JPH0652403B2 - 感光性帯材容器及びテレンプ布の接着方法 - Google Patents

感光性帯材容器及びテレンプ布の接着方法

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JPH0652403B2 JP61268638A JP26863886A JPH0652403B2 JP H0652403 B2 JPH0652403 B2 JP H0652403B2 JP 61268638 A JP61268638 A JP 61268638A JP 26863886 A JP26863886 A JP 26863886A JP H0652403 B2 JPH0652403 B2 JP H0652403B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロール状に巻かれた印画紙や写真フレームの
如き感光性帯材の包装に関するもので、更に詳しくは太
陽光下及び室内照明光下での装填用の感光性帯材の引出
口にテレンプ布を設けた遮光容器及びテレンプ布の接着
方法に関するものである。
〔従来の技術〕
感光性帯材容器には種々の形態のものが開示されてい
る。例えば、実開昭55−88980号公報、実公昭56−16608
号公報、特開昭55−124140号公報、特開昭57−128333号
公報、特公昭59−36736号公報、特開昭60−156058号公
報、米国特許4,148,395号明細書、米国特許第4,179,028
号明細書、米国特許第4,272,035号明細書等である。
このように、感光性帯材容器の帯状写真感光材料を引出
す部分には、一般に、光が遮光容器内部に侵入し容器内
部の帯状写真感光材料が感光するのを防止する目的で遮
光部材が設けられている。遮光部材には種々のものが存
在するが、その内主として布で構成されているものをテ
レンプ布という。
従来、このようなテレンプ布としては、側断面の模式図
が第13図に示すようなものがあった(実公昭46−2053
9号公報)。このテレンプ布は、織構造の地布1にパイ
ル糸4を織り込んで形成されたものである。地布1は第
14図の平面の模式図に示すように、径糸2と緯糸3と
を織って形成されており、また上記パイル糸4は、ビス
コース、アセテート等の柔軟性のある原糸を捲縮加工し
た無芯パイル糸が用いられている。
そして、このような布を作成するには、地経緯糸2,3
によって平地に織成すると同時にパイル用経糸4を纏絡
織成して二重ビロードとなし、これを切断するのが一般
的である。
しかし、このようなパイル糸等を地布に織成してなるベ
ルベット織或いはビロード織とも称する、いわゆる織構
造の遮光テレンプ布の場合には、遮光テレンプ布作成の
過程でホツレやパイル抜けを起こし易く、生産工程が複
雑で生産コストが高くなっていた。
また、感光性帯材容器に組込んで帯状写真感光材料を引
出し又は巻き込む際にも、帯状写真感光材料面との摩擦
によりホツレやパイル抜けを起こし、その屑が帯状写真
感光材料の感光膜に付着して障害をおこすことがあっ
た。特に室内光装填ロール状カラー印画紙用遮光容器の
引出口に使用した場合、高温、高湿下ではゼラチンを用
いている感光膜は膨潤し粘着性が大きくなるため感光膜
にパイルが付着するものであった。
そこで、従来、地布1に溶液状の目止め剤を含浸させた
後乾燥させて目止め層5を形成し、パイル糸4と地布1
を固定していた。そして、この目止め層5にヒートシー
ル可能な溶液状接着層6を塗布し、容器本体7の引出口
に貼付されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の遮光テレンプ布において、溶液状の目
止め剤を塗布含浸させる工程で、パイル糸まで含浸しな
いようにするためには地布の繊維密度を上げる必要があ
った。従って、遮光テレンプ布に使用される布として
は、大量の糸が使用されている非常に高価なベルベット
の布でなければならないという問題点があった。
また、目止め層5に溶液状の接着剤を塗布して接着層6
を形成しているが、この塗布厚さが地布1の凹凸、接着
剤の含浸速度、地布の繊維密度の不均一等により変動
し、容器本体7との接着強度が不安定になったり、遮光
性物質を含む場合は遮光性の差が大きくなったり、地布
1に凹凸のすじが発生したり、しわが発生したりする等
種々の問題点があった。また、このことはホットメルト
接着層を塗布する場合も同様であった。
本発明は以上の問題点を解決し、安価で、かつ接着層の
厚さが均一である遮光テレンプ布を用いた感光性帯材容
