斜角度がほぼ45°
の柱状成長粒、いわゆるカラムが、湾曲して形成され
る。本発明者等の知見によれば、この磁性層の実質的な
磁化容易軸は、このカラムの成長方向と一致せず、カラ
ムの成長方向より面内方向にやや傾斜しており、面内方
向からほぼ20°±15°の角度をなす方向となってい
る。
【0022】また、コピー磁気記録媒体の金属磁性薄膜
からなる磁性層は、非磁性支持体上に例えば入射角10
゜〜40°で磁性金属を垂直蒸着することにより形成さ
れる。本発明者の知見によれば、この磁性層の実質的な
磁化容易軸は、面内方向とほぼ70°±20°の角度を
なす方向となっている。
【0023】この発明においては、このような磁化容易
軸が面内方向とほぼ20°±15°の角度をなす方向で
あるマザー磁気記録媒体を用いて、このマザー磁気記録
媒体の面内方向とほぼ110°±15°の角度をなす方
向に外部バイアス磁界を印加する。この方向は、マザー
磁気記録媒体の磁化困難軸の方向に相当し、また、コピ
ー磁気記録媒体の磁化容易軸の方向とほぼ一致してい
る。
【0024】従って、マザー磁気記録媒体の記録磁化を
磁気記録媒体に磁気転写する際にマザー磁気記録媒体の
減磁を防止することができるとともに、コピー磁気記録
媒体の転写出力を高くすることができる。
【0025】そして他の本発明においては、特に記録波
長が例えば0.5μm程度に短い場合においても、コピ
ー磁気記録媒体の転写出力として十分に高い値を得るこ
とができる。従って、ディジタル画像信号の再生方法に
おいて磁気記録媒体といて用いることによって、長時間
の記録再生を可能とすることができる。
【0026】また、特に磁気記録媒体の磁性層としてC
oCr或いはCoOを主体とする材料により構成するこ
とによって、確実に転写出力或いは再生出力を大とする
ことができる。
【0027】
【実施例】以下、この発明の一実施例について説明す
る。この説明は、下記の順序に従ってなされる。 a.信号処理部 b.ブロック符号化 c.チャンネルエンコーダ及びチャンネルデコーダ d.ヘッド・テープ系 e.電磁変換系
【0028】a.信号処理部 まず、この一実施例のディジタルVTRの信号処理部に
ついて説明する。図2は記録側の構成を全体として示す
ものである。符号1Y、1U、1Vでそれぞれ示す入力
端子に、例えばカラービデオカメラからの三原色信号
R、G、Bから形成されたディジタル輝度信号Y、ディ
ジタル色差信号U、Vが供給される。この場合、各信号
のクロックレートは上述のD1フォーマットの各コンポ
ーネント信号の周波数と同一とされる。すなわち、それ
ぞれのサンプリング周波数が13.5MHz、6.75
MHzとされ、かつこれらの1サンプル当たりのビット
数が8ビットとされている。従って、入力端子1Y、1
U、1Vに供給される信号のデータ量としては、上述し
たように、約216Mbpsとなる。この信号のうちブ
ランキング期間のデータを除去し、有効領域の情報のみ
を取り出す有効情報抽出回路2によってデータ量が約1
67Mbpsに圧縮される。有効情報抽出回路2の出力
のうちの輝度信号Yが周波数変換回路3に供給され、サ
ンプリング周波数が13.5MHzからその3/4に変
換される。この周波数変換回路3としては、例えば間引
きフィルタが使用され、折り返し歪みが生じないように
なされている。周波数変換回路3の出力信号がブロック
化回路5に供給され、輝度データの順序がブロックの順
序に変換される。ブロック化回路5は、後段に設けられ
たブロック符号化回路8のために設けられている。
【0029】図3は、符号化の単位のブロックの構造を
示す。この例は、3次元ブロックであって、例えば2フ
レームにまたがる画面を分割することにより、図3に示
すように、(4ライン×4画素×2フレーム)の単位ブ
ロックが多数形成される。図3において、実線は奇数フ
ィールドのラインを示し、破線は偶数フィールドのライ
ンを示す。
【0030】また、有効情報抽出回路2の出力のうち、
二つの色差信号U、Vがサブサンプリング及びサブライ
ン回路4に供給され、サンプリング周波数がそれぞれ
6.75MHzからその半分に変換された後、二つのデ
ィジタル色差信号が交互にライン毎に選択され、1チャ
ンネルのデータに合成される。従って、このサブサンプ
リング及びサブライン回路4からは線順次化されたディ
ジタル色差信号が得られる。この回路4によってサブサ
ンプル及びサブライン化された信号の画素構成を図4に
示す。図4において、○は第1の色差信号Uのサンプリ
ング画素を示し、△は第2の色差信号Vのサンプリング
画素を示し、×はサブサンプルによって間引かれた画素
の位置を示す。
【0031】サブサンプリング及びサブライン回路4の
線順次出力信号がブロック化回路6に供給される。ブロ
ック化回路6では、ブロック化回路5と同様に、テレビ
ジョン信号の走査の順序の色差データがブロックの順序
のデータに変換される。このブロック化回路6は、ブロ
ック化回路5と同様に、色差データを(4ライン×4画
素×2フレーム)のブロック構造に変換する。ブロック
化回路5及び6の出力信号が合成回路7に供給される。
【0032】合成回路7では、ブロックの順序に変換さ
れた輝度信号及び色差信号が1チャンネルのデータに変
換され、合成回路7の出力信号がブロック符号化回路8
