JPH0651890U - 腕時計構造 - Google Patents

腕時計構造

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JPH0651890U
JPH0651890U JP9111392U JP9111392U JPH0651890U JP H0651890 U JPH0651890 U JP H0651890U JP 9111392 U JP9111392 U JP 9111392U JP 9111392 U JP9111392 U JP 9111392U JP H0651890 U JPH0651890 U JP H0651890U
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JP
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register ring
ring
gear
register
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Prior art date
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Application number
JP9111392U
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English (en)
Inventor
浩 山崎
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外側のレジスタリングを時計回り方向に回転
させて、これの表示部の指標を目盛板の所定の目盛りに
合わせることが可能であって、左腕に嵌めた時計を右の
手で回転操作する場合に操作がし易くなる腕時計構造を
提供することである。 【構成】 胴体1のレジスタリング装入部3に回転可能
に設けられたレジスタリング2を、表示用の内側レジス
タリング20とこの内側レジスタリング20を動作させ
る動作用の外側レジスタリング21とに分割し、内側レ
ジスタリング20にギヤ部12を形成すると共に、外側
レジスタリング21にインナーギヤ部19を形成し、胴
体1に前記ギヤ部12とインナーギヤ部19とに噛み合
うギヤ23を回転可能に軸支し、胴体1に内側レジスタ
リング20の反時計回り方向への回転のみを許容するク
リック機構26を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダイバーウォッチのような腕時計構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の腕時計構造は、実開昭59−112179号公報に開示してあ る。すなわち、この開示技術において、腕時計構造は、図5に示すように胴体3 0とレジスタリング31とを備えており、この胴体30の上部外側にはレジスタ リング装入部32が形成してあり、このレジスタリング装入部32にレジスタリ ング31が回転可能に設けてある。また、レジスタリング装入部32の面部32 aにはクリックばね係止用凹部33が形成してあり、また、レジスタリング31 の下面部には周方向に沿うて鋸歯状のクリック用溝34が形成してある。また、 前記レジスタリング31の上面部は表示部31aにしてあって、周方向に所定の 間隔をおいて多数の目盛り(図示せず)が設けてあり、目盛の一つは三角印より 成る指標(図示せず)になっている。
【0003】 また、前記レジスタリング31の外周部には多数の凹凸から成る滑り止め35 が形成してある。
【0004】 前記クリックばね係止用凹部33にはクリックばね36が挿入係止してあって 、クリックばね36の先端部36aが鋸歯状の前記クリック用溝34に挿入して あって、レジスタリング31の反時計回り方向への回転のみを許容している。尚 、このダイバーウォッチのレジスタリング31が反時計回り方向へ回転するよう にできているのは、ボンベの空気残量等を表示することが大きな目的となってい るためである。
【0005】 前記胴体30の底蓋螺合部30aには底蓋37がねじ止めしてあり、胴体30 内にはムーブメント38が収容してあり、このムーブメント38には目盛板39 が装着してある。また、胴体30の風防ガラス装着部30bにはパッキン40を 介して風防ガラス41が装着してある。
【0006】 そして、鋸歯状の前記クリック用溝34に前記クリックばね36の先端部36 aが挿入してあるので、前記レジスタリング31が時計回り方向に回転しようと しても回転せず、レジスタリング31は反時計回り方向にのみ回転する。
【0007】 したがって、例えば、前記レジスタリング31の表示部の指標を現時刻から所 定の時刻の目盛に合わす場合には、前記レジスタリング31を反時計回り方向に 回転させることにより、これの表示部の指標を移動して行う。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の腕時計構造にあっては、レジスタリング31を回転 させてこれの表示部の指標を目盛板の所定の目盛りに合わせる場合には、常にレ ジスタリング31を反時計回り方向に回転させなければならず、このために、左 腕に嵌めた時計を右の手で回転操作する場合に操作がやりにくいという問題点が あった。
