JPH0651822A - 対話形数値制御装置のアニメ描画方法 - Google Patents

対話形数値制御装置のアニメ描画方法

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JPH0651822A
JPH0651822A JP22501192A JP22501192A JPH0651822A JP H0651822 A JPH0651822 A JP H0651822A JP 22501192 A JP22501192 A JP 22501192A JP 22501192 A JP22501192 A JP 22501192A JP H0651822 A JPH0651822 A JP H0651822A
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JP
Japan
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speed
velocity
circular arc
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animation
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Pending
Application number
JP22501192A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Matsumura
輝幸 松村
Satoru Shinozaki
了 篠崎
Yasuhiro Ota
康弘 太田
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPH0651822A publication Critical patent/JPH0651822A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工プログラムの工具軌跡を描画する時、円
弧形状でも正確に描画する。 【構成】 加工プログラムのシュミレーション指令が入
力されると、工具軌跡描画のためのの速度をドライラン
速度Vに、そのとき設定されているオーバライド値Ov
、アニメ描画倍率Aを乗じた値としてレジスタR
(v)に記憶する(S1)。加工プログラムを読み、円
弧指令で、レジスタR(v)に記憶した描画速度が予め
設定されている円弧形状を正常に描画できる最大値Vma
x を越える時のみ、描画速度をこの最大値Vmax にクラ
ンプして描画させる(S5,S6,S7)。他の場合に
は、ステップS1で設定した描画速度で描画する。直線
の描画は描画速度が速くても、始点終点間の移動である
から正しく描画されるが、円弧形状の場合は、途中が飛
ばされる場合が生じ正しく描画できない。しかし、描画
速度を設定最大値Vmax にクランプするから正しく描画
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対話形数値制御装置に
関し、特に、加工プログラムの工具軌跡をアニメ描画し
シュミレーションする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】作成された加工プログラムに誤りがない
かチェックする方法として、数値制御装置(以下NC装
置という)のCRT表示装置画面に、加工プログラムに
よって駆動され移動する工具軌跡をアニメ描画し、描画
形状によって加工プログラムの誤りをチェックする方式
が従来から採用されている。このアニメ描画の場合、描
画速度は工作機械の可動部を移動させることなく加工プ
ログラムのみを処理して駆動するいわゆるドライラン速
度に、設定されているオーバーライド値を乗じ、さら
に、アニメ速度倍率を乗じた値としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにして決
定される描画速度は、工具軌跡形状(加工形状,描画形
状)がどのような形状であっても、一定な速度である。
数値制御装置は、加工プログラムを読み上記描画速度に
基づいて位置指令を通常8ms周期毎に各軸への分配移
動指令値を計算し、グラフィック表示を行う表示装置の
プロセッサに引き渡す。表示装置のプロセッサは引き渡
された位置を画面上の位置に計算しその位置を工具軌跡
として表示する。
【0004】しかし、表示装置のプロセッサが行うグラ
フィック表示のための処理時間が長いとNC装置から出
力される移動指令を受け取れずに描画点がスキップされ
る場合(飛ばされる状態)が生じる。工具軌跡形状(描
画形状,加工形状)が直線である場合には、移動指令が
スキップされ、途中が読まれなくとも、直線の始点と終
点を結んだ線上を工具軌跡は移動するものであるから問
題とならないが、工具軌跡形状が円弧の場合には、途中
の移動指令がスキップされて円弧を描画すべき所が直線
描画となり、加工プログラムの円弧部分を正しくシュミ
レーションすることができない場合がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、アニメ描画速度
を速く設定した場合でも、円弧形状部分の描画も正しく
シュミレーションできる対話形数値制御装置のアニメ描
画方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、NC装置に予
め円弧描画時の最大速度を設定しておき、加工プログラ
ムに基づきアニメ描画でシュミレーションする際に、加
工プログラムから円弧指令が読みだされると、その時点
でのアニメ描画速度が上記設定された最大速度を越えて
いるか否か判断し、越えている場合には、上記最大速度
にクランプしてアニメ描画を行うようにすることによっ
て、円弧形状の場合でも、加工プログラムどおりの工具
軌跡を描画できるようにした。
【0007】
【作用】NC装置にシュミレーション指令が入力される
と、数値制御装置は加工プログラムを1ブロック毎順次
読みだし、該指令が円弧指令か否か判断する。円弧指令
でなければ、ドライラン速度に設定されているオーバラ
イド値を乗じさらにアニメ速度倍率を乗じた描画速度で