に供給される。このブロック符号化回路8としては、後
述するようにブロック毎のダイナミックレンジに適応し
た符号化回路(ADRCと称する)、DCT回路等が適
用できる。ブロック符号化回路8の出力信号がフレーム
化回路9に供給され、フレーム構造のデータに変換され
る。このフレーム化回路9では、画像系のクロックと記
録系のクロックとの乗り換えが行われる。
【0033】フレーム化回路9の出力信号がエラー訂正
符号のパリティ発生回路10に供給され、エラー訂正符
号のパリティが生成される。パリティ発生回路10の出
力信号がチャンネルエンコーダ11に供給され、記録デ
ータの低域部分を減少させるようなチャンネルコーディ
ングがなされる。チャンネルエンコーダ11の出力信号
が記録アンプ12A、12B及び回転トランス(図示せ
ず)を介して磁気ヘッド13A、13Bに供給され、磁
気テープに記録される。なお、図示は省略するが、オー
ディオ信号は、ビデオ信号とは別に圧縮符号化され、チ
ャンネルエンコーダに供給される。
【0034】上述の信号処理によって、入力のデータ量
216Mbpsが有効走査期間のみを抽出することによ
って約167Mbpsに低減され、さらに周波数変換と
サブサンプル及びサブラインとによって、これが84M
bpsに減少される。このデータは、ブロック符号化回
路8で圧縮符号化することにより約25Mbpsに圧縮
され、その後のパリティ、オーディオ信号等の付加的な
情報を加えて、記録データ量としては31.56Mbp
s程度となる。
【0035】次に、再生側の構成について図5を参照し
て説明する。図5において磁気ヘッド13A、13Bか
らの再生データが回転トランス(図示せず)及び再生ア
ンプ21A、21Bを介してチャンネルデコーダ22に
供給される。チャンネルデコーダ22において、チャン
ネルコーディングの復調がされ、チャンネルデコーダ2
2の出力信号がTBC回路(時間軸補正回路)23に供
給される。このTBC回路23において、再生信号の時
間軸変動成分が除去される。TBC回路23からの再生
データがECC回路24に供給され、エラー訂正符号を
用いたエラー訂正とエラー修整とが行われる。ECC回
路24の出力信号がフレーム分解回路25に供給され
る。
【0036】フレーム分解回路25によって、ブロック
符号化データの各成分がそれぞれ分離されると共に、記
録系のクロックから画像系のクロックへの乗り換えがな
される。フレーム分解回路25で分離された各データが
ブロック復号回路26に供給され、各ブロック単位に原
データと対応する復元データが復号され、復号データが
分配回路27に供給される。この分配回路27で、復号
データが輝度信号と色差信号とに分離される。これらの
輝度信号及び色差信号がブロック分解回路28及び29
にそれぞれ供給される。ブロック分解回路28及び29
は、送信側のブロック化回路5及び6と逆に、ブロック
の順序の復号データをラスター走査の順に変換する。
【0037】ブロック分解回路28からの復号輝度信号
が補間フィルタ30に供給される。補間フィルタ30で
は、輝度信号のサンプリングレートが3fs から4fs
(4fs =13.5MHz) に変換される。補間フィル
タ30からのディジタル輝度信号Yは出力端子33Yに
取り出される。
【0038】一方、ブロック分解回路29からのディジ
タル色差信号が分配回路31に供給され、線順次化され
たディジタル色差信号U、Vがディジタル色差信号U及
びVにそれぞれ分離される。分配回路31からのディジ
タル色差信号U及びVが補間回路32に供給され、それ
ぞれ補間される。補間回路32は、復元された画素デー
タを用いて間引かれたライン及び画素のデータを補間す
るもので、この補間回路32からは、サンプリングレー
トが4fs のディジタル色差信号U及びVが得られ、出
力端子33U、33Vにそれぞれ取り出される。
【0039】b.ブロック符号化 上述の図2におけるブロック符号化回路8としては、先
に本出願人が出願した特願昭59−266407号、特
願昭59−269866号等に示されるADRC(Adapt
ive Dynamic Range Coding) エンコーダが用いられる。
このADRCエンコーダは、各ブロックに含まれる複数
の画素データの最大値MAX及び最小値MINを検出
し、これらの最大値MAX及び最小値MINからブロッ
クのダイナミックレンジDRを検出し、このダイナミッ
クレンジDRに適応した符号化を行い、原画素データの
ビット数よりも少ないビット数により、再量子化を行う
ものである。ブロック符号化回路8の他の例として、各
ブロックの画素データをDCT(Discrete Cosine Trans
form) した後、このDCTで得られた係数データを量子
化し、量子化データをランレングス・ハフマン符号化し
て圧縮符号化する構成を用いても良い。ここでは、AD
RCエンコーダを用い、さらにマルチダビングした時に
も画質劣化が生じないエンコーダの例を図6を参照して
説明する。
【0040】図6において、符号41で示す入力端子
に、例えば1サンプルが8ビットに量子化されたディジ
タルビデオ信号(或いはディジタル色差信号)が図2の
合成回路7より入力される。入力端子41からのブロッ
ク化データが最大値、最小値検出回路43及び遅延回路
44に供給される。最大値、最小値検出回路43は、ブ
