JPH0651656A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0651656A
JPH0651656A JP22492092A JP22492092A JPH0651656A JP H0651656 A JPH0651656 A JP H0651656A JP 22492092 A JP22492092 A JP 22492092A JP 22492092 A JP22492092 A JP 22492092A JP H0651656 A JPH0651656 A JP H0651656A
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JP
Japan
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roller
image carrier
transfer
image
transfer roller
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JP22492092A
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Mitsuru Sato
充 佐藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体ドラム1と転写ローラ2との接触部に
転写電界を形成して、転写紙にトナー像を転写する複写
機において、転写ローラ2の金属軸21露出部と、金属
ローラ2のローラ部22と感光体ドラム1の接触部との
間のリークを防止する。 【構成】 ローラ部22の両端部それぞれに所定幅L1
にわたって感光体ドラム1表面と接触しない小径部を形
成し、かつこの小径部の周面部に軸線と直交する環状の
4本の溝23を形成する。この小径部の幅L1は、ロー
ラ部中央の小径部以外の領域の幅L2が、有効画像域の
幅よりも例えば5〜15mm程度広めになるように設定す
る。このような溝23付きの小径部を形成することで、
図中に一点鎖線で示す、金属軸露出部端Aからローラ部
22表面に沿って上記接触部の端Bに至る経路の距離
(沿面距離)を、このような溝23付きの小径部を形成
しない場合に比して、大きくし、これにより、沿面放電
によるリークを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、像
担持体と転写ローラとの接触部に転写電界を形成して、
この接触部に搬送した転写材に像担持体上のトナー像を
転写する画像形成装置における、転写ローラ等の端部で
のリーク防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置は、周知であり、
像担持体と転写ローラとの接触部に転写電界を形成する
ためには、転写ローラの金属軸に所定の電圧を印加して
いた。この印加電圧は通常、2〜6KV程度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
転写ローラを用いた画像形成装置において、転写ローラ
の構造やこの金属軸に印加する電圧の大きさによって
は、異常画像が発生することを確認した。この異常画像
について鋭意検討を行った結果、転写ローラ等の端部で
リークが発生して転写抜けが発生することが判った。ま
た、像担持体の導電性基体周面にバリが存在する場合に
このリークが生じやすいことも判った。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、像担持体と転写ロー
ラとの接触部に転写電界を形成して、この接触部に搬送
した転写材に像担持体上のトナー像を転写する画像形成
装置において、転写ローラ等の端部でリークが起こりや
すい箇所間の沿面距離や空間距離を、装置をそれほど大
型化することなくリークが防止できる程度にすることが
できる画像形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、導電性基体上に像担持体層が
形成された像担持体と、該像担持体上にトナー像を形成
する像形成手段と、金属軸上に所定厚みのローラ部が形
成され、かつ該ローラ部が該像担持体に接触するように
配設された転写ローラとを有し、該像担持体と該転写ロ
ーラとの接触部に転写電界を形成し、該像担持体上に形
成されたトナー像を、該接触部に搬送した転写材に転写
する画像形成装置において、該ローラ部の端部に、該像
担持体と接触しない小径部を形成し、かつ、該小径部の
周面部に軸線と交差する少なくとも1本の溝を形成した
ことを特徴とするものである。ここで、溝付きの小径部