処理を行い、移動指令を各軸に分配し、表示装置の画面
上に工具軌跡を描画する。また、円弧指令であると、現
在設定されているオーバライドにより導き出される上記
描画速度が、予め設定されている描画速度の最大速度を
越えているか否か判断し、越えていれば、この設定され
た最大速度に、越えてなければ、算出された描画速度で
処理し、描画を行う。円弧形状を描画する場合、速度が
設定最大速度以上になることはないので、途中の移動指
令がスキップされて円弧を描画すべき所が直線描画とな
ることはない。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の方法を実施する一実施例のNC装
置10のハードウェアを示すブロック図である。プロセ
ッサ11はNC装置10を全体的に制御するプロセッサ
であり、バス21を介して、ROM12に格納されたシ
ステムプログラムを読み出し、このシステムプログラム
に従って、NC装置10を全体的に制御する。RAM1
3には一時的な計算データや表示データおよびCRT/
MDIユニット70を介してオペレータが入力した各種
データ等が格納される。CMOSメモリ14は図示しな
いバッテリでバックアップされ、NC装置10の電源が
オフにされても記憶状態が保持される不揮発性メモリと
して構成され、インターフェイス15を介して読込まれ
た加工プログラムやCRT/MDIユニット70を介し
て入力された加工プログラム等が記憶されるようになっ
ている。また、ROM12には、加工プログラムの作成
および編集のために必要とされる編集モードの処理、自
動運転のための再生モードの処理、シュミレーションモ
ード等の処理を実施するためののシステムプログラムが
予め書き込まれている。
【0009】インターフェイス15はNC装置10に接
続可能な外部機器のためのインターフェイスであり、紙
テープリーダや紙テープパンチャーおよび外部記憶装置
等の外部機器72が接続される。紙テープリーダや外部
記憶装置からは加工プログラム等が読み込まれ、また、
NC装置10内で編集された加工プログラムを紙テープ
パンチャーや外部記憶装置に出力することができる。
【0010】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)16は、NC装置10に内臓されたシーケンス
プログラムで工作機械側の補助装置、例えば、工具交換
用のロボットハンド等といったアクチュエータを制御す
る。即ち、加工プログラムで指令されたM機能,S機能
およびT機能に従って、これらシーケンスプログラムで
補助装置側で必要な信号に変換し、I/Oユニット17
から補助装置側に出力する。この出力信号により各種ア
クチュエータ等の補助装置が作動する。また、工作機械
機本体や補助装置側のリミットスイッチおよび工作機械
本体に配備された操作盤の各種スイッチ等の信号を受
け、必要な処理をして、プロセッサ11に渡す。
【0011】工作機械各軸の現在位置,アラーム,パラ
メータ,画像データ、さらに、シュミレーション時の各
軸への移動指令値等の画像信号はCRT/MDIユニッ
ト70に送られ、そのディスプレイに表示される。CR
T/MDIユニット70はプロセッサ,メモリ,ディス
プレイ及びキーボード等を備えた手動データ入力装置で
あり、インータフェイス18はCRT/MDIユニット
70のキーボードからのデータを受けてプロセッサ11
に渡す。また、プロセッサ11から送られてきたデータ
に基づいてCRT/MDIユニットのプロセッサは表示
処理を実行しディスプレイ上に表示する。インターフェ
イス19は手動パルス発生器71に接続され、手動パル
ス発生器71からのパルスを受ける。手動パルス発生器
71は工作機械本体の操作盤に実装され、手動操作に基
く分配パルスによる各軸制御で工作機械の可動部を精密
に位置決めするために使用される。
【0012】軸制御回路30〜34はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ40〜44に出力する。サーボアンプ40〜44はこ
の指令を受けて、工作機械各軸のサーボモータ50〜5
4を駆動する。各軸のサーボモータ50〜54には位置
検出用のパルスコーダが内蔵されており、このパルスコ
ーダからの位置信号がパルス列としてフィードバックさ
れる。場合によっては、位置検出器として、リニアスケ
ールが使用される。また、このパルス列をF/V(周波
数/速度)変換することにより、速度信号を生成するこ
とができる。図1ではこれらの位置信号のフィードバッ
クおよび速度フィードバックの説明は省略している。
【0013】スピンドル制御回路60は工作機械への主
軸回転指令を受け、スピンドルアンプ61にスピンドル
速度信号を出力する。スピンドルアンプ61はこのスピ
ンドル速度信号を受けて、工作機械の主軸モータ62を
指令された回転速度で回転させる。主軸モータ62には
歯車あるいはベルト等でポジションコーダ63が結合さ
れ、該ポジションコーダ63が主軸の回転に同期して帰
還パルスを出力し、その帰還パルスはインターフェイス
20を経由してプロセッサ11によって読み取られる。
【0014】上述したNC装置の構成は従来から公知の
数値制御装置と同一の構成であり、詳細は省略する。次
に、加工プログラムの工具軌跡描画によるシュミレーシ
ョンについて、説明する。まず、CRT/MDIユニッ
ト70のキーボードより、円弧形状を描画する時に、正
常に円弧形状を描画できる描画速度の最大値Vmax を設
定して、CMOSメモリ14に記憶しておく。そして、
NC装置をシュミレーションモードに設定し、工具軌跡
描画指令を入力すると、プロセッサ11は図2にフロー
チャートで示す処理を実行する。
【0015】描画実行速度を記憶するレジスタR(v)
に、ドライラン速度Vに現在設定されているオーバライ
ドOv 及びアニメ速度倍率Aを乗じた値(V・Ov ・
A)を格納し(ステップS1)、加工プログラムを初め
より1ブロック読みだし、該ブロックで読み出した指令
がプログラム終了指令か判断し、終了指令でなければ円
弧指令か否か判断する(ステップS3,S4)。円弧指
令でもなければ、そのまま処理を続行し、レジスタR
(v)に記憶する描画実行速度に基づいて各軸への移動
