JPH0652099U - オシレータブロックのシールドケース - Google Patents

オシレータブロックのシールドケース

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JPH0652099U
JPH0652099U JP9148292U JP9148292U JPH0652099U JP H0652099 U JPH0652099 U JP H0652099U JP 9148292 U JP9148292 U JP 9148292U JP 9148292 U JP9148292 U JP 9148292U JP H0652099 U JPH0652099 U JP H0652099U
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JP
Japan
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shield case
oscillator block
modulator
variable
mounting
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Application number
JP9148292U
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English (en)
Inventor
井 登 定
Original Assignee
ミツミ電機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 RFモジュレータに内蔵されるオシレータブ
ロックにおいて、シールドケースより突設した取付け脚
部を、出力チャンネル可変トリマーの取付け位置に応じ
て選定できるよう構成してなるオシレータブロックのシ
ールドケースを得るにある。 【構成】 バリコン部12と発振回路部13とを備え、
VTRのRFモジュレータに内蔵されるオシレータブロ
ック10において、上記オシレータブロック10のシー
ルドケース11の上面に、出力チャンネルの可変トリマ
ー15を形成したバリコン部12の回転軸15aを突出
させ、上記シールドケース11の両側面板の下方及び上
・下面板の側方に、RFモジュレータ内の基板に固着す
る取付け脚部を突設し、上記オシレータブロック10の
設置方向に対応して取付け脚部の選定を可能にしたこと
を特徴とするオシレータブロックのシールドケース。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、VTR(ビデオテープレコーダ)のRFモジュレータに内蔵される オシレータブロックのシールドケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種RFモジュレータはVTRに内蔵されており、UHF帯のテレ ビジョン信号を出力するもので、入力された映像信号と音声信号とをテレビの放 送信号に変換する働きをするものである。
【0003】 すなわち、上記RFモジュレータは、図5に示すように、RFモジュレータ1 のケース1aに設けられたアンテナ入力端子2、TV出力端子3、VTR出力端 子4、RFモジュレータ1のケース1a内にシールド板により遮蔽状態に設置さ れたオシレータブロック5の出力チャンネル可変トリマー5a、音声周波数切換 トリマー6、TSG切換スイッチ7、及び電源・信号の入力端子8等により構成 されており、上記ケース1aの下方に突設された取付け脚部1bを介して機器本 体の取付け位置に固着されるようになっている。
【0004】 ここで、上記RFモジュレータ1に取付けられているオシレータブロック5の 可変トリマー5aは、図6に示すように、オシレータブロック5のシールドケー ス上面に設けられると共に、オシレータブロック5の取付け脚部5bがシールド ケースの下方に突き出しているので、オシレータブロック5の取付け脚部5bを RFモジュレータ1のプリント基板(図示せず)に固着した場合に、図5に示す ように、可変トリマー5aがアンテナ入力端子2及びTV出力端子3と同一面に なるよう組付けられ、出力チャンネルの調整作業を容易に行うことができるよう になっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、図7に示すように、RFモジュレータ1のアンテナ入力端子2 、TV出力端子3がVTR出力端子4とともに同一平面になるように取付け面を 変更した場合、あるいは、図8に示すように、RFモジュレータ1を機器本体に 伏型に設置するように変更した場合には、オシレータブロック5の可変トリマー 5aのみをアンテナ入力端子2及びTV出力端子3側に向けても、シールドケー スに突設した取付け脚部5bをRFモジュレータ1のプリント基板側に固着する ことができないという問題があった。また、RFモジュレータ1の型式によって は、オシレータブロック5のシールドケース全体を交換しなければならず、部品 管理が面倒であるだけでなく、コスト高になる等の問題があった。
【0006】 本考案の目的は、上記従来構造の課題を解決するためになされたもので、RF モジュレータに内蔵されるオシレータブロックにおいて、シールドケースより突 設した取付け脚部を、出力チャンネル可変トリマーの取付け位置に応じて選定で きるよう構成してなるオシレータブロックのシールドケースを得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案によるオシレータブロックのシール ドケースは、バリコン部と発振回路部とを備え、VTRのRFモジュレータに内 蔵されるオシレータブロックにおいて、上記オシレータブロックのシールドケー スの上面に、出力チャンネルの可変トリマーを形成したバリコン部の回転軸を突 出させ、上記シールドケースの両側面板の下方及び上・下面板の側方に、RFモ ジュレータ内の基板に固着する取付け脚部を突設し、上記オシレータブロックの 設置方向に対応して取付け脚部の選定を可能にしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
このような構成に基づいて、本考案のオシレータブロックのシールドケースに よれば、上記シールドケースの下方及び側方に、RFモジュレータ内の基板に取 付けられる取付け脚部を突設したので、RFモジュレータにオシレータブロック を取付ける場合、上記オシレータブロックの可変トリマーの取付け方向に応じて 取付け脚部を選定することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1は本考案によるオシレータブロックを示す斜視図、図2は図1によるオシ レータブロックのシールドケースを示す展開図である。図において、10はオシ レータブロックであり、このオシレータブロック10のシールドケース11はバ リコン部12と発振回路部13とを備えている。そして、上記バリコン部12内 には、ステータ側バリコンとロータ側バリコンとからなるバリコンアッシー14 を備えており、ロータ側バリコンの回転軸15aがシールドケース11の上面に 突き出し、その上端部に可変トリマー15が設けられている。