を形成するのは、ローラ部の両端部であることが望まし
いが、特定の端部のみで特にリークが起きやすい場合に
は、この特定の端部のみに形成しても良い。請求項2の
発明は、導電性基体上に像担持体層が形成された像担持
体と、該像担持体上にトナー像を形成する像形成手段
と、金属軸上に所定厚みのローラ部が形成され、かつ該
ローラ部が該像担持体に接触するように配設された転写
ローラとを有し、該像担持体と該転写ローラとの接触部
に転写電界を形成し、該像担持体上に形成されたトナー
像を、該接触部に搬送した転写材に転写する画像形成装
置において、該像担持体と該ローラ部の少なくとも一方
について、端部をテーパ形状にしたことを特徴とするも
のである。ここで、テーパ形状にするのは、ローラ部の
両端部であることが望ましいが、特定の端部のみで特に
リークが起きやすい場合には、この特定の端部のみに形
成しても良い。請求項3の発明は、導電性基体上に像担
持体層が形成された像担持体と、該像担持体上にトナー
像を形成する像形成手段と、金属軸上に所定厚みのロー
ラ部が形成され、かつ該ローラ部が該像担持体に接触す
るように配設された転写ローラとを有し、該像担持体と
該転写ローラとの接触部に転写電界を形成し、該像担持
体上に形成されたトナー像を、該接触部に搬送した転写
材に転写する画像形成装置において、該像担持体と該転
写ローラの少なくとも一方について、端部周面を絶縁材
で被覆したこと特徴とするものである。ここで、絶縁材
で被覆するのは、像担持体等の両端部であることが望ま
しいが、特定の端部のみで特にリークが起きやすい場合
には、この特定の端部のみでも良い。
【0006】
【作用】請求項1の発明においては、転写ローラのロー
ラ部の端部に、像担持体と接触しない小径部を形成し、
かつ、該小径部に少なくとも1本の溝を形成し、これに
より、この端部側で露出している転写ローラの金属軸か
ら該ローラ部と該像担持体との接触部端までの沿面距離
が、このような溝付きの小径部を設けない場合に比して
大きくなるようにするものである。請求項2の発明にお
いては、像担持体と転写ローラのローラ部の少なくとも
一方について、端部をテーパ形状にし、これにより、こ
の端部をテーパ形状にしたものにおける導電体部(像担
持体における導電性基体露出部又は金属軸部、転写ロー
ラーにおける金属軸部)から該ローラ部と該像担持体と
の接触部端までの沿面距離が、端部をテーパ形状にしな
い場合に比して大きくなるようにするものである。請求
項3の発明においては、像担持体と該転写ローラの少な
くとも一方について、端部周面を絶縁材で被覆し、これ
により、この絶縁材で被覆した端部周面へのリークを防
止し、結果的に、リークが起こる恐れがある箇所間の空
間距離が大きくなるようにするものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した実施例につい
て説明する。図1は本発明の実施例に係る複写機の転写
部の概略構成図である。図1において、像担持体として
の感光体ドラム1の表面に接触するように、転写ローラ
2が配置されている。この感光体ドラム1の周囲には、
電子写真プロセスを実行するための図示しない帯電器、
露光装置、現像装置、クリーニング装置、除電器等の周
知の装置等が配設されている。このうち、帯電器、露光
装置、及び、現像装置で感光体ドラム1上にトナー像を
形成する像形成手段が構成されている。上記感光体ドラ
ム1は、導電性基体としての金属ドラム周面に感光層が
設けられたものであり、この金属ドラムの両端部それぞ
れに固設された金属軸11,11により、図示しない複
写機側板に回動可能に取り付けられている。また、上記
転写ローラ2は金属軸21上に公知の転写ローラ用の材
質でローラ部22が形成されている。この金属軸21の
両端部は露出しており、この部分で図示しない複写機側
板に回動可能に取り付けられている。上記ローラ部22
の材質としては弾性体を用い、かつ、このローラ部22
が感光体ドラム1表面に圧接して所定の転写ニップを形
成するように転写ローラ2を配置することが望ましい。
そして、転写ローラ2の金属軸21には図示しない電源
から所定の転写電界形成用の、2〜6KV程度の電圧が
印加されるようになっている。
【0008】以上の構成において、上記像形成手段によ
りトナー像が形成された感光体ドラム1表面部分は、図
示しない駆動手段による感光体ドラム1の回転により、
転写ローラ2との接触部に移動する。この感光体ドラム
1上のトナー像の移動に同期して、図示しない給紙搬送
手段によって給紙搬送された転写紙が、感光体ドラム1
と転写ローラ2の接触部に搬入され、トナー像が形成さ
れた感光体ドラム1表面と転写ローラ2のローラ部周面
