JPH0651613B2 - ゴルフ場、公園等の広場に於けるもぐらの駆除方法 - Google Patents
ゴルフ場、公園等の広場に於けるもぐらの駆除方法Info
- Publication number
- JPH0651613B2 JPH0651613B2 JP1094853A JP9485389A JPH0651613B2 JP H0651613 B2 JPH0651613 B2 JP H0651613B2 JP 1094853 A JP1094853 A JP 1094853A JP 9485389 A JP9485389 A JP 9485389A JP H0651613 B2 JPH0651613 B2 JP H0651613B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood vinegar
- air
- porous material
- wood
- lawn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明はゴルフ場、公園等の広場でもぐらの仕業によ
つて生ずる凹凸並びに穴を無くすためにもぐらを駆除す
ることを目的としたゴルフ場、公園等に広場に於けるも
ぐらの駆除方法に関するものである。
つて生ずる凹凸並びに穴を無くすためにもぐらを駆除す
ることを目的としたゴルフ場、公園等に広場に於けるも
ぐらの駆除方法に関するものである。
《従来の技術》 従来第1図で図示したようにゴルフ場、公園等の芝生を
張つた広場23では芝生の裏面に大量のみみず4が発生
し、そのみみず4が餌となつてもぐら3が寄つてきて広
場23に土の盛り上がりができて凹凸が生じたり、又は穴
24が開いたりすることは知られている。
張つた広場23では芝生の裏面に大量のみみず4が発生
し、そのみみず4が餌となつてもぐら3が寄つてきて広
場23に土の盛り上がりができて凹凸が生じたり、又は穴
24が開いたりすることは知られている。
《発明が解決しようとする問題点》 ところでゴルフ場に於いてはゴルフボールがその凹凸に
妨げられてグリーンの方向に転がらず、又穴24に落ちて
ゴルフボールを見失つたりして迅速に前に進むことがで
きず、後続の競技者の邪魔になり、楽しくゴルフを行う
ことができず、又更に公園に於いてはその凹凸及び穴24
に子供がつまずいて転倒し思わぬ怪我をすることがあつ
て子供が安心して遊ぶことができない等の欠点があつ
た。
妨げられてグリーンの方向に転がらず、又穴24に落ちて
ゴルフボールを見失つたりして迅速に前に進むことがで
きず、後続の競技者の邪魔になり、楽しくゴルフを行う
ことができず、又更に公園に於いてはその凹凸及び穴24
に子供がつまずいて転倒し思わぬ怪我をすることがあつ
て子供が安心して遊ぶことができない等の欠点があつ
た。
この発明は上記の問題点を解決したものであり、使用便
利な広場を得るためにゴルフ場、公園等の広場に於ける
もぐらの駆除を人畜に安全上の支障を与えることなく簡
単名手段で長期に亘で確実に行うことを目的としたもの
である。
利な広場を得るためにゴルフ場、公園等の広場に於ける
もぐらの駆除を人畜に安全上の支障を与えることなく簡
単名手段で長期に亘で確実に行うことを目的としたもの
である。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するためのこの発明は、木材を150℃
〜300℃で熱分解すると共にその排煙を冷却することに
よつて木酢液1を形成し、次に密閉容器9内に貯留した
前記木酢液1内にセラミック、木炭等の多孔質物5,5・
・・を入れると共に木酢液1の液面10と密閉容器9の密
閉蓋11との間に間隙空気層12を形成し、該間隙空気層12
の空気を真空ポンプ13で吸引し、多孔質物5,5・・・内
の無数の小孔14,14・・・に流入している流入空気15,15
・・・と木酢液1とを置換して含浸多孔質物16を形成
し、次に含浸多孔質物16を混入した混入土8で地層7を
形成し、その表面に芝生2を植設し、次に芝生2の表面
に木酢液1又は木酢希釈液25を散布することとしたもの
である。
〜300℃で熱分解すると共にその排煙を冷却することに
よつて木酢液1を形成し、次に密閉容器9内に貯留した
前記木酢液1内にセラミック、木炭等の多孔質物5,5・
・・を入れると共に木酢液1の液面10と密閉容器9の密
閉蓋11との間に間隙空気層12を形成し、該間隙空気層12
の空気を真空ポンプ13で吸引し、多孔質物5,5・・・内
の無数の小孔14,14・・・に流入している流入空気15,15
・・・と木酢液1とを置換して含浸多孔質物16を形成
し、次に含浸多孔質物16を混入した混入土8で地層7を
形成し、その表面に芝生2を植設し、次に芝生2の表面
に木酢液1又は木酢希釈液25を散布することとしたもの
である。
《実施例》 以下図面についてこの発明の実施例を第2図〜第13図で
説明すると、1は木酢液で、この木酢液1は木材を150
℃〜300℃で熱分解すると共にその排煙を冷却すること
によつて得られるものであり、この木酢液1又は木酢希
釈液25を水で10〜300倍液に希釈した木酢希釈液25を地
層7に植設した芝生2の表面に散布し、芝生2の裏面に
生育しもぐら3の餌となるみみず4を死滅させることが
できるものである。又8は混入土であり、この混入土8
は前記木酢液1をセラミック、木炭等の多孔質物5に含
浸させ、この木酢液1を含浸させた含浸多孔質物16を剥
離土30又は他から移送した土に混入して形成し、この混
入土8で地層7を形成し、その表面に芝生2を植設する
ものである。又9は密閉容器であり、この密閉容器9内
に貯留した前記木酢液1内に多孔質物5,5・・・を入れ
ると共に木酢液1の液面10と密閉容器9の密閉蓋11との
間に間隙空気層12を形成し、該間隙空気層12の空気を真