指令の分配処理を行いCRT/MDIユニット70に出
力し(ステップS9)、ステップS2に戻る。CRT/
MDIユニット70のプロセッサは、受信した各軸移動
指令位置よりCRT表示装置にグラフィック表示するた
めの位置を計算しCRT表示装置の画面上に工具軌跡と
して表示する。
【0016】また、読み込んだブロックの指令が円弧指
令であると、ステップS4からステップS5に移行し、
レジスタR(v)に記憶する描画実行速度が設定された
最大値Vmax を越えているか否か判断し、越えてなけれ
ばステップS9へ移行して前述した処理によって工具軌
跡をCRT表示装置の画面に描画する。しかし、ステッ
プS5でレジスタR(v)に記憶する現在の描画実行速
度が設定された最大値Vmax を越えていると判断される
と、レジスタR(v)にこの最大値Vmax を格納し(ス
テップS6)、この格納した最大値の速度で各軸への分
配指令を計算しCRT/MDIユニット70に出力する
(ステップS7)。CRT/MDIユニット70のプロ
セッサは、受信した各軸移動指令位置よりCRT表示装
置にグラフィック表示するための位置を計算しCRT表
示装置の画面上に工具軌跡として表示する。1ブロック
の移動処理が終了すると、レジスタR(v)に通常の描
画実行速度であるドライラン速度Vに現在設定されてい
るオーバライドOv 及びアニメ速度倍率Aを乗じた値
(V・Ov ・A)を格納し(ステップS8)、ステップ
S2に戻る。
【0017】以下、プログラム終了指令が読み込まれる
まで、順次加工プログラムを1ブロック毎順次読み取
り、上記処理を実行し円弧形状の描画のときには最大描
画実行速度が設定値Vmax にクランプされて実行される
ことになり、円弧形状部分も正しく工具軌跡が描画され
てシュミレーションを行うことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、加工プログラムの工具軌跡を
アニメ描画する場合、直線形状の描画時にはそのとき設
定されているオーバライド値で決まる描画実行速度によ
って描画されるが、この描画実行速度が速く、円弧形状
をこの速度でそのまま描画させると正しく描画されない
ような場合の速度の場合には、設定された正常に円弧形
状を描画できる描画速度の最大値Vmax によって処理し
描画することになるから、円弧形状も正しく描画され、
かつ、描画速度を格別落とすことなくシュミレーション
を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の数値制御装置のブロック図
である。
【図2】同実施例におけるアニメ描画処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 数値制御装置(NC装置) 15,18,19,20 インターフェイス 16 PMC(プログラマブル・マシン・コントロー
ラ) 50〜54 サーボモータ 62 主軸モータ 63 ポジションコーダ 70 CRT/MDIユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対話形数値制御装置における加工プログ
    ラムでプログラムされた工具軌跡のアニメ描画方法にお
    いて、予め円弧描画時の最大速度を設定しておき、加工
    プログラムに基づきアニメ描画でシュミレーションする
    際に、加工プログラムから円弧指令が読みだされると、
    その時点におけるアニメの描画速度が上記設定された最
    大速度を越えているか否か判断し、越えている場合に
    は、上記最大速度にクランプしてアニメ描画を行うこと
    を特徴とする対話形数値制御装置のアニメ描画方法。
JP22501192A 1992-07-31 1992-07-31 対話形数値制御装置のアニメ描画方法 Pending JPH0651822A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22501192A JPH0651822A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 対話形数値制御装置のアニメ描画方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP22501192A JPH0651822A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 対話形数値制御装置のアニメ描画方法

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JPH0651822A true JPH0651822A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16822681

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JP22501192A Pending JPH0651822A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 対話形数値制御装置のアニメ描画方法

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JP (1) JPH0651822A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344041A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Makino Milling Mach Co Ltd 工具軌跡描画方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344041A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Makino Milling Mach Co Ltd 工具軌跡描画方法及び装置

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