とに挟まれる。この接触部で、ここに形成されている転
写電界の作用で感光体ドラム1表面のトナー像が転写紙
上に転写される。そして、この接触部を通過した転写紙
は、図示しない定着装置によってトナー像が定着され、
機外に排出される。
【0009】そして、本実施例においては、転写ローラ
2の端部におけるリークを防止するために、転写ローラ
2のローラ部22の両端部それぞれに所定幅L1にわた
って感光体ドラム1表面と接触しない小径部が形成さ
れ、かつ、この小径部の周面部に軸線と直交する環状の
4本の溝23が形成されている。なお、この小径部の幅
1は、ローラ部中央の小径部以外の領域の幅L2が、感
光体ドラム1上でトナー像が形成され得る領域である有
効画像域の幅よりも例えば5〜15mm程度広めになるよ
うに設定されている。
【0010】本実施例においては、転写ローラ2の両端
部それぞれに、溝23付きの小径部を形成しているの
で、リークが起こり易い、転写ローラ2の金属軸21露
出部と、感光体ドラム1とローラ部22の接触部との間
における沿面距離、例えば図中に一点鎖線で示す、金属
軸露出部端Aからローラ部22表面に沿って上記接触部
端Bに至る経路の距離を、図6に示すようにこのような
溝23付きの小径部を形成しない場合の距離d0に比し
て、小径部の外周面及び溝内周面の分だけ大きくするこ
とができる。従って、転写ローラ2のローラ部22の径
を大径化することなく、上記沿面距離を大きくして、転
写ローラ2の金属軸21露出部と、感光体ドラム1とロ
ーラ部22の接触部との間のリークを防止し、これによ
り、転写抜けによる異常画像の発生を防止できる。な
お、このような転写ローラ2における沿面放電によるリ
ークを防止するには、上記沿面距離を30mm以上に設定
することが望ましい。
【0011】次に、転写ローラ2の端部におけるリーク
を防止するための他の実施例について説明する。図2は
本実施例に転写部の概略構成図である。本実施例におい
ては、転写ローラ2の端部におけるリークを防止するた
めに、感光体ドラム1の両端部それぞれに所定幅L3
わたってテーパが形成されている。このテーパ部の幅L
3は、感光体ドラム1中央のテーパ部以外の領域の幅L2
が、上記有効画像域の幅よりも例えば5〜15mm程度広
めになるように設定されている。
【0012】本実施例においては、転写ローラ2の両端
部それぞれに、溝23付きの小径部を形成しているの
で、リークが起こり易い、転写ローラ2の金属軸21露
出部と、感光体ドラム1とローラ部22の接触部との間
における沿面距離、例えば図中に一点鎖線で示す、金属
軸露出部端Aからローラ部22表面に沿って上記接触部
端Bに至る経路の距離を、図6に示すようにこのような
テーパ部を形成しない場合の距離d0に比して、感光体
ドラム1のテーパ部表面に間隔をおいて対向する転写ロ
ーラ2のローラ部22周面部分の分だけ大きくすること
ができる。従って、転写ローラ2のローラ部22の径を
大径化することなく、上記沿面距離を大きくして、転写
ローラ2の金属軸21露出部と、感光体ドラム1とロー
ラ部22の接触部との間のリークを防止し、これによ
り、転写抜けによる異常画像の発生を防止できる。そし
て、本実施例においても、このような転写ローラ2にお
ける沿面放電によるリークを防止するには、上記沿面距
離を30mm以上に設定することが望ましい。なお、本実
施例は、感光体ドラム1の両端部にテーパを形成した
が、これに代え、転写ローラ2のローラ部両端にテーパ
を形成しても良い。これによっても、転写ローラ2の金
属軸21露出部と、感光体ドラム1とローラ部22の接
触部との間における沿面距離を、図6に示すようにこの
ようなテーパ部を形成しない場合の距離d0に比して、
感光体ドラム1表面に間隔をおいて対向する転写ローラ
2のローラ部22のテーパ部周面の分だけ大きくするこ
とができる。また、図1の転写ローラ2に比べれば、沿
面距離を増大させる程度は多少劣るが、転写ローラ2の
ローラ部22の形状が簡単で、製造コストを低く抑える
ことができる。
【0013】次に、転写ローラ2の端部におけるリーク
を防止するための更に他の実施例について説明する。図
3は本実施例の転写部の概略構成図である。本実施例に
おいては、転写ローラ2の端部におけるリークを防止す
るために、感光体ドラム1の両端部それぞれの周面に所
定幅L4にわたって絶縁材としての絶縁シート12が巻
かれ、更に、両端の金属軸11にも絶縁シート13が巻
かれている。無論この絶縁シート13を巻く幅は、中央
の感光層が露出する領域の幅が上記有効画像域の幅より
も所定量広めに確保できる程度に設定されている。な
お、図示の例では、転写ローラ2のローラ部の両端それ
ぞれに、中央の感光体ドラム1と接触する領域の幅L2