ロック毎に最小値MIN、最大値MAXを検出する。遅
延回路44は、最大値及び最小値が検出されるのに要す
る時間、入力データを遅延させる。遅延回路44からの
画素データが比較回路45及び比較回路46に供給され
る。
【0041】最大値、最小値検出回路43からの最大値
MAXが減算回路47に供給され、最小値MINが加算
回路48に供給される。これらの減算回路47及び加算
回路48には、ビットシフト回路49から4ビット固定
長でノンエッジマッチング量子化をした場合の1量子化
ステップ幅の値(Δ=(1/16)DR)が供給され
る。ビットシフト回路49は、(1/16)の割算を行
うように、ダイナミックレンジDRを4ビットシフトす
る構成とされている。減算回路47からは、(MAX−
Δ)のしきい値が得られ、加算回路48からは、(MI
N+Δ)のしきい値が得られる。これらの減算回路47
及び加算回路48からのしきい値が比較回路45及び4
6にそれぞれ供給される。なお、このしきい値を規定す
る値Δは、量子化ステップ幅に限らず、ノイズレベルに
相当する固定値としても良い。
【0042】比較回路45の出力信号がANDゲート5
0に供給され、比較回路46の出力信号がANDゲート
51に供給される。ANDゲート50及び51には、遅
延回路44からの入力データが供給される。比較回路4
5の出力信号は、入力データがしきい値より大きい時に
ハイレベルとなり、従って、ANDゲート50の出力端
子には、(MAX〜MAX−Δ)の最大レベル範囲に含
まれる入力データの画素データが抽出される。比較回路
46の出力信号は、入力データがしきい値より小さい時
にハイレベルとなり、従って、ANDゲート51の出力
端子には、(MIN〜MIN+Δ)の最小レベル範囲に
含まれる入力データの画素データが抽出される。
【0043】ANDゲート50の出力信号が平均化回路
52に供給され、ANDゲート51の出力信号が平均化
回路53に供給される。これらの平均化回路52及び5
3は、ブロック毎に平均値を算出するもので、端子54
からブロック周期のリセット信号がこれらの平均化回路
52及び53に供給されている。平均化回路52から
は、(MAX〜MAX−Δ)の最大レベル範囲に属する
画素データの平均値MAX´が得られ、平均化回路53
からは、(MIN〜MIN+Δ)の最小レベル範囲に属
する画素データの平均値MIN´が得られる。平均値M
AX´から平均値MIN´が減算回路55で減算され、
減算回路55からダイナミックレンジDR´が得られ
る。
【0044】また、平均値MIN´が減算回路56に供
給され、遅延回路57を介された入力データから平均値
MIN´が減算回路56において減算され、最小値除去
後のデータPDIが形成される。このデータPDI及び
修整されたダイナミックレンジDR´が量子化回路58
に供給される。この実施例では、量子化に割り当てられ
るビット数nが0ビット(コード信号を伝送しない)、
1ビット、2ビット、3ビット、4ビットの何れかとさ
れる可変長のADRCであって、エッジマッチング量子
化がなされる。割り当てビット数nは、ブロック毎にビ
ット数決定回路59において決定され、ビット数nのデ
ータが量子化回路58に供給される。
【0045】可変長ADRCは、ダイナミックレンジD
R´が小さいブロックでは、割り当てビット数nを少な
くし、ダイナミックレンジDR´が大きいブロックで
は、割り当てビット数nを多くすることで、効率の良い
符号化を行うことができる。すなわち、ビット数nを決
定する際のしきい値をT1〜T4(T1<T2<T3<
T4)とすると、(DR´<T1)のブロックは、コー
ド信号が伝送されず、ダイナミックレンジDR´の情報
のみが伝送され、(T1≦DR´<T2)のブロック
は、(n=1)とされ、(T2≦DR´<T3)のブロ
ックは、(n=2)とされ、(T3≦DR´<T4)の
ブロックは、(n=3)とされ、(DR´≧T4)のブ
ロックは、(n=4)とされる。
【0046】このような可変長ADRCでは、しきい値
T1〜T4を変えることにより、発生情報量を制御する
こと(いわゆるバッファリング)ができる。従って、1
フィールド或いは、1フレーム当たりの発生情報量を所
定値にすることが要求されるこの発明のディジタルVT
Rのような伝送路に対しても可変長ADRCを適用でき
る。
【0047】図6において、符号60は、発生情報量を
所定値にするためのしきい値T1〜T4を決定するバッ
ファリング回路を示す。バッファリング回路60では、
しきい値の組(T1、T2、T3、T4)が複数例えば
32組用意されており、これらのしきい値の組がパラメ
ータコードPi(i=0、1、2、・・、31)により
区別される。パラメータコードPiの番号iが大きくな
るに従って、発生情報量が単調に減少するように設定さ
れている。但し、発生情報量が減少するに従って、復元
画像の画質が劣化する。
【0048】バッファリング回路60からのしきい値T
1〜T4が比較回路61に供給され、遅延回路62を介
されたダイナミックレンジDR´が比較回路61に供給
される。遅延回路62は、バッファリング回路60でし
きい値の組が決定されるのに要する時間、DR´を遅延
させる。比較回路61では、ブロックのダイナミックレ
ンジDR´と各しきい値とがそれぞれ比較され、比較出