器及びテレンプ布の接着方法を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、エチレン共重合体
樹脂接着層と熱可塑性樹脂ベース層とを有する多層共押
出しフィルムを地布に積層し、この多層共押出しフィル
ムで容器本体に接着するようにしたものである。
すなわち、本発明の感光性帯材容器は、感光性帯材がロ
ール状に巻回されるコアと該感光性帯材が引き出される
引出口と該引出口に設けられた遮光テレンプ布とを有す
る遮光容器において、該遮光テレンプ布の地布に、コモ
ノマー含有量が5〜36%のエチレン共重合体樹脂接着
層と、該エチレン共重合体樹脂接着層より10℃以上高
融点でヤング率が15kg/mm以上の熱可塑性樹脂ベー
ス層とを有し抗張力が500g/15mm巾以上の多層共
押出しフィルム層が積層されていることを特徴として構
成されている。
また、本発明の感光性帯材容器におけるテレンプ布の接
着方法は、遮光テレンプ布の地布に、コモノマー含有量
が5〜36%のエチレン共重合体樹脂接着層と、該エチレ
ン共重合体樹脂より10℃以上高融点でヤング率が15kg/
mm以上の熱可塑性樹脂ベース層とを有する多層共押出
しフィルムを直接又は接着剤層を介して積層し、該エチ
レン共重合体樹脂接着層を感光性帯材の遮光容器の引出
し口に接着することを特徴として構成されている。
エチレン共重合体樹脂接着層は、紙、プラスチック又は
金属からなる遮光容器本体に地布を接着するため等のも
のである。このエチレン共重合体樹脂接着層は、紙、プ
ラスチック又は金属とのヒートシール性とブロッキング
のバランスの点からEEA樹脂(エチレン−エチレンア
クリレート共重合樹脂)、EMA樹脂(エチレン−メチ
ルアクリレート共重合樹脂)、EVA樹脂(エチレン−
酢酸ビニル共重合樹脂)、EAA樹脂(エチレン−アク
リル酸共重合樹脂)、EMAA樹脂(エチレン−メタクリル
酸共重合樹脂)等が好ましく、そして、コモノマー含有
量が5〜36%であることが必要である。
コモノマーの含有量が5%未満では紙、プラスチック又
は金属からなる遮光容器本体にヒートシールさせること
が困難であり、コモノマーの含有量が36%をこえると
紙、プラスチック又は金属からなる遮光容器本体とのヒ
ートシール性は良いがブロッキングが発生し実用化不可
である。
また、エチレン共重合体樹脂層には遮光性確保や帯電防
止等の為に遮光性物質を添加することが好ましく、特に
カーボンブラックを0.1〜20重量%添加することが好
ましい。
熱可塑性樹脂ベース層は、多層共押出しフィルムの成形
時及び地布への積層時におけるしわやすじの発生防止、
抗張力の確保、カール防止、厚みむら防止等を達成する
ためのものである。この熱可塑性樹脂ベース層は、エチ
レン共重合体樹脂層より10℃以上融点が高くなってい
る。
これは遮光テレンプ布に本発明の多層共押出しフィルム
を積層した状態で使用寸法に裁断した後感光性帯材の引
出口にヒートシールされる。この為ヒートシール層であ
るエチレン共重合体樹脂層より10℃以上融点が高くな
いと層間ハクリが発生し遮光テレンプ布がはがれ、遮光
性を確保することが困難である。
また、この熱可塑性樹脂ベース層は、ヤング率が15kg
/mm以上である。
ヤング率が15kg/mm未満では遮光テレンプ布に多層
共押出しフィルムを積層する時に多層共押出しフィルム
にテンションが加わるが、この時にしわやすじが発生
し、その上にテンションにより多層共押出しフィルムが
伸ばされ、遮光性やフィルム厚さが不均一になり実用化
困難となる。
このような熱可塑性樹脂ベース層は、遮光性物質好まし
くはカーボンブラックを添加したポリエチレン樹脂やポ
リプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂であり、特に
カーボンブラックを0.3重量%〜15重量%添加したLDP
E樹脂、L-LDPE樹脂、MDPE樹脂、HDPE樹脂又はこれらの
樹脂を50重量%以上含む混合樹脂フィルムが成形性、
ブロッキング防止、フィルムのヤング率向上、積層時の
シワ防止やフィルム表面劣化防止等の点で好ましい。
以上のようなエチレン共重合体樹脂接着層と熱可塑性樹
脂ベース層とを有する多層共押出しフィルムが地布に積
層されている。この多層共押出しフィルムは、上記2層
を有していれば、他の層又は同一の層を有する3層以上
の共押出しフィルムであってもよい。また、多層共押出
しフィルムは、厚さが30〜150μmの範囲で、遮光
性物質の含有量が全体として0.3〜30g/m2であるこ
