JPH0785377B2 - タイマの時刻設定機構 - Google Patents

タイマの時刻設定機構

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JPH0785377B2
JPH0785377B2 JP1476187A JP1476187A JPH0785377B2 JP H0785377 B2 JPH0785377 B2 JP H0785377B2 JP 1476187 A JP1476187 A JP 1476187A JP 1476187 A JP1476187 A JP 1476187A JP H0785377 B2 JPH0785377 B2 JP H0785377B2
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dial
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hour
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英雄 南條
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はタイマの時刻設定機構に関するものである。
(従来の技術) 従来、タイマの時刻設定機構として、例えば特公昭55−
33137号公報に示すものがある。この時刻設定機構は、
外周に一周期24時間の時刻目盛りを配したダイヤルと、
該ダイヤルと同心でモータにより一定周期で回転すると
ともに、内周にラチェット歯を有する第1時間車と、該
第1時間車と同心でそのラチェット歯と噛合するラチェ
ット爪を有する第2時間車と、該第2時間車と同心で、
かつ、一体回転する透明材料からなる時刻合せダイヤル
と、該時刻合せダイヤルと同心で、その下方に固定して
設け、最小目盛り1分の60分目盛りを配した設定目盛り
板と、前記第2時間車とダイヤルとの間に介在する減速
車と、から構成されている。そして、時刻合せダイヤル
の一回転でダイヤルが1時間間隔だけ回転するように形
成され、時刻合せが1分単位で正確に行なえるようにな
っている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記従来の時刻設定機構では、設定目盛
り板を固定して設ける必要があるため、構造が複雑で、
部品点数が多く、組立性が悪いうえ、高価となる等の問
題があった。
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、構造簡
単で、部品点数が少ないタイマの時刻設定機構を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため、本発明は、外周に一周期時
間:Nの時刻目盛り及び内周に最小目盛り:m,単位時間:n
周期の設定目盛りを配したダイヤルと、該ダイヤルと同
心でモータにより一定周期で回転する第1時間車と、該
第1時間車と同心で歯数:(n/m)÷[(N+1)/
N)]のラチェット歯を有するラチェット機構を介して
第1時間車と噛合する第2時間車と、該第2時間車と同
軸で、かつ、一体回転するとともに、前記ダイヤルの内
周の設定目盛りを指示するつまみ指針と、前記第2時間
車とダイヤルとの間に介在し、ダイヤルのn/N回転に対
し第2時間車が(1+N)/N回転となるように減速する
減速車と、から構成したものである。
(作用) 従って、本発明に係るタイマの時刻設定機構において
は、設定目盛りがダイヤルに時刻目盛りとともに配され
ているため、つまみ指針でダイヤルを回転させるに伴い
設定目盛りが移動する。そして、この可動設定目盛りに
つまみ指針の指針が追従するように減速車の歯数比が選
定されているため、つまみ指針を(1+N)/N回転させ
るとダイヤルがn/N回転する。また、ラチェット歯数が
(n/m)÷[(N+1)/N]となっているため、つまみ
指針の(1+N)/N回転に対し、最小目盛り数:n/mの数
だけクリック感が得られる。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を添付図面に従って説明する 第1図〜第3図は本発明を適用した24時間タイマを示
し、その時刻設定機構は、大略、ダイヤル1,第1時間車
2,第2時間車3,つまみ指針4,及び減速車5とからなって
いる。
ダイヤル1は、ケーシング6の一部をなす地板7に突設
した環状の支軸8に回動自在に嵌合され、外周縁に時間
設定子9が装着される装着部10が後述する24時間目盛り
15の最小目盛間隔で設けられ、上面中央には後述するつ
まみ指針4が嵌入する凹部11が形成されるとともに、裏
面に設けられた環状凹部12に駆動歯13が形成されてい
る。そして、装着部10と凹部11の間はすり鉢状の目盛り
部14となっており、外周に最小目盛り15分の24時間目盛
り15と、内周に最小目盛り1分の60分目盛り16と、が配
されている。なお、地板7には24時間目盛り15の時刻合
せ用の指針17がマーキングされている。
第1時間車2は、ケーシング6にダイヤル1の支軸8と
同心に突設した支軸18に回動自在に嵌合され、第3図に
示すように、外周に駆動歯19と、内周に歯数58のラチェ
ット歯20と、が形成されている。
第2時間車3は、第3図に示すように、外周に複数のラ
チェット爪21を有するラチェット板22と、伝達歯車23
と、軸部24と、を一体に形成したもので、前記支軸18に
回動自在に嵌合されて、ラチェット爪21が第1時間車2
のラチェット歯20と噛合するとともに、軸部24が前記ダ
イヤル1の支軸8を貫通してダイヤル1の凹部11に突出
するようになっている。
つまみ指針4は、三角形状に穿設した指針25を有し、第
2時間車3の軸部24に圧入して固定されるとともに、ダ
イヤル1の凹部11に嵌入し、指針25がダイヤル1の60分
目盛り16を指し示すようになっている。
減速車5は、ケーシング1に突設した支軸26に回動自在
に嵌合され、前記第2時間車3の伝達歯車23と噛合する
駆動歯車27と、前記ダイヤル1の駆動歯13と噛合する伝
達歯車28と、を一体に形成したものである。そして、ダ