力がビット数決定回路59に供給され、そのブロックの
割り当てビット数nが決定される。量子化回路58で
は、ダイナミックレンジDR´と割り当てビット数nと
を用いて遅延回路63を介された最小値除去後のデータ
PDIがエッジマッチングの量子化により、コード信号
DTに変換される。量子化回路58は、例えばROMで
構成されている。
【0049】遅延回路62及び64をそれぞれ介して修
整されたダイナミックレンジDR´及び平均値MIN´
が出力され、さらにコード信号DTとしきい値の組を示
すパラメータコードPiが出力される。この例では、一
旦ノンエッジマッチ量子化された信号が新たなダイナミ
ックレンジ情報に基づいて、エッジマッチ量子化されて
いるためにダビングした時の画像劣化は少ないものとさ
れる。
【0050】c.チャンネルエンコーダ及びチャンネル
デコーダ 次に、図2のチャンネルエンコーダ11及びチャンネル
デコーダ22について説明する。これらの回路の詳細に
ついては、本出願人が出願した特願平1−143491
号にその具体構成が開示されているが、その概略構成に
ついて図7及び図8を参照して説明する。
【0051】図7において、符号71は、図2のパリテ
ィ発生回路10の出力が供給される適応型スクランブル
回路で、複数のM系列のスクランブル回路が用意され、
その中で入力信号に対し高周波成分及び直流成分の最も
少ない出力が得られるようなM系列が選択されるように
構成されている。符号72がパーシャルレスポンス・ク
ラス4検出方式のためのプリコーダで1/1−D2 (D
は単位遅延用回路)の演算処理がなされる。このプリコ
ーダ出力を記録アンプ12A、12Bを介して磁気ヘッ
ド13A、13Bにより記録・再生し、再生出力を再生
アンプ21A、21Bによって増幅するようになされて
いる。
【0052】チャンネルデコーダ22の構成を示す図8
において、符号73がパーシャルレスポンス・クラス4
の再生側の演算処理回路を示し、1+Dの演算が再生ア
ンプ21A、21Bの出力に対して行われる。符号74
がいわゆるビタビ復号回路を示し、演算処理回路73の
出力に対してデータの相関性や確からしさ等を用いた演
算により、ノイズに強いデータの復号が行われる。この
ビタビ復号回路74の出力がディスクランブル回路75
に供給され、記録側でのスクランブル処理によって並び
かえられたデータが元の系列に戻されて原データが復元
される。この実施例において用いられるビタビ復号回路
74によって、ビット毎の復号を行う場合よりも、再生
C/N換算で3dBの改善がなされる。
【0053】d.テープ・ヘッド系 上述の磁気ヘッド13A及び13Bは、図9Aに示すよ
うに、回転ドラム76に対して、180°の対向間隔で
取りつけられている。或いは図9Bに示すように、磁気
ヘッド13A及び13Bが一体構造とされた形でドラム
76に取りつけられる。ドラム76の周面には、180
°よりやや大きいか、またはやや少ない巻き付け角で磁
気テープ(図示せず)が斜めに巻きつけられている。図
9Aに示すヘッド配置では、磁気テープに対して磁気ヘ
ッド13A及び13Bがほぼ交互に接し、図9Bに示す
ヘッド配置では、磁気ヘッド13A及び13Bが同時に
磁気テープを走査する。
【0054】磁気ヘッド13A及び13Bのそれぞれの
ギャップの延長方向(アジマス角と称する)が異ならさ
れている。例えば図10に示すように、磁気ヘッド13
Aと13Bとの間に、±20°のアジマス角が設定され
ている。
【0055】このアジマス角の相違により、磁気テープ
には、図11に示すような記録パターンが形成される。
この図11からわかるように、磁気テープ上に形成され
た隣合うトラックTA及びTBは、アジマス角が相違し
た磁気ヘッド13A及び13Bによりそれぞれ形成され
たものとなる。従って、再生時には、アジマス損失によ
り、隣合うトラック間のクロストーク量を低減すること
ができる。
【0056】図12A及び図12Bは、磁気ヘッド13
A、13Bを一体構造(いわゆるダブルアジマスヘッ
ド)とした場合のより具体的な構成を示す。例えば15
0rps(NTSC方式)の高速で回転される上ドラム7
6に対して、一体構造の磁気ヘッド13A及び13Bが
取りつけられ、下ドラム77が固定とされている。従っ
て、磁気テープ78には、1フィールドのデータが5本
のトラックに分割して記録される。このセグメント方式
により、トラックの長さを短くすることができ、トラッ
クの直線性のエラーを小さくできる。磁気テープ78の
巻き付け角θは例えば166°とされ、ドラム径φは1
6.5mmとされている。
【0057】また、ダブルアジマスヘッドを使用し、同
時記録を行っている。通常、上ドラム76の回転部の偏
心等により、磁気テープ78の振動が生じ、トラックの
直線性のエラーが発生する。図13Aに示すように、磁
気テープ78が下側に押さえつけられ、また、図13B
に示すように、磁気テープ78が上側に引っ張られ、こ
れにより磁気テープ78が振動し、トラックの直線性が
劣化する。しかしながら、ダブルアジマスヘッドで同時
記録を行うことにより、180°で一対の磁気ヘッドが
対向配置されたものと比較して、この直線性のエラー量
を小さくすることができる。さらに、ダブルアジマスヘ
ッドは、ヘッド間の距離が小さいので、ペアリング調整