が上記有効画像域の幅よりも所定量広めに確保できる程
度の幅L5にわたって小径部が形成されている。
【0014】本実施例においては、転写ローラ2の金属
軸21露出部に対向している感光体ドラム1表面が絶縁
シート12で被覆されているので、この金属軸21露出
部からこの絶縁シート12で被覆された感光体ドラム1
表面部分へのリークを防止できる。この結果、金属軸2
1露出部と感光体ドラム1とのリークが起こるとすれ
ば、そのリークは、金属軸21露出部と、金属軸21露
出部からの直線距離が、この絶縁シート12で被覆され
た感光体ドラム1表面部分に比して大きい感光体ドラム
1部分とのリークになる。従って、転写ローラ2のロー
ラ部22の径を大径化することなく、金属軸21露出部
と感光体ドラム1との間の空間距離を、この直線距離が
大きくなる分だけ大きくすることができる。特に、本実
施例においては、感光体ドラム1の金属軸11にも絶縁
シート13を巻いているので、この絶縁シート13が巻
かれた金属軸11部分へのリークも防止できる。
【0015】また、この感光体ドラム1の両端部それぞ
れに巻いた絶縁シート12は、この感光体ドラム1表面
部分に金属ドラム加工上のバリが感光層から露出してい
る場合にも、このバリを被覆してしまうので、このよう
な金属ドラム加工上のバリと転写ローラ2の金属軸21
露出部との間のリークも防止できる。これは、例えば図
4に示すように、転写ローラ2の金属軸21露出部が、
感光体ドラム1表面に対向する機械において、この金属
軸21露出部が対向する感光体ドラム1表面部分に、例
えば図中Aで示すようなバリが存在する恐れがある場合
に、特に有効である。なお、この図4の転写ローラ2
は、転写ローラ2のローラ部22の両端部それぞれに、
図1の実施例と同様な溝23付きの小径部を形成し、こ
れにより、所定の沿面距離を比較的大きく確保できるこ
とから、転写ローラ2のローラ部22自体の全幅を比較
的狭く設定したものである。
【0016】更に、図示の例では、転写ローラ2のロー
ラ部の両端それぞれに、所定幅L5にわたって小径部が
形成されているので、転写ローラ2の金属軸21露出部
と、感光体ドラム1とローラ部22の接触部との間の沿
面距離も、図6のような転写部に比して大きくなってい
る。なお、本実施例は感光体ドラム1の端部や金属軸1
1に絶縁シート12,13を巻き付けたが、これに代
え、転写ローラ2のローラ部22の端部や金属軸21露
出部に絶縁シートを巻き付けても良い。この場合には感
光体ドラム1側の絶縁シート12,13は省略すること
ができる。また、このようなリークを防止するための空
間距離としては、20mm以上を確保することが望まし
い。
【0017】以上、各実施例においては、転写ローラ等
の両端部でリークを防止しているが、特定の端部のみで
リークの恐れがある装置においては、この特定の端部に
ついてのみ、上記のようなリーク防止のための構成を採
用しても良い。
【0018】また、各実施例においては、ドラム状の感
光体を用いているが、これに代え、ベルト状の感光体を
用いる場合にも、各実施例のリーク防止の構成を採用す
ることができる。
【0019】なお、図1又は図2の実施例と同様に転写
ローラ2の端部のリークを防止するためには、図5に示
すような構成も有効である。この例においては、転写ロ
ーラ2のローラ部22の幅を感光体ドラム1の幅L2
りも広くし、ローラ部22の両端部が感光体ドラム1の
軸方向ではみ出すようにしている。これにより、転写ロ
ーラ2の金属軸21露出部と、感光体ドラム1とローラ
部22の接触部との間における沿面距離を、図6の例に
比して、ローラ部22のこのはみ出した分d2だけ大き
くすることができる。これにおいても、沿面放電による
リークを防止するには、上記沿面距離を30mm以上に設
定することが望ましい。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、転写ローラの
ローラ部の端部に、像担持体と接触しない小径部を形成
し、かつ、該小径部に少なくとも1本の溝を形成し、こ
れにより、この端部側で露出している転写ローラの金属
軸から該ローラ部と該像担持体との接触部端までの沿面
距離が、このような溝付きの小径部を設けない場合に比
して大きくなるようにするので、上記ローラ部をそれほ
ど大型化することなく、沿面距離をリークが防止できる
程度に設定することができる。請求項2の発明によれ
ば、像担持体と転写ローラのローラ部の少なくとも一方
について、端部をテーパ形状にし、これにより、この端
部をテーパ形状にしたものにおける導電体部(像担持体
における導電性基体露出部又は金属軸部、転写ローラー
における金属軸部)から該ローラ部と該像担持体との接
