JPH0652050U - カード送り通路 - Google Patents
カード送り通路Info
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- JPH0652050U JPH0652050U JP8904992U JP8904992U JPH0652050U JP H0652050 U JPH0652050 U JP H0652050U JP 8904992 U JP8904992 U JP 8904992U JP 8904992 U JP8904992 U JP 8904992U JP H0652050 U JPH0652050 U JP H0652050U
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- card
- roller
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- hopper
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Links
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Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カード発行装置等に用いられるカードへのホ
コリの付着を防止すると共に、同カードが搬送されるカ
ード通路へのホコリの侵入を防止して、カードと上記通
路に設けられる印字及び磁気ヘッドとの接触状態を良好
に保つ。 【構成】 カードCが搬送されるカード走行路8の下側
に形成されたカード巾より長い空間部Kと、カード巾と
略同等の長さの持ち、空間部Kにカード走行路8内に臨
ませて接地固定された弾性を有する多条導電体22とを
備えたカード送り通路。
コリの付着を防止すると共に、同カードが搬送されるカ
ード通路へのホコリの侵入を防止して、カードと上記通
路に設けられる印字及び磁気ヘッドとの接触状態を良好
に保つ。 【構成】 カードCが搬送されるカード走行路8の下側
に形成されたカード巾より長い空間部Kと、カード巾と
略同等の長さの持ち、空間部Kにカード走行路8内に臨
ませて接地固定された弾性を有する多条導電体22とを
備えたカード送り通路。
Description
【0001】
本考案は、カード発行装置やカード読取装置等のカード処理部にカードを搬送 する除電機構が配設されたカード送り通路に関するものである。
【0002】
カードにサーマルヘッドや磁気ヘッドを用いて情報を入力し又は入力された情 報を光学ヘッドや磁気ヘッドを用いて読み取る装置のように、カードに対して何 等かの処理を行うカード処理装置は、既に良く知られている。
【0003】 例えば、カード発行装置にあっては、カードが積載されたホッパーからピック アップローラ等によってカードを一枚づつ繰り出し、搬送用のローラ対でカード 走行路内を搬送して印字ヘッドや磁気ヘッド等で情報の記録や読み取りを行うカ ード処理部ヘと導き、カード処理部での処理終了後にカード発行がなされる。
【0004】
ところで、上述したカードへの印字には、同カードにコーテイングされた表面 層をサーマルヘッド等の印字ヘッドで溶融して行なっているのであるが、この時 、静電気等でカードにホコリが付着していると、カードとヘッドの当接が不完全 となり、文字のかすれ等の印字不良が発生してしまう場合がある。
【0005】
そこで、本考案のカード送り通路は、カード走行路の下側に形成されたカード 巾より長い空間部と、上記カード巾と略同等の長さの持ち、上記空間部に上記カ ード走行路内に臨ませて接地固定された弾性を有する多条導電体とを備える。
【0006】
接地した弾性を有する多条導電体をカード走行路に臨ませたので、カードがそ の走行路を搬送されて多条導電体上を通過するとき、同カードの静電気が除去さ れカードにホコリが付着しにくくなる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。図1において、符号1はカー ド発行装置の一部を示すカード送り機構部を示す。このカード送り機構部1の先 には、図示しないカード処理部が構成されており、このカード処理部は、カード 送り機構部1から送り込まれるカードCを定速送りする搬送ローラ対、カードに 印字する印字ヘッドや磁気記録を施す磁気ヘッドおよび制御部からなっている。
【0008】 カードCは図6に示すように、基体Caに印字形成層Cbと図示しない磁気ス トライプが形成されていて、印字形成層Cbを下面として図1に示すホッパー2 内に積層されて収納される。 積層されたカードCの最上部には、複数のウエイト板Wが載置されていて、カ ードCをホッパー下方に向かって押し付けている。最下部のウエイト板Wには、 ホッパー2から突出する突出部W1が成形されていて、この突出部W1を図示し ないセンサで検知することでカード残量を検出している。なお、本実施例ではウ エイト板Wを複数使用しているが一枚でもよい。ウエイト板Wの重さまたは枚数 は、カードの種類等によって適時調整する。
【0009】 カード送り機構部1は、カードCを積層貯容するカードホッパー2、積層され たカードCを一枚ずつに分離して送り出すためのカード給送部3、分離されたカ ードCをカード処理部に向けて搬送するカード送り装置4から主に構成される。
【0010】 カード給送部3は、カードホッパー2に積層されたカードCの最下位のカード の下面に当接して、これをゲートG(図5)に送り込むためのピックアップロー ラ5と、下位のカード程その先端縁を先行させるナイフエッジを形成するゲート 部材6と、このゲート部材6とローラ5の周面との間にカードが一枚だけ通過可 能なゲートGと、カードCを後述するカード走行路に向けて送り込むフィードロ ーラ7とからなっている。