をより正確に行うことができるという利点がある。この
ようなテープ・ヘッド系により、狭い幅のトラックの記
録・再生を行うことができる。
【0058】e.電磁変換系 次に、この発明に用いられる電磁変換系について説明す
る。まず、記録媒体としての磁気テープは次のような方
法で製造される。第1の方法では、例えば厚さ9μmの
ポリアミドからなるベース上に、例えばアクリル酸エス
テル系ラテックスを主成分とするバインダーと酸化ケイ
素SiO 2 の微粒子を含有した液を塗布した後、乾燥を
行い、ベースの一主面上に上記酸化ケイ素微粒子よりな
る微小突起を形成する。このような処理を施したベース
の表面粗さは、中心線平均粗さRa で例えば10Å程
度、また微小突起の密度は例えば1000万個/mm2
度であった。なお、ベースに内添されるフィラーとして
は、SiO2 、TiO2 、Al2 3 等が用いられる。
【0059】この後、例えば図14に示す真空蒸着装置
を用い、次のようにして上記ベース上に例えばCoを主
成分とする磁性層を酸素雰囲気中で蒸着により形成す
る。図14において、符号81a、81bは真空槽、8
2は間仕切り板、83は真空排気弁である。符号84は
ベースBの供給ロール、85は巻き取りロール、86は
ガイドロール、87a、87bはベースBをガイドする
円筒型のクーリングキャンである。また、符号88a、
88bはCoの蒸発源を示し、矢印EB1 、EB2 で示
すように電子銃(図示せず)から電子ビームが照射され
て加熱される。符号90a、90bはベースBに対する
蒸発金属の入射角を規制するための遮蔽板、91a、9
1bは酸素ガス導入管である。
【0060】このように構成された真空蒸着装置におい
て、ベースBは供給ロール84からクーリングキャン8
7a、ガイドロール86、クーリングキャン87b、巻
き取りロール85の順に移送される。このとき、クーリ
ングキャン87a、87bにおいて、酸素雰囲気中で2
層のCo層よりなる磁性層が蒸着により形成される。
又、マザーテープも同様な方法で、前述の特願平3−8
4673号出願において記載された手法により作製され
る。
【0061】この真空蒸着は、真空槽81a、81bを
例えば真空度1×10-4Torrに保ちながら、これらの真
空槽81a、81b内に導入管91a、91bにより酸
素ガスを例えば400cc/min の割合で導入しながら行
う。この場合、ベースBに対する蒸発金属の入射角は例
えば0°(θmin )〜50°(θmax )の範囲とする。
また、Co層はクーリングキャン87a、87bにおい
てそれぞれ例えば1000Åの厚さに蒸着され、磁性層
全体の厚さδが2000Åとされる。なお、蒸発源88
a、88bに用いられるインゴットの組成は例えばCo
100%である。
【0062】このようにして2層のCo層からなる磁性
層が形成されたベースBに、例えばカーボン及びエポキ
シ系バインダーからなるバックコートと防錆剤処理とパ
ーフルオロポリエーテルからなる潤滑剤のトップコート
とを施した後、これを8mm幅に裁断して磁気テープを作
製する。
【0063】最終的に得られた磁気テープの特性は、垂
直方向の飽和磁束密度Bs =8600G、垂直方向の抗
磁力Hc =1410[Oe]であった。また、この磁気テー
プの表面粗さは、ベースBの表面粗さを反映して、中心
線平均粗さRa で10Åと極めて小さかった。
【0064】なお、表面粗さの測定は、通常JIS B
0601により行われるが、今回の測定は下記条件によ
り行った。 測定器:タリステップ(ランクテーラー社製) 針径:0.2×0.2μm、角型針 針圧:2mg ハイパスフィルター:0.33Hz
【0065】第2の方法では、上述の図14に示す真空
蒸着装置を用い、第1の方法と同様な方法で、ベースB
上に2層の例えばCo90Ni10合金層からなる磁性層を
酸素雰囲気中で斜め蒸着により形成する。ただし、この
場合には、真空槽81a、81bへ酸素ガスを例えば3
80cc/min の割合で導入しながら斜め蒸着を行う。ま
た、Co90Ni10合金層はクーリングキャン87a、8
7bにおいてそれぞれ例えば1000Åの厚さに蒸着さ
れ、磁性層全体の厚さが2000Åとされる。この後、
第1の方法と同様にして8mm幅の磁気テープを作製し
た。最終的に得られた磁気テープの特性は、Br =80
00G、Hc =1300[Oe]であった。また、この磁気
テープの表面粗さは、Ra で10Åであった。
【0066】第3の方法では、第1の方法と同様な方法
で形成されたベースB上に、図15に示す真空蒸着装置
を用い、次のようにしてCoを主成分とする磁性層を酸
素雰囲気中で蒸着により形成する。
【0067】図15において、符号80a、80bは排
気口、81c、81dは真空槽、82は間仕切り板、8
4はベースBの供給ロール、85は巻き取りロール、8
6a、86bはガイドロール、87はベースBをガイド
する円筒型のクーリングキャンを示す。88は蒸発源
で、矢印EBで示すように電子銃92からの電子ビーム
により加熱される。また90はベースBに対する蒸発金
属の入射角を規制するための遮蔽板、91は酸素ガス導
入管である。
【0068】このように構成された真空蒸着装置におい
て、ベースBは供給ロール84からガイドロール86