触部端までの沿面距離が、端部をテーパ形状にしない場
合に比して大きくなるようにするので、上記ローラ部を
それほど大型化することなく、沿面距離をリークが防止
できる程度に設定することができる。請求項3の発明に
よれば、像担持体と該転写ローラの少なくとも一方につ
いて、端部周面を絶縁材で被覆し、これにより、この絶
縁材で被覆した端部周面へのリークを防止し、結果的
に、リークが起こる恐れがある箇所間の空間距離が大き
くなるようにするので、転写ローラ等をそれほど大型化
することなく、空間距離をリークが防止できる程度に設
定することができる。また、像担持体の端部周面を絶縁
材での被覆した場合には、導電性基体加工状のバリが像
担持体層から露出している場合にも、このバリと転写ロ
ーラの金属軸露出部とのリークを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機の転写部の概略構成図。
【図2】他の実施例に係る複写機の転写部の概略構成
図。
【図3】更に他の実施例に係る複写機の転写部の概略構
成図。
【図4】更に他の実施例に係る複写機の転写部の概略構
成図。
【図5】リーク防止の構成を採用した複写機の転写部の
概略構成図。
【図6】従来例に係る複写機の転写部の概略構成図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 転写ローラ 11 金属軸 21 金属軸 22 ローラ部 23 溝 12 絶縁シート 13 絶縁シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性基体上に像担持体層が形成された像
    担持体と、該像担持体上にトナー像を形成する像形成手
    段と、金属軸上に所定厚みのローラ部が形成され、かつ
    該ローラ部が該像担持体に接触するように配設された転
    写ローラとを有し、該像担持体と該転写ローラとの接触
    部に転写電界を形成し、該像担持体上に形成されたトナ
    ー像を、該接触部に搬送した転写材に転写する画像形成
    装置において、 該ローラ部の端部に、該像担持体と接触しない小径部を
    形成し、かつ、該小径部の周面部に軸線と交差する少な
    くとも1本の溝を形成したことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】導電性基体上に像担持体層が形成された像
    担持体と、該像担持体上にトナー像を形成する像形成手
    段と、金属軸上に所定厚みのローラ部が形成され、かつ
    該ローラ部が該像担持体に接触するように配設された転
    写ローラとを有し、該像担持体と該転写ローラとの接触
    部に転写電界を形成し、該像担持体上に形成されたトナ
    ー像を、該接触部に搬送した転写材に転写する画像形成
    装置において、 該像担持体と該ローラ部の少なくとも一方について、端
    部をテーパ形状にしたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】導電性基体上に像担持体層が形成された像
    担持体と、該像担持体上にトナー像を形成する像形成手
    段と、金属軸上に所定厚みのローラ部が形成され、かつ
    該ローラ部が該像担持体に接触するように配設された転
    写ローラとを有し、該像担持体と該転写ローラとの接触
    部に転写電界を形成し、該像担持体上に形成されたトナ
    ー像を、該接触部に搬送した転写材に転写する画像形成
    装置において、 該像担持体と該転写ローラの少なくとも一方について、
    端部周面を絶縁材で被覆したことを特徴とする画像形成
    装置。
JP22492092A 1992-07-30 1992-07-30 画像形成装置 Withdrawn JPH0651656A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0851315A2 (en) * 1996-12-26 1998-07-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
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US10234794B2 (en) 2015-12-15 2019-03-19 Ricoh Company, Ltd. Roller member and image forming apparatus including the roller member

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