【0011】 カード送り装置4は、カード給送部3から送り込まれたカードCをカード処理 部に向けて送り出すためのカード走行路8、この走行路の入口端に配設された第 1搬送ローラ対9、ローラ対9と間隔を置いて走行路8の出口端に配設された第 2搬送ローラ対10、上述した各ローラを駆動する図示しない駆動源等からなっ ている。
【0012】 そして、上記駆動源である例えばモータが作動してカード送り機構部3の各ロ ーラが実線矢印の向きに回転させられると、カードホッパー2内のカードCが一 枚だけ分離されてカード走行路8に送り込まれる。このカードは、第1,第2搬 送ローラ対9,10によって矢印X方向に送られカード処理部へ送り込まれる。
【0013】 カード処理部では、搬送ローラ対9,10で送られるカードに図示しない周知 の磁気ヘッド及び印字ヘッドであるサーマルヘッドで所定の情報の書込み、読取 りの各処理を行なった後に、図示しない排出ローラ対で排出してカードを発行す る。 なお、本実施例において、サーマルヘッドは、カード走行路8の下方から同通 路に臨んで配置されていて、その対向部である走行路8の上方には、サーマルヘ ッドに接離可能なパッドローラ(図示せず)が設けられている。
【0014】 第1搬送ローラ対9は図1,2に示すように、軸11に装着された第1ローラ である駆動ローラ9aと、これに接し従動回転させられる第2ローラであるピン チローラ9bとから構成されている。 駆動ローラ9aは、図示しない一方向クラッチを介して軸11に固定されてい て、ピンチローラ9bは駆動ローラ9aに通路8内で当接している。第2搬送ロ ーラ対10は、軸12に装着された駆動ローラ10aと、これに従動して回転す るピンチローラ10bとから構成されている。
【0015】 駆動ローラ9aの軸11の端部には、図2に示すように、カード給送部3のロ ーラを駆動するためのプーリ13と第2搬送ローラ10を駆動するためのプーリ 14、および図示しないタイミングベルトを介して上述した駆動モータの出力軸 と連結する減速用プーリがそれぞれ固装されている。プーリ13には、フィード ローラ7の軸7aに固定されたプーリ15に巻き掛けられたベルト16が掛けら れている。
【0016】 第2搬送ローラ対10の駆動ローラ10aの軸12には、プーリ17が固着さ れていて、このプーリ17とプーリ14との間にはタイミングベルト18が巻き 掛けられている。また、フィードローラの軸7aとピックアップローラ5の軸5 aには、それぞれプーリ7b,5bが固着されていて、両者にはテンションプー リ19aでテンションが与えられるタイミングベルト19が巻き掛けられている (図1参照)。
【0017】 ピックアップローラ5は図1に示すように、フィードローラの軸7aを中心と して矢印a方向に揺動自在に支持されていて、同図に実線で示す最下位のカード に当接する送り出し位置と、2点鎖線で示すカードから離間した待機位置とに選 択的に位置されるようになっている。また、ピックアップローラ5は、制御部か らのカード送出信号に基ずいて作動する図示されないピックアップローラ作動機 構の作用に応じてその位置が選択される。
【0018】 図1,2において、カード走行路8は、上ガイド板8aと下ガイド板8b及び 側板20,21から構成されていて、上下ガイド板8a,8bは側板20,21 に支持固定されている。上下ガイド板8a,8bには、開口8c,8dがそれぞ れ形成されていて、第2搬送ローラ対10を走行路内に臨ませている。 なお、ガイド板8a,8b及び側板20,21は、図示の構成に限定されるも のではない。
【0019】 次に、カードホッパー2について説明する。 カードホッパー2は、各後縁が内向きにそれぞれ屈曲された側板2A,2Bに 底板2Cと前壁板2Dが支持固定されていて、各板によって覆われた空間内にカ ードCが積層されて収納される。この空間は、略カードの大きさと同等に形成さ れている。底板2Cと前壁板2Dは、それぞれ第1搬送ローラ対9まで延出して いて側板2A,2Bと相まって案内通路8'を形成している。案内通路8'とカー ド走行路8とでカード送り通路をなす。
【0020】 底板2Cには、開口2E,2Fが成形されていて、駆動ローラ9a,フィード ローラ7及びピックアップローラ5が案内通路8'に臨んでいて、延出している 前壁板2Dに形成される開口2Gからは、ピンチローラ9bが通路8'に臨んで いる。さらに、側板2A,2Bは、図示しない機器本体に固定されていて機器本 体は接地(アース)されている。
【0021】 案内通路8'の出口側に位置する底板の端部2Caは、図3,4に示すように 下方に向かって斜めに屈曲していて、カード走行路8との間に空間分Kを形成し ており、屈曲部2Caには、多条導電体である除電ブラシ22が配設されている 。ここでの屈曲部8Caの傾斜角度θは、カードの種類や大きさによって5度か ら15度の範囲で設定される。
【0022】 除電ブラシ22は、その一方22aがブラケット23に支持された弾性を有す るブラシであって、カード巾と略同巾か、あるいはやや広い巾に形成されており 、カード走行路8上にその毛端22bが突出して臨むように、ねじ24で屈曲部 2Caに締結固定されている。
【0023】 以上のように構成した実施例の動作を説明する。 カードホッパー2に積層されたカードCは、これの最上位のカードに乗せたウ ェイトWによって下方へ付勢されてホッパー底板2Cに積載されている。図示し ない制御部がカード送出信号を出力すると、駆動モータが回転して、搬送ローラ 対9,10、フィードローラ7,ピックアップローラ5をそれぞれ実線矢印方向 に駆動する。
