JPS6236358Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は入出力切替回路付RFモジユレーター
の構造に関し、その目的とするところは機器本体
への取付の自由度の高いものを提供することにあ
る。

従来の入出力切替回路付RFモジユレーターを
第１図により説明すると、１は金属製の入出力切
替回路（以下RFSWと略記する）付RFモジユレ
ーターの筐体で、２はRFモジユレーター（以下
MDと略記する）の回路収納部である。３は
RFSW収納部、４は入力接栓、５は出力接栓であ
る。６はMDの搬送波チヤンネル切替操作部（以
下CHSWと略記する）、７は筐体１の側面に設け
たCHSW操作用開口穴、８はMDの回路収納部２
とRFSW収納部３との間に位置するシールド板で
ある。

この様な構造では入力接栓４と出力接栓５とは
同一の側面に位置しているが、CHSW６は別の
側面に位置しているために、例えばVTR、ビデ
オデイスク等の機器の筐体への取付けに際して
は、機器の筐体の角隅に取付けざるを得ないため
に、取付個所が角隅に限定され、取付けパネルの
デザインも制約される等、機器への取付面での自
由度がないという欠点があつた。

本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、以下
図面によつて本考案の実施例を説明する。（従来
例と同一部品については同一符号を用いることと
する。） 本考案の実施例を第２図、第３図により詳細に
説明すると、１１は筐体１のCHSW６を取付け
た面に例えばバーリング等の加工により形成した
取付穴、１２はCHSW操作用レバーで、該操作
用レバー１２にはレバー支点部１２ａとCHSW
挿入用溝１２ｂとレバースライドガイド用溝１２
ｃとを形成してある。１３はワツシヤー、１４は
レバー取付用ネジである。そして、CHSW操作
用レバー１２は第２図に示したように筐体１に取
付けられ、レバー先端部を入出力接栓が位置する
側面に突出させてある。入出力接栓の取付面で
CHSW６の操作を可能にしている。本実施例に
おいては筐体内部は何等変更せず、レバー取付構
造のみの追加で良いのでMDの回路収納部２、
RFSW回路収納部３は変更をする必要がなく回路
の性能への影響は殆んどない。

叙上の通り、本考案の入出力切替回路付RFモ
ジユレーターは、チヤンネル切替操作部と入出力
接栓とを同一平面に配置したもので、機器本体へ
の取付けに際しては、従来のように取付位置が角
隅に限定されることはなく、機器本体の外周のど
こにでも取付けることが可能となり、取付けの自
由度が増すという実用上顕著な作用効果を奏する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の入出力切換回路付RFモジユレ
ーターを示す斜視図、第２図および第３図は本考
案の実施例を示し、第２図は実施例を示す斜視
図、第３図は実施例の要部分解斜視図である。 １……RFSW付RFMDの筐体、２……RFMD
の回路収納部、３……RFSWの回路収納部、４…
…入力接栓、５……出力接栓、６……CHSW、
７……CHSW操作用開口、８……シールド板、
１２……CHSW操作用レバー、１２ａ……レバ
ー支点部、１２ｂ……CHSW挿入用溝、１２ｃ
……レバースライドガイド用溝。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 少なくとも一つの接栓を筐体の側面に配設し、
   入出力切替回路とチヤンネル切替操作部を有する
   RFモジユレーターとが一体となつたものに於い
   て、前記接栓を配設した側面と直交する筐体外部
   側面にチヤンネル切替操作レバーを回動可能に取
   付け、該チヤンネル切替操作レバーの一端を、筐
   体外部に先端を突出させた前記チヤンネル切替操
   作部の操作ツマミに係合させ、他端を前記接栓を
   配設した側面と同一平面の筐体外部に突出させた
   ことを特徴とする入出力切替回路付RFモジユレ
   ーター。