a、クーリングキャン87、ガイドロール86b、巻き
取りロール85の順に移送される。このとき、クーリン
グキャン87において、酸素雰囲気中で単層の例えばC
90Ni10合金層からなる磁性層が蒸着により形成され
る。
【0069】この真空蒸着は、真空槽81c、81dを
例えば真空度1×10-4Torrに保ちながら、これらの真
空槽81c、81d内に導入管91により酸素ガスを例
えば380cc/min の割合で導入しながら行う。この場
合、ベースBに対する蒸発金属の入射角は例えば0°
(θmin )〜50°(θmax )の範囲とする。また、磁
性層の厚さは例えば2000Åとする。この後、第1の
方法と同様にして8mm幅の磁気テープを作製する。
【0070】最終的に得られた磁気テープの特性は、B
s =7900G、Hc =1220[Oe]であった。また、
この磁気テープの表面粗さは、ベースBの表面粗さを反
映して、Ra で10Åと極めて小さかった。
【0071】第4の方法では、上述の図15に示す真空
蒸着装置を用い、第3の方法と同様な方法で、ベースB
上に単層の例えばインゴットCo100 %を用いて磁性層
を酸素雰囲気中で蒸着により形成する。但しこの場合に
は、真空槽81c、81dに酸素ガスを例えば400cc
/min の割合で導入しながら斜め蒸着を行う。この場
合、ベースBに対する蒸発金属の入射角は例えば0(θ
min )〜50°(θmax)の範囲とする。また、磁性層
の厚さは例えば2000Åとされる。
【0072】この後、第1の方法と同様にして8mm幅の
磁気テープを作製する。最終的に得られた磁気テープの
特性は、Bs =8200G、Hc =1250[Oe]であ
り、またこの磁気テープの表面粗さは、Ra で10Åで
あった。上述の方法により製造された磁気テープによれ
ば、エラー訂正を行う前の再生出力のビットエラーレー
トを1×10-4以下に低減することができる。
【0073】次に、上述のようにして製造される磁気テ
ープの磁気転写方法について図1を参照しながら説明す
る。図1に示すように、原記録のあるマザー磁気記録媒
体この場合マザーテープM及び磁気転写が行われるコピ
ー磁気記録媒体この場合コピーテープC(Co-O垂直テ
ープ)を、それらのカラムCLM 及びCLC の傾きが互
いに逆向きとなるようにそれらの磁性層側の面で重ね合
わせる。なお、図1においては、マザーテープM及びコ
ピーテープCの磁性層だけが図示されており、ベースな
どの図示は省略してある。
【0074】これらのマザーテープMの磁性層は、斜め
蒸着により形成されたものであり、カラムCLM の成長
方向は面内方向に対して例えばマザーテープの場合、4
5°の角度をなす方向である。この場合、マザーテープ
Mの磁性層の磁化容易軸e.a. (M) が面内方向となす角度
θMEは20°±15°であり、磁化困難軸h.a.(M) が面
内方向となす角度は110°±15°である。又、コピ
ーテープCの磁性層は、上述の様に垂直蒸着により形成
されたものであり、磁化容易軸e.a.(C) が面内方向とな
す角度θCEは70°±20°である。
【0075】そして、バイアス磁界HB をこのマザーテ
ープの磁化困難軸h.a.(M) の方向に印加する。即ちこの
方向は、コピーテープの磁化容易軸e.a.(C) にほぼ一致
しており、この条件でマザーテープM上の記録磁化をコ
ピーテープC上に転写する。なお、バイアス磁界HB
値は必要に応じて選定されるが、一例を挙げると例えば
数kOeである。
【0076】このような磁気転写方法を用いて転写した
コピー磁気記録媒体の転写出力を、その磁性層の材料や
膜構造などを変化させてそれぞれ測定した。この結果を
下記の表1に示す。この測定においては、記録波長を
0.5μmとし、実施例1〜7及び比較例1〜5におい
ていずれの場合においても、マザー磁気記録媒体として
磁性層がCo100%の2層構造のMEテープを用い
た。このマザー磁気記録媒体の磁気特性はそれぞれ面内
方向の保磁力及び残留磁束密度を示しており、磁化容易
軸の面内方向からの角度θMEは22°として作製された
ものを用いた。
【0077】
【表1】
【0078】そしてコピー磁気記録媒体の磁性層はベー
ス上に入射角0°(θmin )〜50°(θmax )の範囲
で垂直蒸着を行うことにより形成し、この入射角範囲の
取り方により磁化容易軸e.a.(C) の面内方向からの角度
θCEをコントロールして作製し、実施例1〜7において
は70°±20°の特に60〜85°の範囲として作製
し、比較例1〜5においては21°〜51°、95°〜
105°の範囲として作製した。また下記表1において
コピー磁気記録媒体の磁気特性はそれぞれ垂直方向の保
磁力及び残留磁束密度を示し、また膜構造の欄におい
て、単層とは磁性層が単層の金属磁性薄膜により形成さ
れている場合を示し、2層とは磁性層が互いに積層され
た2層の金属磁性薄膜により形成されている場合を示
す。
【0079】表1に示すように、これら各実施例1〜7
及び比較例1〜5において、それぞれ上述の磁気転写方
式により記録磁化を転写した後の、コピー磁気記録媒体
の転写出力を測定し、コピー磁気記録媒体自体に記録を
行って再生したときの出力をこの転写出力から差し引い
た出力、エラーレートを測定した。この結果、実施例1
