JPH0651834A - サイクルタイマー - Google Patents

サイクルタイマー

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Publication number
JPH0651834A
JPH0651834A JP20485792A JP20485792A JPH0651834A JP H0651834 A JPH0651834 A JP H0651834A JP 20485792 A JP20485792 A JP 20485792A JP 20485792 A JP20485792 A JP 20485792A JP H0651834 A JPH0651834 A JP H0651834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cycle timer
rotation angle
rotary encoder
rotary shaft
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20485792A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Inoue
高宏 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP20485792A priority Critical patent/JPH0651834A/ja
Publication of JPH0651834A publication Critical patent/JPH0651834A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検出物となる機械の回転軸のびびりによる
誤出力を防ぎ、出力信号の適正な利用を可能とするサイ
クルタイマーを提供することを目的とする。 【構成】 被検出物となる機械9の回転軸7に連結され
るロータリーエンコーダ1から送られる回転検出信号を
回転角に変換し、表示および出力するサイクルタイマー
本体2aを備え、前記サイクルタイマー本体2aに中央
演算処理チップとメモリを設け、回転角速度を求め、回
転角の比較を行い出力する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品実装機などに
用いられる回転軸の回転角を検出するロータリーエンコ
ーダを設けたサイクルタイマーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品実装機などに用いられる
サイクルタイマーにおいて、電子部品実装機の回転軸特
有の急加速、急減速による軸端のびびりを補正する機能
を有したサイクルタイマーの要求が高まってきている。
【0003】従来から回転軸の回転角を検出するために
ロータリーエンコーダは広く用いられていたが、ロータ
リーエンコーダの信号はコード化されているため、回転
角への変換や希望の角でのオン、オフ信号化には別途サ
イクルタイマー本体が必要であった。
【0004】以下、その構成について電子部品実装機に
用いた場合を例にして図3〜図5を参照しながら説明す
る。
【0005】図に示すように、回転軸の回転角を検出す
るロータリーエンコーダ1と、このロータリーエンコー
ダ1の信号が入力されるサイクルタイマー本体2には回
転角を表示する表示窓3と希望のオン、オフ角を40個
まで入力することができるキーボード4とサイクルタイ
マー本体2には出力線5が設けられている。
【0006】そして、図4に示すように、電動機(図示
せず)の駆動力をベルト6を介して回転軸7に伝達し、
回転軸7の駆動力により駆動対象部8が駆動されるよう
に設けられた実装機9の回転軸7の末端にロータリーエ
ンコーダ1を設け、駆動対象部8にできるだけ近い回転
角を示すように設けられている。また、サイクルタイマ
ー本体2は実装機9の前面側の見やすい位置に取り付け
られていた。
【0007】そして、信号処理は図5に示すように、ロ
ータリーエンコーダ1からの信号を入力し、回転角へ変
換して表示を行いセット角のオン、オフ出力を行ってい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のサイ
クルタイマーでは、ロータリーエンコーダ1のコード化
された信号を単純に回転角に置き換えるだけであったの
で、回転軸7のあらゆる動きに適切に動作するものとは
言い難いものであった。
【0009】一般に回転軸7は等速で回転させるばかり
でなく、急加速、急減速を行うことがあり、このとき駆
動側の電動機が希望通りの停止角を守ってもベルト6や
回転軸7それぞれが伸びたり、ねじれたりすることで、
末端のロータリーエンコーダ1部分ではびびり波形を検
出してしまい、その結果、サイクルタイマー本体2もび
びり波形を忠実に回転角へ置き換え、びびり角とオン、
オフ角が近い場合、オン、オフがチャタリングしてしま
うことになる。
【0010】これではサイクルタイマーの出力を動作に
利用する実装機9のコントローラが誤動作を起こしてし
まい、また、サイクルタイマーの汎用性も損われてしま
うという問題があった。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので回転軸
のびびりによる誤出力を防ぎ、出力信号の適正な利用を
可能とするサイクルタイマーを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のサイクルタイマ
ーは上記目的を達成するために、被検出物となる機械の
回転軸に連結されるロータリーエンコーダと、このロー
タリーエンコーダから送られる回転検出信号を回転角に
変換し表示および出力するサイクルタイマー本体とを備
え、前記サイクルタイマー本体に中央演算処理チップと
メモリとを設け、回転角速度を求め、回転角の比較を行
い出力する構成とする。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成により、ロータリーエン