【0009】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とすると ころは、外側のレジスタリングを時計回り方向ロに回転させて、これの表示部の 指標を目盛板の所定の目盛りに合わせることが可能であって、左腕に嵌めた時計 を右の手で回転操作する場合に操作がし易くなる腕時計構造を提供することにあ る。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、胴体のレジスタリング装入部に回転 可能に設けられたレジスタリングを、表面に指標を有する表示部を設けた表示用 の内側レジスタリングと、この内側レジスタリングを動作させる動作用の外側レ ジスタリングとに分割し、内側レジスタリングにギヤ部を形成すると共に、外側 レジスタリングにインナーギヤ部を形成し、胴体に、前記ギヤ部とインナーギヤ 部とに噛み合うギヤを回転可能に軸支し、胴体に内側レジスタリングの反時計回 り方向への回転のみを許容するクリック機構を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
かかる構成により、内側レジスタリングの表示部の指標を現時刻から所定の時 刻の目盛に合わす場合には、外側レジスタリングを時計回り方向ロに回転させる ことにより、ギヤを介して内側レジスタリングを反時計回り方向イに回転させて これの表示部の指標を移動して行う。
【0012】 このように、内側レジスタリングを回転させてこれの表示部の指標を目盛板の 所定の目盛りに合わせる場合には、常に外側レジスタリングを時計回り方向ロに 回転させればよく、このために、左腕に嵌めた時計を右の手で回転操作する場合 に操作がし易くなる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わる腕 時計構造の斜視図、図2は同腕時計構造の一部省略した断面図、図3はクリック 機構の構成説明図、図4は内側レジスタリングのギヤ部と外側レジスタリングの インナーギヤ部とをギヤに噛合させた状態を示す平面図である。
【0014】 本考案に係わる腕時計構造は胴体1とレジスタリング2とを備えており、この 胴体1の上部外側にはレジスタリング装入部3が形成してあり、このレジスタリ ング装入部3の面部3aにはクリックばね係止用凹部4が形成してあり、また、 レジスタリング装入部3の周壁部3bには円環状の摺接用突起部5が形成してあ る。また、胴体1の内周部には風防ガラス装着部1aと押さえ部1bと底蓋螺合 部1cとが形成してある。
【0015】 前記レジスタリング2は表示用の内側レジスタリング20とこの内側レジスタ リング20を動作させる動作用の外側レジスタリング21とに分割されている。
【0016】 この内側レジスタリング20は平面円環状で且つ断面L形状をなして、筒状部 6とつば状部7とを有している。この筒状部6の内周面部には円環状の内側摺接 用突起部8が形成してあり、筒状部6の外周面部には上下に円環状の外側摺動凹 部10と外側摺接用突起部11が形成してある。また、前記つば状部7の外周部 にはギヤ部12が形成してあり、つば状部7の下面部には周方向に沿うてクリッ ク用溝13が形成してある。
【0017】 このクリック用溝13は図3に示すように時計回り方向ロに傾斜した傾斜部1 4aと垂直部14bとより成る溝部14を周方向に沿うて多数個形成したもので ある。また、内側レジスタリング20の上面部は図1に示すように表示部9にし てあって、周方向に所定の間隔をおいて多数の目盛り20aが設けてあり、目盛 20aの一つは三角印より成る指標20bになっている。
【0018】 また、前記外側レジスタリング21は平面円環状のリング本体15を備えてお り、このリング本体15の内周面部には上下に円環状の摺接用突起部16、17 が形成してあり、リング本体15の下面部には凹部18が形成してある。この凹 部18の周壁側にインナーギヤ部19が形成してあり、また、リング本体15の 外周部には多数の凹凸から成る滑り止め15aが形成してある。
【0019】 前記胴体1のレジスタリング装入部3の面部3aの外周寄りには支軸22を介 してギヤ23が回転可能に設けてあり、前記クリックばね係止用凹部4にはクリ ックばね24が挿入係止してある。
【0020】 そして、前記内側レジスタリング20と外側レジスタリング21とは、上側の 外側摺接用凹部10に上側の摺接用突起部16を、また、下側の外側摺接用突起 部11に下側の内側摺接用突起部17をそれぞれ摺接させて互いに回転可能に組 まれており、この内側レジスタリング20と外側レジスタリング21は前記胴体 1のレジスタリング装入部3に回転可能に設けてある。
【0021】 この場合、内側レジスタリング20の下面部20aはレジスタリング装入部3 の面部3aに摺接し、内側レジスタリング20の内側摺接用突起部8がレジスタ リング装入部3の周壁部3bの摺接用突起部5に下側から摺接しており、また、 前記クリックばね24の先端部24aが前記クリック用溝13の溝部14に挿入 してあり、さらに、内側レジスタリング20のギヤ部12および外側レジスタリ ング21のインナーギヤ部19がそれぞれに前記ギヤ23に噛み合っている。
【0022】 そして、前記クリックばね24と前記クリック用溝13とでクリック機構26 を構成している。前記胴体1の底蓋螺合部1cには底蓋27がねじ止めしてあり 、胴体1内にはムーブメント28が収容してあり、このムーブメント28には目 盛板29が装着してある。また、胴体1の押さえ部1bは目盛板29を押さえて おり、胴体1の風防ガラス装着部1aにはパッキン30を介して風防ガラス31 が装着してある。
【0023】 次に、上記実施例の作動を説明する。前記クリック機構26において、クリッ ク用溝13は図3に示すように時計回り方向ロに傾斜した傾斜部14aと垂直部 14bとより成る溝部14を周方向に沿うて連続させ多数形成したものであり、 この溝部14に前記クリックばね24の先端部24aが挿入してあるので、前記 内側レジスタリング20が時計回り方向ロに回転しようとしても前記クリックば ね24の先端部24aが溝部14の垂直部14bに引っ掛かって回転せず、内側 レジスタリング20は反時計回り方向イにのみ回転する。
【0024】 このために、前記外側レジスタリング21を時計回り方向ロに回転させるとこ ろのインナーギヤ部19に噛み合うギヤ23を介して内側レジスタリング20が 反時計回り方向イに回転するが、前記外側レジスタリング21を反時計回り方向 イに回転させようにも前記クリック機構26でその回転が阻止されて回転させる ことはできない。