とが好ましい。多層共押出しフィルムを地布に接着する
には種々の方法を用いることができるが、遮光テレンプ
布の柔軟性確保及び生産効率の点で、ウェットラミネー
ト法、ドライラミネート法及びエクストル−ジョンラミ
ネート法が好ましい。
また、この多層共押出しフィルムは500g/15mm巾
以上の抗張力を有することが必要である。
多層共押出しフィルムの抗張力がフィルムの厚さに関係
なく15mm巾で500g未満であると遮光テレンプ布に
積層する時に切断したり、しわやすじが発生し製造が困
難となる。
遮光テレンプ布を形成する繊維は各種の合成樹脂繊維及
び天然繊維を用いることができるが、吸湿性が低く変形
し難く、かつヒートスリットや超音波スリット法等のよ
うに切断面がほつれないように溶融切断が可能で、しか
も起毛後のヒートセット性が良好であるとともに物理強
度が大きいポリエステル系繊維又はポリアミド系繊維で
形成することが好ましい。また、抜け毛を防止するとと
もに生産性が向上するので、編物構造とすることが好ま
しい。
例えば、起毛ニット(添毛ニット)や円型編みや平型編
み等の横編みメリヤスをループ状のパイルに起毛加工し
た布や、トリコット編み、ラッセル編み(ダブルラッセ
ル編みを含む)、ミラニーズ編み等の縦編みメリヤスを
ループ状のパイルに起毛加工した布や、ループ状のパイ
ルを有するメリヤスを直接形成する丸編パイル編機を用
いたシンカーパイル布である。
以上のような遮光テレンプ布が感光性帯材の遮光容器の
引出口に設けられている。
感光性帯材には、カラー印画紙、フォトレジスト、コン
ピュータ用マイクロフィルム、電算写植印画紙、JIS 13
5型写真フィルム(ライカフィルム)等あらゆる帯状の
感光性帯材が含まれる。遮光容器は、コアにロール状に
巻回された感光性帯材を収納し引出口から感光性帯材を
引き出す構造となっている総ての容器が含まれる。例え
ば、コンピュータ用マイクロフィルムや電算写植印画紙
やカラー印画紙用の遮光容器、JIS 135型写真フィルム
パトローネ等である。
〔作用〕
本発明は、エチレン共重合体樹脂接着層は容器本体との
間の接着を安定的に行い、熱可塑性樹脂ベース層は積層
時に多層共押出しフィルムが切断したり、しわ、すじ故
障が発生したりするのを防止し、地布がしわ、すじ、カ
ール等しないようにしている。
〔実施例〕
本発明による感光性帯材容器の遮光テレンプ布の実施例
を第1図から第8図に基づいて説明する。
第1図に示す遮光テレンプ布は、長い毛羽状パイル8a
と短い多数のループ状パイル9aがランダムに地布1a
に形成されており、この地布1aには接着剤層10を介
して多層共押出しフィルム11aが積層されている。そ
して、この2層共押出し遮光フィルム11aは、共に遮
光性物質を含んだエチレン共重合体樹脂接着層12aと
熱可塑性樹脂ベース層13aで形成されている。
第2図に示す遮光テレンプ布は、遮光性物質を含まない
エチレン共重合体樹脂接着層12を用いた他は第1図の
遮光テレンプ布と同一である。
第3図に示す遮光テレンプ布は、遮光性物質を含まない
熱可塑性樹脂ベース層13を用いた他は第1図の遮光テ
レンプ布と同一である。
第4図に示す遮光テレンプ布は、共に遮光性物質を含ま
ないエチレン共重合体樹脂接着層12と熱可塑性樹脂ベ
ース層13が用いられている他は第1図の遮光テレンプ
布と同一である。
第5図に示す遮光テレンプ布は、多層共押出しフィルム
11aが接着層10を介さずに加熱法等により溶融した
境界層14で直接遮光テレンプ布に積層されている他は
第1図の遮光テレンプ布と同一である。
第6図に示す遮光テレンプ布は、熱可塑性樹脂ベース層
13aとこの両側に形成されたエチレン共重合体樹脂接
着層12a,12aの3層から成る多層共押出しフィル
ム11aが積層されている他は第1図の遮光テレンプ布
と同一である。
第7図に示す遮光テレンプ布は、中間層15を介して熱
可塑性樹脂ベース層13aとエチレン共重合体樹脂接着
層12aを形成した3層から成る多層共押出しフィルム
11aが積層されている他は第1図の遮光テレンプ布と
同一である。
第8図に示す遮光テレンプ布は、2層の熱可塑性樹脂ベ
ース層13a,13aとエチレン共重合体樹脂接着層1
2の3層から成る多層共押出しフィルム11aが積層さ
れている他は第1図の遮光テレンプ布と同一である。
以上のような遮光テレンプ布を用いた感光性帯材容器の
例を第9図から第12図に示す。
第9図はカラー印画紙や電算写植印画紙等に適用される
帯状写真感光材料用遮光容器の例を示すものである。こ
の図において、遮光容器本体7は金属やプラスチック又