空ポンプ13で吸引し、多孔質物5,5・・・内の無数の小
孔14,14・・・に流入している流入空気15,15・・・と木
酢液1とを置換して含浸多孔質物16を形成し、この含浸
多孔質物16を混入した混入土8で地層を形成することで
木酢液1の地層7に於ける持続性をより長く持たせるも
のである。
説明すると、1は木酢液で、この木酢液1は木材を150
℃〜300℃で熱分解すると共にその排煙を冷却すること
によつて得られるものであり、この木酢液1又は木酢希
釈液25を水で10〜300倍液に希釈した木酢希釈液25を地
層7に植設した芝生2の表面に散布し、芝生2の裏面に
生育しもぐら3の餌となるみみず4を死滅させることが
できるものである。又8は混入土であり、この混入土8
は前記木酢液1をセラミック、木炭等の多孔質物5に含
浸させ、この木酢液1を含浸させた含浸多孔質物16を剥
離土30又は他から移送した土に混入して形成し、この混
入土8で地層7を形成し、その表面に芝生2を植設する
ものである。又9は密閉容器であり、この密閉容器9内
に貯留した前記木酢液1内に多孔質物5,5・・・を入れ
ると共に木酢液1の液面10と密閉容器9の密閉蓋11との
間に間隙空気層12を形成し、該間隙空気層12の空気を真
空ポンプ13で吸引し、多孔質物5,5・・・内の無数の小
孔14,14・・・に流入している流入空気15,15・・・と木
酢液1とを置換して含浸多孔質物16を形成し、この含浸
多孔質物16を混入した混入土8で地層を形成することで
木酢液1の地層7に於ける持続性をより長く持たせるも
のである。
29は下地層である。
《発明の作用効果》 この発明は以上のような構成であり、木材を150℃〜300
℃で熱分解すると共にその排煙を冷却することによつて
得られた木酢液1又は水で希釈した木酢希釈液25を地層
7に植設した芝生2の表面に散布し、芝生2の裏面に生
育しもぐら3の餌となるみみず4を死滅させることによ
つてもぐら3は餌を断たれて近寄らなくなるので広場23
の表面に土が盛り上がつて凹凸ができその凹凸によつて
ゴルフボールがグリーンの方向に転がらず、競技者の興
味を削ぐこととなり、又穴24にゴルフボールが落ちてゴ
ルフボールを見失いゴルフボールを捜すために前に進む
ことができず後続の競技者の邪魔となるような障害が無
くなり、又子供が遊ぶことができる広場23にもぐら3の
仕業でできる凹凸や穴24ができなくなるので子供が凹凸
又は穴24につまずいて転倒し怪我することがなく、安全
な広場23とすることができるものである。
℃で熱分解すると共にその排煙を冷却することによつて
得られた木酢液1又は水で希釈した木酢希釈液25を地層
7に植設した芝生2の表面に散布し、芝生2の裏面に生
育しもぐら3の餌となるみみず4を死滅させることによ
つてもぐら3は餌を断たれて近寄らなくなるので広場23
の表面に土が盛り上がつて凹凸ができその凹凸によつて
ゴルフボールがグリーンの方向に転がらず、競技者の興
味を削ぐこととなり、又穴24にゴルフボールが落ちてゴ
ルフボールを見失いゴルフボールを捜すために前に進む
ことができず後続の競技者の邪魔となるような障害が無
くなり、又子供が遊ぶことができる広場23にもぐら3の
仕業でできる凹凸や穴24ができなくなるので子供が凹凸
又は穴24につまずいて転倒し怪我することがなく、安全
な広場23とすることができるものである。
又木酢液1をセラミック、木炭等の多孔質物5に含浸さ
せ、この木酢液1を含浸させた含浸多孔質物16を混入し
た混入土8で地層7を形成し、その表面に芝生2を植設
したことによつて木酢液1は含浸多孔質物16中に長期に
亘り残留しみみず4の発生を長期に亘り防止することが
できるものであり、又更に密閉容器9内に貯留した木酢
液1内に多孔質物5,5・・・を入れると共に木酢液1の
液面10と密閉容器9の密閉蓋11との間に間隙空気層12を
形成し、該間隙空気層12の空気を真空ポンプ13で吸引
し、多孔質物5,5・・・内の無数の小孔14,14・・・に流
入している流入空気15,15・・・と木酢液1とを置換し
て含浸多孔質物16を形成し、該含浸多孔質物16を混入土
8に混入し地層7を形成したことによつて含浸多孔質物
16内に含浸された木酢液1は長期に亘り保持されてみみ
ず4をより長期間阻止することができるものである。
せ、この木酢液1を含浸させた含浸多孔質物16を混入し
た混入土8で地層7を形成し、その表面に芝生2を植設
したことによつて木酢液1は含浸多孔質物16中に長期に
亘り残留しみみず4の発生を長期に亘り防止することが
できるものであり、又更に密閉容器9内に貯留した木酢
液1内に多孔質物5,5・・・を入れると共に木酢液1の
液面10と密閉容器9の密閉蓋11との間に間隙空気層12を
形成し、該間隙空気層12の空気を真空ポンプ13で吸引
し、多孔質物5,5・・・内の無数の小孔14,14・・・に流
入している流入空気15,15・・・と木酢液1とを置換し
て含浸多孔質物16を形成し、該含浸多孔質物16を混入土
8に混入し地層7を形成したことによつて含浸多孔質物
16内に含浸された木酢液1は長期に亘り保持されてみみ
ず4をより長期間阻止することができるものである。
更に木酢液1又は木酢希釈液25を散布することによつて
含浸多孔質物16への木酢液1の補給を行うことができて
含浸多孔質物16の取り替えを半永久的に行うことがな
く、更に木酢液1は人畜に無害であるので衛生上の支障
を来すようなことがない。
含浸多孔質物16への木酢液1の補給を行うことができて
含浸多孔質物16の取り替えを半永久的に行うことがな
く、更に木酢液1は人畜に無害であるので衛生上の支障
を来すようなことがない。
以上のようにこの発明は幾多の優れた特徴を有するもの
である。
である。
第1図は従来例の説明図、第2図、第3図、第4図、第