〜7においてはコピーテープの転写出力として+1.2
〜4.9dBと十分に大きな値が得られており、転写出
力から自己録再出力を差し引いた値は比較的低く抑えら
れている。またエラーレートは1×10-4以下であっ
た。これに対し、比較例1〜5においては転写出力が比
較的低く、転写出力から自己録再出力を差し引いた値は
極めて小さい。そしてそのエラーレートは全て1×10
-4以上であった。
【0080】このように、マザー磁気記録媒体の磁化容
易軸の傾きθMEが22°の場合においては、コピー磁気
記録媒体の磁化容易軸の傾きθCEは60°〜85°の範
囲で良好なエラーレートを得ることができた。しかしな
がらマザー磁気記録媒体の磁化容易軸を適切に即ち20
°±15°の範囲で選定することによって、コピー磁気
記録媒体の磁化容易軸の傾きが50°〜90°の範囲で
高い転写出力及び低いエラーレートを得ることができ
る。従って、本発明においては、コピー磁気記録媒体の
磁化容易軸の範囲を70°±20°、マザー磁気記録媒
体の磁化容易軸の範囲を20°±15°とするものであ
る。
【0081】図16に本発明記録再生方法に用いられる
磁気ヘッドの一例を示す。この磁気ヘッドは、単結晶M
n−Znフェライトコア101A、101B上にスパッ
タ法により形成されたFe−Ga−Si−Ru系軟磁性
層102、103の間にギャップ104を有している。
このギャップ104のトラック幅方向の両側にはガラス
105、106が充填され、これによってトラック幅が
例えば約4μm幅に規制されている。107は巻線孔で
あり、この巻線孔107に記録用コイル(図示せず)が
巻装される。この磁気ヘッドの実効ギャップ長は0.2
0μmとされる。またギャップ104の近傍に飽和磁束
密度Bs が14.5kGのFe−Ga−Si−Ru系軟
磁性層102、103を用いているため、高抗磁力の磁
気テープに対してもヘッドの磁気飽和を生じることなく
記録を行うことができる。
【0082】以上のようなCo-O垂直テープと磁気ヘッ
ドとを用いることにより、1.25μm2 /bit以下
の記録密度が実現される。すなわち、上述のように、5
μmのトラック幅に対して最短波長0.5μmの信号を
記録することによって1.25μm2 /bitが実現さ
れる。ところが、再生出力のC/Nは記録波長及びトラ
ック幅が減少するに従って劣化することが知られてお
り、この劣化をおさえるために、上述した構成のテープ
及びヘッドが使用されている。
【0083】本出願人は、1988年に8mm幅のMEテ
ープを使用してトラックピッチ15μmで最短波長0.
5μmのディジタルVTRを試作したが、この時は40
mm径の回転ドラムを使用して60rpmでこのドラムを
回転させ、記録・再生を行った。このシステムでは、記
録波長1μmに対して、5ldBのC/Nが得られた。
そして、そのシステムのビット・エラーレートは4×1
-5であった。
【0084】この発明の実施例のように、5μm幅のト
ラックを使用すると、同一の仕様で約44dBのC/N
しか得られず画質が劣化することになる。この7dBの
C/Nの劣化分を補うために、上述したこの発明の実施
例の構成が用いられることになる。
【0085】すなわち、一般に記録及び再生中のテープ
と磁気ヘッドとの間のスペーシングが大きくなれば信号
出力レベルが低下することが知られており、このスペー
シングの量はテープの平坦度に依存することも知られて
いる。また、塗布型テープの場合、テープの平坦度は塗
布剤に依存するが、MEテープやCo-O垂直テープ等の
蒸着テープの場合は、スペーシング量がベースそのもの
の表面平坦度に依存することが知られている。上述の実
施例では、ベースフィルムの表面粗さを極力小に選定す
ることによりC/Nが1dB上昇するという実験結果が
得られた。
【0086】また、上述した実施例の蒸着材料、蒸着方
法を用いることにより、1988年の時の試作で用いら
れた磁気テープに対して4dBのC/N向上が実験結果
として得られた。以上のことから、この発明のヘッド及
びテープを用いることにより、以前の試作機に対して5
dBのC/Nの上昇が得られたことになる。
【0087】また、この発明では、チャンネル復号にビ
タビ復号が用いられているため、以前の試作機で使用さ
れていたビット毎の復号に対して3dBの上昇が得られ
ることが確認された。
【0088】以上により、全体として8dBのC/N劣
化分を補うことができ、1.25μm2 /bitの記録
密度で1988年の試作機と同等のビットエラーレート
が得られることになる。再生出力に関して、エラー訂正
符号の訂正処理の前の段階のビットエラーレートが10
-4以下であることが必要なのは、20%程度の冗長度の
エラー訂正符号を使用した時に、訂正可能な程度の量に
エラーを抑えるためである。
【0089】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
垂直磁気記録媒体を用い、磁気転写により高速で大量複
写することができ、しかも転写出力の高いコピー磁気記
録媒体を磁気記録媒体としてディジタル画像信号の記録
再生に用いることによって、最短記録波長が0.5μm
程度の場合においても充分な再生出力を得てエラーレー
トの低減化をはかることができ、長時間の記録再生を可