は紙等で形成されている。この遮光容器本体7の隅角部
に引出口(ポート口)18が形成され、この引出口の上
下の両面に遮光テレンプ布19が設けられている。また
内部には帯状写真感光材料としてのカラー印画紙や電算
写植印画紙やマイクロフィルム等の感光性帯材20がロ
ール状に巻回されるコア21が設けられている。
第10図は、第9図に示した感光性帯材容器に製品保護と
防湿性及び必要によっては遮光性をより一層確保するた
めに、防湿フィルム22で密封した例を示すものであ
る。この防湿フィルム22は、アルミニウム真空蒸着熱
可塑性樹脂フィルム層とヒートシール層の積層フィル
ム、熱可塑性樹脂インフレーションフィルム等防湿性及
び必要により遮光性を有するフィルム等で形成されてい
る。そしてヒートシール等により密封部23で遮光容器
本体7を密封して形成されている。
第11図はJIS 135型写真フィルムを対象とした感光性
帯材容器であるJIS 135型写真フィルムパトローネの例
を示すものである。この図において、符号24はパトロ
ーネ本体で、このパトローネ本体24に少しの間隙を持
つ2枚の板が突出形成されて引出口25が形成されてい
る。この引出口25の両面に遮光テレンプ布19が設け
られ、また内部にはJIS 135型写真フィルム26がロー
ル状に巻回されるプラスチック性のコア(スプール)2
7が設けられている。
第12図は、感光性帯材用簡易遮光容器の例を示すもの
である。この簡易遮光容器は、第12図(a)の分解斜視
図に示すように、遮光容器本体7の両側に側面板29が
取着され、この側面板29に形成された巻芯保持軸30
がコア21に遊嵌している。そして、第12図(b)に示
すように、遮光容器本体7と側面板29間を封緘テープ
31で固定している。
次に、本発明品及び従来品の特性を比較した実験結果を
第1表に示す。
〔発明の効果〕 本発明は以上のように遮光テレンプ布の地布にエチレン
共重合体樹脂接着層と熱可塑性樹脂ベース層とを有する
多層共押出しフィルムを積層することにより、地布を容
器本体へ接着する接着剤層の厚さを均一にすることがで
きるので、安定した接着強度、遮光性等を有し、かつ、
しわ、すじ、カール等の変形が発生せず、しかも安価に
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の感光性帯材容器に用いられる
遮光テレンプ布の代表的実施例の断面図である。第9図
〜第12図は本発明による感光性帯材容器の実施例の斜
視図である。第13図及び第14図は従来の遮光テレン
プ布を示す模式図である。 1,1a……地布、7……容器本体、8a……毛羽状パ
イル、9a……ループ状パイル、10……接着剤層、1
1a……多層共押出しフィルム、12,12a……エチ
レン共重合体樹脂接着層、13,13a……熱可塑性樹
脂ベース層、a……遮光性を有することを示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光性帯材がロール状に巻回されるコアと
    該感光性帯材が引き出される引出口と該引出口に設けら
    れた遮光テレンプ布とを有する遮光容器において、該遮
    光テレンプ布の地布に、コモノマー含有量が5〜36%の
    エチレン共重合体樹脂接着層と、該エチレン共重合体樹
    脂接着層より10℃以上高融点でヤング率が15kg/mm
    上の熱可塑性樹脂ベース層とを有し抗張力が500g/15m
    m巾以上の多層共押出しフィルム層が積層されているこ
    とを特徴とする感光性帯材容器。
  2. 【請求項2】エチレン共重合体樹脂接着層にカーボンブ
    ラックが0.1〜20重量%含まれている特許請求の範囲第
    1項記載の感光性帯材容器。
  3. 【請求項3】熱可塑性樹脂ベース層にカーボンブラック
    が0.3〜15重量%含まれている特許請求の範囲第1項記
    載の感光性帯材容器。
  4. 【請求項4】遮光テレンプ布の地布に、コモノマー含有
    量が5〜36%のエチレン共重合体樹脂接着層と、該エチ
    レン共重合体樹脂より10℃以上高融点でヤング率が15kg
    /mm以上の熱可塑性樹脂ベース層とを有する多層共押
    出しフィルムを直接又は接着剤層を介して積層し、該エ
    チレン共重合体樹脂接着層を感光性帯材の遮光容器の引
    出し口に接着することを特徴とする感光性帯材容器にお
    けるテレンプ布の接着方法
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