【0011】 上記シールドケース11は、図2の展開図に示すように、左右の側面板11a ,11bと、バリコン部12側の上・下面板11c,11dとが、前面部を構成 する4隅の連結片16により一体的に連結されると共に、上記一方の側面板11 aには発振回路部13側の上面板11eと後面板11fが連結された形状に形成 されている。
【0012】 また、上記シールドケース11を構成する左右の側面板11a,11bには、 前後方向の下端部に位置して取付け脚部17a,17b,17c,17dが同一 方向に突設されていると共に、上記バリコン12側の上・下面板11c,11d 及び発振回路部13側の上面板11eの所定位置にも取付け脚部18a,18b ,18c,18dが突設されている。
【0013】 したがって、上述したように形成されたシールドケース11を組立ると共に、 内部にバリコン部12及び発振回路部13を収納することによりオシレータブロ ック10が得られる。そして、上記オシレータブロック10はRFモジュレータ 1内のプリント基板の所定位置に組付けられるが、シールドケース11の上面よ り突き出している可変トリマー15の回転軸15aを、出力チャンネルの調整作 業方向に応じて、RFモジュレータ1のプリント基板(図示せず)に対して直交 する方向に組付ける場合、または平行状態に組付ける場合とで、シールドケース 11より同一方向に突設した取付け脚部の選定がなされるものである。なお、オ シレータブロック10の取付け方向によっては、取付け脚部の一部を折り曲げて 使用したり、不要になった脚部は折り曲げたり、あるいは切除しても良く、適宜 選択することができる。
【0014】 図3は本考案によるオシレータブロックの変形例を示す斜視図であり、オシレ ータブロックをバリコン部20と、発振回路部21とに分割した場合を示してい る。この実施例において、バリコン部20を構成するシールドケース22には、 左右の側面板の前後方向下端部に位置して、取付け脚部23a,23b,23c ,23dが同一方向に突設されていると共に、上・下面板の前後方向側端部に位 置して、取付け脚部24a,24b,24c,24dが同一方向に突設されてい るものであり、バリコン部20をRFモジュレータ1に組付ける場合には、可変 トリマー15を有する回転軸15aの取付け方向によって、シールドケース22 の下方または側方に突設した同一方向の取付け脚部の選定が可能であり、前述し た実施例と同等の効果を奏する。
【0015】 一方、図4は、RFモジュレータ1にTUR部30及びIF部31等の各種機 器を一体に組付けた状態を示す斜視図である。この場合、RFモジュレータ1の VTR出力端子は削除して、パターンにてTUR部30のアンテナ入力端子に結 線することができるので、セットでのスペースの削減、組付け工数の大幅削減が 可能になる。
【0016】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、シールドケース内に収納された バリコン部の回転軸をシールドケースの上面に突き出し、その上端部に出力チャ ンネル可変トリマーを形成したオシレータブロックにおいて、上記シールドケー スの下方及び側方に、RFモジュレータ内の基板に取付けられる取付け脚部を突 設したので、RFモジュレータにオシレータブロックを取付ける場合、上記オシ レータブロックの可変トリマーの取付け方向に応じて取付け脚部を選定すること ができる。したがって、RFモジュレータの型式によってオシレータブロックの シールドケース全体を交換する必要もなく、互換性があるので部品管理が容易で あり、大幅なコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるオシレータブロックを示す斜視図
である。
【図2】図1によるオシレータブロックのシールドケー
スを示す展開図である。
【図3】本考案によるオシレータブロックの変形例を示
す斜視図である。
【図4】RFモジュレータに各種機器を一体に組付けた
状態を示す斜視図である。
【図5】一般的なRFモジュレータの設置状態を示す斜
視図である。
【図6】従来構造のオシレータブロックを示す斜視図で
ある。
【図7】RFモジュレータの設置状態を示す変形例であ
る。
【図8】RFモジュレータの設置状態を示す変形例であ
る。
【符号の説明】
1 RFモジュレータ 10 オシレータブロック 11 シールドケース 12 バリコン部 13 発振回路部 15 可変トリマー 17a,17b,17c,17d 取付け脚部 18a,18b,18c,18d 取付け脚部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バリコン部と発振回路部とを備え、VT
    RのRFモジュレータに内蔵されるオシレータブロック
    において、上記オシレータブロックのシールドケースの
    上面に、出力チャンネルの可変トリマーを形成したバリ
    コン部の回転軸を突出させ、上記シールドケースの両側
    面板の下方及び上・下面板の側方に、RFモジュレータ
    内の基板に固着する取付け脚部を突設し、上記オシレー
    タブロックの設置方向に対応して取付け脚部の選定を可
    能にしたことを特徴とするオシレータブロックのシール
    ドケース。
JP9148292U 1992-12-16 1992-12-16 オシレータブロックのシールドケース Pending JPH0652099U (ja)

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JP9148292U JPH0652099U (ja) 1992-12-16 1992-12-16 オシレータブロックのシールドケース

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JPH0652099U true JPH0652099U (ja) 1994-07-15

Family

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JP9148292U Pending JPH0652099U (ja) 1992-12-16 1992-12-16 オシレータブロックのシールドケース

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