能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明磁気転写方式の一例を示す模式図であ
る。
【図2】本発明の一実施例によるディジタルVTRにお
ける記録側信号処理部の一例のの構成図である。
【図3】符号化の単位のブロックを示す図である。
【図4】信号の画素構成を示す図である。
【図5】本発明の一実施例によるディジタルVTRにお
ける再生側信号処理部の一例の構成図である。
【図6】ブロック符号化回路の一例の構成図である。
【図7】チャンネルエンコーダの一例の構成図である。
【図8】チャンネルデコーダの一例の構成図である。
【図9】ヘッド配置の説明図である。
【図10】回転ヘッドの説明図である。
【図11】記録パターンの説明図である。
【図12】ヘッド配置の説明図である。
【図13】磁気テープの振動の説明図である。
【図14】真空蒸着装置の一例の構成図である。
【図15】真空蒸着装置の一例の構成図である。
【図16】磁気ヘッドの一例の略線的拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
1Y コンポーネント信号の入力端子 1U コンポーネント信号の入力端子 1V コンポーネント信号の入力端子 5 ブロック化回路 6 ブロック化回路 8 ブロック符号化回路 11 チャンネルエンコーダ 13A 磁気ヘッド 13B 磁気ヘッド 22 チャンネルデコーダ 26 ブロック復号回路 28 ブロック分解回路 29 ブロック分解回路 B ベース M マザーテープ C コピーテープ CL カラム
フロントページの続き (72)発明者 千葉 一信 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性支持体上に金属磁性薄膜から成る
    磁性層が形成され、上記磁性層の磁化容易軸の面内方向
    からの角度θCEが70°±20°とされたコピー磁気記
    録媒体と、磁化容易軸の面内方向からの角度θMEが20
    °±15°とされたマザー磁気記録媒体とを用いて、 上記コピー磁気記録媒体と上記マザー磁気記録媒体と
    を、各磁性層の磁区カラムの傾きが互いに逆向きとなる
    ように上記両磁性層を対向させて重ね合わせた状態で、
    上記マザー磁気記録媒体の面内方向から110°±15
    °の方向に外部バイアス磁界を印加して、上記マザー磁
    気記録媒体の記録磁化を上記コピー磁気記録媒体に転写
    することを特徴とする磁気転写方法。
  2. 【請求項2】 上記コピー磁気記録媒体の上記磁性層
    は、主成分としてCoCr又はCoOを含む金属磁性薄
    膜より成ることを特徴とする上記請求項1に記載の磁気
    転写方法。
  3. 【請求項3】 入力ディジタル画像信号を複数の画素デ
    ータからなるブロック単位のデータに変換してブロック
    化し、該ブロック化されたデータをブロック単位に圧縮
    符号化し、該圧縮符号化されたデータをチャンネル符号
    化し、該チャンネル符号化されたデータを回転ドラムに
    装着された磁気ヘッドにより磁気記録媒体に記録するよ
    うにしたディジタル画像信号の磁気記録方法において、 非磁性支持体上に金属磁性薄膜からなる磁性層を形成し
    て成り、磁性層の磁化容易軸の面内方向からの角度θCE
    が70°±20°とされたコピー磁気記録媒体と、磁化
    容易軸の面内方向からの角度θMEが20°±15°とさ
    れたマザー磁気記録媒体とを用いて、 上記コピー磁気記録媒体と上記マザー磁気記録媒体と
    を、各磁性層の磁区カラムの傾きが互いに逆向きとなる
    ように上記両磁性層を対向させて重ね合わせた状態で、
    上記マザー磁気記録媒体の面内方向から110°±15
    °の角度をなす方向に外部バイアス磁界を印加すること
    により、上記マザー磁気記録媒体上の記録磁化が転写さ
    れて成るコピー磁気記録媒体を磁気記録媒体として用い
    ることを特徴とするディジタル画像信号の磁気記録方
    法。
  4. 【請求項4】 上記コピー磁気記録媒体の上記磁性層
    は、主成分としてCoCr又はCoOを含む金属磁性薄
    膜より成ることを特徴とする上記請求項3に記載のディ
    ジタル画像信号の磁気記録方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4820324A (en) * 1987-05-18 1989-04-11 Owens-Corning Fiberglas Corporation Glass corrosion resistant cobalt-based alloy having high strength
SG116440A1 (en) * 2001-02-23 2005-11-28 Fuji Photo Film Co Ltd Method and apparatus of magnetically transferring information signal from master medium to slave medium.

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