コーダのコード信号を回転角へ変換して回転角速度を求
め、回転角速度の値が予め決められた値より小さいとき
は、回転角を出力し、回転角速度の値が予め決められた
値より小さいときは、回転角を出力し、大きいときは、
現在の回転角と一つ前の回転角を比較し、一つ前の回転
角をそのまま保持してチャタリングを防止させることと
なる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。なお、本発明のサイクル
タイマーは信号処理が従来例と異なるもので、サイクル
タイマー本体にセット角のオン、オフの出力を行う中央
演算処理チップとメモリを設けたものであって、他の構
成については従来例と同一であるので同一部分には同一
符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0015】図に示すように、ロータリーエンコーダ1
の信号を入力し、現在の回転角Qnを求め、回転角速度
ωnを求める。そして、回転角速度ωnが予め決められ
た値ωより小さいときは、回転軸7が手動で回転されて
いるものとみなし、従来と同様に回転角Qnを出力す
る。
【0016】また、回転角速度ωnが予め決められた値
ωより大きいときは、実装機9は自動運転をしているも
のとみなし、次のような回転角の比較を行う。ここで示
すnは十分小さい時間の単位を表わし、Qnは現在の回
転角を示し、Qn−1は一つ前の回転角を示すものとす
る。
【0017】そして、Qn≧Qn−1の処理は回転軸7
が正回転しているかどうかを判断するもので、もし、Q
n<Qn−1のときは逆回転しているものとみなし、一
つ前の回転角Qn−1をそのまま保持し、チャタリング
させないようにして回転角を表示し、セット角のオン、
オフの出力を行うように中央演算処理チップとメモリを
サイクルタイマー本体2aに設けたものである。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、サイクルタイマー本体に中央演算処理チップ
とメモリを設けているので、実装機などの回転軸の急加
速、急減速によるびびりに影響を受けずに正しい回転角
を出力することができ、従来、実装機毎に必要であった
びびり信号に対する特別なソフトウエア処理が不要とな
り汎用性を増すことのできるサイクルタイマーを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイクルタイマーを装着した実装機の
斜視図
【図2】同サイクルタイマーのフローチャート
【図3】従来のサイクルタイマーの斜視図
【図4】同サイクルタイマーを装着した実装機の斜視図
【図5】同サイクルタイマーのフローチャート
【符号の説明】
1 ロータリーエンコーダ 2a サイクルタイマー本体 7 回転軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検出物となる機械の回転軸に連結される
    ロータリーエンコーダと、このロータリーエンコーダか
    ら送られる回転検出信号を回転角に変換し表示および出
    力するサイクルタイマー本体とを備え、前記サイクルタ
    イマー本体に中央演算処理チップとメモリを設け、回転
    角速度を求め、回転角の比較を行い出力する構成とした
    サイクルタイマー。
JP20485792A 1992-07-31 1992-07-31 サイクルタイマー Pending JPH0651834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20485792A JPH0651834A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 サイクルタイマー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20485792A JPH0651834A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 サイクルタイマー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0651834A true JPH0651834A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16497551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20485792A Pending JPH0651834A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 サイクルタイマー

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JP (1) JPH0651834A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7137903B2 (en) 2004-04-21 2006-11-21 Acushnet Company Transitioning hollow golf clubs
US7942760B2 (en) 2004-04-21 2011-05-17 Cobra Golf Incorporated Transitioning hollow golf clubs

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7137903B2 (en) 2004-04-21 2006-11-21 Acushnet Company Transitioning hollow golf clubs
US7147571B2 (en) 2004-04-21 2006-12-12 Acushnet Company Transitioning hollow golf clubs
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