イヤル1の1/24回転に対し、第2時間車3、すなわち、
つまみ指針4が25/24回転するように歯数比が選定され
ている。
以上の構成からなる時刻設定機構を備えたタイマにおい
て、図示しないモータにより第1時間車2が第3図中時
計回りに一定周期で回転すると、該第1時間車2のラチ
ェット歯20に第2時間車3のラチェット爪21が係止する
ため、第2時間車3は第1時間車2と一体に回転し、減
速車5を介してダイヤル1が1回転24時間周期で回転す
る。そして、24時間目盛り15の所望の時刻に対応する装
着部10に時間設定子9を装着して時刻設定を行ない、つ
まみ指針4を回して指針17に現在時刻を合せることによ
り、当該設定時刻において、時間設定子9の図示しない
爪片が図示しないカム機構を駆動して接点が切り換えら
れる。
次に、つまみ指針4により時刻合せする場合の動作につ
いて説明する。
つまみ指針4を第1図中時計回りに回転すると、第2時
間車3はつまみ指針4と一体的に回転するが、第3図に
示すように、そのラチェット爪21がラチェット歯20を乗
り越えてゆくため、第1時間車2に対して空回りする。
従って、第2時間車3の伝達歯車23と噛合する減速車5
が回転するとともに、減速車5の伝達歯車28と噛合する
ダイヤル1が回転する。
このとき、ダイヤル1を1時間間隔、すなわち1/24回転
させるには、つまみ指針4を60分間隔、すなわち第1図
において1回転目盛分だけ回転させる必要がある。しか
し、ダイヤル1には24時間目盛り15と60分目盛り16とが
同一目盛り部14に配されていて、第4図に示すように、
ダイヤル1がaからbまで1/24回転すると、60分目盛16
も1/24回転分だけ移動するため、つまみ指針4を60分目
盛りに追従させる必要がある。
本実施例においては、減速車5により、ダイヤル1の1/
24回転に対して第2時間車3、すなわち、つまみ指針4
が25/24回転するように歯数比が選定されているため、
第4図に示すように、つまみ指針4を指針25′の状態
(第1図に示す位置と同様60分目盛り16の“60"を指し
ている状態)から25/24回転させると、指針25はダイヤ
ル1の1/24回転に伴う60分目盛り16の移動に追従してそ
の“60"を指し示すことになる。
従って、第1図において、指針17に現時刻の時分、例え
ば3時21分を合せるには、つまみ指針4を回転させて、
まず24時間目盛り15の“3"に合致させる。このとき、つ
まみ指針4の指針25は60分目盛り16の“60"を差してい
る。そして、つまみ指針4をさらに回転させ、その指針
25を60分目盛り16に追従させてその“21"に合せればよ
い。
一方、第2時間歯車3のラチェット爪22に噛合する第1
時間車2のラチェット歯20の歯数は58となっている。こ
れは、つまみ指針4の25/24回転に対して60、すなわ
ち、1回転に対しては、 (60/1)÷(25/24)≒58 としたものである。従って、つまみ指針4による時刻合
せに際して、1分毎にクリック感が得られるため、その
時分合せが極めて容易である。
第5図は、本発明を適用した1週間タイマを示し、第1
図に示す24時間タイマとは目盛り,減速比及びラチェッ
ト歯数を異にする以外は実質的に同一であり、第2図,
第3図を流用して対応する部分の説明を省略する。
この一周間タイマでは、ダイヤル1の目盛部14の外周に
最小目盛り1時間の1週間目盛り15aと、内周に最小目
盛り30分の24時間目盛り16aと、が配されている。ま
た、ダイヤル1の1/7回転に対しつまみ指針4、すなわ
ち、第2時間車が8/7回転するように減速比が選定され
ている。さらに、第1時間車2のラチェット歯20の歯数
は42、すなわち、 (24×60/30)÷(8/7)=42 に形成されている。
従って、この一周間タイマでは、つまみ指針4を利用し
て、30分毎に時刻合せが可能となる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、設定
目盛りが時刻目盛りとともにダイヤルに配されており、
ダイヤルの回転に伴い移動する設定目盛りに追従するよ
うにつまみ指針の指針を合せて時刻合せするものである
から、設定目盛り用の固定板等を設ける必要がなく、構
造簡単であり、部品点数が少なく、安価となるうえ、組
立性が向上する一方、時刻合せの微調整も容易である等
の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した24時間タイマの平面図、第2
図はタイマの断面図、第3図はラチェット機構の拡大平
面図、第4図はダイヤルとつまみ指針の回転の関係を示
す説明図、第5図は1週間タイマの平面図である。 1……ダイヤル、2……第1時間車、3……第2時間
車、4……つまみ指針、5……減速車、15……24時間目
盛り(時刻目盛り)、16……60分目盛り(設定目盛
り)、20……ラチェット歯、21……ラチェット爪、25…
…指針。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に一周期時間:Nの時刻目盛り及び内周
    に最小目盛り:m,単位時間:n周期の設定目盛りを配した
    ダイヤルと、該ダイヤルと同心でモータにより一定周期
    で回転する第1時間車と、該第1時間車と同心で歯数:
    (n/m)÷[(N+1)/N]のラチェット歯を有するラ
    チェット機構を介して第1時間車と噛合する第2時間車
    と、該第2時間車と同軸で、かつ、一体回転するととも
    に、前記ダイヤルの内周の設定目盛りを指示するつまみ
    指針と、前記第2時間車とダイヤルとの間に介在し、ダ
    イヤルのn/N回転に対し第2時間車が(1+N)/N回転
    となるように減速する減速車と、からなることを特徴と
    するタイマの時刻設定機構。
JP1476187A 1987-01-23 1987-01-23 タイマの時刻設定機構 Expired - Fee Related JPH0785377B2 (ja)

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