5図はこの発明の工程を示した説明図、第6図は第5図
に於ける一部拡大図である。 1……木酢液、2……芝生、3……もぐら、4……みみ
ず、5……多孔質物、7……地層、8……混入土、9…
…密閉容器、10……液面、11……密閉蓋、12……間隙空
気層、13……真空ポンプ、14……小孔、15……流入空
気、16……含浸多孔質物、23……広場、24……穴、25…
…木酢希釈液、27……散水ホース、29……下地層、30…
…剥離土
5図はこの発明の工程を示した説明図、第6図は第5図
に於ける一部拡大図である。 1……木酢液、2……芝生、3……もぐら、4……みみ
ず、5……多孔質物、7……地層、8……混入土、9…
…密閉容器、10……液面、11……密閉蓋、12……間隙空
気層、13……真空ポンプ、14……小孔、15……流入空
気、16……含浸多孔質物、23……広場、24……穴、25…
…木酢希釈液、27……散水ホース、29……下地層、30…
…剥離土
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−22637(JP,A) 特開 昭54−89020(JP,A) 特開 昭64−42378(JP,A) 特開 昭61−103813(JP,A) 特公 昭46−3077(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】木材を150℃〜300℃で熱分解すると共にそ
の排煙を冷却することによつて木酢液1を形成し、次に
密閉容器9内に貯留した前記木酢液1内にセラミック、
木炭等の多孔質物5,5・・・を入れると共に木酢液1の
液面10と密閉容器9の密閉蓋11との間に間隙空気層12を
形成し、該間隙空気層12の空気を真空ポンプ13で吸引
し、多孔質物5,5・・・内の無数の小孔14,14・・・に流
入している流入空気15,15・・・と木酢液1とを置換し
て含浸多孔質物16を形成し、次に含浸多孔質物16を混入
した混入土8で地層7を形成し、その表面に芝生2を植
設し、次に芝生2の表面に木酢液1又は木酢希釈液25を
散布することを特徴とするゴルフ場、公園等の広場に於
けるもぐらの駆除方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094853A JPH0651613B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | ゴルフ場、公園等の広場に於けるもぐらの駆除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094853A JPH0651613B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | ゴルフ場、公園等の広場に於けるもぐらの駆除方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02273606A JPH02273606A (ja) | 1990-11-08 |
JPH0651613B2 true JPH0651613B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=14121592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1094853A Expired - Lifetime JPH0651613B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | ゴルフ場、公園等の広場に於けるもぐらの駆除方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0651613B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2501240B2 (ja) * | 1990-04-12 | 1996-05-29 | 株式会社サナ | モグラ駆除剤 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5489020A (en) * | 1977-12-27 | 1979-07-14 | Yasuichi Kobayashi | Pesticide * phatogenic bacteria controlling agent * abirritant agent of humidity of greenhouse and production |
JPS5522637A (en) * | 1978-08-05 | 1980-02-18 | Hiroshi Matsui | Mole repellent |
JPS61103813A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-22 | Sanin Netsukaritsuchi:Kk | 土壌用活性資材 |
JPS6442378A (en) * | 1987-08-05 | 1989-02-14 | Mitsubishi Motors Corp | Method for impregnating heat resistant binder into ceramic molded product |
-
1989
- 1989-04-14 JP JP1094853A patent/JPH0651613B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02273606A (ja) | 1990-11-08 |
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