【0024】 送出信号が出されると、ピックアップローラ5が最下位のカードCに当接して これをゲートGに向けて送り、フィードローラ7がカードCを一枚のみに分離し て案内通路8'に送り込む。案内通路8'に送り出されたカードは、図3に示すよ うに、第1搬送ローラ対9、即ち駆動ローラ9aとピンチローラ9bの間に送り 込まれる。
【0025】 フィードローラ7で送り出されたカードが第1搬送ローラ対9に挟持されたこ とを図示されないセンサーが検知すると、この検知信号に基づいてピックアップ ローラ5は2点鎖線で示す待機位置へ揺動させられて、次のカードの送出に備え て待機する。
【0026】 その後、第1搬送ローラ対9の駆動により、カードCがカード走行路8に送ら れ、第2搬送ローラ対10によって処理部へ搬送される。第1搬送ローラ対9が 駆動するとカードCは、図3に示す状態から図4に示す移動状態となり、除電ブ ラシ22上を通過することになる。この時、ブラシの毛端22bがカードの移動 によって弾性変形してカード裏面に圧接され、カードCの静電気を除電すると共 にカードに付着したホコリ等がブラシに捕らえられる。
【0027】 カードが除電、除塵作用を受けながら第2搬送ローラ対10の駆動によって処 理部へ搬送され、ブラシ22上を通過し終ると、弾性変形したブラシの毛端22 bは弾性復帰し、捕えられたホコリが振るい落とされ、空間部Kから走行路外へ 排出され、ブラシ22と走行路内が常にクリーンに保たれる。さらに、ブラシ2 2は傾いて取り付けられているので、毛先22bの逃げを防止でき、安定してカ ードに接触する。
【0028】 このように、サーマルヘッド等が配設された処理部よりカードホッパー2側に 位置するカード走行路8の下部に除電ブラシ22を同通路に臨ませて配置したの で、カードCの静電気を除電できると共に、通路内へのホコリの侵入をその入口 に相当するホッパー部分で食い止めることができ、カードCへのホコリの付着を 有効に防止することができる。
【0029】 なお、本実施例においては、除電ブラシ22をカードCの投入部であるカード ホッパー2近傍の走行路8に配設したが、この他に、図示しない印字ヘッドより もカード進行方向(図1における矢印X方向)に位置する走行路8にブラシ22 を配設することで、印字形成層Cbを溶融した時、すなわちカードに印字したと きに発生する溶融カスをブラシで補集することができ、走行路8内の汚れ防止に 効果を奏する。
【0030】
以上、本考案によれば、カードへのホコリの付着を防止できるので、カードと 印字ヘッドとの接触状態が良好となり、文字のかすれ等の印字不良を有効に防止 することができる。
【図1】本考案のカード送り通路を備えたカード送り機
構部の概略構成図である。
構部の概略構成図である。
【図2】図1に示すカード送り機構部下部の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】本考案の要部であるカード送り通路と多条導電
体の構成を示す断面図である。
体の構成を示す断面図である。
【図4】図3に示すカード送り通路におけるカードと多
条導電体の関係を示す断面図である。
条導電体の関係を示す断面図である。
【図5】カードホッパーのゲート部分の拡大断面図であ
る。
る。
【図6】本考案で使用したカードの構成を示す断面図で
ある。
ある。
2C 底板 2Ca 屈曲部 8 カード走行路 8’ 案内通路 8a 上ガイド板 8b ガイド板 22 多条導電体(除電ブラシ) K 空間部 C カード
Claims (1)
- 【請求項1】カードが搬送されるカード走行路の下側に
形成されたカード巾より長い空間部と、 上記カード巾と略同等の長さの持ち、上記空間部に上記
カード走行路内に臨ませて固定された弾性を有する多条
導電体とを備え、上記多条導電体が接地されたカード送
り通路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8904992U JPH0652050U (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | カード送り通路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8904992U JPH0652050U (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | カード送り通路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652050U true JPH0652050U (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=13960030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8904992U Pending JPH0652050U (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | カード送り通路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0652050U (ja) |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP8904992U patent/JPH0652050U/ja active Pending
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