【0025】 したがって、例えば、前記内側レジスタリング20の表示部9の指標20bを 現時刻から所定の時刻の目盛に合わす場合には、前記外側レジスタリング21を 時計回り方向ロに回転させることにより、前記ギヤ23を介して内側レジスタリ ング20を反時計回り方向イに回転させてこれの表示部9の指標20bを移動し て行う。
【0026】 このように、内側レジスタリング20を回転させてこれの表示部9の指標20 bを目盛板29の所定の目盛りに合わせる場合には、常に外側レジスタリング2 1を時計回り方向ロに回転させればよい。このために、左腕に嵌めた時計を右の 手で回転操作する場合に操作がし易くなる。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、胴体のレジスタリング装入部に回転可能に設 けられたレジスタリングを、表面に指標を有する表示部を設けた表示用の内側レ ジスタリングと、この内側レジスタリングを動作させる動作用の外側レジスタリ ングとに分割し、内側レジスタリングにギヤ部を形成すると共に、外側レジスタ リングにインナーギヤ部を形成し、胴体に前記ギヤ部とインナーギヤ部とに噛み 合うギヤを回転可能に軸支し、胴体に内側レジスタリングの反時計回り方向への 回転のみを許容するクリック機構を設けたので、内側レジスタリングの表示部の 指標を現時刻から所定の時刻の目盛に合わす場合には、外側レジスタリングを時 計回り方向ロに回転させることにより、ギヤを介して内側レジスタリングを反時 計回り方向イに回転させてこれの表示部の指標を移動して行う。
【0028】 このように、内側レジスタリングを回転させてこれの表示部の指標を目盛板の 所定の目盛りに合わせる場合には、常に外側レジスタリングを時計回り方向ロに 回転させればよく、このために、左腕に嵌めた時計を右の手で回転操作する場合 に操作がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる腕時計構造の一部省略した斜視
図である。
【図2】同腕時計構造の一部省略した断面図である。
【図3】クリック機構の構成説明図である。
【図4】内側レジスタリングのギヤ部と外側レジスタリ
ングのインナーギヤ部とをギヤに噛合させた状態を示す
平面図である。
【図5】従来の腕時計構造の一部省略した断面図であ
る。
【符号の説明】
1 胴体 2 レジスタリング 3 レジスタリング装入部 9 表示部 12 ギヤ部 19 インナーギヤ部 20 内側レジスタリング 21 外側レジスタリング 23 ギヤ 26 クリック機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴体のレジスタリング装入部に回転可能
    に設けられたレジスタリングを、表面に指標を有する表
    示部を設けた表示用の内側レジスタリングと、この内側
    レジスタリングを動作させる動作用の外側レジスタリン
    グとに分割し、内側レジスタリングにギヤ部を形成する
    と共に、外側レジスタリングにインナーギヤ部を形成
    し、胴体に、前記ギヤ部とインナーギヤ部とに噛み合う
    ギヤを回転可能に軸支し、胴体に内側レジスタリングの
    反時計回り方向への回転のみを許容するクリック機構を
    設けたことを特徴とする腕時計構造。
JP9111392U 1992-12-15 1992-12-15 腕時計構造 Pending JPH0651890U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9111392U JPH0651890U (ja) 1992-12-15 1992-12-15 腕時計構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP9111392U JPH0651890U (ja) 1992-12-15 1992-12-15 腕時計構造

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JPH0651890U true JPH0651890U (ja) 1994-07-15

Family

ID=14017468

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JP9111392U Pending JPH0651890U (ja) 1992-12-15 1992-12-15 腕時計構造

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JP (1) JPH0651890U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015155900A (ja) * 2014-02-10 2015-08-27 ロレックス・ソシエテ・アノニムRolex Sa 携帯時計側の回転式ベゼル
IT202200011282A1 (it) * 2022-05-27 2023-11-27 Out Of The Box S R L Orologio da polso

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JP2015155900A (ja) * 2014-02-10 2015-08-27 ロレックス・ソシエテ・アノニムRolex Sa 携帯時計側の回転式ベゼル
IT202200011282A1 (it) * 2022-05-27 2023-11-27 Out Of The Box S R L Orologio da polso
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